JP3359264B2 - 車両用緊急発信装置 - Google Patents

車両用緊急発信装置

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JP3359264B2
JP3359264B2 JP22040497A JP22040497A JP3359264B2 JP 3359264 B2 JP3359264 B2 JP 3359264B2 JP 22040497 A JP22040497 A JP 22040497A JP 22040497 A JP22040497 A JP 22040497A JP 3359264 B2 JP3359264 B2 JP 3359264B2
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憲雄 ▲吉▼江
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用緊急発信装置
に関する。詳しくは、自動車等の車両において、不測の
事態が生じたときに、予め定められた連絡先に緊急信号
を発信することができる車両用緊急発信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両において、車両搭載緊急
発信装置は、車両本体側、例えばエアバッグ作動時に任
意の場所に緊急信号を発信するシステムが考えられてい
る。また、運転者が車両等に乗車時に暴漢等に襲われた
場合に車両側に設置されたスイッチを操作して現在位置
等を発信するシステムが考えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記車両搭載緊急発信
装置において、前者のエアバッグ作動時に任意の場所に
緊急信号を発信するシステムでは、エアバッグが作動す
るような事故の場合に限られてしまい、他の場合には使
用できないという問題がある。また後者の車両側に設置
されたスイッチを操作して現在位置等を発信するシステ
ムでは押ボタンを誤動作させると受信側で混乱を招くた
め、押ボタンの誤動作防止手段が必要となるという問題
がある。
【0004】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、何時
でも使用可能で、且つ押ボタンの誤動作防止手段を有す
る緊急発信装置を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、携帯電話機10を保持するホルダー部12と、該ホ
ルダー部12をヒンジ部13で支持する本体部14とを
有する携帯電話機ホルダーを利用した車両用緊急発信装
置であって、前記本体部14のホルダー部12に対向す
る部位に緊急発信用の押ボタンスイッチの押ボタン15
が設けられると共に、該押ボタンスイッチに接続され前
記押ボタン15が押下されたときに緊急信号を発信する
発信回路が本体部14内に設けられて成ることを特徴と
する。この構成を採ることにより、本体部に設けられた
押ボタンは常時はホルダー部に隠されているため、誤動
作は防止されているが、緊急時にはホルダー部を撥ね上
げることにより容易に押下することができ、それにより
緊急信号を発信することができる。
【0006】本発明の請求項2の発明は、携帯電話機1
0を保持するホルダー部12と、該ホルダー部12をヒ
ンジ部13で支持する本体部14とを有する携帯電話機
ホルダーを利用した車両用緊急発信装置であって、前記
本体部14のホルダー部12に対向する部位に緊急発信
用の押ボタンスイッチの押ボタン15を設けると共に、
該押ボタンスイッチと前記ホルダー部12に保持される
携帯電話機10とを電気的に接続し、前記押ボタン15
が押下されたときに前記携帯電話機10より緊急信号が
発信されることを特徴とする。この構成を採ることによ
り、誤動作を防止可能とすると共に携帯電話機を利用し
て緊急信号を発信することができる。
【0007】また、請求項3の発明は前記ホルダー部1
2は、常時は前記押ボタン14を覆っており、緊急時に
は本体部14に対してほぼ垂直に引き起こすことができ
ることを特徴とする。この構成を採ることにより、緊急
時にはホルダー部を撥ね上げることにより押ボタンを押
下するときに邪魔にならず、容易に押下することができ
る。
【0008】また、請求項4の発明は、前記緊急信号を
発信する発信回路には予め発信先を指定できるメモリ回
路が設けられてなることを特徴とする。この構成を採る
ことにより、緊急時には予め指定した連絡先に緊急信号
を発信することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は本発明の実施の形
態を示す図であり、図1は携帯電話機を装着した状態を
示す斜視図、図2は携帯電話機を着脱するときの状態を
示す斜視図、図3は緊急信号発信時の状態を示す斜視図
である。本実施の形態は携帯電話機(本願では携帯電話
機とはPHS、携帯無線機等を含む)を保持する携帯電
話機ホルダーに緊急発信機を付設したものである。
【0010】そして、携帯電話機ホルダーは図1に示す
ように、携帯電話機10を一対のアーム11,11′で
挟持して保持するホルダー部12と、該ホルダー部12
をヒンジ部13(図3参照)で回動可能に結合した本体
部14とより構成されており、ホルダー部12は図2の
如く、携帯電話機10を着脱するときは、本体部14に
対して15°程度傾斜して図示なきストッパーにより停
止させられるようになっている。
【0011】さらに、強くホルダー部12を引き起こせ
ば図3に示すように、本体部14のヒンジ部13近傍に
設けられた図示なきストッパーを乗り越えて本体部14
に対してほぼ垂直になるように引き起こすことができる
構造となっている。なお図3において、符号16はホル
ダー部12に設けられた突起、17は該突起をくわえて
ホルダー部12を本体部14に係止するチャックであ
る。
【0012】また、本体部14には緊急発信用の押ボタ
ンスイッチが設けられ、その押ボタンスイッチの押ボタ
ン15が図3に示すように本体部14の上面に露出され
ている。また、本体部14の内部には前記押ボタンスイ
ッチに接続された図示なき緊急発信用の発信装置が内蔵
されている。
【0013】このように構成された本実施の形態の車両
用緊急発信装置は、先ず本体部14を自動車のコンソー
ルボックス等、適宜の場所にビス止め、または接着によ
り固定しておく。そして携帯電話機ホルダーとして使用
する場合、携帯電話機不使用時は図1に示すようにホル
ダー部12に携帯電話機10を保持させ、携帯電話機使
用時は図2に示すようにホルダー部12から携帯電話機
10を取り外して使用することができる。
【0014】この場合、図1、図2に示すように緊急発
信用の押ボタン15はホルダー部12の陰に隠れている
ため、誤動作されるようなことはない。次に、緊急の事
態が発生したときは、図3に示すように、ホルダー部1
2を本体部14に対してほぼ垂直となるように引起こせ
ば、押ボタンスイッチの押ボタン15は何物にも妨げら
れずに押下することができる。これにより本体部14に
内蔵された発信装置からは緊急信号が発信される。
【0015】なお、前記緊急発信用の発信装置には予め
送信先を指定できるメモリ回路を設けておいても良く、
さらにメッセージ(現在位置等)を発信できるようにし
ておくことも好ましい。これにより受信側では緊急信号
発信車両の緊急事態、現在位置等を直ちに知ることがで
きる。また、緊急スイッチの押ボタン15を大型化する
ことによりパニック時にも確実に作動可能とすることも
できる。このような本実施の形態は、車両を多数使用す
るタクシー会社、運送会社等での車両管理に寄与するこ
とができる。
【0016】図4は本発明の他の実施の形態を示す図で
ある。本実施の形態の電話機ホルダーは前実施の形態と
同様であるが、緊急信号を本電話機ホルダーに保持した
携帯電話機10のハンドフリーシステムを利用して発信
できるようにしたものである。即ち、図に示すように電
話機ホルダー本体部14は、内部にハンドフリーシステ
ム用の制御部が収められ、外部にバッテリ20、ハンド
フリーシステム用マイク(スイッチ)21、スピーカ2
2、アンテナ23等が電気的に接続されている。本体部
14は、さらにケーブル24により携帯電話機10と電
気的に接続され、本体部14の押ボタンスイッチの操作
により該携帯電話機10から緊急信号を発信することが
できるようになっている。
【0017】このように構成された本実施の形態は、常
時は押ボタンスイッチの押ボタンはホルダー部12に隠
されているため誤動作は防止され、緊急時にはホルダー
部12を撥ね上げて押ボタンを押下することができる。
この際携帯電話機10はホルダー部12から離脱される
が、ケーブル24により本体部14に接続されているた
め電気的には接続されており、携帯電話機10からは緊
急信号が発信される。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、緊急発信用の押ボタン
が常時はホルダー部の陰に隠れているため、誤動作され
るようなことはく、緊急時にはホルダー部を撥ね上げる
ことにより容易に押ボタンを押下し、緊急信号を発信す
ることができる。また、過大な衝撃が加わった場合、ホ
ルダー部より携帯電話機が外れた場合も本体部は車両に
ビス等で固定されているため確実にスイッチを作動させ
ることができる。さらに発信先を指定しておけば、車両
を多数使用する会社等での車両管理に寄与することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図で、携帯電話機を
保持した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す図で、携帯電話機を
着脱する状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す図で、緊急時の状態
を示す斜視図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
10…携帯電話機 11,11′…アーム 12…ホルダー部 13…ヒンジ部 14…本体部 15…押ボタン 20…バッテリ 21…マイク(スイッチ) 24…ケーブル
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/02 - 1/23 H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38 B60R 11/02 G08B 19/00 - 21/24

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話機(10)を保持するホルダー
    部(12)と、該ホルダー部(12)をヒンジ部(1
    3)で支持する本体部(14)とを有する携帯電話機ホ
    ルダーを利用した車両用緊急発信装置であって、 前記本体部(14)のホルダー部(12)に対向する部
    位に緊急発信用の押ボタンスイッチの押ボタン(15)
    が設けられると共に、該押ボタンスイッチに接続され前
    記押ボタン(15)が押下されたときに緊急信号を発信
    する発信回路が本体部(14)内に設けられて成ること
    を特徴とする車両用緊急発信装置。
  2. 【請求項2】 携帯電話機(10)を保持するホルダー
    部(12)と、該ホルダー部(12)をヒンジ部(1
    3)で支持する本体部(14)とを有する携帯電話機ホ
    ルダーを利用した車両用緊急発信装置であって、 前記本体部(14)のホルダー部(12)に対向する部
    位に緊急発信用の押ボタンスイッチの押ボタン(15)
    を設けると共に、該押ボタンスイッチと前記ホルダー部
    (12)に保持される携帯電話機(10)とを電気的に
    接続し、前記押ボタン(15)が押下されたときに前記
    携帯電話機(10)より緊急信号が発信されることを特
    徴とする車両用緊急発信装置。
  3. 【請求項3】 前記ホルダー部(12)は、常時は前記
    押ボタン(14)を覆っており、緊急時には本体部(1
    4)に対してほぼ垂直に引き起こすことができることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の車両用緊急発信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記緊急信号を発信する発信回路又は携
    帯電話機は予め記憶させた発信先に緊急信号を発信する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用緊急発
    信装置。
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