JP3347996B2 - 自動包装機に於ける被包装材料充填装置 - Google Patents

自動包装機に於ける被包装材料充填装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の被包装材料
(充填材料)を連続的にシール包装する自動包装機の技
術分野に属するものであって、具体的には、シール袋の
中に液状、粘体状、或は、粉粒体状の被包装材料を充填
する自動包装機に於ける被包装材料充填装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動包装機には、例えば実公昭61−3
1925号公報等に見られるように、ロール状に形成し
たシーラを押圧回転しながらシール包装するロールタイ
プのものと、例えば実公昭58−34002号公報及び
実公昭58−54327号公報等に見られるように、プ
レート状(バー状)に形成したシーラを押接圧着するこ
とによってシール包装するプレートタイプ(バータイ
プ)のものが存在する。
【0003】これ等の包装機のうち、特に後者のプレー
トタイプのものは、上述した各公報に開示されているよ
うに、包装フイルムを横シールした状態のまま横シーラ
を袋の長さ分だけ降下作動して包装フイルムを1袋分だ
け包材ロール側から引出し、次いで、横シーラを横方向
に開いて押圧シールを解いた後、元の横シール開始位置
に上昇作動する略ボックス状の動作を連続的に繰返すこ
とによって、シール袋を連続的に包装できるように構成
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上の如く
構成した従来のプレートタイプ式自動包装機は、上述し
た各公報にも開示されているように、シール袋の中に被
包装材料(充填材料)を充填するノズルが固定式である
ため、横シーラの降下移動によって例えば実公昭58−
34002号公報の第1図の状態から第4図の状態に包
装フイルムが引下げられた時に、充填ノズルが包装フイ
ルム内側面に触れて、ノズル先端口等に溜っている被包
装材料が包装フイルムの内側面に付着してしまう場合が
あり、特にこの被包装材料が付着した内側面が次に横シ
ールを行うフイルム面である場合には、横シールが被包
装材料が付着された上から行われるため、横シールのシ
ール強度に影響を及ぼして、シール不良(シール漏れ)
の原因となる問題があった。
【0005】更に上記従来のプレートタイプ式自動包装
機には、横シーラが降下移動して包装フイルムが引出さ
れた時に、包装フイルムが下に引張られてシール袋の太
さがその抵抗で細くなるため、このシール袋の内部に充
填される被包装材料が上に押し上げられてしまって、シ
ール袋の形態が期待通りの太さ(上下均一のバランスの
良い太さ)に仕上げられない問題もあった。
【0006】従って本発明の技術的課題は、包装フイル
ムを挾持したまま横シーラを袋の長さ分だけ降下移動し
て包装フイルムを引出した後、横シーラを開いて元の横
シール開始位置に上昇移動させる略ボックス状の移動を
行うタイプの自動包装機を用いて被包装材料を連続的に
シール包装するに当って、横シーラが包装フイルムを下
方に引出した時に、充填ノズルが包装フイルムの内側面
を汚さないように工夫すると共に、シール袋の下端部側
にふくらみを持たせて期待どうりの太さに仕上げるよう
にすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の技術的課題を解決
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
【0008】包材ロールより引出された包装フイルムを
縦シーラと横シーラによって袋状にシール形成する工程
と、この袋状にシール形成した包装フイルムの内部に充
填手段と充填ノズルを用いて被包装材を充填する工程
と、包装フイルムを横シールした状態のまま横シーラを
袋の長さ分だけ降下して包装フイルムを引出す工程と、
この降下した横シーラを横に開いた後、元の横シール前
の位置に上昇作動する工程を、連続的に繰返してシール
包装を行うように構成した自動包装機に於いて、
【0009】(1) 被包装材料を収容するホッパと上
記充填ノズルの上端部との間に伸縮可能又は屈曲可能な
可撓パイプ部を設け、上記充填ノズルの少くとも先端部
側を上記袋状にシール形成した包装フイルムの内部に挿
入した状態のまま、上記横シーラの降下移動及び上昇移
動に追従して降下と上昇を行うように構成し、且つ、上
記充填手段による被包装材料の充填タイミングを常に上
記横シールの直上で取るように構成すること。(請求項
1)
【0010】上記(1)で述べた請求項1に係る手段に
よれば、被包装材料を充填する充填ノズルが、シール袋
の内部で横シーラの上下移動に追従して上下移動して、
充填手段による被包装材料の充填タイミングを常に横シ
ールの直上で行うように構成されているため、充填ノズ
ルの先端口等に付着した被包装材料によって包装フイル
ムの内側面、特に、次に横シールを行う内側面を汚すこ
とがないから、横シール内に被包装材料等が噛み込んで
シール強度に影響を与えたり、シール不良の原因となる
ことがなく、横シールを確実に行うことを可能にする。
【0011】更に上記(1)に係る手段によれば、充填
ノズルからの被包装材料の充填を常に横シールの直上で
始めるため、シール袋の下側部にも充分に被包装材料が
充填されて、シール袋の形態を期待どおりのバランスの
良い太さに仕上げることを可能にする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る自動包装機
に於ける被包装材料充填装置の実施の形態を添付した図
面と共に説明すると、図1は本発明に係る被包装材料充
填装置を備えた多連式自動包装機の外観を示した斜視
図、図3はその内部構造を説明した構成図であって、こ
れ等の図面に於いて符号1で全体的に示したのは多連式
自動包装機の機体で、2は液体、粉体或は粘体等の各種
被包装材料(図示省略)を収容したホッパ、2Tはホッ
パ2に接続した供給パイプを示し、また、3はこの供給
パイプ2Tの途中部分2Sに取付けた被包装材料の充填
装置(充填機)であって、3Rは充填用駆動モータ3M
によって回転される円盤3Kに取付けたピストン軸、3
Tはこのピストン軸3Rの先端に取付けたピストン弁で
あるが、上記充填装置3の駆動手段としてモータ3Mに
代えてエアーシリンダを用いる場合もある。
【0013】尚、図3には充填装置3付きの供給パイプ
2Tが1本だけ記載されているが、実際には前述した実
公昭58−54327号公報の第1図に示したように、
複数本の同じ構造の供給パイプ2Tがホッパ2に対して
等間隔に並べて取付けられていて、各供給パイプ2Tに
対して被包装材料を均等に供給できるように構成されて
いる。
【0014】2Xは上記各供給パイプ2Tの下側に連設
した伸縮自在又は屈曲自在に構成した可撓パイプ部、2
Rはこの可撓パイプ部2Xの下側に連設した充填ノズ
ル、2R′はそのノズル先端口であって、上述した充填
装置3によって各供給パイプ2Tから下側に連設した可
撓パイプ部2X側に送り出された被包装材料は、充填ノ
ズル2Rを通してその先端口2R′から後述する袋体P
Tの内部に充填される仕組に成っている。
【0015】また、2Zは上記充填ノズル2Rの上端部
側を取付け支持したスライド板、2Mはこのスライド板
2Zを上下にスライドして上記可撓パイプ部2Xの部分
を伸縮又は上下に屈曲することにより、充填ノズル2R
自身を縦軸方向に上下移動することができるノズル上下
駆動モータであって、このスライド板2Zの上下移動手
段の具体的な構成は後述する。
【0016】また、4は送られて来る各包装フイルムF
aを上述した充填ノズル2Rの周囲を包むように巻装す
るフオーミング部材であって、包材ロールFから幅広の
印刷済み包材FXをモータAMによって駆動回転する繰
出しローラAS,ATで繰出す点、この繰出した包材F
Xをローラ13との間でスリッタBXが複数条の包装フ
イルムFa…にスリットする点、これ等スリットした複
数条の各包装フイルムFa…を夫々上記のフオーミング
部材4で供給パイプ2Tの周囲を包むように巻装する点
は、上述した実公昭58−54327号公報に示されて
いる従来の装置と同じである。
【0017】符号5で全体的に示したのは、上記各充填
ノズル2Rの周囲に巻装した包装フイルムFaの重なっ
た内外両端縁を縦シールする公知の縦シーラ装置であっ
て、この縦シーラ装置5は縦シーラ駆動シリンダ5Sに
よって進退作動するアーム5Rの先端に取付けた縦シー
ラ5Aと、受板5Bとによって構成されていて、送られ
て来る包装フイルムFaを略筒状にシール成形できるよ
うに構成されている。
【0018】上述した図1と図3に於いて夫々符号6で
全体的に示したのは、上記縦シーラ装置5の下側部に設
けた公知の横シーラ装置であって、この横シーラ装置6
は機体1内に縦設したガイド軸6G,6Gに上下移動自
在に取付けた横シーラ枠6aと、この横シーラ枠6aの
内部に相対的に開閉作動を行うように組込んだ左右の横
シーラ6X,6Yと、横シーラ駆動シリンダ6Sと、こ
のシリンダ6Sによって進退作動して左右の横シーラ6
X,6Yを相対的に開閉作動するアーム6Rとによって
構成されていて、上記の縦シーラ装置5によって略筒状
に縦シールされた包装フイルムFaに横シールSを行っ
て、全体を上面開口型の袋体PTにシール成形するよう
に構成されている。
【0019】また、上述した横シーラ装置6は、横シー
ラ6X,6Yが袋体PTを挾持した状態のまま、以下に
述べる横シーラ昇降手段によって1パック分だけ下方に
移動して、各包装フイルムFaを1パック分だけ下方に
引出し、その後、横シーラ6X,6Yを左右に開いて挾
持を解き、その状態のまま元の横シール前の位置に復帰
上昇する仕組に成っている。
【0020】図3に於いて符号7で全体的に示した横シ
ーラ昇降手段は、上記横シーラ枠6aの一側に設けた支
持板7Tの上下に回転自在に取付けたギヤ構造の動滑車
7A,7Bと、横シーラ枠6aの移動範囲の上下機体1
側部分に回転自在に取付けた同じくギヤ構造の定滑車7
C,7Dと、一方の定滑車7Cを駆動回転する横シーラ
上下駆動モータ7Mと、図示の如く上下両端部8a,8
bを上下の機体1側に固定し、中間部を上下の各動滑車
7A,7Bに掛渡した後、上下に反転させて上下の各定
滑車7C,7Dに掛渡した構造のタイミングベルト又は
チエーン等から成る連動部材8とによって構成されてい
る。
【0021】以上の如く構成した横シーラ昇降手段7に
よれば、駆動モータ7Mが一方の定滑車7Cを図3に於
いて図面上反時計回転方向に回転すると、タイミングベ
ルト又はチエーン等から成る連動部材8と各滑車7A〜
7Dの噛合作用によって横シーラ枠6を下方に移動し、
反対に定歯車7Cを時計回転方向に回転した場は、横シ
ーラ枠6を上方に移動できる仕組に成っていて、この駆
動モータ7Mの回転数を制御することにより、横シーラ
枠6、即ち、横シーラ6X,6Yの上下の移動量を調節
できるように構成すると共に、上述した包材繰出し駆動
モータAMの回転数を制御して、横シーラ装置6によっ
て引出された分に相当する包材FXを巻取ロールFから
繰出すように構成している。
【0022】また、符号9で全体的に示したのは、上記
横シーラ装置6の下側部に設けたカッタ装置であって、
このカッタ装置9は上記の横シーラ装置6が行った横シ
ールSの中央線部分を上下に両断するカッタ9A,9B
と、先端部を一方のカッタ9Aに取付け、根端部をカッ
タ駆動モータ9Mによって回転される円盤9Kに取付け
たクランク軸9Rとによって構成されているが、駆動手
段としてモータ9Mの代りにエアーシリンダを用いる場
合もある。
【0023】上述した充填ノズル2Rは、上記ノズル上
下駆動モータ2Mの回転によって可撓パイプ部2Xの部
分で伸縮又は屈曲することにより、上記横シーラ装置6
の上下移動に追従して上下移動を行うように構成されて
おり、また、上記の充填装置3は、被包装材料の充填タ
イミングを常に横シーラ装置6が横シールSを行ったそ
の真上で取るように構成されている。
【0024】即ち、横シーラ装置6の横シーラ6X,6
Yが袋体PTを挾持した状態のまま1パック分下方に移
動した時は、充填ノズル2Rも被包装材料を袋体PTの
内部に充填供給しながら、横シーラ装置6に追従して下
方に移動し、次いで、横シーラ装置6が横シールを解い
て元の位置に復帰上昇する時は、充填ノズル2Rも残り
の被包装材料を充填供給しながら同様に復帰上昇して、
充填を終えるように構成されている。
【0025】図7は、上述した横シーラ装置6(横シー
ラ6X,6Y)の上下作動の状態と、充填ノズル2Rの
上下作動と被包装材料の充填の状態を順番に説明した作
業工程図であって、(イ)は横シーラ6X,6Yが横シ
ールして袋体PTを挾持した状態のまま1パック分下方
に移動した時の状態を示し、(ロ)は横シーラ6X,6
Yが横シールを解いて元の位置に上昇復帰している状態
で、(ハ)は横シーラ6X,6Yが横シールSした時の
状態を示し、更に、(ニ)は横シーラ6X,6Yが横シ
ールした状態のまま下方に移動を開始した時の状態を示
したものである。
【0026】更に図4は、上記の充填ノズル2Rを上下
移動させる昇降手段の一例を示したものであって、上述
した横シーラ昇降手段7と同様に造ったこの充填ノズル
昇降手段は、上記のスライド板2Zの上下移動をガイド
するガイド軸2a,2bと、スライド板2Zの上下に取
付けたギヤ構造の動滑車2c,2dと、充填ノズル2R
の上下移動範囲の機体1側に回転自在に取付けた同じく
ギヤ構造の上下の定滑車2e,2fと、一方の定滑車2
eを駆動回転する上述したノズル上下駆動モータ2M
と、これ等の滑車2c〜2fの間に掛渡したタイミング
ベルト又はチェーン2Vとによって構成されていて、こ
の昇降手段は横シーラ昇降手段7と同様に作動してスラ
イド板2Zに取付けた充填ノズル2Rを上下移動するよ
うに構成されている。
【0027】尚、図2は上述した構成の多連式自動包装
機によって包装されるステイック状の包装製品Pの外観
を示したものであって、図中S1は縦シール部、S2とS
3はカッタ9A,9Bによって両断された上下の横シー
ル部、Lは包装製品Pの長さ寸法(サイズ)を示したも
のであって、本発明に係る作動制御装置によれば、この
長さ寸法L及び充填量の異なる各種サイズのステイック
状包装製品Pをシール成形することができるのである。
【0028】また、図1に於いて16は機体1に設けた
キーボードであって、ここには包装製品Pのサイズを設
定するためのデータ読み書き用キーと、モード切換用キ
ー及びデータ入力用キーと云った各種のキーが設けられ
ており、また、同じく機体1に設けた表示器15には、
入力したプログラムデータや設定した包装製品のサイズ
ナンバー、或は、運転上の各種メッセージ数が表示され
る仕組に成っている。
【0029】図5は、マイクロコンピュータを搭載した
本発明に用いる作動制御装置の電気的構成の一例を示し
たものであって、図中、10は制御部の中心を成すCP
U、11はシステムプログラムを格納したROMと、各
種の入力データを格納するRAMとによって構成したメ
モリ、13はこれ等CPU10とメモリ11の間にバス
12を介して接続したインターフエイス回路、14はこ
のインターフエイス回路に接続したモータ用コントロー
ラであって、このモータ用コントローラ14には、上述
した包材繰出し駆動モータAMと、ノズル上下駆動モー
タ2Mと、充填装置駆動モータ3Mと、横シーラ上下駆
動モータ7M、及び、カッタ駆動モータ9M(いずれも
例えばサーボモータを使用)が接続されている。
【0030】更に上記のインターフエイス回路13に
は、上述した縦シーラ5Aと横シーラ6X駆動用の各シ
リンダ5S,6Sと、表示器15とキーボード16及び
LED17が接続されていて、夫々がCPU10の監視
下でメモリ11に格納されているプログラムに従って制
御作動される仕組に成っている。
【0031】図6は、メモリ11にキーボード16を用
いて入力設定したデータメモリの一例を示した構成図で
あって、ここには各包装製品Pのサイズナンバー毎に予
め入力設定された上記各駆動モータAM,2M,3M,
7M,9Mの回転数やその回転タイミングが多数記憶さ
れていて、このデータメモリの中から選んだサイズナン
バーに従って各駆動モータAM〜9Mの作動が制御され
て、一定量の包材FXを繰出しながら、一定量の被包装
材料を充填した一定サイズ(長さL)の包装製品Pを、
多連式に連続成形できるようにプログラムされている。
【0032】尚、上述した充填装置3による被包装材料
の充填タイミングと、充填ノズル昇降手段による充填ノ
ズル2Rの上下移動タイミングは、横シーラ装置6の降
下移動に追従して充填ノズル2Rの降下移動が開始され
ると、充填ノズル2Rから被包装材料の充填が開始され
るようにプログラムされている。
【0033】本発明に係る自動包装機に於ける被包装材
料充填装置は以上述べた如き構成であって、横シーラ装
置6が横シールSした状態のまま降下移動して包装フイ
ルムFaを1パック分引下げた時に、充填ノズル2Rを
一緒に追従降下させて常に横シールの真上で被包装材料
の充填を始めるため、充填ノズル2Rの先端口2R′等
に付着している被包装材料が袋体PTの内側面に接触し
て、次に横シールするフイルム面に付着した被包装材料
を一緒に噛込んでシールしてしまうようなことがなく、
横シールを安定した状態で支障無く行うことができる。
【0034】また、充填ノズル2Rを追従降下させて横
シールの真上で被包装材料の充填を開始するため、袋体
PTの下端側にも被包装材料を均等に充填供給して、包
装製品Pの形態を図2に示したようにバランスが良い期
待どうりの太さに仕上げることができると共に、各種包
装製品P毎のノズル上下駆動モータ2Mや充填装置駆動
モータ3M等の数値制御データをプログラムして、これ
をメモリ11に記憶することによって、各種包装製品P
の包装に即座に、且つ、正確に対応することができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べた次第で、本発明に係る自動包
装機に於ける被包装材料充填装置によれば、被包装材料
を包装フイルムの横シール内側面に付着させずに充填供
給でき、且つ、その充填供給も袋体の下側部から始める
ため、シール性に優れ、而かも、全体の形態バランスが
良好な商品価値の高い包装製品を提供できる利点を備え
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る被包装材料充填装置を備えた多連
式自動包装機の一例を示した斜視図である。
【図2】シール形成された包装製品の一例を示した斜視
図である。
【図3】図1に示した自動包装機の内部の構造を説明し
た構成図である。
【図4】本発明で用いる充填ノズル昇降手段の一例を示
した構成図である。
【符号の説明】
1 自動包装機の機体 F 包材ロール Fa 包装フイルム P 包装製品 PT 袋体 S 横シール 2T 供給パイプ 2X 可撓パイプ部 2R 充填ノズル 2Z スライド板 2M ノズル上下駆動モータ 3 充填装置 3M 充填装置駆動モータ 5 縦シーラ装置 6 横シーラ装置 7M 横シーラ上下駆動モータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包材ロールより引出された包装フイルム
    を縦シーラと横シーラによって袋状にシール形成する工
    程と、この袋状にシール形成した包装フイルムの内部に
    充填手段と充填ノズルを用いて被包装材を充填する工程
    と、包装フイルムを横シールした状態のまま横シーラを
    袋の長さ分だけ降下して包装フイルムを引出す工程と、
    この降下した横シーラを横に開いた後、元の横シール前
    の位置に上昇作動する工程を、連続的に繰返してシール
    包装を行うように構成した自動包装機に於いて、 被包装材料を収容するホッパと上記充填ノズルの上端部
    との間に伸縮可能又は屈曲可能な可撓パイプ部を設け、
    上記充填ノズルの少くとも先端部側を上記袋状にシール
    形成した包装フイルムの内部に挿入した状態のまま、上
    記横シーラの降下移動及び上昇移動に追従して降下と上
    昇を行うように構成し、且つ、上記充填手段による被包
    装材料の充填タイミングを常に上記横シールの直上で取
    るように構成すると共に、上記横シーラの降下移動時
    に、上記充填ノズルが被包装材料を充填供給しながら下
    方に移動し、上記横シーラの上昇移動時には、上記の充
    填ノズルが残りの被包装材料を充填供給しながら元の位
    置に復帰上昇するように構成したことを特徴とする自動
    包装機に於ける被包装材料充填装置。
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