JP3354930B2 - 可撓性縫合ガイドならびにホルダー - Google Patents

可撓性縫合ガイドならびにホルダー

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Description

【発明の詳細な説明】 関連分野 本願は1989年7月3日付の同時係属米国特許出願387,
909号と1989年1月30日付444,189号の一部継続である。
本発明は器官又は身体部分を外科的に治療する間に配
置される縫合線の寸法と(又は)形を制御するために使
用される外科縫合ガイドに関する。殊に、本発明は剛性
ホルダーに着脱可能に取り付けて外科手術縫合糸の間隔
と位置を制御するための可撓性縫合ガイドの組み合わせ
に関する。
発明の背景 器官やその他の身体部分を外科的に修復する際、外科
医は器官を切開することが普通である。外科的な傷を閉
じると縫合糸は種々の組織層内に配置され、傷の2つの
辺縁を引きつけて治癒過程でなめらかで有力な表面が矯
正されるようにしている。だが、縫合糸が応力にさらさ
れると組織に裂け目が入って傷の閉じ口を傷めることが
多い。従って、多くの場合、外科切開が行われた器官の
壁を強化し支持するために恒久的な支持力を付与する手
段をもつことが望ましい。また、多くの場合、その代わ
りに、生分解性の縫合ガイドを備えることも望ましい。
多くの場合、切開は直線に沿って行われるが、解剖上
の条件に合致するような形をしているため、外科医が所
望の形を形成するために縫合糸上の張力を平衡させるこ
とは困難になる。
一定数の例では縫合線はほぼ曲線となっており、縫合
線が所定寸法を維持することは極めて重要な意味をも
つ。例えば、二本の血管や腸のようなその他の器官を共
に縫合する場合、縫合線が潜在的な閉塞点をつくりだし
て血管を狭窄することがないように防止する手段が存在
する必要がある。
同様の問題は腸や気管支を切除する場合にも生ずる。
別例として外科医が外科手段により胃の大きさを小さく
しようとする場合、変形した器官が特定の円周寸法をと
り器官の大きさを小さくするために使用されるひだが均
一に分布して縫合線に沿って可撓性の劣った領域が形成
されることになる危険を避けるようにする手段が存在す
る必要がある。
美容整形手術のようなその他の状況では、外科医が縫
合線が所定の長さに制限されることを望む場合もある。
以上の状況の全てにおいて、縫合ガイドを使用して所
望の外科閉鎖寸法を達成することを助けたり、縫合糸が
位置する領域を固定し支えて縫合糸が組織から裂けたり
縫合線が引糸のように振舞い組織に望ましくないひだを
つける危険を避けることが望まれる。
以上の問題は、変形した僧帽弁、すなわち両尖弁を外
科的に矯正する際に一連のプロステーゼのうちの一つが
使用される輪状形成術として知られる外科手術において
とりわけ鋭いものとなっている。
心弁に対する疾患と一定の固有欠陥は心室が収縮する
際血液の心室から心房への逆流を妨げる際に心臓弁膜尖
の働きを損なう恐れがある。例えば、心臓組織のリュー
マチ熱と細菌性炎症は弁輪をひずませたり拡張したりし
て心臓弁膜尖を弁中心から変位させ弁収縮時に血液の漏
れをひきおこす恐れがある。
今日、輪状形成術として知られる二つの手法が拡張し
(又は)変形した弁輪を作り直すために使用されてい
る。
「ひだ形成」として知られる技法では弁輪の円周を円
周の小さな剛性又は半剛性プロステーゼリングを輪の基
部周囲に移植することによって小さくすると共に輪にひ
だをつけてその円周をリングの円周まで小さくしてい
る。「改造法」として知られる技法では、輪の円周は小
さくしないで輪を長い形に改造するものである。この目
標を達成するには輪と同じ円周を有するが長い又は楕円
形をした剛性又は半剛性のリングを弁の基部周囲に外科
的に移植する。ひだ形成法と改造法とは共に心臓弁膜尖
の先端を共に戻すことによって拡張した弁を閉じる際の
隙間を除去するするように意図している。
輪状形成術では種々の多くのプロステーゼが開発され
て使用されている。全体としてプロステーゼは弁輪基部
周囲にフィットする輪状又は一部輪状の部材である。最
初、プロステーゼは剛性フレーム部材又は弁の正規開閉
時にほとんどたわまない金属製その他の剛性材料による
「リング」として設計されていた。正常な心弁輪は噴門
サイクル中に継続的にたわむため、剛性のリングプロス
テーゼはこの運動を妨害し、弁自体の運動を制限するこ
とになる。従って剛性リングプロスデーゼを移植するた
めに使用される縫合糸は縫合糸を裂いてばらばらにする
だけの応力を蒙ることになる。剛性輪状形成リングプロ
ステーゼの例は米国特許3,656,185(1972年4月18日,
特許権者 カーペンター)と4,164,046(1979年8月14
日,特許権者 クーリー)によって開示されている。
その他の例は完全に可撓性の輪状形成リングプロステ
ーゼの使用を提案している。完全に可撓性のリングプロ
ステーゼの例は米国特許4,290,151(1981年9月22日,
特許権者 マサナ)に開示されており、カルロス D.ジ
ュランとホセルイス M.ウバゴの「房室弁改造用の完全
可撓製プロステーゼリングの臨床学的ならびに血行力学
作用」(胸部手術紀要5,No.5,458−463,1976年11月)と
M.プイッヒマサナ他による「新しい調節可能リングに対
する僧帽弁輪状形成術の保存外科手術」(心臓弁外科手
術1980,30−37,1981年)と題する論文で論じられてい
る。
可撓性プロステーゼは一般に可撓性材料により構成し
た内側支持部材を備えている。この支持部材は生体両立
性の織布材料中にくるめる。弁の開閉中に心臓弁膜尖ど
うしを整合しなおすにはリングを弁輪周囲に適当に縫合
させることによって行う。
だが、完全可撓性リングプロステーゼは微妙な移植手
術中において縫合領域に対して殆ど何の支持も与えるも
のではない。
たとい外科医が弁輪周囲に沿って均一に縫い目を分布
させようと試みても、移植中の縫い目の引き糸効果によ
って可撓性リングをおおう材料にひだをつけるから縫い
目自体もまたリング周辺の局部領域でひだを形成する傾
向がみられる。心臓弁輪における多重ひだ形成として知
られるこの現象によって輪周辺にはかたい領域がつくり
だされる。かくして、可撓性リングは実際には剛性領域
を付与する結果となり、弁輪円周が望み通り縮小すると
はいえ、弁の開閉中に弁輪を歪めることになる。
剛性リングプロステーゼの欠陥の幾つかを克服するた
めに更にその他の種類の輪状形成プロステーゼが設計さ
れており、リング円周を移植中に外科医が調節したり、
移植リングが弁の開閉中に移動するにつれて自動的に調
節するように工夫している。
このタイプの調節可能プロステーゼは剛性の、もしく
は少なくとも一部剛性のフレームと組み合わせて設計す
るのが普通である。
自動調節リングプロステーゼの例は、米国特許4,489,
446(権利者 リード,1984年12月25日)において開示さ
れている。プロステーゼの輪を自動調節できるように二
個の往復する剛性金属片がフレームを構成している。米
国特許4,602,911(権利者 アーマディ外)と、4,042,9
79(権利者 アンゲル,1977年8月23日)は、更にリン
グ円周を調節する機構を有する調節可能なリングプロス
テーゼを提示している。しかし、フレーム部材が剛性の
ため、自動調節プロステーゼはその他のタイプの剛性リ
ングプロステーゼの欠陥の多くを克服してはいない。
米国特許4,055,861(権利者 カーペンター、1977年1
1月1日)は上記完全可撓性リングと種々のタイプの剛
性リングとの間に可撓性を有する輪状形成リングプロス
テーゼについて開示している。カーペンターのリングは
同程度にかつ全方向に変形可能であって、ポリエチレン
テレフタレートの円周形剛毛を2〜8回巻いた環状の束
よりなる弾性を備えていることが望ましいとされてい
る。
剛性と半剛性の輪状形成リングは可撓性リングにより
惹起されるひだを除去するが、そのようなリングの限定
的性質は弁が正常に開閉する能力にとって一般的に危険
である。
そのため、公知の輪状形成リングプロステーゼにかか
わる上記欠陥を全くもたない変形又は拡張した心弁輪を
改形する外科手術を提供することが本発明の目的であ
る。
心弁の輪状形成に使用するためには、他の分野と同
様、縫合ガイドが全体的に可撓性、軽量かつしなやかで
あると共に、ガイドを貫いてその周囲に縫った縫合糸に
かかる応力に拡するに十分な強さを有することが望まし
い。
だが、全体に可撓性の縫合ガイドは上記の引き糸効果
における組織のひだを防ぐことができず、従って、縫合
線とそれが位置する組織が任意の所望寸法、例えば、所
望の円周を維持するようにすることはできない。
従って、外科手術中に縫合ガイドに対して一時的に剛
性と一定の寸法を与えるが一たび手術が完了した後は縫
合ガイドを自由に屈曲させるような手段に対する必要が
存在する。
図面の説明 本発明は添付図面を参照することにより十分に理解さ
れ、またその利点も当業者に明らかとなるはずである。
図面では同じ参照番号は幾つかの図面において同じ要素
を指すものとする。
図1は、本発明の実施例による剛性ホルダー組成体上
に取り付けた可撓性縫合ガイドの分解斜視図である。
図1Aは、本発明による可撓性縫合ガイドの長さの部分
断面上面図である。
図1Bは、リング形に縫合した本発明の可撓性縫合ガイ
ドの部分断面の上面図である。
図2は、縫合ガイドのない図1のホルダー組成体のガ
イドマウント部分とハンドル部分の下部の分解図であ
る。
図3は、図2に示す組み立てられたガイドマウント部
分と下部ハンドル部分上に取り付けた本発明の可撓縫合
ガイドの斜視図である。
図4は、図3の組み立てられたガイドマウントと下部
ハンドル部分のライン4−4に沿う断面図である。
図5は、可撓性縫合ガイドがぴんと張って固定された
図3のガイドマウントの上面図である。
図6は、本発明のもう一つの実施例によるガイドマウ
ントの斜視図である。
図7は、本発明の別の実施例によるレンズ状の断面形
をした縫合ガイドの断面図である。
図8は、本発明の別の実施例によるハンドル組成体の
斜視側面図である。
図9は、図8のハンドル延長部の下面図である。
図10は、図8のハウジングの上面図である。
図11は、本発明の別の実施例による縫合ガイドホルダ
ーの斜視図である。
図12は、図11の縫合ガイドホルダーのガイドマウント
部分と下部ハンドル部分の分解図である。
図13は、図11の縫合ガイドホルダーのガイドマウント
部分の上面図である。
図14は、本発明の別の実施例による線形縫合ガイドホ
ルダーの斜視図である。
図15は、縫合ガイドを取り付けた図14の縫合ガイドホ
ルダーの斜視図である。
図16は、本発明の別の実施例による円形縫合ガイドホ
ルダーの斜視図である。
図17は、縫合ガイドを取り付けた図16の縫合ガイドホ
ルダーの斜視図である。
図18は、ライン18−18に沿って描いた図17の縫合ガイ
ドとホルダーの断面図である。
発明の要約 本発明はほぼ可撓性の縫合ガイドをぴんと張った位置
に保持する組成体を提供して所定寸法を有する縫合線を
配置することにより上記の欠陥を克服するものである。
ホルダー組成体に取り付ける時、可撓性縫合ガイドは
縫合中の身体部分や血管部分の形に合致する円周のよう
な形をとる。ホルダー組成体は直線形であれ、曲線形で
あれ、又はそれら両者の組み合わせであれ縫合ガイドを
任意の所望形に保持するように構成することができ、縫
合ガイドは生分解性とすることも永久的に移植すること
もできる。かくして、改造手術をうけもつ外科医は所望
の形や寸法をもった縫合線を実現する上で助かることに
なる。
上記組成体は縫合ガイドが一定形、一定寸法にぴんと
張った形で配置保持される表面を有するホルダー部分を
備える。
殊に、ホルダー組成体は、縫合ガイドが縫合線にとっ
て都合のよい形や寸法をとるようにぴんと張った形で配
置される外側に向いた全体として平坦な面を有するボデ
ーを備える。
この表面は縫合ガイドの一部を受け取るための窪みを
少なくとも一つ備えていることが望ましい。上記組成体
は更に着脱可能なハンドルと縫合ガイドを着脱可能に裏
面に締めつける機構を備える。
本発明の組成体と共に使用される可撓性縫合ガイド
は、全体として長い可撓性のボデー要素を備える。同要
素は織布材料のような生体両立的なカバー内に収納した
内部可撓性リブを備える。縫合ガイドは、その目的が内
部に置かれた縫合糸からの裂けを防ぐための永久支持体
としての役目を果たすものであるか、縫合支持作用を一
時的なものとするかによって生分解性材料か非生分解性
材料の何れかによって構成することができる。縫合糸を
手術後に支持するその働きの外に手術中以上に開示のホ
ルダーと組みにして使用する場合、縫合ガイドは剛性支
持体と完成縫合線の長さを外科が制御する際のテンプレ
ートとしての働きをする。例えば、もし課題が一部を取
り除いた腸の2端を共に縫合することである場合、縫合
ガイドとホルダーの組み合わせにより外科接合の円周を
結腸の付近領域の円周よりも小さくも大きくもなく、ほ
ぼ等しくすることができる。
従って、ホルダー装置は縫合ガイドに対して一時的な
剛性や緊張を付与しながら、それに縫合目的を容易にす
るために選択した形を付与するように設計する。例え
ば、目的が縫合線を曲面の円周付近に配置することであ
る場合、ホルダーはその円周の少なくとも一部にフィッ
トさせ、縫合ガイドを前記円周に対して保持し円周を歪
めない外科接合を行う上で外科医を補助するように設計
する。
使用時、縫合ガイドはそれが沿在し、ボデーの形を一
時的にとるように配置された着脱可能に取り付ける手
段、例えば、一本又はそれ以上の糸、VelcroTMピースそ
の他により外側方向に面するボデー面に対して着脱可能
に保持する。上記取付手段は手術を完了するに十分な時
間縫合ガイドをホルダーボデーにしっかりと取り付ける
能力をもつが、一旦縫合線が置かれると溶解する能力を
もつ生分解性接着剤とすることもできる。一例では、糸
は寸刺の出入による縫合ガイドの少なくとも一部を貫通
させボデーの周囲を通すことにより縫合ガイドをボデー
面に対して少なくとも2点、例えばその極端部に取り付
けるようにする。
縫合ガイドをボデーに対して着脱可能に取り付ける手
段は、いったん縫合線が外科医により配置されたら組織
を貫く縫合糸の変位や裂けを生じさせるほど縫い目を攪
乱せずに縫合ガイドをボデーから引き離すことができる
ようなものでなければならない。例えば、着脱取付手段
が一本又はそれ以上の糸である場合、縫合ガイドをボデ
ーに備える糸の一部を配置してはさみ、その他により切
断し縫合ガイドを身体から自由に解放するようにできな
ければならない。
糸が切断されるか破断すると、縫合ガイドはボデーか
ら自由に解放される。
好適例の解説 本発明はほぼ可撓性の移植可能な縫合ガイドをぴんと
張った位置に保持し弁輪の基部周囲にひだを形成するこ
とによって、大きな心弁輪を所望の円周まで小さくする
ように所望の形又は寸法を有する縫合線に沿って縫合す
るホルダー組成体を対象としている。本発明の縫合ガイ
ドは織布カバー内に収納した自由に屈曲するリブから構
成する。使用中、本発明の可撓性縫合ガイドはホルダー
組成体によりぴんと保持され、ホルダー組成体の形によ
り決定される形に保持され、外科医は縫合ガイドにより
提供される支持体を使用して縫合糸を均一に配置させ縫
合ガイドを介して縫合ガイドとホルダーのそれとほぼ同
様の形をした縫合線内へ通した縫合糸によって組織を引
っ張る。例えば、輪状形成に使用する場合、ホルダー組
成体はC形として、それに一時的に添えられた縫合ガイ
ドがC形をとるようにすることができる。その後、縫合
ガイドを心弁輪の基部に縫合して拡張又は変形した弁輪
の円周をより正常な円周に制限することができる。縫合
ガイドをホルダーから放すと、ガイドは器官又は血管の
ダイナミックな作用によって身体器官や血管部分がとる
どんな形もとることができよう。
一般的にいってガイドマウント組成体は、ホルダー組
成体がひだを輪の壁内に保持する助けをするために縫合
ガイドが周囲に配置される一般的な弁輪の形をした上記
例におけると同様に所望縫合線の形と同じ形に構成した
ガイド支持体を含む。縫合ガイドはこのガイド支持体の
少なくとも一部、例えば真っ直ぐ又はカーブした部分に
沿って取り付ける。
ホルダー組成体によって外科医は縫合ガイドを適正に
位置ぎめできる一方で、縫合ガイドを使用して縫合糸と
関連組織を縫合プロセス中に所望の形に引き込むことが
できる。
自由な可撓性縫合ガイドは手術中着脱可能なホルダー
組成体により一時的な剛性を付与されることにより縫合
線の寸刺の位置を制御する上で外科医に対して精度を与
えることができる。かくして、例えば輪状形成において
弁輪の円周が調節される時に多数のひだが形成される危
険は著しく少なくなる。
さて、図1Aについて述べると、縫合ガイド10は所望寸
法をした長尺の可撓性部材である。その可撓性のために
縫合ガイド10の長さを操作して円形、C形、直線、曲
線、曲線と直線の部分の組み合わせといった任意の所望
の形をとらせることができる。図1Bにおいて、縫合ガイ
ド10は2端を縫合糸11と共に縫合することによりリング
状に成形したものが描かれている。
図1Aに示すように、縫合ガイド10はカバー16内に収納
されたほぼ可撓性の内側リブ14から成っている。
リブ14はマイラ又はシリコンゴムのような生体両立的
な弾性可撓材料による平坦でロッド状又はチューブ状の
部材より構成する。また、リブ14は縫合ガイドの位置が
手術後のX線で判断できるように、バリウムスルフェー
トの例えば約10〜15重量パーセント、特に13重量パーセ
ントのX線不透過性物質を含むこともできる。外側カバ
ー16は裂けずに縫合糸に対する固定材としての働きをす
るに十分な強度と、縫合ガイド10の可撓性を制限せずに
リブ14のしまったカバー内に形成できるだけの可撓性と
を有する任意の生体両立性材料から構成する。
外側カバー16は組織の内部成長を促す材料、例えばダ
クロンベロアを備える織布であることが望ましい。この
外側カバー16はフレームを完全に収納するようにしっか
りとフレーム14の周囲につつみ縫いする。外側布16の厚
さは外科医が縫合糸を通過させるだけの十分な厚さとす
る。
図1は、それぞれ全体を12と10で示すように縫合ガイ
ドが取付られるホルダー組成体の一例の分解図である。
ホルダー組成体12はガイドマウント組成体18とハンドル
42とハウジング44より成るハンドル組成体40を備える。
図2〜5はガイドマウント組成体18と、その上に縫合
ガイド10がどのように取り付けられるかを詳細に示す。
ガイドマウント組成体18はガイドサポート20を含む。図
解上、ここに示す縫合ガイド組成体18は拡大した心弁輪
のひだに使用することを意図したものである。従って、
ガイドサポート20の対面する辺縁は全体としてC形又は
環状で、外科医が輪状形成手術により心臓輪中に実現し
たいと思うものと同様な円周寸法を有する。特に、サパ
ート20は全体としてレンズ状で、その端部が真っ直ぐな
側部30により接続されたC形部分28を有する。
縫合ガイド10はガイドサポート20のカーブしたC形部
分28の周囲に配置された溝又はトラフ32内に嵌め込む。
トラフ32は、図4に最もよく描かれているように、縫
合ガイド10の一部を収める寸法をとる。縫合ガイド10を
トラフ32内に配置することによってガイド10はガイドサ
ポート20の形に合致し、カバー16の相当部分はトラフ32
外部に露出され外科医が縫合糸を通すことが可能とな
る。
図2−5に示す実施例では、ガイドマウント組成体18
は中心サポートハブ22を備え、同ハブに対してガイドサ
ポート20が多数の、望むらくは3本の一体に形成したス
ポークにより取り付けられる(スポークの1本を24で示
す)。マウント組成体18の構成は、この場合、ハブ22と
スポーク24を備えるカーブしたガイドサポート20を備
え、縫合プロセス中で外科医は心弁を視覚的に観察する
ことができる。中心サポートハブ22は環状溝36を形成し
ている。この溝36はガイドサポート20の反対側のハブ22
の端34に近接して形成され、ポスト部材38を形成する。
ガイドサポート20の反対側の溝36の側に残るハブ22の
部分とハブ端34は、全体を35で示すように内側方向に傾
斜する周面を備えている。また、ハブ22は開いたボア37
を備え、ボア37を貫いて円筒形プラグ39が嵌着される。
プラグ39はボア37の両側から延び出るような寸法とな
っている。テーパー面35とプラグ39の目的は以下に述べ
る。
更に、図1より判る通り、ハンドル組成体40は、端54
がハウジング44に取り付けられた長尺のハンドル42を備
える。ハウジング44はポスト42の端42に一体に構成する
こともできるが、端に外側方向を向いたねじを構成して
ハウジング44の上部に形成された開口59の表面に沿って
形成されたねじと嵌まりあうようにすることが望まし
い。ポスト42の反対端はエッチングした外側面52により
構成し外科医がポスト42を掴みやすくする。別の実施例
ではポスト42の端54とハウジング44の開口59を形成して
端54が開口59内に押しばめできるようにする。
ハウジング44ははめ輪構造でキャビティ46を形成する
円形壁を備える。図4によく見ることができるように、
キャビディは一方の側が開き、全体が開口45のように見
える。
円形壁60の内側面は内側方向に開口45から短距離だけ
収斂している。キャビディ46は開いた側45でぴったりと
ハブ22を収めるだけの幅をもっているが、プラグ39はハ
ブ22から十分外側方向に延び開いた側を通ってキャビテ
ィ46内へ延びるのを防止している。壁60は、図2,3の48,
49で見るように2つのJ形をしたノッチを形成してい
る。これらのJ形ノッチ48,49を形成することにより、
それぞれハブ22から外側へと延びるプラグ39の端を受け
取るようにする。ノッチ48,49の形は各ノッチの長短脚
の間にランド50を形成する。
ハンドル組成体40はハブ22の端34をプラグ39の外側方
向に延びる端の一つがJ形ノッチ48,49のそれぞれ1つ
を貫通するようにしてキャビティ39内へ挿入することに
よってガイドマウント組成体18へ連結する。ハブ22のテ
ーパー面35は壁60の内側方向に傾斜する面と係合する。
このことによってハブ端34は僅かに圧縮さればね力が生
ずる。ばね力は外側方向に延びるプラグ39の端がJ形ノ
ッチ48,49の大きな脚部を通る運動を制限する働きをす
る。更に力が加わると、ハンドル40の回転がプラグ39の
外側端をランド50を横切ってJ形ノッチ48,49の小さな
脚部内へ通す形でプラグ39の端をJ形ノッチ48,49の大
きな脚部内へ通す。
ハブ端34の僅かな圧縮によって確立されるばね力はハ
ウジング44とガイドマウント組成体18間の連結を維持す
る。ハンドル40は上記手順を逆にすることによりガイド
マウント組成体18から連結を解除する。
縫合ガイド10をガイドマウント組成体18のガイドサポ
ート20に着脱可能に取り付ける手段の一例を図5に示
す。ガイドサポート20はガイドサポート20を貫いて延び
溝32と連結する2つのアパーチャを形成している。アパ
ーチャ66,68の正確な位置は重要ではない。図のよう
に、アパーチャ66,68はガイドサポート20の真っ直ぐな
部分に沿ってスポークの2つに近接する位置に構成す
る。
コード又は縫合糸70の一端71は、図の孔66と同様にア
パーチャの1つを通り、ガイドサポート20上に結ぶ。縫
合糸70の他端73は縫合ガイド10のボデーを通って一端か
ら他端へと移行する。この端73はその後まず孔68を通っ
た後、孔66で結ばれる。縫合ガイド10を外科手術後所定
位置へ縫合した後、即ち弁輪周囲に縫合した後、アパー
チャ66,68間の縫合糸の位置を2つに切断する。縫合糸7
0はハンドル組成体12を引き抜くことにより縫合ガイド1
0から抜き出る。
別の実施例(図示せず)に従えば、第1端71は孔66で
結ばれ、第2端73はまず縫合ガイド10の一端を通過した
後横切って戻り、縫合ガイド10の他端、孔68を通過した
再び孔66で結ばれる。縫合糸70の除去は2の孔間の任意
の点で縫合糸を2つに切断してそれを引き抜くことによ
って達成される。
図6に示すガイドマウント組成体の代替例は開いたC
形辺84を有するがCの端と接続する真っ直ぐな辺を有し
ないガイドサポート82を備える。ガイドサポート82の形
の上記差は別として図6のガイドマウント組成体80は
(先に提示した要素番号の素数により示すような)図5
の縫合ガイドについて説明したものと似た要素を含んで
いるが、本文では、これ以上詳細に説明しない。
このガイドマウント組成体側では、縫合糸をガイドサ
ポートに着脱自在に取り付ける手段は上記のように孔6
8′,66′(図示せず)間の開いたスペースを横切って結
ぶことによって配置される縫合糸(図示せず)である。
好適例では、ハンドル組成体40はガイドマウント組成
体18へ接続する。図1に示すように、この接続は全体を
100で示すラニヤードの一端をハンドル組成体40へ、ま
たラニヤード100の他端をガイドサポート20、例えばス
ポーク24の1つに接続することによって行う。ラニヤー
ド100によって外科医は縫合手術中にハンドル組成体40
をガイドサポート20から外し、外科手術部位をよりはっ
きりと見ることができる。ハンドル40をガイドマウント
組成体18に接続することにより外科手術終了後に医者が
ガイドサポート20を患者の体内に残す危険は著しく少な
くなる。
またラニヤード100によって医者はハンドルを外した
後にガイドサポート20を除去しやすくなる。
更にもう一つの好適例では、ハンドル組成体40を変形
してガイドマウント組成体用のつなぎ手段の働きを行う
縫合糸又は弦のスプールを収納する。つなぎ手段は反対
端をハンドル組成体とガイドマウント組成体にそれぞれ
取り付け、ハンドルがガイドマウント組成体から外した
時にハンドル組成体から自動的に巻き戻されるようにな
っている。
この好適例は幾つかの図面8〜10によく見ることがで
きる。本例によるハンドル組成体の下部は図8に90で示
す。ハンドル組成体90はハウジング92、ハンドル延長部
94、ハンドルポスト96を備える。
ハウジング92は上記のJ形ノッチ48,49と似た働きを
する一対の対向するJ形ノッチ98,99を備える。ハンド
ル延長部94はハンドルポスト96の下端に適当な方法で固
定する。
図の通り、ハンドル延長部94は一端にハンドルポスト
96の下端104を受け取るボア102を備える。ハンドルポス
トの端104は溶接、打ち抜き、又はそれぞれの部材に互
いにロックする螺刻面を設けることによってボア102内
に保持することができる。従って、ハンドル組成体90の
これら構造の何れもこれ以上詳しく論じない。
先に述べた実施例との主な相違は、ハンドル組成体90
が全体を106で示す縫合糸スプールを担うように構成さ
れている点である。この縫合糸スプール106はハンドル
延長部94内に形成されたボア112内に収納する。ハンド
ル延長部94とハウジング92は共に着脱可能にはめ合うよ
うに構成する。ハンドル延長部94とハウジング92はそれ
ぞれ嵌まり合うカラー108,110を備える。カラー108はカ
ラー110から上部方向に延びる舌116を受け取る溝114を
形成する。
舌116は一つの中心アパーチャ122とこのアパーチャ12
2から逆方向に延び出る2つの対向する破断部118,120を
形成する。
カラー108,110の各々は4つのアパーチャを有する。
カラー108のアパーチャ126〜129は、ハンドル延長部94
とハウジング92が共に嵌まり合った時カラー110のアパ
ーチャ130〜133と整合する。
縫合糸スプール106はボア112に嵌まり合うハンドルポ
スト96の下端104に沿って円筒形に巻いた一定の長さの
縫合糸を備える。この長さの縫い目の反対端どうしは舌
116とハンドル延長部94に結びつける。
縫い目の一端は122の中心アパーチャを貫いて引き込
み、図の115に示すように舌116に結びつける。縫い目の
反対端は、ボア112からハンドル延長部94内を延びる開
口124を貫いて引き込み、117に示すようにハンドル延長
部94の周りに結びつける。
本発明の目的上縫合糸”の意味は、ハウジング92をハ
ンドル延長部94に接続する上で有効な任意のコード、弦
又はフィラメント状材料を含むことに注意されたい。
ハンドル延長部94とハウジング92は共に舌116を溝114
内へ置くことによって装着する。縫い目糸は整合したア
パーチャ内を走りハンドル延長部94とハウジング92を共
に保持するようにする。例えば、1本の縫い目糸134は
ハンドル延長部94のアパーチャ126,127とハウジング92
のアパーチャ130,131内に通し、第2の縫い目糸136はハ
ンドル延長部94のアパーチャ128,129とハウジング92の
アパーチャ132,133に通す。
本例のハンドル組成体90は上記の如くガイドマウント
組成体18に連結する。ハンドルポスト96は縫合糸134,13
6を切断しハウジング92からハンドル延長部94を引き去
ることによってハウジング92から取り除く。ハンドルポ
スト96を引き去ると縫合糸スプール106がほどける。縫
合ガイドを縫合線に沿って、即ち心輪周囲の所定位置に
縫合させた後、ガイドマウント組成体を縫合ガイドに保
持する縫合糸を切断する。その後、ガイドマウント組成
体をハンドルポスト96上で引っ張ることによって取り外
す。
もう一つの例では図11〜13に示すようにハンドル組成
体140も変形してガイドマウント組成体142用のつなぎ手
段と似た働きをする縫合糸又は弦のスプールを収納す
る。図11について述べると、ハンドル組成体140はハウ
ジング144、ハンドルポスト146、大きなハンドル部分14
8を備える。ハンドルポスト146は縫合ガイドホルダー組
成体を使用しながら外科医がハンドルを所望角度に曲げ
ることを可能にする可鍛性金属その他の材料により製作
することが望ましい。大きなハンドル部分148により外
科医はハンドルを握りやすくなると共に、縫合ガイドホ
ルダーを手術部位へ送ることが容易になる。ハウジング
144は図12について詳説するようにガイドマウント150に
着脱可能に取り付ける。
図12について述べると、ハウジング144はハンドルポ
スト146を受け取るボア154を備える。ハンドルポスト14
6の端は、押しばね、摩擦ばめ、溶接又はそれぞれの部
材に互いにロックしあう螺刻面を設けることによってボ
ア154内に保持することができる。
また、ハウジング144は縫合糸スプール160のドグイア
158を受け取る一対の対向するスロット156を備える。縫
合糸スプール160はスピンドルポスト164に沿って円筒形
に巻いた一定の長さの縫合糸162を備える。縫合糸162の
一端は縫合糸スプール160の上端166内のアパーチャ(図
示せず)に結ぶ。縫合糸162の他端はガイドマウント150
のハブ168に添付する。特に、縫合糸162はアパーチャ17
0と172を通りアパーチャ172にしばる。
スピンドルポスト164の下端は内部にハブ168のボア17
6により受け取られる大きさに形成された一対の対向す
るノッチ174を備える。
従って、スピンドルポスト164は、ボア176内へ押しば
め、又は摩擦ばめする。
縫合糸スプール160はハウジング144の内側キャビティ
(図示せず)内に収納し、ドグイア158が対向するスロ
ット156内にスナップ装着された時所定位置に保持され
る。その後、縫合糸スプール160を所定位置に有するハ
ウジング144を図11に示す縫合糸178,180によりガイドマ
ウントに取り付ける。縫合糸180は図12の点線186により
示すようにハウジング144内の一対のアパーチャとガイ
ドマウント150内の一対のアパーチャ184を貫通する。縫
合糸178は図12の点線192で示すようにハウジング144内
の一対のアパーチャ188とガイドマウント150内の一対の
アパーチャ190を貫通する。
縫合ガイドとガイドマウント組成体がいったん手術部
位に配置されると、医者は必要とあらば図12,12に示す
切断ガイド194,196の位置で縫合糸178,180を切断するこ
とによりハンドルを除去することができる。切断ガイド
194,196は、内部を縫合糸が貫通する浅溝195と、はさみ
その他の切断工具を挿入して、その位置の縫合糸を切る
ことの可能な浅溝に対して垂直なプラットホーム内に形
成された深溝197を備えた***したプラットホームより
構成する。縫合糸が切られハンドルが取り外されると、
スプール160はハウジング144内に残り、縫合糸162はハ
ブ168に取り付けたままとなる。ハンドルがガイドマウ
ントから引き離される時、縫合糸はスピンドルポスト16
4から引き外され、縫合ガイドがガイドマウントから離
され手術が完了した後、ガイドマウントを取り外すため
のつなぎ手段を提供することになる。
図13について述べると、縫合ガイド152は縫合糸198,2
00,202によりガイドマウント150に着脱可能に取り付け
る。縫合糸198はアパーチャ204に結んだ後、縫合ガイド
の一端を通り、切断ガイド208上部のアパーチャ206を通
った後、再びアパーチャ206を通り、縫合ガイド152、ア
パーチャ209、アパーチャ210を通り、そこで縫合糸198
の他端が結ばれる。
縫合糸200は一端がアパーチャ210を通って結ばれた
後、ガイドマウント150下部のアパーチャ211、縫合ガイ
ド152,212を通り、切断ガイド214を横切りアパーチャ21
2を通って戻る。その後、縫合糸200は再び縫合ガイド15
2を通り、アパーチャ215,216を通り、そこで結ばれる。
最後に、縫合糸202は一端をアパーチャ216で縛り、縫合
ガイド150下部のアパーチャ217、縫合ガイド152、アパ
ーチャ218を通り、切断ガイド220、アパーチャ218を再
び通り、そこで縫合ガイド152、アパーチャ222を貫通
し、そこで縛られる。
ガイドマウント150内の縫合ガイド152の反対端に配置
されるアパーチャ224,226を使用して縫合ガイド152の各
端を一時ガイドマウント150の各端に取り付け、縫合糸1
98,200,202をガイドマウントと縫合ガイドのアパーチャ
内に通す過程で縫合ガイドを所定位置に保持する。いっ
たん縫合糸198,200,202の通しが完了すると、その後、2
24,226の縫合糸を取り去る。224,226の縫合糸は図解
上、図11では223,225で示す。
図13について述べると、切断ガイド208,214,220は、
内部に縫合糸が貫通する浅溝228と、切断工具が貫通す
る浅溝に垂直にプラットホーム内に形成した深溝230を
形成した***プラットホームより構成され、深溝上に位
置する位置で縫合糸を切るようになっている。深溝は切
断工具又ははさみの先端がその点を超えて通れないよう
に一端をストッパー232により閉じる。
このストッパーは切断工具が開いたスペース234内の
ガイドマウント150のスポークどうしの間に落ちて、患
者の組織を誤って切らないようにするためである。
医者が縫合ガイドマウント150から縫合ガイドを外す
準備が整うと、切断工具を切断ガイドの切断溝へ通すこ
とによって縫合糸198,200,202を単にぷつんと切るだけ
でよい。縫合糸が3つの位置全てで切り終わると、ガイ
ドマウントはつなぎ手段で引っ張るかそれを取り外すこ
とにより回収することができ、縫合糸はガイドマウント
上で結ばれているためガイドマウント150により取り外
すことができる。
図14〜18について述べると、縫合ガイドを保持する縫
合ガイドホルダーの2つの追加的な実施例が描かれてい
る。図14,15は線形の縫合ガイドを配置するための線形
縫合ガイドホルダーを示す。図16,17,18は、円形縫合ガ
イドを配置する円形又はリング状の縫合ガイドホルダー
を示す。
図14について述べると、線形縫合ガイドホルダーは図
2に示すタイプの着脱可能なハンドル240と線形ガイド
マウント242を有する。しかし、図8,12に示すつなぎ手
段を有するハンドル例も使用することができる。ガイド
マウント242は線形の溝又はトラフ244を有し、その内部
に図15に示すように縫合ガイド246を嵌め込むことがで
きる。ガイドマウント242内に形成したアパーチャ248を
使用して図15に示すように縫合ガイドをガイドマウント
に縫合する。
ガイドマウント242はガイドマウントの各下端に切断
ガイド252,254を備える。
縫合ガイド246は縫合糸250により線形ガイドマウント
242に対してぴんと固定する。縫合糸250の一端はアパー
チャ248aに結び、縫合ガイド246、アパーチャ248bを通
り、切断ガイド252を横切り、アパーチャ248c,246,248d
を通り、そこで第2の長さの縫合糸256に結び付ける。
縫合糸256はアパーチャ248e、縫合ガイド246、アパーチ
ャ248fを通り、切断ガイド254を横切り、アパーチャ248
g、縫合ガイド246、アパーチャ248hを通り、そこで結び
つける。かくして、先の例の如く、医者が縫合ガイドホ
ルダーから縫合ガイドを離す準備が整うと、切断工具を
切断溝252,254内に挿入し、その位置で縫合糸250,256を
切るだけでよい。その後、縫合糸250,256を縫合ガイド
マウント242により除去する。図14,15に示す線形縫合ガ
イドは、切開がほぼ直線状に行われるどのような外科手
術についても使用することができる。縫合ガイドマウン
ト242は、どんな長さでもよく、縫合ガイド246は、図15
に示すように縫合ガイドマウントの全長を延びるように
してもよく、あるいは長さを短くして縫合ガイドマウン
ト242のほんの一部に固定することもできる。もし医者
がフックや曲がった端を有する縫合ガイドを欲する場合
には、縫合ガイドを縫合ガイドマウント242の辺縁周囲
に延びるようにして1又は2つの曲がったもしくはフッ
ク状の端を提供することもできる。
図16について述べると、2本の血管や腸のようなその
他の器官を共に縫合する上で有効な円形縫合ガイドホル
ダーが描かれている。
同ホルダーは腸や気管支の切除する上でも有効であ
る。
縫合ガイドホルダーはハンドル260を有するが、この
場合には着脱可能ではない。しかしながら、先に描いた
種々のハンドル例の何れもつなぎ手段の思想を含めて活
用することができる。縫合ガイドマウント258はリング
の内側円筒面上に形成した溝又はトラフ260を有するリ
ング形である。
溝又はトラフ260は図17に示すように円形縫合ガイド2
61を受け取るような形をしている。縫合ガイドマウント
258は縫合ガイド261を図17に示すような縫合ガイドホル
ダーに縫合する際に使用するために、その円周の周りに
均等に配置した複数のアパーチャ262を備える。縫合糸2
64は図14,15について説明したものと似た形でアパーチ
ャと縫合リングに通す。本例については、これ以上の説
明は省略する。縫合糸264は266と268のような2つの位
置でぷつんと切って縫合ガイドを縫合ガイドホルダーか
ら外すことができる。その代わりに、先に述べた実施例
に示すように切断ガイドを設けることもできる。
図18は図17のライン18−18に沿って描いた縫合ガイド
が取り付けられた縫合ガイドホルダーの断面図である。
図18は溝260が縫合ガイド261に係合する様子を示し、縫
合ガイドのリブ263と外側カバー265を示す。
図面にはC形、線形、円形の種々の形の縫合ガイドホ
ルダーが解説図示されているが、本発明によれば、縫合
ガイドホルダーはどんな外科手術を伴うかによって所望
の形に形成することができる。例えば、縫合ガイドホル
ダーは胃を切除する手術や、縫合ラインをまぶたや目に
沿って設定する必要のある一定の整形手術の場合には曲
線形とすることができる。
以上、幾つかの好適例を解説したが、本発明の範囲か
ら逸脱せずに、種々の変形、置換を施すこともできる。
従って、本発明は例解として述べたもので発明を限定す
る趣旨ではないことを理解されたい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 コスグローブ、ディーロス エム. アメリカ合衆国、オハイオ州 44022、 ハンティング バリー、フェアモント ブーレバード 34115 (72)発明者 グエン タン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 92646、ハンティングトン ビーチ、マ ジック サークル 8312 (56)参考文献 特開 昭61−137556(JP,A) 国際公開91/1697(WO,A1) 米国特許4865600(US,A) 米国特許4585453(US,A) 米国特許4743253(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 17/04 A61F 2/24 A61B 17/00 320

Claims (38)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輪状形成術の輪の移植を補助するためのホ
    ルダーであって: 少なくとも一部が外部円周辺縁を規定する剛性体であっ
    て、該辺縁に沿って輪状形成術の輪が適合し得る、剛性
    体; 該輪状形成術の輪を、該外部円周辺縁に沿ってぴんと張
    って取り付ける複数の縫合糸であって、縫合糸の各々の
    両端部が、該輪状形成の輪を通る部分を有して該剛性体
    に取り付けられる、縫合糸; 該外部円周辺縁に隣接する剛性体中に形成される複数の
    切断ガイド; ここで、各縫合糸の一部分が、該剛性体からの該輪状形
    成術の輪の容易な離脱のために、該切断ガイドの1つを
    横切って通過する;および 該外部円周辺縁中に形成され、そして各縫合糸が、該剛
    性体から該輪状形成術の輪の内部円周を通って伸び得、
    それによって該輪状形成術の輪の外部円周が移植の間に
    妨害されないように配置される、アパーチャを備える、
    ホルダー。
  2. 【請求項2】前記複数の切断ガイドが、前記剛性体の円
    周辺縁に沿って等しく間隔を置いて配置され、前記輪状
    形成術の輪が、該円周辺縁に沿って均一にぴんと張って
    取り付けられる、請求項1に記載のホルダー。
  3. 【請求項3】前記剛性体がほぼ平面に形成され、そして
    前記切断ガイドが該平面に対してほぼ垂直に伸びる、請
    求項1に記載のホルダー。
  4. 【請求項4】前記切断ガイドの各々が、前記縫合糸の1
    つが通過するように形成された第1の溝を有する***プ
    ラットホームを備える、請求項3に記載のホルダー。
  5. 【請求項5】前記切断ガイドの各々が、前記第1の溝に
    対してほぼ垂直に伸びる第2の溝をさらに備える、請求
    項4に記載のホルダー。
  6. 【請求項6】前記切断ガイドの各々の第2の溝が前記第
    1の溝より深い、請求項5に記載のホルダー。
  7. 【請求項7】前記剛性体が、前記円周辺縁内の平面内に
    ほぼ伸びる平面状部材を備え、そして該平面状の部材中
    に形成される開口部を備える視覚的な窓をさらに備え
    る、請求項1のホルダー。
  8. 【請求項8】前記円周辺縁から中央位置に伸びるスポー
    クによって、前記平面状の部材中に形成される複数の視
    覚的な窓がある、請求項7に記載のホルダー。
  9. 【請求項9】前記スポークを前記中央位置に連結するハ
    ブをさらに備える請求項8に記載のホルダーであって、
    該ハブが該ホルダーを操作するためにハンドルに取り付
    けられるように適合されている、ホルダー。
  10. 【請求項10】前記ハブに連結され、そして前記輪状形
    成術の輪を通る縫合糸の配置の間に握られるように形成
    されるハンドルをさらに備える、請求項9に記載のホル
    ダー。
  11. 【請求項11】前記ハンドルを前記剛性体に伸びてつな
    ぐつなぎ手段をさらに備える、請求項10に記載のホルダ
    ー。
  12. 【請求項12】前記つなぎ手段が、前記剛性体の1つの
    端部であって、かつ前記ハンドルの対向する端部に取り
    付けられた所定長さの繊維材料のスプールを備える、請
    求項11に記載のホルダー。
  13. 【請求項13】前記ハンドルが、前記スプールを収納す
    るためのキャビティを有するスプールハウジングを備え
    る、請求項12に記載のホルダー。
  14. 【請求項14】輪状形成術の輪の移植のためのホルダー
    であって: 健常な解剖学的心弁輪の形状に適合するような形状の外
    部円周辺縁を有する本体; 該本体中の該外部円周辺縁に沿って間隔を置いて配置さ
    れる、複数のアパーチャ; 該外部円周辺縁に沿って間隔を置いて配置される、複数
    の切断ガイド;および 該輪状形成の輪を該本体の外部円周辺縁に取り付ける複
    数の縫合糸であって、縫合糸の各々がその両端部で該本
    体に取り付けられ、かつ第1のアパーチャを通り、該輪
    状形成術の輪を通り、第2のアパーチャを通り、該切断
    ガイドの1つを横切り、第3のアパーチャを通り、再び
    該輪状形成術の輪を通り、そして第4のアパーチャを通
    る、縫合糸、 を備え、 ここで、該複数のアパーチャは、該外部円周辺縁上に配
    置され、該複数の縫合糸が、該本体から、該輪状形成術
    の輪の密着して隣接する内部円周を通って伸び、それに
    よって該輪状形成術の輪の外部円周が移植の間に妨害さ
    れないように配置される、ホルダー。
  15. 【請求項15】前記複数の切断ガイドが、前記剛性の本
    体の円周辺縁に沿って、前記輪状形成の輪が該円周辺縁
    に沿って均一にぴんと張って取り付けられるように均等
    に間隔を置いて配置される、請求項14に記載のホルダ
    ー。
  16. 【請求項16】前記複数の切断ガイドの各々が、縫合糸
    支持表面を有する***プラットホーム、および切断工具
    を挿入するための該縫合支持表面にある切断ガイド溝開
    口部を備え、該表面上に支持された縫合糸を切断し、そ
    してそれによって前記輪状形成の輪をホルダーから離脱
    する、請求項14に記載のホルダー。
  17. 【請求項17】前記切断ガイドの各々が、前記縫合糸を
    受ける第2の溝を備え、該第2の溝が前記縫合支持表面
    を含む表面によって規定される、請求項16に記載のホル
    ダー。
  18. 【請求項18】前記切断ガイド溝が、前記第2の溝より
    も深い、請求項17に記載のホルダー。
  19. 【請求項19】前記切断ガイド溝および第2の溝が、互
    いにほぼ垂直である、請求項17に記載のホルダー。
  20. 【請求項20】前記切断ガイド溝の端部が閉鎖され、挿
    入方向にある前記工具の動きを止める、請求項16に記載
    のホルダー。
  21. 【請求項21】前記外部円周辺縁が、前記輪状形成術の
    輪が少なくとも部分的に適合する外方向に向いた経路を
    規定する、請求項14に記載のホルダー。
  22. 【請求項22】前記外方向に向いた経路が、前記輪状形
    成術の輪が前記縫合糸によって離脱可能に保持される溝
    を備え、切断工具が前記縫合ガイドに挿入されるとき各
    縫合糸が2つの部分に分割され、縫合糸の該部分の各々
    が前記本体に1つの端部で固定されたままであり、自由
    な部分が前記ホルダーを該輪状形成術の輪から離すこと
    によって引っ張られ、それによって該リングを溝から離
    脱する、請求項21に記載のホルダー。
  23. 【請求項23】前記本体に連結され、そして前記輪状形
    成術の輪を通る縫合糸の配置の間に握られるように形成
    されるハンドルをさらに備える、請求項14に記載のホル
    ダー。
  24. 【請求項24】第2の縫合糸が、前記本体を前記ハンド
    ルに離脱可能に連結する、請求項23に記載のホルダー。
  25. 【請求項25】前記ハンドルと前記本体との間に位置す
    る部材を備え、そして切断工具によって接近可能なハン
    ドル離脱溝を有し、該工具が前記第2の縫合糸を切断
    し、かつ該ハンドルを該本体から脱連結することを可能
    にする、請求項24に記載のホルダー。
  26. 【請求項26】前記部材が、前記本体上の***プラット
    ホームを備え、該プラットホームが前記ハンドル放出溝
    を備える、請求項25に記載のホルダー。
  27. 【請求項27】前記ハンドルを前記本体に伸びてつなぐ
    つなぎ手段をさらに備える、請求項23に記載のホルダ
    ー。
  28. 【請求項28】前記つなぎ手段が、前記本体の1つの端
    部であって、かつ前記ハンドルの対向する端部に取り付
    けられた所定長さの繊維材料のスプールを備える、請求
    項27に記載のホルダー。
  29. 【請求項29】前記ハンドルが、前記スプールを収納す
    るためのキャビティを有するスプールハウジングを備え
    る、請求項28に記載のホルダー。
  30. 【請求項30】前記スプールハウジングが、前記スプー
    ル上に設置されたドクイアを受けるための第1および第
    2の対向するスロットを備える、請求項29に記載のホル
    ダー。
  31. 【請求項31】縫合ガイドの移植を補助するためのホル
    ダーであって: 該縫合ガイドが適合され得る外部辺縁を規定する剛性
    体; 該外部辺縁に対して該縫合ガイドをぴんと張って取り付
    ける複数の縫合糸であって、該縫合糸の各々の両末端
    が、該縫合ガイドを通る部分を備えて該剛性体に取り付
    けられている縫合糸; 該外部辺縁に隣接して該剛性体中に形成される複数の切
    断ガイドを備え、 ここで、各縫合糸の一部が、該縫合ガイドの該剛性体か
    らの離脱を容易にするために該外部辺縁に沿って該切断
    ガイドの1つを横切って通過する;および 該外部辺縁中に形成され、そして各縫合糸が該剛直体か
    ら該縫合ガイドの内部辺縁を通って伸び得、それによっ
    て、該縫合ガイドの外部辺縁が移植の間に妨害されない
    ように配置されるアパーチャ、を備える、ホルダー。
  32. 【請求項32】前記辺縁が、健常な解剖学的心弁輪の形
    状に適合するような形状であり、そして前記縫合ガイド
    が輪状形成の輪であって、かつ該辺縁に沿って均一にぴ
    んと張って取り付けられる、請求項31に記載のホルダ
    ー。
  33. 【請求項33】前記辺縁が直線状であり、そして前記縫
    合ガイドが直線状であって、かつ該辺縁に均一にぴんと
    張って取り付けられる、請求項31に記載のホルダー。
  34. 【請求項34】前記剛性体が環状であり、そして前記辺
    縁が該環状剛性体の内部環状辺縁状に形成され、そして
    ここで、前記縫合ガイドが環状であって、かつ該辺縁に
    均一にぴんと張って取り付けられる、請求項31に記載の
    ホルダー。
  35. 【請求項35】ハブに連結され、そして前記縫合ガイド
    を通る縫合糸の配置の間に握られるように形成されるハ
    ンドルをさらに備える、請求項31に記載のホルダー。
  36. 【請求項36】前記ハンドルを前記剛性体に伸びてつな
    ぐつなぎ手段をさらに備える、請求項35に記載のホルダ
    ー。
  37. 【請求項37】前記つなぎ手段が、前記剛性体の1つの
    端部であって、かつ前記ハンドルの対向する端部に取り
    付けられた所定長さの繊維材料のスプールを備える、請
    求項36に記載のホルダー。
  38. 【請求項38】前記ハンドルが、前記スプールを収納す
    るためのキャビティを有するスプールハウジングを備え
    る、請求項35に記載のホルダー。
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