JP3336177B2 - 無機分離膜の製造方法 - Google Patents

無機分離膜の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種混合気体等の
混合流体から特定成分を分離するのに好適な無機分離膜
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より各種濾過分離膜あるいは透過膜
等には有機材料をはじめとする各種材料から成る多孔質
体が用いられてきたが、耐衝撃性や耐摩耗性、耐薬品
性、耐熱性等の要求が高くなってくるにつれ、機械的、
熱的、化学安定性に優れた各種無機多孔質体が注目され
るようになってきた。
【0003】かかる耐熱、耐圧、耐薬品性に優れた多孔
質の無機分離膜の性能は、該膜を形成するに用いた材料
の細孔径や細孔容積、細孔径分布に影響されるものであ
り、例えば、Al2 3 多孔質膜はゾルゲル法により比
較的簡便に作製できるものの、得られたAl2 3 多孔
質膜の細孔径は直径数nm程度の比較的小さな細孔を有
するものとなる。
【0004】しかしながら、前述のような細孔径を有す
る多孔質膜であっても、各種混合気体等の混合流体から
特定成分を分離する分離膜として応用するには細孔径が
大き過ぎ、十分な分離効率を達成することができない。
【0005】そこで、前述のようなゾルゲル法で作製さ
れたAl2 3 膜の細孔内壁を厚くして細孔径を狭くす
ることを修飾すると称し、Al2 3 膜の細孔内壁を他
の材質もしくは同一の物質で部分的もしくは全体を被覆
する手段として、各種金属アルコキシドの蒸気圧を利用
したCVD法や、Al2 3 膜の細孔内にアルミニウム
のアルコキシドやキレート等を含浸させる方法が各種提
案されている(特開平1−254212号公報、特開昭
60−180979号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記A
2 3 膜の細孔内壁を修飾するCVD法では、各種金
属アルコキシドの蒸気圧を利用するために、高温、かつ
減圧条件下で行う必要があり、そのために前記装置とし
ても加熱炉、減圧装置、気体導入部等の大がかりな装置
が必要となる。
【0007】また、温度及び圧力等の条件を厳密に制御
しなければAl2 3 膜の細孔内壁を修飾するばかりか
細孔自体を閉塞してしまう他、各種金属アルコキシドに
よって生成する酸化物等が前記Al2 3 膜上に体積し
てしまう恐れがあり、しかも使用する金属アルコキシド
の多くは、大気中の水分等によっても容易に加水分解す
るため取扱いが極めて面倒である等の課題があった。
【0008】一方、前記Al2 3 膜の細孔内にアルミ
ニウムのアルコキシドやキレート等を含浸させる方法
は、nm級の細孔径を有するAl2 3 膜の細孔内にア
ルミニウムのアルコキシドやキレート等を含浸させて加
水分解した後、焼成する方法であり、前記細孔内壁の修
飾に用いられるアルミニウムのアルコキシドやキレート
等を焼成して成るAl2 3 自体がγ−Al2 3 に変
化する際、nm級の細孔径を有する構造と成るため、前
述のような混合流体から特定成分を分離する場合、効率
が良くないという課題があった。
【0009】
【発明の目的】本発明は前記課題に鑑み成されたもの
で、一般に、前述のように修飾された膜を分離膜として
利用する場合、前記共存成分や特定成分の透過率は減少
するが、分離係数の高い膜を得ることができれば、膜面
積や圧力等の諸条件を変更することにより膜モジュール
としての透過量を向上させることが可能であることか
ら、簡単な減圧装置だけで大気中、室温で処理して前記
細孔内壁の修飾ができ、更に前述の混合流体を成す共存
成分に対する特定成分の透過率が高い、即ち、特定成分
の分離係数の高い無機分離膜の製造方法を提供すること
を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
に対して鋭意研究を重ねた結果、α−Al23多孔質管
の外表面にアルミニウムのアルコキシドを加水分解して
得られるAlOOHゾルを付着させ、400〜700℃
の温度で焼成してγ−Al23膜を固着させ、該γ−A
23膜の細孔内壁を修飾する方法として、γAl23
膜を固着した多孔質管内を減圧しながら、水に対する反
応性の低いアルカリ金属、希土類元素の1種とアルミニ
ウムとの複合アルコキシド、或いはSiのアルコキシド
のアルコール溶液に浸漬することにより、大気中かつ室
温で前記細孔内壁の修飾が可能となるとともに前記特定
成分の分離係数が向上することを見いだした。
【0011】なかでも、修飾に用いる複合アルコキシド
のアルコール溶液は、複合アルコキシドが、アルカリ金
属のNa、Rb、あるいは希土類元素のLaのいずれか
1種類とアルミニウムとの複合アルコキシドであり、水
に対する反応性を低下せしめる化合物を含有させたアル
コール溶液が最も望ましいことが分かった。
【0012】
【作用】本発明の無機分離膜の製造方法によれば、α−
Al23多孔質支持管の外表面に、アルミニウムのアル
コキシドを加水分解して得られるAlOOHゾルを付着
させ、400〜700℃の温度で焼成してγ−Al23
膜として固着し、更に該γ−Al23膜を表面に固着し
たα−Al23多孔質管内を減圧しながら、水に対する
反応性の低い各種複合アルコキシドのアルコール溶液中
に浸漬して乾燥、焼成することから、前記アルカリ金
属、希土類元素の1種とアルミニウムの複合アルコキシ
ドのアルコール溶液により、γ−Al23膜の細孔内壁
が特定成分に対して親和性を有し、またSiのアルコキ
シドのアルコール溶液により、焼成後の膜が微細な細孔
を有することから、γ−Al23膜の細孔内壁が更に微
細な細孔を有するようになり、特定成分のガス成分の分
離係数を向上させることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無機分離膜の製造
方法について詳述する。
【0014】本発明は、α−Al23多孔質管の外表面
にγ−Al23膜を形成し、大気中、室温でその多孔質
管内を減圧しながら各種複合アルコキシド溶液中或いは
Siのアルコキシド溶液中に浸漬して前記γ−Al23
膜の細孔内に含浸させ、焼成することにより前記細孔内
壁を修飾して、目標とする特定成分に対する分離係数が
向上した無機分離膜を得るものである。
【0015】本発明において、前記γ−Al2 3 膜の
細孔内壁を修飾する一方法としては、γ−Al2 3
を形成したα−Al2 3 多孔質管の一端を封じ、他の
一端からアスピレーター、または真空ポンプ等の簡単な
減圧装置を用いて多孔質管内を減圧しながら各種金属ア
ルコキシドのアルコール溶液に浸漬して含浸させ、乾
燥、焼成するものがある。
【0016】また前記複合アルコキシドのアルコール溶
液には、複合アルコキシドとしてアルカリ金属のNa、
Rb、Li、K、Cs、あるいは希土類元素のLa、
Y、Ce、Pr、Nd、Smのいずれか1種類とアルミ
ニウムとの複合アルコキシドを用い、該複合アルコキシ
ドをエタノール、プロパノール、ブタノール、2−メト
キシエタノール、2−エトキシエタノール等の有機溶媒
で希釈し、更にアルコキシドの水に対する反応性を低下
せしめる化合物を添加して調製する。
【0017】前記複合アルコキシドは、CO2やNO2
の酸性ガスに対する親和性が高いという点からは、アル
カリ金属のNa、Rb、あるいは希土類元素のLaのい
ずれか1種類とアルミニウムとの複合アルコキシドが好
適である。
【0018】また、前記アルコキシドの水に対する反応
性を低下せしめる化合物、即ち安定化剤とは、R1 2
NCH2 CH2 OH(式中、R1 またはR2 はそれぞ
れ、H、CH3 、C2 5 、CH3 CH2 OHのいずれ
か一つ)で表されるエタノールアミン、あるいはβ−ジ
ケトン、無水酢酸、アセト酢酸エステル、ジカルボン酸
エステル等が挙げられ、作業性及び大気中、室温で修飾
作業が可能な程度に前記反応性を低下するという点から
は、エタノールアミン、β−ジケトン、アセト酢酸エス
テルが好適である。
【0019】前記安定化剤の量は、アルミニウムアルコ
キシド1モルに対して0.1モルより少ないと実質的に
安定化剤としての効果が少ないため、0.1モル以上で
あることが望ましい。
【0020】以上のようにアルカリ金属、希土類元素の
いずれか1種とアルミニウムとの複合アルコキシドを用
いてγ−Al23膜の細孔内壁を修飾し、乾燥、焼成す
ることにより、CO2やNO2等の酸性ガスに対しての親
和性が付与され、その表面拡散機構により、これらのガ
スを含む混合ガス中から効率良くこれらのガスを分離す
ることが可能となる。
【0021】更に、アルコキシドのアルコール溶液とし
て最適なものとして、Siのアルコキシドをエタノー
ル、プロパノール、ブタノール、2−メトキシエタノー
ル、2−エトキシエタノール等の有機溶媒で希釈するこ
とで作製されるものがある。
【0022】前記Siのアルコキシドは、それ自体が水
に対する反応性が低いため、前述のような水に対する反
応性を低下せしめる化合物、即ち安定化剤を添加する必
要はない。
【0023】以上のようなSiのアルコキシドのアルコ
ール溶液を用いて修飾した無機分離膜は、焼成後に得ら
れるSiO2 がオングストローム級の微細孔を有するた
め、γ−Al2 3 膜の細孔内壁はより多くの微細孔を
有し、毛管凝縮、表面拡散機構が有効的に機能し、特定
成分のガスを効率よく分離することが可能となり、最も
望ましいものである。
【0024】また、α−Al23多孔質管の外表面に形
成したγ−Al23膜の修飾は、前記複合アルコキシド
又はSiアルコキシドのアルコール溶液による細孔内壁
の修飾を効率良く行うために、減圧下での浸漬、乾燥、
焼成の操作を繰り返し行うことが望ましい。
【0025】尚、本発明におけるγ−Al2 3 膜の形
成方法としては、アルミニウムのアルコキシドを熱水中
で加水分解した後、酸により解膠することで得られるA
lOOHゾルを浸漬、乾燥、焼成するゾルゲル法が用い
られるが、好ましくはアルミニウムのアルコキシドをプ
ロパノール、ブタノール、2−メトキシエタノール、2
−エトキシエタノール等の有機溶媒で希釈し、前記アル
コキシドの反応性を低下せしめる化合物を更にアルコキ
シド溶液に添加した後、加水分解、解膠して調製される
AlOOHゾルを用いるのが良い。
【0026】前述のようにして調製したAlOOHゾル
にα−Al2 3 多孔質支持管を浸漬し、乾燥、焼成す
る操作を繰り返すことにより、α−Al2 3 多孔質支
持管上に、前記γ−Al2 3 膜の細孔より更に微細な
細孔構造を有するγ−Al23 膜が作製できる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の無機分離膜の製造方法を詳細
に述べる。
【0028】先ず、アルミニウムセカンダリーブトキシ
ド1molに対して水100molの割合でアルミニウ
ムセカンダリーブトキシドを80℃の熱水に添加して加
水分解する。
【0029】その後、前記アルミニウムセカンダリーブ
トキシド1molに対して硝酸0.07molの割合で
硝酸を添加し、85℃以上に保ったまま解膠し、引き続
き16時間環流してAlOOHゾルを調製する。
【0030】次に、気孔率が39%、細孔径が0.3μ
mのα−Al2 3 多孔質管を前記AlOOHゾルに浸
漬して付着させ、室温で乾燥してから500℃の温度で
焼成した。
【0031】この操作を5回繰り返し、γ−Al2 3
膜をその外表面に固着したα−Al2 3 多孔質支持管
を作製した。
【0032】得られた前記多孔質支持管の一端を封じ、
該多孔質支持管内を減圧しながら、各種金属アルコキシ
ド溶液中に浸漬し、乾燥後、500℃の温度で焼成して
γ−Al2 3 膜の細孔内壁を修飾した。
【0033】本実施例では、前記修飾操作を1〜3回繰
り返し行い、各回毎にそれぞれのCO2 、N2 の透過率
及びCO2 /N2 の分離係数を測定し、前記多孔質支持
管内部にHeを導入し、一方、多孔質支持管外部にはC
2 /N2 が1/9のCO2とN2 の混合ガスを満た
し、分離膜、多孔質支持管を通過した多孔質管内のガス
組成及び透過量をガスクロマトグラフィで分析測定し
た。
【0034】尚、各ガスの時間、膜面積、多孔質管内外
の分圧差当たりの透過量を透過率とし、CO2 とN2
透過率の比を分離係数と表示することから、分離係数の
値が高い程、分離性能が高いことになる。
【0035】また、修飾する前のγ−Al2 3 膜につ
いても同様に前記透過率と分離係数を測定して反復操作
の効果を確認し、その結果を図1〜図3に図示した。
【0036】図1は、Naの2メトキシエトキシド0.
091molとアルミニウムセカンダリーブトキシド1
molを7molの2メトキシエタノール中で混合し、
NNジメチルアミノエタノール1molを添加して調製
したNa−Al複合アルコキシド溶液により修飾した結
果を示す。
【0037】図2は、Laのisoプロポキシド0.0
91molとアルミニウムセカンダリーブトキシド1m
olを7molの2メトキシエタノール中で混合し、N
Nジメチルアミノエタノール1molを添加して調製し
たLa−Al複合アルコキシド溶液により修飾した結果
を示す。
【0038】図3は、Siのエトキシド1molを7m
olの2メトキシエタノール中で希釈して調製したSi
アルコキシド溶液により修飾した結果を示す。
【0039】尚、比較例として、アルミニウムセカンダ
リーブトキシド1molを7molの2メトキシエタノ
ール中で混合して調製したAlアルコキシド溶液により
修飾した結果を図4に、またアルミニウムセカンダリー
ブトキシド1molを7molの2メトキシエタノール
中で混合しNNジメチルアミノエタノール1molを添
加して調製したAlアルコキシド溶液により修飾した結
果を図5に示す。
【0040】図1〜図5から明らかなように、比較例の
図4及び図5では、図4に見られるようにアルミニウム
のアルコキシドのアルコール溶液で修飾を行っても、透
過率、分離係数にほとんど変化は見られず、また図5の
ように水に対する反応性を低下せしめる化合物を添加し
ても、確かに透過率が減少していることから細孔内壁が
修飾されていることは認められるものの、分離係数は全
く向上が認められない。
【0041】それらに対して、本発明のアルカリ金属、
希土類元素のいずれか1種とアルミニウムの複合アルコ
キシドのアルコール溶液にて修飾した結果を示す図1〜
図3は、いずれも透過率が減少しており、細孔内壁の修
飾が認められ、かつN2に対するCO2の分離係数の向上
が極めて顕著であることが認められる。
【0042】
【発明の効果】叙述の如く、本発明の無機分離膜の作製
法によれば、γ−Al2 3 膜の細孔内壁を水に対する
反応性の低い金属アルコキシド溶液を用いて修飾するこ
とにより、簡便な方法で大気中、室温で処理して前記細
孔内壁を修飾することができ、γ−Al2 3 膜の細孔
内壁が特定成分に対して親和性を有し、また更に微細な
細孔を有するようになり、特定成分のガス成分の分離係
数を向上させることが可能となり、各種混合気体等の混
合流体を成す共存成分に対する特定成分の透過率が高
い、即ち、特定成分の分離係数の高い無機分離膜が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Na−Al複合アルコキシド溶液により修飾し
た分離膜の修飾条件と透過率及び分離係数の関係を示す
図である。
【図2】La−Al複合アルコキシド溶液により修飾し
た分離膜の修飾条件と透過率及び分離係数の関係を示す
図である。
【図3】Siアルコキシド溶液により修飾した分離膜の
修飾条件と透過率及び分離係数の関係を示す図である。
【図4】比較例のAlアルコキシド溶液により修飾した
分離膜の修飾条件と透過率及び分離係数の関係を示す図
である。
【図5】比較例の安定化剤を添加したAlアルコキシド
溶液により修飾した分離膜の修飾条件と透過率及び分離
係数の関係を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/22 B01D 67/00 - 71/82 510

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】α−Al23多孔質支持管の外表面に、ア
    ルミニウムのアルコキシドを加水分解して得られるAl
    OOHゾルを付着させ、400〜700℃の温度で焼成
    してγ−Al23膜として固着した後、前記多孔質支持
    管内を減圧しながら、前記γ−Al23膜の細孔内に水
    に対する反応性が低いアルカリ金属、希土類元素の1種
    とアルミニウムとの複合アルコキシド、又はSiのアル
    コキシドのアルコール溶液を浸透させた後、乾燥してか
    ら400〜700℃の温度で焼成することを特徴とする
    無機分離膜の製造方法。
  2. 【請求項2】前記アルカリ金属がNa又はRb、前記希
    土類元素がLaであり、これらの元素とアルミニウムと
    の複合アルコキシドのアルコール溶液が水に対する反応
    性を低下せしめる化合物を含有することを特徴とする請
    求項1記載の無機分離膜の製造方法。
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