JP3350527B2 - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
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Description
等の記録装置に関し、特に、引出型給紙カセットを備え
た記録装置に関する。
ファクシミリ等の記録装置が使用されており、その例を
図5(a)、(b)に示している。図5(a)の記録装
置1Aは給紙カセット(図示せず)を矢印Aで示すよう
に、装置の一方の側面から引き出す構成となっており、
反対側の側面には、上下2段の開閉部2、3が形成され
ている。この開閉部2、3は、装置内にセットされた記
録紙が引き出され反転する部分を開放するために設けら
れたものであり、その下端を中心として外側に開くこと
が可能である。また、その開閉部2、3にはそれぞれ取
手用穴部4、5が設けられている。更に、装置の前面に
は装置を持ち上げるための取手穴6が形成されている。
7を矢印Bで示すように、装置の前面から引き出す構成
となっている。この装置においても、その側面に、上下
2段の開閉部2、3が形成されており、それぞれに取手
用穴部4、5が設けられている。また、給紙カセット7
にも取手用穴部8が設けられている。更に、装置の側面
下端には切欠部9を形成しており、装置運搬時には、切
欠部9を利用して装置を持ち上げていた。
構造には次のような問題があった。すなわち、図5
(a)に示す記録装置1Aでは、その記録装置1Aを持
ち上げて運搬する際、前面の取手穴6を利用すればよい
が、その側面の開閉部2又は3に設けている取手用穴部
4又は5に手を入れて持ち上げる場合があり、その場合
に、その部分の強度が低いためその部分を破損してしま
うことがあった。また、図5(b)に示す記録装置1B
では、その下端の切欠部9に手を入れて持ち上げ、運搬
する際、装置が不安定となり、運搬が困難であった。ま
た、それを避けるため、開閉部2又は3に設けている取
手用穴部4又は5、或いは前面の給紙カセット7の取手
用穴部8に手を入れて持ち上げると、前記したようにそ
の部分を破損することがあった。
を入れて持ち上げることができないようにした記録装置
を提供することを目的とする。
め、本願の請求項1に係る発明は、装置側面或いは前面
に開閉部を有し、その開閉部は、上端に手を掛けること
を困難にする手掛け阻止手段を備えた取手用穴部を備え
たものである。
側面或いは前面に引出し可能な給紙カセットを有し、そ
の給紙カセットは、上端に手を掛けることを困難にする
手掛け阻止手段を備えた取手用穴部を備えたものであ
る。
装置持ち上げようとして開閉部に手を掛けたとしても、
その開閉部の上面に手を掛けられないように手掛け防止
手段を設けたので、開装置を持ち上げようとして閉部分
に大きい力が掛かかってその部分が破損するのを防止す
ることができる。
成により、給紙カセットの上端に手を掛けることを困難
にする手掛け阻止手段を設けているので、誤ってその給
紙カセットに手を掛けて装置を持ち上げようとしても、
給紙カセットの上面に手を掛けることができず、そのた
め、その部分に大きい力を掛けて破損するのを防止する
ことができる。
1は本発明をファクシミリ装置に適用した実施例による
記録装置の概略断面図、図2は全体の概略斜視図であ
る。図1、図2において、11は記録装置全体、12は
その記録装置の筺体、13はその筺体12の上方の両側
に取付けられた一対の側板であり、その側板13間に、
受信記録部及び読取送信部(図示せず)が設けられてい
る。15は上段の給紙カセット、16は下段の給紙カセ
ット、17は記録紙を受信記録部に送り込む記録紙搬送
機構、18は上段の給紙カセット15から原稿を引き出
し、反転させて記録紙搬送機構17に送り込む上段給紙
反転機構、19は下段の給紙カセット16から原稿を引
き出し、反転させて記録紙搬送機構17に送り込む下段
給紙反転機構、21は装置の側面で且つ上段の給紙反転
機構18の横に設けられた上段の開閉部、22はその下
方で且つ下段の給紙反転機構19の横に設けられた下段
の開閉部である。
られたフレームであり、装置の側面に位置するよう、両
側の側板13に固定して水平に設けられている。このフ
レーム24はそれを持ち上げることによって装置全体を
持ち上げることができるだけの十分な強度を持ったもの
であり、通常板金で作られる。25は外装カバーであ
る。
部21は、図3に示すように、支軸27を中心として回
動可能に設けられており、その中央の上端には取手用穴
部29が形成されている。この取手用穴部29の上端は
開放されており、このため、この取手用穴部29に手を
入れて、フレーム24の下面を支えることができる。開
閉部21の上部には、支軸30を中心として回動可能な
開閉ラッチ31が設けられ、取手用穴部29内にはその
開閉ラッチ31を回動させる開閉レバー32が設けられ
ており、開閉ラッチ31をフレーム24に引っかけるこ
とにより、開閉部21を閉位置に保持することができ、
また、開閉レバー32を矢印C方向に回動させることに
より、開閉ラッチ31を外し、開閉部21を開くことが
できるように構成されている。
に、支軸33を中心として回動可能に設けられており、
その中央には取手用穴部35が形成されている。この取
手用穴部35のところにも、支軸36を中心として回動
可能な開閉ラッチ37が設けられ、取付用穴部35内に
その開閉ラッチ37を回動させる開閉レバー38が設け
られており、開閉ラッチ37を筺体12に引っかけるこ
とにより、開閉部22を閉位置に保持することができ、
また、開閉レバー38を矢印D方向に回動させることに
より、開閉ラッチ37を外し、開閉部22を開くことが
できる構成となっている。この開閉レバー38は、その
下端側には手を容易に掛けることができるよう突起38
aを形成しているが、上端側には手を掛けることを困難
にする手掛け阻止手段として傾斜面38bが形成されて
いる。なお、手掛け阻止手段としては、傾斜面38bに
限らず、手を差し込む深さを浅くするような垂直な面を
設けたものであってもよい。また、手掛け阻止手段は必
ずしも開閉レバー38によって実現する必要はなく、開
閉部22自体に傾斜面を形成したり、取付用穴部35の
深さ自体を浅くして、その上端に手がかからないように
構成してもよい。
反対側の側面には、筺体12の一部に取手40が形成さ
れている。
を運搬する際、作業者は開閉部21に設けている取手用
穴部29に手を差し込んで、その上面に位置するフレー
ム24を支えることができ、このフレーム24と反対側
の取手40を持ち上げることにより、記録装置11を運
搬することができる。ここで、フレーム24は装置の上
部に位置しているため、持ちやすく、また、十分な強度
を持っているため、破損することはなく、記録装置11
を容易に持ち上げ、運搬できる。
部35内に手を差し込んで装置を持ち上げようとして
も、その上面に傾斜面38bが形成されているので手が
掛からず、このため、この部分を持ち上げてその部分の
部品を破損させるということがない。
21、22を備えた場合を説明したが、本発明はこの場
合に限らず、開閉部の個数は適宜増減可能である。いず
れの場合においても、最上部に設けている開閉部にはそ
の上端に、上端を開放した取手用穴部を設け、その上に
位置するフレームを持ち上げることができるようにすれ
ばよい。また、その他の開閉部に設ける取手用穴部に
は、手掛け阻止手段を設ければよい。また、この手掛け
阻止手段は、開閉部の取手用穴部に限らず、給紙カセッ
ト前面の取手用穴部にも設けることが好ましい。
明は、装置持ち上げに使用しない取手用穴部に、上端に
手を掛けることを困難にする張出部を設けているので、
誤ってその取手用穴部に手を入れて装置を持ち上げよう
としても、その穴部の上面に手を掛けることができず、
そのため、その部分に大きい力を掛けて破損させるとい
うことを防止できるという効果を有している。
す概略断面図
す概略断面図
略斜視図
Claims (2)
- 【請求項1】 装置側面或いは前面に開閉部を有し、そ
の開閉部は、上端に手を掛けることを困難にする手掛け
阻止手段を備えた取手用穴部を有していることを特徴と
する記録装置。 - 【請求項2】 装置側面或いは前面に引出し可能な給紙
カセットを有し、その給紙カセットは、上端に手を掛け
ることを困難にする手掛け阻止手段を備えた取手用穴部
を有していることを特徴とする記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001001163A JP3350527B2 (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001001163A JP3350527B2 (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | 記録装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12846492A Division JP3199445B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001235993A JP2001235993A (ja) | 2001-08-31 |
JP3350527B2 true JP3350527B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=18869830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001001163A Expired - Fee Related JP3350527B2 (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | 記録装置 |
Country Status (1)
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- 2001-01-09 JP JP2001001163A patent/JP3350527B2/ja not_active Expired - Fee Related
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