JP3339383B2 - 通電制御装置及びその自己診断方法 - Google Patents

通電制御装置及びその自己診断方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動式アクチュエ
ータの駆動源である直流モータ等の制御対象を通電制御
する通電制御装置及びその自己診断方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示す通電制御装置1は、電動式ア
クチュエータの駆動源である直流モータ2を通電制御対
象とする装置であり、バッテリ電源3のプラス端子と直
流モータ2の正電圧印加端子の間に接続したスイッチ回
路4を、マイクロプロセッサ5が導通制御する構成とさ
れている。スイッチ回路4は、直流モータ2の駆動に必
要な駆動電流に見合う数の半導体スイッチを並列接続し
たものであり、本例の場合、ゲートに印加するゲート電
圧に応じて導通或いは非導通とされFET(電界効果ト
ランジスタ)からなる2個の半導体スイッチS1,S2
を、互いに並列接続して駆動電流要件に適合させてあ
る。半導体スイッチS1,S2のゲートは、マイクロプ
ロセッサ5の出力ポートに接続してある。また、マイク
ロプロセッサ5のA/D変換器内蔵入力ポートには、フ
ィルタ回路6を介して直流モータ2の正電圧印加端子が
接続してある。フィルタ回路6は、抵抗Rとコンデンサ
Cからなる低域濾波回路からなり、直流モータ2への印
加電圧を平滑してマイクロプロセッサ5の入力ポートに
供給する働きをする。
【0003】ところで、半導体スイッチS1,S2は、
機械式リレー等に較べより多くの故障モードを抱えてお
り、定期的な故障診断が欠かせないものである。本例に
示したスイッチ回路4は、直流モータ2の駆動電流要件
に応えるべく一対の半導体スイッチS1,S2を並列接
続して構成してあるため、それぞれの半導体スイッチS
1,S2は個別に診断する必要がある。そこで、従来
は、各半導体スイッチS1,S2を十分な余裕を見込ん
で設定した一定の時間を置いて交互に導通させ、そのと
きの直流モータ2の印加電圧Vdをフィルタ回路6を介
して取り込み、その平滑出力電圧Vmをしきい値判別し
て故障判定する方法を採ってきた。図5は、図4に示し
たマイクロプロセッサによる故障診断動作を説明するた
めのフローチャート、図6(A),(B)は、それぞれ
正常時と故障時の図4に示したモータ駆動装置の回路各
部の信号波形図である。
【0004】診断にさいしては、まず、図5のステップ
(201)に示したように、マイクロプロセッサ5が一
方の半導体スイッチS1を導通させる。そして、直流モ
ータ2の印可電圧Vdが安定するのに必要な一定時間T
1が経過するまで導通状態を持続させる。そして、規定
の一定時間T1が経過したならば、判断ステップ(20
2)に続く判断ステップ(203)において、フィルタ
回路4が平滑出力する電圧Vdを、入力ポートが内蔵す
るA/D変換器(図示せず)を介して取り込み、マイク
ロプロセッサ5の診断動作プログラム上に設定された故
障判定しきい値Vthhと比較する。
【0005】半導体スイッチS1が正常である場合は、
図6(A)に示したように、導通後に僅かの遅れを伴っ
て直流モータ2の印加電圧Vdは上昇し、最終的にはバ
ッテリ電源3の出力電圧にごく近い電圧で安定する。こ
のため、導通後一定時間T1が経過したときには、平滑
出力電圧Vmが故障判定しきい値Vthhを越えてお
り、判断ステップ(203)における判断は肯定され
る。判断ステップ(203)における判断が肯定され、
半導体スイッチS1が正常であることが判ると、第2段
階として、ステップ(204)において、マイクロプロ
セッサ5はもう一方の半導体スイッチS2を導通させ、
直後のステップ(205)において、半導体スイッチS
1を非導通とする。そして、ここでもまた、直流モータ
2への印可電圧Vdが安定するのに必要な一定時間T1
が経過するまで導通状態を持続させ、一定時間T1が経
過したときに、判断ステップ(206)に続く判断ステ
ップ(207)において、フィルタ回路6の出力電圧V
mをマイクロプロセッサ5のプログラム上で設定された
故障判定しきい値Vthhと比較する。
【0006】この場合、半導体スイッチS2が正常であ
れば、図6(A)に示したように、導通後も印加電圧V
維持する。しかしながら、半導体スイッチS2が故
障している場合は、印加電圧Vdはバッテリ電源3の出
力電圧にごく近い電圧を維持できず、図6(B)に示し
たように、時間の経過とともに降圧する。従って、導通
後一定時間T1が経過すると、平滑出力電圧Vmは0V
近くまで降圧してしまい、その結果として判断ステップ
(207)においてVm≦Vthhであると判断され
る。これにより、半導体スイッチS2は故障しているも
のとして、ステップ(211)において故障が報知され
る。
【0007】上記ステップ(207)までにおいて、半
導体スイッチS1,S2に異常が検出されなかった場
合、マイクロプロセッサ5は、続くステップ(208)
において半導体スイッチS2を非導通とする。そして、
印可電圧Vdが零電圧に収束するのに十分な一定時間T
2が経過したときに、判断ステップ209に続くステッ
プ(210)において、フィルタ回路6の出力電圧Vm
を取り込み、ステップ(210)においてマイクロプロ
セッサ5のプログラム上で設定された故障判定しきい値
Vthlと比較する。この場合、半導体スイッチS1,
S2がともに正常であれば、直流モータ2の印加電圧V
mは0Vにごく近い電圧で安定するが、いずれか一方に
異常がある場合は、故障判定しきい値電圧Vthl以下
となることはない。このため、Vm>Vthlであるこ
とが判った場合は、半導体スイッチS1又はS2のいず
れか一方が故障しているからであり、ステップ(21
1)において故障が報知される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の通電制御装
置1は、マイクロプロセッサ5が自己診断プログラムに
従って2つの半導体スイッチS1,S2を交互に一定時
間ずつ動作させ、そのときの直流モーター2の印加電圧
Vdを平滑して得られる電圧Vmを故障判定しきい値電
圧Vthh或いはVthlと比較し、比較結果に応じて
自己診断を行っていた。しかしながら、個々の半導体ス
イッチS1,S2の診断は、直流モータ2に印加する印
可電圧Vdが安定するのに十分な時間T1,T2を割り
当て、静的に安定した条件下で平滑出力電圧Vmをしき
い値判別していたため、診断のつど半導体スイッチS1
或いはS2に大電流の突入電流が流れ込んでいた。この
ため、こうし大電流によるストレスが診断のつど蓄積
され、しかも定常電流による温度上昇がストレスを助長
するため、故障率の上昇を招くといった課題を抱えるも
のであった。さらにまた、各半導体スイッチS1,S2
を十分な時間を置いて交互に動作させながら診断するた
め、スイッチ回路4を構成する半導体スイッチの数が増
えるほど、診断に要する時間が長時間化するといった課
題を抱えるものであった。
【0009】本発明は上記課題を解決したものであり、
半導体スイッチへの通電時間ならびに通電間隔を短縮
し、半導体スイッチへのストレス軽減ならびに故障診断
の時間短縮を図ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の通電制御装置は、モーターと該モーターに
電力を供給する電源の間に接続され、複数個並列に接続
された半導体スイッチをそれぞれオンまたはオフにして
前記モーターに供給する電力を制御する駆動回路と、
モーターに印加される電圧を平滑して検出するフィル
タ回路と、前記スイッチ回路の各半導体スイッチを個々
に導通制御するとともに、診断モード時には前記複数の
半導体スイッチを導通時に流れ込む突入電流が絶対最大
定格値まで上昇する時間よりも短い時間だけ、一定の時
間間隔を置いて時分割的に順次導通させ、所定の導通回
数に達した時点で前記フィルタ回路の出力をしきい値判
別し、しきい値以下である場合は前記複数の半導体スイ
ッチの少なくとも一つが異常であると診断するマイクロ
プロセッサとを具備することを特徴とする。
【0011】また、本発明の通電制御装置の自己診断方
法は、モーターと該モーターに電力を供給する電源の間
に接続され、複数個並列に接続された半導体スイッチを
それぞれオンまたはオフにして前記モーターに供給する
電力を制御する駆動回路を有する通電制御装置におい
て、前記半導体スイッチを個々に導通制御するとともに
前記モーターに印加される電圧を平滑して検出する通電
制御装置の自己診断方法であって、前記複数の半導体ス
イッチを導通時に流れ込む突入電流が絶対最大定格値ま
で上昇する時間よりも短い時間だけ、一定の時間間隔を
置いて時分割的に順次導通させ、所定の導通回数に達し
た時点で前記平滑検出した電圧をしきい値判別し、しき
い値以下である場合は前記複数の半導体スイッチの少な
くとも一つが異常であると診断することを特徴とするも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1な
いし図3を参照して説明する。図1は、本発明の通電制
御装置を適用したモータ駆動装置の一実施形態を示す概
略回路構成図、図2は、図1に示したマイクロプロセッ
サによる故障診断動作を説明するためのフローチャー
ト、図3(A),(B)は、それぞれ正常時と故障時の
図1に示したモータ駆動装置の回路各部の信号波形図で
ある。
【0013】図1に示す通電制御装置11は、回路構成
上はマイクロプロセッサ12を除き、従来とほぼ同一の
回路構成をなす。マイクロプロセッサ12には、半導体
スイッチS1,S2の診断ソフトウェアを改良したもの
が用いられ、この改良により過度のストレスを及ぼすこ
となく半導体スイッチS1,S2を短時間で診断できる
ようになっている。マイクロプロセッサ12が搭載する
診断ソフトウェアの最大の改良点は、半導体スイッチS
1,S2を導通時に流れ込む突入電流が絶対最大定格値
まで上昇する時間よりも短い時間だけ、一定の時間間隔
を置いて時分割的に順次導通させるようにした点にあ
り、半導体スイッチS1,S2への通電時間ならびに通
電間隔を従来に比べ相当に短縮できる点にある。
【0014】ここで、診断モードにおいてマイクロプロ
セッサ12が診断動作を開始すると、まず最初にステッ
プ(101)において、半導体スイッチS1を導通さ
せ、τ1時間に亙ってその状態を持続させる。ただし、
この導通時間τ1は、前述したように、半導体スイッチ
S1を導通させた瞬間に流れ込む突入電流が、半導体ス
イッチS1の絶対最大定格値まで上昇する時間よりも短
く設定してある。続いて、時間τ1が経過した時点で、
判断ステップ(102)に続くステップ(103)にお
いて、半導体スイッチS1を非導通とする。この場合の
非導通期間τ2は、ここでは導通期間τ1と同程度の時
間に設定してある。
【0015】半導体スイッチS1を非導通としてから時
間τ2が経過すると、判断ステップ(104)に続くス
テップ(105)において、マイクロプロセッサ12は
半導体スイッチS2を導通させ、τ1時間に亙ってその
状態を持続させる。ただし、この導通時間τ1も、半導
体スイッチS2を導通させた瞬間に流れ込む突入電流
が、半導体スイッチS2の絶対最大定格値まで上昇する
時間よりも短い時間であることは同様である。続いて、
時間τ1が経過した時点で、判断ステップ(106)に
続くステップ(107)において、半導体スイッチS2
を非導通とする。この場合の非導通期間τ2は、導通期
間τ1と同程度の時間に設定してある。
【0016】半導体スイッチS2を非導通としてから時
間τ2が経過すると、判断ステップ(108)に続くス
テップ(109)において、ステップ(101)からス
テップ(108)までの処理が、予め定めた所定回数だ
け実行されたかどうか判断する。実行回数が所定回数に
満たない場合は、判断ステップ(109)からステップ
(101)に戻り、これまでと同じ動作を繰り返すが、
実行回数が所定回数に達している場合は、続く判断ステ
ップ(110)においてフィルタ回路6の出力電圧Vm
をしきい判別する。
【0017】この場合、半導体スイッチS1,S2がと
もに正常であれば、直流モータ2はτ1/(τ1+τ
2)のデューティをもって断続的に所定回数通電される
ため、平滑出力電圧Vmは、図3(A)に示したように
定常駆動電圧にまで上昇しており、バッテリ電源3の出
力電圧にごく近い電圧で安定する。このため、判断ステ
ップ(110)において平滑出力電圧Vmをしきい判別
したときに、しきい値電圧VthをVmが上回っていれ
ば、半導体スイッチS1,S2はともに正常であると判
断することができる。これに対し、半導体スイッチS
1,S2のいずれか一方、例えばS2が故障している場
合は、直流モータ2はτ1/2(τ1+τ2)のデュー
ティでしか断続的に通電されず、図3(B)に示したよ
うに、故障した半導体スイッチS2による通電が欠落す
る分、直流モータ2の印加電圧Vdは上昇しない。この
ため、判断ステップ(110)において平滑出力電圧V
mをしきい判別したときに、しきい値電圧VthをVm
が上回ることはない。すなわち、Vth≦Vmである。
従って、このときのしきい値判別結果に従い、マイクロ
プロセッサ12は半導体スイッチS1,S2が正常であ
るか、或いは少なくとも一方に異常があるかを診断する
ことができる。
【0018】このように、上記の通電制御装置11は、
スイッチ回路4を構成する半導体スイッチS1,S2
を、それぞれ導通時に流れ込む突入電流が絶対最大定格
値まで上昇する時間よりも短い時間τ1だけ、一定の時
間間隔τ2を置いて時分割的に順次導通させ、所定の導
通回数に達した時点で直流モータ2の平滑出力電圧Vm
をしきい値判別し、しきい値以下である場合は半導体ス
イッチS1,S2の少なくとも一つが異常であると診断
するようにしたから、個々の半導体スイッチS1,S2
に対し過大な突入電流通電に伴うストレスを与えること
はなく、無理をさせずに故障診断することができる。従
って、例えば直流モータ2に印加する印可電圧Vdが安
定するのに十分な時間を割り当て、静的に安定した条件
下で平滑出力電圧Vmをしきい値判別する従来装置1の
ように、診断のつど半導体スイッチS1,S2に大電流
の突入電流が流れ込み、大電流によるストレスが回を増
すにつれて蓄積されたり、定常電流による温度上昇のス
トレス等が原因で故障率の上昇を招くといったことはな
く、しかも故障診断に要する時間は、直流モータ2の電
圧印加特性ならびにフィルタ回路6の時定数から決定さ
れ、複数の半導体スイッチS1,S2を時分割的に順次
導通させるため、必要最小限の回数だけ導通させること
で診断が可能であり、直流モータ2に印加する印可電圧
が安定するのに十分な時間を割り当てていた従来の方法
と異なり、短時間で診断を完了することができる。
【0019】なお、上記実施形態では、一対の半導体ス
イッチS1,S2で構成されたスイッチ回路4を用いた
場合を例にとったが、スイッチ回路4を構成する半導体
スイッチの数は3以上であってもよい。また、通電制御
対象は直流モータ2に限定されず、電動式アクチュエー
タの他の駆動源等の通電制御対象であってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
スイッチ回路を構成する半導体スイッチを、それぞれ導
通時に流れ込む突入電流が絶対最大定格値まで上昇する
時間よりも短い時間だけ、一定の時間間隔を置いて時分
割的に順次導通させ、所定の導通回数に達した時点で制
御対象の印加電圧をしきい値判別し、しきい値以下であ
る場合は半導体スイッチの少なくとも一つが異常である
と診断するようにしたから、個々の半導体スイッチに対
し過大な突入電流通電に伴うストレスを与えることはな
く、無理をさせずに故障診断することができ、従って制
御対象に印加する印可電圧が安定するのに十分な時間を
割り当て、静的に安定した条件下で印加電圧をしきい値
判別する従来の装置のように、診断のつど半導体スイッ
チに大電流の突入電流が流れ込み、大電流によるストレ
スが回を増すにつれて蓄積されたり、定常電流による温
度上昇のストレス等が原因で故障率の上昇を招くといっ
たことはなく、しかも故障診断に要する時間は、制御対
象の電圧印加特性ならびにフィルタ回路の時定数から決
定され、複数の半導体を時分割的に順次導通させるた
め、必要最小限の回数だけ導通させることで診断が可能
であり、制御対象に印加する印可電圧が安定するのに十
分な時間を割り当てていた従来の方法と異なり、短時間
で診断を完了することができる等の優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通電制御装置を適用したモータ駆動装
置の一実施形態を示す概略回路構成図である。
【図2】図1に示したマイクロプロセッサによる故障診
断動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】(A),(B)は、それぞれ正常時と故障時の
図1に示したモータ駆動装置の回路各部の信号波形図で
ある。
【図4】従来の通電制御装置を適用したモータ駆動装置
の一例を示す概略回路構成図である。
【図5】図4に示したマイクロプロセッサによる故障診
断動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】(A),(B)は、それぞれ正常時と故障時の
図4に示したモータ駆動装置の回路各部の信号波形図で
ある。
【符号の説明】 2 直流モータ(制御対象) 3 バッテリ電源 4 スイッチ回路 6 フィルタ回路 11 通電制御装置 12 マイクロプロセッサ S1,S2 半導体スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 7/12 H03K 17/00 H03M 3/155 G05F 1/10 G05F 1/56

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モーターと該モーターに電力を供給する
    電源の間に接続され、複数個並列に接続された半導体ス
    イッチをそれぞれオンまたはオフにして前記モーターに
    供給する電力を制御する駆動回路と、 前記モーターに印加される電圧を平滑して検出するフィ
    ルタ回路と、 前記スイッチ回路の各半導体スイッチを個々に導通制御
    するとともに、診断モード時には前記複数の半導体スイ
    ッチを導通時に流れ込む突入電流が絶対最大定格値まで
    上昇する時間よりも短い時間だけ、一定の時間間隔を置
    いて時分割的に順次導通させ、所定の導通回数に達した
    時点で前記フィルタ回路の出力をしきい値判別し、しき
    い値以下である場合は前記複数の半導体スイッチの少な
    くとも一つが異常であると診断するマイクロプロセッサ
    とを具備することを特徴とする通電制御装置。
  2. 【請求項2】 モーターと該モーターに電力を供給する
    電源の間に接続され、複数個並列に接続された半導体ス
    イッチをそれぞれオンまたはオフにして前記モーターに
    供給する電力を制御する駆動回路を有する通電制御装置
    において、 前記半導体スイッチを 個々に導通制御するとともに前記
    モーターに印加される電圧を平滑して検出する通電制御
    装置の自己診断方法であって、 前記複数の半導体スイッチを導通時に流れ込む突入電流
    が絶対最大定格値まで上昇する時間よりも短い時間だ
    け、一定の時間間隔を置いて時分割的に順次導通させ、
    所定の導通回数に達した時点で前記平滑検出した電圧を
    しきい値判別し、しきい値以下である場合は前記複数の
    半導体スイッチの少なくとも一つが異常であると診断す
    ることを特徴とする通電制御装置の自己診断方法。
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