JP3348976B2 - エレベータ制御装置 - Google Patents

エレベータ制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エレベータ制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータは建物内の縦の交通機関とし
て中高層ビルだけでなく、小規模ビル、個人住宅などに
も設置されるようになっており、近年、その設置台数は
飛躍的に増加し、日本国内だけでも数10万台を超える
までになっている。
【0003】そして、半導体技術の進歩によって大多数
のエレベータはマイクロコンピュータを複数使用した制
御装置を備え、性能の向上と共に小型化が進んでいる。
このマイクロコンピュータはエレベータの操作処理、モ
ータ制御、エレベータかごの処理、エレベータ乗場の処
理、エレベータかご及びエレベータ乗場に設置される表
示装置、エレベータの監視装置など、多様化する構成に
合わせて各種の制御用途に使用されている。
【0004】一般的なエレベータ制御装置の外観は図5
に示すようなもので、エレベータ設置建物の最上階や屋
上に設けられたエレベータ機械室にこの箱形のエレベー
タ制御装置1が設置されていて、その前面の扉を開くと
操作ができるようになっている。
【0005】この制御装置1の内部は図6に示すように
なっていて、主としてマイクロコンピュータボードで構
成され、エレベータの運行制御を行うコントローラ2が
格納されており、またエレベータの保守時に運転させる
操作スイッチ3、エレベータの位置などを表示する表示
部4、さらにモータ電流、タイマの動作時間などのアナ
ログ量を調整するボリウム5などが設置されている。
【0006】このマイクロコンピュータボードで構成さ
れるコントローラ2の回路構成は図7に示すようなもの
であり、主制御部6、速度制御のためのCPU(中央演
算処理装置)で構成される速度コントローラ7、この速
度コントローラ7の周辺素子としての不揮発性の読出し
専用メモリとしてのROM8、揮発性の読み書き可能な
RAM9、電気的消去可能なフラッシュメモリ10が配
置されている。このフラッシュメモリ10には各種のデ
ータやプログラムが格納されている。
【0007】さらに速度コントローラ7によって速度制
御を実行するために、エレベータ駆動用のモータ12に
設けられているパルスジェネレータ13からのパルス信
号を受けてエレベータ速度を検出して速度コントローラ
7に入力する速度検出部14、エレベータ速度指令を発
生する速度指令発生部15、この速度指令発生部15が
出力する速度指令をD/A変換するD/Aコンバータ1
6、D/Aコンバータ16が出力する速度指令のアナロ
グ信号に応じてモータ電力を制御する電力制御部17を
備えている。そして、調整ボリウム5はこのD/Aコン
バータ16の出力に対してどれほどの電力調整を行うか
のゲイン調整のためにそれらの機器の間に設置されてい
る。
【0008】このようなエレベータ制御装置にあって、
従来、エレベータの機器、機能仕様は製造メーカからの
出荷前に決定され、現地での運用開始後には動作仕様を
変更することは少なかったが、近年、上述のようなマイ
クロコンピュータの使用拡大に伴い、ソフトウェアで対
応可能な機能については運用開始後に変更されることが
多くなってきている。また、その変更の要望も多くなっ
てきている。
【0009】このような変更の態様には大別して2種類
あり、1つの変更態様は軽微なデータ変更の範囲に属す
るもので、エレベータ保守会社の保守員がエレベータ機
械室にてエレベータ制御装置1にマイクロコンピュータ
用の保守装置(ハンディーなコンソールで構成されてい
る)を接続し、エレベータ制御装置との間で通信を行
い、RAM9やフラッシュメモリ10に格納されている
必要なデータの変更を実施していた。
【0010】他の1つの変更態様はエレベータ制御のプ
ログラムを変更する内容であり、この場合には、エレベ
ータ保守会社の保守員がエレベータ機械室にてエレベー
タ制御装置内のエレベータ制御用プログラムが格納され
ている記憶装置としてのフラッシュメモリ10を交換す
ることによって実施していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のエレベータ制御装置では、次のような問題点があ
った。例えば、保守員が速度調整を行う場合には、制御
装置1の扉を開き、操作スイッチ3を操作し、調整ボリ
ウム5をドライバなどを使用して回すことによってモー
タ速度を調整するようにしていたので、何らかの原因で
速度コントローラ7が破損したような場合、単にマイク
ロコンピュータボードを取り替えるだけでは対応できな
い問題点があった。
【0012】またデータやプログラムの変更のためにフ
ラッシュメモリ10を交換する場合、マイクロコンピュ
ータボードからメモリICを引き抜く必要があるが、こ
の時にボードのパターンを損傷する可能性が高い問題点
もあった。
【0013】この発明はこのような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、エレベータ制御装置の操作部を独立
して配置し、かつその操作部に変更の可能性の高いデー
タやプログラムを記憶する記憶装置も配置することによ
ってエレベータ設置後の仕様変更に対する対応が容易に
行えるエレベータ制御装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】発明のエレベータ制御
装置は、エレベータのプログラム制御を実行するCPU
と、前記プログラム制御のデータを格納して電気的消去
可能な第1の記憶装置とを有する主制御部と、この主制
御部とはケーブルを介して接続され 前記CPUに対し
エレベータの運転調整のための操作指令を入力可能な入
力操作部と、この入力操作部からの操作指令に基づき前
記CPUで生成された運転調整のためのプログラムデー
タを逐次導入記憶するとともに、運転調整後の記憶され
た前記プログラムデータをプログラム制御のデータとし
て前記第1の記憶装置に転送可能に構成された電気的消
去可能な第2の記憶装置とを有する操作部とを備えたも
のである。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】発明のエレベータ制御装置では、エレベータ
保守時には操作部を操作し、ケーブルを通して主制御部
のCPUに操作信号を入力し、必要な保守運転、調整を
実行する。またデータあるいはプログラムの変更の必要
が生じた場合にも、操作部から力によって主制御部
が記憶アクセス部を介して操作部側の第2の記憶装置に
アクセスし、該当するデータやプログラムの書換えを実
行しつつ、このデータやプログラムに基づいて保守運
転、調整運転実施することができる。こうして、保
守、調整時の操作が操作部から集中して行うことができ
るようになる。そこでまた、調整完了後には、第2の記
憶装置に記憶された最終決定のプログラム制御のデータ
を第1の記憶装置に転送して、該当するデータ、プログ
ラムの書換えを実行することができる。
【0019】
【0020】したがって、保守、調整作業時に頻繁に書
換えを必要とするデータやプログラムをその都度、主制
御部側の第1の記憶装置を用いて行えば、その書込み制
限回数を越える可能性があるが、これを操作部側の第2
の記憶装置によって行うことにより第1の記憶装置への
書込みの回数を削減することができ、マイクロコンピュ
ータボードの交換サイクルを長くすることができる。
【0021】
【0022】
【0023】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。図1は請求項1及び請求項2の発明の共通する実
施例の外観図を示しており、この実施例のエレベータ制
御装置21はその前面に操作部22が配置された構成と
なっている。
【0024】エレベータ制御装置21の内部構成を図2
に基づいて説明すると、マイクロコンピュータボードで
構成されるコントローラ23と操作部22とがケーブル
からなるス24によって接続されている。操作部22
には電気的消去が可能な読出し専用メモリとしてEEP
−ROMで構成される記憶部(第2の記憶装置)25が
内蔵され、表側にはシートスイッチ、英数字キーなどを
備えた入力操作部26、液晶あるいはLEDなどで構成
される表示部27が配置されている。なお、入力操作部
26は、エレベータ上昇/下降指令、戸開閉指令などの
専用キー、またデータ内容、エレベータ運行におけるエ
ラー情報の表示指令を入力する専用キーを設け、あるい
は特定のキー割り付けによりエレベータ操作を特定で
きる
【0025】この実施例のエレベータ制御装置の回路構
成は図3に示すようになっており、マイクロコンピュー
タボードで構成される主制御部すなわちコントローラ2
3には、各種のプログラムに基づいてエレベータ制御の
ための制御演算処理を実行する中央演算装置CPU2
8、可変データを格納する書込み読出しメモリRAM2
9、固定データ、プログラムデータなどを格納する、フ
ラッシュメモリで構成される電気的消去可能な読出し専
用メモリROM30、操作部22の表示部27の表示制
御を行う表示制御部31、操作部22の記憶部25に対
してアクセスする記憶アクセス部である記憶インタフェ
ース部32、操作部22の入力操作部26からの入力信
号を処理する入力インタフェース部33、さらに、エレ
ベータの各機器との間で電流量、電圧量などのアナログ
信号の入出力処理を行うD/A変換部(D/A)34、
エレベータの各機器との間でスイッチのオン/オフなど
のディジタル信号の入出力処理を行うディジタル入出力
部(DI/O)35を備えている。
【0026】操作部22の構成要素である記憶部25、
入力操作部26、表示部27それぞれはデータの直列伝
送を行うデータ伝送路、すなわちス24によってコン
トローラ23側の記憶インタフェース部32、入力イン
タフェース部33、表示制御部31それぞれに接続され
ている。
【0027】この操作部22において、電気的消去が可
能な読出し専用メモリとしてEEP−ROMで構成され
る記憶部25は4Kバイト程度の容量のものが使用さ
れ、これに建屋仕様データ、客先仕様データ及び調整デ
ータの3つのブロックに分けて種々のデータが記憶され
る。
【0028】また、コントローラ23のCPU28は1
6ビットであり、ROM30は256Kバイト、RAM
29は128Kバイト程度の容量のものが使用される。
【0029】次に、上記構成のエレベータ制御装置の動
作について説明する。エレベータの運行制御を行うエレ
ベータ制御装置21では、通常運転時にはコントローラ
23によってエレベータの速度制御、運行制御を実行
し、操作部22は保守、仕様変更作業時に操作すること
になる。
【0030】そこで、通常運転時のコントローラ23の
動作について説明すると、CPU28がROM30に登
録されている制御プログラムにしたがい、D/A変換部
34から入力されるデータ、またディジタル入出力部3
5から入力されるデータ、さらにRAM29に登録され
ているデータを使用して運行制御、速度制御に必要な演
算処理を行い、その演算結果に基づく指令、データを再
びD/A変換部34、ディジタル入出力部35を介して
エレベータの各機器に出力してエレベータの運行制御、
運転制御を実行する。
【0031】そして仕様変更、保守作業の必要が生じた
場合、エレベータ制御装置21の扉を開き、図1、図2
に示すように操作部22を使用して必要な操作、データ
入力を行う。この場合、必要な操作は操作部22の入力
操作部26のキー操作によって行い、その時の入力デー
タは表示部27で表示させて確認しながら行う。
【0032】つまり、入力操作部26のキー操作を行う
と、図3に示すようにその入力データはバス24を通し
てコントローラ23側の入力インタフェース部33に入
力され、CPU28がその入力データを解読して対応す
る演算処理を実行し、また入力データや演算結果など、
必要な情報を表示制御部31を介してバス24に出力
し、操作部22側の表示部27に表示させる。また入力
操作部26からの入力データやそれに基づく演算結果の
データを記憶する必要がある場合には、記憶インタフェ
ース部32を介してバス24に出力し、操作部22側の
記憶部25に一時的に保存する。
【0033】特にモータ電流、モータ電圧、タイマ調整
などの調整作業の場合、入力操作部26からアップ/ダ
ウン指令、あるいは調整数値を入力すると、CPU28
は調整プログラムに基づいて入力指令あるいはデータに
対応する演算処理を実行し、電流量、電圧量の段階的な
増減量、あるいはディジタル数値を求め、D/A変換部
34に出力し、D/A変換部34を通して該当するモー
タ、タイマなどの機器にその電流指令、電圧指令、限時
時間指令をアナログ量として出力する。
【0034】そこで、このアナログ指令量に基づいて電
流、電圧、タイマ調整などを行った後、再びエレベータ
を運転することによってその速度、減速度、停止位置な
どを確認し、調整量が適切であったかどうか判断し、さ
らに調整が必要であれば、入力操作部26から必要な入
力操作を繰り返し行う。
【0035】この調整作業の間、CPU28は電流値、
電圧値、タイマ限時時間などが何度も変更され得るので
これらの可変データは記憶インタフェース部32を介し
て操作部22側の記憶部25に一時的に書き換えて保存
させる。そして、調整作業が完了した時点で入力操作部
26から作業完了の指令を入力することにより、CPU
28は調整完了を認識し、それまで操作部22側の記憶
部25に保存されていたデータをコントローラ23側に
バス24、記憶インタフェース部32を通して転送し、
電気的消去が可能なROM30に書込む。
【0036】以上の操作手順を図4のフローチャートに
基づいて説明すると、保守、調整作業のために操作部2
2を使用し、その入力操作部26よりキー入力すると
(ステップS1)、コントローラ23側のCPU28が
入力データを解釈してどのプログラムを実行するのかを
分析し、該当するプログラムを実行する(ステップS
2,S3)。
【0037】このプログラムの実行ステップにおいて、
該当するプログラムの種類によって操作指令を操作部2
2内の記憶部25に格納するか(ステップS4)、コン
トローラ23側のRAM29から状態データを読み出し
て操作部22側の表示部27に表示するか(ステップS
5)、あるいは入力データをRAM29に保存する(ス
テップS6)。
【0038】そしてこのプログラムの実行の後、その結
果を表示部27に表示して保守作業員に知らせる(ステ
ップS7)。
【0039】前述のステップS4の操作部22側の記憶
部25へのデータの保存を行う理由は、特に入力指令が
速度指令の調整データであった場合に、調整作業中に何
度も変更されることがあり、その都度、コントローラ2
3側のROM30に直接書込むのであればその書込み制
限回数をすぐに越えてしまう可能性があるからである。
したがって、調整作業が終了すれば、入力操作部26か
らデータ転送指令を入力することによってCPU28が
記憶インタフェース部32を通して操作部22側の記憶
部25から最終的に決定されたデータを読み出してコン
トローラ23側のROM30に書き込み、通常運行状態
に戻れば、CPU28はこのROM30に書き込まれた
新たなデータに基づいて運行制御を実行することにな
る。
【0040】このようにしてこの実施例のエレベータ制
御装置では、調整データの調整中は操作部22側の記憶
部25を用いて調整作業を実行し、実際の運用時にはコ
ントローラ23側のROM30にデータを転送して運用
するようにしているために、このROM30にフラッシ
ュメモリのように書込み制限回数が設定されているよう
な記憶素子を使用する場合にその記憶素子への書込み回
数を少なくし、この結果としてコントローラ23側の寿
命を長くすることができる。一方、操作部22側はコン
トローラ23に比べて操作回数が多くなるためにその記
憶部25の寿命が短くなり得るが、この操作部23には
複雑、高価な素子を搭載していないためにその交換は容
易であり、ランニングコストも全体として安く抑えるこ
とができる。
【0041】さらに操作部22側の記憶部25にDIP
型などのICを用いるならば、その交換が容易となり、
記憶部25の交換だけで操作部22を長く使用すること
ができるようになり、ランニングコストをさらに低下さ
せることができる。
【0042】なお、この発明は上記の実施例に限定され
るものではなく、コントローラ23側の記憶装置として
フラッシュメモリで構成されるROM30を用いたが、
これには他の電気的消去が可能なEEP−ROM、ある
いはバッテリバックアップされたRAMを用いることも
できる。
【0043】また操作部22とコントローラ23との間
をバス24によって結合したが、これはシリアルネット
ワーク結合とすることができ、さらに他の伝送デバイス
として光ファイバを用いることもできる。
【0044】さらに、上記実施例ではコントローラ23
側にプログラムを格納するROM30を設け、記憶
(第2の記憶装置)25に登録されたデータを最終的に
はこのROM(第1の記憶装置)30に転送し、通常運
行ではコントローラ23側のRAM29、ROM30に
格納されているデータ、プログラムを使用してエレベー
タ制御を実行する構成としたが、操作部22側に電気的
消去可能なメモリカードを取り付ける形にして、コント
ローラ23のCPU28が操作部22側のメモリカード
にアクセスして各種の演算処理を行うようにすれば、プ
ログラムの内容の変更作業も操作部22側のみで実施す
ることができるようになり、コントローラ23側にいっ
さい触れることなくエレベータの保守、仕様変更作業が
でき、作業性を向上させることができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように発明によれば、エレベー
タ保守時には操作部を操作し、ケーブルを通して主制御
部に操作信号を入力し、必要な保守運転、調整を実行
し、またデータあるいはプログラムの変更の必要が生じ
た場合にも、操作部から力によって主制御部が記憶
アクセス部を介して操作部側の第2の記憶装置にアクセ
スし、該当するデータやプログラムの書換えを実行し、
このデータやプログラムに基づいて保守運転、調整運転
が実施されるようにしているので、保守、調整時の操作
が操作部から集中して行うことができ、この結果、主制
御部を破損させる誤操作も少なくなり、保守コストの削
減が可能である。
【0046】また、記憶アクセス部が操作部から入力さ
れるエレベータ調整中のエレベータ制御データを第2の
記憶装置に記憶させ、調整完了後に第1の記憶装置にそ
のデータを転送するようにしているので、操作部からの
操作によって保守、調整が実行され、最終決定されたデ
ータやプログラムをケーブルを介して主制御部側の第1
の記憶装置に転送して該当するデータ、プログラムの書
換えを実行することができ、保守、調整作業時に頻繁に
書換えを必要とするデータやプログラムをその都度、主
制御部側の第1の記憶装置を用いて行えば、その書込み
制限回数を越える可能性があるが、これを操作部側の第
2の記憶装置によって行うことによって第1の記憶装置
への書込みの回数を削減することができ、マイクロコン
ピュータボードの交換サイクルを長くすることができ、
全体的なランニングコストを安くすることができる。
【0047】
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1及び請求項2の発明の共通する実施例
の外観図。
【図2】上記実施例の操作部とコントローラとの機械的
な結合関係を示す説明図。
【図3】上記実施例の回路構成を示すブロック図。
【図4】上記実施例の動作を示すフローチャート。
【図5】従来例の外観図。
【図6】従来例の扉を開いた中の様子を示す斜視図。
【図7】従来例の回路構成を示すブロック図。
【符号の説明】
21 エレベータ制御装置 22 操作部 23 コントローラ 24 バス 25 記憶部 26 入力操作部 27 表示部 28 CPU 29 RAM 30 ROM 31 表示制御部 32 記憶インタフェース部 33 入力インタフェース部 34 D/A変換部 35 ディジタル入出力部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータのプログラム制御を実行する
    CPUと、前記プログラム制御のデータを格納して電気
    的消去可能な第1の記憶装置とを有する主制御部と、 この 主制御部とはケーブルを介して接続され 前記CP
    Uに対しエレベータの運転調整のための操作指令を入力
    可能な入力操作部と、この入力操作部からの操作指令に
    基づき前記CPUで生成された運転調整のためのプログ
    ラムデータを逐次導入記憶するとともに、運転調整後の
    記憶された前記プログラムデータをプログラム制御のデ
    ータとして前記第1の記憶装置に転送可能に構成された
    電気的消去可能な第2の記憶装置とを有する操作部と
    備えて成るエレベータ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記主制御部は、前記CPUで生成され
    た運転調整のためのプログラムデータを前記第2の記憶
    装置に供給するとともに、第2の記憶装置に記憶された
    運転調整後の前記プログラムデータを前記プログラム制
    御のデータとして前記第1の記憶装置に転送供給する記
    憶アクセス部を有することを特徴とする請求項1記載の
    エレベータ制御装置。
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