JP3343027B2 - 床面洗浄機用スキージ - Google Patents
床面洗浄機用スキージInfo
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- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 3
- 230000009193 crawling Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L11/00—Machines for cleaning floors, carpets, furniture, walls, or wall coverings
- A47L11/40—Parts or details of machines not provided for in groups A47L11/02 - A47L11/38, or not restricted to one of these groups, e.g. handles, arrangements of switches, skirts, buffers, levers
- A47L11/4036—Parts or details of the surface treating tools
- A47L11/4044—Vacuuming or pick-up tools; Squeegees
Landscapes
- Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行しながら床面
をブラシ洗浄する床面洗浄機（スクラバー）の技術分野
に属するものであって、具体的には、洗浄後の汚水を床
面より吸引して汚水タンクに回収する床面洗浄機用スキ
ージの改良に関するものである。
をブラシ洗浄する床面洗浄機（スクラバー）の技術分野
に属するものであって、具体的には、洗浄後の汚水を床
面より吸引して汚水タンクに回収する床面洗浄機用スキ
ージの改良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】床面洗浄機に使用するスキージには、例
えば、実開昭６３−１８９６６号公報とか特開平２−１
７０１９号公報等に開示されている如く、スキージの底
面に前後に離間させて内外の可撓性ブレード（ゴムブレ
ード）を取付け、これ等両ブレードの間隔内にパイプ及
びホースを通してブロアーの吸引作用を及ぼすことによ
って、床面上の汚水を汚水タンクに吸い取る仕組に成っ
ている。
えば、実開昭６３−１８９６６号公報とか特開平２−１
７０１９号公報等に開示されている如く、スキージの底
面に前後に離間させて内外の可撓性ブレード（ゴムブレ
ード）を取付け、これ等両ブレードの間隔内にパイプ及
びホースを通してブロアーの吸引作用を及ぼすことによ
って、床面上の汚水を汚水タンクに吸い取る仕組に成っ
ている。
【０００３】図８は上記従来のスキージＳＫの構造を説
明した断面図を示し、図中、Ｚは全体を横に細長く形成
したカバー体、ＸとＹはこのカバー体Ｚの内部に前後に
間隔をあけて並設した前後の可撓性ブレード、Ｅは前後
の可撓性ブレードＸ，Ｙを保持するサポータ、Ｒはバキ
ュームホース（図示せず）の先端を接続する接続口であ
って、床面洗浄機に搭載したブロアーの吸引力は、上述
したバキュームホースを通して接続口Ｒから吸引孔Ｒ
ａ、サポータ室ＺＨ及び導入口Ｅａを通って前後の可撓
性ブレードＸ，Ｙの間隔内に及んで、両ブレードＸ，Ｙ
間に掻き集められた汚水ＤＷを床面Ｆから吸い取る仕組
に成っている。
明した断面図を示し、図中、Ｚは全体を横に細長く形成
したカバー体、ＸとＹはこのカバー体Ｚの内部に前後に
間隔をあけて並設した前後の可撓性ブレード、Ｅは前後
の可撓性ブレードＸ，Ｙを保持するサポータ、Ｒはバキ
ュームホース（図示せず）の先端を接続する接続口であ
って、床面洗浄機に搭載したブロアーの吸引力は、上述
したバキュームホースを通して接続口Ｒから吸引孔Ｒ
ａ、サポータ室ＺＨ及び導入口Ｅａを通って前後の可撓
性ブレードＸ，Ｙの間隔内に及んで、両ブレードＸ，Ｙ
間に掻き集められた汚水ＤＷを床面Ｆから吸い取る仕組
に成っている。
【０００４】また、スキージＳＫの進行に従って前後の
可撓性ブレードＸ，Ｙの間隔内に掻き集められた汚水Ｄ
Ｗは、ブロアーの吸引力が作用すると図８並びに図９に
示すように後部可撓性ブレードＹの内壁面に沿って這い
上がるような形で持ち上がり、そこから汚水ＤＷの一部
が図８の如く順次水滴Ｗａ…状に引き剥がされるように
して導入口Ｅａ側に吸い込まれて、回収されるように構
成されている。
可撓性ブレードＸ，Ｙの間隔内に掻き集められた汚水Ｄ
Ｗは、ブロアーの吸引力が作用すると図８並びに図９に
示すように後部可撓性ブレードＹの内壁面に沿って這い
上がるような形で持ち上がり、そこから汚水ＤＷの一部
が図８の如く順次水滴Ｗａ…状に引き剥がされるように
して導入口Ｅａ側に吸い込まれて、回収されるように構
成されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の様にし
て導入口Ｅａ側に吸い込まれる汚水ＤＷは、後部可撓性
ブレードＹの内壁面に沿って這い上がったものの全てで
はなく、吸引力が強く作用する導入口Ｅａの近くに這い
上がったほんの一部であって、而かも、水滴Ｗａ状に引
き剥がされても導入口Ｅａ側に吸い込まれずに再び床面
Ｆ側に落ちてしまうものもあって、吸引効率が頗る悪
く、可撓性ブレードＸ，Ｙが掻き集めた汚水ＤＷがいつ
までも床面Ｆ上に残って中々吸引できない問題があっ
た。
て導入口Ｅａ側に吸い込まれる汚水ＤＷは、後部可撓性
ブレードＹの内壁面に沿って這い上がったものの全てで
はなく、吸引力が強く作用する導入口Ｅａの近くに這い
上がったほんの一部であって、而かも、水滴Ｗａ状に引
き剥がされても導入口Ｅａ側に吸い込まれずに再び床面
Ｆ側に落ちてしまうものもあって、吸引効率が頗る悪
く、可撓性ブレードＸ，Ｙが掻き集めた汚水ＤＷがいつ
までも床面Ｆ上に残って中々吸引できない問題があっ
た。
【０００６】尚、上述した吸引力不足の問題は、ブロア
ーを大型強力化（パワーアップ）して吸引力を強くする
ことによってある程度は解決可能であるが、ブロアーを
必要以上に大型強力化すると騒音と云う別の問題が発生
し、更に、床面洗浄機の大型化と高コスト化を招く問題
もあった。
ーを大型強力化（パワーアップ）して吸引力を強くする
ことによってある程度は解決可能であるが、ブロアーを
必要以上に大型強力化すると騒音と云う別の問題が発生
し、更に、床面洗浄機の大型化と高コスト化を招く問題
もあった。
【０００７】従って本発明の技術的課題は、ブロアーを
大型強力化することなく、スキージの吸引効率を高め
て、比較的短時間の内に汚水を床面から吸い取って回収
できるようにすることである。
大型強力化することなく、スキージの吸引効率を高め
て、比較的短時間の内に汚水を床面から吸い取って回収
できるようにすることである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【０００９】細長く形成したカバー体の前後に２枚の可
撓性ブレードを間隔をあけて並設し、これ等２枚の可撓
性ブレードの間にバキュームホースを通してブロアーの
吸引力を及ぼすことによって、可撓性ブレードが掻き集
めた洗浄後の汚水を床面から吸い取って回収するように
構成した床面洗浄機用スキージであって、
撓性ブレードを間隔をあけて並設し、これ等２枚の可撓
性ブレードの間にバキュームホースを通してブロアーの
吸引力を及ぼすことによって、可撓性ブレードが掻き集
めた洗浄後の汚水を床面から吸い取って回収するように
構成した床面洗浄機用スキージであって、
【００１０】（１） 上記カバー体の内部で、且つ、上
記バキュームホースに通じる吸引孔の下側部分に、バキ
ュームホースを通して送られて来るブロアーの吸引力を
後部可撓性ブレードの内壁面に向けてガイドする汚水吸
引ガイドを設けること。
記バキュームホースに通じる吸引孔の下側部分に、バキ
ュームホースを通して送られて来るブロアーの吸引力を
後部可撓性ブレードの内壁面に向けてガイドする汚水吸
引ガイドを設けること。
【００１１】（２） カバー体の内部で前後の可撓性ブ
レードを保持するサポータの底面に、バキュームホース
を通して送られて来るブロアーの吸引力を後部可撓性ブ
レードの内壁面に向けてガイドできるように、その吸込
口を後方に向けて開口した断面略Ｌ字形状の汚水吸引ガ
イドを設けること。
レードを保持するサポータの底面に、バキュームホース
を通して送られて来るブロアーの吸引力を後部可撓性ブ
レードの内壁面に向けてガイドできるように、その吸込
口を後方に向けて開口した断面略Ｌ字形状の汚水吸引ガ
イドを設けること。
【００１２】（３） 後部可撓性ブレードの内壁面に向
けて開口した汚水吸引ガイドの吸込口を、上記ブレード
の内壁面に向かって次第に大きく開口するように、汚水
吸引ガイドを床面に対して傾斜又は屈曲した形状に構成
すること。
けて開口した汚水吸引ガイドの吸込口を、上記ブレード
の内壁面に向かって次第に大きく開口するように、汚水
吸引ガイドを床面に対して傾斜又は屈曲した形状に構成
すること。
【００１３】（４） 汚水吸引ガイドの内側面に、ゴミ
や糸くず等を絡めて回収することができるリブ状又は凸
起状の回収突子を突設すること。
や糸くず等を絡めて回収することができるリブ状又は凸
起状の回収突子を突設すること。
【００１４】上記（１）で述べた手段によれば、ブロア
ーの吸引作用を受けてスキージの後部可撓性ブレードの
内壁面に沿って這い上がるように持ち上がって来る汚水
は、水滴状に引き剥がされて吸引されるのではなく、汚
水吸引ガイドによって連続した流れとなってバキューム
ホース側に吸い取られるため、途中で汚水が飛散して再
び床面側に落下する割合を減らして、吸引作用を大幅に
高めることができるものであって、ブロアーを大型強力
化しなくても従前のままでスキージの吸引効率を向上さ
せることを可能にする。
ーの吸引作用を受けてスキージの後部可撓性ブレードの
内壁面に沿って這い上がるように持ち上がって来る汚水
は、水滴状に引き剥がされて吸引されるのではなく、汚
水吸引ガイドによって連続した流れとなってバキューム
ホース側に吸い取られるため、途中で汚水が飛散して再
び床面側に落下する割合を減らして、吸引作用を大幅に
高めることができるものであって、ブロアーを大型強力
化しなくても従前のままでスキージの吸引効率を向上さ
せることを可能にする。
【００１５】上記（２）で述べた手段によれば、バキュ
ームホースとカバー体及びサポータを通して前後の可撓
性ブレードの間に作用するブロアーの吸引作用を、断面
略Ｌ字状に形成した汚水吸引ガイドが後部可撓性ブレー
ドの内壁面に向けてガイドするため、このブレード内壁
面に沿って這い上がるように持ち上がって来る汚水を、
上記の汚水吸引ガイドにガイドさせて連続した流れの状
態のままバキュームホース側にスムーズに吸引、回収す
ることができるから、前後の可撓性ブレードの間に掻き
集めた汚水を比較的短時間の内に吸い取ることを可能に
する。
ームホースとカバー体及びサポータを通して前後の可撓
性ブレードの間に作用するブロアーの吸引作用を、断面
略Ｌ字状に形成した汚水吸引ガイドが後部可撓性ブレー
ドの内壁面に向けてガイドするため、このブレード内壁
面に沿って這い上がるように持ち上がって来る汚水を、
上記の汚水吸引ガイドにガイドさせて連続した流れの状
態のままバキュームホース側にスムーズに吸引、回収す
ることができるから、前後の可撓性ブレードの間に掻き
集めた汚水を比較的短時間の内に吸い取ることを可能に
する。
【００１６】上記（３）で述べた手段によれば、後部可
撓性ブレードの内壁面に沿って這い上がるように持ち上
がって来る汚水を取り入れる汚水吸引ガイドの吸込口
を、上記ブレードの内壁面に向かって次第に大きくなる
ように開口させたため、ブロアーの吸引作用を上記ブレ
ードの内壁面に効果的に作用させることができると共
に、この内壁面に沿って持ち上がって（這い上がって）
来る汚水をスムーズに、且つ、効率良く吸い込んで回収
することを可能にする。
撓性ブレードの内壁面に沿って這い上がるように持ち上
がって来る汚水を取り入れる汚水吸引ガイドの吸込口
を、上記ブレードの内壁面に向かって次第に大きくなる
ように開口させたため、ブロアーの吸引作用を上記ブレ
ードの内壁面に効果的に作用させることができると共
に、この内壁面に沿って持ち上がって（這い上がって）
来る汚水をスムーズに、且つ、効率良く吸い込んで回収
することを可能にする。
【００１７】上記（４）で述べた手段によれば、汚水吸
引ガイドによって効率良く吸引される汚水に含まれてい
るゴミや糸くず等を、リブ状又は凸起状に形成した回収
突子に絡ませて回収することができるため、ゴミや糸く
ず等によるバキュームホースの詰り（閉塞）を予防する
ことができる。
引ガイドによって効率良く吸引される汚水に含まれてい
るゴミや糸くず等を、リブ状又は凸起状に形成した回収
突子に絡ませて回収することができるため、ゴミや糸く
ず等によるバキュームホースの詰り（閉塞）を予防する
ことができる。
【００１８】以上の如くであるから、上記（１）〜
（４）で述べた手段によって上述した技術的課題を解決
して、前記従来の技術の問題点を解消することができ
る。
（４）で述べた手段によって上述した技術的課題を解決
して、前記従来の技術の問題点を解消することができ
る。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る床面洗浄機
用スキージの実施の形態を、添付した図面と共に詳細に
説明する。
用スキージの実施の形態を、添付した図面と共に詳細に
説明する。
【００２０】図１は本発明に係るスキージが実施されて
いる床面洗浄機の内部構造を説明した斜視図であって、
図中、１は洗浄機の機体で、１ａは運転用のハンドル、
１ｂと１ｃは駆動輪と前輪、２はモータ２Ｍによって回
転して床面を洗浄する回転ブラシ、３と４は機体１内に
搭載した清液又は洗剤液ＣＷ用のタンクと汚水ＤＷ用の
タンク、５はポンプ５Ｔの作用によって取入口５ａから
取入れた清液又は洗剤液ＣＷを上記の回転ブラシ２に供
給する給液パイプを示す。
いる床面洗浄機の内部構造を説明した斜視図であって、
図中、１は洗浄機の機体で、１ａは運転用のハンドル、
１ｂと１ｃは駆動輪と前輪、２はモータ２Ｍによって回
転して床面を洗浄する回転ブラシ、３と４は機体１内に
搭載した清液又は洗剤液ＣＷ用のタンクと汚水ＤＷ用の
タンク、５はポンプ５Ｔの作用によって取入口５ａから
取入れた清液又は洗剤液ＣＷを上記の回転ブラシ２に供
給する給液パイプを示す。
【００２１】また、符号６で全体的に示したのは本発明
に係るスキージであって、機体１の後部に連結されたこ
のスキージ６の内部には、吸引パイプ１０を通して汚水
タンク４内に作用するブロアー１０Ｔの吸引力が、先端
口９ａよりバキュームホース９を通して及んでいて、こ
の吸引力で回転ブラシ２の洗浄回転によって床面上に残
った汚水を、上記バキュームホース９を通して汚水タン
ク４内に吸引回収するように構成されており、更に、上
述した吸引パイプ１０の上端にはフロート弁付きの吸引
口１０ａが設けられている。
に係るスキージであって、機体１の後部に連結されたこ
のスキージ６の内部には、吸引パイプ１０を通して汚水
タンク４内に作用するブロアー１０Ｔの吸引力が、先端
口９ａよりバキュームホース９を通して及んでいて、こ
の吸引力で回転ブラシ２の洗浄回転によって床面上に残
った汚水を、上記バキュームホース９を通して汚水タン
ク４内に吸引回収するように構成されており、更に、上
述した吸引パイプ１０の上端にはフロート弁付きの吸引
口１０ａが設けられている。
【００２２】更に図中、７はスキージ６を機体１の後部
に連結する連結板を示し、また、６Ｚはスキージ６を構
成する細長いカバー体、６Ｘ，６Ｙはこのカバー体６Ｚ
内の前後に間隔をあけて並設した前後２枚の可撓性ブレ
ード（ゴムブレード）であって、上記カバー体６Ｚの上
面中央に突設した接続口８に上記バキュームホース９の
下端口が接続されていて、ブロアー１０Ｔの吸引力をこ
のカバー体６Ｚの内部を通して前後の可撓性ブレード６
Ｘ，６Ｙ間に及ぼす仕組に成っている。
に連結する連結板を示し、また、６Ｚはスキージ６を構
成する細長いカバー体、６Ｘ，６Ｙはこのカバー体６Ｚ
内の前後に間隔をあけて並設した前後２枚の可撓性ブレ
ード（ゴムブレード）であって、上記カバー体６Ｚの上
面中央に突設した接続口８に上記バキュームホース９の
下端口が接続されていて、ブロアー１０Ｔの吸引力をこ
のカバー体６Ｚの内部を通して前後の可撓性ブレード６
Ｘ，６Ｙ間に及ぼす仕組に成っている。
【００２３】図２は上述した本発明の請求項１と２に係
るスキージ６の平面図、図３はその要部の拡大断面図
（前進時）であって、これ等の図面に於いて、６Ｅはカ
バー体６Ｚの内部に嵌込むことによって、前後の可撓性
ブレード６Ｘ，６Ｙを平行に保持するサポータ、８ａと
６Ｅａは上述した接続口８に合せてカバー体６Ｚの天井
面とサポータ６Ｅの底面に夫々穿設した吸引孔、６Ｈは
サポータ６Ｅの内部連通室を示す。
るスキージ６の平面図、図３はその要部の拡大断面図
（前進時）であって、これ等の図面に於いて、６Ｅはカ
バー体６Ｚの内部に嵌込むことによって、前後の可撓性
ブレード６Ｘ，６Ｙを平行に保持するサポータ、８ａと
６Ｅａは上述した接続口８に合せてカバー体６Ｚの天井
面とサポータ６Ｅの底面に夫々穿設した吸引孔、６Ｈは
サポータ６Ｅの内部連通室を示す。
【００２４】また、１１は上述した各吸引孔８ａ，６Ｅ
ａの位置に合せて上記サポータ６Ｅの底面側に取付けた
汚水吸引ガイドであって、この汚水吸引ガイド１１は、
横向きに開口した吸込口１１Ｔが上述した後部可撓性ブ
レード６Ｙの内壁面に向くように、全体が断面略Ｌ字形
状に形成されていて、その内部ガイド室１１Ｈが吸引孔
６Ｅａを通して上記サポータ６Ｅの連通室６Ｈに連通し
ている。
ａの位置に合せて上記サポータ６Ｅの底面側に取付けた
汚水吸引ガイドであって、この汚水吸引ガイド１１は、
横向きに開口した吸込口１１Ｔが上述した後部可撓性ブ
レード６Ｙの内壁面に向くように、全体が断面略Ｌ字形
状に形成されていて、その内部ガイド室１１Ｈが吸引孔
６Ｅａを通して上記サポータ６Ｅの連通室６Ｈに連通し
ている。
【００２５】請求項１と２に記載した本発明に係るスキ
ージ６は以上述べた如き構成であるから、これを図１に
示す様に床面洗浄機の機体１の後部に連結して床面の洗
浄を行うと、バキュームホース９を通して送られて来る
ブロアー１０Ｔの吸引力が前後の可撓性ブレード６Ｘ，
６Ｙの間に作用するため、両可撓性ブレード６Ｘ，６Ｙ
の間に掻き集めた洗浄後の汚水ＤＷを床面Ｆから吸い取
って、汚水タンク４に回収することができる。
ージ６は以上述べた如き構成であるから、これを図１に
示す様に床面洗浄機の機体１の後部に連結して床面の洗
浄を行うと、バキュームホース９を通して送られて来る
ブロアー１０Ｔの吸引力が前後の可撓性ブレード６Ｘ，
６Ｙの間に作用するため、両可撓性ブレード６Ｘ，６Ｙ
の間に掻き集めた洗浄後の汚水ＤＷを床面Ｆから吸い取
って、汚水タンク４に回収することができる。
【００２６】また、本発明では上記ブロアー１０Ｔの吸
引力を、汚水吸引ガイド１１が後部可撓性ブレード６Ｙ
の内壁面に向けて作用せしめるため、図３並びに図４に
示す様にスキージ６の進行に従って上記ブレード６Ｙの
内壁面に沿って這い上がるように持ち上がって来る汚水
ＤＷを、この内壁面に向けて開口した吸込口１１Ｔから
汚水吸引ガイド１１のガイド室１１Ｈ内に連続的な流れ
として取り入れて、バキュームホース９及び汚水タンク
４側に吸引回収することができる。
引力を、汚水吸引ガイド１１が後部可撓性ブレード６Ｙ
の内壁面に向けて作用せしめるため、図３並びに図４に
示す様にスキージ６の進行に従って上記ブレード６Ｙの
内壁面に沿って這い上がるように持ち上がって来る汚水
ＤＷを、この内壁面に向けて開口した吸込口１１Ｔから
汚水吸引ガイド１１のガイド室１１Ｈ内に連続的な流れ
として取り入れて、バキュームホース９及び汚水タンク
４側に吸引回収することができる。
【００２７】図５は、請求項３に記載した本発明に係る
スキージ６の形態を示した断面図であって、符号１１Ａ
で示した汚水吸引ガイドは、吸引口１１Ｔが後部可撓性
ブレード６Ｙの内壁面に向かって次第に大きく開口する
ように、その先端側を床面Ｆに対して斜め下方に傾斜さ
せた構造に成っていて、汚水ＤＷを効率良く吸引するこ
とを可能にしている。
スキージ６の形態を示した断面図であって、符号１１Ａ
で示した汚水吸引ガイドは、吸引口１１Ｔが後部可撓性
ブレード６Ｙの内壁面に向かって次第に大きく開口する
ように、その先端側を床面Ｆに対して斜め下方に傾斜さ
せた構造に成っていて、汚水ＤＷを効率良く吸引するこ
とを可能にしている。
【００２８】図６は、同じく請求項３に記載した本発明
に係るスキージ６の他の形態を示した断面図であって、
符号１１Ｂ、及び、１１Ｃで示した各汚水吸引ガイド
は、吸引口１１Ｔがいずれも後部可撓性ブレード６Ｙの
内壁面に向かって次第に大きく開口するように、上面側
又は底面側に緩やかに湾曲させた構造に造られていて、
汚水ＤＷを効率良く吸引することを可能にしている。
に係るスキージ６の他の形態を示した断面図であって、
符号１１Ｂ、及び、１１Ｃで示した各汚水吸引ガイド
は、吸引口１１Ｔがいずれも後部可撓性ブレード６Ｙの
内壁面に向かって次第に大きく開口するように、上面側
又は底面側に緩やかに湾曲させた構造に造られていて、
汚水ＤＷを効率良く吸引することを可能にしている。
【００２９】図７は、請求項４に記載した本発明に係る
スキージ６の形態を示した断面図であって、符号１１Ｄ
で示した汚水吸引ガイドのガイド室１１Ｈの内部は、そ
の上下の内壁面にゴミや糸くず等を絡ませて回収するリ
ブ状又は凸起状の多数の回収突子１１Ｄａ…を突設した
構造に成っていて、ゴミや糸くず等によるバキュームホ
ース９の閉塞を予防することを可能にしている。
スキージ６の形態を示した断面図であって、符号１１Ｄ
で示した汚水吸引ガイドのガイド室１１Ｈの内部は、そ
の上下の内壁面にゴミや糸くず等を絡ませて回収するリ
ブ状又は凸起状の多数の回収突子１１Ｄａ…を突設した
構造に成っていて、ゴミや糸くず等によるバキュームホ
ース９の閉塞を予防することを可能にしている。
【００３０】尚、上述した図５、図６、図７に示した本
発明の構成に於いて、図２と図３に記載したスキージ６
に示したものと同一の部材は同一の符号を付すことによ
って、各部材の説明を省略した。
発明の構成に於いて、図２と図３に記載したスキージ６
に示したものと同一の部材は同一の符号を付すことによ
って、各部材の説明を省略した。
【００３１】また、図１と図２に於いて６Ｖはカバー体
６Ｚの上面に突設した支持軸６Ｖａに回動自在に軸支し
たガイド車輪カバーで、６Ｗはこのカバー６Ｖに取付け
たスキージ６のガイド車輪を示す。
６Ｚの上面に突設した支持軸６Ｖａに回動自在に軸支し
たガイド車輪カバーで、６Ｗはこのカバー６Ｖに取付け
たスキージ６のガイド車輪を示す。
【００３２】
【発明の効果】本発明に係る床面洗浄機用スキージは以
上述べた如くであるから、ブロアーを大型強力化（パワ
ーアップ）しなくても汚水の吸引効率を向上して、可撓
性ブレードが掻き集めた洗浄汚水を短時間の内に速やか
に吸い取ることができる利点を発揮できるものであっ
て、床面洗浄のスピードアップを図ることができる。
上述べた如くであるから、ブロアーを大型強力化（パワ
ーアップ）しなくても汚水の吸引効率を向上して、可撓
性ブレードが掻き集めた洗浄汚水を短時間の内に速やか
に吸い取ることができる利点を発揮できるものであっ
て、床面洗浄のスピードアップを図ることができる。
【図１】本発明に係るスキージを備えた床面洗浄機の内
部構造を説明した斜視図である。
部構造を説明した斜視図である。
【図２】本発明に係るスキージの一部断面平面図であ
る。
る。
【図３】請求項１と２に記載した本発明に係るスキージ
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
【図４】本発明に係るスキージによる汚水の吸引状態を
説明した構成図である。
説明した構成図である。
【図５】請求項３に記載した本発明に係るスキージの拡
大断面図である。
大断面図である。
【図６】同じく請求項３に記載した本発明に係るスキー
ジの他の形態を説明した拡大断面図である。
ジの他の形態を説明した拡大断面図である。
【図７】請求項４に記載した本発明に係るスキージの拡
大断面図である。
大断面図である。
【図８】従来のスキージの断面図である。
【図９】従来のスキージによる汚水の吸引状態を説明し
た構成図である。
た構成図である。
１ 床面洗浄機の機体 ２ 回転ブラシ ４ 汚水タンク ６ スキージ ６Ｚ カバー体 ６Ｘ，６Ｙ 前後の可撓性ブレー
ド ６Ｅ サポータ ６Ｅａ，８ａ 吸引孔 ８ 接続口 ９ バキュームホース １０Ｔ ブロアー １１，１１Ａ，１１Ｂ，１１Ｃ 汚水吸引ガイド １１Ｔ 吸込口 ＤＷ 汚水 Ｆ 床面
ド ６Ｅ サポータ ６Ｅａ，８ａ 吸引孔 ８ 接続口 ９ バキュームホース １０Ｔ ブロアー １１，１１Ａ，１１Ｂ，１１Ｃ 汚水吸引ガイド １１Ｔ 吸込口 ＤＷ 汚水 Ｆ 床面
Claims (4)
- 【請求項１】 細長く形成したカバー体の前後に２枚の
可撓性ブレードを間隔をあけて並設し、これ等２枚の可
撓性ブレードの間にバキュームホースを通してブロアー
の吸引力を及ぼすことによって、可撓性ブレードが掻き
集めた洗浄後の汚水を床面から吸い取って回収するよう
に構成した床面洗浄機用スキージであって、 上記カバー体の内部で、且つ、上記バキュームホースに
通じる吸引孔の下側部分に、バキュームホースを通して
送られて来るブロアーの吸引力を後部可撓性ブレードの
内壁面に向けてガイドする汚水吸引ガイドを設けたこと
を特徴とする床面洗浄機用スキージ。 - 【請求項２】 カバー体の内部で前後の可撓性ブレード
を保持するサポータの底面に、バキュームホースを通し
て送られて来るブロアーの吸引力を後部可撓性ブレード
の内壁面に向けてガイドできるように、その吸込口を後
方に向けて開口した断面略Ｌ字形状の汚水吸引ガイドを
設けたことを特徴とする請求項１記載の床面洗浄機用ス
キージ。 - 【請求項３】 後部可撓性ブレードの内壁面に向けて開
口した汚水吸引ガイドの吸込口を、上記ブレードの内壁
面に向かって次第に大きく開口するように、汚水吸引ガ
イドを床面に対して傾斜又は屈曲した形状に構成したこ
とを特徴とする請求項１又は２記載の床面洗浄機用スキ
ージ。 - 【請求項４】 汚水吸引ガイドの内側面に、ゴミや糸く
ず等を絡めて回収することができるリブ状又は凸起状の
回収突子を突設したことを特徴とする請求項１，２又は
３記載の床面洗浄機用スキージ。
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