JP3345368B2 - カニ足肉様練製品及びその製造方法 - Google Patents
カニ足肉様練製品及びその製造方法Info
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Description
主原料とした練製品であって、多数の切れ目を備えるこ
とにより、カニ足肉の如き食感が得られる切れ目入り練
製品の製造方法に関するものである。
種々のものが提唱されているが、更に、本物に近い食感
並びに外観の製品を容易且つ低コストにて製造し得る方
法の出現が要望されている。
えるためになされたものであって、本物のカニ足肉にか
なり近い食感並びに外観の製品を、少ない工程で容易且
つ低コストにて製造し得るカニ足肉様練製品及びその製
造方法を提供することを課題とする。
を適宜径に巻き上げて棒状体を形成した後、前記棒状体
を2つに縦割りし、前記棒状体にその長さ方向に対し対
称的に傾斜する切れ目を狭間隔置きに刻設すると共に、
矢羽根形状にカットすることを特徴とするカニ足肉様練
製品の製造方法、を以て上記課題を解決した。この場
合、前記すり身シ−トとして、巻き始め端から巻き終わ
り端にかけて次第に厚みが増すものを用いる場合があ
る。
り端にかけて次第に厚みが増すすり身シートを、適宜径
に巻き上げて棒状体を形成した後、前記棒状体にその長
さ方向に対し対称的に傾斜する切れ目を狭間隔置きに刻
設すると共に、矢羽根形状にカットすることを特徴とす
るカニ足肉様練製品の製造方法、を以て上記課題を解決
した。この場合、前記切れ目刻設に先立ち前記棒状体を
2つに縦割りすることがある。
依拠して説明する。図1は本発明に係る第1の製造方法
を示すもので、この方法においては、先ず厚さ1〜1.5
mm程度のすり身シ−ト1を製造し、これに狭間隔(例
えば1mm)置きに切り溝2を刻設する(工程a)。切
り溝2の深さは任意であるが、通例、すり身シ−ト1の
厚さの2分の1乃至3分の2程度とする。
の魚肉に適宜澱粉、食塩、調味料、卵白等を加えてすり
潰したすり身を主原料とする。これをカニ風味に仕上げ
るには、すり身にかに等の甲殻等の屑肉をフレ−ク状に
して混入したり、その甲殻をペ−スト状にすり潰して3
〜5%程度すり身に混ぜ合わせたりすればよい。また、
カニのフレ−バ−やカルシウム等をすり身に添加するこ
ととしてもよい。実際には、冷凍すり身を擂潰機にか
け、擂潰塩摺りして調理されることが多い。すり身シ−
ト1は生のまま用いることもあるし(後に加熱す
る。)、加熱したものを用いることもある。
度のロ−ル巻きにして棒状体3を形成した後(工程b、
c)、必要に応じて縦方向に2つ割りにして半円筒状物
3aを生成する(工程d)。次いで、この棒状体3又は
半円筒状物3aを矢羽根形状にカットして、矢羽根形状
物4とする(工程e、棒状体3から加工したものは、よ
り丸味を帯びたものとなる。)。
に、その長さ方向に対して傾斜する切れ目5を対称的に
刻設する。この切れ目5は、中心部に非刻設部6を残し
て幅方向両側端にまで形成してもよいし(図1
(e))、両側端に非刻設部7を残して中心部をつなげ
ることとしてもよい(図2)。また、図1(e)に示す
ように、中心部の非刻設部6に、長さ方向に伸びる切れ
目8を入れてもよい。各切れ目5、8は、下側まで貫設
してもよいし、途中で止めてもよい。このようにして製
造した矢羽根形状物4は、その後適宜フィルム包装をし
て再加熱し、製品とされる。
製造方法における切り溝2の刻設工程を省略したもの
で、その他は第1の製造方法と同じであるので、工程c
以下の図示及び説明は省略する。この方法によって製造
した製品は、切り溝2がない分、第1の製造方法で製造
した製品よりも口中において解れにくいものとなる。
び第2の製造方法において、巻き上げ形状を円形ではな
く、楕円形としたもので、他の工程は第1又は第2の製
造方法と同じである。この第3の方法によって製造した
製品は、第1又は第2の方法によって製造した製品より
もフラットなものとなる。
るすり身シ−ト1は、全体の厚みが均一なものであって
もよいが、巻き込み先端側1aから巻き込み後端側1b
に向けて次第に厚みが増すように厚み調整をしたものを
用いてもよい(図5)。そのようにした場合は巻き込み
作業がスム−ズとなり、巻き込み状態も締まったものと
なる。
り身シ−ト1を予め所定サイズにカットしておいてもよ
いし、巻き上げ後に所定長にカットすることとしてもよ
い。後者の場合は、矢羽根形状物形成工程においてこの
カッティング作業を兼ねることができる。
によれば、本物に近い外観及び食感のカニ足肉様練製品
が、少ない工程で容易且つ低コストにて得られる効果が
ある。
である。
る。
の一部を示す図である。
て製造した棒状物の形状例を示す図である。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 すり身シ−トを適宜径に巻き上げて棒状
体を形成した後、前記棒状体を2つに縦割りし、前記棒
状体にその長さ方向に対し対称的に傾斜する切れ目を狭
間隔置きに刻設すると共に、矢羽根形状にカットするこ
とを特徴とするカニ足肉様練製品の製造方法。 - 【請求項2】 前記すり身シ−トとして、巻き始め端か
ら巻き終わり端にかけて次第に厚みが増すものを用いる
請求項1に記載のカニ足肉様練製品の製造方法。 - 【請求項3】 巻き始め端から巻き終わり端にかけて次
第に厚みが増すすり身シートを、適宜径に巻き上げて棒
状体を形成した後、前記棒状体にその長さ方向に対し対
称的に傾斜する切れ目を狭間隔置きに刻設すると共に、
矢羽根形状にカットすることを特徴とするカニ足肉様練
製品の製造方法。 - 【請求項4】 前記切れ目刻設に先立ち前記棒状体を2
つに縦割りする請求項3に記載のカニ足肉様練製品の製
造方法。
Priority Applications (7)
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---|---|---|---|
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KR1020007011342A KR100605392B1 (ko) | 1998-10-15 | 1999-06-16 | 게발살과 같은 어묵제품의 제조방법 및 그 제조장치 |
EP99925342A EP1121866A4 (en) | 1998-10-15 | 1999-06-16 | PROCESS AND DEVICE FOR THE PREPARATION OF SIMILI-BROWN PRODUCT OF CRAB FOOT BASED ON BOUILLIE FISH PASTE |
CN998140600A CN1217602C (zh) | 1998-10-15 | 1999-06-16 | 用以生产外观上类似蟹腿肉组织的膏状食品的方法和设备 |
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CNB2004100567225A CN1305410C (zh) | 1998-10-15 | 1999-06-16 | 用以生产外观上类似蟹腿肉组织的膏状食品的方法和设备 |
US09/807,609 US6736053B1 (en) | 1998-10-15 | 1999-06-16 | Method and device for making crab-leg-meat-like product made with boiled fish paste |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000262251A JP2000262251A (ja) | 2000-09-26 |
JP3345368B2 true JP3345368B2 (ja) | 2002-11-18 |
Family
ID=13491729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07252199A Expired - Fee Related JP3345368B2 (ja) | 1998-10-15 | 1999-03-17 | カニ足肉様練製品及びその製造方法 |
Country Status (1)
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---|---|
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Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN115844034B (zh) * | 2023-02-16 | 2023-04-25 | 山东佳士博食品有限公司 | 一种蟹棒生产用成型设备 |
-
1999
- 1999-03-17 JP JP07252199A patent/JP3345368B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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