JP3343472B2 - ベッド装置 - Google Patents

ベッド装置

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JP3343472B2
JP3343472B2 JP29296595A JP29296595A JP3343472B2 JP 3343472 B2 JP3343472 B2 JP 3343472B2 JP 29296595 A JP29296595 A JP 29296595A JP 29296595 A JP29296595 A JP 29296595A JP 3343472 B2 JP3343472 B2 JP 3343472B2
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/002Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons having adjustable mattress frame
    • A61G7/015Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons having adjustable mattress frame divided into different adjustable sections, e.g. for Gatch position
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T403/00Joints and connections
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    • Y10T403/4602Corner joint

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  • Veterinary Medicine (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は利用者が仰臥した床板体
を上下駆動させることができるベッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、病人用のベッド装置において
は、利用者が乗り降りし易いよう、床板体の高さが十分
に低い方がよく、また床板体上に仰臥した利用者が診察
や種々の介護を受ける場合には、それらの作業がし易い
すいよう、上記床板体の高さがある程度、高いほうがよ
い。
【0003】そのため、そのような場合には、上記床板
体の高さを調節することができるベッド装置が用いられ
る。床板体の高さを調節できるベッド装置はベ−スフレ
−ムを有する。このベ−スフレ−ムには上下フレ−ムが
上下駆動機構によって上下駆動されるように設けられて
いる。上記上下フレ−ムには床板体が設けられ、この床
板体上にはマットレスが載置されていて、このマットレ
ス上に利用者が仰臥するようになっている。したがっ
て、上記上下フレ−ムを上下駆動することで、利用者の
支持高さを変えることができるようになっている。
【0004】上記ベ−スフレ−ムは上下フレ−ムや利用
者の体重を支持できる強度を備え、上記上下フレ−ムは
上下駆動されても変形することのない強度を備えていな
ければならない。そのため、従来、上記各フレ−ムは所
定の強度を確保するために、矩形状に配置した4本の杆
状部材のうちの隣り合う2本の杆状部材の端部を、それ
ぞれ溶接で接合固定して形成されていた。
【0005】そのため、上記フレ−ムを形成するために
は溶接作業を伴うから、その作業に熟練や多くの手間が
掛かるということがあるばかりか、組み立てた状態で工
場から出荷しなければならないから、出荷時の荷姿が大
きくなり、取り扱いに不便であるなどのことがあった。
【0006】また、上下フレ−ムを上下駆動するために
は上記上下駆動機構によってア−ムを回動駆動し、この
ア−ムの回動によって上記上下フレ−ムを上下駆動する
ようにしている。その場合、上記ア−ムの一端をベ−ス
フレ−ムに回動自在に取り付け、このア−ムの他端を上
記上下フレ−ムに回動自在に連結するようにしている。
【0007】従来、上記ア−ムの一端をベ−スフレ−ム
に回動自在に取り付けるためには、上記ベ−スフレ−ム
に取付片を固着し、この取付片に上記ア−ムの一端を軸
支するということが行われていた。そのため、ベ−スフ
レ−ムに取付片を設けなければならないため、部品点数
の増大や取り付け作業に手間が掛かり、生産性の低下を
招くということがあった。
【0008】さらに、上記構成のベッド装置において
は、上記上下フレ−ムの長手方向一端側と他端側とにヘ
ッドボ−ド枠やフットボ−ド枠などのボ−ド体が設けら
れることがある。その場合、従来は上記上下フレ−ムの
長手方向一端側と他端側とに上記ヘッドボ−ド枠やフッ
トボ−ド枠を取り付けることができる支持体をそれぞれ
設けるようにしていた。そのため、上記上下フレ−ムに
支持体を設けなければならないことによって、部品点数
の増大を招いたり、取り付け作業に手間が掛かるなどの
ことがあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のベ
ッド装置は、4本の杆状部材を溶接して矩形枠状に形成
していたので、生産性が悪いということがあったり、予
め組み立てておかなければならないから、工場からの出
荷時に荷姿が大きくなり、取り扱いが容易でないなどの
ことがあった。
【0010】また、上下フレ−ムを上下動させるための
ア−ムを連結するためにはベ−スフレ−ムに取付片を設
けなければならないということがあり、また上記上下フ
レ−ムにボ−ド体を設ける場合にはこの上下フレ−ムに
支持体を設けなければならないなどのことがあった。
【0011】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、フレ−ムを簡単かつ確実
に組み立てることができるようにしたベッド装置を提供
することにある。
【0012】また、この発明の他の目的は、上下フレ−
ムを上下動させるためのア−ムを取り付けたり、ボ−ド
体を取り付けるのに、それ専用の部品を設けずにすむよ
うにしたベッド装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ベ−
スフレ−ムと、このベ−スフレ−ムに設けられ上下駆動
機構によって上下駆動される上下フレ−ムと、この上下
フレ−ムに設けられた床板体とを備え、上記上下駆動機
構は回動駆動されて上記上下フレ−ムを上下動させるア
−ムを有し、上記ベ−スフレ−ムは矩形枠状に配設され
る4本の杆状部材と、隣り合う2本の杆状部材の一方の
端部が挿入固定される第1の挿入部および他方の端部が
挿入固定される第2の挿入部とが一体形成された第1の
連結部材とから構成されていて、この第1の連結部材に
は上記ア−ムを回動自在に取り付ける取り付け部が一体
形成されていることを特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て上記取り付け部には上端に開放した溝部が設けられ、
この溝部には上記アームの端部に設けられた支軸が回転
自在に挿入され、この支軸は上記取り付け部の端部に上
記溝部を横切る方向に設けられたストッパピンによって
上記溝部から抜出するのが阻止されていることを特徴と
する。
【0015】請求項3の発明は、上記上下フレ−ムは、
矩形枠状に配設される4本の杆状部材と、隣り合う2本
の杆状部材の一方の端部が挿入固定される第1の挿入部
および他方の端部が挿入固定される第2の挿入部とが一
体形成された第2の連結部材とから構成されていて、こ
の第2の連結部材にはボ−ド体を保持するための保持部
が一体形成されていることを特徴とする。請求項4の発
明は、請求項3の発明において、上記第2の連結部材
は、矩形枠状をなした上部材と下部材とを接合固定して
なり、上記第1の挿入部と第2の挿入部とは上記連結部
材に直交して形成されているとともに、上記第2の連結
部材の一部は上記上下フレームの幅方向外方に突出し、
その突出部分には上記保持部が設けられていることを特
徴とする。
【0016】請求項1の発明によれば、連結部材に形成
された第1の挿入部と第2の挿入部とに、それぞれ杆状
部材の端部を挿入固定することで、矩形枠状のベースフ
レームを形成できるから、その組み立て作業を熟練を要
さず容易に行うことができる。しかも、ベースフレーム
の連結部材にアームを回動自在に取り付ける取り付け部
を一体に設けたことで、アームを取り付けるための専用
の部品が不要となる。
【0017】
【0018】請求項3の発明によれば、上下フレ−ムの
連結部材にボ−ド体を保持するための保持部を一体に形
成したことで、ボ−ド体を保持するための専用の部品が
不要となる。
【0019】
【実施形態】以下、この発明の一実施形態を図面を参照
して説明する。図1はベッド装置の分解斜視図であり、
このベッド装置はベ−スフレ−ム1を備えている。この
ベ−スフレ−ム1はそれぞれ一対の長尺杆2と短尺杆3
とを矩形枠状に配置し、これらの隣り合う端部を第1の
連結部材4で連結して形成されている。上記長尺杆2と
短尺杆3とは角筒状の部材が用いられている。
【0020】上記第1の連結部材4は、アルミニウムの
ダイキャストなどによって図5と図6に示すように上記
長尺杆2の端部が挿入される第1の挿入部5と、上記短
尺杆3の端部が挿入される第2の挿入部6と、後述する
上下駆動機構11の回動駆動される第2のア−ム19
a、19bの端部を枢支する取り付け部7と、上記ベ−
スフレ−ム1を走行自在かつ所定の位置で走行不能に保
持できるストッパ付きのキャスタ8の取り付け軸8aが
嵌入固定される取付孔9とが一体成形されてなる。上記
第1の挿入部5と第2の挿入部6はほぼ直角に配置さ
れ、それによって長尺杆2と短尺杆3とを矩形枠状に連
結できるようになっている。なお、各挿入部5、6に挿
入された長尺杆2と短尺杆3との端部はねじ10によっ
て固定されている。
【0021】上記ベ−スフレ−ム1には上述した上下駆
動機構11が設けられる。この上下駆動機構11は図1
に示すように駆動源12を有する。この駆動源12には
駆動軸13が取り付けられ、この駆動軸13は上記駆動
源12によって軸方向に進退駆動されるようになってい
る。
【0022】上記駆動軸13の先端は連動杆14の中途
部に第1のブラケット15を介して枢着されている。上
記連動杆14の一端と他端はそれぞれ回転軸16a,1
6bの中途部に設けられた第1のア−ム17に枢着され
ている。一方の第1のア−ム17の中途部には回転軸1
6aの周方向に対して上記第1のア−ム17と所定の角
度で第2のブラケット18が設けられ、この第2のブラ
ケット18に上記駆動源12が回動自在に取り付けられ
ている。なお、他方の第1のア−ム17に対して上記連
動杆14の端部は連動部材20を介して枢着されてい
る。
【0023】一方の回転軸16aの両端部には第2のア
−ム19aの一端が固着され、他方の回転軸16bの両
端には第2のア−ム19bの中途部が固着されている。
各第2のア−ム19a、19bの他端には図5に示すよ
うに支軸21が設けられ、この支軸21は上記第1の連
結部材4に形成された取付部7の溝部7aに挿入されて
回転自在に支持されている。上記支軸21は、上記取付
部7の開放端部に上記溝部7aを横切る方向に設けられ
たストッパピン22によって上記溝部7aから抜出する
のが阻止されている。
【0024】上記構成の上下駆動機構11によれば、駆
動源12が作動して駆動軸13が突出方向に駆動される
と、連動杆14が図1に矢印で示す方向に移動するか
ら、それによって一対の回転軸16a、16bが同図に
矢印で示す時計方向に回転する。回転軸16a、16b
が回転すれば、その回転に上記第2のア−ム19が連動
するようになっている。
【0025】上記ベ−スフレ−ム1の上方には上記上下
駆動機構11によって上下駆動される上下フレ−ム31
が配置されている。この上下フレ−ム31は上記ベ−ス
フレ−ム1と同様、2本の長尺杆32と短尺杆33とを
矩形枠状に配置し、それらの隣り合う端部を第2の連結
部材34によって連結して形成されている。
【0026】上記第2の連結部材34は、図8に示すよ
うに上部材35aと下部材35bとに分割された矩形枠
状をなしていて、これらの部材35a、35bをねじな
どで接合固定することで形成されている。この第2の連
結部材34には長尺杆32が挿入される第1の挿入部3
6と、この第1の挿入部36に対して直交し、上記短尺
杆33が挿入される第2の挿入部37とが形成されてい
る。
【0027】上記構成の第2の連結部材34は上下フレ
−ム31の幅方向両側に突出していて、その突出端部に
はボ−ド体としてのヘッドボ−ド柵37とフットボ−ド
柵38(図3に示す)との下端部が鍔付きのキャップ3
9aを介して挿入保持される保持部としての保持孔39
が形成されている。つまり、上下フレ−ム31の幅方向
両側に設けられた一対の第2の連結部材34の保持孔3
9に上記各ボ−ド柵37、38の幅方向両端の下端部が
挿入保持されるようになっている。
【0028】図1に示すように、上記上下フレ−ム31
の長尺杆32の長手方向両端部内面にはそれぞれ第3の
ブラケット41が垂設されている。各第3のブラケット
41には図7に示すように通孔41aが穿設され、この
通孔41aには押え板42の一側面に突設された支軸4
3が挿入されている。この支軸43は上記一方の回転軸
16aの端部に形成された支持孔44および他方の回転
軸16bの他端に設けられた管部材46の支持孔47に
挿入され、上記回転軸16a、16bを回転自在に支持
している。
【0029】上記押え板42は上記第3のブラケット4
1にねじ45によって固定される。なお、第3のブラケ
ット41の下端には接合された押え板42の下端部に係
合するL字状の係合片41bが形成されている。
【0030】上記上下フレ−ム31には背上げ駆動機構
51が設けられている。この背上げ駆動機構51は一側
に駆動モ−タ52が設けられた長尺なボックス53を有
する。このボックス53の長手方向一端には第1の回転
軸54が設けられ、他端には第2の回転軸55が設けら
れている。上記ボックス53内には、上記駆動モ−タ5
2の回転を上記第1の回転軸54に伝達する動力伝達機
構(図示せず)が内蔵されている。上記駆動モ−タ52
が作動することで、上記第1の回転軸54は図1と図1
1(a)に矢印で示すよう反時計方向に回転するように
なっている。
【0031】上記第1の回転軸54の両端部には一対の
第1の起上ア−ム56の一端が固着され、上記第2の回
転軸55の両端部には一対の第2の起上ア−ム57の一
端が固着されている。第1の起上ア−ムの他端部には2
つのロ−ラ58が所定間隔で回転自在に設けられ、第2
のア−ム57の他端には1つのロ−ラ58が回転自在に
設けられている。
【0032】上記第1の回転軸54の回転は動力切換機
構61によって上記第2の回転軸55に選択的に伝達で
きるようになっている。この動力伝達機構61は図11
乃至図13に示すように断面コ字状をなし、内部を挿入
部62aとした第1のリンク62を有する。この第1の
リンク62の一端は上記第1の回転軸54の一端部に設
けられたブラケット63に回動自在に枢着されている。
【0033】上記第1のリンク62の他端部にはその両
側壁を貫通した貫通孔64が穿設されているとともに、
この貫通孔64の周囲には長溝65aと周方向に90度
の間隔で一対の係合孔65bとが形成されている。上記
長溝65aと係合孔65bとは、第1のリンク62の一
側壁と他側壁とでは上記長溝65aは上記貫通孔64の
周方向に90度角度をずらして形成され、上記係合孔6
5bは同じ位置に形成されている。
【0034】上記第1のリンク62の挿入部62aに
は、一端部を上記第2の回転軸55の一端部にブラケッ
ト63を介して枢着された第2のリンク66の他端部が
挿入されている。この第2のリンク66の他端部にはス
ライド孔67が長手方向に沿って形成されている。この
スライド孔67の一端部には大径部67aが形成されて
いる。
【0035】なお、第1のリンク62の一側壁には挿入
部62aに挿入された第1のリンク66の他端部が下方
へ抜出するのを阻止する折曲片62bが形成されてい
る。上記第1のリンク62と第2のリンク66は断面形
状が偏平に形成されたコマ68によって連結されてい
る。つまり、上記コマ68は上記第1のリンク62の貫
通孔64と、第2のリンク66のスライド孔67とに跨
がって挿通されている。このコマ68の短い方向径は上
記スライド孔67の幅寸法よりもわずかに小さく設定さ
れ、長い方の径は上記大径部67aの幅寸法とほぼ同じ
に設定されている。したがって、上記コマ68は上記大
径部67aで回転させることができるようになってい
る。上記コマ68の両端部は上記第1のリンク62の両
側壁外面から突出し、その突出端部にはそれぞれ合成樹
脂によって成形されたレバ−69がねじ71によって固
定されている。各レバ−69の内面には上記長溝65a
にスライド自在に係合した第1の突起72と、上記レバ
−69の回転角度に応じて一対の係合孔65bに選択的
に係合する円錐状の第2の突起73とが設けられてい
る。第2の突起73は上記レバ−69に切欠き74を入
れることで、上記係合孔65bに弾性的に係脱できるよ
うになっている。
【0036】上記コマ68が上記スライド孔67の大径
部67aに位置するとき、上記レバ−69は上記第1の
突起72が長溝65aに沿って移動可能な90度の範囲
で回転させることができる。レバ−69がほぼ水平な状
態にあるとき、上記コマ68はスライド孔67へスライ
ドできない。そのため、その状態では第1のリンク62
に対して第2のリンク66が上記コマ68によってスラ
イド不能となっている。この状態を動力切換機構61の
ロック状態とする。
【0037】上記レバ−69を水平な状態からほぼ垂直
な状態へ90度回転させると、上記コマ68が上記スラ
イド孔67へスライドできる状態となる。したがって、
第1のリンク62に対して上記第2のリンク66が上記
コマ68とともにスライド可能となる。この状態を動力
切換機構61の解除状態とする。ロック状態と解除状態
とにおいて、第2の突起73が一対の係合孔65bの一
方に弾性的に係合して上記レバ−69が回動不能に保持
される。
【0038】ロック状態において、上記背上げ駆動機構
51が作動してその第1の回転軸54が回転されると、
その回転が動力切換機構61の第1のリンク62と第2
のリンク66を介して第2の回転軸55に伝達されるか
ら、この第2の回転軸55が連動するようになってい
る。
【0039】解除状態においては、第1の回転軸54が
回転して第1のリンク62がスライドすると、そのスラ
イドによってコマ68がスライド孔67をスライドする
ことで、第1のリンク62の動きが第2のリンク66に
伝達されないから、第2の回転軸55は回転しない。つ
まり、上記動力伝達機構61は、第1の回転軸54の回
転を上記第2の回転軸55に伝達したり、遮断できるよ
うになっている。
【0040】上記第1の回転軸54と第2の回転軸55
との両端部は上記上下フレ−ム31の一対の長尺杆32
の中途部にそれぞれ2つずつ設けられた受け部75に回
転自在に支持されている。この受け部75は図10
(a)に示すサイドブラケット76を有する。このサイ
ドブラケット76は板材を断面形状がほぼコ字状に曲成
してなり、上下フレ−ム31の内方へ膨出した膨出部7
7を有する。この膨出部77にはその上面と側面とに開
放した係合部78が形成されている。
【0041】上記係合部78にはU字状の軸受部79a
が形成されたブッシュ部材79が係着されている。つま
り、ブッシュ部材79の裏面側には図10(b)に示す
ように上記軸受部79aに沿って鍔81が設けられ、こ
の鍔81を上記係合部78の側面に係合させることで、
上記ブッシュ部材79が上記膨出部77に取り付けられ
ている。そして、ブッシュ部材79の軸受部79aに上
記第1、第2の回転軸54、55の端部が回転自在に係
合保持されている。
【0042】上記軸受部79aに保持された各回転軸5
4、55の端部は、上記膨出部77の上面に弾性的に装
着されるクリップ82によって上記軸受部79aから外
れるのが阻止されている。それによって、上記背上げ機
構51が上記上下フレ−ム31に取り付けられている。
【0043】さらに、上記上下フレ−ム31の一対の長
尺杆32の中途部には図4に示すように側柵83を保持
するための一対の保持部材85が設けられている。この
保持部材85は、図9に示すようにほぼへの字状に屈曲
された上部材86と、この上部材86に一端をピン88
によって回動自在に連結された同じくへの字状の下部材
87と、これらの部材を接合状態で固定するねじ89と
からなる。
【0044】上記上部材86と下部材87との一端部の
接合面間には上記長尺杆32を挟持固定するための凹状
の挟持部86a、87aが形成されている。つまり、保
持部材85は上記長尺杆32を挟持して取り付けられて
いる。
【0045】上記保持部材85の下方に向かって屈曲し
た他端部には上部材86と下部材87とにわたって貫通
した保持孔91が形成されている。そして、この保持孔
91に上記側柵83の下端部に設けられた、小径な杆部
材83aが挿入されることで、上記側柵83が上下フレ
−ム31の側部に着脱自在に取り付けられている。
【0046】上記側柵83は図4に示すように下部がく
の字状に屈曲されている。それによって、への字状に屈
曲した保持部材85に対して上記側柵83の屈曲された
部分よりも上方の部分はほぼ垂直になる。
【0047】上記上下フレ−ム31の上面には床板体9
5が設けられている。この床板体95は図1と図2に示
すように上下フレ−ム31の長手方向に沿って5つの床
板部に分割されている。つまり、長手方向中央部分は上
記上下フレ−ム31に固定される固定床板部95aとな
っていて、この固定床板部95aの一端側には腰床板部
95bと背床板部95cとが順次回動自在に連結されて
いる。
【0048】上記固定床板部95aの他端側には第1の
脚床板部95dと第2の脚床板部95eとが順次回動自
在に連結されている。各床板部の互いに回動自在に連結
される端部は凹部96aと凸部96bとによって凹凸状
に形成されている。
【0049】それによって、上記各床部が背上げ駆動機
構51によって起上させられたときに、床板体95の上
面に載置されたマットレスMが緩やかに屈曲されるよう
になっている。
【0050】また、床板体95の各床部95a〜95e
には通気孔98が形成されているとともに、上面には長
手方向ほぼ全長にわたる凸条99が幅方向に所定間隔で
突設されている。
【0051】それによって、上記マットレスMは床板体
95の長手方向に対しては滑り易く、幅方向に対しては
滑りにくくなっているため、床部95b〜95eを起上
させると、マットレスMは凸条99に沿ってスライドす
る。そのため、床部95b〜95eの起上を円滑に行う
ことができる。
【0052】なお、床板体95の長手方向末端である、
第2の脚床板部95eの端部にはマットレスMの一端に
当接する板状のストッパ100が設けられている。この
ストッパ100は、背床板部95cが起上方向に回動さ
せられてマットレスMが屈曲したときに、このマットレ
スMが第2の脚床板部95e方向へスライドするのを阻
止するようになっている。つまり、マットレスMは背床
板部95cの方向へスライドするようになっている。
【0053】上記背上げ駆動機構51の第1の起上ア−
ム56に設けられた一対のロ−ラ58は上記床板体95
の背床板部95cの下面に設けられた図3に示すレ−ル
58aに係合し、第2の起上ア−ム56に設けられたロ
−ラ58は第1の脚床板部95dの下面に当接してい
る。
【0054】上記背上げ駆動機構51の第1の回転軸5
4が回転駆動されて第1の起上ア−ム56が上昇方向に
駆動されると、図3に示すようにそのロ−ラ58に押圧
されて背床板部95cが回動上昇し、この背床板部95
cの回動に腰床板部95bが連動する。それによって、
マットレスM上に仰臥した利用者は上半身が起こされる
ことになる。
【0055】上記第1の回転軸54の回転に動力切換機
構61によって第2の回転軸55を連動させると、第2
の起上ア−ム57が上昇方向に駆動されて第1の脚床板
部95dが回動上昇させられ、この回動に第2の脚床板
部95eが連動する。
【0056】上記第2の脚床板部95eの下面には線材
をコ字状に曲成した保持部材97の中途部が回動自在に
連結されている。この保持部材97の両端部は上記上下
フレ−ム31の長尺杆32に回動自在に連結されてい
る。したがって、上記第1の脚床板部95dの回動に連
動した第2の脚床板部59eは、第1の脚床板部95d
とでほぼへの字状になるよう上記保持部材97によって
保持される。
【0057】上記背上げ駆動機構51には、上記第1の
起上ア−ム56によって回動上昇させられた背床板部9
5cが急激に倒伏方向するのを阻止するダンパ機構10
1が設けられている。このダンパ機構101はガススプ
リング102を有する。このガススプリング102は図
11(b)、図14および図15に示すように一端が上
記第1の回転軸54に固着されたブラケット103に枢
着され、他端であるロッド102aの先端に設けられた
コ字状のコマ104は上記第2の回転軸55に回転自在
に取り付けられた連結具105に回動自在に連結されて
いる。上記ロッド102aは突出方向へのスライドはは
ほとんど抵抗がなく、没入方向へのスライドには抵抗を
呈する。
【0058】つまり、上記連結具105は、ねじ106
によって分解自在に結合された上部材105aと下部材
105bとからなり、これらの接合面間に上記第2の回
転軸55が回転自在に挿入される取付孔107が形成さ
れている。
【0059】上記上部材105aには一対の取付片10
8が平行に立設されていて、これら取付片108の間に
は上記コマ104の内部に入り込む断面コ字状の取付部
109が設けられている。
【0060】上記取付片108、取付部109および上
記コマ104にはそれぞれ通孔110が形成されてい
て、これらの通孔110に挿通された支軸111によっ
て上記コマ104が連結具105に連結されている。
【0061】上記連結具105に連結されたコマ104
は、わずかに回動することで、その中間部の内面104
aが取付部109の中間部外面105cに接合し、下端
面104bが上部材105aの上面105dに接合する
ようになっている。これらの接合によって連結具105
が第2の回転軸55の軸線方向にスライドするのが阻止
されているとともに、ロッド102aの進退に上記連結
具105が第2の回転軸55の軸心回りで回動するのを
阻止している。
【0062】したがって、動力伝達機構61を解除状態
にして背上げ駆動機構51を作動させ、第1の回転軸5
4だけを回動させると、第1の起上ア−ム56が上昇方
向に回動して背床板部95cを起上させる。このとき、
上記ダンパ機構101のガススプリング102はそのロ
ッド102aがほとんど抵抗なく突出方向にスライドす
る。
【0063】上記背床板部95cが起上した状態で、上
記第1の回転軸54がなんらかの原因で自由に回転でき
る状態になると、上記背床板部95cは利用者の荷重に
よって急激に倒伏方向へ回動しようとすることがある。
しかしながら、この場合、ガススプリング102のロッ
ド102aは没入方向のスライドに対して抵抗を呈する
から、上記背床板部95cが急激に倒伏するのを阻止す
ることになる。
【0064】また、動力伝達機構61をロック状態にし
て背上げ駆動機構51を作動させると、第1の回転軸5
4の回転に対してガススプリング102が連動するが、
そのロッド102aが連結された連結具105は第2の
回転軸55に対して回転しないから、上記第1の回転軸
54の回転が上記ガススプリング102を介して第2の
回転軸55に伝達されることがない。
【0065】つまり、背床板部95cの急激な倒伏を防
止するためにダンパ機構101を設けても、そのダンパ
機構101は上記動力伝達機構61が解除状態のとき
に、第1の回転軸54の回転を第2の回転軸55に伝え
るということがない。
【0066】上記構成のベッド装置によれば、ベ−スフ
レ−ム1は長尺杆2の端部と短尺杆3の端部とを第1の
連結部材4で連結して矩形枠状に形成した。つまり、上
記第1の連結部材4には第1の挿入部5と、第2の挿入
部6とが一体形成され、各挿入部5、6に長尺杆2と短
尺杆3との端部をそれぞれ挿入固定することで、矩形状
の上記ベ−スフレ−ム1が形成される。
【0067】そのため、上記ベ−スフレ−ム1の組み立
て作業は、各杆2、3を挿入部5、6に挿入固定するだ
けでよく、従来のように溶接作業を伴わないから、熟練
を要さずに容易に行うことができる。組み立て作業が容
易に行えれば、工場から分解状態で出荷し、購入者の自
宅などの設置場所で組み立てることができるから、出荷
時の荷姿を小さくし、運搬や横持ち作業などの取扱いを
容易化できる。
【0068】さらに、上記ベ−スフレ−ム1の第1の連
結部材4には上下駆動機構11の第2のア−ム19を取
り付ける取り付け部7やキャスタ8を取り付ける取付孔
9が上記第1、第2の挿入部5、6ととともに一体形成
されている。そのため、上記第2のア−ム19やキャス
タ8を取り付けるために、それ専用の部品を設ける必要
がなくなるから、部品点数の減少によるコストの低減や
組み立て作業の簡易化などを計ることができる。
【0069】上記ベ−スフレ−ム1だけでなく、上記上
下フレ−ム31も、長尺杆32と短尺杆33との端部
を、第2の連結部材34に形成された第1の挿入部36
と第2の挿入部37とに挿入固定することで、矩形枠状
に組み立てられている。
【0070】そのため、この上下フレ−ム31も従来の
ように溶接作業を伴わずに組み立てられるから、熟練を
要さずに容易に組み立てることができる。それによっ
て、工場から分解状態で出荷し、設置場所で組み立てる
ことが可能となるから、出荷時の荷姿を小さくし、運搬
や横持ち作業などの取扱いを容易化できる。
【0071】さらに、上記第2の連結部材34にはヘッ
ドボ−ド柵37とフットボ−ド柵38とを取り付けるた
めの保持孔39が一体形成されている。そのため、上記
各ボ−ド柵37、38を取り付けるためにそれ専用の部
品を必要としないため、部品点数の減少による構成の簡
略化やコストの低減を計ることができる。
【0072】一方、上記上下フレ−ム31には背上げ駆
動機構51が設けられ、この背上げ駆動機構51によっ
て第1の起上ア−ム56と第2の起上ア−ム57とを起
上方向に駆動し、床板体95の背床板部95cと腰床板
部95bおよび第1、第2の脚床板部95d、95eを
それぞれ起上方向に駆動できるようにしている。
【0073】上記背上駆動機構51には動力切換機構6
1が設けられ、そのレバ−69を操作することで、駆動
モ−タ52の動力を第2の起上ア−ム57に対して伝達
したり、遮断することができる。
【0074】そのため、マットレスM上に仰臥した利用
者が上半身だけを起こし、脚を屈曲させたくない場合に
は、動力伝達機構61のレバ−69を操作し、コマ68
をスライド孔67をスライドできる状態とすることで、
駆動モ−タ52の動力が上記第2の起上ア−ム57へ伝
わるのを遮断する。それによって、第1の起上ア−ム5
6だけが作動し、第2の起上ア−ム57が作動するのを
阻止できるから、上記第1の起上ア−ム56によって背
床板部95cとこれに連動する腰床板部95bだけを起
上させ、利用者の上半身を起こすことができる。
【0075】利用者が上半身を起こすとともに、脚を屈
曲させたい場合には、上記動力伝達機構61のレバ−6
9を操作し、コマ68をスライド孔67へスライドしな
いよう、大径部67aで90度回転させれば、第1のリ
ンク62の動きに第2のリンク66を連動させることが
できるから、駆動モ−タ52の動力を第1の起上ア−ム
56だけでなく、第2の起上ア−ム57へも伝達するこ
とができる。
【0076】第2の起上ア−ム57が駆動されれば、第
1の脚床板部95dが起上し、それに第2の脚床板部9
5eが連動して、これら床板部がほぼへの字状に屈曲す
るから、利用者の脚部もほぼへの字状に屈曲される。そ
れによって、利用者は上半身が起こされたときに、屈曲
された脚部によって身体が前方へずれ動くのを阻止する
ことができる。
【0077】さらに、床板体95の各床板部95a〜9
5eには長手方向に沿う凸条99を幅方向に所定間隔で
設け、床板体95上に載置されるマットレスMが長手方
向に滑り易いようにしている。そのため、たとえば背床
板部95cを起上させたとき、その起上によって屈曲さ
れるマットレスMは上記背床板部95に対して円滑にス
ライドするから、起上時に上下駆動機構51に加わる負
荷を増大させることがないばかりか、マットレスMが床
板体95の上面から浮き上がるように屈曲するというこ
ともない。
【0078】しかも、上記凸条99によってマットレス
Mが床板体95の幅方向にずれ動くのが阻止されるか
ら、床板体95の各床板部の起伏を繰り返し行っても、
マットレスMが床板体95の幅方向に大きくずれるとい
うことがほとんどない。
【0079】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、ベ−スフレ−ムと、このベ−スフレ−ム上に設けら
れ上下駆動機構によって上下駆動される上下フレ−ムを
有するベッド装置において、上記ベ−スフレ−ムと上下
フレ−ムとの少なくとも一方のフレ−ムは、矩形枠状に
配設される4本の杆状部材と、隣り合う2本の杆状部材
の一方の端部が挿入固定される第1の挿入部および他方
の端部が挿入固定される第2の挿入部とが一体形成され
た連結部材とから構成した。
【0080】そのため、上記フレ−ムは連結部材の挿入
部に杆状部材の端部を挿入固定することで組み立てるこ
とができ、従来のように熟練を要する溶接作業が不要と
なるから、組立作業性の向上を計ることができる。
【0081】しかも、上記構成のフレ−ムであれば、設
置場所で容易に組み立てることができる。そのため、工
場からは分解状態で出荷することができるから、出荷時
の荷姿を小さくして取扱いの容易化が計れる。
【0082】請求項2の発明によれば、上記ベ−スフレ
−ムの連結部材に、上下駆動機構の上記上下フレ−ムを
上下駆動するためのア−ムを回動自在に取り付ける取り
付け部を一体に設けた。そのため、上記ア−ムを取り付
けるために専用の部品を用いずにすむから、部品点数を
低減することができる。
【0083】請求項3の発明によれば、上下フレ−ムの
連結部材にヘッドボ−ドやフットボ−ドなどのボ−ド体
を保持するための保持部を一体に形成した。そのため、
上記ボ−ド体を保持するための専用の部品が不要となる
から、部品点数を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の全体構成を示す分解斜
視図。
【図2】同じく平面図。
【図3】同じく正面図。
【図4】同じく側面図。
【図5】同じく第1の連結部材の平面図。
【図6】同じく第1の連結部材の斜視図。
【図7】同じく上下駆動機構と上下フレ−ムとの連結構
造の分解斜視図。
【図8】同じく第2の連結部材の分解斜視図。
【図9】同じく上下フレ−ムに側柵を保持するための保
持部材の断面図。
【図10】(a)は同じく背上げ駆動機構の回転軸を上
下フレ−ムに取り付ける受け部の斜視図、(b)は同じ
く回転軸を回転自在に支持するブッシュの背面図。
【図11】(a)は同じく背上げ駆動機構の正面図、
(b)は同じく平面図。
【図12】(a)は同じく動力伝達機構の一部断面した
平面図、(b)は同じく図12(a)のA−A線に沿う
断面図、(c)は同じく第1のリンクの正面図。
【図13】同じく動力伝達機構の分解斜視図。
【図14】同じくダンパ機構の連結具の斜視図。
【図15】同じくダンパ機構の連結具の断面図。
【符号の説明】
1…ベ−スフレ−ム、 5、36…第1の挿入部、 6、37…第2の挿入部、7…取り付け部、 11…上下駆動機構、 2、32…長尺杆(杆状部材)、 3、33…短尺杆(杆状部材)、 4…第1の連結部材、 19…ア−ム、 31…上下フレ−ム、 34…第2の連結部材、 37…ヘッドボ−ド柵(ボ−ド体)、 38…フットボ−ド柵(ボ−ド体)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61G 7/012 A47C 19/00 A47C 19/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベ−スフレ−ムと、 このベ−スフレ−ムに設けられ上下駆動機構によって上
    下駆動される上下フレ−ムと、 この上下フレ−ムに設けられた床板体とを備え、上記上下駆動機構は回動駆動されて上記上下フレ−ムを
    上下動させるア−ムを有し、上記ベ−スフレ−ムは矩形
    枠状に配設される4本の杆状部材と、隣り合う2本の杆
    状部材の一方の端部が挿入固定される第1の挿入部およ
    び他方の端部が挿入固定される第2の挿入部とが一体形
    成された第1の連結部材とから構成されていて、この第
    1の連結部材には上記ア−ムを回動自在に取り付ける取
    り付け部が一体形成されている ことを特徴とするベッド
    装置。
  2. 【請求項2】 上記取り付け部には上端に開放した溝部
    が設けられ、この溝部には上記アームの端部に設けられ
    た支軸が回転自在に挿入され、この支軸は上記取り付け
    部の端部に上記溝部を横切る方向に設けられたストッパ
    ピンによって上記溝部から抜出するのが阻止されている
    ことを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
  3. 【請求項3】 上記上下フレ−ムは、矩形枠状に配設さ
    れる4本の杆状部材と、隣り合う2本の杆状部材の一方
    の端部が挿入固定される第1の挿入部および他方の端部
    が挿入固定される第2の挿入部とが一体形成された第2
    の連結部材とから構成されていて、この第2の連結部材
    にはボ−ド体を保持するための保持部が一体形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のベッド装置。
  4. 【請求項4】 上記第2の連結部材は、矩形枠状をなし
    た上部材と下部材とを接合固定してなり、上記第1の挿
    入部と第2の挿入部とは上記連結部材に直交して形成さ
    れているとともに、上記第2の連結部材の一部は上記上
    下フレームの幅方向外方に突出し、その突出部分には上
    記保持部が設けられていることを特徴とする請求項3記
    載のベッド装置。
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