JP3348972B2 - 熱硬化性合成樹脂のトランスファ成形装置 - Google Patents

熱硬化性合成樹脂のトランスファ成形装置

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1742Mounting of moulds; Mould supports
    • B29C45/1744Mould support platens

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱硬化性合成樹脂を使
用して、例えば、半導体装置における半導体素子のパッ
ケージ用モールド部等を成形するトランスファ成形装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の熱硬化性合成樹脂のト
ランスファ成形方法は、一対の金型の合わせ面に、成形
用キャビティーを凹み形成する一方、前記両金型のうち
一方の金型に、タブレット装填室を設け、前記両金型を
合わせて型締めし、次いで、前記タブレット装填室内に
装填した熱硬化性合成樹脂の原料タブレットを、加熱溶
融したのち、当該タブレット装填室内に押し込んだプラ
ンジャにて前記キャビティー内に圧入することにより、
所定の形状に成形するものである。
【0003】ところで、このトランスファ成形方法を使
用した従来におけるトランスファ成形装置は、図7に示
すように、構成している。すなわち、機台1′から立設
した複数本のガイド支柱2′の上端に、固定ヘッド3′
を固定して、この固定ヘッド3′の下面に、下面に成形
用キャビティー4a′を凹み形成した上部金型4′を、
ヒータブロック5′を介して取付ける一方、前記各ガイ
ド支柱2′にて上下動自在に支持した可動ヘッド6′の
上面に、上面に成形用キャビティー7a′を凹み形成し
た下部金型7′を、ヒータブロック8′を介して取付
け、更に、この可動ヘッド6′の下面に、前記下部金型
7′に設けたタブレット装填室7b′内にプランジャ
9′を押し込むためのプランジャ用油圧シリンダ10′
を取付け、そして、前記可動ヘッド6′を、前記プラン
ジャ用油圧シリンダ10′の左右両側に配設した型締め
用油圧シリンダ11′,12′にて上下動するように構
成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来における
トランスファ成形装置は、直径の大きい両型締め用油圧
シリンダ11′,12′を、プランジャ用油圧シリンダ
10′の左右両側に配設すると言う構成であって、この
両型締め用油圧シリンダ11′,12′の押し出し作動
によって、図8に示すように、下部金型7′を、上部金
型4′に対して押圧して型締めしたときにおいて、当該
両型締め用油圧シリンダ11′,12′が、その直径が
大きいことにより、両金型4′,7′よりも外側に位置
しているために、前記可動ヘッド6′が、両型締め用油
圧シリンダ11′,12′の型締め力によって、図8に
二点鎖線で示すように、湾曲状に大きくそり変形するこ
とになるから、両金型4′,7′の型締めを完全に行う
ことができずに、両金型4′,7′の合わせ面に、樹脂
の漏れによるバリが多発すると言う問題があった。
【0005】本発明は、この種のトランスファ成形装置
において、両金型の型締めを完全に行うことができるよ
うにした構造を提供することを技術的課題とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「固定ヘッドに取付く一方の金型と、
可動ヘッドに取付く他方の金型と、前記可動ヘッドの背
面側に配設した一対の型締め用油圧シリンダと、前記可
動ヘッドに取付けたプランジャ用油圧シリンダとから成
るトランスファ成形装置において、前記可動ヘッドにお
ける背面側に、当該背面側の面を凸型の湾曲面に形成し
た梁部材を、当該梁部材の凸型湾曲面における最突出部
が前記両金型の略中心位置において前記可動ヘッドの背
面に対して接当するように配設し、この梁部材の両端部
に、前記両型締め用油圧シリンダによる型締め力を作用
する。」と言う構成にした。
【0007】
【作 用】このように構成することにより、両型締め
用油圧シリンダの押し出し作動によって、可動ヘッドに
おける他方の金型を固定ヘッドにおける一方の金型に対
して押圧して型締めしたときにおいて、前記可動ヘッド
と両型締め用油圧シリンダとの間に設けた梁部材が、当
該梁部材における凸型の湾曲面が略平面状になるように
たわみ変形する傾向を呈することになるから、前記両型
締め用油圧シリンダによる型締め力を、この梁部材を介
して、他方の金型の全体に対して、前記従来のように、
可動ヘッドを大きくそり変形することなく、確実に伝え
ることができるのである。
【0008】
【発明の効果】従って、本発明によると、両金型の型締
めを、可動ヘッドに大きなそり変形を招来することな
く、確実に行うことができるから、成形に際して、樹脂
のバリが発生することを大幅に低減できる効果を有す
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1〜図6の図面
について説明する。この図において符号1は、機台を示
し、この機台1から立設した複数本のガイド支柱2の上
端には、固定ヘッド3が固定され、この固定ヘッド3の
下面には、下面に成形用キャビティー4aを凹み形成し
た上部金型4が、ヒータブロック5を介して取付けられ
ている。
【0010】符号6は、前記各ガイド支柱2にて上下動
自在に支持した可動ヘッドを示し、この可動ヘッド6の
上面には、上面に成形用キャビティー7aを凹み形成し
た下部金型7が、ヒータブロック8を介して取付けら
れ、また、この可動ヘッド6の下面には、前記下部金型
7に設けたタブレット装填室7b内にプランジャ9を押
し込むためのプランジャ用油圧シリンダ10が取付けら
れている。
【0011】また、前記可動ヘッド6の下部における機
台1の上面には、前記プランジャ用油圧シリンダ10の
左右両側の部位の各々に型締め用油圧シリンダ11,1
2が配設されている。そして、前記可動ヘッド6におけ
る下面(背面)には、溝6aを水平方向に延びるように
刻設して、この溝6a内に、梁部材13を挿入し、この
梁部材13の上面、つまり、前記可動ヘッド6における
背面側の面を、可動ヘッド6に対して凸状の円弧湾曲面
13aに形成して、この凸型湾曲面13aにおける最突
出部を、前記両金型4,7の略中心位置において前記可
動ヘッド6における溝6aの内底面に接当する一方、前
記梁部材13の両端部の下面に、前記両型締め用油圧シ
リンダ11,12におけるピストン11a,12aを接
当すると言う構成にする。
【0012】この構成において、前記両型締め用油圧シ
リンダ11,12におけるピストン11a,12aを押
し出し作動することにより、可動ヘッド6を上昇動する
から、その上面における下部金型7は、固定ヘッド3の
下面における上部金型4に対して接当したのち押圧され
て型締めされる。この型締めに際して、両型締め用油圧
シリンダ11,12による型締め力が、梁部材13の両
端部に対して作用することにより、この梁部材13が、
図3に示すように、当該梁部材13における凸型の湾曲
面13aが略平面状になるようにたわみ変形する傾向を
呈することになるから、前記両型締め用油圧シリンダ1
1,12による型締め力を、この梁部材13を介して、
下部金型7の全体に対して、確実に伝えることができる
のである。
【0013】その結果、両金型4,7の型締めを、可動
ヘッド6を大きく変形することなく、換言すると、可動
ヘッド6のそり変形を小さくした状態で、確実に行うこ
とができるのである。なお、前記梁部材13の上面を、
前記実施例のように、円弧状の湾曲面13aに形成する
ことに限らず、図5に示すように、梁部材13′の上面
を、直線山型の湾曲面13a′に形成したり、或いは、
図6に示すように、梁部材13″の全体を湾曲体に構成
することによって、その上面に湾曲面13a″を形成す
るように構成しても良いのである。
【0014】また、前記図示した実施例のように、可動
ヘッド6の下面(背面)に、溝6aを設けて、この溝6
a内に、前記した各種の梁部材13,13′,13″を
嵌め込むように構成することにより、各種梁部材13,
13′,13″の横ずれ及びねじれを防止できるから、
型締めの確実性をより向上できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部切欠正面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明の実施例において型締めした状態の正面
図である。
【図4】本発明の実施例に使用する梁部材の斜視図であ
る。
【図5】梁部材の別の例を示す斜視図である。
【図6】梁部材の更に別の例を示す斜視図である。
【図7】従来におけるトランスファ形成装置を示す正面
図である。
【図8】従来のトランスファ形成装置において型締めし
た状態の正面図である。
【符号の説明】
1 機台 2 ガイド支柱 3 固定ヘッド 4 上部金型 5 ヒータブロック 6 可動ヘッド 7 下部金型 8 ヒータブロック 9 プランジャ 10 プランジャ用油圧シリンダ 11,12 型締め用油圧シリンダ 13,13′,13″ 梁部材 13a,13a′,13a″ 湾曲面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 31:34 B29L 31:34 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/02,45/14,45/26 B29C 45/64 - 45/68 H01L 21/56 B22D 17/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定ヘッドに取付く一方の金型と、可動ヘ
    ッドに取付く他方の金型と、前記可動ヘッドの背面側に
    配設した一対の型締め用油圧シリンダと、前記可動ヘッ
    ドに取付けたプランジャ用油圧シリンダとから成るトラ
    ンスファ成形装置において、前記可動ヘッドにおける背
    面側に、当該背面側の面を凸型の湾曲面に形成した梁部
    材を、当該梁部材の凸型湾曲面における最突出部が前記
    両金型の略中心位置において前記可動ヘッドの背面に対
    して接当するように配設し、この梁部材の両端部に、前
    記両型締め用油圧シリンダによる型締め力を作用するよ
    うに構成したことを特徴とする熱硬化性合成樹脂のトラ
    ンスファ成形装置。
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