JP3349722B2 - 空気調和機の室内ユニットおよびその梱包方法 - Google Patents
空気調和機の室内ユニットおよびその梱包方法Info
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- F24F1/00—Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機の室内ユ
ニットおよびその梱包方法に関する。
ニットおよびその梱包方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】室内の冷暖房や除湿を行なう空気調和機
の中には、室内ユニットと室外ユニットをセパレートさ
せたスプリット型空気調和機がある。このスプリット型
空気調和機には、室内ユニットの本体ケーシング内にモ
ータ駆動の室内側ファンとして横流ファンが収容され
る。大型の空気調和機においては、横流ファンを本体ケ
ーシングに搭載させる際、大きさやロット等の理由から
軽量構造のアルミ製ファンが多く採用される。
の中には、室内ユニットと室外ユニットをセパレートさ
せたスプリット型空気調和機がある。このスプリット型
空気調和機には、室内ユニットの本体ケーシング内にモ
ータ駆動の室内側ファンとして横流ファンが収容され
る。大型の空気調和機においては、横流ファンを本体ケ
ーシングに搭載させる際、大きさやロット等の理由から
軽量構造のアルミ製ファンが多く採用される。
【０００３】この横流ファンを搭載した空気調和機の室
内ユニットを輸送する場合、輸送時の衝撃から横流ファ
ンが塑性変形するおそれがある。横流ファンが塑性変形
すると、空気調和機を据え付けて運転した後、横流ファ
ンに異常振動が生じ、この振動に伴うトラブルで横流フ
ァンやファンモータに故障が生じることがある。
内ユニットを輸送する場合、輸送時の衝撃から横流ファ
ンが塑性変形するおそれがある。横流ファンが塑性変形
すると、空気調和機を据え付けて運転した後、横流ファ
ンに異常振動が生じ、この振動に伴うトラブルで横流フ
ァンやファンモータに故障が生じることがある。
【０００４】従来のスプリット型空気調和機では、衝撃
作用による横流ファンの塑性変形を防止するために、輸
送時に図５に示すように、横流ファン１を複数の保護バ
ンド２にて吊設する横流ファンの保護対策をとってい
る。保護バンド２は吊設フック３を介して吹出口４から
本体ケーシング５の前面パネル５ａに沿って案内され、
端部がバンド止めねじ２ａにて上部キャビネット５ｂに
固定される。
作用による横流ファンの塑性変形を防止するために、輸
送時に図５に示すように、横流ファン１を複数の保護バ
ンド２にて吊設する横流ファンの保護対策をとってい
る。保護バンド２は吊設フック３を介して吹出口４から
本体ケーシング５の前面パネル５ａに沿って案内され、
端部がバンド止めねじ２ａにて上部キャビネット５ｂに
固定される。
【０００５】しかして、スプリット型空気調和機の室内
ユニット６を輸送する場合には、図６に示すように室内
ユニット６は本体ケーシング５の上下方向を反転させて
外装箱７内に挿入され、発泡スチロール等の保護クッシ
ョン材８を介して外装箱７に収容され、梱包される。
ユニット６を輸送する場合には、図６に示すように室内
ユニット６は本体ケーシング５の上下方向を反転させて
外装箱７内に挿入され、発泡スチロール等の保護クッシ
ョン材８を介して外装箱７に収容され、梱包される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機の室
内ユニット６においては、室内ユニット６を組み立て、
外装箱７に収容させる際、保護バンド２の吊設強さを管
理する必要があり、また、保護バンド２は本体ケーシン
グ５に収容された横流ファン１に狭い空間内で巻き掛け
なければならず、作業環境が悪くて作業性が良好でな
く、常に横流ファン１に保護バンド２から余分な応力が
作用するおそれがあった。
内ユニット６においては、室内ユニット６を組み立て、
外装箱７に収容させる際、保護バンド２の吊設強さを管
理する必要があり、また、保護バンド２は本体ケーシン
グ５に収容された横流ファン１に狭い空間内で巻き掛け
なければならず、作業環境が悪くて作業性が良好でな
く、常に横流ファン１に保護バンド２から余分な応力が
作用するおそれがあった。
【０００７】また、保護バンド２取付のための作業性が
悪く、取付位置にばらつきがあり、横流ファン１の保護
対策として信頼性に欠けるものであった。
悪く、取付位置にばらつきがあり、横流ファン１の保護
対策として信頼性に欠けるものであった。
【０００８】さらに、本体ケーシング５に収容される横
流ファン１の中心を通る垂線上に吊設フック３が位置せ
ず、矢印ａ方向の衝撃に対し、横流ファン１を吊り上げ
る作用が弱く、横流ファン１の保護対策として問題があ
る。
流ファン１の中心を通る垂線上に吊設フック３が位置せ
ず、矢印ａ方向の衝撃に対し、横流ファン１を吊り上げ
る作用が弱く、横流ファン１の保護対策として問題があ
る。
【０００９】また、空気調和機の輸送後に、現地で据え
付ける際、室内ユニット６の横流ファン保護部品として
取り付けた保護バンド２を取り外さなければならず、保
護部品の撤去作業に余分な時間と労力を要する。
付ける際、室内ユニット６の横流ファン保護部品として
取り付けた保護バンド２を取り外さなければならず、保
護部品の撤去作業に余分な時間と労力を要する。
【００１０】この発明は、上述した事情を考慮してなさ
れたもので、室内側ファンの保護部品を着脱可能に容易
に取り付けて、室内側ファンの保護対策を簡単かつ確実
に施すことができ、衝撃方向が多少ずれても室内側ファ
ンの保護を充分に保証し、その塑性変形を防止した空気
調和機輪の室内ユニットおよびその梱包方法を提供する
ことを目的とする。
れたもので、室内側ファンの保護部品を着脱可能に容易
に取り付けて、室内側ファンの保護対策を簡単かつ確実
に施すことができ、衝撃方向が多少ずれても室内側ファ
ンの保護を充分に保証し、その塑性変形を防止した空気
調和機輪の室内ユニットおよびその梱包方法を提供する
ことを目的とする。
【００１１】この発明の他の目的は、空気調和機の据付
時に室内側ファンの保護部品の取外しを不要とする一
方、所望時にファン保護部品を簡単に取り外せて、組立
が容易な空気調和機の室内ユニットおよびその梱包方法
を提供するにある。
時に室内側ファンの保護部品の取外しを不要とする一
方、所望時にファン保護部品を簡単に取り外せて、組立
が容易な空気調和機の室内ユニットおよびその梱包方法
を提供するにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】この発明に係る空気調和
機の室内ユニットは、上述した課題を解決するために、
請求項１に記載したように、本体ケーシングに室内側フ
ァンを収容し、この室内側ファンのリム部外周側に所要
の間隙をおいてファン受け凹部を有するファン変形防止
用の緩衝保護部材を対向設置し、上記緩衝保護部材を室
内側ファン上流側で本体ケーシングに着脱可能に設けた
ものである。
機の室内ユニットは、上述した課題を解決するために、
請求項１に記載したように、本体ケーシングに室内側フ
ァンを収容し、この室内側ファンのリム部外周側に所要
の間隙をおいてファン受け凹部を有するファン変形防止
用の緩衝保護部材を対向設置し、上記緩衝保護部材を室
内側ファン上流側で本体ケーシングに着脱可能に設けた
ものである。
【００１３】また、上述した課題を解決するために、こ
の発明に係る空気調和機の室内ユニットの梱包方法は、
請求項２に記載したように、本体ケーシングに収容され
た室内側ファンのリム部外周側のファン上流側に所要の
間隙をおいてファン変形防止用緩衝保護部材を対向設置
した後、本体ケーシングの上下を反転させ、この反転状
態で本体ケーシングを外装箱に収容し、室内ユニットを
梱包する方法である。
の発明に係る空気調和機の室内ユニットの梱包方法は、
請求項２に記載したように、本体ケーシングに収容され
た室内側ファンのリム部外周側のファン上流側に所要の
間隙をおいてファン変形防止用緩衝保護部材を対向設置
した後、本体ケーシングの上下を反転させ、この反転状
態で本体ケーシングを外装箱に収容し、室内ユニットを
梱包する方法である。
【００１４】
【作用】この発明は、本体ケーシングに収容された室内
側ファンのリム部外周側でかつファン上流側にファン変
形防止用緩衝保護部材を着脱自在に対向設置しただけで
あるから、室内側ファンの保護部品を容易に着脱させる
ことができ、室内側ファンの保護対策を簡単かつ確実に
施すことができる。
側ファンのリム部外周側でかつファン上流側にファン変
形防止用緩衝保護部材を着脱自在に対向設置しただけで
あるから、室内側ファンの保護部品を容易に着脱させる
ことができ、室内側ファンの保護対策を簡単かつ確実に
施すことができる。
【００１５】室内側ファンの保護部品としてのファン変
形防止用緩衝保護部材は室内側ファンに対向設置される
ファン受け凹部を有するので、緩衝方向が多少ずれても
その弾性力で衝撃力が吸収されて室内側ファンの変形が
防止され、室内側ファンの保護を充分に図り、ファンの
塑性変形を防止することができる。
形防止用緩衝保護部材は室内側ファンに対向設置される
ファン受け凹部を有するので、緩衝方向が多少ずれても
その弾性力で衝撃力が吸収されて室内側ファンの変形が
防止され、室内側ファンの保護を充分に図り、ファンの
塑性変形を防止することができる。
【００１６】また、ファン変形防止用緩衝保護部材は室
内側ファンのリム部に対向設置され、本体ケーシング内
の通風路の遮断が少なく、室内側ファンの回転を阻害す
ることがないので、空気調和機据付後に室内側ファン保
護部品を取り外す必要がない。したがって、室内側ファ
ン保護部品の撤去作業が不要で余分な労力を必要としな
い。
内側ファンのリム部に対向設置され、本体ケーシング内
の通風路の遮断が少なく、室内側ファンの回転を阻害す
ることがないので、空気調和機据付後に室内側ファン保
護部品を取り外す必要がない。したがって、室内側ファ
ン保護部品の撤去作業が不要で余分な労力を必要としな
い。
【００１７】さらに、ファン変形防止用緩衝保護部材
は、保守点検等のサービス時に簡単に取り外せて、簡単
に組み付けることができるので組立が容易である。
は、保守点検等のサービス時に簡単に取り外せて、簡単
に組み付けることができるので組立が容易である。
【００１８】
【実施例】以下、この発明の一実施例について添付図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１９】図１および図２はこの発明に係るスプリッ
ト型空気調和機の室内ユニット１０の一例を示す分解斜
視図および側断面図である。
ト型空気調和機の室内ユニット１０の一例を示す分解斜
視図および側断面図である。
【００２０】空気調和機の室内ユニット１０は、本体ケ
ーシング１１内に室内側熱交換器１２および室内側ファ
ンとしての例えばアルミ製の横流ファン１３が収容され
る。本体ケーシング１１はリアケーシング１４に上部キ
ャビネット１５および前面パネル１６を組み立てて構成
される。
ーシング１１内に室内側熱交換器１２および室内側ファ
ンとしての例えばアルミ製の横流ファン１３が収容され
る。本体ケーシング１１はリアケーシング１４に上部キ
ャビネット１５および前面パネル１６を組み立てて構成
される。
【００２１】室内側熱交換器１２は前面パネル１６に対
向して設置され、横流ファン１３の吸込側（上流側）に
位置せしめられる。室内側熱交換器１２の下部にはドレ
ン皿１８が設置され、このドレン皿１８に集められたド
レンはドレンホース１９を介して外部に放出されるよう
になっている。
向して設置され、横流ファン１３の吸込側（上流側）に
位置せしめられる。室内側熱交換器１２の下部にはドレ
ン皿１８が設置され、このドレン皿１８に集められたド
レンはドレンホース１９を介して外部に放出されるよう
になっている。
【００２２】また、横流ファン１３はファンの軸方向に
所定の間隔をおいて複数のリム部２０が設けられ、この
リム部２０でファン強度が補強される一方、横流ファン
１３はリアケーシング１４に軸受２１を介して支持され
る。横流ファン１３の一側にファンモータ２２が接続さ
れる。横流ファン１３はファンモータ２２のモータ駆動
により回転駆動せしめられる。
所定の間隔をおいて複数のリム部２０が設けられ、この
リム部２０でファン強度が補強される一方、横流ファン
１３はリアケーシング１４に軸受２１を介して支持され
る。横流ファン１３の一側にファンモータ２２が接続さ
れる。横流ファン１３はファンモータ２２のモータ駆動
により回転駆動せしめられる。
【００２３】横流ファン１３の下流側は吹出口部２４に
通じており、その吹出口部２４に吹出方向を制御するル
ーバ２５が設けられる。
通じており、その吹出口部２４に吹出方向を制御するル
ーバ２５が設けられる。
【００２４】ところで、この空気調和機の室内ユニット
１０は図３に示すように実用据付状態とは上下方向が反
転されて外装箱２６内に挿入され、発泡スチロール等の
保護クッション材２７を介して収容され、梱包される。
室内ユニット１０が実用据付状態とは逆方向の反転状態
で梱包され、輸送されるので、矢印ｂ方向の衝撃に対
し、室内ユニット部品、特に横流ファン１３は剛性を保
つ必要がある。室内ユニット１０は梱包時には、可動部
品等に保護テープ２９が貼着され、安定的に保護され
る。
１０は図３に示すように実用据付状態とは上下方向が反
転されて外装箱２６内に挿入され、発泡スチロール等の
保護クッション材２７を介して収容され、梱包される。
室内ユニット１０が実用据付状態とは逆方向の反転状態
で梱包され、輸送されるので、矢印ｂ方向の衝撃に対
し、室内ユニット部品、特に横流ファン１３は剛性を保
つ必要がある。室内ユニット１０は梱包時には、可動部
品等に保護テープ２９が貼着され、安定的に保護され
る。
【００２５】一方、本体ケーシング１１のリアケーシン
グ１４にファン変形防止用の緩衝保護部材３０が止めね
じ３１等の固着手段により複数個着脱可能に設けられ
る。緩衝保護部材３０は図１および図２に示すようにバ
ー状をなし、横流ファン１３のリム部２０に対向してフ
ァン上流側に所要の間隙Ｃをおいて片持梁状に設けられ
る。緩衝保護部材３０は横流ファン１３が衝撃を受けて
変形する際、この横流ファン１３のリム部２０に当接可
能な例えば弧状のファン受け凹部３３を有する。ファン
受け凹部３３と横流ファン１３のファン外径の間隙Ｃは
横流ファン１３の直径の例えば５〜１０％程度とし、全
ての面において等しい円弧状とすることが好ましい。
グ１４にファン変形防止用の緩衝保護部材３０が止めね
じ３１等の固着手段により複数個着脱可能に設けられ
る。緩衝保護部材３０は図１および図２に示すようにバ
ー状をなし、横流ファン１３のリム部２０に対向してフ
ァン上流側に所要の間隙Ｃをおいて片持梁状に設けられ
る。緩衝保護部材３０は横流ファン１３が衝撃を受けて
変形する際、この横流ファン１３のリム部２０に当接可
能な例えば弧状のファン受け凹部３３を有する。ファン
受け凹部３３と横流ファン１３のファン外径の間隙Ｃは
横流ファン１３の直径の例えば５〜１０％程度とし、全
ての面において等しい円弧状とすることが好ましい。
【００２６】また、緩衝保護部材３０のファン受け凹部
３３が受ける横流ファン１３の受け方向角度ｄは、ファ
ン中心角で例えば６０°以上に形成される。緩衝保護部
材３０は横流ファン１３の強度的に強いリム部２０に対
向設置されるので、横流ファン１３のファン塑性変形を
より有効的に防止できる。
３３が受ける横流ファン１３の受け方向角度ｄは、ファ
ン中心角で例えば６０°以上に形成される。緩衝保護部
材３０は横流ファン１３の強度的に強いリム部２０に対
向設置されるので、横流ファン１３のファン塑性変形を
より有効的に防止できる。
【００２７】緩衝保護部材３０を空気調和機の室内ユニ
ット１０に組み付ける作業は、上部キャビネット１５を
外した状態で室内ユニット１０の組付時にユニット構成
部品の組立と並行して行なうことができ、リアケーシン
グ１４にねじ止めして設置すればよく、特別な組立法を
必要としない。緩衝保護部材３０はねじ止めにて簡単か
確実に取り付けることができる。緩衝保護部材３０は弧
状のファン受け凹部３３を有するので、横流ファン１３
の衝撃方向が多少ずれても、横流ファン１３の保護作用
を保証することができる。
ット１０に組み付ける作業は、上部キャビネット１５を
外した状態で室内ユニット１０の組付時にユニット構成
部品の組立と並行して行なうことができ、リアケーシン
グ１４にねじ止めして設置すればよく、特別な組立法を
必要としない。緩衝保護部材３０はねじ止めにて簡単か
確実に取り付けることができる。緩衝保護部材３０は弧
状のファン受け凹部３３を有するので、横流ファン１３
の衝撃方向が多少ずれても、横流ファン１３の保護作用
を保証することができる。
【００２８】また、緩衝保護部材３０はバー状をなし、
横流ファン１３のリム部２０に対向設置されるので、本
体ケーシング１１内の通風を阻害することが少なく、空
気調和機の据付時に、緩衝保護部材３０等のファン保護
部品を取り外す必要がない。また、室内ユニット１０の
保守点検等のサービス時には、緩衝保護部材３０はねじ
止めであるため、簡単に取り外すことができる。
横流ファン１３のリム部２０に対向設置されるので、本
体ケーシング１１内の通風を阻害することが少なく、空
気調和機の据付時に、緩衝保護部材３０等のファン保護
部品を取り外す必要がない。また、室内ユニット１０の
保守点検等のサービス時には、緩衝保護部材３０はねじ
止めであるため、簡単に取り外すことができる。
【００２９】図４は本発明に係る空気調和機の室内ユニ
ットの他の実施例を示すものである。
ットの他の実施例を示すものである。
【００３０】この実施例に示された室内ユニット１０Ａ
は、横流ファン１３のファン変形防止用緩衝保護部材４
０のファン受け凹部４１の形状を図１および図２に示す
緩衝保護部材３０と異にしたものである。他の構成は異
ならないので、同一符号を付し、説明を省略する。
は、横流ファン１３のファン変形防止用緩衝保護部材４
０のファン受け凹部４１の形状を図１および図２に示す
緩衝保護部材３０と異にしたものである。他の構成は異
ならないので、同一符号を付し、説明を省略する。
【００３１】図４に示された緩衝保護部材４０はファン
受け凹部４１が梱包時に逆山形をなし、その頂点が横流
ファン１３のファン中心を通る垂線ｅ上に位置するよう
したものである。ファン受け凹部４１は垂線ｅを中心と
した対称形をなしている。ファン受け凹部４１の頂点は
角度をなしていなくても円弧状でも、他の形状でもよ
い。
受け凹部４１が梱包時に逆山形をなし、その頂点が横流
ファン１３のファン中心を通る垂線ｅ上に位置するよう
したものである。ファン受け凹部４１は垂線ｅを中心と
した対称形をなしている。ファン受け凹部４１の頂点は
角度をなしていなくても円弧状でも、他の形状でもよ
い。
【００３２】
【発明の効果】以上に述べたようにこの発明において
は、室内側ファンのリム部外周側でかつファン上流側に
ファン変形防止用緩衝保護部材を着脱自在に対向設置し
ただけで、室内側ファンの保護部品を簡単かつ容易に取
り付け、室内側ファンの保護対策を確実に施すことがで
きる。
は、室内側ファンのリム部外周側でかつファン上流側に
ファン変形防止用緩衝保護部材を着脱自在に対向設置し
ただけで、室内側ファンの保護部品を簡単かつ容易に取
り付け、室内側ファンの保護対策を確実に施すことがで
きる。
【００３３】ファン変形防止用緩衝保護部材は、室内側
ファンのリム部外周側に対向設置されるファン受け凹部
を有するので、衝撃方向が多少ずれても、その弾性力で
衝撃が吸収され、室内側ファンのファン変形が防止さ
れ、室内側ファンの保護を充分に図ることができる。
ファンのリム部外周側に対向設置されるファン受け凹部
を有するので、衝撃方向が多少ずれても、その弾性力で
衝撃が吸収され、室内側ファンのファン変形が防止さ
れ、室内側ファンの保護を充分に図ることができる。
【００３４】また、ファン変形防止用緩衝保護部材は、
室内側ファンのリム部に対向設置され、本体ケーシング
内の有効通風路を遮ることが少なく、室内側ファンの回
転を阻害しないので、空気調和機据付後に室内側ファン
保護部品を取り外す必要がなく、撤去作業が不要で余分
な労力を必要としない。
室内側ファンのリム部に対向設置され、本体ケーシング
内の有効通風路を遮ることが少なく、室内側ファンの回
転を阻害しないので、空気調和機据付後に室内側ファン
保護部品を取り外す必要がなく、撤去作業が不要で余分
な労力を必要としない。
【図１】この発明に係る空気調和機の室内ユニットの一
実施例を示す分解斜視図。
実施例を示す分解斜視図。
【図２】図１に示した空気調和機の室内ユニットの側断
面図。
面図。
【図３】図１に示した空気調和機の室内ユニットの梱包
状態を説明する斜視図。
状態を説明する斜視図。
【図４】この発明に係る空気調和機の室内ユニットの他
の実施例を示す側断面図。
の実施例を示す側断面図。
【図５】従来の空気調和機の室内ユニットを示す側断面
図。
図。
【図６】従来の空気調和機の室内ユニットの梱包状態を
説明する斜視図。
説明する斜視図。
１０，１０Ａ 室内ユニット １１ 本体ケーシング １２ 室内側熱交換器 １３ 横流ファン（室内側ファン） １４ リアケーシング １５ 上部キャビネット １６ 前面パネル ２０ リム部 ２４ 吹出口 ２５ ルーバ ３０，４０ 緩衝保護部材 ３１ 止めねじ（固着手段） ３３，４１ ファン受け凹部
Claims (2)
- 【請求項１】 本体ケーシングに室内側ファンを収容
し、この室内側ファンのリム部外周側に所要の間隙をお
いてファン受け凹部を有するファン変形防止用の緩衝保
護部材を対向設置し、上記緩衝保護部材を室内側ファン
上流側で本体ケーシングに着脱可能に設けたことを特徴
とする空気調和機の室内ユニット。 - 【請求項２】 本体ケーシングに収容された室内側ファ
ンのリム部外周側のファン上流側に所要の間隙をおいて
ファン変形防止用緩衝保護部材を対向設置した後、本体
ケーシングの上下を反転させ、この反転状態で本体ケー
シングを外装箱に収容し、室内ユニットを梱包すること
を特徴とする空気調和機の室内ユニットの梱包方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22611192A JP3349722B2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 空気調和機の室内ユニットおよびその梱包方法 |
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