JP3352543B2 - 電圧測定装置 - Google Patents

電圧測定装置

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JP3352543B2 JP23516294A JP23516294A JP3352543B2 JP 3352543 B2 JP3352543 B2 JP 3352543B2 JP 23516294 A JP23516294 A JP 23516294A JP 23516294 A JP23516294 A JP 23516294A JP 3352543 B2 JP3352543 B2 JP 3352543B2
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    • G01R15/241Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks using light-modulating devices using electro-optical modulators, e.g. electro-absorption
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電界が印加されると屈折
率が変化する電気光学材料からなるE−Oプローブを用
いて被測定物の電圧を測定する電圧測定装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気光学効果を持つ電気
光学材料で構成されたE−Oプローブを持つ第1の従来
技術による電圧測定装置としては、短パルス光源を用い
るサンプリング方式の電圧測定装置がある。この電圧測
定装置の構成を図8のブロック図に示す。また、この装
置各部における信号を図9の各グラフに示す。これら各
グラフの横軸は時間t、縦軸は信号強度を表している。
【0003】被測定デバイス1は駆動装置2から出力さ
れる繰り返し周波数f0 の駆動信号で、駆動され、図9
(a)に示す被測定電気信号が生じている。また、駆動
装置2はこの被測定電気信号の繰り返し周波数f0 に同
期したトリガ信号をパルス光源駆動装置3へ出力してい
る。パルス光源駆動装置3はこのトリガ信号に従ってパ
ルス光源4を点燈する。パルス光源4は、周波数f0
トリガ信号に同期し、図9(b)に示す周波数f0 +△
fのパルス光を出射する。この出射光は、偏光ビームス
プリッタ(PBS)5で直線偏光にされ、波長板6で光
学バイアスが与えられ、集光レンズ7で集光されてE−
Oプローブ8に入射する。E−Oプローブ8は被測定電
気信号によって生じた電界に応じてその屈折率を変化す
るため、E−Oプローブ8を通過する測定光の偏光状態
は変化する。この光はE−Oプローブ8の底面に設けら
れた図示しない反射ミラーで反射し、PBS5に戻る。
PBS5に戻った光は入射時と直交する偏光成分のみが
図9(c)に示す出射光としてPBS5から出力され
る。この出力においては、E−Oプローブ8での偏光状
態の変化が光強度の変化に変換されている。
【0004】ここで、E−Oプローブ8へ入射される光
には波長板6によって光学バイアスが与えられているた
め、被測定デバイス1における被測定電気信号が零であ
るとき、PBS5から出力される出射光の強度は入射光
の半分になる。さらに、パルス光源4の周波数f0 +△
fと被測定電気信号の繰り返し周波数f0 とは異なるた
め、PBS5の出力にその差周波数△fの成分がビート
信号として現れる。光検出器9は応答速度が遅いものが
用いられているため、周波数の高い繰り返し周波数には
応答せず、低周波数のこのビート信号のみが図9(d)
に示すように光検出器9から出力される。光検出器9の
この出力は増幅器10で増幅され、計測装置11へ入力
される。ここで、△f=10Hzとすると、計測装置1
1に入力される信号は図9(e)に示す信号になる。計
測装置11では直流的な信号を減算するため、表示装置
12では図9(f)に示す波形が表示される。
【0005】また、CW光(連続光)を用いるリアルタ
イム方式の第2の従来技術による電圧検出装置がある。
この装置の構成を図10のブロック図に示す。また、こ
の装置各部における信号を図11の各グラフに示す。こ
れら各グラフの横軸は時間t、縦軸は信号強度を示して
いる。
【0006】この電圧測定装置でも被測定デバイス1は
駆動装置2の出力する繰り返し周波数f0 の駆動信号で
駆動され、図11(a)に示す被測定電気信号が生じ
る。CW光源13は図11(b)に示す連続光を出射す
る。この連続光はPBS5,波長板6および集光レンズ
7を経てE−Oプローブ8に入射し、被測定デバイス1
からの電界によって偏光状態が変化させられる。この連
続光はさらにE−Oプローブ8で反射してPBS5に戻
り、入射時と直交する成分が出力される。PBS5から
のこの出射光は図11(c)に示され、高速の光検出器
14へ出力される。この高速光検出器14の出力は容量
15で直流成分が除去され、交流成分のみが高速増幅器
16で増幅される。図11(d)に示すノイズを含んだ
信号はこの高速増幅器16の出力であり、この出力は高
速計測器17に与えられる。高速計測器17は駆動装置
2からの周波数f0 に同期したトリガ信号を入力して動
作しており、高速増幅器16の出力をトリガ信号に同期
して計測する。この高速計測器17の出力信号の変調出
力は小さく、さらに広帯域で計測するために、得られる
波形のS/N比はあまり良くない。従って、S/N比を
改善するために積算装置18で加算平均が行われる。積
算装置18も駆動装置2からトリガ信号を入力して動作
しており、高速計測器17の出力を図11(e)に示す
ように加算平均する。同グラフは積算回数を増したとき
に得られる各信号波形を示しており、図の左から右へ示
すように、積算回数が増えると信号からノイズ成分が除
去される。ノイズが除去された信号は表示装置19にお
いて表示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
第1の従来技術による電圧測定装置では、光源として短
パルス光源が必要とされるが、短パルス光源を用いた場
合には、裾のないきれいな波形をした短パルス光を発生
させることが難しいという問題がある。
【0008】また、上記の第2の従来技術による電圧測
定装置では、PBS5の出力を高速光検出器14で検出
して高速増幅器16で増幅しているため、高速計測器1
7として高速のオシロスコープが必要となる。しかし、
高速オシロスコープでは広帯域にわたって感度良く信号
を検出するのが難しく、よって、第2の従来技術による
電圧測定装置では広い周波数帯域の被測定電気信号を良
好な検出感度で検出するのが難しい、つまり、周波数帯
域と電圧検出感度とを両立させることが難しいという問
題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解消するためになされたもので、被測定物を駆動する
駆動手段と、被測定物に生じる電界が印加されると屈折
率が変化する電気光学材料からなるE−Oプローブとを
備えて構成された電圧測定装置において、E−Oプロー
ブに連続光を測定光として出射する連続光源と、駆動手
段が被測定物へ出力する駆動信号の繰り返し周波数に基
づいて変調周波数信号を生成する変調出力駆動手段と、
この変調出力駆動手段の出力する変調周波数信号とE−
Oプローブで印加電界に応じた変化が与えられた測定光
とを用いてヘテロダイン計測を行う計測手段とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0010】また、上記計測手段は、被測定物からの印
加電界に応じた変化が与えられた測定光を電気信号に変
換する光電変換手段と、この光電変換手段の出力と変調
出力駆動手段の出力とを電気的に混合する周波数ミキサ
とを備えて構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0011】また、上記計測手段は、印加電圧に応じて
入射光を光電変換する光検出手段を備えて構成され、こ
の印加電圧として変調出力駆動手段の出力する変調周波
数信号が与えられ、この入射光として被測定物からの印
加電界に応じた変化が与えられた測定光が与えられてい
ることを特徴とするものである。
【0012】
【作用】光源に連続光源が用いられているため、裾のな
いきれいな波形をした短パルス光を生成する必要はな
い。
【0013】また、ビート信号が周波数軸上で計測され
るため、計測装置に高速のオシロスコープが必要されな
くなる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例による電圧測定
装置の構成を示すブロック図である。この装置各部の信
号波形は図2のグラフに示される。なお、同図(a)の
グラフの横軸は時間t、縦軸は信号強度を示しており、
同図(b)〜(f)の各グラフの横軸は周波数f、縦軸
は信号強度を示している。
【0015】本実施例では光源にCW光源21が用いら
れており、測定光として連続光が出射される。この連続
光はPBS22で直線偏光にされ、波長板23で光学バ
イアスが与えられ、さらに集光レンズ24によってE−
Oプローブ25に集光される。E−Oプローブ25には
被測定デバイス26から電界が印加されている。つま
り、被測定デバイス26には駆動装置27からの駆動信
号によって図2(a)に示す時間波形の被測定電気信号
が生じている。この被測定電気信号の繰り返し周波数f
0 は100MHzであり、被測定電気信号は10ns毎
に繰り返し生じている。また、この被測定電気信号の時
間波形を周波数軸上でみると図2(b)に示すものとな
り、繰り返し周波数f0 (=100MHz)の整数倍の
成分しか存在していない。被測定デバイス26に生じた
被測定電気信号による電界はE−Oプローブ25に印加
される。E−Oプローブ25は印加電界に応じて屈折率
を変化する電気光学材料からなり、被測定デバイス26
に生じた電界はE−Oプローブ25を通過する測定光の
偏波状態に変化を与える。この変化は印加電界強度に応
じたものであり、変化が与えられた測定光はE−Oプロ
ーブ25の先端に設けられた図示しない反射膜で反射
し、入射経路を遡ってPBS22まで戻る。PBS22
は偏光状態の変化を光強度の変化に変換し、入射時と直
交する偏波成分のみを高速光検出器28へ出力する。
【0016】駆動装置27は繰り返し周波数f0 に同期
して変調出力駆動装置29へトリガ信号を出力する。変
調出力駆動装置29はこのトリガ信号に基づき、変調周
波数信号を生成する。この変調周波数信号の周波数は、
被測定電気信号の繰り返し周波数f0 の整数倍nf
0 (nは整数)と測定周波数△fとの和の周波数nf0
+△fとなる。ここで、この測定周波数△fには繰り返
し周波数f0 に比べて十分低い周波数が用いられる。こ
の変調周波数信号nf0 +△fは周波数ミキサ30に与
えられる。一方、高速光検出器28で検出された信号は
容量31で直流成分が除去され、交流成分のみが取り出
される。検出信号のこの交流成分は高速増幅器32で増
幅された後、周波数ミキサ30に与えられる。従って、
周波数ミキサ30には変調出力駆動装置29からの変調
周波数信号nf0 +△fと高速増幅器32からの検出信
号とが入力される。この検出信号には上述したように被
測定電気信号の繰り返し周波数f0 の整数倍の信号成分
が含まれている。
【0017】例えば、変調出力駆動装置29がn=1と
して図2(c)に示すf0 +△fの変調周波数信号を出
力した場合には、変調周波数信号f0 +△fと被測定電
気信号の周波数f0 の信号成分とがミキシングされる。
周波数ミキサ30は2つの入力信号の掛け算を行い、そ
の結果、それぞれの信号周波数の和と差の周波数を持つ
信号を出力する。周波数ミキサ30の出力には高周波カ
ットフィルタ33が設けられているため、各信号周波数
の和と差の周波数信号のうちの低周波数側の差周波数△
fを持つビート信号のみが図2(d)に示すように出力
される。また、変調出力駆動装置29がn=2として図
2(e)に示す2f0 +△fの変調周波数信号を出力し
た場合には、変調周波数信号2f0 +△fと被測定電気
信号の周波数2f0 の第2高調波信号成分とが周波数ミ
キサ30においてミキシングされる。これら各信号周波
数の和と差の周波数を持つ信号が周波数ミキサ30から
出力されるが、高周波カットフィルタ33によってこの
うちの低周波数側の差周波数△fを持つビート信号のみ
が図2(f)に示すように出力される。
【0018】以後同様にして、第n次高調波信号成分と
のビート出力が抽出される。これらビート出力は狭帯域
計測装置34において狭帯域検出される。つまり、この
狭帯域計測装置34では、基本繰り返し信号周波数f0
とのビート出力の振幅と位相とが計測され、同様にして
第2高調波信号成分2f0 とのビート出力の振幅と位相
とが計測され、さらに、第n次の高調波信号成分nf0
とのビート出力について狭帯域計測が行われる。このよ
うな狭帯域計測装置34は、ネットワークアナライザや
スペクトラムアナライザ、ロックインアンプなどによっ
て構成される。ヘテロダイン計測とはこのように2つの
信号の差周波数のビート出力を作り出し、これを狭帯域
検出することを意味している。このようにして得られた
計測結果は解析装置35に出力される。解析装置35で
はこれらの計測結果からフーリエ変換によって信号時間
波形が求められる。求まった信号時間波形は表示装置3
6において表示される。
【0019】この第1実施例による電圧測定装置は、C
W光源21と高速光検出器28を用いている点では図1
0に示す第2の従来技術による電圧測定装置と同様のも
のとなっている。異なる点は、高速光検出器28の出力
が周波数ミキサ30に入力されてヘテロダイン計測され
ている点である。この特徴的な相違点により、この第1
実施例によれば、次の効果が奏される。つまり、本実施
例では、ミキシングによって得られたビート信号が周波
数軸上で計測されるため、従来のように、計測装置に高
速のオシロスコープが必要とされなくなる。また、図8
に示す第1の従来技術による電圧測定装置では光源に短
パルス光源が必要とされたが、本実施例では光源に連続
光源であるCW光源21が用いられている。このため、
本実施例によれば、従来のように、裾のないきれいな波
形をした短パルス光を生成する必要はない。このため、
この第1実施例によれば、広い周波数帯域で感度良く被
測定デバイス26の電圧を検出することが可能となる。
【0020】次に、本発明の第2の実施例による電圧測
定装置について説明する。図3はこの第2実施例による
電圧測定装置の構成を示すブロック図であり、図1と同
一または相当する部分には同一符号を付してその説明は
省略する。
【0021】この第2実施例による電圧測定装置と上述
の第1実施例による電圧測定装置との相違点は、ヘテロ
ダイン計測を行う装置構成が異なる点である。つまり、
この第2実施例による電圧測定装置では、バイアス電圧
に応じて入射光を光電変換する光検出器がヘテロダイン
計測手段に用いられている。このような光検出器として
本実施例では光導電光検出器としてのMSM(Metal Se
miconductor Metal)光検出器41が用いられており、バ
イアス電圧を変調することによって出力やゲインを変調
することが可能になっている。このMSM光検出器41
には直列に負荷抵抗42が設けられている。また、この
MSM光検出器41には、バイアス電圧として変調出力
駆動装置29の出力する変調周波数信号が与えられてい
る。また、入射光として被測定デバイス26からの印加
電界に応じた変化が与えられた測定光が与えられてい
る。
【0022】図4(a)はMSM光検出器41の特性を
示しており、そののグラフには、MSM光検出器41
の出力がバイアス電圧に比例する特性が示されている。
この特性の太い直線部は本実施例で使用される特性部分
を表している。このようなMSM光検出器41に図4
(a)ののグラフに示されるバイアス電圧、つまり、
時間と共に振動する変調された正負の交流バイアス電圧
を印加することにより、図4(a)ののグラフに示さ
れる変調出力が得られる。つまり、MSM光検出器41
に検出される光量が同じであっても、正負の交流バイア
ス電圧を印加すると、バイアス電圧に比例した出力を得
ることができる。このような光検出器はMSM光検出器
などの光導電型光検出器に限られるものではなく、図4
(b)に示すAPD(Avalanche Photo Diode)であって
もよい。このAPDの場合には、のグラフに示すよう
に、APDの出力はバイアス電圧に対して線形に変化す
る領域(図に太い線で示す)が存在する。従って、この
領域でのグラフに示すDCバイアスに重畳した交流バ
イアス電圧をAPDに印加すると、この交流バイアスに
ほぼ比例したのグラフに示す変調出力が得られる。つ
まり、このAPDにおいても、同じ検出光量であって
も、DCバイアスに重畳させて交流バイアスを印加する
と、交流バイアスに比例した出力を得ることが可能であ
る。
【0023】本実施例では、図3に示す駆動装置27か
ら被測定デバイス26へ駆動信号が与えられ、正弦波の
被測定電気信号が生じ、この被測定電気信号の振幅と位
相とが変調出力を用いてヘテロダイン計測される。ここ
で、駆動信号の繰り返し周波数f0 は100MHzであ
るとする。この時の変調出力は、変調出力駆動装置29
からMSM光検出器41に被測定デバイス26に同期し
て印加される交流バイアス電圧である。この変調出力の
周波数は被測定電気信号の繰り返し周波数f0に検出周
波数△fを加えた周波数f0 +△fである。ここで、周
波数△fは繰り返し周波数f0 に比べて十分低い周波
数、例えば、数Hz〜数KHz、または数MHzまでの
周波数とする。MSM光検出器41では、E−Oプロー
ブ25で得られた変調光と変調出力駆動装置29から与
えられた変調出力f0 +△fとがミキシングされ、これ
らの和と差の周波数2f0 +△fと△fを持つ各信号が
MSM光検出器41から出力される。MSM光検出器4
1の出力側には高周波カットフィルタ33が設けられて
いるため、MSM光検出器41の出力の中から最も低い
周波数成分である△fの周波数を持つ信号成分がのみが
抽出され、ビート出力が得られる。得られたビート信号
は、ネットワークアナライザやスペクトラムアナライ
ザ、ロックインアンプなどの狭帯域検出器34を用いて
計測される。この計測により、被測定デバイス26にお
ける被測定電気信号の振幅と位相とが求められる。
【0024】この第2実施例による電圧測定装置におい
ても、上記の第1実施例と同様な効果が奏される。つま
り、MSM光検出器41における2つの周波数信号のミ
キシングによって得られたビート信号が周波数軸上で計
測されるため、従来のように、計測装置に高速のオシロ
スコープが必要とされなくなる。また、光源に連続光源
が用いられており、従来のように光源に短パルス光源が
必要とされないため、裾のないきれいな波形をした短パ
ルス光を生成する必要はない。このため、この第2実施
例によっても、広い周波数帯域で感度良く被測定デバイ
スの電圧を検出することが可能となる。
【0025】次に、本発明の第3の実施例による電圧測
定装置について説明する。図5はこの第3実施例による
電圧測定装置の構成を示すブロック図である。装置各部
における信号は図6のグラフに示される。なお、図5に
おいて図3と同一または相当する部分には同一符号を付
してその説明は省略する。
【0026】この第3実施例による電圧測定装置は、第
2実施例による電圧測定装置を発展させたものであり、
被測定電気信号の波形を詳細に測定したい場合に用いら
れる電圧測定装置である。本実施例では、変調出力駆動
装置29からMSM光検出器41へ出力されるバイアス
電圧の周波数の次数nが、1、2、3、4、5…と変化
させられ、周波数△fのビート信号が順次ヘテロダイン
計測されていく。
【0027】例えば、被測定デバイス26における被測
定電気信号が時間軸において図6(a)に示されるもの
とする。ここで、この被測定電気信号の繰り返し周波数
0は100MHzであり、10ns毎に被測定電気信
号が生じるものとする。この被測定電気信号が持つ周波
数成分は周波数軸において図6(b)のグラフに示さ
れ、繰り返し周波数f0 の高調波成分2f0 ,3f0
を含んでいる。
【0028】一方、次数n=1の時に変調出力駆動装置
29から出力される変調出力は、時間軸において図6
(c)のグラフに示す周波数f0 +△fの正弦波である
から、その周波数成分は周波数軸において図6(d)の
グラフに示されるf0 +△fのみである。MSM光検出
器41へ被測定電気信号に比例した光が入射し、変調出
力がMSM光検出器41にバイアス電圧として印加され
ると、MSM光検出器41からは両者のミキシングの結
果として図6(e)のグラフに示す多くの周波数成分を
含む信号が出力される。同グラフは周波数軸において表
示しているものであり、これらの周波数成分はMSM光
検出器41に入力した2つの信号の和と差の周波数成分
に相当する。つまり、変調出力f0 +△fと被測定電気
信号の繰り返し周波数f0 の信号成分との和である2f
0 +△fの周波数成分と、これらの差である△fの周波
数成分とが生成される。また、変調出力f0 +△fと被
測定電気信号の第2高調波成分2f0 との和である3f
0 +△fの周波数成分と、これらの差であるf0 −△f
の周波数成分とが生成される。また、変調出力f0 +△
fと被測定電気信号の第3高調波成分3f0 との和であ
る4f0 +△fの周波数成分と、これらの差である2f
0 −△fの周波数成分とが生成される。さらに同様にし
て変調出力と被測定電気信号の第n次高調波成分との和
と差の周波数成分が生成される。これら各周波数成分信
号は高周波カットフィルタ33で最も低い周波数成分で
ある周波数△fのビート出力のみが抽出され、狭帯域計
測装置34へ出力される。狭帯域計測装置34ではビー
ト信号の振幅と位相とが計測され、その計測結果が解析
装置35へ出力される。
【0029】また、変調出力駆動装置29から次数n=
2として変調周波数信号がMSM光検出器41へ出力さ
れる場合には、この変調出力には、周波数軸において表
された図6(f)のグラフに示す周波数2f0 +△fの
周波数成分のみが含まれる。この変調出力がMSM光検
出器41にバイアス電圧として印加され、しかも、PB
S22から被測定電気信号に比例した光がこのMSM光
検出器41に入射すると、MSM光検出器41ではこれ
ら各信号がミキシングされる。この時は、被測定電気信
号の第2高調波成分2f0 とのビート信号による振幅と
位相がヘテロダイン計測され、図6(g)に示す多くの
周波数成分を含む信号が生じる。つまり、変調出力2f
0 +△fと被測定電気信号の繰り返し周波数f0 の信号
成分との和である3f0 +△fの周波数成分と、これら
の差であるf0 +△fの周波数成分とが生成される。ま
た、変調出力2f0 +△fと被測定電気信号の第2高調
波成分2f0 との和である4f0 +△fの周波数成分
と、これらの差である△fの周波数成分とが生成され
る。また、変調出力2f0 +△fと被測定電気信号の第
3高調波成分3f0 との和である5f0 +△fの周波数
成分と、これらの差であるf0 −△fの周波数成分とが
生成される。さらに同様にして変調出力と被測定電気信
号の第n次高調波成分との和と差の周波数成分が生成さ
れる。これら各周波数成分信号も高周波カットフィルタ
33で周波数△fのビート出力のみが抽出され、狭帯域
計測装置34へ出力される。狭帯域計測装置34ではこ
のビート信号の振幅と位相とが計測され、その計測結果
が解析装置35へ出力される。
【0030】このようなヘテロダイン計測が高い次数の
変調出力についても順次同様に行われ、その結果が解析
装置35へ出力される。解析装置35ではこれらの計測
結果を基にフーリエ変換を行い、周波数領域の測定結果
から時間領域の波形を計算によって求め、表示装置36
へ出力する。表示装置36では被測定電気信号のこの時
間波形を表示する。
【0031】このような第3の実施例による電圧測定装
置においても、上記第1および第2の各実施例による電
圧測定装置と同様な効果が奏される。つまり、高速のオ
シロスコープが必要とされなくなり、また、短パルス光
源が必要とされなくなる。このため、この第2実施例に
よっても、広い周波数帯域で感度良く被測定デバイスの
電圧を検出することが可能となる。
【0032】なお、上記第2および第3の各実施例にお
いて、MSM光検出器41が正負対称なバイアス電圧に
対して対称でない出力電流特性を有する場合には、この
非対称性を補正する目的で、図7に示す補正回路51を
設けると効果的である。ここで、同図において図3およ
び図5と同一または相当する部分には同一符号を付して
その説明は省略する。つまり、DC電圧電源52からM
SM光検出器41へDCバイアスを供給し、非対称分を
補填する直流電圧を供給する。
【0033】また、狭帯域検出器34でMSM光検出器
41から出力されるビート信号の振幅と位相とをヘテロ
ダイン計測する時には、一般的に検出回路の減衰や位相
ずれ等が存在し、測定誤差が生じるおそれがある。この
測定誤差を補正するには、波形が分かっている、例えば
正弦波信号などを予め測定して出力の振幅と位相の補正
係数を求めておき、得られた測定結果を補正するように
すればよい。
【0034】また、MSM光検出器41へGHz帯の周
波数信号を効率良く印加するためには、MSM光検出器
をマイクロ波ストリップ電極に一体化し、この電極に交
流バイアス電圧を印加するようにすればよい。なお、こ
こで交流バイアス電圧が減衰してしまう場合には、上記
した補正係数による補正を行えばよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
源に連続光源が用いられているため、裾のないきれいな
波形をした短パルス光を生成する必要はない。また、ビ
ート信号が周波数軸上で計測されるため、計測装置に高
速のオシロスコープが必要されなくなる。このため、広
い周波数帯域で感度良く電圧を検出することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による電圧測定装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】第1実施例による電圧測定装置各部の信号を示
すグラフである。
【図3】本発明の第2の実施例による電圧測定装置の構
成を示すブロック図である。
【図4】MSM光検出器およびAPDの各特性を示すグ
ラフである。
【図5】本発明の第3の実施例による電圧測定装置の構
成を示すブロック図である。
【図6】第3実施例による電圧測定装置各部の信号を示
すグラフである。
【図7】MSM光検出器に対する補正回路を示す図であ
る。
【図8】第1の従来技術による電圧測定装置の構成を示
すブロック図である。
【図9】第1の従来技術による電圧測定装置各部の信号
を示すグラフである。
【図10】第2の従来技術による電圧測定装置の構成を
示すブロック図である。
【図11】第2の従来技術による電圧測定装置各部の信
号を示すグラフである。
【符号の説明】
21…CW光源、22…偏光ビームスプリッタ(PB
S)、23…波長板、24…集光レンズ、25…E−O
プローブ、26…被測定デバイス、27…駆動装置、2
8…高速光検出器、29…変調出力駆動装置、30…周
波数ミキサ、31…容量、32…高速増幅器、33…高
周波カットフィルタ、34…狭帯域計測装置、35…解
析装置、36…表示装置、41…MSM光検出器、42
…負荷抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−170876(JP,A) 特開 平3−259753(JP,A) 特開 平4−307379(JP,A) 特開 平5−45424(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 15/24 G01R 31/302 G01R 19/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物を駆動する駆動手段と、被測定
    物に生じる電界が印加されると屈折率が変化する電気光
    学材料からなるE−Oプローブとを備えて構成された電
    圧測定装置において、 前記E−Oプローブに連続光を測定光として出射する連
    続光源と、前記駆動手段が被測定物へ出力する駆動信号
    の繰り返し周波数に基づいて変調周波数信号を生成する
    変調出力駆動手段と、この変調出力駆動手段の出力する
    前記変調周波数信号と前記E−Oプローブで印加電界に
    応じた変化が与えられた前記測定光とを用いてヘテロダ
    イン計測を行う計測手段とを備えたことを特徴とする電
    圧測定装置。
  2. 【請求項2】 前記計測手段は、被測定物からの印加電
    界に応じた変化が与えられた前記測定光を電気信号に変
    換する光電変換手段と、この光電変換手段の出力と前記
    変調出力駆動手段の出力とを電気的に混合する周波数ミ
    キサとを備えて構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の電圧測定装置。
  3. 【請求項3】 前記計測手段は、印加電圧に応じて入射
    光を光電変換する光検出手段を備えて構成され、この印
    加電圧として前記変調出力駆動手段の出力する前記変調
    周波数信号が与えられ、この入射光として被測定物から
    の印加電界に応じた変化が与えられた前記測定光が与え
    られていることを特徴とする請求項1記載の電圧測定装
    置。
  4. 【請求項4】 前記変調出力駆動手段の出力する前記変
    調周波数信号は、前記繰り返し周波数の整数倍の周波数
    と前記繰り返し周波数に比べて十分低い検出周波数との
    和の周波数であることを特徴とする請求項2または請求
    項3記載の電圧測定装置。
  5. 【請求項5】 前記計測手段の出力の低周波成分を通過
    させる高域カットフィルタと、この高域カットフィルタ
    を通過したビート出力から前記繰り返し周波数の整数倍
    の各周波数信号の振幅および位相を検出する狭帯域計測
    手段と、この狭帯域計測手段の出力する前記振幅および
    位相を用いたフーリエ変換法によって被測定電気信号の
    時間波形を求める解析装置とを備えたことを特徴とする
    請求項4記載の電圧測定装置。
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