JP3341805B2 - 論理回路 - Google Patents

論理回路

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JP3341805B2
JP3341805B2 JP15602596A JP15602596A JP3341805B2 JP 3341805 B2 JP3341805 B2 JP 3341805B2 JP 15602596 A JP15602596 A JP 15602596A JP 15602596 A JP15602596 A JP 15602596A JP 3341805 B2 JP3341805 B2 JP 3341805B2
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伸一郎 武藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源供給/供給中
断が制御される論理回路に係り、特に、電源供給状態か
ら供給中断状態に至る過程における電力消費を低減する
ことができる論理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器の小型化携帯化の要
求に応えるために、集積回路の低電圧動作化が進められ
ている。そのための技術の一例として、電子情報通信学
会春季全国大会論文予稿集に、MTCMOS(Multi-Th
reshold-Voltage CMOS)回路が記載されている。
【0003】図9は、従来のMTCMOS回路110を
示す回路図である。
【0004】MTCMOS回路110は、論理回路群L
1とP−ch高閾値電圧のトランジスタQAとで構成さ
れ、CMOSで構成される論理回路群L1がスタンバイ
しているときに、論理回路群L1における消費電力の増
大を阻止することができる回路である。
【0005】論理回路群L1は、論理ゲートG1等を単
一または複数個有する論理回路であり、論理ゲートG1
は、低閾値電圧のP−chMOSトランジスタQ1と、
低閾値電圧のN−chMOSトランジスタQ2とによっ
て構成されている。論理回路群L1における複数の論理
ゲートG1の各高電位側が共通化され、また、各低電位
側の電源端子が共通化され、低電位側の電源端子は、低
電位電源V2に直接接続されているが、高電位側の電源
端は、疑似電源線VAに接続されている。
【0006】P−chトランジスタQAは、上記低閾値
電圧よりも高い高閾値電圧を有するトランジスタであ
り、疑似電源VAと高電位側の実電源線V1との間に接
続され、トランジスタQAのゲート端子はスリープ制御
線SLに接続されている。
【0007】次に、MTCMOS回路110の動作につ
いて説明する。
【0008】一般に、トランジスタの閾値電圧を下げる
とリーク電流阻止能力が低下し、スタンバイ時の消費電
力が増大する。すなわち、CMOSトランジスタがオフ
状態時にソース−ドレイン間にリーク電流が流れ、スタ
ンバイ時の消費電力が増大する。ところが、MTCMO
S回路110においては、スリープ制御と呼ぶパワーマ
ネジメント機能を導入することによって、スタンバイ時
の消費電力の増大を阻止している。
【0009】つまり、論理回路群L1の通常動作時(ア
クティブ時)には、スリープ制御線SLを低電位に設定
し、これによって、高閾値電圧のトランジスタQAが導
通し、疑似電源線VAが実電源線V1と同等に電源線と
して働き、論理回路群L1に電力を供給する。この疑似
電源VAと低電位電源V2との間に接続されている論理
回路群L1は、低閾値電圧のトランジスタで構成されて
いるので、電源電圧を1V近辺と非常に低くしても、高
速に動作する。
【0010】一方、論理回路L1を動作させない時(ス
タンバイ時)には、その論理回路群L1をスリープ状態
にする。具体的には、スリープ制御線SLを高電位に
し、高閾値電圧のトランジスタQAを遮断状態にする。
これによって、実電源線V1と低電位電源V2との間
に、遮断された高閾値電圧のトランジスタQAが入り、
論理回路群L1におけるリーク電流の発生を抑える。論
理回路群L1において、たとえ低閾値トランジスタQ
1、Q2が使用されていても、トランジスタQ1、Q2
に大きなリーク電流が流れることはなく、スタンバイ時
にも非常に低電力な特性を実現することができる。
【0011】図10は、MTCMOS回路110におい
て、論理回路L1がアクティブ状態からスリープ状態に
移行するときにおける疑似電源線VAの電位変化を示す
図である。
【0012】スリープ制御線SLが低電位から高電位に
変化すると、P−ch高閾値電圧のトランジスタQAが
遮断状態になり、論理回路群L1がスリープ状態に移行
する。低閾値電圧MOSトランジスタQ1、Q2による
リーク電流によって、疑似電源線VAに蓄えられた電荷
が引き抜かれるので、疑似電源線VAの電位が徐々に降
下する。疑似電源線VAの等価容量をCとし、高電位側
実電源線V1の電位をv1とし、低電位側電源V2の電
圧をv2とし、低閾値電圧MOSトランジスタQ1、Q
2のオフリーク電流の総和をIleakとすると、疑似電源
線VAの電位が低電位電源V2のレベルv2になるまで
に要する時間Tは、 T=C(v1−v2)/Ileak で表される。
【0013】ここで、疑似電源線VAの等価容量Cは、
各トランジスタのソース、ドレイン容量等で構成されて
いるので、大きい値の容量である。また、トランジスタ
のオフリーク電流は、閾値電圧が低いので、比較的大き
な電流であるが、トランジスタのオン電流に比べれば、
数桁小さい値である。したがって、遷移時間Tは、比較
的大きい値をとる。たとえば、0.5μmプロセスで試
作した集積回路の測定によれば、疑似電源線VAの電位
が低電位電源V2のレベルv2になるまでに要する時間
Tの値は、数十マイクロ秒から数百マイクロ秒程度にな
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図11は、従来のMT
CMOS110aを示す図である。
【0015】MTCMOS110aは、MTCMOS1
11とMTCMOS112とが縦列接続された回路であ
り、MTCMOS111、MTCMOS112は、それ
ぞれ、MTCMOS110と同様に構成され、MTCM
OS111内の論理回路群L1に含まれる論理ゲートG
1の出力端子o1が、MTCMOS112内の論理回路
群L2に含まれる論理ゲートG2の入力端子i2に接続
されている。
【0016】MTCMOS111は、高閾値電圧のトラ
ンジスタQA1と論理回路群L1とを有する。論理回路
群L1は、疑似電源線VA1に接続され、疑似電源線V
A1と実電源線V1との間に、スリープ制御用の高閾値
電圧のトランジスタQA1が接続され、高閾値電圧のト
ランジスタQA1のゲート端子には、スリープ制御線S
L1が接続されている。
【0017】また、MTCMOS112は、高閾値電圧
のトランジスタQA2と論理回路群L2とを有する。論
理回路群L2は、疑似電源線VA2に接続され、疑似電
源線VA2と実電源線V2との間には、スリープ制御用
の高閾値電圧のトランジスタQA2が接続され、高閾値
電圧のトランジスタQA2のゲート端子に、スリープ制
御線SL2が接続されている。
【0018】ここで、MTCMOS110aにおいて、
スリープ制御用の高閾値電圧のトランジスタQA1を介
して、電力供給を受ける論理回路群L1が、アクティブ
状態からスリープ状態に移行し、一方、スリープ制御用
の高閾値電圧のトランジスタQA2を介して、電力供給
を受ける論理回路群L2が、アクティブ状態のままであ
る場合の動作を考える。
【0019】論理回路群L1をスリープ状態に移行させ
る際に、疑似電源線VAの電位は、非常にゆっくりと低
電位電源V2の電位へ下降する。この疑似電源線VAの
電位がゆっくりと低下するのに伴い、論理ゲートG1の
出力端子o1の電位もゆっくりと下降する。ここで、論
理ゲートG1の出力端子o1は、論理ゲートG2の入力
端子i2に接続されているので、論理ゲートG2の入力
電位が非常にゆっくりと変化していることになる。
【0020】ここで、N−chトランジスタの閾値電圧
の絶対値をVtnとし、P−chトランジスタの閾値電
圧の絶対値をVtpとすると、CMOS回路では、入力
の電位が絶対値Vtnよりも大きければ、N−chトラ
ンジスタが導通し、また、(実電源線V1の電圧−Vt
p)よりも入力電位が低ければ、P−chトランジスタ
が導通する。したがって、図10に網掛けで示すよう
に、論理ゲートG2を構成するCMOSゲートのP−c
hトランジスタもN−chトランジスタも、導通状態に
なる期間が非常に長くなり、実電源線V1→論理ゲート
G2→低電位電源V2という経路で非常に大きな貫通電
流が流れる続ける。したがって、集積回路全体での消費
電流が増大するという問題がある。
【0021】図12は、従来のMTCMOS回路120
を示す回路図である。
【0022】MTCMOS回路120は、図9に示すM
TCMOS回路110において、P−ch高閾値電圧の
トランジスタQAと疑似電源線VAとを削除し、低電位
側電源V2側に、スリープ制御用のN−ch高閾値電圧
トランジスタQBと、疑似電源線VBとを挿入した回路
である。
【0023】MTCMOS回路120において、ゲート
電極に接続されたスリープ制御線SLの制御によって、
スリープ制御を実現する。つまり、論理回路群L1がア
クティブ時からスリープ時に移行する際には、スリープ
制御線SLが低電位になり、N−chトランジスタQB
が遮断状態になる。論理回路群L1のアクティブ時に
は、低電位電源V2のレベルであった疑似電源線VBの
電位は、論理回路群L1のリーク電流によって、非常に
ゆっくりとした速度で、実電源線V1のレベルに充電さ
れる。このために、従来のMTCMOS回路110にお
ける上記説明と同様に、集積回路全体での消費電流が増
大するという問題が生じる。
【0024】図13は、従来のMTCMOS回路130
を示す回路図である。
【0025】MTCMOS回路130は、MTCMOS
回路110において、論理回路群を構成するトランジス
タQ1、Q2の閾値電圧と、電源供給/供給停止を制御
するスリープ制御用の高閾値電圧のトランジスタQAの
閾値電圧とを、同じ閾値電圧にした回路である。
【0026】MTCMOS回路130において、論理回
路群L1の通常動作時には、スリープ制御線SLを低電
位に設定し、高閾値電圧のトランジスタQAが導通する
ので、疑似電源線VAが高電位側実電源線V1と同等に
働く。したがって、この疑似電源線VAと低電位側電源
V2との間に接続とれている論理ゲートG1等で構成さ
れている論理回路群L1は、所望の論理動作を実行でき
る。
【0027】一方、論理回路群L1が動作を行う必要の
ないスリープ期間においては、スリープ制御線SLを高
電位にし、スリープ制御トランジスタQAを遮断状態に
する。CMOS回路においては、非動作時にも、高電位
電源から低電位電源に向かってリーク電流が流れ、この
リーク電流によって電力が消費される。このリーク電流
量は、スリープ制御トランジスタQAの幅に依存する。
【0028】ここで、スリープ制御トランジスタQAの
幅を小さく設定することによって、リーク電流を小さく
抑えることができる。MTCMOS回路110のよう
に、高い閾値電圧を用いる程、リーク電流低減能力があ
り、消費電力の低減を期待できる。しかし、MTCMO
S回路130においては、電源供給停止時に、疑似電源
線VAの電位が、実電源線V1レベルから低電位電源V
2レベルへゆっくりと変化するので、MTCMOS回路
110についての上記説明と同様に、集積回路全体での
消費電流が増大するという問題が生じる。
【0029】本発明は、1つ目の論理回路の出力端が2
つ目の論理回路の入力端に接続され、両論理回路の電源
供給が制御され、上記1つ目の論理回路への電源供給が
停止しされ、上記2つ目の論理回路に電源が供給されて
いるときに、上記2つ目の論理回路における消費電力を
少なくすることができる論理回路を提供することを目的
とするものである。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は、トランジスタ
によって構成されている論理回路群への電流供給(アク
ティブ)期間から、電流供給停止(スリープ)期間に移
行する際に、疑似電源線の電位を急速に変化させる(疑
似電源線に充電されている電荷を強制的に放電させ、ま
たは疑似電源線を強制的に充電させる)ことによって、
論理回路群に含まれている論理ゲートの出力電位を高速
に変化させるものである。
【0031】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1の実施例である論理回路10を示す回路図である。
【0032】論理回路10は、実電源線V1と、低電位
電源V2と、疑似電源線VAと、論理回路群L1と、ス
イッチSW1、SW2とを有する回路である。
【0033】実電源線V1、低電位電源V2は、それぞ
れ高電位側、低電位側の実電源である。論理回路群L1
は、電源供給を制御される論理回路群であり、高電位側
の電源端PAと、低電位側の電源端PBとを有するもの
である。スイッチSW1は、論理回路群L1への電源供
給を制御するスイッチであり、実電源線V1と高電位側
の電源端PAとの間に接続されている。スイッチSW2
は、論理回路群L1の高電位側の電源端PAと低電位側
の電源端PBとの間に接続され、つまり、疑似電源線V
Aと低電位電源V2との間に接続されているスイッチで
ある。スリープ制御線SLには、論理回路群L1への電
源供給を制御するスリープ制御信号が送られ、制御線S
LN’には、スイッチ回路SW2を制御する信号が送ら
れる。
【0034】次に、上記実施例において、論理回路群L
1が所望の論理回路動作を行う期間(アクティブ状態)
について説明する。この場合、スリープ制御線SLを経
由したスリープ制御信号によってスイッチSW1が導通
状態に設定され、高電位側の電源端PAは、疑似的に実
電源線V1として振る舞い、論理回路群L1に電力が供
給され、論理回路群L1が所望の論理動作を実行でき
る。このときに、スリープ制御線SLN’のスリープ制
御信号によってスイッチSW2が遮断状態にされる。
【0035】一方、論理回路群L1が論理動作を行わな
い期間(スリープ状態)、スリープ制御線SLを経由し
たスリープ制御信号によって、スイッチSW1が非導通
状態に設定され、論理回路群L1に電力が供給されない
ので、論理回路群L1におけるリーク電流の発生を抑制
できる。このときに、スリープ制御線SLN’によって
スイッチSW2が導通され、論理回路群L1がスリープ
状態に入った直後から論理回路群L1の高電位側の電源
端PAに貯まった電荷が、スイッチSW2を介して放電
されるので、高電位側の電源端PAの電位が低電位電源
V2のレベルに速やかに低下し、この低下に伴って、論
理回路群L1内の論理ゲートの出力電位も低電位電源V
2のレベルに速やかに到達する。
【0036】図2は、本発明の他の実施例である論理回
路20を示す図である。
【0037】論理回路20は、実電源線V1と、低電位
電源V2と、疑似電源線VAと、論理回路群L1と、高
閾値電圧のPchMosスリープ制御トランジスタQA
と、N−chトランジスタQdとを有する回路である。
【0038】実電源線V1、低電位電源V2は、それぞ
れ高電位側、低電位側の実電源である。論理回路群L1
は、電源供給を制御される論理回路群であり、複数の論
理ゲートG1を有するものである。
【0039】高閾値電圧のスリープ制御用のPchMo
sトランジスタQAは、論理回路群L1への電源供給を
制御するスイッチであり、実電源線V1と論理回路群L
1との間に接続されている。N−chトランジスタQd
は、論理回路群L1と並列に接続され、つまり、疑似電
源線VAと低電位電源V2との間に接続されている。ス
リープ制御線SLは、論理回路群L1への電源供給を制
御するスリープ制御信号を送る線である。制御線SL
N’は、N−chトランジスタQdを制御する信号を送
る線である。
【0040】論理ゲートG1は、P−chMOSTトラ
ンジスタQ1と、N−chMOSトランジスタQ2等に
よって構成される論理ゲートであり、各論理ゲートG1
の高電位側が共通化され、各論理ゲートG1の低電位側
の電源端子が共通化されている。
【0041】次に、論理回路20の動作について説明す
る。
【0042】論理回路群L1の通常動作時(アクティブ
時)には、スリープ制御線SLを低電位に設定し、高閾
値電圧のトランジスタQAが導通し、疑似電源線VAを
電源線と見なすことができるので、疑似電源線VAと低
電位側電源V2との間に接続されている論理回路群L1
が所望の論理動作を実行できる。一方、論理回路群L1
が動作を行う必要のない期間(スリープ時)において
は、スリープ制御線SLを高電位にし、高閾値のスリー
プ制御トランジスタQAを遮断状態(スリープ状態)に
する。リーク電流量は、リーク電流経路となるトランジ
スタの総幅に依存するので、上記実施例では、高閾値電
圧のトランジスタQAの幅によってリーク電流量が決ま
る。したがって、スリープ制御トランジスタQAのゲー
ト幅を小さく設定すれば、リーク電流を小さく抑えるこ
とができる。
【0043】論理回路20において、論理回路群L1が
アクティブ状態からスリープ状態に移行する際、スリー
プ制御線SLN’の電位を高レベルにし、N−chトラ
ンジスタQdを導通させる。これによって、アクティブ
時に疑似電源線VAに貯まった電荷が、N−chトラン
ジスタQdを介して、放電されるので、疑似電源線VA
の電位が低電位電源V2のレベルに速やかに低下し、こ
れに伴って、論理回路群L1内の論理ゲート(たとえば
論理ゲートG1)の出力電位も低電位電源V2のレベル
に速やかに到達する。
【0044】図3は、本発明の別の実施例である論理回
路30を示す図。
【0045】論理回路30は、論理回路20を、低電圧
向き回路構成に適用した例であり、従来のMTCMOS
回路に適用した例である。
【0046】論理回路30における論理回路群L1は、
論理回路の集合であり、低閾値電圧のP−chMOST
トランジスタQ1と、低閾値電圧のN−chMOSトラ
ンジスタQ2と等で構成される論理ゲートG1等の単一
または複数の論理回路で構成されている。
【0047】各論理回路群L1の高電位側は共通化さ
れ、各論理回路群L1の低電位側の電源端子は共通化さ
れている。低電位側の電源端子は、低電位側電源V2に
接続されて、高電位側の電源端は、疑似電源線VAに接
続されている。この疑似電源線VAと実電源線V1との
間には、上記低閾値電圧よりも高い高閾値電圧のPch
MOSスリープ制御トランジスタQAが接続されてい
る。スリープ制御トランジスタQAのゲート端子は、ス
リープ制御線SLに接続される。
【0048】論理回路30において、論理回路群L1と
スリープ制御用トランジスタQAとの動作は、上記実施
例の動作と同様である。論理回路30において、疑似電
源線VAと低電位側の低電位電源V2との間に、N−c
hトランジスタトQdが接続され、そのゲート端がスリ
ープ制御線SLN’の制御信号によって制御されている
点が、従来例とは異なる。
【0049】論理回路30において、論理回路群L1が
アクティブ状態からスリープ状態に移行する際、スリー
プ制御線SLN’の電位を高レベルにし、N−chトラ
ンジスタQdを導通させる。これによって、アクティブ
時に疑似電源線VAに貯まった電荷が、N−chトラン
ジスタQdを通して放電されるので、疑似電源線VAの
電位が速やかに低電位電源V2のレベルに低下し、これ
に伴って、論理回路群L1内の論理ゲート(たとえば論
理ゲートG1)の出力部電位も低電位電源V2のレベル
に速やかに到達する。
【0050】図4は、論理回路31と論理回路32とを
縦続接続した論理回路30aを示す図である。論理回路
31、論理回路32のそれぞれは、論理回路30と同様
の回路である。
【0051】論理回路31は、高閾値電圧のトランジス
タQA1と論理回路群L1とを有する。論理回路群L1
は、疑似電源線VA1に接続され、疑似電源線VA1と
実電源線V1(VDD)との間に、スリープ制御用の高
閾値電圧のトランジスタQA1が接続され、高閾値電圧
のトランジスタQA1のゲート端子には、スリープ制御
端子SL1が接続されている。さらに、論理回路群L1
と並列にN−chトランジスタQd1が接続されてい
る。
【0052】つまり、疑似電源線VA1と低電位電源V
2(GND)との間に、N−chトランジスタQd1が
接続され、このN−chトランジスタQd1のゲート端
子にスリープ制御線SLN’1が接続されている。そし
て、高閾値電圧のトランジスタQA1が開いている状態
では、N−chトランジスタQd1が閉じているように
制御され、また、高閾値電圧のトランジスタQA1が閉
じている状態では、N−chトランジスタQd1が開い
ているように制御される。すなわち、トランジスタによ
って構成されている論理回路群への電流供給(アクティ
ブ)期間から、電流供給停止(スリープ)期間に移行す
る際に、疑似電源線VA1に充電されている電荷を強制
的に放電させ、疑似電源線VA1の電位を素早く変化さ
せ、論理ゲートG1の出力電位を高速に変化させるもの
である。
【0053】また、論理回路32は、高閾値電圧のトラ
ンジスタQA2と論理回路群L2とを有する。論理回路
群L2は、疑似電源線VA2に接続され、疑似電源線V
A2と実電源線V1(VDD)との間には、スリープ制
御用の高閾値電圧のトランジスタQA2が接続され、高
閾値電圧のトランジスタQA2のゲート端子に、スリー
プ制御線SL2が接続されている。さらに、論理回路群
L2と並列にN−chトランジスタQd2が接続されて
いる。
【0054】つまり、疑似電源線VA2と低電位電源V
2(GND)との間に、N−chトランジスタQd2が
接続され、このN−chトランジスタQd2のゲート端
子にスリープ制御線SLN’2が接続されている。そし
て、高閾値電圧のトランジスタQA2が開いている状態
では、N−chトランジスタQd2が閉じているように
制御され、また、高閾値電圧のトランジスタQA2が閉
じて状態では、N−chトランジスタQd2が開いてい
るように制御される。すなわち、トランジスタによって
構成されている論理回路群への電流供給(アクティブ)
期間から、電流供給停止(スリープ)期間に移行する際
に、疑似電源線VA2に充電されている電荷を強制的に
放電させ、疑似電源線VA2の電位を素早く変化させ、
論理ゲートG2の出力電位を高速に変化させるものであ
る。
【0055】また、論理回路群L1内の論理ゲートG1
の出力端子o1が、論理回路群L2内の論理ゲートG2
の入力端子i2に接続されている。
【0056】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0057】ここで、図4に示す回路において、スリー
プ制御用の高閾値電圧のトランジスタQA1を介して、
電力供給を受ける論理回路群L1が、アクティブ状態か
らスリープ状態に移行し、一方、スリープ制御用の高閾
値電圧のトランジスタQA2を介して、電力供給を受け
る論理回路群L2が、アクティブ状態のままである場合
について考える。
【0058】図5は、上記各実施例における疑似電源線
VAの電位変化を示す図である。
【0059】図5に示すように、論理回路群L1のスリ
ープ開始時には、N−chトランジスタQd1が導通す
るので、疑似電源線VA1の電位は、低電位電源V2の
レベルに素早く下降する。疑似電源線VA1の電位のこ
の素早い下降に伴って、論理ゲートG1の出力端子o1
の電位も低電位電源V2の電位に素早く下降する。
【0060】ここで、論理ゲートG1の出力端子o1
は、論理ゲートG2の入力端子i2に接続されているの
で、アクティブ状態である論理回路群L2内の論理ゲー
トG2からみれば、出力端子o1の素早い変化は、入力
端子i2の電位が素早く変化したことになる。N−ch
トランジスタの閾値電圧の絶対値をVtnとすると、C
MOS回路では、入力の電位がVtnよりも大きけれ
ば、N−chトランジスタが導通する。また、P−ch
トランジスタの閾値電圧の絶対値をVtpとすると、入
力電位が(実電源線V1の電圧−Vtp)よりも低けれ
ば、P−chトランジスタが導通する。
【0061】したがって、図5の網掛け部として示すよ
うに、論理ゲートG2を構成するCMOS回路のP−c
hトランジスタも、N−chトランジスタも、導通状態
になる期間は存在するが、上記実施例における導通時間
は、図11に示す従来例における導通時間に比ベて、非
常に短くなる。この結果、実電源線V1→論理ゲートG
2→低電位電源V2という経路で貫通電流が流れても、
その貫通電流が少ないので、集積回路全体における消費
電流を減少させることができる。
【0062】図6は、本発明の他の実施例である論理回
路40を示す回路図である。
【0063】論理回路40は、論理回路10において、
電源供給/供給停止用のスイッチSW1が、低電位電源
V2に接続されている回路である。
【0064】この場合、疑似電源線VBと高電位側の実
電源線V1との間に、スイッチSW2が設けられ、信号
スリープ制御線SLN’の制御信号によって、スイッチ
SW2が制御される。
【0065】論理回路40において、論理回路群L1が
アクティブ時からスリープ時に移行するときに、スリー
プ制御線SLを経由したスリープ制御信号によって、ス
イッチSW1が遮断状態になり、この際に、スリープ制
御線SLN’によってスイッチSW2が導通される。論
理回路群L1のアクティブ時には、論理回路L1の低電
位側の電源端PBの電位が低電位電源V2のレベルであ
ったが、その低電位側の電源端PBの電位が、実電源線
V1のレベルに急速に充電され、これに伴って、論理回
路群L1内の論理ゲートの出力電位も、高電位の実電源
線V1に素早く到達する。
【0066】したがって、論理回路40においても、1
つ目の論理回路の出力端が2つ目の論理回路の入力端に
接続され、両論理回路の電源供給が制御され、1つ目の
論理回路への電源供給が停止しされ、2つ目の論理回路
に電源が供給されているときに、2つ目の論理回路にお
ける消費電力を少なくすることができる。
【0067】図7は、本発明の別の実施例である論理回
路50を示す回路図である。
【0068】論理回路50は、論理回路20において、
電源供給/供給停止用のスイッチとして、高電位実電源
線V1と疑似電源線VAとの間に設けられているP−c
hトランジスタQAの代わりに、疑似電源線VBと低電
位電源V2との間にN−chトランジスタQBが設けら
れ、論理回路L1と並列に接続されているN−chトラ
ンジスタQdの代わりに、P−chトランジスタQdp
が設けられている。つまり、P−chトランジスタQd
pは、高電位電源線V1と疑似電源線VBとの間に接続
されているものである。P−chトランジスタQdpの
ゲート端には、スリープ制御線SLN’が接続されてい
る。
【0069】論理ゲートG1は、複数の論理回路で構成
され、P−chMOSトランジスタQ1、N−chMO
SトランジスタQ2等によって構成され、論理ゲートG
1等の単一または複数の論理ゲートによって、論理回路
群L1が構成されている。この論理回路G1の高電位
側、低電位側の電源端子は、それぞれ共通化され、高電
位側の電源端は、高電位側実電源線V1に接続され、低
電位側の電源端は、疑似電源線VBに接続されている。
【0070】次に、論理回路50の動作について説明す
る。
【0071】まず、論理回路群L1の通常動作(アクテ
ィブ)時には、スリープ制御線SLを高電位に設定す
る。これによって、PchMOSトランジスタQBが導
通し、疑似電源線VBを電源線V2と見なすことができ
る。この疑似電源VBと高電位実電源線V1との間に接
続されている論理回路群L1が、所望の論理動作を実行
できる。
【0072】一方、論理回路群L1が動作を行う必要の
ない期間においては、スリープ制御線SLを低電位に
し、PchMOSトランジスタQBを遮断状態(スリー
プ状態)にする。リーク電流量は、リーク電流経路とな
るトランジスタの総幅に依存するので、論理回路50で
は、PchMOSトランジスタQBの幅によって、リー
ク電流量が決まる。したがって、PchMOSトランジ
スタQBのゲート幅を小さく設定すれば、リーク電流を
小さく抑えることができる。
【0073】論理回路群L1がアクティブ状態からスリ
ープ状態に移行する際に、スリープ制御線SLN’の電
位が低レベルになり、N−chトランジスタQdpが導
通する。アクティブ時に低電位電源V1の電位であった
疑似電源線VBが、N−chトランジスタQdpを通し
て充電されるので、疑似電源線VBの電位は実電源線V
1のレベルに速やかに到達し、これに伴って、論理回路
群L1内の論理ゲート(たとえば論理ゲートG1)の出
力電位も実電源線V1のレベルに速やかに到達する。
【0074】図8は、本発明の他の実施例である論理回
路60を示す回路図である。
【0075】論理回路60は、論理回路30において、
電源供給/供給停止用のスイッチとして、高電位実電源
線V1と疑似電源線VAとの間に設けられている高閾値
電圧のP−chトランジスタQAの代わりに、疑似電源
線VBと低電位電源V2との間に高閾値電圧のN−ch
トランジスタQBが設けられ、論理回路L1と並列に接
続されているN−chトランジスタQdの代わりに、P
−chトランジスタQdpが設けられている。つまり、
P−chトランジスタQdpは、高電位実電源線V1と
疑似電源線VBとの間に接続され、P−chトランジス
タQdpのゲート端には、スリープ制御線SLN’が接
続されている。
【0076】なお、論理回路20、30において、トラ
ンジスタQdは、いずれもN−chトランジスタで示さ
れているが、この代わりに、CMOS型のスイッチを用
いてもよく、この場合、上記と同様の動作、効果を得る
ことができる。また、これと同様に、論理回路50、6
0において、トランジスタQdpは、いずれもP−ch
トランジスタで示されているが、この代わりに、CMO
S型のスイッチを用いてもよく、この場合、上記と同様
の動作、効果を得ることができる。
【0077】実施例においては、電源供給を停止する際
に、電源供給が停止される論理回路群L1における疑似
電源線VAの遷移時間を短縮することによって、論理回
路群L1内の論理ゲートG1の出力電位の変化の完了を
早め、論理ゲートG1の出力端が接続され、かつ電源供
給状態にある論理ゲートG2において消費される電力量
を小さくすることができる。このようにして、集積回路
の消費電力が小さくなれば、発生する熱量も小さくな
り、その集積回路を納めるパッケージもより安価なもの
を使用することができ、また、放熱装置等も不要にな
り、経済効果も大きい。
【0078】また、上記実施例は、トランジスタによっ
て構成されている論理回路群と電源線との間に、高閾値
電圧トランジスタと疑似電源線とが設けられている論理
回路において、論理回路群への電流供給期間から、電流
供給停止期間に移行する際に、疑似電源線の電位を急速
に変化させる(疑似電源線に充電されている電荷を強制
的に放電させ、または疑似電源線を強制的に充電させ
る)論理回路である。
【0079】また、上記実施例は、第1のレベルを具備
する第1の電源と、トランジスタによって構成されてい
る論理回路群と、第1の電源と論理回路群の第1の電源
端との間に接続されている第1のスイッチと、論理回路
群の第2の電源端に接続され、第2のレベルを具備する
第2の電源と、論理回路群と並列に接続されている第2
のスイッチとを有する論理回路である。この場合、第1
のスイッチが開いている状態では、第2のスイッチが閉
じ、第1のスイッチが閉じている状態では、第2のスイ
ッチが開くように制御され、第1のスイッチは、第1の
トランジスタで構成され、第2のスイッチは、第2のト
ランジスタで構成されている。さらに、第1のトランジ
スタは、高閾値電圧のトランジスタであり、第2のトラ
ンジスタと論理回路群とは、第1のトランジスタの閾値
電圧よりも低い閾値電圧のトランジスタで構成されてい
る。
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、1つ目の論理回路の出
力端が2つ目の論理回路の入力端に接続され、両論理回
路の電源供給が制御され、疑似的な電源線の電荷を放電
(または充電)させる回路を設け、論理回路に電源が供
給されない期間には、疑似的な電源線上に貯まった電荷
を急速に放電(または充電)することによって、電源供
給が停止された論理回路の出力電位を低電位電源のレベ
ルに素早く確定することができるので、上記1つ目の論
理回路への電源供給を停止し、上記2つ目の論理回路に
電源が供給されているときに、上記2つ目の論理回路に
おける消費電力を少なくすることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である論理回路10を示す回
路図である。
【図2】本発明の他の実施例である論理回路20を示す
回路図である。
【図3】本発明の別の実施例である論理回路30を示す
回路図。
【図4】論理回路31と論理回路32とが縦続接続され
ている論理回路30aを示す回路図である。
【図5】上記各実施例における疑似電源線VAの電位変
化を示す図である。
【図6】本発明の他の実施例である論理回路40を示す
回路図である。
【図7】本発明の別の実施例である論理回路50を示す
回路図である。
【図8】本発明の他の実施例である論理回路60を示す
回路図である。
【図9】従来のMTCMOS回路110を示す回路図で
ある。
【図10】MTCMOS回路110において、論理回路
L1がアクティブ状態からスリープ状態に移行するとき
における疑似電源線VAの電位変化を示す図である。
【図11】従来のMTCMOS110aを示す図であ
る。
【図12】従来のMTCMOS回路120を示す回路図
である。
【図13】従来のMTCMOS回路130を示す回路図
である。
【符号の説明】
10、20、30、40、50、60…論理回路、 L1、L2…論理回路群、 G1、G2…論理回路、 SW1、SW2…スイッチ、 SL、SL1、SL2、SLN’…スリープ制御線、 V1…高電位側実電源線、 VA、VA1、VA2…高電位側疑似電源線、 VB…低位側疑似電源線、 V2…低電位電源、 QA、QA1、QA2、QB…スリープ制御用高閾値電
圧の電界効果トランジスタ、 o1…信号出力端子、 i2…信号入力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタによって構成されている論
    理回路群と電源線との間に、高閾値電圧トランジスタと
    疑似電源線とが設けられている論理回路において、 上記論理回路群への電流供給期間から、電流供給停止期
    間に移行する際に、上記疑似電源線の電位を急速に変化
    させることを特徴とする論理回路。
  2. 【請求項2】 第1のレベルを具備する第1の電源と;
    トランジスタによって構成されている論理回路群と;上
    記第1の電源と上記論理回路群の第1の電源端との間に
    接続されている第1のスイッチと;上記論理回路群の第
    2の電源端に接続され、第2のレベルを具備する第2の
    電源と;上記論理回路群と並列に接続されている第2の
    スイッチと;を有することを特徴とする論理回路。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記第1のスイッチが開いている状態では、上記第2の
    スイッチが閉じ、上記第1のスイッチが閉じている状態
    では、上記第2のスイッチが開くように制御されること
    を特徴とする論理回路。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3において、 上記第1のスイッチは、第1のトランジスタで構成さ
    れ、上記第2のスイッチは、第2のトランジスタで構成
    されていることを特徴とする論理回路。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記第1のトランジスタは、高閾値電圧のトランジスタ
    であり、上記第2のトランジスタと上記論理回路群と
    は、上記第1のトランジスタの閾値電圧よりも低い閾値
    電圧のトランジスタで構成されていることを特徴とする
    論理回路。
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