JP3349927B2 - 追尾装置 - Google Patents

追尾装置

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JP3349927B2
JP3349927B2 JP19411897A JP19411897A JP3349927B2 JP 3349927 B2 JP3349927 B2 JP 3349927B2 JP 19411897 A JP19411897 A JP 19411897A JP 19411897 A JP19411897 A JP 19411897A JP 3349927 B2 JP3349927 B2 JP 3349927B2
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動衛星などを
追尾する追尾装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】衛星通信において、静止軌道上に衛星を
配置し、あるいは低軌道の地球観測衛星などを追跡受信
することにより、地上局あるいはそれらの相互間で、追
尾する追尾装置が知られている。
【0003】図10は従来の追尾装置の構成を示すブロ
ック図である。図10において、2は例えば移動衛星
(図示せず)からの通信信号を受信するアンテナ、3は
アンテナ2で受信した通信信号に含まれる追尾基準信号
Σと追尾誤差信号Δを分離する信号分離手段としての給
電装置、10aは追尾基準信号Σを増幅する増幅器(低
雑音増幅器)、10bは追尾誤差信号Δを増幅する増幅
器(低雑音増幅器)、12aは増幅器10aで増幅され
た追尾基準信号にAGC(自動利得制御)をかけるAG
C回路、12bは増幅器10bで増幅された追尾誤差信
号にAGCをかけるAGC回路、15はAGC回路12
aからの追尾基準信号を90度位相回転させる90度移
相器、17はAGC回路12bからの追尾誤差信号の同
位相成分AZを取り出すAZ検波器、18はAGC回路
12bからの追尾誤差信号の直交位相成分ELを取り出
すEL検波器である。
【0004】次に動作について説明する。図10におい
て、アンテナ2で受信された通信信号は、アンテナ2に
付属した給電装置3で追尾基準信号Σと追尾誤差信号Δ
に分離される。これら追尾基準信号Σと追尾誤差信号Δ
との振幅差及び位相差は、追尾目標からの通信信号の方
向がアンテナ2の方向からどれだけずれているか(ずれ
の大きさ;振幅差)、どの方向であるか(AZ方向、E
L方向、その他任意方向;位相差)に相当するので、振
幅差及び位相差を維持したまま後段に信号を受け渡し、
受信部で振幅差及び位相差を検波する必要がある。この
ため、給電装置3からの追尾基準信号Σは増幅器10a
で増幅され、また、給電装置3からの追尾誤差信号Δは
増幅器10bで増幅され、受信部に入力される。
【0005】受信部では、90度移相器15で90度位
相回転された追尾基準信号を位相基準にして追尾誤差信
号の直交位相成分ELがEL検波器18により取り出さ
れると共に、90度移相器15に入力される前の追尾基
準信号を位相基準にして追尾誤差信号の同位相成分AZ
がAZ検波器17により取り出される。このようにして
取り出された追尾誤差信号の同位相成分AZ及び直交位
相成分ELは、アンテナ2の図示しない駆動制御装置に
備えられるアンテナ駆動機構のモータなどに与えられ、
アンテナ2の方向を制御する。
【0006】図11は他の従来の追尾装置の構成を示す
ブロック図である。図11において、2は例えば移動衛
星(図示せず)からの通信信号を受信するアンテナ、3
はアンテナ2で受信した通信信号に含まれる追尾基準信
号Σと追尾誤差信号Δを分離する信号分離手段としての
給電装置、8は追尾誤差信号Δを周波数fcのクロック
信号9で変調する変調器、11は追尾基準信号Σと変調
器8で変調された追尾誤差信号とを合成する合成器、1
0は合成器11で合成された信号を増幅する増幅器(低
雑音増幅器)、12は増幅器10で増幅された信号にA
GCをかけるAGC回路、13はAGC回路12からの
信号に含まれる低周波変調信号を除去するBPF(バン
ドパスフィルタ)、14はBPF13からの信号により
所定の周波数の信号を発生するPLL(phase−l
ocked loop)、15はPLL14からの信号
を90度位相回転させる90度移相器、17はPLL1
4からの信号に基づいてAGC回路12からの追尾誤差
信号の同位相成分AZを取り出すAZ検波器、18は9
0度移相器15からの信号に基づいてAGC回路12か
らの追尾誤差信号の直交位相成分ELを取り出すEL検
波器、20aは周波数fcのクロック信号9に基づいて
AZ検波器17からの追尾誤差信号の同位相成分AZの
直流成分DAZを検波する振幅検波器、20bはクロッ
ク信号9に基づいてEL検波器18からの追尾誤差信号
の直交位相成分ELの直流成分DELを検波する振幅検
波器である。
【0007】図12は図11に示す追尾装置における各
信号の周波数分布のスペクトラム及び波形を示す図であ
る。図12(a)は給電装置3から出力される追尾基準
信号の周波数分布を示すスペクトラム、図12(b)は
給電装置3から出力される追尾誤差信号の周波数分布を
示すスペクトラム、図12(c)はBPSK変調器8か
ら出力される変調された追尾誤差信号の周波数分布を示
すスペクトラム、図12(d)は合成器11から出力さ
れる合成された変調追尾誤差信号の周波数分布を示すス
ペクトラム、図12(e)はAGC回路12から出力さ
れるAGCをかけられ変調追尾誤差信号の周波数分布を
示すスペクトラム、図(f)はBPF13から出力され
る追尾基準信号の周波数分布を示すスペクトラムであ
る。図12(g)はAZ検波器17から出力される追尾
誤差信号の同位相成分AZの波形を示し、図12(h)
はEL検波器18から出力される追尾誤差信号の直交位
相成分ELの波形を示す。また、図12(c),
(d),(e),(f)に示すfcは図11に示すクロ
ック信号9の周波数を示す。
【0008】次に動作について説明する。図11におい
て、アンテナ2で受信された通信信号は、アンテナ2に
付属した給電装置3で追尾基準信号Σと追尾誤差信号Δ
に分離される。これら追尾基準信号Σと追尾誤差信号Δ
の振幅差及び位相差は、追尾目標からの通信信号の方向
がアンテナ2の方向からどれだけずれているか(ずれの
大きさ;振幅差)、どの方向であるか(AZ方向、EL
方向、その他任意方向;位相差)に相当するので、振幅
差及び位相差を維持したまま後段に信号を受け渡し、受
信部で振幅差及び位相差を検波する必要がある。この従
来例では、厳しい環境に適するように、変調器8と合成
器11を用いて追尾基準信号Σと追尾誤差信号Δを合成
して1本の信号としている。
【0009】受信部では、AZ検波器17にて同位相の
追尾基準信号に基づいて追尾誤差信号の同位相成分AZ
が取り出され、EL検波器18にて直交位相の追尾基準
信号に基づいて追尾誤差信号の直交位相成分ELが取り
出される。その後、振幅検波器20aにて追尾誤差信号
の同位相成分AZの直流成分DAZが取り出され、振幅
検波器20bにて追尾誤差信号の直交位相成分ELの直
流成分DELが取り出される。
【0010】ところで、アンテナ2の図示しない駆動制
御装置に備えられるアンテナ駆動機構のモータなどに駆
動制御信号を供給する必要があり、この駆動制御信号を
得るために、追尾誤差信号Δを低周波数fcのクロック
信号9で搬送波抑圧変調し、受信部で同位相成分AZと
直交位相成分ELとに分離しやすいように前処理してい
る。したがって受信部では、その搬送波抑圧変調された
低周波数変調信号をBPF13で除去するなどの方法で
搬送波成分(追尾基準信号Σ)のみを検出し、その搬送
波成分に対して同位相成分の追尾基準信号(PLL14
の出力)と直交位相成分の追尾基準信号(90度移相器
15の出力)とによって、AGC回路12からの変調追
尾誤差信号を位相・振幅検波し、追尾誤差信号の同位相
成分AZと直交位相成分ELをAZ検波器17とEL検
波器18からそれぞれ取り出し、さらに振幅検波器20
a,20bにて低周波数fcのクロック信号9で検波
し、それぞれの直流成分DAZ,DELを取り出す。こ
れらの直流成分DAZ,DELはモータなどの駆動信号
としてモータなどに供給され、アンテナ2の方向を制御
する。なお、この従来の追尾装置は受信信号が無変調波
もしくは搬送波近傍に変調サイドバンドがない変調時に
用いられる。したがって、BPSK,QPSK等の信号
には使用できない。追尾基準信号のスペクトラム分離は
BPF13とPLL14でサイドバンドを抑圧すること
で、検波の基準を作成している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したような従
来の追尾装置は、地上局の設備として地上に設置される
ので、宇宙空間に設置される場合や、地上でのKa帯の
周波数を使用する場合に比べ、装置の環境条件が緩やか
であり、また、重量や大きさの条件が緩やかである。
【0012】したがって、図10に示した従来の追尾装
置では、追尾基準信号と追尾誤差信号をそれぞれ別に受
信部へ送信しなければならず、このため装置を小型化す
ることが難しく、また、宇宙空間などのような厳しい環
境条件での追尾精度要求条件である上記2つの信号の位
相差及び振幅差を満足させることが難しく、したがっ
て、宇宙空間などのような厳しい環境では使用できない
という問題点がある。
【0013】また、図11に示した従来の追尾装置で
は、環境条件が厳しくても、追尾精度要求条件である追
尾基準信号と追尾誤差信号の2つの信号の位相差及び振
幅差は信号が1本に合成されているので満足でき、ま
た、重量や大きさの条件も緩やかであるが、受信部にお
いて上記1本に合成された2つの信号を分離するときに
用いる追尾基準信号を再生する搬送波再生回路(BPF
13などを含む回路)などの特殊な装置が必要になり、
小型,軽量化を図ることが難しいという問題点がある。
また、追尾基準信号や追尾誤差信号のような追尾用の信
号は、信号処理などの都合上、専用の信号を割り当てら
れない場合があり、通信用のデータ信号を追尾用に共用
するので、搬送波再生回路は全ての通信信号のビットレ
ート(データレート)や変調方式に対応することが必要
で、かつ、その受信可能最低レベルは通信用の受信レベ
ルより低くないと、アンテナが初期に追尾目標方向から
オフセットして、受信レベルが低いときに動作開始でき
ない。即ち、アンテナと受信部間が1チャネルで安定し
て小型,軽量化を図れ、位相振幅検波できるが、特殊な
搬送波再生回路が必要で、任意の通信信号のビットレー
トや任意の変調方式に対応しにくいという問題点があ
る。追尾基準信号は無変調であることが必要であり、任
意のビットレート信号や任意の変調信号の場合は搬送波
再生がかなり困難になる。
【0014】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、構成が小型,軽量化を図
れ、厳しい環境の影響を受けにくく、任意の通信信号の
ビットレートや任意の通信信号の変調方式に対応でき、
安定度と精度の高い追尾装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、追尾目標
からの通信信号を受信するアンテナと、このアンテナで
受信した通信信号に含まれる追尾基準信号と追尾誤差信
号を分離する信号分離手段と、この信号分離手段で分離
された追尾誤差信号を変調する変調手段と、この変調手
段で変調された追尾誤差信号を2分岐して、一方を追尾
基準信号と同位相である第1の角度用誤差信号とし、他
方を所定度位相回転させ追尾基準信号と同位相になった
第2の角度用誤差信号とし、第1の角度用誤差信号及び
第2の角度用誤差信号を交互に時分割選択して1本の変
調時分割誤差信号として出力する誤差信号時分割選択手
段と、この変調時分割誤差信号を同位相の追尾基準信号
に振幅合成して1本の振幅変調・時分割誤差信号として
出力する合成手段と、上記1本の振幅変調・時分割誤差
信号を包絡線検波する包絡線検波手段と、この包絡線検
波して得られた時分割誤差信号を分離し、復調してアン
テナ駆動制御用の第1の角度用誤差信号及び第2の角度
用誤差信号を出力する分離・復調手段とを備えたことを
特徴とするものである。
【0016】第2の発明では、上記誤差信号時分割選択
手段は、追尾誤差信号を2分岐して第1の追尾誤差信号
及び第2の追尾誤差信号として出力する分配器と、上記
第2の追尾誤差信号を90度位相回転させ第2の角度用
誤差信号として出力する90度移相器と、上記第1の追
尾誤差信号を第1の角度用誤差信号とした信号と、上記
第2の角度用誤差信号とを交互に選択して出力する時分
割スイッチとを備えたことを特徴とするものである。
【0017】第3の発明では、上記変調手段は、所定の
クロック信号で追尾誤差信号を振幅変調することを特徴
とするものである。
【0018】第4の発明では、上記誤差信号時分割選択
手段及び上記変調手段を1個の変調器で構成したことを
特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
に基づいて説明する。図1は本実施の形態に係る追尾装
置の構成を示すブロック図である。図1において、1は
移動衛星などの追尾目標、2は追尾目標1からの通信信
号を受信するアンテナ、3はアンテナ2で受信した通信
信号に含まれる追尾基準信号Σと追尾誤差信号Δを分離
する信号分離手段としての給電装置、10aは追尾基準
信号Σを増幅する増幅器(低雑音増幅器)である。8は
給電装置3で分離された追尾誤差信号Δを周波数fcの
クロック信号9で振幅変調する変調手段としての変調器
である。31は変調器8で変調された追尾誤差信号Δを
2分岐して、一方を追尾基準信号Σと同位相である第1
の角度用誤差信号(追尾誤差信号Δの同位相成分AZ)
とし、他方を90度位相回転させた第2の角度用誤差信
号(追尾誤差信号Δの直交位相成分EL)とし、第1の
角度用誤差信号及び第2の角度用誤差信号を交互に時分
割選択して1本の変調時分割誤差信号として出力する誤
差信号時分割選択手段である。この誤差信号時分割選択
手段31は、変調器3から入力された変調追尾誤差信号
を2分岐して第1の追尾誤差信号及び第2の追尾誤差信
号として出力する分配器4と、上記第2の追尾誤差信号
を90度位相回転させ第2の角度用誤差信号として出力
する90度移相器5と、上記第1の追尾誤差信号を第1
の角度用誤差信号とした信号と上記第2の角度用誤差信
号とを周波数fmのクロック信号7に基づいて交互に選
択し1本の時分割誤差信号として出力する時分割スイッ
チ6とを備えている。
【0020】10bは時分割スイッチ6からの時分割誤
差信号(変調時分割誤差信号)を増幅する増幅器(低雑
音増幅器)、11は増幅器10bからの変調時分割誤差
信号を増幅器10aからの同位相の追尾基準信号Σに振
幅合成して1本の振幅変調・時分割誤差信号として出力
する合成手段としての合成器である。
【0021】受信部において、12は追尾目標1との距
離や追尾目標1の送信信号の電力の変動などの追尾基準
信号Σと追尾誤差信号Δとに共通した成分を除去するた
めに合成器11からの振幅変調・時分割誤差信号にAG
CをかけるAGC回路である。16はAGC回路12で
AGCをかけられた振幅変調・時分割誤差信号を包絡線
検波する包絡線検波手段としての包絡線検波器である。
32は包絡線検波器16で包絡線検波して得られた包絡
線時分割誤差信号を第1の角度用誤差信号及び第2の角
度用誤差信号に分離し、更に、復調して第1の角度用誤
差信号の直流成分DAZ及び第2の角度用誤差信号の直
流成分DELを出力する分離・復調手段である。この分
離・復調手段32は、包絡線検波器16からの変調時分
割誤差信号を周波数fmのクロック信号7に基づいて追
尾誤差信号Δの同位相成分AZと直交位相成分ELとに
分離する分離スイッチ19と、この分離スイッチ19で
分離された同位相成分AZを周波数fcのクロック信号
9に基づいて振幅検波して第1の角度用誤差信号(同位
相成分AZ)の直流成分DAZとして出力する振幅検波
器20aと、分離スイッチ19で分離された直交位相成
分ELを周波数fcのクロック信号9に基づいて振幅検
波して第2の角度用誤差信号(直交位相成分EL)の直
流成分DELとして出力する振幅検波器20bとを備え
ている。
【0022】なお、本実施の形態では、誤差信号時分割
選択手段31と変調器8とを別々に設けたが、それに限
らず誤差信号時分割選択手段31及び変調器8を規定の
順次シーケンスでもって行う1個の変調器で構成しても
良く、この場合は構成が少し簡単になる。
【0023】図2は図1に示す追尾装置の動作を説明す
るための信号波形図である。図2(a)は給電装置3か
ら出力される追尾基準信号Σの波形であり、tは時間、
Aは振幅を示す。図2(b)は給電装置3から出力され
る追尾誤差信号Δの波形であり、tは時間、Bは振幅を
示す。図2(c)は90度移相器5から出力される第2
の角度用誤差信号(追尾誤差信号Δの直交位相成分E
L)の波形であり、tは時間、Bは振幅を示す。図2
(d)は合成器11から出力される振幅変調・時分割誤
差信号の同位相成分AZの波形であり、tは時間、A+
Bは図2(a)の信号と図2(b)の信号とによる振幅
を示す。図2(e)は合成器11から出力される振幅変
調・時分割誤差信号の直交位相成分ELの波形であり、
tは時間、A+B(90°)は図2(a)の信号と図2
(c)の信号とによる振幅を示す。図2(f)は包絡線
検波器16から出力される包絡線時分割誤差信号の波形
である。図2(g)は合成器11から出力される振幅変
調・時分割誤差信号の波形であり、Tcは周波数fcの
クロック信号9による振幅変調周期を示し、Tmは周波
数fmのクロック信号7による時分割周期を示す。
【0024】図3は本実施の形態において、追尾基準信
号Σと追尾誤差信号Δとの位相関係を説明するための図
である。追尾基準信号Σと追尾誤差信号Δとが同相のと
きの関係をベクトル表示すると図3(a)に示すように
なる。そして、図3(b)に示すように追尾誤差信号Δ
を変調して、図3(c)に示すように+Δと−Δを作
り、これを図3(d)に示すようにΣに加算する。その
結果、図3(e)に示すように振幅が変調された信号が
得られる。即ち、追尾基準信号Σと追尾誤差信号Δとが
同相のとき、図3(e)に示すような振幅変調(包絡線
の変調)信号が発生する。
【0025】図4は本実施の形態において、追尾基準信
号Σと追尾誤差信号Δとの位相関係を説明するための図
である。追尾基準信号Σと追尾誤差信号Δとが直交して
90度の位相差があるときの関係をベクトル表示すると
図4(a)に示すようになる。そして、図4(b)に示
すように追尾誤差信号Δを変調して、図4(c)に示す
ように+Δと−Δを作り、これを図4(d)に示すよう
にΣに加算する。その結果、図4(e)に示すように振
幅変調されていない信号が得られる。即ち、追尾基準信
号Σと追尾誤差信号Δとが直交して90度の位相差があ
るとき、図4(e)に示すような振幅変調のない信号が
発生する。
【0026】図5は本実施の形態において、追尾基準信
号Σと追尾誤差信号Δとの位相関係が追尾目標とアンテ
ナビーム軸との関係にどのように対応しているかを説明
するための図である。図5(a)において、Sは追尾目
標、AZは追尾誤差信号Δの同位相成分、ELは追尾誤
差信号Δの直交位相成分、θは追尾目標Sとアンテナビ
ーム軸との角、2はアンテナ、3は給電装置を示す。図
5(b)に示すように追尾目標Sの位置が、同位相成分
AZの+方向,直交位相成分ELの+方向,同位相成分
AZの−方向,直交位相成分ELの−方向にそれぞれあ
る場合、図5(c)に示すように追尾誤差信号Δは、追
尾基準信号Σに対して、同方向,+90°回転方向,逆
方向,−90°回転方向のベクトルとなる。また、図5
(d)に示すような位置に追尾目標Sがそれぞれある場
合、追尾誤差信号Δは図5(e)に示すようなベクトル
となる。
【0027】図6〜図8は追尾目標に対するアンテナの
オフセット方向(誤差方向)が左右上下のどちらである
かを判定する動作を説明するための図である。また、図
9はその判定に用いられるクロック信号fmを示す図で
ある。
【0028】まず、図6(a)に示すように追尾目標S
の位置が追尾誤差信号Δの同位相成分AZの+方向にあ
る場合、追尾基準信号Σと追尾誤差信号Δとの関係を示
すベクトルは図6(b)に示すようになる。追尾基準信
号Σは追尾誤差信号Δで変調され、この変調信号は図6
(c)の実線で示すようなベクトルで示され、図6
(d)に示すような波形となる。この図6(d)に示す
ような波形の変調信号は、包絡線検波され図6(e)に
示すような信号となり、この信号は図9に示すような周
波数fmのクロック信号のタイミングによって極性が判
定され、この判定結果が図6(f)に示すように半周期
毎に同極性の場合はプラスの波形の信号となり、この信
号を周波数fcのクロック信号で検波すると、アンテナ
のオフセット方向が右方向であることを示す図6(g)
に示すようなプラスの直流成分が得られる。
【0029】次に、図7(a)に示すように追尾目標S
の位置が、追尾誤差信号Δの同位相成分AZと直交位相
成分ELとの交点、即ちゼロの位置にある場合、追尾基
準信号Σと追尾誤差信号Δとの関係を示すベクトルは図
7(b)に示すようになる。この場合、追尾誤差信号Δ
は発生していないので、ベクトル表示はされていない。
したがって、追尾基準信号Σは追尾誤差信号Δで変調さ
れても、そのままの信号となり、図7(c)に示すよう
にベクトル表示され、図7(d)に示すような信号、即
ち、追尾基準信号Σそのものの信号となる。その後は検
波されても追尾誤差信号Δを含んでいないので、図7
(e)〜(g)に示すようになり、誤差を示す直流成分
は得られない。
【0030】次に、図8(a)に示すように追尾目標S
の位置が追尾誤差信号Δの同位相成分AZの−方向にあ
る場合、追尾基準信号Σと追尾誤差信号Δとの関係を示
すベクトルは図8(b)に示すようになる。追尾基準信
号Σは追尾誤差信号Δで変調され、この変調信号は図8
(c)の実線で示すようなベクトルで示され、図8
(d)に示すような波形となる。この図8(d)に示す
ような波形の変調信号は、包絡線検波され図8(e)に
示すような信号となり、この信号は図9に示すような周
波数fmのクロック信号のタイミングによって極性が判
定され、この判定結果が図8(f)に示すように半周期
毎に異極性の場合はマイナスの波形の信号となり、この
信号を周波数fcのクロック信号で検波すると、アンテ
ナのオフセット方向が左方向であることを示す図8
(g)に示すようなマイナスの直流成分が得られる。
【0031】次に動作について説明する。図1におい
て、アンテナ2で受信した追尾目標1からの通信信号
は、アンテナ2に付属した給電装置3で追尾基準信号Σ
と追尾誤差信号Δとに分離される。これら追尾基準信号
Σと追尾誤差信号Δとの振幅差及び位相差は、追尾目標
1からの通信信号の方向がアンテナ2の方向からどれだ
けずれているか(ずれの大きさ;振幅差)、どの方向で
あるか(AZ方向、EL方向、その他任意方向;位相
差)に相当するので、振幅差及び位相差を維持したまま
後段に信号を受け渡し、受信部で振幅差及び位相差を検
波する必要がある。
【0032】給電装置3で分離された追尾誤差信号Δは
変調器8で振幅変調され、更に分配器4で2分岐されて
第1の追尾誤差信号及び第2の追尾誤差信号として出力
される。第1の追尾誤差信号はそのまま第1の角度用誤
差信号(追尾誤差信号Δの同位相成分AZ)として時分
割スイッチ6に入力され、第2の追尾誤差信号は90度
移相器5により90度位相回転され、第2の角度用誤差
信号(追尾誤差信号Δの直交位相成分EL)として時分
割スイッチ6に入力される。時分割スイッチ6では、第
1の角度用誤差信号と第2の角度用誤差信号とはクロッ
ク信号7に基づいて交互に選択され、1本の変調時分割
誤差信号として出力される。この変調時分割誤差信号は
増幅器10bで増幅され、合成器11に入力される。こ
の合成器11では、増幅器10bからの変調時分割誤差
信号は、増幅器10aで増幅された給電装置3からの追
尾基準信号Σに振幅合成され、1本の振幅変調・時分割
誤差信号として出力される。上記振幅合成は変調時分割
誤差信号と追尾基準信号Σとが互いに同相になっている
ので、振幅変調と等価になる。
【0033】受信部では、追尾目標1との距離や追尾目
標1の送信信号の電力の変動などの追尾基準信号Σと追
尾誤差信号Δとに共通した成分を除去するために、合成
器11からの振幅変調・時分割誤差信号は、AGC回路
12によりAGC(クロック信号7の周波数fm及びク
ロック信号9の周波数fcを吸収しない応答とする)が
かけられ、包絡線検波器16で包絡線検波される。この
包絡線検波されて得られた包絡線時分割誤差信号は、周
波数fmのクロック信号7に基づいてスイッチング動作
を行う分離スイッチ19により、追尾誤差信号Δの同位
相成分AZと直交位相成分ELとに分離される。これら
分離された同位相成分AZと直交位相成分ELは、振幅
検波器20aと振幅検波器20bにそれぞれ入力され、
低周波数fcのクロック信号9に基づいて振幅検波され
第1の角度用誤差信号(同位相成分AZ)の直流成分D
AZと第2の角度用誤差信号(直交位相成分EL)の直
流成分DELが振幅検波器20aと振幅検波器20bか
らそれぞれ出力される。このようにして取り出された第
1,第2の角度用誤差信号の直流成分DAZ,DEL
は、それぞれプラス、マイナス、ゼロの極性を有し、ア
ンテナ駆動信号として、アンテナ2の図示しない駆動制
御装置に備えられるアンテナ駆動機構のモータなどに支
えられ、アンテナ2の方向を制御する。
【0034】なお、AGC回路12の利得帯域幅を切り
替えれば、任意の変調信号や任意のビットレート信号に
簡単に対応できる。また、クロック信号9は同位相成分
AZ及び直交位相成分ELの極性を検出するためにも必
要である。
【0035】本実施の形態によれば、追尾基準信号と分
離された追尾誤差信号を振幅変調した後、2分岐して、
一方を追尾基準信号と同位相である第1の角度用誤差信
号とし、他方を90度位相回転させ追尾基準信号と同位
相になった第2の角度用誤差信号とし、第1の角度用誤
差信号及び第2の角度用誤差信号を交互に時分割選択し
て1本の変調時分割誤差信号を得て、この変調時分割誤
差信号を追尾基準信号に振幅合成して1本の振幅変調・
時分割誤差信号を得て、次にこの振幅変調・時分割誤差
信号を包絡線検波して得られた時分割誤差信号を分離
(時分割検波)し復調してアンテナ駆動用の第1の角度
用誤差信号の直流成分及び第2の角度用誤差信号の直流
成分を出力するように構成したので、構成が小型,軽量
化を図れ、厳しい環境の影響を受けにくく、任意の通信
信号のビットレートや任意の通信信号の変調方式に対応
でき、安定度と精度の高い追尾装置を安価に得ることが
できる。
【0036】即ち、90度位相器により第1の角度用誤
差信号と第2の角度用誤差信号とを共に追尾基準信号と
同位相とし、かつ1本の時分割誤差信号としているの
で、伝送チャネルを1チャネルとすることができ、これ
に伴ってアンテナから受信部までの大半を1チャネルで
伝送でき、したがって、構成が小型,軽量化を図れ、ま
た、厳しい環境にも対応できる。また、包絡線検波によ
り時分割誤差信号を再生しているので、搬送波再生が不
要になると共に任意の通信信号のビットレートや任意の
通信信号の変調方式に対応できる。また、追尾基準信号
と追尾誤差信号との振幅差及び位相差が包絡線検波及び
時分割検波により検出できるので、精度良くアンテナの
駆動制御ができ、装置の安定度と精度が高くなる。ま
た、温度などの厳しい環境の影響が3つの信号(追尾基
準信号,第1の角度用誤差信号,第2の角度用誤差信
号)間に相対変化をもたらさない振幅変調方式とし、ま
た、ドップラー周波数変化によるフィルタ等の位相回転
が3つの信号間に相対変化をもたらさない振幅変調方式
としたので、装置の安定度と精度が高くなる。
【0037】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、第1
の角度用誤差信号と第2の角度用誤差信号とを共に追尾
基準信号と同位相とし、かつ1本の時分割誤差信号とし
ているので、伝送チャネルを1チャネルとすることがで
き、構成が小型,軽量化を図れ、また、厳しい環境にも
対応することができるという効果が得られる。また、包
絡線検波により時分割誤差信号を再生するので、搬送波
再生が不要になると共に任意の通信信号のビットレート
や変調方式に対応できるという効果が得られる。また、
追尾基準信号と追尾誤差信号との振幅差及び位相差が包
絡線検波及び時分割検波により検出できるので、精度良
くアンテナの駆動制御ができ、装置の安定度と精度が高
まるという効果が得られる。また、温度などの厳しい環
境の影響やドップラー周波数変化によるフィルターなど
の位相回転が追尾基準信号と第1の角度用誤差信号と第
2の角度用誤差信号との3つの間に相対変化をもたらさ
ない振幅変調方式としたので、装置の安定度と精度が高
まるという効果が得られる。
【0038】第2の発明によれば、誤差信号時分割選択
手段を、分配器、90度移相器、及び時分割スイッチに
より構成したので、1本の時分割誤差信号を作成するこ
とができ、回路構成の簡略化が図れる。
【0039】第3の発明によれば、変調手段は時分割誤
差信号を第2のクロック信号で振幅変調するようにした
ので、追尾基準信号と第1の角度用誤差信号と第2の角
度用誤差信号との3つの信号間に相対変化をもたらさな
い変調となり、変調を簡単な回路構成で実現できる。
【0040】第4の発明によれば、誤差信号時分割選択
手段及び変調手段を1個の変調器で構成したので、構成
が簡略化し、装置の小型,軽量化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態に係る追尾装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す追尾装置の動作を説明するための
信号波形図である。
【図3】 実施の形態において追尾基準信号と追尾誤差
信号との位相関係を説明するための図である。
【図4】 実施の形態において追尾基準信号と追尾誤差
信号との位相関係を説明するための図である。
【図5】 実施の形態において追尾基準信号と追尾誤差
信号との位相関係が追尾目標とアンテナビーム軸との関
係にどのように対応しているかを説明するための図であ
る。
【図6】 実施の形態において追尾目標に対するアンテ
ナのオフセット方向が左右上下のどちらであるかを判定
する動作を説明するための図である。
【図7】 実施の形態において追尾目標に対するアンテ
ナのオフセット方向が左右上下のどちらであるかを判定
する動作を説明するための図である。
【図8】 実施の形態において追尾目標に対するアンテ
ナのオフセット方向が左右上下のどちらであるかを判定
する動作を説明するための図である。
【図9】 上記判定に用いられるクロック信号を示す図
である。
【図10】 従来の追尾装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図11】 他の従来の追尾装置の構成を示すブロック
図である。
【図12】 図11に示す追尾装置における各信号の周
波数分布のスペクトラム及び波形を示す図である。
【符号の説明】
1,S 追尾目標、2 アンテナ、3 給電装置(信号
分離手段)、4 分配器、5,15 90度移相器、6
時分割スイッチ、7,9 クロック信号、8 変調器
(変調手段)、10a,10b 増幅器、11 合成器
(合成手段)、12,12a,12b AGC回路、1
3 BPF、14 PLL、16 包絡線検波器(包絡
線検波手段)、17 AZ検波器、18 EL検波器、
19 分離スイッチ、20a,20b 振幅検波器、3
1 誤差信号時分割選択手段、32 分離・復調手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 3/00 - 3/74 H01Q 3/00 - 3/46 H04B 1/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動衛星などの追尾目標を追尾する追尾
    装置において、上記追尾目標からの通信信号を受信する
    アンテナと、このアンテナで受信した通信信号に含まれ
    る追尾基準信号と追尾誤差信号を分離する信号分離手段
    と、この信号分離手段で分離された追尾誤差信号を変調
    する変調手段と、この変調手段で変調された追尾誤差信
    号を2分岐して、一方を上記追尾基準信号と同位相であ
    る第1の角度用誤差信号とし、他方を所定度位相回転さ
    せ上記追尾基準信号と同位相になった第2の角度用誤差
    信号とし、上記第1の角度用誤差信号及び上記第2の角
    度用誤差信号を交互に時分割選択して1本の変調時分割
    誤差信号として出力する誤差信号時分割選択手段と、こ
    の誤差信号時分割選択手段からの変調時分割誤差信号を
    同位相の上記追尾基準信号に振幅合成して1本の振幅変
    調・時分割誤差信号として出力する合成手段と、上記1
    本の振幅変調・時分割誤差信号を包絡線検波する包絡線
    検波手段と、この包絡線検波手段で包絡線検波して得ら
    れた時分割誤差信号を分離し、復調して上記アンテナ駆
    動制御用の第1の角度用誤差信号及び第2の角度用誤差
    信号を出力する分離・復調手段とを備えたことを特徴と
    する追尾装置。
  2. 【請求項2】 上記誤差信号時分割選択手段は、入力さ
    れた追尾誤差信号を2分岐して第1の追尾誤差信号及び
    第2の追尾誤差信号として出力する分配器と、上記第2
    の追尾誤差信号を90度位相回転させ第2の角度用誤差
    信号として出力する90度移相器と、上記第1の追尾誤
    差信号を第1の角度用誤差信号とした信号と、上記第2
    の角度用誤差信号とを交互に選択して出力する時分割ス
    イッチとを備えたことを特徴とする請求項第1項記載の
    追尾装置。
  3. 【請求項3】 上記変調手段は、所定のクロック信号で
    追尾誤差信号を振幅変調するようにしたことを特徴とす
    る請求項第1項記載の追尾装置。
  4. 【請求項4】 上記誤差信号時分割選択手段及び上記変
    調手段を1個の変調器で構成したことを特徴とする請求
    項第1項記載の追尾装置。
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