JP3337551B2 - 移動体の撮影システム - Google Patents

移動体の撮影システム

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JP3337551B2
JP3337551B2 JP08894394A JP8894394A JP3337551B2 JP 3337551 B2 JP3337551 B2 JP 3337551B2 JP 08894394 A JP08894394 A JP 08894394A JP 8894394 A JP8894394 A JP 8894394A JP 3337551 B2 JP3337551 B2 JP 3337551B2
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豊 杉浦
勉 阿部
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体の撮影システム
に係り、より詳しくは、例えばイベント会場等で高速に
移動する乗物の搭乗者のスナップ写真を撮影し、撮影後
に撮影画像をCRTに表示し、搭乗者からの注文に応じ
て写真プリントを作成する移動体の撮影システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら写真店で記念撮影する場合に、ビデオカメラで顧客を
撮影し、その撮影後撮影画像をCRTに表示し、顧客に
その撮影画像を見せて注文を受け付け、短時間のうちに
その注文内容に応じた写真をプリントし販売するシステ
ムが知られている。
【0003】一方、遊園地で高速に移動する乗物に乗っ
た搭乗者を単位時間当たり多数回撮影し、乗物から降り
た直後に搭乗者にその撮影画像を見せて注文を受け付
け、短時間のうちにその注文内容に応じて写真をプリン
トし、顧客に写真を販売するという移動体の撮影システ
ムの実現が望まれている。
【0004】しかしながら、従来のシステムは記念撮影
を対象としているため、撮影する被写体は殆ど静止した
状態にあり、高速に移動している被写体に対して適用す
ることは困難である。
【0005】そこで、本発明は、高速に移動している被
写体をその動きに追従して撮影し、撮影後撮影画像をC
RTに表示し、顧客からの注文を受け付け、短時間のう
ちにその注文内容に応じて写真をプリントすることので
きる移動体の撮影システムを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の移動体の撮影システム
は、チタン酸ジルコン酸鉛中の鉛の一部をランタンで置
換した組成物で構成されているシャッタを用いて、所定
経路を移動する移動体を撮影するカメラと、前記移動体
の通過を検知し、検知信号を出力するカメラ用センサ
と、前記カメラ用センサが出力した検知信号に基づい
て、前記移動体が前記カメラの視写界内に位置するタイ
ミングで前記カメラのシャッタを駆動するように制御す
る制御手段と、前記シャッタの周辺温度を計測する温度
計測手段と、シャッタの周辺温度と撮影画像の補正デー
タとを対応させて記録したデータテーブルと、前記温度
計測手段により計測されたシャッタの周辺温度に対応す
る補正データを前記データテーブルから読み取って撮影
画像を補正する補正手段と、前記補正手段により得られ
た撮影画像を表示する画像表示手段と、注文を受け付け
る受付手段と、前記受付手段により受け付けられた注文
に基づいて、撮影画像をプリントするプリント手段と、
を有することを特徴とする。
【0007】上記の目的を達成するために、請求項2に
記載の発明の移動体の撮影システムはチタン酸ジルコ
ン酸鉛中の鉛の一部をランタンで置換した組成物で構成
されているシャッタを用いて、所定経路を移動する移動
体を撮影するカメラと、前記シャッタの周辺温度を計測
する温度計測手段と、シャッタの周辺温度とシャッタの
駆動電圧とを対応させて記録したデータテーブルと、前
記温度計測手段により計測されたシャッタの周辺温度に
対応する駆動電圧を前記データテーブルから読み取っ
て、前記シャッタの駆動電圧を補正する補正手段と、前
記移動体の通過を検知し、検知信号を出力するカメラ用
センサと、前記カメラ用センサが出力した検知信号に基
づいて、前記移動体が前記カメラの視写界内に位置する
タイミングで、前記補正手段により補正されたシャッタ
の駆動電圧に基づいて前記カメラのシャッタを駆動する
ように制御する制御手段と、撮影により得られた撮影画
像を表示する画像表示手段と、注文を受け付ける受付手
段と、前記受付手段により受け付けられた注文に基づい
て、撮影画像をプリントするプリント手段と、を有する
ことを特徴とする。
【0008】
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明の移動体の撮影システム
は、撮影するカメラにチタン酸ジルコン酸鉛中の鉛の一
部をランタンで置換した組成物(以下、PLZT素子と
称す)で構成されているシャッタを用いており、このシ
ャッタは高速に動作し、その動作において可動部分が無
く、耐久性に優れているので、単位時間当たり多数回の
高頻度で、高速に移動している被写体をその動きに追従
して撮影することができる。 そして、移動体の撮影シス
テムは、カメラ用センサが所定経路を移動する移動体の
通過を検知し、検知信号を出力すると、制御手段は、前
記カメラ用センサが出力した検知信号に基づいて、前記
移動体が前記カメラの視写界内に位置するタイミング
で、カメラのシャッタを駆動するように制御するので、
高速に移動している被写体をその動きに追従して撮影す
ることができる。ここで、温度計測手段がカメラに備え
たシャッタの周辺温度を計測すると、補正手段が前記温
度計測手段により計測されたシャッタの周辺温度を認知
し、その温度に対応する撮影画像の補正データをデータ
テーブルから読み取り、その補正データに応じて、撮影
画像を補正するので、より高品質な写真プリントを作成
することができる。
【0010】また撮影後に、画像表示手段が撮影により
得られた撮影画像を表示し、受付手段が注文を受け付け
ると、プリント手段が前記受付手段により受け付けられ
た注文に基づいて、撮影画像をプリントするので、撮影
後短時間のうちに撮影画像を画像表示手段に表示し、顧
客からの注文を受け付け、その注文内容に応じて写真を
プリントすることができる。
【0011】請求項2に記載の発明の移動体の撮影シス
テムは、温度計測手段がカメラに備えたシャッタの周辺
温度を計測すると、補正手段が前記温度計測手段により
計測されたシャッタの周辺温度を認知し、その温度に対
応するシャッタの駆動電圧をデータテーブルから読み取
って駆動電圧を補正するので、より高品質な写真プリン
トを作成することができる。
【0012】
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の移動体の撮
影システムの一実施例を説明する。移動体の撮影システ
ムの概略を図1に示す。このシステムは、遊園地にて遊
戯用の乗物の移動中にこの乗物の搭乗者を撮影するシス
テムに本発明を適用したものであり、その撮影の頻度は
かなり高く、一日当たり平均4000回、およそ12秒
に1回の割合である。さらに、このシステムは、撮影後
撮影画像をCRTに表示し、搭乗者に所望の写真を選択
させ注文を受け付け、この注文に沿って直ちにプリント
し、所定の販売所にて搭乗者が購入できるようにしてい
る。
【0014】まず、図1を用いてこのシステムを適用す
る遊戯用施設の構成を説明する。入口10は、一方通行
の通路を経て、移動体としてのログ16へ搭乗者が乗り
込む乗口12に連なっている。乗口12の近傍にはログ
16が周回する周回路を形成した移動路14が設けられ
ている。この移動路14は、乗口12付近から上り坂1
4Aとなり、上りきった頂上部14Bを過ぎると約45
度の急勾配の下り坂14Cとなり、さらに乗口12付近
と同じ位の高さまで下り坂14Cを下ると、平坦な水路
から成る平坦部14Dとなり、最後にこの平坦部14D
は乗口12付近へ戻っている。平坦部14Dの途中に
は、降口54が設けられており、また降口54から出口
58に至る通路56が設けられている。この通路56
は、途中2本の通路56Aとバイパス通路56Bとに別
れており、出口58付近で合流している。
【0015】以下、図1、図6、図7、図8を用いてこ
のシステムの構成を説明する。図7に示すように、ログ
16には、信号の送受信を制御するマイクロコンピュー
タ等で構成された信号処理回路70、ログの識別番号等
を記録するメモリ72、連続波である搬送波や識別番号
を表す信号で搬送波を変調した変調信号等の信号を送信
する送信回路74、及び信号を受信する受信回路76が
設けられている。
【0016】上り坂14Aの路傍にはナンバリングセン
サ18が設けられており、このナンバリングセンサ18
には、図7に示すように、マイクロコンピュータ等で構
成され、信号の送受信を制御する信号処理回路78、ロ
グ16からの信号を受信する受信回路82、ログ16へ
信号を送信する送信回路84、及びログ16の識別番号
等を記録したメモリ80が設けられている。
【0017】下り坂14Cの路傍には、下り坂14Cの
中央付近を視写界とした4台のカメラ22と、それらに
備えられたシャッタ24付近の温度を計測する温度計測
手段としての温度センサ26と、視写界を照明するスト
ロボ28とが、近接して設けられている。カメラ22
は、前述したように一日当たり平均4000回という高
頻度で、下り坂14Cを高速で下ってくるログ16を撮
影するため、図6に示すようにチタン酸ジルコン酸鉛中
の鉛の一部をランタンで置換した組成物であるPLZT
素子66で構成され、交流電源68により駆動電圧が供
給される電子式のシャッタ24を備えている。このシャ
ッタ24は、非常に高速に動作し、その動作において機
械的な可動部分が無いため、高頻度の反復使用に対し耐
久性を有する。但し、高頻度の反復使用をするため、カ
メラ22は通常4台中の3台を順に使用し、残りの1台
を故障時の予備用としている。これらのカメラ22の視
写界内のログ16移動方向最上流側には、ログ16がカ
メラ22の視写界内に入った事を検知するカメラ用セン
サ20が設けられている。
【0018】平坦部14Dの路傍には、読取センサ46
が降口54よりも移動方向上流側に設けられている。こ
の読取センサ46には、図8に示すように、マイクロコ
ンピュータ等で構成され、信号の送受信を制御する信号
処理回路86、ログ16からの信号を受信する受信回路
90、ログ16へ信号を送信する送信回路92、及びロ
グ16の識別番号等を記録するメモリ88が設けられて
いる。
【0019】通路56Aの路傍には、画像表示手段とし
ての複数台のオーダ用モニタ48が通路56Aに沿って
配列されており、これらのオーダ用モニタ48に近接し
て、受付手段としてのオーダ入力装置52とスピーカ5
0とが設けられている。オーダ用モニタ48にはログ1
6の移動中に撮影した撮影画像を表示し、搭乗者がこの
画像を見て所望の写真をオーダ入力装置52から注文で
きるようになっている。また、スピーカ50からは写真
の注文の方法等に関して説明する音声が流れてくる。写
真の注文をしない搭乗者はバイパス用通路56Bを通る
ことができる。
【0020】遊園地内の所定の場所に設けられた管制セ
ンタ64には、本実施例のシステムを管理する制御コン
ピュータ30と撮影画像を搭乗者に見せても問題が無い
かどうかをチェックするためのシーンチェック用CRT
32とオペレータ操作用の操作端末34とが設置されて
いる。制御コンピュータ30は、システム全体を制御す
るものであり、撮影画像データを記憶する画像記憶部3
6と、PLZT素子で構成されたシャッタを有するカメ
ラで撮影された撮影画像の補正データとシャッタ周辺の
温度とを対応させて記録したデータテーブル62とが、
接続されている。
【0021】遊園地の所定の販売所38には、写真をプ
リントするプリント手段としてのプリンタ40と搭乗者
が撮影画像を検索し追加注文するための検索端末42と
検索用CRT44とが、設置されている。
【0022】制御コンピュータ30には、ナンバリング
センサ18、カメラ用センサ20、カメラ22、シャッ
タ24、温度センサ26、ストロボ28、読取センサ4
6、シーンチェック用CRT32、操作端末34、プリ
ンタ40、検索端末42、検索用CRT44、オーダ用
モニタ48、オーダ入力装置52等が更に接続されてい
る。
【0023】次に、本実施例の移動体の撮影システムの
作用を、図2〜図5に示す処理の流れや図1に示すシス
テムの概略を参照しながら説明する。
【0024】ログ16は乗口12から搭乗した搭乗者を
乗せて、上り坂14Aを上昇する。ナンバリングセンサ
18は、図4に示すようにステップ300においてログ
からの搬送波を受信したか否かをチェックし、搬送波を
受信した時にはステップ302において識別番号を表す
信号で搬送波を変調し、その変調した信号をログ16へ
送信する。
【0025】一方、ログ16は、図3に示すようにステ
ップ200において搬送波を送信し、ステップ202に
おいてナンバリングセンサ18から識別番号を表す信号
を受信したか否かをチェックする。ここで、受信してい
なければ引き続き搬送波を送信し、受信すればステップ
204において受信した信号を復調して求めた識別番号
をメモリに記録し、ステップ206において識別番号を
表す信号で搬送波を変調し、その変調した信号を送信す
る。ステップ208以降は、ログ16の撮影が終了した
後の処理なので、後述する。
【0026】上記のように、ログ16は上り坂14Aを
上昇している途上で識別番号が付与され、頂上部14B
を通過し、下り坂14Cに入る。
【0027】制御コンピュータ30は、ステップ100
においてログがカメラの視写界内に入ったことを検知す
るカメラ用センサからその検知信号を受信したか否かを
チェックする。ここで受信していなければ所定の短時間
サイクルで再度チェックし、受信すればステップ102
においてストロボとシャッタとを起動し、ログを撮影す
る。ステップ104において撮影画像を取り込み、ステ
ップ106において温度センサよりカメラのシャッタ周
辺の測定温度を取り込み、ステップ108において測定
温度に対応する撮影画像の補正データをデータテーブル
より読み取り、ステップ110において補正データに基
づいて撮影画像を補正する。次のステップ112におい
て読取センサ46から識別番号を表す信号を受信したか
否かを判断する。
【0028】読取センサ46は、図5に示すようにステ
ップ400においてログからの信号を受信したか否かを
チェックし、ここで受信した時ステップ402に進む。
このステップ402において信号を復調して識別番号を
求め、ステップ404においてこの識別番号を表す信号
を制御コンピュータへ送信し、ステップ406において
ログのメモリに記録された識別番号を消去する信号をロ
グへ送信する。この時、ログ16は、図3のステップ2
08において識別番号を消去する信号を読取センサから
受信したか否かをチェックおり、読取センサから識別番
号を消去する信号を受信した時にステップ210に進
み、このステップ210においてメモリから識別番号を
消去する。
【0029】一方、制御コンピュータ30は、図2のス
テップ112において読取センサから識別番号を表す信
号を受信したか否かをチェックおり、上述した図5のス
テップ404において読取センサが送信した識別番号を
表す信号を受信すると、ステップ114において識別番
号と撮影画像とを対応付けて画像記憶部36に記憶し、
ステップ116において撮影画像をシーンチェック用C
RT32へ表示する。オペレータはその表示された撮影
画像を見て搭乗者に見せても問題無いかどうかを判定
し、問題が有ると判定した場合にのみ操作端末34のス
イッチを押す。制御コンピュータ30は、ステップ11
8においてオペレータによる判定結果を判断する。ここ
で、オペレータによる判定結果が搭乗者に見せるのは不
適当という事であれば、制御コンピュータ30は、ステ
ップ126にてオーダ用CRT48に撮影画像ではな
く、画像を写し出せない旨のコメントを表示して処理を
終了する。また、オペレータによる判定結果が搭乗者に
見せても問題無いという事であれば、制御コンピュータ
30は、ステップ120において撮影画像をオーダ用C
RT48に表示し、ログ16を降りて通路56Aを歩行
中の搭乗者に撮影画像を見せる。ステップ122におい
て搭乗者がオーダ入力装置52からオーダしたオーダを
受け付け、ステップ124において撮影画像をオーダに
応じて、プリンタ40によりプリントして、処理を終了
する。
【0030】上記の本実施例の移動体の撮影システム
は、遊園地にて高速に移動している乗物の搭乗者をかな
りの高頻度で撮影することができ、撮影後その撮影画像
をCRTに表示し、搭乗者に所望の写真を選択させ注文
を受け付け、所定の販売所にて搭乗者が購入できるよう
に受け付けた注文に沿って直ちにプリントすることがで
きる。
【0031】また、撮影直後にシャッタ周辺の温度を計
測し、その計測温度に対応する撮影画像の補正データに
従って、撮影画像を補正することにより、より高品質な
写真プリントを作成することができる。
【0032】尚、本実施例においては、PLZT素子で
構成されたシャッタを有するカメラで撮影された撮影画
像の温度変化に伴う補正データを記録したデータテーブ
ル62を予め用意し、撮影直後に測定したシャッタ周辺
の温度に対応した上記の撮影画像の補正データを読み取
って撮影画像を補正する例を示したが、補正の対象をP
LZT素子の駆動電圧としても良い。即ち、PLZT素
子の駆動電圧の温度変化に伴う補正データを記録したデ
ータテーブルを予め用意し、撮影直前に測定したシャッ
タ周辺の温度に対応した上記のPLZT素子の駆動電圧
の補正データを読み取り、その補正データに基づいて駆
動電圧を補正して、シャッタを駆動するようにしても良
い。
【0033】また、本実施例においては、カメラ用セン
サ20はログ16がカメラ22の視写界内に入ったとこ
ろで検知し、その検知信号を受信した制御コンピュータ
30が即座にストロボ28とシャッタ24とを起動する
例を示したが、カメラ用センサ20はログ16がカメラ
22の視写界よりも上流の所定位置を通過したところで
検知し、その検知信号を受信した制御コンピュータ30
が所定時間経過した後にストロボ28とシャッタ24と
を起動するようにしても良い。
【0034】また、本実施例においては、被写体となる
ログ16を識別するために、識別番号をログ16に設け
たメモリに移動路を周回するたびに記録する例を示した
が、各ログの識別番号を固定することで、移動路を周回
するたびに識別番号を書換えなくても良い。例えば予め
個々のログにバーコード等で識別番号を記しておいて、
読取センサでその識別番号を読み取るようにしても良い
し、常時識別番号を表す信号を発信する発信機をログに
設けておいても良い。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の発明の移動体の撮影シ
ステムは、補正手段がシャッタの周辺温度に対応する撮
影画像の補正データに応じて撮影画像を補正するので、
より高品質な写真プリントを作成することができるとい
う優れた効果を有する。
【0036】請求項2に記載の発明の移動体の撮影シス
テムは、補正手段がシャッタの周辺温度に対応するシャ
ッタの駆動電圧をデータテーブルから読み取ってシャッ
タの駆動電圧を補正するので、より高品質な写真プリン
トを作成することができるという優れた効果を有する。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】移動体の撮影システムの概略を示す説明図であ
る。
【図2】制御コンピュータによる制御ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図3】ログにおける処理の流れを示すフローチャート
である。
【図4】ナンバリングセンサにおける処理の流れを示す
フローチャートである。
【図5】読取センサにおける処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図6】シャッタの概略を示す説明図である。
【図7】ログとナンバリングセンサとの間の信号の送受
信用機器の概略図である。
【図8】ログと読取センサとの間の信号の送受信用機器
の概略図である。
【符号の説明】
16 ログ(移動体) 20 カメラ用センサ 22 カメラ 24 シャッタ 26 温度センサ(温度計測手段) 30 制御コンピュータ(制御手段、補正手段) 40 プリンタ(プリント手段) 48 オーダ用CRT(画像表示手段) 52 オーダ入力装置(受付手段) 62 データテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/225 H04N 5/225 Z (56)参考文献 特開 平4−223685(JP,A) 特開 平5−53228(JP,A) 実開 平3−94880(JP,U) 実開 平6−15382(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/18 G03B 9/08 G03B 15/00 G03B 17/38 H04N 5/225

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チタン酸ジルコン酸鉛中の鉛の一部をラ
    ンタンで置換した組成物で構成されているシャッタを用
    いて、所定経路を移動する移動体を撮影するカメラと、 前記移動体の通過を検知し、検知信号を出力するカメラ
    用センサと、 前記カメラ用センサが出力した検知信号に基づいて、前
    記移動体が前記カメラの視写界内に位置するタイミング
    で前記カメラのシャッタを駆動するように制御する制御
    手段と、前記シャッタの周辺温度を計測する温度計測手段と、 シャッタの周辺温度と撮影画像の補正データとを対応さ
    せて記録したデータテーブルと、 前記温度計測手段により計測されたシャッタの周辺温度
    に対応する補正データを前記データテーブルから読み取
    って撮影画像を補正する補正手段と、 前記補正手段 により得られた撮影画像を表示する画像表
    示手段と、 注文を受け付ける受付手段と、 前記受付手段により受け付けられた注文に基づいて、撮
    影画像をプリントするプリント手段と、 を有する移動体の撮影システム
  2. 【請求項2】 チタン酸ジルコン酸鉛中の鉛の一部をラ
    ンタンで置換した組成物で構成されているシャッタを用
    いて、所定経路を移動する移動体を撮影するカメラと、 前記シャッタの周辺温度を計測する温度計測手段と、 シャッタの周辺温度とシャッタの駆動電圧とを対応させ
    て記録したデータテーブルと、 前記温度計測手段により計測されたシャッタの周辺温度
    に対応する駆動電圧を前記データテーブルから読み取っ
    て、前記シャッタの駆動電圧を補正する補正手段と、 前記移動体の通過を検知し、検知信号を出力するカメラ
    用センサと、 前記カメラ用センサが出力した検知信号に基づいて、前
    記移動体が前記カメラ の視写界内に位置するタイミング
    で、前記補正手段により補正されたシャッタの駆動電圧
    に基づいて前記カメラのシャッタを駆動するように制御
    する制御手段と、 撮影により得られた撮影画像を表示する画像表示手段
    と、 注文を受け付ける受付手段と、 前記受付手段により受け付けられた注文に基づいて、撮
    影画像をプリントするプリント手段と、 を有する 移動体の撮影システム
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