JP3356738B2 - コンクリート型枠板の間隔保持装置 - Google Patents

コンクリート型枠板の間隔保持装置

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JP3356738B2 JP31540399A JP31540399A JP3356738B2 JP 3356738 B2 JP3356738 B2 JP 3356738B2 JP 31540399 A JP31540399 A JP 31540399A JP 31540399 A JP31540399 A JP 31540399A JP 3356738 B2 JP3356738 B2 JP 3356738B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート型枠
板の間隔を所定長に保持するための間隔保持棒と、この
間隔保持棒の両端部を固定する固定具を備えた間隔保持
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリート型枠板の間隔保持装
置の一例としては、例えば実開昭59−124258号
公報に開示されているものがあり、以下にこの間隔保持
装置を構成する間隔保持棒とこの両端部を固定する固定
具の形状およびこれらを用いた型枠の間隔保持方法を図
12〜図16に基づいて説明する。
【0003】図に示すように、間隔保持棒Aはストレー
ト軸型であり、間隔保持棒Aの両端部に径大ヘッドBが
螺合されたものである。また固定具Hは、固定具本体W
と本体取付具Vとからなり、この固定具本体Wは、間隔
保持棒A端部の径大ヘッドB受け入れ用の収容部Dと、
間隔保持棒Aを係止するヘッド係止部Cと、固定具本体
Wをコンクリート型枠板に取付ける際に用いる軸ボルト
Eとから構成されている。
【0004】このような間隔保持棒Aと固定具Hを用い
たコンクリート型枠板の間隔保持方法は、図14、図1
5に示すように、所定長の間隔に対面するように配置さ
れたコンクリート型枠板において、その型枠内に鉄筋
(図示せず)を配筋した後に、固定具本体Wを型枠板F
の内面側に配し、軸ボルトEを型枠板Fの内側から外側
へ貫通させ、本体取付具Vにより軸ボルトEを固定し
て、固定具Hを型枠板Fへ取付けていた。この際対面す
る型枠板Fにおいても同様に固定具Hを取付ける。次い
で間隔保持棒Aの両端部に径大ヘッドBを取付け、さら
に両端部に備えた径大ヘッドBを図14に示す方向Xに
螺合調整する。これは間隔保持棒Aが、一方の型枠板F
に取付けた固定具本体Wの収容部Dと、他方の対面する
型枠板Fに取付けた固定具本体Wの収容部D各々の所定
長に開いた間隔に一致させるために行う。これらの作業
の後、間隔保持棒Aの両端部をそれぞれに対応する固定
具本体Wの収容部Dへ上方より挿入し、係止部Cで間隔
保持棒Aを係止することにより、型枠板F間の間隔を所
定長に保持していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例に示すような構成では、間隔保持棒Aの端部を固定
具本体Wの収容部Dへ挿入するために、作業現場におい
て予め間隔保持棒Aの両端に径大ヘッドBを取付けなけ
ればならず、さらに取付けた双方の径大ヘッドBを、型
枠板Fに取付けた固定具本体Wの収容部D各々の所定長
に開いた間隔に一致するように螺合調整しなければなら
ない。このように多数本の間隔保持棒A毎に対して行う
作業は、型枠内に複雑に鉄筋を配筋された状態で行う困
難で時間がかかるものに加え高所や狭い足場の上で作業
しなければならないことが多く、著しく手間がかかり煩
雑なものであるという問題点があった。さらに間隔保持
棒Aと径大ヘッドBとは別々に作業現場に持ち込まれる
ため、部品点数が増加するという問題点があった。この
ため高所作業においては、部品点数の増加分の物品を落
下防止するために、慎重な作業が要求され、非能率的な
作業が強いられていた。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑み、部品点数
を少なくすると共に間隔保持棒を固定具に挿入する際の
間隔保持棒の螺合調整等の調整を不要とし、極めて容易
にかつ確実に型枠板間の間隔を所定長に保持することの
できるコンクリート型枠板の間隔保持装置を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、対面する型枠板のそれぞれに固定具を取付
け、両固定具間に間隔保持棒を配し、間隔保持棒の両端
部を、それぞれに対応する固定具に、間隔保持棒を軸心
に直交する方向に移動させることにより係合させ、型枠
板間の間隔を所定長に保持するコンクリート型枠板の間
隔保持装置において、間隔保持棒の少なくとも一方の端
部に所定長のネジ部を形成すると共に、固定具に前記ネ
ジ部に螺合するネジ部が形成された一対のハーフナット
を収容し、この一対のハーフナットを前記間隔保持棒の
ネジ部を受入れるように開口状態で前記固定具に保持さ
せる一方、間隔保持棒を軸心に直交する方向に移動させ
たとき、一対のハーフナットが閉じながらそのネジ部が
前記間隔保持棒のネジ部に螺合して、両者が係合するよ
うに構成したことを特徴とする。
【0008】本発明によれば、ストレート軸型で少なく
とも一方の端部に所定長のネジ部を備えた間隔保持棒
を、対面する型枠板それぞれに取付けた固定具における
固定具本体の収容部に上方から挿入させる。この際間隔
保持棒の端部が収容部内に備えられた開口状態の一対の
ハーフナットを押し下げ、これによって一対のハーフナ
ットを間隔保持棒の端部を挟み込むように閉じさせる。
この一対のハーフナットには間隔保持棒のネジ部に対応
して螺合するネジ部を形成しているため、一対のハーフ
ナットが間隔保持棒を挟み込んで閉じた際に、間隔保持
棒とハーフナットとの両ネジ部が螺合することにより、
間隔保持棒が固定具に係合する。その際の両ネジ部の螺
合は、軸方向の任意の位置で可能となるので、従来のよ
うな間隔保持棒の螺合調整等の調整をせずに、間隔保持
棒を固定具に上方より押し込むだけで両者を係合するこ
とができ、極めて容易にコンクリート型枠板の間隔を所
定長に設定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図1〜
図11に基づいて詳細に説明する。
【0010】本発明のコンクリート型枠板の間隔保持装
置は、図1に示すように対面する型枠板10各々に取付
ける固定具1と、この両固定具1間に横架すると共に係
合して型枠板10の間隔を保持する間隔保持棒3とから
構成されている。
【0011】この間隔保持棒3はストレート軸型の丸棒
状鋼材により形成されており、その両端部5、5に所定
長のネジ部4(図5参照)を形成している。
【0012】また固定具1は間隔保持棒3の端部5を係
合する固定具本体16と、固定具本体16を型枠板10
に取付ける本体取付具18とから構成されている。
【0013】次に前記固定具本体16の構成を図2〜図
4に基づいて詳細に説明する。
【0014】固定具本体16は金属によりプレス成形し
てなるブロック体形状に形成され、この頂面は間隔保持
棒3の端部5を上方から挿入可能なように、ほぼ矩形状
で開口しており、この内部には前記端部5を係合する一
対のハーフナット17を収容する有底の収容部2を形成
している(このハーフナット17および収容部2の詳細
な説明は後述する。)。なお固定具本体16は樹脂成形
品とすることができる。
【0015】固定具本体16の前端面7は、図2に示す
ように垂直平坦に形成され、この前端面7の左右中間位
置に頂面から縦方向にスリット状の挿入ガイド部9が貫
設されている。挿入ガイド部9は収容部2よりも幅狭
く、間隔保持棒3の直径より若干幅広く形成されてお
り、間隔保持棒3の端部5が固定具本体16の上方から
挿入する際、端部5は挿入ガイド9部に沿って中間位置
を維持するようにガイドされる。
【0016】固定具本体16の後端面6は、図3に示す
ように垂直平坦に形成され、型枠板10へ取付け用とな
る軸ボルト11を備えている。この軸ボルト11は張出
鍔12付きのボルト形状であって、付け根部においては
折損ガイド用の環状凹部15を刻設している。この環状
凹部15は図7に示すように、型枠板10の解体後にこ
の環状凹部15の付与位置から正確に、かつ容易に軸ボ
ルト11を折損除去するために設けられ、これにより仕
上げ作業を高能率に行うことができる。またこの軸ボル
ト11は、固定具本体16の後端面6の左右中間位置に
頂面から縦方向にスリット状に貫設された係止溝13に
係止されており、係止溝13の溝幅は軸ボルト11の直
径より狭く形成されている。また軸ボルト11は固定具
本体16をプレス成形により形成する際に、予め係止溝
13に挟み込んで備えられている。さらに軸ボルト11
には合成樹脂によりテーパ状に形成されたコーン14が
枢支されており、コーン14の幅広面14aにて型枠板
10に当接するように備えられている。しかしながらこ
れらの軸ボルト11およびコーン14は固定具本体16
に一体形成しても良い。
【0017】次に固定具本体16の内部に形成された収
容部2の形状を固定具本体16の側面19の形状と共
に、図2、図3を参照しながら図4に基づいて説明す
る。
【0018】側面19の内面側において、前端面7から
後端面6の中間位置より若干後端面6側に縦方向に凸壁
状のガイド部24を形成し、さらにこのガイド部24か
ら前端面7の間のほぼ中央にナット係止部26を突設さ
せている。このナット係止部26より上方の側面19の
形状は、外側に向かって拡がるような傾斜20を有し、
更にその上方の頂面において内側に狭くなるように折り
返し23を形成している。またナット係止部26より下
方の側面19の形状は垂直平坦に形成している。
【0019】このように収容部2は、その側面にガイド
部24とナット係止部26を、また前面に挿入ガイド部
9を設けた有底の形状をしている。
【0020】なお固定具本体16はプレス成形により形
成されているため、側面19の内面に形成したガイド部
24の外面側の位置には縦方向に凹溝状のガイド凹部2
4aが形成され、ナット係止部26の外面側の位置には
凹状のナット係止凹部26aが形成されている。ただし
ガイド凹部24aおよびナット係止凹部26aは、特に
形成しなくても良いものであって、前記ナット係止部2
6に関しては金属塊を溶接して形成しても良く、また板
状のものを備えても良い。
【0021】前記収容部2内には間隔保持棒3の軸端5
を挟み込むための開閉可能な一対のハーフナット17を
備えており、この一対のハーフナット17は収容部2内
のガイド部24と前端面7との間において上下動できる
と共に、間隔保持棒3の軸方向に移動不可となるように
配されている。また一対のハーフナット17はナット係
止部26上に開口状態で支えられている。この一対のハ
ーフナット17の形状は、図8(a)に示すように四角
形の矩形状ナットからなり、左右対称になるように切り
込んで、薄肉部28で一対に連結されている。またハー
フナット17の内周面には、間隔保持棒3のネジ部4に
対応するネジ部27を備えている。本実施形態のハーフ
ナット17の形状は、図8(a)に示すように四角形の
矩形状ナットのものを用いたが、その形状は図8
(b)、(c)に示すような円形および六角形のもので
も良く、その形状は特定しなくても良い。
【0022】次に固定具本体16を型枠板10に固定す
る本体取付具18(図5参照)の形状は、円筒状のもの
であって、その内周面には、固定具本体16に備えた軸
ボルト11を螺合することができるように形成されてい
る。しかしこの本体取付具18の形状は固定具本体16
を型枠板10に固定することができれば良く、特に限定
する必要はない。
【0023】次に上記のような構成をした本実施形態の
コンクリート型枠板の間隔保持装置の間隔保持方法を図
5、図6に基づいて説明する。
【0024】所定長の間隔に配置されたコンクリート型
枠板10において、その型枠内に鉄筋(図示せず)を配
筋した後に、図5に示すように、固定具1の固定具本体
16を型枠板10の内面側に配し、軸ボルト11を型枠
板10の内側から外側へ貫通させ、この外面に出た軸ボ
ルト11に本体取付具18を取付ける。この際対面する
型枠板10においても同様に固定具1を取付ける。次い
で図5および図6に示すように、間隔保持棒3の両端部
5、5を対面する型枠板10のそれぞれに取付けた固定
具本体16の収容部2に上方から下方(図に示す矢印
Y)に向けて挿入させる。この端部5が収容部2内に備
えられた開口状態の一対のハーフナット17を押し下げ
ると共に、ハーフナット17は収容部2内の両側面19
に形成した傾斜20に沿って間隔保持棒3の端部5を挟
み込むように閉じる。この一対のハーフナット17の内
周面には、間隔保持棒3に備えたネジ部4に対応して螺
合するネジ部27を形成しているため、ハーフナット1
7が間隔保持棒3を挟み込んで閉じた際に、両者のネジ
部が螺合して、間隔保持棒3が固定具1に係合する。
【0025】このように間隔保持棒3が固定具1に係合
した際に、前記の一対のハーフナットは、収容部2内の
両側面19に形成したガイド部24と前端面7との間に
ガイドされているため間隔保持棒3の軸方向に移動せ
ず、更に間隔保持棒3を係合して閉じた状態のハーフナ
ット17は、前記収容部2内の両側面19に形成したナ
ット係止部26により上下動しないように係止されてい
るため、ハーフナット17は間隔保持棒3を係合した状
態を維持することができる。
【0026】なお本実施形態のコンクリート型枠板の間
隔保持装置は種々の形態に構成することができる。
【0027】例えばハーフナット17を二つに分離させ
た状態のものを収容部に備えたコンクリート型枠板の間
隔保持装置について、図9〜図11に基づいて説明す
る。図11に示すように、間隔保持棒3は上記実施形態
で説明したものと同様のものを用い、固定具本体50に
関しては、収容部52、一対の分離したハーフナット5
3、ナット係止部51およびハーフナット保持軸54を
備えたものを用いた。またこのハーフナット53の内周
面には間隔保持棒3の軸端に備えたネジ部4に対応する
ネジ部55が備わっている。この固定具本体50は、収
容部52内にハーフナット53に挟み込む間隔保持棒3
の軸方向と平行になるように、左右一対のハーフナット
保持軸54を備え、このハーフナット保持軸54各々に
分離させたハーフナット53を嵌合しており、これらの
ハーフナット53が開閉可能なように備えられた上部開
口のブロック体形状のものである。またこのハーフナッ
ト53は、図10および図11に示すようにナット係止
部51により開口状態に支えられている。すなわち間隔
保持棒3を固定具本体50に図に示す矢印Zに挿入した
際、一対のハーフナット53は間隔保持棒3に押し込ま
れるように閉じて、間隔保持棒3のネジ部4とハーフナ
ット53のネジ部55が螺合し、更に閉じたハーフナッ
ト53はナット係止部51により係止されることによ
り、両者が係合する。
【0028】また本実施形態は、対面する型枠板10の
各々にハーフナット17を備えた固定具1を取付けて、
間隔保持棒3により型枠板10の間隔を所定長に保持し
ていたが、両固定具の内一方に前記固定具1を取付け
て、他方に例えば従来の技術で説明した固定具Hを用い
ても良い。このような場合の間隔保持棒3の形状は、一
端に所定長のネジ部4を形成し、他端に径大ヘッドBを
備えることによりボルト頭部を形成したもの、すなわち
普通のボルト形状のものを用いれば良い。これにより間
隔保持棒3の所定長のネジ部4を形成した一端は固定具
1のハーフナット17に係合し、ボルト頭部を形成した
他端は固定具Hのヘッド係止部(ボルト頭部係止部)C
に係止する。
【0029】さらに本実施形態は、間隔保持棒3の端部
5にネジ部4が螺刻され、固定具1に備えたハーフナッ
ト17の内周面に前記ネジ部4に対応するネジ部27が
螺刻され、両ネジ部が螺合することにより両者を係合し
ていたが、間隔保持棒3の端部5に例えば凹凸の被係合
部を形成すると共に、固定具1に前記被係合部に対し所
定範囲の軸方向位置において任意に係合する例えば凸凹
の係合部を形成された一対のハーフナット状の係合具を
収容し、この一対の係合具を前記被係合部を受入れるよ
うに開口状態で、かつ前記軸方向に移動不可の状態で保
持する一方、間隔保持棒3を軸心に直交する方向に移動
させたとき、一対の係合具が閉じながらその係合部が前
記間隔保持棒3の被係合部に係合して、間隔保持棒3と
固定具1の両者が係合するような構成にしても良い。
【0030】また本実施形態のハーフナット17の周面
の形状を、挟み込む間隔保持棒3の軸方向他端側に狭く
なるようにテーパ状に形成させ、さらにハーフナット1
7を収容する固定具1の内面の形状を、テーパ状に形成
したハーフナット17に対応するような傾斜面に形成す
ることにより、間隔保持棒3に引張り力が働いた際に、
ハーフナット17のテーパ形状と収容部2内の傾斜面に
より、くさび効果が発生し、一対のハーフナット17が
閉じ込む方向に移動するような構成にしても良い。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、部品点数を少なくする
と共に間隔保持棒を固定具に挿入する際の間隔保持棒の
螺合調整等の調整を不要とし、極めて容易にかつ確実に
型枠板間の間隔を所定長に保持することのできるコンク
リート型枠板の間隔保持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のコンクリート型枠板の間隔
保持装置を示す断面図である。
【図2】本発明の実施形態の固定具本体の前方から見た
斜視図である。
【図3】本発明の実施形態の固定具本体の後方から見た
斜視図である。
【図4】本発明の実施形態の固定具本体を示し、(a)
はその正面図、(b)はその平面図、(c)はその側面
図である。
【図5】本発明の実施形態の固定具を型枠板に取付けた
後、固定具本体に間隔保持棒を係合させる際の間隔保持
装置を示す断面図である。
【図6】本発明の実施形態の固定具本体に間隔保持棒を
係合させる際の固定具本体を示し、(a)は固定具本体
に間隔保持棒を挿入させる直前の状態を示す正面図、
(b)は固定具本体に間隔保持棒を挿入後、両者を係合
させた状態を示す正面図である。
【図7】本発明の実施形態の型枠解体状態を示す断面図
である。
【図8】本発明の実施形態の固定具本体に備えたハーフ
ナットにおいて、(a)はその形状が四角形である場合
を示す正面図、(b)はその形状が円形である場合を示
す正面図、(c)はその形状が六角形である場合を示す
正面図である。
【図9】本発明の他の実施形態のコンクリート型枠板の
間隔保持装置を示す一部切り欠き斜視図である。
【図10】本発明の他の実施形態のコンクリート型枠板
の間隔保持装置を示す断面図である。
【図11】本発明の他の実施形態のコンクリート型枠板
の間隔保持装置を、その係合部を側面から見た上面図で
ある。
【図12】従来のコンクリート型枠板の間隔保持装置を
示す断面図である。
【図13】従来の固定具本体を示し、(a)はその正面
図、(b)はその平面図、(c)はその側面図である。
【図14】従来の固定具を型枠板に取付けた後、固定具
本体に間隔保持棒を係合させる際の間隔保持装置を示す
断面図である。
【図15】従来の固定具本体の前方から見た斜視図であ
る。
【図16】従来の固定具本体の後方から見た斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 固定具 3 間隔保持棒 4 ネジ部 5 端部 10 型枠板 17 ハーフナット 19 側面 27 ネジ部 28 薄肉部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 17/065 F16B 37/08 - 37/10

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対面する型枠板のそれぞれに固定具を取
    付け、両固定具間に間隔保持棒を配し、間隔保持棒の両
    端部を、それぞれに対応する固定具に、間隔保持棒を軸
    心に直交する方向に移動させることにより係合させ、型
    枠板間の間隔を所定長に保持するコンクリート型枠板の
    間隔保持装置において、間隔保持棒の少なくとも一方の
    端部に所定長のネジ部を形成すると共に、固定具に前記
    ネジ部に螺合するネジ部が形成された一対のハーフナッ
    トを収容し、この一対のハーフナットを前記間隔保持棒
    のネジ部を受入れるように開口状態で前記固定具に保持
    させる一方、間隔保持棒を軸心に直交する方向に移動さ
    せたとき、一対のハーフナットが閉じながらそのネジ部
    が前記間隔保持棒のネジ部に螺合して、両者が係合する
    ように構成したことを特徴とするコンクリート型枠板の
    間隔保持装置。
  2. 【請求項2】 間隔保持棒の両端部に所定長のネジ部を
    形成すると共に、両固定具それぞれに、前記ネジ部に対
    応するネジ部を備えた一対のハーフナットを収容したこ
    とを特徴とする請求項1記載のコンクリート型枠板の間
    隔保持装置。
  3. 【請求項3】 間隔保持棒の一端に所定長のネジ部を形
    成し、他端にボルト頭部を形成すると共に、両固定具の
    内一方の固定具に前記間隔保持棒のネジ部に対応するネ
    ジ部を備えた一対のハーフナットを収容させ、他方の固
    定具に前記ボルト頭部に対応するボルト頭部係止部を形
    成したことを特徴とする請求項1記載のコンクリート型
    枠板の間隔保持装置。
  4. 【請求項4】 一対のハーフナットが薄肉部で連結され
    たことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコ
    ンクリート型枠板の間隔保持装置。
  5. 【請求項5】 ハーフナットの周面が間隔保持棒の軸方
    向他端側に向け狭くなるようにテーパ状に形成されると
    共に、固定具のハーフナット収容部の内面がテーパ状に
    形成したハーフナットに対応するような傾斜面に形成さ
    れ、間隔保持棒に引張り力が働いた際に、一対のハーフ
    ナットが間隔保持棒を挟み込む方向に移動することを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコンクリート
    型枠板の間隔保持装置。
  6. 【請求項6】 対面する型枠板のそれぞれに固定具を取
    付け、両固定具間に間隔保持棒を配し、間隔保持棒の両
    端部を、それぞれに対応する固定具に、間隔保持棒を軸
    心に直交する方向に移動させることにより係合させ、型
    枠板間の間隔を所定長に保持するコンクリート型枠板の
    間隔保持装置において、間隔保持棒の少なくとも一方の
    端部に被係合部を形成すると共に、固定具に前記被係合
    部に対し所定範囲の軸方向位置において任意に係合する
    係合部が形成された一対のハーフナット状係合具を収容
    し、この一対の係合具を前記被係合部を受入れるように
    開口状態で前記固定具に保持させる一方、間隔保持棒を
    軸心に直交する方向に移動させたとき、一対の係合具が
    閉じながらその係合部が前記間隔保持棒の被係合部に係
    合して、両者が係合するように構成したことを特徴とす
    るコンクリート型枠板の間隔保持装置。
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