JP3359891B2 - スイッチ付きタブレット入力装置 - Google Patents

スイッチ付きタブレット入力装置

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JP3359891B2 JP25362899A JP25362899A JP3359891B2 JP 3359891 B2 JP3359891 B2 JP 3359891B2 JP 25362899 A JP25362899 A JP 25362899A JP 25362899 A JP25362899 A JP 25362899A JP 3359891 B2 JP3359891 B2 JP 3359891B2
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健二 蓮田
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/04Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick
    • H01H25/041Operating part movable angularly in more than one plane, e.g. joystick having a generally flat operating member depressible at different locations to operate different controls
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/008Operating part movable both angularly and rectilinearly, the rectilinear movement being perpendicular to the axis of angular movement
    • HELECTRICITY
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • H01H3/02Operating parts, i.e. for operating driving mechanism by a mechanical force external to the switch
    • H01H3/12Push-buttons
    • H01H3/122Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor
    • H01H3/125Push-buttons with enlarged actuating area, e.g. of the elongated bar-type; Stabilising means therefor using a scissor mechanism as stabiliser
    • HELECTRICITY
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    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/02Bases, casings, or covers
    • H01H9/0214Hand-held casings
    • H01H9/0235Hand-held casings specially adapted for remote control, e.g. of audio or video apparatus

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、スイッチ付き
タブレット入力装置に係る。詳細には、操作方向に応じ
てカーソル、ポインタ等の移動を制御可能であると共
に、カーソル、ポインタ等の位置を確定する確定スイッ
チを付加させ一体としたスイッチ付きタブレット入力装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】 パソコン等のディスプレイ上で、指示
位置を表すカーソル或はポインタは、スムースな移動が
可能であると共に、移動させた所定の位置でスイッチを
押圧して入力可能でなければならない。そして、カーソ
ル或はポインタの移動とスイッチの入力は、一連の動作
で行えることが望ましい。そこで、出願人は、この種の
入力装置として「スイッチ付きタブレット入力装置」
(平成10年特許願第348716号)を既に提案し
た。以下、「スイッチ付きタブレット入力装置」(平成
10年特許願第348716号)を、図10及び図11
に基づき説明する。
【0003】同「スイッチ付きタブレット入力装置」
は、組立図である図10及び図11に表すように、僅か
な間隙を隔てて一対のタブレットシート106a,10
6bが平行に配置される。タブレットシート106a,
106bの上部には、底面102bが球冠状に形成さ
れ、上面に操作部102aが形成される操作ボタン10
2が配置される。操作ボタン102及びタブレットシー
ト106は、操作部102aが外方へ臨まされると共
に、操作ボタン102がタブレットシート106上で転
動自在となるようにタブレットケース105へ収納され
る。このように収納したタブレットケース105は、操
作ボタン102に形成された操作部102aを更に外方
へ臨ませるよう開口111aが穿設された外ケース11
1の内面と板バネ片107を片持ち支持する取付板10
8との間に支持されて位置される。そして、板バネ片1
07もしくはタブレットケース105の内方には、アク
チュエータ113aが配設される押しボタンスイッチ1
13を備えてなる。
【0004】このように形成されるスイッチ付きタブレ
ット入力装置101では、操作ボタン102の操作部1
02aを操作して球冠状に形成された底面102bをタ
ブレットシート106上で転動させて操作ボタン102
の中心から偏位させた位置で押圧し、タブレットシート
106a及びタブレットシート106bを転動位置で接
触させる。そして、タブレットシート106a及びタブ
レットシート106bの接触位置から、操作ボタン10
2中心からの偏位操作量を表す出力データを出力する。
更に、タブレットシート106a及びタブレットシート
106bを接触させた状態で、操作ボタン102を板バ
ネ片107の弾性力に抗して所定値以上の押圧力で押圧
することによって、板バネ片107若しくはタブレット
ケース105でアクチュエータ113aを押し下げて押
ボタンスイッチ113を動作させる。
【0005】このように、従来例では、操作ボタン10
2を転動操作して、転動位置の偏位操作量を出力させる
と共に、その位置で更に押圧力を強めて押圧することで
アクチュエータ113aを押し下げ、押ボタンスイッチ
113を作動させることを可能とするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、同
「スイッチ付きタブレット入力装置」では、アクチュエ
ータ113aを押圧するための押圧力は、板バネ片10
7の弾性に抗する所定値以上の押圧力となるが、操作ボ
タン102を転動させた偏位位置でアクチュエータ11
3aを押圧することになるため、板バネ片107の片持
ち支持位置から板バネ片107上での押圧力点までの距
離が偏位位置によって変化する。そのため、偏位位置に
よって、アクチュエータ113aを押圧するための押圧
力が異るという問題点を有した。即ち、板バネ片107
の片持ち支持位置である取付板108に近い側で押圧す
る場合には、取付板108から遠い側(即ち、アクチュ
エータ113aに近い側)で押圧する場合より大きな力
が必要となるというように、アクチュエータ113aを
押圧する偏位位置によって押圧力が異る問題点を有し
た。
【0007】又、板バネ片107を片持ち支持するため
の支持部108aが必須であり、支持部108aは少な
くもタブレットケース105から外れた位置で外ケース
111と固定する必要がある。そのため、例えばリモコ
ン装置のような実装スペースがあまり無い部位へ実施し
た場合に、外ケース11表面に設けるスイッチ類の配置
が制約されてしまうという問題点を有した。この発明
は、上述のような課題に鑑み、アクチュエータを押圧す
るための押圧力が操作ボタンの偏位位置によらず、しか
も、外ケースへの取付スペースを少なくするスイッチ付
きタブレット入力装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 そこでこの発明は、
【0009】上シート及び下シートからなり、上下シー
ト表面を相互に間隔を隔てて対向させて配置されたタブ
レットシートと、タブレットシート上部に配置され、タ
ブレットシートと当接する底面が形成されると共に表面
には操作部が形成される操作ボタンと、板状からなる底
部の周囲に外枠が設けられ、操作ボタンの底面がタブレ
ットシート上で転動自在となるように操作ボタン及びタ
ブレットシートを対向させ、且つ、操作ボタンの操作部
を外方へ臨ませて外枠内に収容するタブレットケース
と、操作ボタンの操作部を外方に臨ませる開口が穿設さ
れる外ケースと、タブレットケースを外ケースとの間で
挟んで対向設置される基板と、外ケースに穿設される開
口と対向する基板表面に設置され、開口側にアクチュエ
ータが配設される押ボタンスイッチと、タブレットケー
スに設けられた外枠の外側面に基端部を固定され、基端
部から基板側へ斜めに延設される第1脚体、及び、第1
脚体とX字状に交差させると共に基端部をタブレットケ
ースの外枠の外側面に沿って摺動自在に係止させ、且
つ、交差部を中心に第1脚体に対して回動自在に設けら
れる第2脚体を、外枠の対向する辺にそれぞれ設ける弾
性脚体とからなり、操作ボタンの操作部を中心から偏位
させて押圧操作され、上下シートが操作ボタンの底面に
よって偏位位置で接触されることで、タブレットシート
が接触位置から偏位操作量を表す出力データを出力し、
操作ボタンの操作部を弾性脚体の弾性力に抗する押圧力
によって押圧され、タブレットケース底部が押ボタンス
イッチのアクチュエータを押下して押ボタンスイッチを
作動させることを特徴とするスイッチ付きタブレット入
力装置、を提供する。
【0010】そして、この発明の作用は、操作ボタンの
操作部を中心から偏位した位置へ操作すると、操作ボタ
ンの底面が転動してタブレットシートの上下シートを偏
位位置で接触させる。タブレットシートは、偏位して接
触された位置から偏位操作量を表す出力データを出力す
る。操作ボタンの操作部が、弾性脚部の弾性力より大き
な押圧力で押圧された場合には、交差された弾性脚体の
X字状の形態を変形させてタブレットケースが平行に移
動され、基板上に設置される押ボタンスイッチのアクチ
ュエータを押下して押ボタンスイッチを作動させる。
【0011】
【発明の実施の形態】 以下に、この発明の実施の形態
を、図面に基づき説明する。図1は、リモコン装置に内
蔵可能に発信部を備えたスイッチ付きタブレット入力装
置の斜視説明図であり、図2は図1の中央断面を表す説
明図であり、図3は実施の形態の外観図であり、図4は
この実施の形態を説明する分解斜視図であり、図5は操
作ボタンの説明図で(a)は斜視図、(b)は断面図で
あり、図6はタブレットケースの断面説明図であり、図
7は第2脚体の説明図であり、図8は操作ボタンを操作
した状態の断面説明図であり、図9は操作ボタンを押圧
した状態を表す断面説明図である。
【0012】1は、スイッチ付きタブレット入力装置で
ある。スイッチ付きタブレット入力装置1は、図1乃至
図3に表すように、入力操作可能なポインタスイッチ部
2と、ポインタスイッチ部2を実装する基板3と、ポイ
ンタスイッチ部2を基板3との間に挟んだ状態に配置す
るよう基板3と対向して設けられる外ケース4とからな
る。ポインタスイッチ部2は、基板3に実装された電子
回路と信号入出力可能にフラットケーブル53によって
接続される。この実施の形態では、図3に表すように、
スイッチ付きタブレット入力装置1はリモコン装置に内
蔵するので、外ケース4はリモコン装置の外殻を形成す
るケースからなる。ポインタスイッチ部2は、押圧され
ることで信号出力可能なタブレットシート5及びタブレ
ットシート5を押圧操作する操作ボタン6を、タブレッ
トケース7に収容してなり、更に、タブレットケース7
の側部に固定される弾性脚体8とからなる。
【0013】タブレットシート5は、図4に表すよう
に、矩形からなる上下2枚の薄膜状の上シート51及び
下シート52を僅かな間隔を隔てて対向してなる。上下
シート51,52の間隔は、上下シート51,52の対
向する端部間に絶縁スペーサ(図示せず)を設置して保
持される。更に、上下シート51,52の一端部から
は、基板3と電気的に接続して信号出力するためのフラ
ットケーブル53が設けられ、基板3へ信号出力可能に
電気的に接続される。そして、タブレットシート5は上
シート51及び下シート52が接触された位置によって
偏位量を表す出力信号をフラットケーブル53から出力
可能である。
【0014】操作ボタン6は、図5に表すように、側面
視凸型形状からなり、凸型形状の中央突出部を操作部6
1として円筒形状に形成して設け、操作部61の底面に
は中央を凸状曲面に形成する球冠状部62を設ける。更
に、凸型形状の鍔部分の外縁には、球冠状部62より僅
かに底面側へ突出するリング状のフランジ部63を設
け、フランジ部63は球冠状部62の側面と肉薄に形成
される弾性部64で連結されてなる。そして、操作ボタ
ン6はタブレットシート5の上シート51上に球冠状部
62が上シート51側となるように載置される。このよ
うに載置された状態で操作ボタン6の操作部61を、操
作部61の中心から偏位操作して球冠状部62が上シー
ト51を下シート52と接触するように押圧すること
で、球冠状部62が偏位した位置で上シート51及び下
シート52を接触させることが可能である。又、操作ボ
タン6は球冠状部62とフランジ部63とを弾性部64
で連結してなるので、操作部61を偏位操作したときに
球冠状部62はタブレットシート5上で容易に転動自在
となる。更に、操作部61は、上面の中央を凹曲面状に
やや窪ませてなり、操作部61の操作性を向上させる。
(この実施の形態では、球冠状部62は凸状の曲面のみ
から形成するが、必要に応じ球冠状部62の中央に、他
の曲面より僅かに突出する突起部を突設しても良い。突
起部を設けることで操作部61を操作しなくともタブレ
ットシート5の中央で既にタブレットシート5の上シー
ト51及び下シート52を接触した状態とすることが可
能となる。従って、この場合には、次に操作部61を操
作して上シート51及び下シート52を接触したい値ま
での操作量をタブレットシート5の中央からの偏位とし
て信号出力可能となる。)
【0015】タブレットケース7には、図4及び図6に
表すように、タブレットシート5を載置可能な矩形の板
状体からなる底部71を設けて、底部71周囲の四方端
辺から外枠72を上方へ立設する。更に、タブレットケ
ース7は、底部71の上方からケースカバー73で底部
71上面を覆ってなる。底部71と外枠72とは合成樹
脂等で一体的に成形されてなり、底部71は金属板等を
表面に固定することで強固に形成する。ケースカバー7
3は、外枠72の枠内と同形状の板状体からなり、中央
には操作ボタン6に設けた凸状の操作部61を挿通可能
なボタン孔74を穿設し、操作部61を外方へ臨ませ
る。タブレットケース7は、底部71上に、下シート5
2が位置するようタブレットシート5を載置し、更に、
タブレットシート5の上シート51と操作ボタン6の球
冠状部62が対向するように操作ボタン6を載置する。
そして、タブレットシート5及び操作ボタン6を載置さ
れたタブレットケース7には、ケースカバー73を、ケ
ースカバー73のボタン孔74に操作ボタン6の操作部
61を挿通して上方から覆う。このようにタブレットケ
ース7を形成することで、タブレットケース7内にタブ
レットシート5及び操作ボタン6を挟持して収容可能で
ある。この実施の形態では、底部71とケースカバー7
3とは、底部71の四隅に穿設するボス孔(図示せず)
に、ケースカバー73底面のボス孔(図示せず)対向位
置に立設するボス(図示せず)を挿通した状態でボス
(図示せず)を溶着して固定する。又、対向する一対の
外枠72の外側端部には、夫々同位置となるように外枠
72に沿って長孔75を穿設する。更に、底部71の基
板3と対向面には、図6に表すように、基板3側へ斜め
に突出する肉薄で弾性を有する補助脚部76を設ける。
【0016】弾性脚体8は、棒状からなる第1脚体8
1,82及び第2脚体83,84からなる。第1脚体8
1,82は、長孔75を穿設した外枠72の長孔75を
穿設していない端部に基端部である一端を固着して、他
端は同外枠72に沿って斜めに基板3側へ設置される。
同様に、他方の第1脚体82は一方の第1脚体81同
様、一方の第1脚体81を固着した外枠72と対向する
外枠72に一端を固着して他端は基板3側へ斜めに設け
られる。従って、第1脚体81,82は、外枠72から
基板3側へ斜めに且つ夫々平行に設置されることとな
る。更に、第1脚体81,82の中間部には外枠72側
へ向けて取付孔85を穿設する。このように形成される
第1脚体81,82には第2脚体83,84が取付けら
れる。第2脚体83,84は、図7に表すように、一端
を連結部86によってコ字状に連結され、第2脚体8
3,84の他端である基端部にはタブレットケース7の
長孔75に挿入可能な摺動軸87を対向方向へ突設す
る。又、連結部86の両端部には、外ケース4に位置決
めするためのボス86aを外ケース4側へ突設する。更
に、第2脚体83,84の中間部には、第1脚体81,
82に穿設された取付孔85に挿入可能に回動軸88を
突設する。このように形成される第2脚体83,84
は、夫々の摺動軸87を外枠72の長孔75へ挿入する
と共に、回動軸88を第1脚体81,82の取付孔85
へ挿入して、連結部86を基板3側へ位置させる。第1
脚体81,82の固定端は、肉薄に形成される弾性部8
9によって枠体72と連結固定されるが、弾性部89
は、所定以上の力が加わえらることで捻られて第1脚体
81,82が回動することを許し、力が除かれると再び
元の位置へ復帰させる。
【0017】この実施の形態では、第1脚体81,82
と、タブレットシート5載置部となるタブレットケース
7の底部71、外枠72及び補助各部76とはABS樹
脂によって一体成型されてなり、1点の部品として製造
できるので、製造コストを下げ、組立工程を簡略化でき
る等の効果を有する。第2脚体83,84及び連結部8
6、並びに、第1脚体81,82と、タブレットシート
5載置部となるタブレットケース7の底部71、外枠7
2及び補助各部76、或は、どちらか一方の組を、滑り
特性の良いポリアセタール樹脂で成形することにより、
操作部61を押圧された際にタブレットケース7がスム
ースに下方へ移動可能となる。
【0018】このように形成されるポインタスイッチ部
2は、基板3と外ケース4とで挟んで位置された状態で
は、タブレットケース7の補助脚部76、第1脚体8
1,82、及び、第2脚体83,84の基板3側先端が
夫々基板3表面に位置している。
【0019】基板3は、図4に表すように、この実施の
形態では、外ケース4内に装着可能な形状からなる。
又、基板3には、タブレットケース7の底部71中央位
置と対向する表面に、押ボタンスイッチ31を実装す
る。押ボタンスイッチ31は、先端にアクチュエータ3
2を設け、他端から基板3側に突設される端子33によ
って基板3へ実装され、アクチュエータ32が押圧され
ることで押ボタンスイッチ31内で回路を閉じて基板3
の接続端子間を導通状態とする。更に基板3先端には、
基板3に実装された電子回路素子及び電子回路によって
処理された信号を***作機器(図示せず)へ送信する赤
外発光素子34を設ける。
【0020】外ケース4は、基板3を位置決めして内部
に収容固定すると共に、ポインタスイッチ部2を挟んで
位置させた状態でケースカバー73と共に操作部61を
外方へ位置させるように開口41を穿設する。そして、
外ケース4と基板3との間にポインタスイッチ部2を挟
み位置させた状態でポインタスイッチ部2及び基板3を
内部に収容した際に、操作部61が外ケース4の外部に
露出されて操作部61を操作可能に形成される。更に、
ポインタスイッチ部2のボス86aと対向位置にはボス
孔を有する係止部42を設け、組立時にボス86aと係
止部42とを係止させることでポインタスイッチ部2は
位置決めされ基板3上の所定位置に配置される。
【0021】スイッチ付きタブレット入力装置1は、上
述のようにポインタスイッチ部2を基板3と外ケース4
とで挟んだ位置に配置させて組み立てた状態で操作され
る。即ち、外ケース4の開口41から外部に露出された
操作部61を偏位操作する。すると、図8に表すよう
に、操作ボタン6の球冠状部62が偏位された位置で上
シート51及び下シート52を接触させる。すると、タ
ブレットシート5は上シート51及び下シート52が接
触された偏位位置を表す信号を出力する。そして、出力
された信号は基板3に実装された種々の電子回路素子及
び電子回路によって処理され、基板3先端に設けた赤外
発光素子33から送信される。このように送信された出
力信号により、***作機器(図示せず)のディスプレイ
等の表示機器(図示せず)上では、ポインタ或はカーソ
ルが、操作した偏位分だけ移動して表示されることとな
る。このときの操作部61を偏位操作する押圧力は、タ
ブレットケース7の補助脚部76、第1脚体81,8
2、及び、第2脚体83,84の弾性に抗して押ボタン
スイッチ31を押下しない押圧力で偏位操作する。
【0022】操作部61を偏位操作していた状態から、
更にタブレットケース7の補助脚部76、第1脚体8
1,82、及び、第2脚体83,84の弾性に抗した押
圧力で操作部61を押圧すると、図9に表すように、ポ
インタスイッチ部2全体が下方へ押圧移動される。即
ち、弾性に抗する力が働くことで、第1脚体81,82
が弾性部89を中心に回動されると共に第2脚体83,
84が連結部86を中心に回動されて第2脚体83,8
4の摺動軸87がタブレットケース7の長孔75内を摺
動し、且つ、タブレットケース7の補助脚部76も基板
3へ押し付けられることで弾性変形し、タブレットケー
ス7は平行に基板3側へ押下される。そして、基板3に
実装された押ボタンスイッチ31のアクチュエータ32
を押下して押ボタンスイッチ31を閉じた状態にする。
すると、押ボタンスイッチ31の端子33間が閉じた状
態となり、基板3に実装された種々の電子回路素子及び
電子回路によって所定の信号が赤外発光素子34から被
操作機器(図示せず)へ発信されることとなる。この発
信された信号により***作機器(図示せず)では、ポイ
ンタ或はカーソル位置で確定された旨を検知することと
なる。
【0023】このように、第1脚体81,82、及び、
第2脚体83,84を、夫々中間部で回動自在となるよ
うX字状に形成することで、操作部61を偏位させて押
下する位置がどこであっても、押ボタンスイッチ31の
アクチュエータ32を押下するまでの移動距離と押下す
るために必要な押圧力が一定となる。尚、タブレットケ
ース7を平行に押下するためには、主に第1脚体81,
82を固定する弾性部89によって発生される弾性の強
さと、第2脚体83,84を連結する連結部86によっ
て発生される弾性の強さとを、略等しく設計することが
必要である。
【0024】この実施の形態では、押ボタンスイッチ3
1のアクチュエータ32を押下するための所定の押圧力
の設定が、タブレットケース7の補助脚部76、第1脚
体81,82、及び、第2脚体83,84の弾性によっ
て決定されるよう構成したが、タブレットケース7に補
助脚部76を設けず、第1脚体81,82、及び、第2
脚体83,84の弾性のみで決定されるように第1脚体
81,82を固定する弾性部89の肉厚と第2脚体8
3,84を連結する連結部86の肉厚とを適宜調整して
形成することで設定することも可能である。
【0025】
【発明の効果】 従って、この発明によれば、タブレッ
トケースが弾性脚体によって基板に支持され、タブレッ
トケースが押下される際には、弾性脚体によってタブレ
ットケースが平行に移動される。そのため、操作部の押
圧位置に依存することなく、押ボタンスイッチを作動さ
せるまでの移動距離、及び、操作部を押下するために必
要な押圧力を一定にすることが可能となるので、スイッ
チ付きタブレット入力装置を安定して操作可能となる。
【0026】又、タブレットケース或は弾性脚体を外ケ
ースへねじ等によって固定する必要がないので製造工程
の簡略化が可能であると共に、片持ち状とした場合に必
要とされる片持ち支持するためだけの無駄なスペースを
多く必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態の斜視説明図
【図2】 図1の中央断面説明図
【図3】 実施の形態の外観図
【図4】 実施の形態の分解斜視図
【図5】 実施の形態の部品である操作ボタンの説明
【図6】 同タブレットケースの断面説明図
【図7】 同弾性脚体の一部を表す説明図
【図8】 実施の形態を操作した状態を表す断面説明
【図9】 実施の形態を操作した状態を表す断面説明
【図10】 従来のスイッチ付きタブレット入力装置の
分解説明図
【図11】 同操作状態を表す縦断面説明図
【符号の説明】
1 スイッチ付きタブレット入力装置 2 ポインタスイッチ部 3 基板 31 押ボタンスイッチ 32 アクチュエータ 33 端子 34 赤外発光素子 4 外ケース 41 開口 42 ボス孔 5 タブレットシート 51 上シート 52 下シート 53 フラットケーブル 6 操作ボタン 61 操作部 62 球冠状部 63 フランジ部 64 弾性部 7 タブレットケース 71 底部 72 外枠 73 ケースカバー 74 ボタン孔 75 長孔 76 補助脚部 8 弾性脚体 81 第1脚体 82 第1脚体 83 第2脚体 84 第2脚体 85 取付孔 86 連結部 86a ボス 87 摺動軸 88 回動軸 89 弾性部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/03 315 G06F 3/03 380 H01H 25/00 - 25/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上シート及び下シートからなり、上下シ
    ート表面を相互に間隔を隔てて対向させて配置されたタ
    ブレットシートと、 タブレットシート上部に配置され、タブレットシートと
    当接する底面が形成されると共に表面には操作部が形成
    される操作ボタンと、 板状からなる底部の周囲に外枠が設けられ、操作ボタン
    の底面がタブレットシート上で転動自在となるように操
    作ボタン及びタブレットシートを対向させ、且つ、操作
    ボタンの操作部を外方へ臨ませて外枠内に収容するタブ
    レットケースと、 操作ボタンの操作部を外方に臨ませる開口が穿設される
    外ケースと、 タブレットケースを外ケースとの間で挟んで対向設置さ
    れる基板と、 外ケースに穿設される開口と対向する基板表面に設置さ
    れ、開口側にアクチュエータが配設される押ボタンスイ
    ッチと、 タブレットケースに設けられた外枠の外側面に基端部を
    固定され、基端部から基板側へ斜めに延設される第1脚
    体、及び、第1脚体とX字状に交差させると共に基端部
    をタブレットケースの外枠の外側面に沿って摺動自在に
    係止させ、且つ、交差部を中心に第1脚体に対して回動
    自在に設けられる第2脚体を、外枠の対向する辺にそれ
    ぞれ設ける弾性脚体とからなり、 操作ボタンの操作部を中心から偏位させて押圧操作さ
    れ、上下シートが操作ボタンの底面によって偏位位置で
    接触されることで、タブレットシートが接触位置から偏
    位操作量を表す出力データを出力し、 操作ボタンの操作部を弾性脚体の弾性力に抗する押圧力
    によって押圧され、タブレットケース底部が押ボタンス
    イッチのアクチュエータを押下して押ボタンスイッチを
    作動させることを特徴とするスイッチ付きタブレット入
    力装置。
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