JP3337337B2 - コネクタの組立方法 - Google Patents

コネクタの組立方法

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JP3337337B2 JP02439495A JP2439495A JP3337337B2 JP 3337337 B2 JP3337337 B2 JP 3337337B2 JP 02439495 A JP02439495 A JP 02439495A JP 2439495 A JP2439495 A JP 2439495A JP 3337337 B2 JP3337337 B2 JP 3337337B2
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表面実装型コネクタの組
立方法に関する。図4(A),(B)は、一般的な表面
実装型コネクタの1例を示す。図4(B)は、同図
(A)中、IVB −IVB 線に沿って断面した拡大図であ
る。
【0002】表面実装型コネクタ10は、コネクタ本体
11の整列している各コンタクト収容室11a内にコン
タクト部材12のコンタクト部12aが圧入されて整列
している構造を有する。コネクタ10の下面には、コン
タクト部材12の下端であるリード部12bが整列して
いる。
【0003】表面実装型コネクタ10は、コネクタ本体
11の両端側のフランジ部11b,11cをプリント基
板13上にねじ止めされ、各リード部12bをパッド1
4と半田15により半田付けされて、表面実装される。
ここで、整列している全部のリード部12aが対応する
パッド14と確実に半田付けされる必要がある。
【0004】このためには、 整列している各リード
部12aを含む面であるリード面16が平面であるこ
と、及び フランジ部11a,11bを含む面17に
対して平行であることが必要とされる。従って、表面実
装コネクタ10は、上記の二つの条件,を満足する
ように組立てられることが望ましい。
【0005】
【従来の技術】表面実装型コネクタは、従来は、図5
(A),(B)に示すように、コネクタ本体11Aを、
金属製の受け台20上に載置し、同じく金属製のポンチ
21を下動させて、複数のコンタクト部材12を、一括
して、コネクタ本体11内に圧入することによって組立
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】コネクタ本体11Aは
合成樹脂製の成形部品である。また、コネクタ本体11
Aは、その形状からして、肉厚の厚い部分と薄い部分と
を有する。このため、成形後の樹脂の収縮によって、コ
ネクタ本体11Aには若干ではあるけれども反り又はね
じれが生ずる。
【0007】図5(A)は、反っているコネクタ本体1
1を示す。最大反り量は、aである。ポンチ21が最大
に下降された状態では、図5(B)に示すように、コネ
クタ本体11はポンチ21の力を受けて、受け台20の
面に倣うように、即ち、反りを矯正されるように変形さ
れる。
【0008】コンタクト部材12の圧入は、コネクタ本
体11が図5(B)に示すように、反りを矯正される方
向に変形された状態で終了する。コネクタ本体11の上
記変形は、弾性限度以下の変形である。このため、ポン
チ21は上動させ、コネクタ10Aを受け台20から取
り出した状態では、コネクタ本体11は、図6に示すよ
うに、元の反った状態に戻り、リード面16Aは、湾曲
した状態となってしまう。
【0009】このため、コネクタ10Aの反り量の程度
によっては、コネクタ10Aは、表面実装したときに、
一部のリード部は、パッドとの半田付けが不良となる虞
れがあり、表面実装の信頼性の点で問題となることがあ
った。そこで、本発明は、上記課題を解決した表面実装
型コネクタの組立方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コン
タクト収容室を整列して複数有する細長い形状の絶縁材
製のコネクタ本体と、夫々がコンタクト部とリードとを
有し、該コンタクト部を上記コンタクト収容室内に圧入
されてコネクタ本体に固定してある複数のコンタクト部
材とよりなるコネクタを組み立てる方法であり、上記
ネクタ本体を受け台によって受け、ポンチによって複数
のコンタクト部材のリード部側を押して、コンタクト部
材のコンタクト部を各コンタクト収容室内に圧入してな
るコネクタの組立方法において、上記受け台として、上
記コネクタ本体を受ける部分が、コンタクト部材を圧入
するときに上記コネクタ本体の形状に倣って凹む程度に
軟質であるものを使用する構成としたものである。
【0011】請求項2の発明は、受け台を、コネ板部材
よりなる構成としたものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明において、受け台のコネクタ本
体を受ける部分を軟質とした構成は、コンタクトを圧入
するときに、受け台のコネクタ本体を受ける部分が、コ
ネクタ本体の反り及びねじれの状態に対応して凹んで、
コネクタ本体の反り及びねじれ等を吸収するように作用
する。
【0013】請求項2の発明において、受け台をゴム板
部材よりなる構成とした構成は、受け台の構造を簡単と
するように作用する。
【0014】
【実施例】図1(A),(B)及び図2は本発明の一実
施例になる表面実装型コネクタの組立方法を示す。各図
中、30は受け台であり、凹部30a-1を有する鉄製の
受け台本体30aと、この凹部30a-1の底面30a-2
上に敷設してあるゴム板部材30bとよりなる。
【0015】ゴム板部材30bは、コネクタ本体の形状
に対応して若干凹む程度に軟質である。コネクタの組立
てては、図1(A)に示すように、コネクタ本体11A
を天地を逆にした向きで、上記凹部30a-1内に嵌合さ
せて、ゴム板部材30b上に載せ、ポンチ21を下動さ
せて、複数のコンタクト部材12のコンタクト部12a
を一括して、コネクタ本体11Aのコンタクト収容室1
1a内に圧入することによってなされる。
【0016】ポンチ21は、図2に示すように、その平
坦な下端面21aが、各コンタクト部材12のリード部
12bを押す。各コンタクト部材12は、コンタクト部
12aからコネクタ本体11Aのコンタクト収容室11
a内に圧入される。ポンチ21は、図1(B)に示す位
置まで下動し、その後、上動する。
【0017】コンタクト部材12は、図1(B)及び図
2に示すように、リード部12aを残して、圧入され
る。コンタクト部材12の圧入が行われているとき、コ
ネクタ本体11Aは、ゴム板部材30b上に押し付けら
れる。
【0018】ここで、ゴム板部材30bは軟質であるた
め、その上面30b-1は、符号31で示すようにコネク
タ本体11Aの下端面11dの形状に倣うように若干凹
み、コネクタ本体11Aの反りを吸収する。これによっ
て、コンタクト部材12の圧入が行われているときも、
コネクタ本体11Aは、反りを矯正される方向に変形す
ることはなく元の形状を保ち続ける。
【0019】このため、ポンチ21を上動させ、押圧力
を解除したときに、コネクタ本体11Aが元の状態の方
向に変形することは起きない。この結果、図3に示すよ
うに、コネクタ本体11Aが反っているにも拘らず、リ
ード面16が平面であり、且つフランジ部11b,11
cを含む面17に対して平行である構成の表面実装型コ
ネクタ10Bが組立てられる。
【0020】コネクタ本体にねじれがある場合にも、上
記の反りのある場合と同様に、ゴム板部材はコネクタ本
体に対応して凹んで、コンタクト圧入時にもコネクタ本
体がねじれを矯正される方向に変形することなく、ねじ
れた元の形状を保ち続け、良好なリード面精度を有する
コネクタが組立られる。
【0021】なお、ゴム板部材30bに代えて、例えば
水を充填されたマットレスの構造のウォーターベッドを
用いてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、受け台がコネクタ本体の反り及びねじれ等を吸
収するため、コンタクトを圧入する動作は、コネクタ本
体に反り及びねじれ等が存在している状態を保ちながら
行われる。従って、ポンチによる押付け力を解除したと
きに、コネクタ本体は少しも復元する方向に戻らず、よ
って、リード面精度は変化しない。
【0023】この結果、リード面精度が、コネクタ本体
の反り及びねじれ等によって殆ど影響を受けない状態で
コネクタの組立てを行うことが出来る。このため、従来
の組立方法によった場合に比べて高いリード面精度を有
するコネクタを組立てることが出来る。
【0024】請求項2の発明によれば、ゴム板部材を準
備して、これを例えば敷設するだけでよいため、受け台
の構造を簡単とすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になる表面実装型コネクタの
組立方法を説明するための図である。
【図2】図1(B)中、II−II線に沿う拡大断面図であ
る。
【図3】図1に示す組立方法によって組立てられた表面
実装型コネクタを示す図である。
【図4】一般的な表面実装型コネクタの構造を示す図で
ある。
【図5】従来の組立方法を説明するための図である。
【図6】従来の組立方法によって組立てられた表面実装
型コネクタを示す図である。
【符号の説明】
10B 表面実装型コネクタ 11A コネクタ本体 11a コンタクト収容室 12 コンタクト部材 12a コンタクト部 12b リード部 16 リード面 17 フランジ部を含む面 21 ポンチ 21a 平坦な面 30 受け台 30a 受け台本体 30a-1 凹部 30a-2 底面 30b ゴム板部材 30b-1 上面 31 コネクタ本体に倣って凹んだ部分
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−121417(JP,A) 特開 平6−140085(JP,A) 特開 平4−333270(JP,A) 特開 平4−137795(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 43/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクト収容室を整列して複数有する
    細長い形状の絶縁材製のコネクタ本体と、夫々がコンタ
    クト部とリードとを有し、該コンタクト部を上記コンタ
    クト収容室内に圧入されてコネクタ本体に固定してある
    複数のコンタクト部材とよりなるコネクタを組み立てる
    方法であり、上記コネクタ本体を受け台によって受け、
    ポンチによって複数のコンタクト部材のリード側を押し
    て、コンタクト部材のコンタクト部を各コンタクト収容
    室内に圧入してなるコネクタの組立方法において、 上記受け台として、上記コネクタ本体を受ける部分が、
    コンタクト部材を圧入するときに上記コネクタ本体の形
    状に倣って凹む程度に軟質であるものを使用することを
    特徴とするコネクタの組立方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記受け台は、ゴム
    板部材よりなる構成としたことを特徴とするコネクタの
    組立方法。
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