JP3343183B2 - 還流式及び吸引式掃除機 - Google Patents

還流式及び吸引式掃除機

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JP3343183B2
JP3343183B2 JP28530995A JP28530995A JP3343183B2 JP 3343183 B2 JP3343183 B2 JP 3343183B2 JP 28530995 A JP28530995 A JP 28530995A JP 28530995 A JP28530995 A JP 28530995A JP 3343183 B2 JP3343183 B2 JP 3343183B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はファンモータを用
いた電気掃除機の分野に属し、吸引式掃除機又はファン
モータ後流エネルギーを再利用する還流式掃除機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気掃除機においてファンモータ後流エ
ネルギーを再利用する方法は従来多数提案され本発明者
も特公平7−44911、特公平7−24643、その
他で提案して来た。しかし何れも原理的な提案にとどま
っているものが多く、実験的実証を伴なったものは本発
明者による上記特公平7−24643に述べられたJI
S溝砂除去試験以外に見あたらない。
【0003】一方に於て掃除機には実用上多数の項目に
わたる必要性能があり、その全てを満足せねばならな
い。その項目を列挙すると、小型・軽量・省電力・ノズ
ル巾・溝砂除去・じゅうたん砂除去・薄物非吸着・静音
・糸ゴミ−壁際砂除去・豆−米−コイン−小金物の除去
・走行性・大型ゴミ・畳表下ダスト・昇温・フィルタの
ゴミ集積による劣化・各種交換ノズル・還流ジェットに
よる砂の吹き出しのなきこと・低排気・段差乗り越等々
である。還流式掃除機が溝砂除去以外においても此等必
要性能を全て満足し得ることを実証した例はない。此等
性能は相互に相反する技術対策を必要とする場合もあ
る。したがって適切なバランス点を見出し得るか否かも
一つの問題点である。
【0004】図8、図9は、従来の還流式ヘッドの概略
の断面図で、吸引気管と還流気管との構成を示す。両図
において同一機能を有する部分には同一の符号を付して
いる。図において1は吸気管、2は還流管、3Fは前方
吸引ノズル、3Bは後方吸引ノズル、4は還流気の噴出
口、5Fは前方掃除室、5Bは後方掃除室である。図8
A、図9Aでは吸気管1及び還流管2が夫々分離した独
立気管の例であり、図8B、図9Bでは一管を他の気管
の内部に設ける2重気管の例である。寸法の大きなゴミ
を吸引する場合を考えると、内部が吸引管、外部が還流
管であることが望ましい。しかし実用的な製作技術を考
慮すると、2重気管よりも独立した双気管(TWIN
HORSE)の方が望ましい。
【0005】内吹外吸の前後対称配列ヘッドにあって
は、ジェット部前の掃除空間の吸引管への連結にあたり
大別して図8A、Bに示す二つの方法が提示されてい
る。第1は図8Aに示すもので、還流気管2は左右(紙
面に垂直)に長いジェット前室6に接続され、ジェット
前室に噴出口4を有するジェット部7が接続される。ジ
ェット部前方の掃除空間5Fはジェット前室、更にはジ
ェット前室5F上方の空間よりなる吸引前室19を経由
して吸引管1に連通する。二重気管と結合すると図8B
図の如く内吹外吸となり望ましくない。図8Aの形式は
前述の特公平7−24643号等に例示される。
【0008】第2は図9に示すもので、図9Aは左右に
長い前方吸引前室5F、及び後方吸引前室5Bの左右ほ
ぼ中央に吸引管1F,1Bが夫々付設され、ヘッド外で
合流して1本の吸引管1となる。二重管方式とすると図
9・Bの如くなるが、やはり二重管は内吹外吸とせざる
を得ず望ましくない。即ち図8・B,図9・Bでは体積
の大きなゴミが吸引管を通過し得ない欠点をもつ。次に
図8Aの問題点は、前方掃除室で吸引された高密度ゴミ
(貨幣・金属小物・豆等)が吸引気流で上昇して、ジェ
ット前室の上部を通過することが実際上困難である点に
ある。
【0009】又、図9Aの問題点は2本に別れた吸引管
の径が夫々の必要流速を保つには小となり、大寸法ゴミ
の吸引に適しないこと、2本に分れた吸引管を1本に合
流する連結部の必要なことと、それ等吸引管の実用的な
設置法が見当らないことである。また、左右に長いジェ
ット部をヘッド前後巾のほぼ中間に有する横長還流式ヘ
ッドは、その左右端において、構造上ジェット部を端ま
で延伸することは困難である。そのため、ヘッド左右端
付近における掃除力が低下する問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、上記従来の
還流式ヘッドの問題点を解消し、掃除空間での早い流速
が得られ大型ゴミを吸引することのできる還流式ヘッド
を提供することを目的とする
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、ファンモータのファンの後流を掃除ヘッドに
配設したジェット噴出口に還流する還流式電気掃除機に
おいて、前記掃除ヘッドは左右方向のほぼ中央部に吸気
口を備え左右に延出した空間を有する横長な掃除ヘッド
とし、前記左右に延出した空間には掃除ヘッドの前後巾
のほぼ中間位置で掃除ヘッド下面に設けた噴出口を有す
る左右に長いスリット状のジェット噴出口を配置し、該
ジェット噴出口と連通して前記還流を一時的に貯留して
ジェット流速分布を左右方向でほぼ均一とするためのジ
ェット前室を前記掃除ヘッド内に配置し、前記ファンの
後流をほぼ二分して、前記ジェット前室のほぼ左右両端
付近に給気することを特徴とするので掃除ヘッドの前
後巾のほぼ中間位置で掃除ヘッド下面に設けた噴出口か
ら高い還流率の還流を噴出してもヘッド周辺を吸引モー
ドに保つことができてファン後流のエネルギーを掃除に
有効に利用することができる。更に、前記ファンの後流
をほぼ二分して、前記ジェット前室のほぼ左右両端付近
に給気することにより吸引力の弱い掃除ヘッドの左右端
部においても還流の噴出により掃除効率を補償すること
できる
【0012】更に本発明は、前記ファンモータのファン
の後流を前記ジェット噴出口へ連通する還流流路ヘ接続
し、外気からの吸入孔(509)から吸入し、前記ファ
ンモータのモータの回転子、固定子の間隙を通過し外気
への放出口(510)を介して外部に連通する前記還流
流路とは気流的に遮断された冷却流路を備え、該冷却流
路に前記モータの回転軸に軸支する冷却用ファンを設け
ることを特徴とするので、ファンモータの過熱を防止し
て還流率を高めることができ、ファン後流のエネルギー
を有効に掃除に利用することができる。
【0013】更に本発明は、前記ファンモータのファン
の後流を、前記ジェット噴出口へ連通する還流流路と、
前記ファンモータのモータを冷却して外部に連通する前
記還流流路と分離した冷却流路とに分流し、前記ファァ
ンモータのファン後流の還流率を85%以下60%以上
とすることを特徴とするので、ファン後流の15〜40
%を冷却流路に分流することができファンモータのモー
タを有効に冷却することができる
【0014】
【発明の実施の形態】本発明者は入力電力500Wのフ
ァンモータでジェット還流式掃除機を試作し、入力10
00Wのファンモータの吸引式掃除機と比較し、全ての
項目で同等以上の成果が得られることを実証した。本発
明はその時に行われた創意工夫に基づくものである。
【0015】以下に本発明の一実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は、本発明に係る横長還流式
ヘッドの構造を示す図である。図1Aは上面図で、右端
は図1CのZ3 レベルでの水平断面図となっている。図
1Cは図1AのY1 における垂直断面図で、図1Bは図
1Cの上部構造体16を除いた下部の上面図で、ゴム質
体18(ジェット部7、水平弾性部8、衝突緩和バンパ
ー9よりなる)の上面が見えている。17は下部構造体
15及びゴム質体18の開口で、上部吸引前室19に連
通する。
【0016】右端はZ2 レベルでゴム質18を切断し
た下部15の上面を示している。左端はZ1 レベルでの
水平断面図で、ジェット部7Lの断面、前輪13Lの断
面、下部フランジ11が見えている。1は吸引管、2
(2R,2L)は還流管、3F,3Bは夫々前方及び後
方吸引口、4はジェット噴出口、7はスリット状ジェッ
ト部、8はジェット部7(7R,7L)の上下変位や下
端の前後傾動を許しつつ弾性的に且つ気密を保ちつつジ
ェット部を支持する水平弾性部、9はバンパーであり、
図示の形態においては、ジェット部7,水平弾性部8,
バンパー9は全て一体的にゴム質体18として作られて
いる。これらジェット部7,水平弾性部8,バンパー9
それぞれ別体として形成されてもよく、ジェット部7
は硬質材であってもよく、水平弾性部8は板バネ等であ
ってもよい。図示の形態ではジェット前室の正圧によ
り、常に水平弾性部8は下方に下部構造体15の天井に
押されており、水平弾性体8自体の弾性保持力を補佐し
ている。
【0017】ジェット部7の下端のジェット噴出口4は
左右に細長いスリット状開口であるが、勿論円形・矩形
等の左右に短かい開口の列であってもよい。ジェット部
7がゴム質の場合は、スリット巾を一定に保つため、ス
リットの左右方向の数ケ所に左右に短かいスペーサー2
04(図2D)を設けるとよい。ヘッド外囲側壁の下
端、即ち図1Cで、下部構造体15の下端にはフランジ
11が内側に設けられ、ジェットの噴出口4からの噴出
気流が、ヘッド外に吹き出すのを防止する。フランジ1
1の先端の床面Fからの高さは通常0.5〜2mm位と
される。フランジ11が内向しているので、ジェット流
の中、この部分に向う流れはフランジ11の先端で上下
に振り分けられ吹き出しに向うジェット流が低下し、外
気からのフランジ11下面での吸引流で打ち消される。
フランジ11の下面は外囲下端基準面で、床面Fからの
高さがhp である。
【0018】ジェット噴出口4の下端は図中10に示す
如く、噴出口4より離れるにつれてゆるやかに上方に傾
斜するフランジ部を前後に有している。このフランジ部
のゆるやかなスロープはじゅうたんの掃除時にジェット
部下端がじゅうたんの毛の中にメリ込むのを防ぎ、ヘッ
ドを前後に移動走査して掃除する時に、じゅうたんの毛
を徐々に倒してジェット部の下を容易に通過させること
により、移動抵抗を減少することができる。
【0019】さて図3は、ジェット噴出口4の下端
は、外囲下端基準面レベルhp よりも下に床面Fにほと
んど接する位突出している。ジェット噴出口4の下端の
床上高hj について、在来の概念を超えて、床との接触
を恐れずにほとんど床面に接する低さまで種々のhj
対する掃除能力のデータをとった所、大部分hpより下
でほとんど床面に近い所に最適のhj があった。特にJ
IS溝砂試験ではその効果が顕著であった。しかしなが
、一方においてジェット噴出口4の下端面がヘッド外
囲下端基準面より下方とする配列はジェット噴出口4の
下端が、床面の凸部に接触する危険性を生じ、床、又は
ジェット部7が損傷する危険がある。
【0020】ジェット噴出口4の下端面が床や障害物に
接触した場合、ジェット部7はゴム質であるため上方に
変位又は前後に傾動して、接触圧を下げ破損を防止す
る。図2A、Bは何れもジェット部7が硬質のプラスチ
ック等で作られた場合で、図2Aではジェット部7が板
バネ201とネジ202により下部構造体15の天井に
押しつけられておりジェット噴出口4の床面接触で、ジ
ェット部7が矢印で示すように上に押し上げられる。図
2Bは、硬質のジェット部7と下部構造体15の天井
が、円筒状摺動面203で結合されておりジェット噴出
口4の床面接触でジェット部7が円筒軸を中心として矢
印で示すように前後に傾動する。
【0021】図2C,Dはジェット部7の一部がゴム質
弾性体(図中、点々部)よりなり、その弾性部が変形する
ことにより、ジェット噴出口4の床面接触時、図2Cで
は硬質のジェット部7が矢印で示すように上下に変位
し、図2Dでは弾性材のジェット部7のジェット噴出口
4が矢印で示すように前後上下に傾動する。この場合先
端のジェット噴出口4が変形しやすいので、特定スリッ
ト巾を確保するためにスペーサー204が設けられる。
図2Eに示すようにジェット部7を左右方向に複数のブ
ロック7−1〜7−4に分割して、床に接したブロック
のみが局所的に上下変位又は傾動するように構成しても
よい図において201−1〜201−4は各ブロック
毎に設けられた板バネで下部構造体15の天井に押しつ
けられる。
【0022】図1に示す実施の形態においては、上部構
造体16と下部構造体15に大別され、その中間にゴム
質体18が挟まれ、ラ印で示すネジで一体に緊締され
る。上部構造16とゴム質体18とはジェット前室6を
形成している。下部構造15の天井の前後巾のほぼ中間
に左右に長い開口が設けられ、その開口部にゴム質体1
8に一体的に設けられたジェット部7が下方へ突出的に
挿入されている。ジェット前室6へはヘッド左右端に近
い場所で図1Aの如く還流管2R・2Lが接続され、フ
ァン後流が導入され一時貯溜された後、ジェット部7を
経由してそのジェット噴出口4からジェットとして噴出
される。その噴出流とフランジ11の下面より吸引した
外気とは形成される掃除空間5F,5B内を吸引管1に
導びかれる。
【0023】ジェット前室6は左6L,右6Rに二分割
され、中央に吸引管1に連通する吸引前室19が設けら
れ、ジェット前室6Lと吸引前室19、ジェット前室6
Rと吸引前室19とは隔壁により気流的に遮断される
(図1A)。図1・Bに示す如くゴム質体18のジェッ
ト部7は同じく7L,7Rに左右に二分割される。ゴム
質体18及び下部構造体15の天井の左右ほぼ中央に、
上記吸引前室19と連通する大面積の開口17が設けら
れる。ジェット部7R,7Lに対応する夫々の前後の掃
除室5F・5Bの気流は何等の妨害なくこの開孔17よ
り吸引前室19へ、更に吸引管1へと直結的に吸引され
る。
【0024】このようにして掃除室5F・5Bの気流速
度を大きな値とすることができ、掃除力を高め、且つ開
口17、吸引管1を通過可能な大型ゴミは、ヘッドをリ
フトして開口17の下に誘引できれば吸引除去すること
ができる。開口17及び吸引前室19の気流断面積は吸
引管1の断面積の0.5〜2.0倍程度、できればほぼ
等しいことが望ましい。
【0025】図1において、12F、12Bは下部構造体
15の前側壁及び後側壁であって、図1Bに示す如く内
側に張り出すようにされ、吸引前室19に連通する下部
吸引前室の前後巾が狭くされ、夫々の掃除室5F、5B流
入した気流の流速が低下しないようにされる。これは掃
除室5F、5Bの高速気流に運ばれたダストが下部吸引室
で脱落しないようにするためである。12Fには床面セ
ンサーを、12Bには車輪を組みこむことができる。主
要部材15,16、18は何れも射出成形や圧縮成形等
で別々に作ることができ量産性に優れ安価とすることが
できる。下部構造体15のフランジ11は若干型を複雑
化するが、場合によっては更に下部構造体15を2層に
分割し天井と側壁部、フランジと側壁部に分けて製造す
ることにより型抜を容易とすることもできる。
【0026】還流を二分してジェット前室のほぼ左右両
端付近に給気する構造は、中央で左右に分割されない構
造、例えば図8、図9に示す構造においても同様に適用
できる。図1において還流管2L、2Rがジェット前室6
L、6Rの夫々左右端に近い部分に接続される。このよう
にすると、還流管2L、2Rより導入された気流は、一時
的にジェット前室6L、6Rに貯えられほぼ均一圧となっ
てジェット部7に印加され、噴出口4をでるジェット流
速分布は左右方向でほぼ均一となるが、還流管接続部付
近では若干圧力が高く噴出流速を大きくすることができ
る。ヘッド両端では吸引も弱く、掃除効率が低いが、そ
の両端での効率低下を補償することができる。
【0027】図3は掃除ヘッドの下部構造体15のフラ
ンジ11の水平端に薄物吸着防止用のマイクロチャンネ
ル301、302を設ける実施形態を示す。図3Aは正
面図、図3Bは図3AのY4垂直断面図でありマイクロ
チャンネルとは、掃除ヘッドが薄物を吸着した時、外気
と掃除室とを通気するための微小な複数の流路である
301は一般に洋服用のブラシと同等の切片でフランジ
11に図示の如く接着される。ブラシの毛先はヘッド内
側に向けられ、じゅうたん上の糸ゴミや、毛髪等が走査
時に掃除空間側に梳きとられるように又ゴミが内側に入
るようにされる。
【0028】以上の実施の形態では横長還流式ヘッド
ついて説明したが、前縁がほぼ直線状で、後縁の左右端
の前後巾や高さがやや狭く、中央の吸引前室付近で前後
巾や高さがやや広い、テーパー状のヘッド、又角を適宜
丸めた形状のヘッド等、及び本発明の概念による各種の
変形も本発明に含まれるものである。以上説明した具体
的な実証機の試作において、先ず問題となったのは還流
によるファンモータ冷却が不足する危険性であった。こ
れに対しては、特公平7−44911に示す還流率の低
下が有効であった。ヘッド周辺を吸込モードに保つため
と、冷却のためとに還流率は80〜70%程度とするこ
とが適当であった。
【0029】発明者による前記特公平7−44911で
は還流率を98%〜60%とした。その目的はヘッド周
辺を吸引モードに保ち、且つファンモータを冷却するた
めであるとした。即ち放出率2%〜40%に相当する放
出流量QE は外気に放出されるが、同じ流量QE の新し
い外気がヘッド周辺から新たに吸引されることがその原
理である。
【0030】今回の実証機試作において、放出率2%で
はヘッド周辺を弱吸引モードにすることは可能である
が、困難な技術的制約を伴なうことが判明した。即ち、
ジェット噴出の不均一性や、ジェット部の端付近の不均
一性、ヘッド外周側壁の不均一性(車輪・マイクロチャ
ネル壁・等)、及び掃除室内のジェット気流と吸引気流
との混合状況・混合比、等により、局所的にジェット気
流の外部吹き出し力が異なるため、この局所的バラツキ
を十分カバーして、ヘッド全周を吸込モードとするには
放出率10%(還流率90%)程度が必要であることが
判明した。
【0031】又、ヘッド周辺の綿ゴミ・紙ゴミ等で、ヘ
ッド外周(特に前縁)下端の床面上高hf よりも寸法的
に大きいが、変形可能なため、吸引によってhf を通過
し得るようなゴミを、大ゴミモードとして前縁をリフト
することなく、正規モード(還流)のままヘッド内に吸
引掃除するためには、更にヘッド周辺の吸引力を高め中
吸引モードとする必要性が見出された。又、ファンモー
タ捲線温度を、入力電圧110V,ゴミ袋のゴミ集積量
満杯、且つ外囲温度が夏季35度の最悪条件に於て、安
全規格値(E種絶縁にて115度)以下に若干の余裕を
もって保ち、且つなるべく還流エネルギーを有効に利用
するためには、放出率は15〜40%(還流率85〜6
0%)程度が適当なことが判明した。即ち還流率を85
%以下60%以上とすることが好ましい。
【0032】還流式ヘッドにおいてファンモータの冷却
を充分なものとするためにはバイパス型ファンモータを
用いることが効果的である。バイパス型ファンモータの
代表的構造を図4Aに示して説明する。502はモータ
回転子・503はモータ固定子で、夫々には図示を省略
した捲線が捲かれている。一般にその回転軸に直結して
ゴミの吸引に用いる仕事用ファン501と冷却用ファン
517が設けられ高速で回転する。仕事用ファン501
は渦巻翼遠心型のものが多く、吸込口505から吸引さ
れた空気は翼片と遠心力とで加速・加圧されて周辺から
半径方向に放出され、周辺に設けられた流路504を経
由して出流口506から出力される。この流量QO が仕
事流である。一方この仕事流の流路とは気流的に遮断さ
れてモータ冷却流路(流量qc )が設けられる。qc
冷却用ファン517によって外気をモータの他端の穴5
09から吸入し、回転子502・固定子503の隙間を
通過し、捲線や鉄芯を冷却し放出口510から放出され
る。この様にQO がqc から分離されているため、QO
の温度上昇は自らの断熱圧縮によるもののみとなり僅か
となる。
【0033】このバイパス型ファンモータを還流方式掃
除機に用い、吸引及び還流用にこの仕事流QO を用いる
と、在来のダイレクト型ファンモータが吸引流QO を1
00%冷却に用いているため、ファン後流が著しく温度
上昇され、更に還流により繰り返し加熱される問題点を
解決することができる。しかしバイパス型は、構造複雑
で部品が多く、高価・大型となり、又、仕事流出力管の
方向が使用に不便、等の欠点がある。
【0034】試作実証機では、ファン後流の放出率20
〜30%で温度上昇は前述の最悪条件で許容安全範囲内
であったが、機器外皮の温度はなるべく低い方が使用者
の体感上望ましく、且つ還流の有効利用のためにも低い
放出率(高い還流率)でも温度の上昇の少ないことが望
ましいので、若干の欠点にかかわらずバイパス型の使用
を正当化する理由となっている。
【0035】在来のダイレクト型ファンモータの僅かな
改良で、バイパス型に近づけることにより、両者の利点
を併存し、両者の欠点を除くことができる。この実施形
態を図4Bに示す。図4Aとの差は、冷却ファン517
がない点で、渦巻翼遠心ファン501の周辺からの半径
方向出力流はq1 とq2 とに分流され、ファンケースに
設けた複数の穴507からはファン直接出力流q1 が出
力され、残りはモータを冷却して冷却出力流q2 が出力
される。(以下分流ダイレクト型と呼ぶ。)一方在来の
吸引型掃除機に用いられているものは所謂ダイレクト型
で、図4Bの穴507が塞がれている場合に相当し、全
量QO がモータを冷却して出力される。このため出力流
はモータ発熱により加熱される。分流ダイレクト型のq
2 は、q2 <QO 故、当然乍らダイレクト型出力流より
温度が高く、逆にq1 はほとんど温度上昇がない。
【0036】この分流ダイレクトファンモータを還流式
掃除機に使用するには図4Bの点線で示す流路とする。
冷却出力流q2 は直接出力流q1 と分離した流路512
を流れ分岐翼515を有する分流部で、放出流路514
(流量QE )と還流路513(流量q2R)に分かれる。
2Rはq1 と合流混合されて流量QR となり還流出力路
516から出力される。QO =q1 +q2 ,q2 =QE
+q2R,QR =q1 +q2Rである。
【0037】この方式の在来ダイレクト型と比較した利
点は、同一のQO ,QE ,に対してこの方式の方がQE
の温度が高く、外部へ放出する熱エネルギーが多く、還
流QRの温度がより低く、還流で繰返し循環されると、
入力流QO の温度が低く、よりモータからの熱除去が多
くなり、長時間平衡後のモータ捲線温度・循環流温度・
機器外皮温度がより低いことである。又分流ダイレクト
ファンモータは、在来のダイレクトファンモータに図4
Bで507に示す複数ケの穴を設けるだけであるから、
構造の簡易性・安価性は全く変らない。穴507の寸法
・ケ数・弁翼515の開度は最適に調整することができ
る。
【0038】還流式掃除機は、正常な還流モードでの運
転の他に、時として純吸引モードに切替える必要がある
ことは発明者の特公平7−24643にてヘッドが床か
ら離れたら、還流率を低下して強吸込モードとするか、
ヘッドの流量をOFFとするかの方式を提案している例
からも明らかである。試作の結果、実用上この切替えが
必要な主な場合は、(イ).大寸法ゴミをヘッド内に誘
引する大ゴミモード時にヘッド前縁をリフトする時、
(ロ).床面用ヘッドからの流路を外して、隙間ノズル
・棚用ノズル等の非床用ノズルを吸引ホースに接続した
時、(ハ).敷居等の段差を、本体を持上げることなく
ノズル前縁をリフトして押して越える時、(ニ)・本体
と共にノズルを空中に持ち上げて運搬する時であって、
掃除面種類に対応した細かな還流率の最適化はそれほど
重要でないことが判明した。(イ)と(ロ)は純吸引モ
ードとし、吸引力最大とすることが望ましく、夫々床面
センサー、吸引ホースセンサーで自動的に切換えられる
のが望ましい。(ハ)・(ニ)はジェット噴出停止モー
ドであればよく、必らずしもヘッドを純吸引モードとす
る必要はないが、純吸引モードであってもかまわない。
【0039】本発明においては、モード種類の増加によ
る複雑化と高価格化の問題を解決するため還流モードと
純吸引モードの2種とした。還流式掃除機の動作モード
を正規還流モードと純吸引モードとの2モードに単純化
し、操作の簡易化と、構造制御の簡易化、結果としての
低価格化を目的とする。純吸引モードは次の条件、1.
掃除ヘッド(又はその前縁)が床から離れ床面センサー
F が作動(ON)した時、即ち大ゴミ吸引時や高い段
差乗り越えでヘッドリフト時及び掃除ヘッド全体を持ち
上げて運搬時等、又は2.交換ノズル使用時、吸引ホー
ス着脱をホースセンサーSH で検出し交換ノズルモード
を検出した時、にて、自動的に実行される。条件が解除
されれば自動的に還流モードに復帰される。
【0040】上記のモード切換は切換弁709(図5)
によって行われる。図5において、701は横長還流式
ヘッドで、床面センサーSF が設けられている。SF
ヘッド前縁をリフトした時ONを出力する。702は一
端にヘッド吸引管が結合され、他端には吸引管704の
ノズル側端部703の着脱可能な被結合部で、703の
着脱を検出するマイクロスイッチがホースセンサーSH
として設けられ、SH は703が脱の時ONを出力す
る。703には任意の交換ノズルが装着可能である。7
06はフィルタ、707はファンモータ、708は還流
率調整用放出口、709はモード切換弁の弁翼で、図示
実線の位置では還流は外気と遮断され、還流管710を
経由してヘッドに供給される。床面センサーSF 又はホ
ースセンサーSH の何れかのON出力で、図示されない
電磁ソレノイド等のアクチエータにより、弁翼が点線の
位置に回転されると、ヘッドへの還流路は閉塞され、全
還流は711の穴から外気に放出され、純吸引モードと
なる。図6に制御回路の実施形態を示す。
【0041】クロール型等、吸引管704が短小な時
は、図7の如き別の交換ノズル用ホース904を用い、
結合端905を、本体の流路に挿入して使用するとよ
い。この場合、ホースセンサーSH は、挿入された時O
Nを出力する。図5のようなアプライト型では、吸引管
704が十分な長さを有するので、704のヘッド側7
03を702から引抜いて、交換ノズルを703に結合
して使用することができる。しかしクロール型では、ヘ
ッドとフィルタ室とを連結するホースは短かく、交換ノ
ズルを図5のように接続しても、ホースが短かすぎて使
用に適しない。又、ホースでなく剛な配管でヘッドとフ
ィルタ室が結合される場合も多い。
【0042】図7において、901はヘッドが902側
に、フィルタ室が903側に接続される剛なる流路配管
の1部で、扉907で図7Aの如く外気と遮断された穴
(ソケット)を有する。904は交換ノズル用ホースで
一端906には交換ノズル例えば隙間掃除用ノズル91
等が結合され、他端905は上記本体の流路への結合
端(プラグ)である。プラグ905は図示の如く左側は
側面を残存するが、右側は側壁が除かれホースに連通す
る開口が設けられている。プラグ905をソケットに挿
入するには、扉907をプラグ905の下端で押すこと
により回転軸908の回りに図7Aの矢印に示す方向に
扉907を回転して開き、プラグ905を図7Bの如く
挿入する。プラグ905の残存側壁及び回転した扉90
7は、ノズル側流路902を閉塞し、プラグの開口はフ
ィルタ側流路903に連通する。すなわち単純なプラグ
905のソケットへの挿入動作のみで、床面ヘッドと交
換ノズルとの流路切換が行われ、使用者の取扱簡便で、
安価な構造となる。プラグ905を抜去すれば、扉90
7は図示されないスプリングで図7Aの状態に戻され
る。プラグ及びソケットの断面は円形でも矩形でもよ
い。又、フィルタ側流路903がノズル側流路902と
ほぼ直角であり、流路903が閉じられている構造の場
合は、プラグ905は端面のみが開口し、側壁は全周残
存している構造とすることができる。交換ノズル910
を使用するためにプラグ905がソケットに挿入される
と、ホースセンサーSH (マイクロスイッチ)が作動
し、ONを出力する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の横長還流式ヘッドの
概略構造を示す図面で、Aは1部断面とした平面図、B
はCのZ1 ,Z2 ,Z3 の各断面の各一部を示す図、C
はAのY1 線断面図である。
【図2】A〜Dは本発明に係る横長還流ヘッドのジェット
部の支持構造を示す断面図である。Eはジェット部構造
の実施の形態を示す斜視図である
【図3】A〜Cは本発明に係るフランジのマイクロチャ
ンネルの実施形態を示す概略断面図である
【図4】Aは、本発明に係るバイパス型ファンモータの
原理図、Bは本発明に係る分流式ダイレクトファンモー
タと、それを用いた還流式の流路図である。
【図5】本発明に係る還流制御の実施形態を示すアプラ
イト式還流掃除機の構成図である。
【図6】本発明に係る還流制御の制御回路の実施形態を
示す回路図である。
【図7】本発明に係る交換ノズル用プラグの接続構造を
示す断面図で、Aはプラグを抜いた状態の断面図、Bは
プラグ挿入状態の断面図である。
【図8】従来の還流式ヘッドの断面図。
【図9】従来の還流式ヘッドの断面図。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−67815(JP,A) 特開 昭48−74059(JP,A) 特開 昭54−6359(JP,A) 特開 昭58−22021(JP,A) 特開 昭55−153(JP,A) 特開 昭54−158066(JP,A) 特開 昭48−84469(JP,A) 実開 平4−350(JP,U) 実開 昭55−48475(JP,U) 実開 昭63−183945(JP,U) 実開 昭61−47964(JP,U) 特公 平7−24643(JP,B2) 特公 平7−44911(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 5/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンモータのファンの後流を掃除ヘッド
    に配設したジェット噴出口に還流する還流式電気掃除機
    において、 前記掃除ヘッドは左右方向のほぼ中央部に吸気口を備え
    左右に延出した空間を有する横長な掃除ヘッドとし、 前記左右に延出した空間には掃除ヘッドの前後巾のほぼ
    中間位置で掃除ヘッド下面に設けた噴出口を有する左右
    に長いスリット状のジェット噴出口を配置し、 該ジェット噴出口と連通して前記還流を一時的に貯留し
    てジェット流速分布を左右方向でほぼ均一とするための
    ジェット前室を前記掃除ヘッド内に配置し、 前記ファンの後流をほぼ二分して、前記ジェット前室の
    ほぼ左右両端付近に給気することを特徴とする掃除ヘッ
    ド構造を有する還流式電気掃除機。
  2. 【請求項2】 前記ファンモータのファンの後流を前記
    ジェット噴出口へ連通する還流流路ヘ接続し、外気から
    の吸入孔(509)から吸入し、前記ファンモータのモ
    ータの回転子、固定子の間隙を通過し外気への放出口
    (510)を介して外部に連通する前記還流流路とは気
    流的に遮断された冷却流路を備え、該冷却流路に前記モ
    ータの回転軸に軸支する冷却用ファンを設けることを特
    徴とする請求項1記載の還流式電機掃除機。
  3. 【請求項3】 前記ファンモータのファンの後流を、前
    記ジェット噴出口へ連通する還流流路と、前記ファンモ
    ータのモータを冷却して外部に連通する前記還流流路と
    分離した冷却流路とに分流し、前記ファァンモータのフ
    ァン後流の還流率を85%以下60%以上とすることを
    特徴とする請求項1記載の還流式電気掃除機。
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