JP3337145B2 - シーケンス制御装置の異常復旧装置 - Google Patents

シーケンス制御装置の異常復旧装置

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JP3337145B2 JP20260692A JP20260692A JP3337145B2 JP 3337145 B2 JP3337145 B2 JP 3337145B2 JP 20260692 A JP20260692 A JP 20260692A JP 20260692 A JP20260692 A JP 20260692A JP 3337145 B2 JP3337145 B2 JP 3337145B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シーケンス制御装置の
異常復旧装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラで代表され
るシーケンス制御装置は、複数の機器の動作状態信号を
入力し、これらの信号に基づいてシーケンス処理を行
い、複数の機器へ動作指令出力を与える。機器の異常動
作状態が入力された場合、またはシーケンス処理内部で
異常状態を判断した場合、異常情報を出力し、操作台や
CRTの表示でオペレータがその異常を認識することが
できる。異常状態を認識したオペレータは、異常原因を
取り除き、さらにシーケンス処理が正常に動作できる状
態まで単独で種々の機器を動作させ、その後で機器の動
作指令をシーケンス処理へ移行させている。
【0003】ところで、シーケンス制御装置の異常復旧
方法として、特開平2−96201号公報では、異常発
生時の態様とその異常に対する復旧シーケンスを予め記
憶させ、異常発生時にこの記憶した復旧シーケンスを元
に機器を動作させようとすることが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
はオペレータが復旧操作を行っているため、オペレータ
の経験や主観に大きく依存し、必ずしも最適な復旧操作
ができず、装置停止時間が長引いたり、動力のロスが発
生することも少なくないこと、未熟なオペレータでは復
旧操作が適切にできないこと、などの問題点がある。一
方、上記公報に記載のものは、異常を復旧するための復
旧シーケンスを記憶させておかなければならず、すべて
の復旧シーケンスをシーケンス制御装置に記憶できない
場合も起こり得る。また復旧シーケンスの処理が複雑な
ため、誤った復旧シーケンスで動作が行われる可能性も
ある。そこで本発明が解決すべき課題は、オペレータが
異常原因を取り除いた後の復旧シーケンスをオペレータ
の操作によらず自動的に、かつ復旧シーケンスの記憶部
を持たずに異常復旧を行う装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、本発明は、複数の機器の動作状態を検出するための
入力部と、この入力部からの機器の動作状態信号に基づ
いてシーケンス処理を行うシーケンス制御部と、シーケ
ンス制御部での結果により複数の機器に動作指令を与え
る出力部とを有するシーケンス制御装置において、タイ
ムスケジュールにより予め設定された動作指令数値で機
器の動作指令を与えるタイムスケジュール制御部と、同
タイムスケジュール制御部により機器の動作指令が与え
られた時の動作指令数値を記憶する動作指令数値記憶部
と、機器の異常検出で一時停止したシーケンスを異常原
因除去後、前記動作指令数値記憶部の動作未完情報に
づき前記タイムスケジュール制御部の動作指令値を最適
な値に戻す異常復旧部を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記手段により、オペレータが異常原因を取り
除いた後の復旧シーケンスが、オペレータの判断によら
ず、復旧入操作のみで自動的に行われることとなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に示した実施例に基づい
て具体的に説明する。図1は本発明の実施例を示すブロ
ック図である。同図において、10はタイムスケジュー
ル制御部、20は動作指令数値記憶部、30は異常復旧
部である。タイムスケジュール制御部10には、複数の
機器、本例では1〜4の機器からの動作完了信号が入力
され、その動作状態信号に基づいて予め設定されたシー
ケンス処理を行うための機器動作指令を出力する。例え
ば、図2のタイムスケジュール制御タイムチャートに示
すように、機器1〜4は、開閉動作を行い、タイムスケ
ジュール制御部での動作指令数値は機器1が開1・閉
9、機器2が開11・閉19、機器3が開21・閉3
4、機器4が開6・閉19に設定され、指令カウンタが
一致した時点で該当機器の指令を与えるものとする。
【0008】次に、図3のフローチャートを参照しなが
ら図1の実施例の動作を説明する。タイムスケジュール
制御部10より機器の動作指令が与えられる時の動作指
令数値が動作指令数値記憶部20に記憶され、該当機器
の動作完了した時点で記憶した数値をクリアする(図3
ステップ100〜120)。図1はカウンタ12の数値
10で異常信号オンとなり、機器1は開端まで行き閉指
令は与えられたが閉端まで行っていない状態で、機器4
は開指令は与えられたが開端まで行っていない状態を示
す。この時カウンタ12は、異常検出により一時停止し
ているものとする。上記のような異常状態が発生した時
(図3ステップ130)、オペレータはまず異常原因を
取り除く(同ステップ140)。その後、復旧入プッシ
ュボタンをオンさせ、自動復旧を指令する(同ステップ
150)。復旧入プッシュボタンオンにて異常復旧部3
0は、動作指令数値記憶部20に記憶された動作指令数
値の最小値を最小値検出部32で検出するとともに(同
ステップ160)、その最小値をタイムスケジュール制
御部10のカウンタ12へ強制セットし(図1では数値
“6”)、カウンタの加算を再開させる(同ステップ1
70)。その結果、再度カウント値6で機器4の開指令
が与えられ、次にカウント値9で機器1の閉指令が与え
られシーケンスが続行されることとなる。
【0009】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればシー
ケンス制御装置の異常復旧をオペレータの判断によらず
に行うことができ、かつシーケンス制御装置のプログラ
ムも簡素化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】 本発明実施例のタイムスケジュールのタイム
チャートである。
【図3】 本発明実施例のフローチャートである。
【符号の説明】
10 タイムスケジュール制御部、12 カウンタ、2
0 動作指令数値記憶部、30 異常復旧部、32 最
小値検出部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機器の動作状態を検出するための
    入力部と、この入力部からの機器の動作状態信号に基づ
    いてシーケンス処理を行うシーケンス制御部と、シーケ
    ンス制御部での結果により複数の機器に動作指令を与え
    る出力部とを有するシーケンス制御装置において、 タイムスケジュールにより予め設定された動作指令数値
    で機器の動作指令を与えるタイムスケジュール制御部
    と、同タイムスケジュール制御部より機器の動作指令が
    与えられた時の動作指令数値を記憶する動作指令数値記
    憶部と、機器の異常検出で一時停止したシーケンスを異
    常原因除去後、前記動作指令数値記憶部の動作未完情報
    基づき前記タイムスケジュール制御部の動作指令値を
    最適な値に戻す異常復旧部を備えたことを特徴とするシ
    ーケンス制御装置の異常復旧装置。
  2. 【請求項2】 前記タイムスケジュール制御部より機器
    の動作指令が与えられる時の動作指令数値をカウント
    し、異常検出により停止するカウンターと、異常原因除
    去後、自動復旧の指令により前記動作指令数値記憶部に
    記憶された動作指令数値の最小値を最小値検出部で検出
    するとともに、その最小値を前記カウンタへ強制セット
    し、前記カウンタの加算を再開させる異常復旧部を備え
    たことを特徴とする請求項1記載のシーケンス制御装置
    の異常復旧装置。
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