JP3340712B2 - 連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用した擁壁用枠体と、この擁壁用枠体を利用する施工方法 - Google Patents

連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用した擁壁用枠体と、この擁壁用枠体を利用する施工方法

Info

Publication number
JP3340712B2
JP3340712B2 JP35343799A JP35343799A JP3340712B2 JP 3340712 B2 JP3340712 B2 JP 3340712B2 JP 35343799 A JP35343799 A JP 35343799A JP 35343799 A JP35343799 A JP 35343799A JP 3340712 B2 JP3340712 B2 JP 3340712B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retaining wall
honeycomb
continuous
honeycomb structure
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35343799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001164538A (ja
Inventor
久慶 後藤
賢 後藤
洋二 後藤
和志 後藤
Original Assignee
後藤建設 株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 後藤建設 株式会社 filed Critical 後藤建設 株式会社
Priority to JP35343799A priority Critical patent/JP3340712B2/ja
Publication of JP2001164538A publication Critical patent/JP2001164538A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3340712B2 publication Critical patent/JP3340712B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)
  • Revetment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続した蜂の巣状
のハニカム構造体を利用した擁壁 (以下、擁壁等とする)用
枠体と、この擁壁等用枠体を利用する施工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】擁壁、河川の護岸面、土留め、河床等に
関して、自然に優しく、かつ生物の生育、生態系の保護
に適する、いわゆる自然環境に役立ち、かつ自然に親し
むことを目的として木材を使用した擁壁等の施工方法が
ある。先行技術文献にもこれらに関する発明がある。
【0003】特開平7-119166号の土木施工方法および
土木施工用枠体であり、その内容は、複数本の木材を柵
状に揃えた単位柵状部材を対向させて配設し、対向する
単位柵状部材同士が所定の間隔をおいて立設されるよう
ハリ渡し材で連結して枠状に形成し、対向する単位柵状部
材同士が近接する方向に折り畳み可能に単位柵状部材と
ハリ渡し部材とが相対的に回動可能に連結され、枠状内に
土砂等の充填物を充填して土留め等を築造するものであ
り、木材を利用して容易に土留壁体または河川の護岸等
を築造する。
【0004】特開平8-151636号の土留め、護岸等の建
設用枠体及びその施工方法であり、その内容は、前側木
材と後側木材を配設し、一側木材と他側木材が間隔をお
いて順次井桁状に配設する構成であり、井桁状のために
載荷重や土圧が優れ、かつ自然環境を保護できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記文献、は、木
材を有効利用すること、環境破壊の虞のないこと、自然
環境維持に役立つこと等の特徴を有する。しかし、、
とも、多少の変形は可能だが、自然の地形に合わせた
複雑な形ができず、設置の多様化が図れないこと、高さ
及び長さ方向の変更は困難であり、擁壁等の面積、土
圧、施工形態、施工目的、施工時期等(以下、面積等と
する。)の諸条件に対応して臨機応変に対処できないこ
と等の問題がある。
【0006】尚、、とも、連結具としてホ゛ルト・ナット
を採用する構成であり、鉄製のホ゛ルト・ナットを使用するこ
とにより、環境破壊の問題も発生しかねないこと、ホ゛ルト
・ナットが腐蝕し使用不能となること等の問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、擁壁
等の施工性の向上ができること、簡単な施工が可能とな
ること等の特徴がある。
【0008】擁壁等に使用する連続した蜂の巣状のハニカム
構造体を利用した擁壁等用枠体であって、この枠体は、
連続した蜂の巣状のハニカム構造体を連結材として、多数本
の圧縮六角木材と連続した蜂の巣状のハニカム構造体を連結
した連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用した擁壁等用
枠体である。
【0009】請求項2の発明は、高さ、長さ、大きさを
自在に変更でき、設置の多様化が図れること、施工性の
向上ができること、簡単な施工が可能となること等の特
徴がある。
【0010】上記の枠体であって、高さ、長さ、大きさ
を自在に変更できる連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利
用した擁壁等用枠体である。
【0011】
【0012】
【0013】請求項3の発明は、擁壁等用の枠体を擁壁
等の面積等の諸条件に対応して、効率的に活用するこ
と、最適かつ簡便に擁壁等を構築することを目的とす
る。
【0014】連続した蜂の巣状のハニカム構造体を連結材と
して、多数本の圧縮六角木材と連続した蜂の巣状のハニカム
構造体を連結した連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用
した擁壁等用枠体を、擁壁等に使用する連続した蜂の巣
状のハニカム構造体を利用した擁壁等用枠体を利用する施工
方法であって、当該擁壁等用枠体を擁壁、護岸面、土留
めに設置し、該擁壁等用枠体を固定する構成の擁壁等用
枠体を利用する施工方法である。
【0015】請求項4の発明は、擁壁等用の枠体を擁壁
等の面積等の諸条件に対応して、効率的に活用するこ
と、最適かつ簡便に擁壁等を構築することを目的とす
る。
【0016】連続した蜂の巣状のハニカム構造体を連結材と
して、多数本の圧縮六角木材と連続した蜂の巣状のハニカム
構造体を連結した連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用
した擁壁等用枠体を、擁壁等に使用する連続した蜂の巣
状のハニカム構造体を利用した擁壁等用枠体を利用する施工
方法であって、当該擁壁等用枠体を擁壁、護岸面、土留
めに設置し、該擁壁等用枠体を固定し、前記擁壁等用枠
体の隙間に土、砂、土砂、セラミック炭等の充填材を設ける
構成の擁壁等用枠体を利用する施工方法である。
【0017】請求項5の発明は、擁壁等用の枠体を擁壁
等の面積等の諸条件に対応して、効率的に活用するこ
と、最適かつ簡便に擁壁等を構築することを目的とす
る。
【0018】多数本の圧縮六角木材を連結した擁壁等用
枠体を、擁壁等に使用する擁壁等用枠体を利用する施工
方法であって、当該擁壁等用枠体を擁壁、護岸面、土留
めに設置し、該擁壁等用枠体を固定する構成の擁壁等用
枠体を利用する施工方法である。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を利用した河川の
全体を表す図であり、連続した蜂の巣状のハニカム構造体
と、圧縮六角木材を組み合せて連結した枠体を、底張工
として河川の河床に利用する、河川の擁壁としての利用
が可能である。
【0020】連続した蜂の巣状のハニカム構造体の六角孔
に、圧縮して六角断面を六角形状に加工した圧縮六角木
材を挿入し、枠体を形成する。圧縮六角木材の挿入本
数、長さ等は、施工形態、施工目的、施工時期等により
適宜選択すれば良い。連続した蜂の巣状のハニカム構造体が
連結材の役割をしているので、圧縮六角木材の挿入の仕
方によって、枠体の長さ、高さ、大きさ等は自由に変更
可能である。尚、圧縮六角木材が腐蝕することは少ない
が、腐蝕、損傷等した場合は取替え自由である。
【0021】図3〜図4に底張工としての利用を表す図が
あり、基礎砕石(河床)上に連続した蜂の巣状のハニカム構造
体と圧縮六角木材を組み合せて連結した枠体を固定し、
枠体の上に石、土砂、丸太等を積み上げる。これによ
り、河床の洗掘防止と、河川の流速の減衰に効果があ
る。また、急流河川では、圧縮六角木材を長くし、緩流
河川では、圧縮六角木材を短くすることにより、一層効
果がある。特に急流河川では、底張りコンクリートとの併用に
より、強度を上げることが可能である。また、連続した
蜂の巣状のハニカム構造体の凹凸並びに挿入した圧縮六角木
材は、河床の石や砂礫の流出防止となり、魚等の水棲動
物の生息域を確保でき、環境の保護にも役立っている。
【0022】図5〜図6にもたれ式擁壁としての利用を表
す図があり、裏込め砕石(河川の法面)上に連続した蜂の
巣状のハニカム構造体と圧縮六角木材を組み合せて連結した
枠体を固定し、枠体内に土砂、袋詰めセラミック炭等を入れ
る。場合によっては胴込めコンクリートを入れて強度を上げる
ことも可能である。また、袋詰めセラミック炭を入れること
によって河川の水の浄化、水質の向上等が可能となり、
環境の保護にも役立っている。また、連続した蜂の巣状
のハニカム構造体の凹凸並びに挿入した圧縮六角木材間は、
植栽ホ゜ットとして利用可能である。
【0023】図7〜図12に階段式擁壁としての利用を表
す図があり、基礎砕石(河川の法面又は河床)上に連続し
た蜂の巣状のハニカム構造体と圧縮六角木材を組み合せて連
結した枠体を固定し、枠体上に土砂、丸太、セラミック炭等
を積み上げる。図11〜図12の場合は、枠体内に土砂、丸
太、セラミック炭等を入れる。連続した蜂の巣状のハニカム構造
体の組み合わせ方及び挿入した圧縮六角木材の長さによ
り、勾配を自由に調節でき、ステッフ゜の形状も自由にでき
る。連続した蜂の巣状のハニカム構造体の外周部の六角孔に
圧縮六角木材を挿入して互いの連結に利用し、連続した
蜂の巣状のハニカム構造体と圧縮六角木材で挟まれた内部に
石や土砂等を充填することにより強度を上げることが可
能であり、また、植栽もできる。
【0024】図13〜図14に重力式擁壁としての利用を表
す図があり、連続した蜂の巣状のハニカム構造体を底面と
し、連続した蜂の巣状のハニカム構造体の外周部の六角孔に
挿入した圧縮六角木材を壁面として組み合せて連結した
枠体の円柱状となった内部に石や土砂を充填する。従っ
て、容易に擁壁の設置が可能となり、また、移動も可能
であり、設置の多様化が図れる。連続した蜂の巣状のハニ
カム構造体の組み合わせ方と圧縮六角木材の長さにより、
擁壁の形状を自由に変えることができる。また、持ち運
びも可能であり、設置の多様化が図れる。
【0025】
【0026】
【実施例】本発明の実施例を図面を基に説明する。
【0027】図1は、本発明を利用した河川の全体を表
す図であり、連続した蜂の巣状のハニカム構造体1と圧縮六
角木材2を組み合せて連結した枠体3を様々な形で利用し
ており、河床には底張工4、河川の法面にはもたれ式擁
壁5、階段式擁壁6として利用されており、また、重力式
擁壁7としての利用もある。また、圧縮六角木材2のみを
組み合せた擁壁等も設置可能である。
【0028】図2は、連続した蜂の巣状のハニカム構造体1と
圧縮六角木材2を組み合せて連結した枠体3を表す図であ
り、枠体3の組み合わせによって、高さ、長さ、大きさ
を自由に変更でき、様々な形に変形することができ、自
然の地形に合わせて利用することが可能である。尚、連
続した蜂の巣状のハニカム構造体1の孔は19個あるが、孔の
数は限定されない。
【0029】図3〜図4は、底張工4を表した図であり、
連続した蜂の巣状のハニカム構造体1の外周部111の6箇所に
圧縮六角木材2を挿入し、連続した蜂の巣状のハニカム構造
体1の中心部に圧縮六角木材2を挿入する。連続した蜂の
巣状のハニカム構造体1と他の連続した蜂の巣状のハニカム構造
体1の一部を重ねて圧縮六角木材2を挿入して貫通させ
る。前記のようにしてできた枠体3を、河川の基礎砕石A
(河床)に圧縮六角木材2が河床に対して垂直になるよう
に並べて固定し、石B、土砂C、丸太D等を積載して、安
定した底張工4ができる。また、コンクリートGを入れること
で、より強固な底張工4の設置が可能である。尚、矢印
は流水方向を示す。
【0030】尚、図示しないが、急流河川では、圧縮六
角木材2を長くし、緩流河川では、圧縮六角木材2を短く
することにより、河床の洗掘防止と、河川の流速の減衰
に一層効果がある。また、丸太杭等を打ち付けてより強
固な固定にすることも可能である。
【0031】図5〜図6は、もたれ式擁壁5を表した図で
あり、連続した蜂の巣状のハニカム構造体1の外周部111の6
箇所に圧縮六角木材2を挿入し、連続した蜂の巣状のハニカ
ム構造体1の中心部に圧縮六角木材2を挿入する。連続し
た蜂の巣状のハニカム構造体1と他の連続した蜂の巣状のハニカ
ム構造体1の一部を重ねて圧縮六角木材2を挿入して貫通
させる。前記のようにしてできた枠体3を、河川の裏込
め砕石E(法面)上に法面に対して略垂直になるように、
固定し、胴込めコンクリートG1や土砂C、袋詰めセラミック炭F1等を
入れることによって、より強固で安定したもたれ式擁壁
5ができる。圧縮六角木材2の長さを地形により変更でき
るので、自然の複雑な地形にも対応することができ、設
置の多様化が図れる。
【0032】図7〜図10は、階段式擁壁6を表した図であ
り、連続した蜂の巣状のハニカム構造体1の外周部111全体に
圧縮六角木材2を挿入する。連続した蜂の巣状のハニカム構
造体1と他の連続した蜂の巣状のハニカム構造体1の一部を重
ねて圧縮六角木材2を挿入して貫通させる。一部を重ね
て貫通させることによって、枠体3同士が連結し合い固
定できる。前記のようにしてできた枠体3を、河川の法
面又は河床(図面では基礎砕石Aとする。)上に固定し、1
段目、2段目、3段目、4段目、5段目…と階段状にし、更
に、石B、土砂C、丸太D、セラミック炭F等を入れて連続した
蜂の巣状のハニカム構造体1の孔を埋めて平らにすることに
よって、より強固で安定した階段式擁壁6ができる。階
段式擁壁6は、連続した蜂の巣状のハニカム構造体1の組み合
わせ方や圧縮六角木材2の長さによって、勾配、ステッフ゜の
形状、長さ等を自由に変更することができる。
【0033】図11〜図12は、階段式擁壁61を表した図で
あり、連続した蜂の巣状のハニカム構造体1の外周部111に圧
縮六角木材2を挿入する。連続した蜂の巣状のハニカム構造
体1と他の連続した蜂の巣状のハニカム構造体1の一部を重ね
て圧縮六角木材2を挿入して貫通させる。前記のように
してできた枠体3を横に倒し、河川の法面又は河床上に1
段目、2段目と積み上げ固定し、土砂C等(図示せず)を入
れることによって、より強固で安定した階段式擁壁61が
できる。階段式擁壁61は、連続した蜂の巣状のハニカム構造
体1の組み合わせ方や圧縮六角木材2の長さによって、勾
配、ステッフ゜の形状、長さ等を自由に変更することができ
る。
【0034】図13〜図14は、重力式擁壁7を表した図で
あり、連続した蜂の巣状のハニカム構造体1の外周部111に圧
縮六角木材2を挿入する。連続した蜂の巣状のハニカム構造
体1と他の連続した蜂の巣状のハニカム構造体1の一部を重ね
て圧縮六角木材2を挿入して貫通させる。一部を重ねて
貫通させることによって、枠体3同士が連結し合い固定
できる。連続した蜂の巣状のハニカム構造体1を下底にし
て、下底同士の連続した蜂の巣状のハニカム構造体1の一部
を重ね、圧縮六角木材2を下底の連続した蜂の巣状のハニカ
ム構造体1に垂直に縦に挿入し、挿入した圧縮六角木材2
の上方に上底の連続した蜂の巣状のハニカム構造体1の一部
を重ねて挿入する。このようにしてできた枠体3を、河
川の法面又は河床上に固定し、石B、土砂C等を入れるこ
とによって、より強固で安定した重力式擁壁7ができ
る。重力式擁壁7は、連続した蜂の巣状のハニカム構造体1の
組み合わせ方や圧縮六角木材2の長さによって、勾配、ス
テッフ゜の形状、長さ等を自由に変更することができ、ま
た、移動等も可能である。
【0035】
【0036】尚、11は、圧縮六角木材2のみを使用した
圧縮六角木材の階段式擁壁であり、枢軸を設けて、止め
部材で止めることにより、様々な大きさ、長さ、高さに
変更でき、自然の地形にも対応でき、設置の多様化が図
れる。また圧縮六角木材2を井桁式に積み上げ、圧縮六
角木材の井桁式擁壁12のようにすることも可能である。
更に、圧縮六角木材2を組み合せることによって、カ゛ート゛
レール13、えんせき15を設置することも可能である。ま
た、圧縮六角木材2を一定の長さに切断することによ
り、敷石14のように敷くことも可能である。また、間伐
材、木材を六角形状に切削して構成する圧縮六角木材2
も使用する場合がある。
【0037】つまり、連続した蜂の巣状のハニカム構造体1
と圧縮六角木材2との組み合せにより、様々な用途に使
用することができ、また、連続した蜂の巣状のハニカム構造
体1の材質は、廃フ゜ラスチックと木材フ゜ラスチックを混合して構成
されたウット゛フ゜ラスチック又はコンクリート等を利用することによっ
て、環境に優しい施工が可能である。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明は、擁壁等に使用する連
続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用した擁壁等用枠体で
あって、この枠体は、連続した蜂の巣状のハニカム構造体を
連結材として、多数本の圧縮六角木材と連続した蜂の巣
状のハニカム構造体を連結した構成である。従って、設置の
多様化が図れること、施工性の向上ができること、簡単
な施工が可能となること、擁壁等の面積等の諸条件に対
応して有効に対処できること、擁壁等用枠体の利用分野
の拡充を図れること、また、自然環境の維持及び生物に
良い環境を提供できることなどの特徴がある。
【0039】請求項2の発明は、枠体であって、高さ、
長さ、大きさを自在に変更できる構成である。従って、
設置の多様化が図れること、施工性の向上ができるこ
と、簡単な施工が可能となること、擁壁等の面積等の諸
条件に対応して有効に対処できること、擁壁等用枠体の
利用分野の拡充を図れること、また、自然環境の維持及
び生物に良い環境を提供できることなどの特徴がある。
【0040】
【0041】請求項3の発明は、連続した蜂の巣状のハニカ
ム構造体を連結材として、多数本の圧縮六角木材と連続
した蜂の巣状のハニカム構造体を連結した連続した蜂の巣状
のハニカム構造体を利用した擁壁等用枠体を、擁壁等に使用
する連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用した擁壁等用
枠体を利用する施工方法であって、擁壁等用枠体を擁
壁、護岸面、土留めに設置し、擁壁等用枠体を固定する
構成である。従って、擁壁等用の枠体を擁壁等の面積等
の諸条件に対応して、効率的に活用すること、最適かつ
簡便に擁壁等を構築すること、擁壁等用枠体の利用分野
の拡充を図れること、また、自然環境の維持及び生物に
良い環境を提供できることなどの特徴がある。
【0042】請求項4の発明は、連続した蜂の巣状のハニカ
ム構造体を連結材として、多数本の圧縮六角木材と連続
した蜂の巣状のハニカム構造体を連結した連続した蜂の巣状
のハニカム構造体を利用した擁壁等用枠体を、擁壁等に使用
する連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用した擁壁等用
枠体を利用する施工方法であって、擁壁等用枠体を擁
壁、護岸面、土留めに設置し、擁壁等用枠体を固定し、
擁壁等用枠体の隙間に土、砂、土砂、セラミック炭等の充填
材を設ける構成である。従って、擁壁等用の枠体を擁壁
等の面積等の諸条件に対応して、効率的に活用するこ
と、最適かつ簡便に擁壁等を構築すること、擁壁等用枠
体の利用分野の拡充を図れること、また、自然環境の維
持及び生物に良い環境を提供できることなどの特徴があ
る。
【0043】請求項5の発明は、多数本の圧縮六角木材
を連結した擁壁等用枠体を、擁壁等に使用する擁壁等用
枠体を利用する施工方法であって、擁壁等用枠体を擁
壁、護岸面、土留めに設置し、擁壁等用枠体を固定する
構成である。従って、擁壁等用の枠体を擁壁等の面積等
の諸条件に対応して、効率的に活用すること、最適かつ
簡便に擁壁等を構築すること、擁壁等用枠体の利用分野
の拡充を図れること、また、自然環境の維持及び生物に
良い環境を提供できることなどの特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を利用した河川の全体を表す斜視図であ
る。
【図2】本発明の枠体を表す斜視図である。
【図3】本発明の使用例の一例を表す平面図である。
【図4】図3のB-B断面図である。
【図5】本発明の他の使用例の一例を表す正面図であ
る。
【図6】図5のA-A断面図である。
【図7】本発明の他の使用例の一例を表す平面図であ
る。
【図8】(イ)は、図7のB-B断面図である。(ロ)は、図7のC
-C断面図である。
【図9】本発明の他の使用例の一例を表す平面図であ
る。
【図10】(イ)は、図9のB-B断面図である。(ロ)は、図9
のC-C断面図である。
【図11】本発明の他の使用例の一例を表す正面図であ
る。
【図12】図11のB-B断面図である。
【図13】本発明の他の使用例の一例を表す平面図であ
る。
【図14】図13のA-A断面図である。
【符号の説明】
1 連続した蜂の巣状のハニカム構造体 111 外周部 112 内周部 2 圧縮六角木材 3 枠体 4 底張工 5 もたれ式擁壁 6 階段式擁壁 61 階段式擁壁 7 重力式擁壁 11 圧縮六角木材の階段式擁壁 12 圧縮六角木材の井桁式擁壁 13 カ゛ート゛レール 14 敷石 15 えんせき A 基礎砕石 B 石 C 土砂 D 丸太 E 裏込め砕石 F セラミック炭 F1 袋詰めセラミック炭 G コンクリート G1 胴込めコンクリート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 和志 長野県下伊那郡阿南町新野502番地 後 藤建設株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−144254(JP,A) 特開 平10−131195(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02B 3/12 E02B 3/14 E02D 17/20 103 E02D 29/02 308

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 擁壁に使用する連続した蜂の巣状のハニカム
    構造体を利用した擁壁用枠体であって、この枠体は、連
    続した蜂の巣状のハニカム構造体を連結材として、多数本の
    圧縮六角木材と連続した蜂の巣状のハニカム構造体を連結し
    た連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用した擁壁用枠
  2. 【請求項2】 上記の枠体であって、高さ、長さ、大き
    さを自在に変更できる請求項1に記載の連続した蜂の巣
    状のハニカム構造体を利用した擁壁用枠体
  3. 【請求項3】 連続した蜂の巣状のハニカム構造体を連結材
    として、多数本の圧縮六角木材と連続した蜂の巣状のハニ
    カム構造体を連結した連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利
    用した擁壁工用枠体を、擁壁に使用する連続した蜂の巣
    状のハニカム構造体を利用した擁壁用枠体を利用する施工方
    法であって、当該擁壁用枠体を擁壁、護岸面、土留めに
    設置し、擁壁用枠体を固定する構成の擁壁用枠体を利
    用する施工方法。
  4. 【請求項4】 連続した蜂の巣状のハニカム構造体を連結材
    として、多数本の圧縮六角木材と連続した蜂の巣状のハニ
    カム構造体を連結した連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利
    用した擁壁用枠体を、擁壁に使用する連続した蜂の巣状
    のハニカム構造体を利用した擁壁用枠体を利用する施工方法
    であって、当該擁壁用枠体を擁壁、護岸面、土留めに設
    置し、該擁壁用枠体を固定し、前記擁壁用枠体の隙間に
    土、砂、土砂、セラミック炭等の充填材を設ける構成の擁壁
    用枠体を利用する施工方法。
  5. 【請求項5】 多数本の圧縮六角木材を連結した擁壁用
    枠体を、擁壁に使用する擁壁用枠体を利用する施工方法
    であって、当該擁壁用枠体を擁壁、護岸面、土留めに設
    置し、該擁壁用枠体を固定する構成の擁壁用枠体を利用
    する施工方法。
JP35343799A 1999-12-13 1999-12-13 連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用した擁壁用枠体と、この擁壁用枠体を利用する施工方法 Expired - Fee Related JP3340712B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35343799A JP3340712B2 (ja) 1999-12-13 1999-12-13 連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用した擁壁用枠体と、この擁壁用枠体を利用する施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35343799A JP3340712B2 (ja) 1999-12-13 1999-12-13 連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用した擁壁用枠体と、この擁壁用枠体を利用する施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001164538A JP2001164538A (ja) 2001-06-19
JP3340712B2 true JP3340712B2 (ja) 2002-11-05

Family

ID=18430847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35343799A Expired - Fee Related JP3340712B2 (ja) 1999-12-13 1999-12-13 連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用した擁壁用枠体と、この擁壁用枠体を利用する施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3340712B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001164538A (ja) 2001-06-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101281910B1 (ko) 친환경 옹벽 축조시스템 및 그 시공방법
JP2009506234A (ja) 防波堤
JP3340712B2 (ja) 連続した蜂の巣状のハニカム構造体を利用した擁壁用枠体と、この擁壁用枠体を利用する施工方法
KR100520480B1 (ko) 합성 기둥을 이용한 도로 하천제방 옹벽구조
JP3364432B2 (ja) 石材擁壁
JP2983450B2 (ja) 化粧型枠材及び擁壁用化粧型枠並びにその施工方法
KR100662011B1 (ko) 보강스트립을 이용한 하천 호안보호공의 시공방법
JP2002294713A (ja) 木材パネル、土留部材および木材固定工法
JP2878676B2 (ja) 護岸構造
JP2622076B2 (ja) 土木施工方法および土木施工用枠体
JPH11264129A (ja) 護岸構造
JP3315977B1 (ja) 土木用ブロック、土木構築物構造、土木構築物構造の構築方法及び土木用ブロックの製造方法
JP7141157B1 (ja) 法面形成用ブロック及び法面構造及び治水構造
JP3427066B2 (ja) 土木用ブロックの製造方法
JP3111279U (ja) 谷止工
JP2002070024A (ja) 土留め枠および傾斜地等の土留め工法
JPH08151636A (ja) 土留め、護岸等の建設用枠体及びその施工方法
JP2001020252A (ja) 石詰めパネルと、その施工法
JP4844787B2 (ja) 土木用ブロック、土木構築物構造、土木構築物構造の構築方法及び土木用ブロックの製造方法
JPH11256601A (ja) 間伐材入り中古タイヤブロックと、この間伐材入り中古タイヤブロックを利用する擁壁及び護岸構築工法
JPH10245847A (ja) 擁壁構造及びその構築方法
JPH0745615Y2 (ja) 木工法留装置
JPH10331130A (ja) 護岸構造
KR20030024340A (ko) 조립식 강재틀을 이용한 기슭막이 시공방법
JPH02108711A (ja) 仕切りブロック及びブロック構造体及びそれを使用した簡易防波堤の施工方法及び岸壁工法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees