JP3346586B2 - ピリドンカルボン酸またはその塩を含有する医薬用組成物およびピリドンカルボン酸またはその塩の溶液の安定化法 - Google Patents
ピリドンカルボン酸またはその塩を含有する医薬用組成物およびピリドンカルボン酸またはその塩の溶液の安定化法Info
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Description
ピリドンカルボン酸またはその塩、アルミニウムを構成
成分とする金属化合物、ホウ砂およびアルカリ金属塩化
物からなる医薬用組成物並びに抗菌作用を発揮するピリ
ドンカルボン酸またはその塩の溶液の安定化法を提供す
ることにある。
グラム陽性菌のみならずグラム陰性菌に対する極めて優
れた抗菌剤として広く知られている。ピリドンカルボン
酸の可溶化については、たとえば、Al、MgまたはZ
nを構成成分とする金属化合物を添加する方法[特開昭
63−188626号]が知られている。しかし、得ら
れた溶液の溶解状態を安定に維持する方法並びに抗菌作
用を発揮するピリドンカルボン酸またはその塩、アルミ
ニウムを構成成分とする金属化合物、ホウ砂およびアル
カリ金属塩化物からなる医薬用組成物については知られ
ていない。
ピリドンカルボン酸またはその塩を可溶化し、pHおよ
び浸透圧を生理的条件に調整した後の溶解状態の安定性
はまだ十分とはいえず、さらに溶解状態を安定に維持す
る技術の開発が望まれていた。
題を解決するため、抗菌作用を発揮するピリドンカルボ
ン酸またはその塩にアルミニウムを構成成分とする金属
化合物、ホウ砂およびアルカリ金属塩化物を加えること
によって、抗菌作用を発揮するピリドンカルボン酸また
はその塩の溶液が安定化されることを見出し、本発明を
完成するに至った。
おける抗菌作用を発揮するピリドンカルボン酸またはそ
の塩は、特に限定されないが、具体的には、一般式
[1]
低級アルケニル、シクロアルキル、アリールまたは複素
環式基を;R2は、水素原子、ハロゲン原子、低級アル
キル基、アルコキシ基、保護されていてもよいヒドロキ
シル、アミノもしくは低級アルキルアミノ基またはジ−
低級アルキルアミノ基を;R3は、置換されていてもよ
いシクロアルキル、ビニルまたは環状アミノ基を;
味するか、またはR 1 と一緒になって式
素原子または硫黄原子を示す。)で表わされる基を示
し;
わされる基を示す。」で表わされるピリドンカルボン酸
またはその塩が挙げられる。
り、ハロゲン原子とは、たとえば、フッ素原子、塩素原
子、臭素原子またはヨウ素原子を;アルキル基とは、た
とえば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピ
ル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、ter
t−ブチル、ペンチル、ヘキシルまたはオクチルなどの
ようなC1−10アルキル基を;低級アルキル基とは、
たとえば、上記したアルキル基のうち、C1−5アルキ
ル基を;アルコキシ基とは、たとえば、−O−アルキル
基(アルキル基は、上記したC1−10アルキル基を示
す。)を;低級アルキルアミノ基とは、たとえば、メチ
ルアミノ、エチルアミノまたはプロピルアミノなどのよ
うなC1−5アルキルアミノ基を;ジ−低級アルキルア
ミノ基とは、たとえば、ジメチルアミノのようなジ−C
1−5アルキルアミノ基を;低級アルケニル基とは、た
とえば、ビニル、アリル、1−プロペニルまたは1−ブ
テニルなどのようなC2−5アルケニル基を;シクロア
ルキル基とは、シクロプロピル、シタロブチル、シクロ
ペンチルまたはシクロヘキシルなどのようなC3−6シ
クロアルキル基を;アリール基とは、たとえば、フェニ
ルまたはナフチルなどを;アルコキシカルボニル基と
は、たとえば、−COO−アルキル基(アルキル基は、
上記したC1−10アルキル基を示す。)を;ヒドロキ
シ低級アルキル基とは、たとえば、ヒドロキシメチル、
ヒドロキシエチルまたはヒドロキシプロピルなどのよう
なヒドロキシ−C1−5アルキル基を;アミノ低級アル
キル基とは、たとえば、アミノメチル、アミノエチルま
たはアミノプロピルなどのようなアミノ−C1−5アル
キル基を;低級アルキルアミノ低級アルキル基とは、た
とえば、メチルアミノメチル、エチルアミノメチルまた
はエチルアミノエチルなどのようなC1−5アルキルア
ミノ−C1−5アルキル基を;ジ−低級アルキルアミノ
低級アルキル基とは、たとえば、ジメチルアミノメチル
またはジエチルアミノメチルなどのジ−C1−5アルキ
ルアミノ−C1−5アルキル基を;環状アミノ基とは、
たとえば、ピペラジニル、ピロリジニル、モルホリニル
または1,4−ジアザビシクロ[3.2.1]オタチル
などのような4−10員環状アミノ基を;環状アミノ低
級アルキル基とは、たとえば、1−ピペラジニルメチ
ル、1−ピロリジニルメチル、1−アゼチジニルメチル
または1−モルホリニルメチルなどのような4−6員環
状アミノ−C1−5アルキル基を;アシルアミノ基と
は、たとえば、ホルミルアミノ、アセチルアミノ、プロ
ピオニルアミノまたはブチリルアミノなどのようなC
1−4アシルアミノ基を;アシルオキシ基とは、たとえ
ば、ホルミルオキシ、アセチルオキシ、プロピオニルオ
キシまたはブチリルオキシなどのようなC1−4アシル
オキシ基を;トリハロゲノ−低級アルキル基とは、たと
えば、トリクロロメチルまたはトリフルオロメチルなど
のトリハロゲノ−C1−5アルキル基を;複素環式基と
は、酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選ばれる1
つ以上の異項原子を含む5員もしくは6員またはそれら
の縮合環、たとえば、フリル、ピロリル、チエニル、オ
キサゾリル、イミダゾリル、チアゾリル、1−ピロリジ
ニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、ピリジル、キ
ノリル、ピリミジニルまたはモルホリニルなどのような
基を、それぞれ意味する。
て、R1の各基は、ハロゲン原子、シアノ基、保護され
ていてもよいカルボキシル基、保護されていてもよいヒ
ドロキシル基、保護されていてもよいアミノ基、アルキ
ル基、アルコキシ基、アルコキシカルボニル基、アリー
ル基、シクロアルキル基、アシルアミノ基、アシルオキ
シ基、低級アルケニル基、トリハロゲノ−低級アルキル
基、低級アルキルアミノ基またはジ−低級アルキルアミ
ノ基などから選ばれる一つ以上の置換基で置換されてい
てもよく、また、R3の各基は、ハロゲン原子、低級ア
ルキル基、保護されていてもよいカルボキシル基、保護
されていてもよいヒドロキシル基、保護されていてもよ
いアミノ基、保護されていてもよい低級アルキルアミノ
基、保護されていてもよいアミノ低級アルキル基、保護
されていてもよい低級アルキルアミノ低級アルキル基、
保護されていてもよいヒドロキシ低級アルキル基、ジ−
低級アルキルアミノ基、ジ−低級アルキルアミノ低級ア
ルキル基または環状アミノ低級アルキル基などから選ば
れる一つ以上の置換基で置換されていてもよい。
生体内において容易に脱離するエステル形成基のような
薬学的に許容されるカルボキシル保護基が挙げられる。
低級アルキルアミノ基および低級アルキルアミノ低級ア
ルキル基の保護基としては、たとえば、生体内において
容易に脱離する薬学的に許容されるアミノ保護基が挙げ
られる。
低級アルキル基の保護基としては、たとえば、生体内に
おいて容易に脱離する薬学的に許容されるヒドロキシル
基の保護基などが挙げられる。
ましい化合物としては、具体的に、ナフチリジンもしく
はキノリンの7位またはベンゾオキサジンもしくはベン
ゾチオキサジンの10位に塩基性基が結合する化合物、
たとえば、以下の化合物を挙げることができる。 ・ 1−エチル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4
−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−1,8−ナフチ
リジン−3−カルボン酸 ・ 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−1−エチ
ル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−
1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸 ・ 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−1−シク
ロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸 ・ 7−(3−アミノ−4−メチル−1−ピロリジニ
ル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−1,4−ジ
ヒドロ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カル
ボン酸 ・ 1−シクロプロピル−6−フルオロ−7−(3−メ
チルアミノ−1−ピロリジニル)−1,4−ジヒドロ−
4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸
ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン
−3−カルボン酸 ・ 1−シクロプロピル−6−フルオロ−7−(1−ピ
ペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8
−ナフチリジン−3−カルボン酸 ・ 7−(シス−3−アミノメチル−4−クロロ−1−
ピロリジニル)−1−シクロプロピル−6−フルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン
−3−カルボン酸 ・ 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−1−
(2,4−ジフルオロフェニル)−6−フルオロ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソ−1,8−ナフチリジン−3
−カルボン酸 ・ 1−エチル−6−フルオロ−7−(1−ピペラジニ
ル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カ
ルボン酸
−(3−メチル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 ・ 1−(2−フルオロエチル)−6,8−ジフルオロ
−7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−1,4−ジ
ヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 ・ 5−アミノ−1−シクロプロピル−6,8−ジフル
オロ−7−(3,5−ジメチル−1−ピペラジニル)−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸 ・ 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−1−シク
ロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒドロ−
4−オキソキノリン−3−カルボン酸 ・ 7−(3−アミノメチル−1−モルホリノ)−1−
シクロプロピル−6,8−ジフルオロ−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸
7−(1−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オ
キソキノリン−3−カルボン酸 ・ 1−シクロプロピル−6−フルオロ−5−メチル−
7−(3−メチル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 ・ 6−フルオロ−1−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−7−(3−メチル−1−ピペラジニル)−1,4
−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 ・ 5−アミノ−1−シクロプロピル−7−(3−エチ
ルアミノメチル−1−ピロリジニル)−6, 8−ジフ
ルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−
カルボン酸 ・ 1−シクロプロピル−7−(3−エチルアミノメチ
ル−1−ピロリジニル)−5,6,8−トリフルオロ−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸
−(3−メチル−1−ピペラジニル)−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソキノリン−3−カルボン酸 ・ 1−エチル−6−フルオロ−7−(4−メチル−1
−ピペラジニル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソキノ
リン−3−カルボン酸 ・ 5−アミノ−1−シクロプロピル−6,8−ジフル
オロ−7−(3,5−ジメチル−1−ピペラジニル)−
1,4−ジヒドロ−4−オキソキノリン−3−カルボン
酸 ・ 9−フルオロ−3−メチル−10−(4−メチル−
1−ピペラジニル)−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−
7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンゾオ
キサジン−6−カルボン酸 ・ 10−(1−アミノシタロプロピル)−9−フルオ
ロ−3−メチル−7−オキソ−2,3−ジヒドロ−7H
−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベンゾオキサ
ジン−6−カルボン酸 ・ (S)−9−フルオロ−3−メチル−10−(4−
メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−2,3−ジ
ヒドロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]
ベンゾオキサジン−6−カルボン酸 ・ (S)−10−(1−アミノシクロプロピル)−9
−フルオロ−3−メチル−7−オキソ−2,3−ジヒド
ロ−7H−ピリド[1,2,3−de][1,4]ベン
ゾオキサジン−6−カルボン酸
塩としては、塩酸、硫酸もしくはリン酸などのような無
機酸;酢酸、乳酸、コハク酸、p−トルエンスルホン
酸、メタンスルホン酸、マレイン酸、マロン酸もしくは
グルコン酸などのような有機酸;並びにアスパラギン酸
もしくはグルタミン酸などのアミノ酸などのような酸か
ら形成される酸付加塩;またはナトリウム塩もしくはカ
リウム塩などのカルボキシル基における金属塩が挙げら
れる。
発明方法は、たとえば、抗菌作用を発揮するピリドンカ
ルボン酸またはその塩に、アルミニウムを構成成分とす
る金属化合物を添加して溶解させた後、ホウ砂を加えて
pHを調整し、この溶液にアルカリ金属塩化物を加えて
等張化することによって長期間に亘ってピリドンカルボ
ン酸またはその塩の溶解状態を安定に維持できる。
化物としては、たとえば、塩化ナトリウムまたは塩化カ
リウムなどを挙げることができるが、特に、塩化ナトリ
ウムが好ましい。
作用を発揮するピリドンカルボン酸またはその塩を水に
懸濁させ、硫酸アルミニウムカリウムを添加して溶解さ
せた後、ホウ砂を加えてpHを調整し、さらに、塩化ナ
トリウムを加えて等張化液剤を得る方法が挙げられる。
また、上記溶液を凍結乾燥すれば、本発明の医薬用組成
物である用時溶解型の製剤を調製することができる。本
発明による製剤は、溶解時にpH3.5〜7.0、好ま
しくは、pH4.0〜6.5の範囲が維持されるように
調整される。
ウムを構成成分とする金属化合物としては、たとえば、
硫酸アルミニウムカリウム(ミョウバン)、塩化アルミ
ニウムまたは硫酸アルミニウムおよびこれらの水和物な
どが挙げられるが、特に、硫酸アルミニウムカリウム
(ミョウバン)が好ましい。アルミニウムを構成成分と
する金属化合物の使用量は、通常、抗菌作用を発揮する
ピリドンカルボン酸またはその塩に対して、0.1〜5
0倍モル、好ましくは、0.1〜30倍モルである。
時溶解型)、点眼用、点鼻用、点耳用、口腔用または経
口用の製剤に適用することができる。製剤調製の際に
は、薬学的に許容される補助剤を更に添加してもよい。
補助剤としては、賦形剤、安定化剤、緩衝剤、抗酸化
剤、矯味剤または無痛化剤などが挙げられる。また、投
与方法、投与量および投与回数は、患者の年齢、体重お
よび症状に応じて適宜選択することができ、通常成人に
対しては、経口または非経口(たとえば、注射、点眼、
点耳、点鼻、直腸部位への投与など)的投与により、抗
菌活性を発揮するピリドンカルボン酸またはその塩に換
算して0.1〜100mg/kg/日を1〜数回に分割
して投与すればよい。
例を挙げて説明するが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。なお、化合物Aとして、7−(3−アミノ
−1−ピロリジニル)−1−(2,4−ジフルオロフェ
ニル)−6−フルオロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソ
−1,8−ナフチリジン−3−カルボン酸のp−トルエ
ンスルホン酸塩を、また、化合物Bとして、(S)−1
0−(1−アミノシクロプロピル)−9−フルオロ−3
−メチル−2,3−)ヒドロ−7H−ピリド[1,2,
3−de][1,4]ベンゾオキサジン−6−カルボン
酸を、さらにまた、硫酸アルミニウムカリウムとして、
12水和物を、それぞれ用いた。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、ホウ砂を加
えて溶解液のpHを5.3に調整する。ついで、塩化ナ
トリウム0.9gを加え、さらに、蒸留水で全量100
mlとする。この溶液をメンブランフィルター(0.2
2μm)で無菌濾過した後、5mlずつ点眼瓶に充填
し、浸透圧比1.1の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、ホウ砂を加
えて溶解液のpHを5.4に調整する。ついで、塩化ナ
トリウム0.54gを加え、さらに、蒸留水で全量10
0mlとする。この溶液をメンブランフィルター(0.
22μm)で無菌濾過した後、5mlずつ点眼瓶に充填
し、浸透圧比0.7の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、ホウ砂を加
えて溶解液のpHを5.3に調整する。ついで、塩化ナ
トリウム1.1gを加え、さらに、蒸留水で全量100
mlとする。この溶液をメンブランフィルター(0.2
2μm)で無菌濾過した後、5mlずつ点眼瓶に充填
し、浸透圧比1.3の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、ホウ砂を加
えて溶解液のpHを5.3に調整する。ついで、塩化ナ
トリウム1.6gを加え、さらに、蒸留水で全量100
mlとする。この溶液をメンブランフィルター(0.2
2μm)で無菌濾過した後、5mlずつ点眼瓶に充填
し、浸透圧比1.9の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム163mgを加え、化
合物Bを溶解させる。ついで、ホウ砂を加えて溶解液の
pHを6.1に調整する。さらに、塩化ナトリウム0.
85gを加え、ついで、蒸留水で全量100mlとす
る。この溶液をメンブランフィルター(0.22μm)
で無菌濾過した後、5mlずつ点眼瓶に充填し、浸透圧
比1.0の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム167mgを加え、化
合物Bを溶解させる。ついで、ホウ砂を加えて溶解液の
pHを6.1に調整する。さらに、塩化ナトリウム0.
85gを加え、ついで、蒸留水で全量100mlとす
る。この溶液をメンブランフィルター(0.22μm)
で無菌濾過した後、5mlずつ点眼瓶に充填し、浸透圧
比1.0の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、ホウ砂を加
えて溶解液のpHを6.5に調整する。ついで、塩化ナ
トリウム0.9gを加え、さらに、蒸留水で全量100
mlとする。この溶液をメンブランフィルター(0.2
2μm)で無菌濾過した後、5mlずつ点眼瓶に充填
し、浸透圧比1.1の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、ホウ砂を加
えて溶解液のpHを6.5に調整する。ついで、塩化カ
リウム1.0gを加え、さらに、蒸留水で全量100m
lとする。この溶液をメンブランフィルター(0.22
μm)で無菌濾過した後、5mlずつ点眼瓶に充填し、
浸透圧比1.0の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、水酸化ナト
リウム水溶液を加えて溶解液のpHを5.3に調整す
る。ついで、塩化ナトリウム0.9gを加え、さらに、
蒸留水で全量100mlとする。この溶液をメンブラン
フィルター(0.22μm)で無菌濾過した後、5ml
ずつ点眼瓶に充填し、浸透圧比1.1の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、ホウ砂を加
えて溶解液のpHを5.4に調整する。ついで、等張化
剤としてD−マンニトール3.0gを加え、さらに、蒸
留水で全量100mlとする。この溶液をメンブランフ
ィルター(0.22μm)で無菌濾過した後、5mlず
つ点眼瓶に充填し、浸透圧比0.7の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、ホウ砂を加
えて溶解液のpHを5.3に調整する。ついで、等張化
剤としてD−マンニトール6.1gを加え、さらに、蒸
留水で全量100mlとする。この溶液をメンブランフ
ィルター(0.22μm)で無菌濾過した後、5mlず
つ点眼瓶に充填し、浸透圧比1.3の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、ホウ砂を加
えて溶解液のpHを5.3に調整する。ついで、等張化
剤としてD−マンニトール9.1gを加え、さらに、蒸
留水で全量100mlとする。この溶液をメンブランフ
ィルター(0.22μm)で無菌濾過した後、5mlず
つ点眼瓶に充填し、浸透圧比1.9の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、水酸化ナト
リウムを加えて溶解液のpHを6.5に調整する。つい
で、等張化剤として塩化ナトリウム0.9gを加え、さ
らに、蒸留水で全量100mlとする。この溶液をメン
ブランフィルター(0.22μm)で無菌濾過した後、
5mlずつ点眼瓶に充填し、浸透圧比1.1の点眼液を
得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、炭酸水素ナ
トリウムを加えて溶解液のpHを6.5に調整する。つ
いで、塩化ナトリウム0.9gを加え、さらに、蒸留水
で全量100mlとする。この溶液をメンブランフィル
ター(0.22μm)で無菌濾過した後、5mlずつ点
眼瓶に充填し、浸透圧比1.1の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、炭酸ナトリ
ウムを加えて溶解液のpHを6.5に調整する。つい
で、塩化ナトリウム0.9gを加え、さらに、蒸留水で
全量100mlとする。この溶液をメンブランフィルタ
ー(0.22μm)で無菌濾過した後、5mlずつ点眼
瓶に充填し、浸透圧比1.1の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、等張化剤と
してキシリトール2.7gを加え、ついで、ホウ砂を加
えて溶解液のpHを6.5に調整する。さらに、蒸留水
で全量100mlとする。この溶液をメンブランフィル
ター(0.22μm)で無菌濾過した後、5mlずつ点
眼瓶に充填し、浸透圧比1.0の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、等張化剤と
してブドウ糖3.1gを加え、ついで、ホウ砂を加えて
溶解液のpHを6.5に調整する。さらに、蒸留水で全
量100mlとする。この溶液をメンブランフィルター
(0.22μm)で無菌濾過した後、5mlずつ点眼瓶
に充填し、浸透圧比1.0の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、等張化剤と
してD−マンニトール3.1gを加え、ついで、ホウ砂
を加えて溶解液のpHを6.5に調整する。さらに、蒸
留水で全量100mlとする。この溶液をメンブランフ
ィルター(0.22μm)で無菌濾過した後、5mlず
つ点眼瓶に充填し、浸透圧比1.0の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、等張化剤と
してグリセリン2.0gを加え、ついで、ホウ砂を加え
て溶解液のpHを6.5に調整する。さらに、蒸留水で
全量100mlとする。この溶液をメンブランフィルタ
ー(0.22μm)で無菌濾過した後、5mlずつ点眼
瓶に充填し、浸透圧比1.0の点眼液を得る。
濁液に硫酸アルミニウムカリウム120mgを加え、5
0℃で化合物Aを溶解させる。冷却した後、等張化剤と
してプロピレングリコール1.4gを加え、ついで、ホ
ウ砂を加えて溶解液のpHを6.5に調整する。さら
に、蒸留水で全量100mlとする。この溶液をメンブ
ランフィルター(0.22μm)で無菌濾過した後、5
mlずつ点眼瓶に充填し、浸透圧比1.0の点眼液を得
る。
れ、50℃の恒温層中で5ヵ月間保存し、外観を観察し
た。その外観変化(析出物の有無)の結果を、表1に示
す。
または50℃の恒温層中て6ヵ月間保存し、外観を観察
した。その外観変化(析出物の有無)の結果を、表2に
示す。
れぞれ、25℃または40℃の恒温層中で1ヵ月間保存
し、外観を観察した。その外観変化(析出物の有無)の
結果を、表3、表4および表5に示す。
とによって抗菌活性を発揮するピリドンカルボン酸また
はその塩溶液の溶解状態の安定性を著しく向上させるこ
とができる。したがって、抗菌活性を発揮するピリドン
カルボン酸またはその塩を、医薬として経口投与のみな
らず非経口投与、とりわけ点眼液や注射投与に適用する
ことが一層容易となることが理解できる。
Claims (8)
- 【請求項1】 抗菌作用を発揮するピリドンカルボン酸
またはその塩、アルミニウムを構成成分とする金属化合
物、ホウ砂およびアルカリ金属塩化物から成る医薬用組
成物。 - 【請求項2】 抗菌作用を発揮するピリドンカルボン酸
が、一般式 【化1】 「式中、R1は、置換されていてもよい低級アルキル、
低級アルケニル、シクロアルキル、アリールまたは複素
環式基を;R2は、水素原子、ハロゲン原子、低級アル
キル基、アルコキシ基、保護されていてもよいヒドロキ
シル、アミノもしくは低級アルキルアミノ基またはジ−
低級アルキルアミノ基を;R3は、置換されていてもよ
いシクロアルキル、ビニルまたは環状アミノ基を; 【外1】 は、 【外2】 または 【外3】 (X 1 は、水素原子またはハロゲン原子を示す。)を意
味するか、またはR 1 と一緒になって式 【式1】 (R 4 は、水素原子または低級アルキル基を;Dは、酸
素原子または硫黄原子を示す。)で表わされる基を示
し; 【外4】 は、 【外5】 または 【外6】 (X 2 は、水素原子またはハロゲン原子を示す。)で表
わされる基を示す。」で表わされる請求項第1項記載の
医薬用組成物。 - 【請求項3】 アルミニウムを構成成分とする金属化合
物が、硫酸アルミニウムカリウム(ミョウバン)である
請求項第1項または第2項記載の医薬用組成物。 - 【請求項4】 アルカリ金属塩化物が、塩化ナトリウム
である請求項第1項または第2項記載の医薬用組成物。 - 【請求項5】 抗菌作用を発揮するピリドンカルボン酸
またはその塩にアルミニウムを構成成分とする金属化合
物、ホウ砂およびアルカリ金属塩化物を加えることを特
徴とする、抗菌活性を発揮するピリドンカルボン酸また
はその塩の溶液の安定化法。 - 【請求項6】 抗菌作用を発揮するピリドンカルボン酸
が、一般式 【化2】 「式中、R1は、置換されていてもよい低級アルキル、
低級アルケニル、シクロアルキル、アリールまたは複素
環式基を;R2は、水素原子、ハロゲン原子、低級アル
キル基、アルコキシ基、保護されていてもよいヒドロキ
シル、アミノもしくは低級アルキルアミノ基またはジ−
低級アルキルアミノ基を;R3は、置換されていてもよ
いシクロアルキル、ビニルまたは環状アミノ基を; 【外7】 は、 【外8】 または 【外9】 (X 1 は、水素原子またはハロゲン原子を示す。)を意
味するか、またはR 1 と一緒になって式 【式2】 (R 4 は、水素原子または低級アルキル基を;Dは、酸
素原子または硫黄原子を示す。)で表わされる基を示
し; 【外10】 は、 【外11】 または 【外12】 (X 2 は、水素原子またはハロゲン原子を示す。)で表
わされる基を示す。」で表わされる請求項第5項記載の
抗菌作用を発揮するピリドンカルボン酸またはその塩の
溶液の安定化法。 - 【請求項7】 アルミニウムを構成成分とする金属化合
物が、硫酸アルミニウムカリウム(ミョウバン)である
請求項第5項または第6項記載の抗菌作用を発揮するピ
リドンカルボン酸またはその塩の溶液の安定化法。 - 【請求項8】 アルカリ金属塩化物が、塩化ナトリウム
である請求項第5項または第6項記載の抗菌作用を発揮
するピリドンカルボン酸またはその塩の溶液の安定化
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24473391A JP3346586B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | ピリドンカルボン酸またはその塩を含有する医薬用組成物およびピリドンカルボン酸またはその塩の溶液の安定化法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24473391A JP3346586B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | ピリドンカルボン酸またはその塩を含有する医薬用組成物およびピリドンカルボン酸またはその塩の溶液の安定化法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0558895A JPH0558895A (ja) | 1993-03-09 |
JP3346586B2 true JP3346586B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=17123087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP24473391A Expired - Lifetime JP3346586B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | ピリドンカルボン酸またはその塩を含有する医薬用組成物およびピリドンカルボン酸またはその塩の溶液の安定化法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3346586B2 (ja) |
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WO1996002275A1 (fr) * | 1994-07-20 | 1996-02-01 | Toyama Chemical Co., Ltd. | Onguent buccal a liberation prolongee |
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CN101801334B (zh) * | 2007-09-12 | 2012-10-31 | 狮王株式会社 | 口腔用组合物以及提高口腔用组合物的收敛性的方法 |
JP2011068589A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Toyama Chem Co Ltd | トスフロキサシンまたはその塩を含有する医薬組成物 |
CN102198093A (zh) * | 2011-05-26 | 2011-09-28 | 浙江工业大学 | 一种甲苯磺酸妥舒沙星滴眼液及其制备方法 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP24473391A patent/JP3346586B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH0558895A (ja) | 1993-03-09 |
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