JP3338377B2 - 多連式自動包装機用包装フイルム送り方向転換機構 - Google Patents
多連式自動包装機用包装フイルム送り方向転換機構Info
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- B65B9/10—Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs
- B65B9/20—Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs the webs being formed into tubes in situ around the filling nozzles
- B65B9/213—Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs the webs being formed into tubes in situ around the filling nozzles the web having intermittent motion
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- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B2220/00—Specific aspects of the packaging operation
- B65B2220/06—Cutting webs along their longitudinal direction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
- Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一度に多数本のス
テイック状包装製品を自動的にシール成形することがで
きる多連式自動包装機に用いられる包装フイルム送り方
向転換機構に関するものである。
テイック状包装製品を自動的にシール成形することがで
きる多連式自動包装機に用いられる包装フイルム送り方
向転換機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の多連式自動包装機は、例えば実公
昭58−54327号公報や特開平9−272511号
公報等に記載されている如く、幅広のシートフイルムに
均一に印刷された巻取り状の包材を列数に応じてスリッ
ト→縦シール→横シール→被包装材料の充填→カットの
各作業を連続的に行うように構成されている。
昭58−54327号公報や特開平9−272511号
公報等に記載されている如く、幅広のシートフイルムに
均一に印刷された巻取り状の包材を列数に応じてスリッ
ト→縦シール→横シール→被包装材料の充填→カットの
各作業を連続的に行うように構成されている。
【0003】更に上記従来の多連式自動包装機の構成を
図4の記載に基づいて詳しく説明すると、Fは印刷済み
の幅広の包材FXを巻いた巻取ロール、AS,ATはモ
ータ(図示省略)によって回転する包材繰出し用ロー
ラ、BX…はローラBとの間で上記の包材FXを複数条
の包装フイルムFa…にスリットするスリッター、Ca
とCbはガイドローラを示す。
図4の記載に基づいて詳しく説明すると、Fは印刷済み
の幅広の包材FXを巻いた巻取ロール、AS,ATはモ
ータ(図示省略)によって回転する包材繰出し用ロー
ラ、BX…はローラBとの間で上記の包材FXを複数条
の包装フイルムFa…にスリットするスリッター、Ca
とCbはガイドローラを示す。
【0004】また、D…は横方向に等間隔に並設した複
数本の被包装材料充填用の供給パイプ、E…は送られて
来る各包装フイルムFa…を各供給パイプD…の周囲を
包むように巻装するフオーミング部材、Xはこれ等各包
装フイルムFa…の両端縁を縦シールして全体を筒状に
する縦ヒートシーラ、Yはこれ等筒状に縦シールした各
包装フイルムFa…に横シールを施す横ヒートシーラで
あって、この横ヒートシーラYが横シールを行うと上記
の各供給パイプD…を通して袋状にシールされた各包装
フイルムFa…の内部に被包装材料が充填され、次い
で、横ヒートシーラYが横シールを行った状態のまま1
パック分だけ下方に移動して、各包装フイルムFa…を
1パック分だけ引出すように構成されている。
数本の被包装材料充填用の供給パイプ、E…は送られて
来る各包装フイルムFa…を各供給パイプD…の周囲を
包むように巻装するフオーミング部材、Xはこれ等各包
装フイルムFa…の両端縁を縦シールして全体を筒状に
する縦ヒートシーラ、Yはこれ等筒状に縦シールした各
包装フイルムFa…に横シールを施す横ヒートシーラで
あって、この横ヒートシーラYが横シールを行うと上記
の各供給パイプD…を通して袋状にシールされた各包装
フイルムFa…の内部に被包装材料が充填され、次い
で、横ヒートシーラYが横シールを行った状態のまま1
パック分だけ下方に移動して、各包装フイルムFa…を
1パック分だけ引出すように構成されている。
【0005】その後、上記の横ヒートシーラYは横に開
いて横シールを解いた状態のまま上昇して上記横シール
を行う前の位置に復動し、再度横シールを行って被包装
材料を充填した各シール袋の口を密封シールすると共
に、カッタ(図示省略)が横シールの中央線部分を上下
に両断することによって、多連シールの一工程が終了す
る仕組に成っている。
いて横シールを解いた状態のまま上昇して上記横シール
を行う前の位置に復動し、再度横シールを行って被包装
材料を充填した各シール袋の口を密封シールすると共
に、カッタ(図示省略)が横シールの中央線部分を上下
に両断することによって、多連シールの一工程が終了す
る仕組に成っている。
【0006】更に図中、TNは被包装材料を収容したホ
ッパー、Da…はこのホッパーTNの底部Ta内に挿入
された上記各供給パイプD…の上端取入口、Ma…は下
端部を上記各取入口Da…から各供給パイプD…の内部
に挿入した回転軸、Ms…は各供給パイプD…の内部に
挿入された各回転軸Ma…の下端部側に形成した材料充
填用のスクリューで、符号HPで全体的に示したのは上
述した各ヒートシーラX,Yを含んだ自動包装部であ
る。
ッパー、Da…はこのホッパーTNの底部Ta内に挿入
された上記各供給パイプD…の上端取入口、Ma…は下
端部を上記各取入口Da…から各供給パイプD…の内部
に挿入した回転軸、Ms…は各供給パイプD…の内部に
挿入された各回転軸Ma…の下端部側に形成した材料充
填用のスクリューで、符号HPで全体的に示したのは上
述した各ヒートシーラX,Yを含んだ自動包装部であ
る。
【0007】また、M…はホッパーTNの上面部に設け
た上記各回転軸Ma…を回転するためのモータであっ
て、上記のスクリューMsが供給パイプD内で回転する
ことにより、上記ホッパーTN内の被包装材料を各取入
口Daから供給パイプDの中に取り込み、次いで、これ
を径の細い供給パイプDを通して上述した袋状にシール
成形された各包装フイルムFaの内部に円滑に充填供給
するものであって、充填が難しい粉状或は粘体状の被包
装材料であっても、このスクリューMsの回転によって
極めて安定した状態で圧縮供給できる仕組に成ってい
る。
た上記各回転軸Ma…を回転するためのモータであっ
て、上記のスクリューMsが供給パイプD内で回転する
ことにより、上記ホッパーTN内の被包装材料を各取入
口Daから供給パイプDの中に取り込み、次いで、これ
を径の細い供給パイプDを通して上述した袋状にシール
成形された各包装フイルムFaの内部に円滑に充填供給
するものであって、充填が難しい粉状或は粘体状の被包
装材料であっても、このスクリューMsの回転によって
極めて安定した状態で圧縮供給できる仕組に成ってい
る。
【0008】尚、図3と図4に於いてP…は上記の多連
式自動包装機によってステイック状にシールされた包装
製品で、Pa…はその縦シール部、PcとPbはカッタ
によって両断された上下の横シール部である。
式自動包装機によってステイック状にシールされた包装
製品で、Pa…はその縦シール部、PcとPbはカッタ
によって両断された上下の横シール部である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた如く、図4
に記載した多連式自動包装機によれば、一度に多数のス
テイック状包装製品P…を自動包装できる利点を備えて
いるが、反面、被包装材料を充填供給するスクリューM
sを各供給パイプDの内部で回転させるために、各回転
軸Maの上端部に夫々回転駆動用のモータM…を設ける
必要があり、このモータM…が幅を取ってしまって各回
転軸Ma…同士の間隔、即ち、各供給パイプD…同士の
間隔がどおしても横に広がってしまう問題があった。
に記載した多連式自動包装機によれば、一度に多数のス
テイック状包装製品P…を自動包装できる利点を備えて
いるが、反面、被包装材料を充填供給するスクリューM
sを各供給パイプDの内部で回転させるために、各回転
軸Maの上端部に夫々回転駆動用のモータM…を設ける
必要があり、このモータM…が幅を取ってしまって各回
転軸Ma…同士の間隔、即ち、各供給パイプD…同士の
間隔がどおしても横に広がってしまう問題があった。
【0010】以上の理由から、各スリッターBX…によ
ってスリットした各包装フイルムFa…を、スリットさ
れた状態のまま直進させて各供給パイプD…の周囲に巻
装(フオーミング)させることができず、図4に示すよ
うに各包装フイルムFa…の間隔Fb…を充填装置の各
供給パイプD…の間隔に合せて横方向に無理に広げて供
給する必要があって、その結果、包装フイルムFaにシ
ワや折り目等が生じて不良製品をシール成形してしまう
問題があった。
ってスリットした各包装フイルムFa…を、スリットさ
れた状態のまま直進させて各供給パイプD…の周囲に巻
装(フオーミング)させることができず、図4に示すよ
うに各包装フイルムFa…の間隔Fb…を充填装置の各
供給パイプD…の間隔に合せて横方向に無理に広げて供
給する必要があって、その結果、包装フイルムFaにシ
ワや折り目等が生じて不良製品をシール成形してしまう
問題があった。
【0011】従って本発明の技術的課題は、幅の広いシ
ート状の包材を複数条の包装フイルムにスリットし、こ
れを自動包装部に送り込んで細長いステイック状の包装
製品をシール成形するに当って、スリットされた各包装
フイルムの間隔を被包装材料の充填装置の間隔に合せて
横方向に無理に広げることなく、直進状態で自動包装部
に送り込んでシール成形できるようにすることである。
ート状の包材を複数条の包装フイルムにスリットし、こ
れを自動包装部に送り込んで細長いステイック状の包装
製品をシール成形するに当って、スリットされた各包装
フイルムの間隔を被包装材料の充填装置の間隔に合せて
横方向に無理に広げることなく、直進状態で自動包装部
に送り込んでシール成形できるようにすることである。
【0012】
【0013】上記の課題を解決するため、請求項1に係
る多連式自動包装機用包装フイルム送り方向転換機構
は、巻取ロールより繰出したシート状の包材をスリッタ
ーによって複数条の包装フイルムにスリットし、スリッ
トされたこれ等の包装フイルムを縦ヒートシーラと横ヒ
ートシーラによって夫々細長い袋状にシール成形し、こ
れ等袋状にシール成形された各包装フイルムの袋内部に
供給パイプを通して被包装材料を充填することを連続的
に繰返し行うことにより、一度に複数本のステイック状
包装製品を排出する多連式自動包装機に用いられ、前記
スリッターによってスリットされた各包装フイルムの送
り方向を90°転換させる方向転換ローラが前記各包装
フイルムごとに設けられ、前記各方向転換ローラは、前
記各包装フイルム同士が重なり合わないように、方向転
換前の各包装フイルムの送り方向に沿って前後にずらし
て配置され、前記方向転換ローラから包装フイルムが引
き離される部位における包装フイルムの端縁を、包装フ
イルムの送り方向に沿って手前端縁および後方端縁とし
たときに、隣接しあう方向転換ローラにおいて、包装フ
イルムの送り方向に沿って手前側の方向転換ローラにお
ける上記後方端縁と、後方側の方向転換ローラにおける
上記手前端縁との間に、それぞれ所望の間隔が設けられ
ていることを特徴としている。
る多連式自動包装機用包装フイルム送り方向転換機構
は、巻取ロールより繰出したシート状の包材をスリッタ
ーによって複数条の包装フイルムにスリットし、スリッ
トされたこれ等の包装フイルムを縦ヒートシーラと横ヒ
ートシーラによって夫々細長い袋状にシール成形し、こ
れ等袋状にシール成形された各包装フイルムの袋内部に
供給パイプを通して被包装材料を充填することを連続的
に繰返し行うことにより、一度に複数本のステイック状
包装製品を排出する多連式自動包装機に用いられ、前記
スリッターによってスリットされた各包装フイルムの送
り方向を90°転換させる方向転換ローラが前記各包装
フイルムごとに設けられ、前記各方向転換ローラは、前
記各包装フイルム同士が重なり合わないように、方向転
換前の各包装フイルムの送り方向に沿って前後にずらし
て配置され、前記方向転換ローラから包装フイルムが引
き離される部位における包装フイルムの端縁を、包装フ
イルムの送り方向に沿って手前端縁および後方端縁とし
たときに、隣接しあう方向転換ローラにおいて、包装フ
イルムの送り方向に沿って手前側の方向転換ローラにお
ける上記後方端縁と、後方側の方向転換ローラにおける
上記手前端縁との間に、それぞれ所望の間隔が設けられ
ていることを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1に係る多連式自動包装機用包装フイル
ム送り方向転換機構によれば、スリツターによって複数
条にスリットされた各包装フイルムが、各方向転換ロー
ラに掛け渡されてその搬送方向を自動包装部に向けて方
向転換した時に、各方向転換ローラが、各包装フイルム
同士が重なり合わないように、方向転換前の各包装フイ
ルムの送り方向に沿って前後にずらして配置され、前記
方向転換ローラから包装フイルムが引き離される部位に
おける包装フイルムの端縁を、包装フイルムの送り方向
に沿って手前端縁および後方端縁としたときに、一の方
向転換ローラにおける後方端縁と他の方向転換ローラに
おける手前端縁との間に所望の間隔が設けられている関
係で、各包装フイルムの間に所望の間隔が生じるため、
各包装フイルムを横方向に曲げて間隔を無理に広げる必
要がなく、直進させた状態のまま自動包装部側に送り込
むことができるものであって、充填装置の間隔に合せて
各包装フイルムの間隔を自然に広げて、シワや折り目等
の無い商品価値の高いステイック状包装製品をシール成
形することを可能にする。
ム送り方向転換機構によれば、スリツターによって複数
条にスリットされた各包装フイルムが、各方向転換ロー
ラに掛け渡されてその搬送方向を自動包装部に向けて方
向転換した時に、各方向転換ローラが、各包装フイルム
同士が重なり合わないように、方向転換前の各包装フイ
ルムの送り方向に沿って前後にずらして配置され、前記
方向転換ローラから包装フイルムが引き離される部位に
おける包装フイルムの端縁を、包装フイルムの送り方向
に沿って手前端縁および後方端縁としたときに、一の方
向転換ローラにおける後方端縁と他の方向転換ローラに
おける手前端縁との間に所望の間隔が設けられている関
係で、各包装フイルムの間に所望の間隔が生じるため、
各包装フイルムを横方向に曲げて間隔を無理に広げる必
要がなく、直進させた状態のまま自動包装部側に送り込
むことができるものであって、充填装置の間隔に合せて
各包装フイルムの間隔を自然に広げて、シワや折り目等
の無い商品価値の高いステイック状包装製品をシール成
形することを可能にする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る多連式自動
包装機用包装フイルム送り方向転換機構の実施の形態を
図面と共に説明すると、図2は本発明の構成を説明した
平面図であって、図中1は符号GRで全体的に示した包
材供給部を搭載したテーブル、2は同じく符号HPで全
体的に示した自動包装部を搭載した機体であって、これ
等のテーブル1と機体2は、包材供給部GRに対して自
動包装部HRが横方向に直角に角度を違えるように連設
されている。
包装機用包装フイルム送り方向転換機構の実施の形態を
図面と共に説明すると、図2は本発明の構成を説明した
平面図であって、図中1は符号GRで全体的に示した包
材供給部を搭載したテーブル、2は同じく符号HPで全
体的に示した自動包装部を搭載した機体であって、これ
等のテーブル1と機体2は、包材供給部GRに対して自
動包装部HRが横方向に直角に角度を違えるように連設
されている。
【0016】上記の包材供給部GRは、前述した印刷済
みの幅の広い包材FXをロール状に巻いた巻取ロールF
と、このロールFを支持するロール軸3Rと、ロールF
を回転するためのモータ3Mと、包材繰出し用のローラ
4,5と、幅の広い包材FXを複数条の包装フイルムF
1,F2,F3,Fnにスリットするための複数枚のス
リッター6…と、これ等のスリッター6…を取付けたス
リッター回転軸と、上記スリットされた複数条の包装フ
イルムF1〜Fnの搬送をガイドするガイドローラ7,
8を含んでいる。
みの幅の広い包材FXをロール状に巻いた巻取ロールF
と、このロールFを支持するロール軸3Rと、ロールF
を回転するためのモータ3Mと、包材繰出し用のローラ
4,5と、幅の広い包材FXを複数条の包装フイルムF
1,F2,F3,Fnにスリットするための複数枚のス
リッター6…と、これ等のスリッター6…を取付けたス
リッター回転軸と、上記スリットされた複数条の包装フ
イルムF1〜Fnの搬送をガイドするガイドローラ7,
8を含んでいる。
【0017】また、上述した自動包装部HPは、後述す
る方向転換装置によって搬送方向を転換された各包装フ
イルムF1〜Fnの搬送をガイドするガイドローラ9,
10,11,12,13,14と、前記図4で説明した
多連式包装用の各部材を含んでいるが、図面には間隔を
あけて並設したフオーミング部材E…と、回転軸Ma…
とホッパーの下端部Taのみが便宜的に示されているだ
けで、他の構成は図4に示したものと同一であるから、
その記載と説明を省略する。
る方向転換装置によって搬送方向を転換された各包装フ
イルムF1〜Fnの搬送をガイドするガイドローラ9,
10,11,12,13,14と、前記図4で説明した
多連式包装用の各部材を含んでいるが、図面には間隔を
あけて並設したフオーミング部材E…と、回転軸Ma…
とホッパーの下端部Taのみが便宜的に示されているだ
けで、他の構成は図4に示したものと同一であるから、
その記載と説明を省略する。
【0018】更に図2に於いて、符号Gで全体的に示し
たのは、上記包材供給部GRと自動包装部HPの間、具
体的には、上記テーブル1の上面に設けた請求項1に係
る包装フイルム送り方向転換機構置であって、この方向
転換装置Gは、包材供給部GRよりスリッター6…によ
って複数条にスリットされて搬送されてくる包装フイル
ムF1〜Fnを、上記自動包装部HPの方向に直角に方
向転換して搬送させる複数本の方向転換ローラG1,G
2,G3,Gnによって構成されている。
たのは、上記包材供給部GRと自動包装部HPの間、具
体的には、上記テーブル1の上面に設けた請求項1に係
る包装フイルム送り方向転換機構置であって、この方向
転換装置Gは、包材供給部GRよりスリッター6…によ
って複数条にスリットされて搬送されてくる包装フイル
ムF1〜Fnを、上記自動包装部HPの方向に直角に方
向転換して搬送させる複数本の方向転換ローラG1,G
2,G3,Gnによって構成されている。
【0019】各方向転換ローラG1〜Gnは、上記の各
スリッター6…によってスリットされて直進して来る各
包装フイルムF1〜Fnを掛け渡して、その搬送方向を
上記自動包装部HPの方向に直角に方向転換できるよう
に、各包装フイルムF1〜Fnの進行方向に対して45
°の角度に傾斜させた状態で、且つ、方向転換後の各包
装フイルムF1〜Fnの間に、前記図3に示した回転用
モータM…の設置によって広げることになった各供給パ
イプD…の並設間隔に合致する間隔FD…をあけること
ができるように、各包装フイルムF1〜Fnの送り方向
(図1中符号Jで示す)に対してその取付位置を順番に
ずらした状態で、上記テーブル1の上面に並べて取付け
られている。
スリッター6…によってスリットされて直進して来る各
包装フイルムF1〜Fnを掛け渡して、その搬送方向を
上記自動包装部HPの方向に直角に方向転換できるよう
に、各包装フイルムF1〜Fnの進行方向に対して45
°の角度に傾斜させた状態で、且つ、方向転換後の各包
装フイルムF1〜Fnの間に、前記図3に示した回転用
モータM…の設置によって広げることになった各供給パ
イプD…の並設間隔に合致する間隔FD…をあけること
ができるように、各包装フイルムF1〜Fnの送り方向
(図1中符号Jで示す)に対してその取付位置を順番に
ずらした状態で、上記テーブル1の上面に並べて取付け
られている。
【0020】そして、方向転換ローラG1,G2,G
3,Gnから包装フイルムF1〜Fnが引き離される部
位における包装フイルムの端縁を、包装フイルムの送り
方向Jに沿って手前端縁および後方端縁(方向転換ロー
ラG1では手前端縁100,後方端縁101、方向転換
ローラG2では手前端縁200,後方端縁201、方向
転換ローラG3では手前端縁300,後方端縁301、
方向転換ローラGnでは手前端縁400、後方端縁40
1)としたときに、一の方向転換ローラ、例えばG2に
おける後方端縁201と他の方向転換ローラ、例えばG
1における手前端縁100との間に所望の間隔FDが設
けられている。
3,Gnから包装フイルムF1〜Fnが引き離される部
位における包装フイルムの端縁を、包装フイルムの送り
方向Jに沿って手前端縁および後方端縁(方向転換ロー
ラG1では手前端縁100,後方端縁101、方向転換
ローラG2では手前端縁200,後方端縁201、方向
転換ローラG3では手前端縁300,後方端縁301、
方向転換ローラGnでは手前端縁400、後方端縁40
1)としたときに、一の方向転換ローラ、例えばG2に
おける後方端縁201と他の方向転換ローラ、例えばG
1における手前端縁100との間に所望の間隔FDが設
けられている。
【0021】本発明に係る多連式自動包装機用包装フイ
ルム送り方向転換機構は以上述べた如き構成であるか
ら、スリッター6…によって図2に示すようにまったく
間隔のない状態にスリットされた各包装フイルムF1〜
Fnは、各方向転換ローラG1〜Gnに掛け渡すことに
よって、夫々間隔FD…をあけた状態で自動包装部HP
に向けて搬送することができるため、スリットされた各
包装フイルムF1〜Fnの間隔を各供給パイプD…(図
4参照)の間隔に合せて横に広げる必要がなく、直進状
態で各フオーミング部材E…側に供給して、各供給パイ
プD…の周囲を包むように巻装させることができる。
ルム送り方向転換機構は以上述べた如き構成であるか
ら、スリッター6…によって図2に示すようにまったく
間隔のない状態にスリットされた各包装フイルムF1〜
Fnは、各方向転換ローラG1〜Gnに掛け渡すことに
よって、夫々間隔FD…をあけた状態で自動包装部HP
に向けて搬送することができるため、スリットされた各
包装フイルムF1〜Fnの間隔を各供給パイプD…(図
4参照)の間隔に合せて横に広げる必要がなく、直進状
態で各フオーミング部材E…側に供給して、各供給パイ
プD…の周囲を包むように巻装させることができる。
【0022】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係る多連式
自動包装機用包装フイルム送り方向転換機構によれば、
スリッターによって複数条にスリットした各包装フイル
ムを、直進状態のまま自動包装部に供給してシール成形
することができるため、包装フイルムにシワや折り目を
付けることが無く、きれいにシール成形された商品価値
の高いステイック状包装製品を提供することができる。
自動包装機用包装フイルム送り方向転換機構によれば、
スリッターによって複数条にスリットした各包装フイル
ムを、直進状態のまま自動包装部に供給してシール成形
することができるため、包装フイルムにシワや折り目を
付けることが無く、きれいにシール成形された商品価値
の高いステイック状包装製品を提供することができる。
【図1】本発明に係る多連式自動包装機用包装フイルム
送り方向転換機構の要部を説明した平面図である。
送り方向転換機構の要部を説明した平面図である。
【図2】本発明に係る包装フイルム送り方向転換機構を
備えた多連式自動包装機の構成を説明した平面図であ
る。
備えた多連式自動包装機の構成を説明した平面図であ
る。
【図3】本発明を用いた多連式自動包装機によってシー
ル成形されたステイック状包装製品の斜視図である。
ル成形されたステイック状包装製品の斜視図である。
【図4】従来の多連式自動包装機の構成を説明した斜視
図である。
図である。
GR 包材供給部 F 巻取ロール FX 包材 6 スリッター F1,F2,F3,Fn スリットされた
包装フイルム G 方向転換装置 G1,G2,G3,Gn 方向転換ローラ FD 各包装フイルムの間隔 HP 自動包装部 D 供給パイプ E フオーミング部材 X 縦ヒートシーラ Y 横ヒートシーラ P ステイック状包装製品 100,200,300,400 手前端縁 101,201,301,401 後方端縁
包装フイルム G 方向転換装置 G1,G2,G3,Gn 方向転換ローラ FD 各包装フイルムの間隔 HP 自動包装部 D 供給パイプ E フオーミング部材 X 縦ヒートシーラ Y 横ヒートシーラ P ステイック状包装製品 100,200,300,400 手前端縁 101,201,301,401 後方端縁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 41/00 - 41/18 B65B 9/00 - 9/24 B65B 61/08
Claims (1)
- 【請求項1】 巻取ロールより繰出したシート状の包材
をスリッターによって複数条の包装フイルムにスリット
し、スリットされたこれ等の包装フイルムを縦ヒートシ
ーラと横ヒートシーラによって夫々細長い袋状にシール
成形し、これ等袋状にシール成形された各包装フイルム
の袋内部に供給パイプを通して被包装材料を充填するこ
とを連続的に繰返し行うことにより、一度に複数本のス
テイック状包装製品を排出する多連式自動包装機に用い
られ、 前記スリッターによってスリットされた各包装フイルム
の送り方向を90°転換させる方向転換ローラが前記各
包装フイルムごとに設けられ、 前記各方向転換ローラは、前記各包装フイルム同士が重
なり合わないように、方向転換前の各包装フイルムの送
り方向に沿って前後にずらして配置され、 前記方向転換ローラから包装フイルムが引き離される部
位における包装フイルムの端縁を、包装フイルムの送り
方向に沿って手前端縁および後方端縁としたときに、隣
接しあう方向転換ローラにおいて、包装フイルムの送り
方向に沿って手前側の方向転換ローラにおける上記後方
端縁と、後方側の方向転換ローラにおける上記手前端縁
との間に、それぞれ所望の間隔が設けられていることを
特徴とする多連式自動包装機用包装フイルム送り方向転
換機構。
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