JP3341075B2 - 自動車用オイルクーラ - Google Patents
自動車用オイルクーラInfo
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- JP3341075B2 JP3341075B2 JP27157296A JP27157296A JP3341075B2 JP 3341075 B2 JP3341075 B2 JP 3341075B2 JP 27157296 A JP27157296 A JP 27157296A JP 27157296 A JP27157296 A JP 27157296A JP 3341075 B2 JP3341075 B2 JP 3341075B2
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- Japan
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- hole
- oil
- corrugated surface
- cooling water
- oil cooler
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D9/00—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D9/0012—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the apparatus having an annular form
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は中心孔を有する平面
円形のプレートを積層してなるオイルクーラに係り、中
心孔の周りに複数のオイルおよび冷却水の出入口が設け
られたものにおいて、オイルおよび冷却水の攪拌を促進
して熱伝達を良好にさせる手段を設けたものに関する。
円形のプレートを積層してなるオイルクーラに係り、中
心孔の周りに複数のオイルおよび冷却水の出入口が設け
られたものにおいて、オイルおよび冷却水の攪拌を促進
して熱伝達を良好にさせる手段を設けたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】本出願人が既に提案したこの種のオイル
クーラは、図７〜図９に示す如く、プレス加工された金
属板よりなるプレート１を多数積層してコアを構成した
ものである。このプレート１は、外周に斜めに絞られた
テーパ外周部11を有する円盤状に形成されると共に、中
心に中心孔２が設けられ且つ、オイル出入孔３と冷却水
出入孔４とが周方向に互いに９０°離れて交互に形成さ
れる。そして、各オイル出入孔３，冷却水出入孔４間に
形成された四つの扇状の平面に波型面５が曲折されてい
る。この波型面５は凸条と凹溝とを交互に且つ互いに平
行にして板材の厚み方向へ曲折したものである。したが
って、波型面５はその内面と外面とに形成され、外面側
の凸条は内面側の凹溝となる。このようにしてなる凸条
および凹溝は、中心孔２の孔縁部近傍まで延びている。
さらに図８のおいて、オイル出入孔３の孔縁部には絞り
孔縁部12が形成され、冷却水出入孔４にはそれが存在し
ない。
クーラは、図７〜図９に示す如く、プレス加工された金
属板よりなるプレート１を多数積層してコアを構成した
ものである。このプレート１は、外周に斜めに絞られた
テーパ外周部11を有する円盤状に形成されると共に、中
心に中心孔２が設けられ且つ、オイル出入孔３と冷却水
出入孔４とが周方向に互いに９０°離れて交互に形成さ
れる。そして、各オイル出入孔３，冷却水出入孔４間に
形成された四つの扇状の平面に波型面５が曲折されてい
る。この波型面５は凸条と凹溝とを交互に且つ互いに平
行にして板材の厚み方向へ曲折したものである。したが
って、波型面５はその内面と外面とに形成され、外面側
の凸条は内面側の凹溝となる。このようにしてなる凸条
および凹溝は、中心孔２の孔縁部近傍まで延びている。
さらに図８のおいて、オイル出入孔３の孔縁部には絞り
孔縁部12が形成され、冷却水出入孔４にはそれが存在し
ない。
【０００３】しかして、多数のプレート１が上下方向に
積層される場合には、中心孔２の孔縁部にスペーサ用リ
ング６が位置され、絞り孔縁部12の存在する出入口孔と
それが存在しない出入口孔とが互いに重ね合わされて図
９の如くコアを構成する。すなわち、積層方向に互いに
重なり合うプレート１は、図８において周方向に互いに
９０°位置ずれして重ね合わされる。その結果、上下に
重なる一対のプレート１は夫々の波型面５の凸条が互い
に交差するように配置される。なお、図７および図８は
プレート１のテーパ外周部11を上向きにして表現した
が、図９はそれを下向きに表現している。このようにし
てなるオイルクーラは、図９の如くエンジン15上に締結
ボルト14を介して締結固定される。そして、エンジンの
オイル口16から本オイルクーラ内のオイル出入孔３を介
してオイルが流入し、各プレートの一枚おきに形成され
たオイル流路７内を周方向に流通するものである。すな
わち、図８において一方のオイル出入孔３から他方のオ
イル出入孔３に円弧状に流通するものである。また、一
方の冷却水出入孔４から他方の冷却水出入孔４には冷却
水が流通し、各プレートの一枚おきに形成されたオイル
流路７と冷却水流路８との間で熱交換が行われるもので
ある。
積層される場合には、中心孔２の孔縁部にスペーサ用リ
ング６が位置され、絞り孔縁部12の存在する出入口孔と
それが存在しない出入口孔とが互いに重ね合わされて図
９の如くコアを構成する。すなわち、積層方向に互いに
重なり合うプレート１は、図８において周方向に互いに
９０°位置ずれして重ね合わされる。その結果、上下に
重なる一対のプレート１は夫々の波型面５の凸条が互い
に交差するように配置される。なお、図７および図８は
プレート１のテーパ外周部11を上向きにして表現した
が、図９はそれを下向きに表現している。このようにし
てなるオイルクーラは、図９の如くエンジン15上に締結
ボルト14を介して締結固定される。そして、エンジンの
オイル口16から本オイルクーラ内のオイル出入孔３を介
してオイルが流入し、各プレートの一枚おきに形成され
たオイル流路７内を周方向に流通するものである。すな
わち、図８において一方のオイル出入孔３から他方のオ
イル出入孔３に円弧状に流通するものである。また、一
方の冷却水出入孔４から他方の冷却水出入孔４には冷却
水が流通し、各プレートの一枚おきに形成されたオイル
流路７と冷却水流路８との間で熱交換が行われるもので
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが図８におい
て、一方のオイル出入孔３から流出したオイルの一部は
バイパス流３ａとして、スペーサ用リング６の外周に沿
ってバイパス空間20を通り、他方のオイル出入孔３に直
接達してしまう。即ち、オイルの一部は波型面５により
攪拌されることなく、一方のオイル出入孔３からバイパ
ス空間20を介して他方の出入孔３に流通する。図４はそ
のスペーサ用リング６と波型面５の凸条の端との間に形
成された三角形のバイパス空間20を表現したものであ
る。このようなバイパス空間20を流通するオイルが多け
れば多いほど、熱交換効率が低下することになる。そこ
で、本発明はバイパス流３ａを可及的に少なくすること
を課題とするものである。
て、一方のオイル出入孔３から流出したオイルの一部は
バイパス流３ａとして、スペーサ用リング６の外周に沿
ってバイパス空間20を通り、他方のオイル出入孔３に直
接達してしまう。即ち、オイルの一部は波型面５により
攪拌されることなく、一方のオイル出入孔３からバイパ
ス空間20を介して他方の出入孔３に流通する。図４はそ
のスペーサ用リング６と波型面５の凸条の端との間に形
成された三角形のバイパス空間20を表現したものであ
る。このようなバイパス空間20を流通するオイルが多け
れば多いほど、熱交換効率が低下することになる。そこ
で、本発明はバイパス流３ａを可及的に少なくすること
を課題とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用オイル
クーラは、プレス加工された多数の金属製のプレート
(1) の積層体によりコアが構成され、夫々のプレート
(1) は、平面円形で中心孔(2) を有し且つ、その中心孔
(2) の回りに互いに離間して複数のオイル出入孔(3) 、
冷却水出入孔(4) が配置され、それらの出入孔間に、そ
の表面では凸条と凹溝とを、その裏面ではそれらに整合
する逆向きの凹溝と凸条となる、交互に且つ互いに曲折
した波型面(5) がその内外面に形成されてなり、夫々の
前記プレート(1) の中心孔(2) の孔縁に、その中心孔
(2) と同心のスペーサ用リング(6) が介装されると共
に、前記波型面(5) の前記凸条が互いに交差して接触さ
れ、そのコアの前記各プレート１間に交互にオイル流路
(7) と冷却水流路(8) とが形成されたオイルクーラにお
いて、前記波型面(5) の前記凸条の端部に、前記スペー
サ用リング(6) の外周に隣接してその稜線を前記中心孔
(2) と同心とした円弧状に、前記プレス加工により一体
的に曲折形成されたバイパス防止リブ(9) が、そのスペ
ーサ用リング(6) 側にそのリング高さと同一に、延在さ
れてなり、そのバイパス防止リブ(9) はその裏面側で凹
溝が形成され、そこにその裏面側の流体が導かれるよう
に形成されたことを特徴とするものである。本オイルク
ーラによれば、波型面(5) の縁とスペーサ用リング(6)
との間にその波の凸条に連続するバイパス防止リブがス
ペーサ用リング(6) に隣接し且つ同心円となる円弧状に
リングと同じ高さに突設形成されているので、そのスペ
ーサ用リング(6) 外周に沿って流通する流体を少なく
し、その分だけ流体を波型面(5) に導き熱交換を促進で
きる。しかも、そのバイパス防止リブ(9) はその裏面側
で凹溝が形成され、そこにその裏面側の流体が導かれる
ように形成されたから、バイパス防止リブ(9) 自体が裏
面側において波型曲折面の一部を構成して熱交換を促進
し得る。
クーラは、プレス加工された多数の金属製のプレート
(1) の積層体によりコアが構成され、夫々のプレート
(1) は、平面円形で中心孔(2) を有し且つ、その中心孔
(2) の回りに互いに離間して複数のオイル出入孔(3) 、
冷却水出入孔(4) が配置され、それらの出入孔間に、そ
の表面では凸条と凹溝とを、その裏面ではそれらに整合
する逆向きの凹溝と凸条となる、交互に且つ互いに曲折
した波型面(5) がその内外面に形成されてなり、夫々の
前記プレート(1) の中心孔(2) の孔縁に、その中心孔
(2) と同心のスペーサ用リング(6) が介装されると共
に、前記波型面(5) の前記凸条が互いに交差して接触さ
れ、そのコアの前記各プレート１間に交互にオイル流路
(7) と冷却水流路(8) とが形成されたオイルクーラにお
いて、前記波型面(5) の前記凸条の端部に、前記スペー
サ用リング(6) の外周に隣接してその稜線を前記中心孔
(2) と同心とした円弧状に、前記プレス加工により一体
的に曲折形成されたバイパス防止リブ(9) が、そのスペ
ーサ用リング(6) 側にそのリング高さと同一に、延在さ
れてなり、そのバイパス防止リブ(9) はその裏面側で凹
溝が形成され、そこにその裏面側の流体が導かれるよう
に形成されたことを特徴とするものである。本オイルク
ーラによれば、波型面(5) の縁とスペーサ用リング(6)
との間にその波の凸条に連続するバイパス防止リブがス
ペーサ用リング(6) に隣接し且つ同心円となる円弧状に
リングと同じ高さに突設形成されているので、そのスペ
ーサ用リング(6) 外周に沿って流通する流体を少なく
し、その分だけ流体を波型面(5) に導き熱交換を促進で
きる。しかも、そのバイパス防止リブ(9) はその裏面側
で凹溝が形成され、そこにその裏面側の流体が導かれる
ように形成されたから、バイパス防止リブ(9) 自体が裏
面側において波型曲折面の一部を構成して熱交換を促進
し得る。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の実
施の形態につき説明する。図１は本発明のオイルクーラ
のエレメントを構成するプレート１の底面図であり、従
来のプレート１と同一部分については同一符号が付して
ある。また、図２はそのプレート１の一部破断斜視図で
あり、図３は図２における III部拡大図である。また、
図５は複数のプレート１を積層する時の組立説明図であ
り、図６は本発明のオイルクーラの使用状態を示し、図
５においてVI−VI線上で切断したものである。本発明の
プレート１が従来型のそれと異なる点は、波型面５の縁
部にバイパス防止リブ９を設けたものである。すなわ
ち、波型面５における凸条の端縁に、スペーサ用リング
６の外周に沿って且つ、それに近接して弧状に形成され
たバイパス防止リブ９が延在されたものである。そし
て、このバイパス防止リブ９の存在により図３の如くバ
イパス防止リブ９とスペーサ用リング６との間が近接
し、両者の間に形成されるバイパス空間20が可及的に小
さくなる。それと共に、そのバイパス空間20がスペーサ
用リング６に沿って一定以上長く形成されているため、
その流路抵抗が大きくなる。そのため、各出入孔から流
出したオイルや冷却水の一部がスペーサ用リング６の外
周に沿って流通することを阻止する。
施の形態につき説明する。図１は本発明のオイルクーラ
のエレメントを構成するプレート１の底面図であり、従
来のプレート１と同一部分については同一符号が付して
ある。また、図２はそのプレート１の一部破断斜視図で
あり、図３は図２における III部拡大図である。また、
図５は複数のプレート１を積層する時の組立説明図であ
り、図６は本発明のオイルクーラの使用状態を示し、図
５においてVI−VI線上で切断したものである。本発明の
プレート１が従来型のそれと異なる点は、波型面５の縁
部にバイパス防止リブ９を設けたものである。すなわ
ち、波型面５における凸条の端縁に、スペーサ用リング
６の外周に沿って且つ、それに近接して弧状に形成され
たバイパス防止リブ９が延在されたものである。そし
て、このバイパス防止リブ９の存在により図３の如くバ
イパス防止リブ９とスペーサ用リング６との間が近接
し、両者の間に形成されるバイパス空間20が可及的に小
さくなる。それと共に、そのバイパス空間20がスペーサ
用リング６に沿って一定以上長く形成されているため、
その流路抵抗が大きくなる。そのため、各出入孔から流
出したオイルや冷却水の一部がスペーサ用リング６の外
周に沿って流通することを阻止する。
【０００７】このようにしてなるプレート１は、一例と
してその両面にろう材が被覆されたアルミニウム板のプ
レス成形体からなり、図５の如く多数のプレート１がス
ペーサ用リング６を介して積層される。このとき、上下
に隣接する一対のプレート１は、互いに周方向に９０°
位置ずれし、絞り孔縁部12の存在する開口とそれの存在
しない開口とが夫々密着し、波型面５の凸条が互いに交
差して接触されると共に、テーパ外周部11どうしが接触
する。そして、それらが積層体の上下両端に端板17が位
置されると共に、一方の端板17にベース18が位置され、
それらが組立状態で高温の炉内に挿入される。そして、
各プレート１および端板11に被覆されたろう材を溶融さ
せ、次いでそれを固化することにより、各プレート間お
よびプレートと端板17並びにベース18間が一体的に且つ
液密にろう付け固定される。このようにしてなるオイル
クーラは、締結ボルト14を介してエンジン15に接続され
る。 そして、エンジン15のオイル口16からオイルをコ
アのオイル流路７内に流通させ、図６においては図示さ
れない他方のオイル孔からエンジンに還流する。そし
て、各プレートの一枚おきに形成された冷却水流路８内
に冷却水が流通し、オイルと冷却水との間に熱交換が行
われるものである。
してその両面にろう材が被覆されたアルミニウム板のプ
レス成形体からなり、図５の如く多数のプレート１がス
ペーサ用リング６を介して積層される。このとき、上下
に隣接する一対のプレート１は、互いに周方向に９０°
位置ずれし、絞り孔縁部12の存在する開口とそれの存在
しない開口とが夫々密着し、波型面５の凸条が互いに交
差して接触されると共に、テーパ外周部11どうしが接触
する。そして、それらが積層体の上下両端に端板17が位
置されると共に、一方の端板17にベース18が位置され、
それらが組立状態で高温の炉内に挿入される。そして、
各プレート１および端板11に被覆されたろう材を溶融さ
せ、次いでそれを固化することにより、各プレート間お
よびプレートと端板17並びにベース18間が一体的に且つ
液密にろう付け固定される。このようにしてなるオイル
クーラは、締結ボルト14を介してエンジン15に接続され
る。 そして、エンジン15のオイル口16からオイルをコ
アのオイル流路７内に流通させ、図６においては図示さ
れない他方のオイル孔からエンジンに還流する。そし
て、各プレートの一枚おきに形成された冷却水流路８内
に冷却水が流通し、オイルと冷却水との間に熱交換が行
われるものである。
【０００８】
【発明の作用・効果】本発明の自動車用オイルクーラ
は、波型面(5) の縁とスペーサ用リング(6) との間に、
その波の凸条に連続するバイパス防止リブがスペーサ用
リング(6) に隣接し且つ同心円となる円弧状にリングと
同じ高さに突設形成されているので、そのスペーサ用リ
ング(6) 外周に沿って流通する流体を少なくし、その分
だけ流体を波型面(5) に導き熱交換を促進できる。しか
も、そのバイパス防止リブ(9) はその裏面側で凹溝が形
成され、そこにその裏面側の流体が導かれるように形成
されたから、バイパス防止リブ(9) 自体が裏面側におい
て波型曲折面の一部を構成して熱交換を促進し得る。
は、波型面(5) の縁とスペーサ用リング(6) との間に、
その波の凸条に連続するバイパス防止リブがスペーサ用
リング(6) に隣接し且つ同心円となる円弧状にリングと
同じ高さに突設形成されているので、そのスペーサ用リ
ング(6) 外周に沿って流通する流体を少なくし、その分
だけ流体を波型面(5) に導き熱交換を促進できる。しか
も、そのバイパス防止リブ(9) はその裏面側で凹溝が形
成され、そこにその裏面側の流体が導かれるように形成
されたから、バイパス防止リブ(9) 自体が裏面側におい
て波型曲折面の一部を構成して熱交換を促進し得る。
【図１】本オイルクーラのエレメントであるプレート１
の底面図。
の底面図。
【図２】図１のII線上で破断した一部破断斜視図。
【図３】図２の III部拡大図。
【図４】図８のIV部拡大図。
【図５】本発明のプレート１によりオイルクーラを組み
立てる組立説明図。
立てる組立説明図。
【図６】本発明の自動車用オイルクーラの使用状態を示
す断面図であって、図５におけるVI−VI線上で切断した
もの。
す断面図であって、図５におけるVI−VI線上で切断した
もの。
【図７】従来型プレート１の底面図。
【図８】図７のVIII線上で破断した一部破断斜視図。
【図９】従来型自動車用オイルクーラの断面図であっ
て、図８のIX−IX線上で切断したもの。
て、図８のIX−IX線上で切断したもの。
１ プレート ２ 中心孔 ３ オイル出入孔 ３ａ バイパス流 ４ 冷却水出入孔 ５ 波型面 ６ スペーサ用リング ７ オイル流路 ８ 冷却水流路 ９ バイパス防止リブ 11 テーパ外周部 12 絞り孔縁部 13 凸部 14 締結ボルト 15 エンジン 16 オイル口 17 端板 18 ベース 20 バイパス空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米口 宏 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 蟻坂 篤史 埼玉県和光市中央１丁目４番１号 株式 会社本田技術研究所内 (72)発明者 青山 忠道 東京都渋谷区代々木三丁目25番３号 東 洋ラジエーター株式会社内 (72)発明者 中村 洋一 東京都渋谷区代々木三丁目25番３号 東 洋ラジエーター株式会社内 (56)参考文献 特開 平８−159685（ＪＰ，Ａ) 実公 平２−16154（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F28F 3/00 - 3/14 F28D 9/00 - 9/02
Claims (1)
- 【請求項１】 プレス加工された多数の金属製のプレー
ト(1) の積層体によりコアが構成され、 夫々のプレート(1) は、平面円形で中心孔(2) を有し且
つ、その中心孔(2) の回りに互いに離間して複数のオイ
ル出入孔(3) 、冷却水出入孔(4) が配置され、それらの
出入孔間に、その表面では凸条と凹溝とを、その裏面で
はそれらに整合する逆向きの凹溝と凸条となる、交互に
且つ互いに曲折した波型面(5) がその内外面に形成され
てなり、 夫々の前記プレート(1) の中心孔(2) の孔縁に、その中
心孔(2) と同心のスペーサ用リング(6) が介装されると
共に、前記波型面(5) の前記凸条が互いに交差して接触
され、 そのコアの前記各プレート１間に交互にオイル流路(7)
と冷却水流路(8) とが形成されたオイルクーラにおい
て、 前記波型面(5) の前記凸条の端部に、前記スペーサ用リ
ング(6) の外周に隣接してその稜線を前記中心孔(2) と
同心とした円弧状に、前記プレス加工により一体的に曲
折形成されたバイパス防止リブ(9) が、そのスペーサ用
リング(6) 側にそのリング高さと同一に、延在されてな
り、そのバイパス防止リブ(9) はその裏面側で凹溝が形
成され、そこにその裏面側の流体が導かれるように形成
されたことを特徴とする自動車用オイルクーラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27157296A JP3341075B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 自動車用オイルクーラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27157296A JP3341075B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 自動車用オイルクーラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1096596A JPH1096596A (ja) | 1998-04-14 |
| JP3341075B2 true JP3341075B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=17501955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27157296A Expired - Fee Related JP3341075B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 自動車用オイルクーラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3341075B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102004003790A1 (de) * | 2004-01-23 | 2005-08-11 | Behr Gmbh & Co. Kg | Wärmetauscher, insbesondere Öl-/Kühlmittel-Kühler |
| EP2647941A1 (en) * | 2012-04-05 | 2013-10-09 | Alfa Laval Corporate AB | Plate heat exchanger |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP27157296A patent/JP3341075B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1096596A (ja) | 1998-04-14 |
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