JP3360786B2 - カメラの手動式フィルム巻上装置 - Google Patents

カメラの手動式フィルム巻上装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの手動式フ
ィルム巻上装置に関し、特にブローニー判カメラのよう
に、手動巻上機構及び該手動巻上機構の巻き上げ操作に
連動してチャージされるフォーカルプレーンシャッタと
クイックリターンミラーを有するカメラの手動式フィル
ム巻上装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブローニー判のカメラには、一般に手動
式のフィルム巻上機構が利用され、この巻上機構に連動
してフォーカルプレーンシャッタ及びクイックリターン
ミラーをチャージするようになっている。従来、このよ
うなブローニー判のカメラは、巻上レバーを操作するこ
とにより巻き上げられるフィルムの送り量をローラの回
転に置き換え、このローラの回転が所定の回転量(1駒
分のフィルム送り量)に達した時に、巻上レバーが最終
操作端に達していなくとも、フィルム巻取スプールに巻
き止めを掛けて1駒分以上の余分なフィルムが巻き取ら
れないようにするフィルム巻き止め機構、巻上レバーの
操作で1駒分のフィルムが巻き上げられた後は、レリー
ズされない限り巻上レバーの巻き上げ操作を禁止する二
重巻上防止機構、及びカメラに装填されたブローニー判
フィルムの裏紙に形成したスタートマークをカメラボデ
ィの指標に合わせて裏蓋を閉じた後、フォーカルプレー
ンシャッタ及びクイックリターンミラーをチャージさせ
ることなく、巻き上げレバーの巻き上げ操作でスタート
マークから最初の1駒目のフィルムがアパーチャに位置
される1巻き上げ手前まで空送りするための機構を備え
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のブローニー判カメラにおけるフィルム巻き
止め機構、二重巻上防止機構及びフィルム空送り機構
は、全てレバーや歯車列等により機械的に構成されてい
るため、構造が複雑になり、構成部品数も多くなってコ
スト高になるという問題があった。また、ブローニー判
カメラにおいては、撮影可能駒数の異なる120及び2
20の2タイプのブローニーフィルムに対応させる必要
があるが、異なる撮影可能駒数に関しては、手動スイッ
チを切り換えることで、2タイプのフィルムにそれぞれ
対応する2種類の異なる形状のカムギアを選択する構成
になっており、このカムギアにより空巻き上げ及び1駒
巻き上げにおけるチャージ可否に対応できるようにして
いる。しかし、このような従来の方式は、全て機械的に
構成されているため、構造が複雑になり、高い加工精度
を要すると共に構成部品点数が多くなってコスト高にな
るという問題がある。
【0004】本発明は、上述の事情に鑑みなされたもの
であり、巻上レバーに連動する二重巻上防止機構の機械
的構成を簡素化できるカメラの手動式フィルム巻上装置
を提供することを目的とする。また本発明は、フィルム
の空巻き上げ及び駒巻き上げ時におけるチャージ可否機
構の機械的構成を簡素化し、部品精度に影響されないチ
ャージ可否を低コストに実現できるカメラの手動式フィ
ルム巻上装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、巻上レバーを巻き上げ開始端から巻き上げ
終端に巻き上げ操作し、この巻き上げ操作に連動してフ
ィルム巻上駆動系を動作させるカメラの手動式フィルム
巻上装置であって、前記巻上レバーと一体に回転される
ラチエットホイール及び該ラチエットホイールに係合す
るラチエット爪を有するラチエット機構を備え、前記ラ
チエット爪は、前記巻上レバーの巻き上げ操作時におけ
るラチエットホイールの回転により第1の方向に傾動す
ると共に、前記巻上レバーの巻き上げ終端から巻き上げ
開始端への戻り時におけるラチエットホイールの回転に
より前記第1の方向とは逆向きの第2の方向に傾動する
ように構成され、前記巻上レバーが巻き上げ終端から巻
き上げ開始端へ戻る時に、前記ラチエット爪の第2の方
向への傾動に連動し該ラチエット爪の第1の方向への傾
動を規制して前記ラチエットホイールの回転をロック
し、フィルムの二重巻き上げを防止する二重巻上防止機
構を設け、前記ラチエット爪の第1の方向の傾動が規制
された時に前記二重巻上防止機構を前記巻上レバーの巻
き上げ操作のできないリセット状態に保持するとともに
シャッタレリーズに呼応して発生する信号により前記リ
セット状態を解除する制御手段を設け、カメラの電池の
存否に応じて作動する電池存否伝達レバーを設け、電池
の非存在に、前記電池存否伝達レバーが前記二重巻上防
止機構を前記リセット状態にするように構成されたこと
を特徴とする。
【0006】本発明はまた、前記シャッタレリーズに呼
応して発生する信号が、シャッタレリーズ後のシャッタ
後幕走行完了信号であることを特徴とする。本発明はま
た、前記ラチエット機構が、前記巻上レバーの巻き上げ
操作を途中で停止した時に前記ラチエット爪が前記ラチ
エットホイールに係止して巻上レバーの戻りをロックす
るように構成されるものである。本発明はまた、前記二
重巻上防止機構は第1巻上ロックレバーを備え、前記第
1巻上ロックレバーは前記ラチエット爪の第2の方向へ
の傾動に連動して前記ラチエット爪の第1の方向への傾
動を規制する位置に揺動され、かつ、第1巻上ロックレ
バーは、前記巻上レバーが巻き上げ操作される時に、前
記ラチエット爪と係合してラチエットホイールの回転を
ロックするように構成されものである。本発明はまた、
前記二重巻上防止機構が、一端が前記第1巻上ロックレ
バーに、他端が前記制御手段にそれぞれ連結された第2
巻上ロックレバーを備え、前記第2巻上ロックレバー
は、前記ラチエット爪の第1の方向への傾動を規制する
位置に第1巻上ロックレバーが揺動された時の動きを前
記制御手段に伝えて巻上レバーを前記リセット状態に保
持し、かつ前記制御手段のリセット解除動作により第1
巻上ロックレバーをラチエット爪の第1の方向への傾動
を規制しない位置に揺動させるように構成されるもので
ある。本発明はまた、前記第1巻上ロックレバーが、前
記ラチエット爪の第1の方向への傾動を規制する位置に
付勢されものである。本発明はまた、前記制御手段が、
前記二重巻上防止機構に連結され二重巻上防止機構を前
記リセット状態にする可動子と、この可動子を吸着する
ことによりシャッタチャージ可能状態に保持するマグネ
ットと、シャッタレリーズされた時の信号により通電す
ることで前記マグネットの吸着力を減少させて前記リセ
ット状態を解除する電磁コイルとから構成されるもので
ある。本発明はまた、前記巻上レバーの巻き上げ開始端
から巻き上げ終端への揺動操作に連動して動作するシャ
ッタチャージ駆動系及びミラーチャージ駆動系の少なく
とも一方を備えるものである。本発明はまた、前記巻上
レバーに連動する前記フィルム巻上駆動系により巻き上
げられるフィルム送り量が規定量に達した時点でフィル
ム巻上駆動系のスプールの回転をロックするフィルム巻
き止め機構と、前記フィルム巻上駆動系により巻き上げ
られるフィルムの送り量を検出するフィルム送り量検出
手段と、前記フィルム巻き止め機構を、フィルムがスプ
ールに巻き取り可能な状態に保持するとともに前記フィ
ルム送り量検出手段が規定量のフィルム送り量を検出し
た時の信号により前記巻取可能な状態を解除する第2の
制御手段を更に備えるものである。本発明はまた、前記
巻上レバーの巻き上げ操作によりフィルムの空送り時は
前記シャッタチャージ駆動系及びミラーチャージ駆動系
を非動作状態に保持し、フィルムの駒送り時は前記シャ
ッタチャージ駆動系及びミラーチャージ駆動系をチャー
ジ可能状態にするチャージ可否機構と、前記チャージ可
否機構を制御するチャージ可否制御手段を更に備えるも
のである。
【0007】また、本発明は、巻上レバーが巻き上げ開
始端と巻き上げ終端間で揺動され、巻き上げ開始端から
巻き上げ終端への揺動に連動してフィルム巻上駆動系、
シャッタチャージ駆動系及びミラーチャージ駆動系を動
作させるカメラの手動式フィルム巻上装置であって、前
記巻上レバーの巻き上げ開始端から巻き上げ終端への揺
動に連動して前記シャッタチャージ駆動系及びミラーチ
ャージ駆動系をチャージした後、レリーズしないかぎり
巻上レバーをロック状態に保持してフィルムの二重巻き
上げを防止する二重巻上防止機構と、前記巻上レバーが
巻き上げ終端から巻き上げ開始端に揺動する時に巻上レ
バーが巻き上げ開始端から巻き上げ終端へ揺動できない
状態に保持し、シャッタレリーズ時に発生する信号によ
り前記揺動できない状態を解除する制御手段と、カメラ
の電池の存否に応じて作動する電池存否伝達レバーとを
備え、電池の非存在に、前記電池存否伝達レバーの作動
に応じて前記二重巻上防止機構が前記巻上レバーを前記
ロック状態にするように構成されたことを特徴とする。
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態例につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
例におけるブローニー判カメラのフィルム巻上装置の構
成を示す概略平面図、図2は二重巻上防止機構部分を拡
大して示す平面図、図3はチャージ可否機構部分を拡大
して示す平面図である。
【0010】図1〜図3において、カメラのフィルム巻
上装置は、巻上レバー10と、巻上レバー10の巻き上
げ操作途中で巻上レバー10から手を離しても巻上レバ
ー10を巻き上げ途中に保持するラチエット機構20
と、巻上レバー10の巻き上げ操作に連動して動作され
るフィルムの巻上駆動系30,シャッタのチャージ駆動
系40及びミラーのチャージ駆動系50と、フィルム送
り量が予め決められた量巻き上げ方向に送られた時にフ
ィルムの送りを巻上レバー10の巻き上げ操作に関わら
ず禁止するフィルム巻き止め機構60と、フィルムの二
重巻き上げを防止する二重巻上防止機構70と、シャッ
タ及びミラーのチャージの可否を決定するチャージ可否
機構80とを備える。
【0011】巻上レバー10は、親板1に回転可能に設
けた軸101により巻き上げ開始端(レバー収納位置)
と巻き上げ終端間(約180度程度の間)で揺動操作可
能に支持され、さらに、図示省略したトーションばね等
により巻き上げ開始端の方向へ自動的に戻るように付勢
されている。ラチエット機構20は、巻上レバー10の
軸101に同軸に固定されたラチエットホイール201
と、このラチエットホイール201に係合するラチエッ
ト爪202を備える。なお、ラチエットホイール201
の回転角度範囲は、巻き上げ開始端と巻き上げ終端間の
約180度程度の角度範囲で回転できるように図示省略
のストッパにより規定されている。
【0012】ラチエットホイール201は、その円周方
向で巻上レバー10の巻き上げ操作角に相当する角度離
れた箇所に所定角度範囲の第1切欠部201A及び第2
切欠部201Bを有するとともに、この第1切欠部20
1Aと第2切欠部201B間に位置する周縁にはラチエ
ット爪202が係合する三角状のラチエット歯201C
が形成され、また第2切欠部201Bと隣接する箇所に
は半径方向に突出する突部201Dが形成され、更に突
部201Dに隣接してカム部201Eが形成されてい
る。
【0013】ラチエット爪202は、巻上レバー10が
巻き上げ開始端に位置している場合に、ラチエット爪2
02の第1切欠部201Aに臨む箇所に位置して軸20
2Aにより親板1に揺動可能に支持され、このラチエッ
ト爪202には二重巻上防止機構70をリセット状態に
作動させるセットレバー203が一体に設けられてい
る。また、ラチエット爪202には、軸202Aと同心
に略Ω状のばね204が装着されており、このばね20
4の両端部はラチエット爪202の一端部に突設したば
ね掛けダボ202Bに両側から挟持するように係合さ
れ、更にこのばね204の両端部の先端は親板1に突設
した固定ピン205に係止されている。
【0014】これにより、ラチエット爪202の他端が
ラチエットホイール201の第1切欠部201Aまたは
第2切欠部201Bに臨んでいる時、図1に示す中立位
置に保持されるようになっているとともに、ラチエット
爪202は、巻上レバー10の巻き上げ開始端から巻き
上げ終端への巻き上げ操作時におけるラチエットホイー
ル201の巻き上げ方向への回転により第1の方向に傾
動し、また、巻上レバー10の巻き上げ終端から巻き上
げ開始端への戻り方向の操作時によりラチエットホイー
ル201の戻り方向への回転により第1の方向とは逆向
きの第2の方向に傾動するようになっており、更に巻上
レバー10を巻き上げ方向に操作する時はラチエット爪
202の他端がラチエットホイール201のラチエット
歯201Cとクリック係合して巻上レバー10の巻き上
げ操作を許可し、巻上レバー10の巻き上げ操作途中で
巻上レバー10から手を離した場合はラチエット爪20
2の他端がラチエットホイール201のラチエット歯2
01Cに係止して巻上レバー10の戻りをロックするよ
うになっている。
【0015】フィルムの巻上駆動系30は、巻上レバー
10の軸101に同軸に固定された第1ギア301と、
この第1ギア301と噛合し、親板1に回転可能に支持
された軸302に固定した第2ギア303と、軸302
に図示省略のフィルム巻き上げ方向の回転に対してのみ
結合する一方向クラッチを介して取り付けた第3ギア3
04と、この第3ギア304と噛合し、親板1に回転可
能に支持されたスプール軸305に回転可能に支持され
る第4ギア306と、スプール軸305に固定され、第
4ギア306と図示省略のフリクションクラッチを介し
て結合したスプール用ラチエットホイール307とから
構成され、このラチエットホイール307の回転がフィ
ルムの実際の巻取りに寄与する。
【0016】シャッタのチャージ駆動系40は、図1及
び図3に示すように、巻上レバー10の軸101に回転
可能に設けた巻上主ギア401と、この巻上主ギア40
1の外周縁部寄りに巻上主ギア401の平面内で中間部
分がピン402により回転可能に支持され、一端に形成
された鉤部403Aが上記ラチエット機構20のラチエ
ットホイール201に突設したチャージ切替ピン404
と係合する方向(反時計回り方向)に図示省略のばねに
より付勢されるチャージ切替レバー403と、巻上主ギ
ア401と噛合し、軸405により回転可能に支持され
たシャッタチャージギア406と、このシャッタチャー
ジギア406の軸405に同軸に設けた上下一対の先・
後幕チャージギヤ407と、この先・後幕チャージギヤ
407の上ギアに噛合する先幕ピニオンギヤ408及び
下ギアに噛合する後幕ピニオンギア409とから構成さ
れ、この先幕及び後幕ピニオンギア408、409によ
り、周知のフォーカルプレーンシャッタの先幕と後幕を
巻上レバー10の巻き上げ操作に連動してチャージする
ように構成されている。また、チャージ切替レバー40
3の揺動枢支基部には、巻上レバー10の戻り動作時に
ラチエットホイール201のチャージ切替ピン404が
係合して、巻上主ギア401を巻上レバー10と一体的
に戻り回転させる段部403Bが形成されている。
【0017】ミラーのチャージ駆動系50は、巻上主ギ
ア401に噛合するミラーチャージギア501を備え、
このミラーチャージギア501により、周知のクイック
リターンミラー機構をチャージするように構成されてい
る。
【0018】フィルム巻き止め機構60は、親板1に設
けた軸601に中間部が回転可能に支持され、一端に設
けた係止部602Aが上記フィルム巻上駆動系30のス
プール用ラチエットホイール307に係脱されるフィル
ム巻止め用係止レバー602と、この係止レバー602
を時計回り方向(係止部602Aがラチエットホイール
307に係止する方向)に付勢するトーションばね60
3と、係止レバー602の他端に連結された係止制御手
段604とを備える。係止制御手段604は、係止レバ
ー602の他端に連結された可動子604Aと、この可
動子604Aを吸着することにより係止レバー602を
スプール用ラチエットホイール307と係止しないリセ
ット状態に保持するマグネット604Bと、フィルム送
り量が規定量に達した時に通電することによりマグネッ
ト604Bの吸着力を減少させて係止レバー602のリ
セット状態を開放する電磁コイル604Cとから構成さ
れる。なお、係止制御手段604の電磁コイル604C
への通電タイミングは、後述するフィルム送り量検出手
段90からの信号により制御され、また、係止レバー6
02のリセットは、フォーカルプレーンシャッタの後幕
が走行を完了した時に動作する図示省略の後幕走行完了
レバーにより行われる構成になっている。
【0019】図1において、100はカメラ本体の電池
収納室に電池が挿着されているか否かの存否を二重巻上
防止機構70に伝達する電池存否伝達レバーであり、こ
の電池存否伝達レバー100の中間部は係止レバー60
2の軸601に回転可能に取り付けられている。また、
電池存否伝達レバー100の一端部には、巻上レバー1
0を巻き上げ終端から巻き上げ開始端方向へ戻す場合
に、ラチエット爪202がラチエットホイール201の
ラチエット歯201Cに係合して、図1に示す状態から
反時計方向に傾動(第2の傾動方向)した時にラチエッ
ト機構20のセットレバー203に当接する突部100
Aが形成されており、更に先端には、該先端を立ち上げ
状態に折り曲げた係合部100Bが形成されている。
【0020】二重巻上防止機構70は、図1及び図2に
示すように、第1巻上ロックレバー701、第2巻上ロ
ックレバー702及びロック制御手段703を備える。
第1巻上ロックレバー701は、平面形状がY字状をな
し、その中心部は図示省略のカメラ本体に軸704によ
り回転可能に支持され、ばね705によって反時計回り
方向に付勢されている。第1巻上ロックレバー701を
Y字状にすることにより形成される第1の係合部701
Aは上記電池存否伝達レバー100の係合部100Bに
セットレバー203と反対の側から当接され、巻上レバ
ー10が巻き上げ終端から巻き上げ開始端へ戻り方向に
回転されることによりラチエットホイール201のラチ
エット歯201Cでラチエット爪202が図4(C)に
示す第2の方向へ傾動された場合に電池存否伝達レバー
100を時計回り方向に回動して第1巻上ロックレバー
701を反時計回り方向に回動させる。また、第2の係
合部701Bは、第1巻上ロックレバー701が反時計
回り方向に回動された場合に、その先端がラチエット爪
202のばね掛けダボ202Bと係止する位置にあり、
この状態で、レリーズ前に巻上レバー10を巻き上げ操
作すると、ラチエット爪202のばね掛けダボ202B
が第2の係合部701Bの先端に係止してラチエット爪
202の時計回り方向の回動をロックし、同時にラチエ
ットホイール201をもロックして、フィルムの二重巻
き上げを防ぐ。
【0021】第2巻上ロックレバー702は、第1巻上
ロックレバー701に隣接して、図示省略のカメラ本体
に軸706により回転可能に支持され、ばね707によ
って反時計回り方向に付勢されている。この第2巻上ロ
ックレバー702の一端は、ダボ702Aを介して第1
巻上ロックレバー701の第3の係合部701Cに係合
され、その他端はロック制御手段703に連結されてい
る。
【0022】ロック制御手段703は、第2巻上ロック
レバー702の他端に連結された可動子703Aと、こ
の可動子703Aを吸着することにより第1及び第2巻
上ロックレバー701、702を二重巻き上げ防止位置
(図1の仮想線に示すリセット状態)に保持するマグネ
ット703Bと、シャッタレリーズに呼応して発生する
信号により通電することでマグネット703Bの吸着力
を減少させて第1及び第2巻上ロックレバー701、7
02を開放する電磁コイル703Cとから構成される。
なお、シャッタレリーズに呼応して発生する信号は、シ
ャッタレリーズ後のシャッタ後幕が走行完了した時に発
生する信号である。
【0023】チャージ可否機構80は、図1及び図3に
示すように、巻上主ギア401に隣接して配置されたチ
ャージ可否レバー801、及びこのチャージ可否レバー
801を介してチャージ切替レバー403を操作するチ
ャージ可否制御手段802を備える。チャージ可否レバ
ー801は、略くの字状をなし、その折り曲げ基部は親
板1に軸803により水平方向に回転可能に支持され、
その一端はチャージ可否制御手段802に連結され、他
端部はチャージ切替レバー403の鉤部403Aと反対
の側に当接されている。更に、チャージ可否レバー80
1の枢支基部には、ラチエットホイール201側へ延出
されたバネ性を有するリセットレバー804が一体的に
形成されており、このリセットレバー804の先端は、
ラチエットホイール201の周縁に突部201Dに隣接
して形成したカム部201Eに、巻上レバー10を巻き
上げ開始端に戻した時に係合し、これにより、チャージ
可否レバー801を時計回り方向に回動して、チャージ
切替レバー403の鉤部403Aがチャージ切替ピン4
04から外れたミラー・シャッタのチャージが不能なリ
セット状態に復帰させる構成になっている。
【0024】チャージ可否制御手段802は、チャージ
可否レバー801の一端に連結された可動子802A
と、この可動子802Aを吸着することによりチャージ
可否レバー801及びチャージ切替レバー403を時計
回り方向に回動してチャージ不能なリセット状態に保持
するマグネット802Bと、巻上レバー10を巻き上げ
開始端から巻き上げ方向に所定角度操作した時点でオン
する第2の予備角スイッチ120のオン信号により通電
することでマグネット802Bの吸着力を減少させてチ
ャージ可否レバー801及びチャージ切替レバー403
のリセット状態を解除する電磁コイル802Cとから構
成される。
【0025】図1及び図3において、110は巻上レバ
ー10を巻き上げ開始端から巻き上げ方向に所定角度操
作した時点でオンする第1の予備角スイッチであり、こ
の第1の予備角スイッチ110及び上記第2の予備角ス
イッチ120はラチエットホイール201の円周方向に
前後して、かつ親板1に電気的に絶縁にした状態で配設
され、巻上レバー10を巻き上げ開始端から巻き上げ方
向に操作すると、ラチエットホイール201の突部20
1Dが予備角スイッチ110、120に順番に接触し、
ラチエットホイール201をグランドとしてオン信号を
出力する構成になっている。また、第1の予備角スイッ
チ110は、バネ性の接片からなり、その先端にラチエ
ットホイール201の突部201Dと係合するクリック
部110Aを有し、巻上レバー10を巻き上げ開始端か
ら巻き上げ方向に所定角度(予備角)操作することによ
り、突部201Dがクリック部110Aを乗り越えた時
点で巻上レバー10から手を離しても、その回動位置を
保持できるように構成されている。
【0026】フィルム送り量検出手段90は、図5に示
すように、ブローニーフィルムの送り量に応じて回転
し、外周に明暗パターン901Aを一定のピッチで形成
したローラ901と、このローラ901の回転による明
暗パターン901Aの明暗変化を光学的に検出して回転
角に応じたパルスを生成するフォトインタラプタ902
と、このフォトインタラプタ902のパルスを計数する
カウンタ903と、このカウンタ903の計数値を基に
1駒分のフィルム送り量及びブローニーフィルムのスタ
ートマークから最初の1駒目がカメラ本体のアパーチュ
アに位置するまでのフィルム送り量を算出してそれぞれ
の信号を出力する演算制御部904とから構成される。
【0027】次に、上記のような構成された本実施の形
態例の動作について説明する。まず、図示省略したブロ
ーニー判カメラに図示省略のブローニーフィルムを装填
し、その裏紙に印刷されているスタートマークをカメラ
本体の指標に合わせた後、図示省略の裏蓋を閉じ、この
状態で、最初の1駒目がカメラ本体のアパーチュアに位
置するまでフィルムを空送りする場合について述べる。
この場合は、巻上レバー10を図1において、巻き上げ
開始端から反時計回り方向に操作する。これに伴い、巻
上レバー10と一体に回転するラチエットホイール20
1の突部201Dが第1の予備角スイッチ110と当接
すると、第1の予備角スイッチ110がオンされ、さら
に突部201Dが第1の予備角スイッチ110を乗り越
えて第2の予備角スイッチ120と当接すると第1の予
備角スイッチ110がオフされ、第2の予備角スイッチ
120がオンする。この第2の予備角スイッチのオン信
号によりフォトインタラプタ902、カウンタ903及
び演算制御部904が作動状態となる。この時、チャー
ジ可否機構80のチャージ可否レバー801はチャージ
可否制御手段802のマグネット802Bに吸着された
リセット状態にあるため、チャージ切替レバー403の
鉤部403Aはチャージ切替ピン404と係合されない
チャージ不能状態に保持されている。
【0028】かかる状態において、巻上レバー10が巻
き上げ方向に更に操作されると、これと一体に回転する
ギア301の巻き上げ方向の回転は、ギア303、30
4、306及び図示省略のフリクションクラッチ、スプ
ール用ラチエットホイール307を介してスプール軸3
05に伝達され、フィルムを巻き取る。このフィルムの
送りに応じてローラ901が回転すると、フォトインタ
ラプタ902は、明暗パターン901Aの明暗変化を光
学的に検出し、ローラ901の回転角に応じて発生する
パルスをカウンタ903により計数する。このカウンタ
903の計数値は演算制御部904に取り込まれ、フィ
ルムのスタートマークから最初の1駒目がカメラ本体の
アパーチュアに達する約1巻き上げ手前まで空巻き上げ
されたかを判定する。
【0029】一方、第2切欠部201Bがラチエット爪
202と対向する位置、即ち巻上レバー10が巻き上げ
終端まで揺動操作された後、この位置から巻上レバー1
0が第2切欠部201Bに相当する角度分戻り方向に回
転されると、ラチエット爪202が図4(C)に示すよ
うに、ラチエット歯201Cの山部によりばね204に
抗して反時計回り方向である第2の方向へ傾動されるた
め、ラチエット爪202と一体のセットレバー203が
電池存否伝達レバー100を図4(C)の矢印方向に押
圧して時計回り方向に回動するとともに、二重巻上防止
機構70の第1巻上ロックレバー701は反時計回り方
向に回動され、同時に第2巻上ロックレバー702が時
計回り方向に回動される。これにより、第2巻上ロック
レバー702の他端はロック制御手段703のマグネッ
ト703Bに可動子703Aを介して吸着され、二重巻
上防止機構70は二重巻き上げを防止するリセット状態
に保持される。そして、巻上レバー10が戻し方向に揺
動されるに伴い、ラチエットホイール201はラチエッ
ト爪202とクリック係合しながら巻上レバー10と一
体に戻り方向に回転され、図4(A)に示す状態に復帰
する。
【0030】ここでは、カウンタ903の計数値は、フ
ィルムスタートマークから最初の1駒目がカメラ本体の
アパーチュアに達する約1巻上手前まで空巻き上げされ
る量に達していないので、巻上レバー10を巻き上げ開
始端に戻してから再び巻き上げ操作して、最初の1駒目
がカメラ本体のアパーチュアに達する約1巻き上げ手前
まで空巻き上げする必要がある。そこで、巻上レバー1
0が巻き上げ開始端から再度巻き上げ操作されることに
より、ラチエットホイール201の突部201Dにより
第1の予備角スイッチ110がオンからオフされた後、
第2の予備角スイッチ120がオンされると、このオン
信号により、二重巻上防止機構70におけるロック制御
手段703の励磁コイル703Cに瞬時的に通電され
る。これにより励磁コイル703Cが励磁されると、マ
グネット703Bの吸着力が瞬時的に減少するため、こ
のマグネット703Bでリセット位置に吸着保持されて
いた第2巻上ロックレバー702は、ばね707により
図1の実線に示す位置に回動されるとともに、第1巻上
ロックレバー701を図1の実線に示す位置に回動さ
せ、その第2の係合部701Bをラチエット爪202の
ばね掛けダボ202Bと係合する位置から退避させる。
その結果、巻上レバー10の巻き上げ操作が可能にな
る。
【0031】かかる状態で、巻上レバー10を巻き上げ
方向に更に操作することにより、フィルムが巻き上げら
れ、このフィルム送り量を計数するカウンタ903の計
数値が、フィルムスタートマークから最初の1駒目がカ
メラ本体のアパーチュアに達する約1巻き上げ手前に相
当する空巻き上げ量に達すると、演算制御部904から
フィルム巻き止め機構60の係止制御手段604にリセ
ット解除指令信号が出力される。これにより、励磁コイ
ル604Cに瞬時的に通電して励磁コイル604Cを励
磁し、マグネット604Bの吸着力を瞬時的に減少させ
る。このため、マグネット604Bでリセット位置に吸
着保持されていた係止レバー602はトーションばね6
03により図1において時計回り方向に回動され、この
係止レバー602をラチエットホイール307に係止す
る。これにより、巻上レバー10が巻き上げ操作途中で
あっても、巻上レバー10の巻き上げ操作によるフィル
ムの空巻き上げを阻止する。その後、巻上レバー10が
巻き上げ終端に達した時点で、巻上レバー10から手を
離せば、巻上レバー10は図示省略の復帰ばねにより自
動的に巻き上げ開始端に復帰する。なお、巻上レバー1
0の巻き上げ操作途中で、巻上レバー10から手を離し
た場合は、図4(B)に示すように、ラチエット爪20
2の先端がラチエットホイール201のラチエット歯2
01Cの谷部に係止するため、ラチエットホイール20
1の戻り方向の回転はロックされ、これにより巻上レバ
ー10の巻き上げ途中からの戻りを防止する。
【0032】次に、上記非チャージ状態でのフィルムの
空送りが終了した状態から実際の撮影におけるフィルム
駒送り時の動作について説明する。上述のように、フィ
ルムが1駒目の1巻き上げ手前まで巻き上げられた状態
で巻上レバー10を巻き上げ操作すると、これと一体に
回転するラチエットホイール201の突部201Dが第
1の予備角スイッチ110に接触することによりオンさ
れ、そのオン信号は後述するシャッタレリーズ許可のた
めのイネーブル信号として使用される。その後、巻上レ
バー10の巻き上げ操作に伴い第1の予備角スイッチ1
10がオフされると、そのオフ信号により、チャージ可
否機構80におけるチャージ可否制御手段802の励磁
コイル802Cに瞬時的に通電して励磁コイル802C
を励磁し、マグネット802Bの吸着力を瞬時的に減少
させる。この結果、チャージ可否レバー801に対する
リセット位置への吸着保持力がなくなるため、図1及び
図3において図示省略のばねにより反時計回り方向に付
勢されるチャージ切替レバー403は反時計回り方向に
回動され、その鉤部403Aは、巻上レバー10と一体
に回転するラチエットホイール201のチャージ切替ピ
ン404と係止する位置に保持される。次いで、第2の
予備角スイッチ120がオンされると、このオン信号に
より、フィルム送り量検出手段90のフォトインタラプ
タ902、カウンタ903及び演算制御部904に給電
して、フィルム送り量検出手段90を作動状態にする。
従って、巻上レバー10を巻き上げ方向に更に操作する
と、チャージ切替ピン404とチャージ切替レバー40
3とが係止した段階からラチエットホイール201と共
に巻上主ギア401も同一方向に回転し、その回転をシ
ャッタチャージ駆動系40のチャージギア列に伝達する
ことにより、周知のフォーカルプレーンシャッタの先
幕、後幕をもチャージする。これと同時に、巻上主ギア
401の回転はミラーチャージ駆動系50にも伝達さ
れ、周知のクイックリターンミラー機構をチャージす
る。なお、上記チャージ動作時において、巻上レバー1
0の巻き上げ操作に伴うフィルム巻き止め機構60の係
止による空巻き上げ終了(フィルムの送り量は1駒目の
1巻き上げ手前)から最初の1駒目がカメラ本体のアパ
ーチャに達するまでは、第2の予備角スイッチ120が
オンすることにより、二重巻上防止機構70のリセット
状態が解除される。これにより、空巻き上げ後のフィル
ムの1駒巻き上げも可能になる。また、ラチエットホイ
ール201が巻上レバー10と一体に戻り回転すると、
そのチャージ切替ピン404がチャージ切替レバー40
3の段部403Bに係合して巻上主ギア401も戻り回
転し、現位置に復帰する。
【0033】一方、巻上レバー10の巻き上げ操作に連
動してフィルム巻上駆動系30が動作することにより、
フィルムはラチエットホイール307と一体に回転する
スプールに巻き取られる。そして、このフィルム送り量
に応じて回転するローラ901の明暗パターン901A
の明暗変化をフォトオンタラプタ902により光学的に
検出し、このフォトインタラプタ902から出力される
パルス信号をカウンタ903により計数する。このカウ
ンタ903の計数値が1駒分のフィルム送り量に達する
と、演算制御部904からフィルム巻き止め機構60の
係止制御手段604にリセット解除指令信号が出力され
る。これにより、励磁コイル604Cに瞬時的に通電し
て励磁コイル604Cを励磁し、マグネット604Bの
吸着力を瞬時的に減少させることで、マグネット604
Bでリセット位置に吸着保持されていた係止レバー60
2を開放する。これに伴い係止レバー602はトーショ
ンばね603により図1において時計回り方向に回動さ
れ、この係止レバー602をラチエットホイール307
に係止することにより、ラチエットホイール307をロ
ックし、フィルムの巻き止めを行う。この場合、巻上レ
バー10が巻き上げ操作途中であっても、ラチエットホ
イール307とギア306間は結合する図示省略のフリ
クションクラッチがスリップするため、巻上レバー10
の巻き上げ操作によりフィルムが巻き上げられることが
ない。
【0034】巻上レバー10が巻き上げ終端まで揺動操
作された後、この位置から巻上レバー10が第2切欠部
201Bに相当する角度分、戻り方向に揺動されると、
ラチエット爪202が図4(C)に示すように、ラチエ
ット歯201Cの山部によりばね204に抗して反時計
回り方向である第1の方向に傾動されるため、ラチエッ
ト爪202と一体のセットレバー203が電池存否伝達
レバー100を図4(C)の矢印方向に押圧して時計回
り方向に回動するとともに、二重巻上防止機構70の第
1巻上ロックレバー701は反時計回り方向に回動さ
れ、同時に第2巻上ロックレバー702が時計回り方向
に回動される。これにより、第2巻上ロックレバー70
2の他端はロック制御手段703のマグネット703B
に可動子703Aを介して吸着され、二重巻上防止機構
70は二重巻き上げを防止するリセット状態に保持され
る。従って、レリーズしない状態で巻上レバー10を再
度巻き上げ操作すると、ラチエット爪202のばね掛け
ボス202Bがロック位置に保持されている第1ロック
レバー701の第2の係合部701Bに当接し、ラチエ
ット爪202の時計回り方向への回転を規制するため、
ラチエットホイール201の反時計回り方向の回転はロ
ックされ、同時に巻上レバー10の巻き上げ方向への揺
動ができなくなる。これにより、フィルムの二重巻き上
げを防止する。
【0035】また、巻上レバー10が巻き上げ開始端ま
で戻されると、ラチエットホイール201のカム部20
1Eがチャージ可否機構80のリセットレバー804に
係合するため、チャージ可否レバー801は図1及び図
3において時計回り方向に回動され、チャージ可否レバ
ー801をチャージ可否制御手段802のマグネット8
02Bに吸着させる。これにより、チャージ切替レバー
403を、その鉤部403Aがチャージ切替ピン404
から退避したチャージ不能なリセット状態に保持する。
【0036】図示省略のレリーズ釦が操作されることに
より、シャッタレリーズされると、フォーカルプレーン
シャッタの先幕が走行し、後幕の走行が完了することで
フィルムの露光が可能になる。また、シャッタレリーズ
に呼応して発生する信号、例えば、図示省略のセンサに
より後幕が走行完了したことを検知し、この信号を基に
図示省略のCPUからの指令により電磁コイル703C
に通電して二重巻上防止機構70のリセット状態を解除
する。また、巻上レバー10が巻き上げ開始端まで戻さ
れると、係止レバー602が図1において反時計回り方
向に回動され、この状態をフィルム巻き止め機構60に
おける係止制御手段604のマグネット604Bで吸着
保持して、フィルム巻き止め機構60をリセット状態に
復帰させる。これにより、次回のフィルム巻き上げ操作
が可能になる。
【0037】上記のような本実施の形態例によれば、巻
上レバー10を巻き上げ開始端から巻き上げ終端間の揺
動操作に連動して動作されるラチエット機構20を介し
て作動する二重巻上防止機構70を、第1巻上ロックレ
バー701、第2巻上ロックレバー702、及びマグネ
ット703Bと該マグネット703Bの減磁用電磁コイ
ル703Cからなるロック制御手段703とから構成
し、巻上レバー10が巻き上げ終端から巻き上げ開始端
へ戻る時に、ラチエットホイール201の回転によるラ
チエット爪202の第2の方向への傾動に連動して第1
巻上ロックレバー701をラチエット爪202の第1の
方向への傾動を規制する位置に揺動させ、この傾動規制
位置を、第2巻上ロックレバー702を介してロック制
御手段703のマグネット703Bに吸着することで巻
上レバー10を巻き上げ操作できないリセット状態に保
持し、そして、シャッタレリーズ時に発生する信号によ
り電磁コイル703Cに瞬時的に通電してマグネット7
03Bの吸着力を減少させることでリセット状態を解除
する構成にしたので、二重巻上防止機構70の機械的構
造が簡素化され、低コスト化を容易に実現できる。
【0038】また、本実施の形態例によれば、カメラの
電池の存否に応じて作動する電池存否伝達レバー100
を揺動可能に設け、電池の非存在時に、電池存否伝達レ
バー100が二重巻上防止機構70の第1巻上ロックレ
バー701をラチエット爪202の第1の方向への傾動
を規制する位置に揺動させ、この傾動規制位置を、第2
巻上ロックレバー702を介してロック制御手段703
のマグネット703Bに吸着することで巻上レバー10
の巻き上げ操作のできないリセット状態に保持する構成
にしたので、電池がカメラに挿着されていない無電源時
に、フィルムの巻き上げを規制することができ、無駄な
フィルム送りを防止できる。
【0039】また、本実施の形態例によれば、巻上レバ
ー10に連動するフィルム巻上駆動系30により巻き上
げられるフィルム送り量が規定量に達した時点でフィル
ム巻上駆動系30のスプールの回転をロックするフィル
ム巻き止め機構60の巻取可能な状態を、フィルム送り
量検出手段90が規定量のフィルム送り量を検出した時
の信号で制御される係止制御手段604により解除する
構成にしたので、このフィルム巻き止め機構60の機械
的構造が簡素化され、低コスト化できるとともに、部品
精度に影響されることない安定したフィルムの送り制御
が可能になる。更に本実施の形態例によれば、巻上レバ
ー10の巻き上げ操作によるフィルムの空送り時は、シ
ャッタチャージ駆動系40及びミラーチャージ駆動系5
0を非動作状態に保持し、フィルムの駒送り時はシャッ
タチャージ駆動系40及びミラーチャージ駆動系50を
チャージ可能状態にするチャージ可否機構80を、マグ
ネット802Bと該マグネット802Bの減磁用電磁コ
イル802Cからなるチャージ可否制御手段802によ
り電気的に制御する構成にしたので、チャージ可否機構
80の機械的構造が簡素化され、低コスト化できるとと
もに、部品精度に影響されることない安定したフィルム
の送り制御が可能になる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、巻上レバーを巻き上げ開始端から巻き上げ終端
間の揺動操作に連動して動作されるラチエット機構を介
して作動する二重巻上防止機構を、巻上レバーが巻き上
げ終端から巻き上げ開始端へ戻る時に、ラチエット爪の
第2の方向への傾動に連動し該ラチエット爪の第1の方
向への傾動を規制してラチエットホイールの回転をロッ
クすることによりフィルムの二重巻き上げを防止し、こ
の二重巻上防止機構を制御手段で巻上レバーの巻き上げ
操作のできないリセット状態に保持するとともに、シャ
ッタレリーズ時に発生する信号により制御手段を作動さ
せてリセット状態を解除し、さらに、カメラの電池の存
否に応じて作動する電池存否伝達レバーを揺動可能に設
け、この電池存否伝達レバーが電池の非存在で揺動され
た時に、二重巻上防止機構をラチエット爪の第1の方向
への傾動を規制する状態に作動させ、巻上レバーの巻き
上げ操作のできないリセット状態に保持する構成にし
た。 したがって、二重巻上防止機構の機械的構造が簡素
化され、低コスト化を容易に実現することができるとと
もに、電池がカメラに挿着されていない無電源時に、フ
ィルムの巻き上げを規制することができ、無駄なフィル
ム送りを防止できる。
【0041】また、本発明によれば、巻上レバーの巻き
上げ開始端から巻き上げ終端への揺動に連動してシャッ
タチャージ駆動系及びミラーチャージ駆動系をチャージ
した後、レリーズしないかぎり巻上レバーをロック状態
に保持してフィルムの二重巻き上げを防止する二重巻上
防止機構を、制御手段により、前記巻上レバーが巻き上
げ終端から巻き上げ開始端に揺動する時に巻上レバーが
巻き上げ開始端から巻き上げ終端へ揺動できない状態に
保持し、シャッタレリーズ時に発生する信号により前記
揺動できない状態を解除し、さらに、カメラの電池の存
否に応じて作動する電池存否伝達レバーを設け、電池の
非存在に、前記電池存否伝達レバーの作動に応じて前記
二重巻上防止機構が前記巻上レバーを前記ロック状態に
するように構成した。 したがって、二重巻上防止機構の
機械的構造が簡素化され、低コスト化を容易に実現する
ことができるとともに、電池がカメラに挿着されていな
い無電源時に、フィルムの巻き上げを規制することがで
き、無駄なフィルム送りを防止できる。
【0042】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例におけるブローニー判カ
メラの手動式フィルム巻上装置の構成を示す概略平面図
である。
【図2】本発明の実施形態例における二重巻上防止機構
部分を拡大して示す平面図である。
【図3】本発明の実施形態例におけるチャージ可否機構
部分を拡大して示す平面図である。
【図4】本発明の実施形態例におけるラチエットホイー
ルとラチエット爪との動作関係を示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態例におけるフィルム送り量検
出手段の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】 10 巻上レバー 20 ラチエット機構 201 ラチエットホイール 202 ラチエット爪 30 フィルム巻上駆動系 40 シャッタチャージ駆動系 50 ミラーチャージ駆動系 60 フィルム巻き止め機構 70 二重巻上防止機構 701 第1巻上ロックレバー 702 第2巻上ロックレバー 703 ロック制御手段 703A 可動子 703B マグネット 703C 電磁コイル 80 チャージ可否機構 801 チャージ可否レバー 802 チャージ可否制御手段 804 リセットレバー 803A 可動子 803B マグネット 803C 電磁コイル 90 フィルム送り量検出手段 100 電池存否伝達レバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/00 G03B 17/26 - 17/34 G03B 17/38 - 17/46

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻上レバーを巻き上げ開始端から巻き上
    げ終端に巻き上げ操作し、この巻き上げ操作に連動して
    フィルム巻上駆動系を動作させるカメラの手動式フィル
    ム巻上装置であって、 前記巻上レバーと一体に回転されるラチエットホイール
    及び該ラチエットホイールに係合するラチエット爪を有
    するラチエット機構を備え、 前記ラチエット爪は、前記巻上レバーの巻き上げ操作時
    におけるラチエットホイールの回転により第1の方向に
    傾動すると共に、前記巻上レバーの巻き上げ終端から巻
    き上げ開始端への戻り時におけるラチエットホイールの
    回転により前記第1の方向とは逆向きの第2の方向に傾
    動するように構成され、 前記巻上レバーが巻き上げ終端から巻き上げ開始端へ戻
    る時に、前記ラチエット爪の第2の方向への傾動に連動
    し該ラチエット爪の第1の方向への傾動を規制して前記
    ラチエットホイールの回転をロックし、フィルムの二重
    巻き上げを防止する二重巻上防止機構を設け、 前記ラチエット爪の第1の方向の傾動が規制された時に
    前記二重巻上防止機構を前記巻上レバーの巻き上げ操作
    のできないリセット状態に保持するとともにシャッタレ
    リーズに呼応して発生する信号により前記リセット状態
    を解除する制御手段を設け カメラの電池の存否に応じて作動する電池存否伝達レバ
    ーを設け、 電池の非存在に、前記電池存否伝達レバーが前記二重巻
    上防止機構を前記リセット状態にするように構成され
    た、 ことを特徴とするカメラの手動式フィルム巻上装置。
  2. 【請求項2】 前記シャッタレリーズに呼応して発生す
    る信号は、シャッタレリーズ後のシャッタ後幕走行完了
    信号である請求項1記載のカメラの手動式フィルム巻上
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ラチエット機構は、前記巻上レバー
    の巻き上げ操作を途中で停止した時に前記ラチエット爪
    が前記ラチエットホイールに係止して巻上レバーの戻り
    をロックするように構成されている請求項1または2記
    載のカメラの手動式フィルム巻上装置。
  4. 【請求項4】 前記二重巻上防止機構は第1巻上ロック
    レバーを備え、前記第1巻上ロックレバーは前記ラチエ
    ット爪の第2の方向への傾動に連動して前記ラチエット
    爪の第1の方向への傾動を規制する位置に揺動され、か
    つ、第1巻上ロックレバーは、前記巻上レバーが巻き上
    げ操作される時に、前記ラチエット爪と係合してラチエ
    ットホイールの回転をロックするように構成される請求
    項1、2または3記載のカメラの手動式フィルム巻上装
    置。
  5. 【請求項5】 前記二重巻上防止機構は、一端が前記第
    1巻上ロックレバーに、他端が前記制御手段にそれぞれ
    連結された第2巻上ロックレバーを備え、前記第2巻上
    ロックレバーは、前記ラチエット爪の第1の方向への傾
    動を規制する位置に第1巻上ロックレバーが揺動された
    時の動きを前記制御手段に伝えて巻上レバーを前記リセ
    ット状態に保持し、かつ前記制御手段のリセット解除動
    作により第1巻上ロックレバーをラチエット爪の第1の
    方向への傾動を規制しない位置に揺動させるように構成
    される請求項4記載のカメラの手動式フィルム巻上装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1巻上ロックレバーは、前記ラチ
    エット爪の第1の方向への傾動を規制する位置に付勢さ
    れている請求項4または5記載のカメラの手動式フィル
    ム巻上装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記二重巻上防止機構
    に連結され二重巻上防止機構を前記リセット状態にする
    可動子と、この可動子を吸着することにより前記リセッ
    ト状態に保持するマグネットと、シャッタレリーズされ
    た時の信号により通電することで前記マグネットの吸着
    力を減少させて前記リセット状態を解除する電磁コイル
    とから構成される請求項1ないしのいずれかに記載の
    カメラの手動式フィルム巻上装置。
  8. 【請求項8】 前記巻上レバーの巻き上げ開始端から巻
    き上げ終端への揺動操作に連動して動作するシャッタチ
    ャージ駆動系及びミラーチャージ駆動系の少なくとも一
    方を備える請求項1ないしのいずれかに記載のカメラ
    の手動式フィルム巻上装置。
  9. 【請求項9】 前記巻上レバーに連動する前記フィルム
    巻上駆動系により巻き上げられるフィルム送り量が規定
    量に達した時点でフィルム巻上駆動系のスプールの回転
    をロックするフィルム巻き止め機構と、前記フィルム巻
    上駆動系により巻き上げられるフィルムの送り量を検出
    するフィルム送り量検出手段と、前記フィルム巻き止め
    機構を、フィルムがスプールに巻き取り可能な状態に保
    持するとともに前記フィルム送り量検出手段が規定量の
    フィルム送り量を検出した時の信号により前記巻取可能
    な状態を解除する第2の制御手段を更に備える請求項1
    ないしのいずれかに記載のカメラの手動式フィルム巻
    上装置。
  10. 【請求項10】 巻上レバーが巻き上げ開始端と巻き上
    げ終端間で揺動され、巻き上げ開始端から巻き上げ終端
    への揺動に連動してフィルム巻上駆動系、シャッタチャ
    ージ駆動系及びミラーチャージ駆動系を動作させるカメ
    ラの手動式フィルム巻上装置であって、 前記巻上レバーの巻き上げ開始端から巻き上げ終端への
    揺動に連動して前記シャッタチャージ駆動系及びミラー
    チャージ駆動系をチャージした後、レリーズしないかぎ
    り巻上レバーをロック状態に保持してフィルムの二重巻
    き上げを防止する二重巻上防止機構と、 前記巻上レバーが巻き上げ終端から巻き上げ開始端に揺
    動する時に巻上レバーが巻き上げ開始端から巻き上げ終
    端へ揺動できない状態に保持し、シャッタレリーズ時に
    発生する信号により前記揺動できない状態を解除する制
    御手段と カメラの電池の存否に応じて作動する電池存否伝達レバ
    ーとを備え、 電池の非存在に、前記電池存否伝達レバーの作動に応じ
    て前記二重巻上防止機構が前記巻上レバーを前記ロック
    状態にするように構成された、 ことを特徴とするカメラの手動式フィルム巻上装置。
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