JP3333142B2 - カード用コネクタ - Google Patents
カード用コネクタInfo
- Publication number
- JP3333142B2 JP3333142B2 JP31183598A JP31183598A JP3333142B2 JP 3333142 B2 JP3333142 B2 JP 3333142B2 JP 31183598 A JP31183598 A JP 31183598A JP 31183598 A JP31183598 A JP 31183598A JP 3333142 B2 JP3333142 B2 JP 3333142B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- case
- shell
- card connector
- fulcrum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/629—Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
- H01R13/62933—Comprising exclusively pivoting lever
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、イジェクト装置を
備えたカード用コネクタに係り、更に詳しくは、例え
ば、ノート型パーソナルコンピュータや携帯端末機器に
使用されるメモリーカード、ＰＣカード、ＣＦ（コンパ
クトフラッシュ）カード等のカード用コネクタにおい
て、イジェクト装置の支点部を改良するとともにカード
保持部の部品点数を削減してコネクタを薄型にしたカー
ド用コネクタに関する。
備えたカード用コネクタに係り、更に詳しくは、例え
ば、ノート型パーソナルコンピュータや携帯端末機器に
使用されるメモリーカード、ＰＣカード、ＣＦ（コンパ
クトフラッシュ）カード等のカード用コネクタにおい
て、イジェクト装置の支点部を改良するとともにカード
保持部の部品点数を削減してコネクタを薄型にしたカー
ド用コネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、カード用コネクタに備え
られているイジェクト装置は、図７に示すように、カー
ド１を２段で収納するように形成された合成樹脂製で矩
形状の框体２において、該框体２の後端部に固定ピン８
で回動自在に支持されたレバー３と、該レバー３の後端
部にレバー後端部が係合され前記框体２の側壁部にスラ
イド自在にして設けられたスライドレバー４と、該スラ
イドレバー４の先端部に嵌装された第１ボタン５と、該
第１ボタン５の先端部にピン結合で略直交方向に回動自
在に支持された第２ボタン６と、で概ね構成されてい
る。
られているイジェクト装置は、図７に示すように、カー
ド１を２段で収納するように形成された合成樹脂製で矩
形状の框体２において、該框体２の後端部に固定ピン８
で回動自在に支持されたレバー３と、該レバー３の後端
部にレバー後端部が係合され前記框体２の側壁部にスラ
イド自在にして設けられたスライドレバー４と、該スラ
イドレバー４の先端部に嵌装された第１ボタン５と、該
第１ボタン５の先端部にピン結合で略直交方向に回動自
在に支持された第２ボタン６と、で概ね構成されてい
る。
【０００３】このカード用コネクタに、カード１を框体
２の開口部から内部に挿入すると、前記カード１の先端
部がカード収納空間部内に進入している前記レバー３の
先端部３ｂに当接しこれを挿入方向に押し込む。これに
より、固定ピン８を中心にしてレバー３が回動し、該レ
バー３の後端部３ａがスライドレバー４を前記挿入方向
と反対方向にスライドさせる。
２の開口部から内部に挿入すると、前記カード１の先端
部がカード収納空間部内に進入している前記レバー３の
先端部３ｂに当接しこれを挿入方向に押し込む。これに
より、固定ピン８を中心にしてレバー３が回動し、該レ
バー３の後端部３ａがスライドレバー４を前記挿入方向
と反対方向にスライドさせる。
【０００４】また、前記カード用コネクタは、合成樹脂
製の框体２の内側に弾性体である金属製のアース用バネ
が装着されている。
製の框体２の内側に弾性体である金属製のアース用バネ
が装着されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記カ
ード用コネクタにおいては、レバー３の支点部の構造
が、図８に示すように、コンタクト９を保持している框
体２の後端側のフレーム２ａと、シールド板７と、レバ
ー３と、前記フレーム２ａに設けられたボス部の固定孔
２ｂに圧入によって固定された固定ピン８とで構成され
るので、フレーム２ａの上面から固定ピン８の上面まで
の高さａが約１ｍｍとなり、更にこのフレーム２ａの厚
さを加えると１ｍｍ以上ともなる。
ード用コネクタにおいては、レバー３の支点部の構造
が、図８に示すように、コンタクト９を保持している框
体２の後端側のフレーム２ａと、シールド板７と、レバ
ー３と、前記フレーム２ａに設けられたボス部の固定孔
２ｂに圧入によって固定された固定ピン８とで構成され
るので、フレーム２ａの上面から固定ピン８の上面まで
の高さａが約１ｍｍとなり、更にこのフレーム２ａの厚
さを加えると１ｍｍ以上ともなる。
【０００６】これでは、軽薄短小化が進む携帯機器に装
備されるカード用コネクタとして、適切な対応が困難と
なる、という課題がある。また、合成樹脂製の絶縁体で
ある框体２に前記固定ピン８を組み込み、アース用バネ
を取り付けたりと、部品点数が多く、コネクタ組立工数
も増大するという課題がある。本発明に係るカード用コ
ネクタは、このような課題を解消するために提案される
ものである。
備されるカード用コネクタとして、適切な対応が困難と
なる、という課題がある。また、合成樹脂製の絶縁体で
ある框体２に前記固定ピン８を組み込み、アース用バネ
を取り付けたりと、部品点数が多く、コネクタ組立工数
も増大するという課題がある。本発明に係るカード用コ
ネクタは、このような課題を解消するために提案される
ものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカード用コ
ネクタの上記課題を解決する要旨は、ケース内に挿入さ
れた挿入物によって支点部を中心に回動されるレバーを
介して、当該ケース側面に摺動自在に設けられたスライ
ドレバーがケース前方に押し出され、当該スライドレバ
ーをケース後方に押し込むことで前記レバーを介して前
記挿入物をケース前方に向けてケース内から排出するイ
ジェクト装置を有するカード用コネクタであって、前記
レバー用の支点部が、ケースを形成するシェルの一部を
少なくともレバーの巾よりも大きく穿孔するとともに、
穿孔する部分の一部をシェルの板厚分下げてケース開口
部に向けて屈曲された屈曲舌片で形成され、前記レバー
は、前記支点部に対応する部分がシェルの略板厚分だけ
窪ませた凹部に形成され、前記屈曲舌片に前記レバーの
凹部が係合されていることである。
ネクタの上記課題を解決する要旨は、ケース内に挿入さ
れた挿入物によって支点部を中心に回動されるレバーを
介して、当該ケース側面に摺動自在に設けられたスライ
ドレバーがケース前方に押し出され、当該スライドレバ
ーをケース後方に押し込むことで前記レバーを介して前
記挿入物をケース前方に向けてケース内から排出するイ
ジェクト装置を有するカード用コネクタであって、前記
レバー用の支点部が、ケースを形成するシェルの一部を
少なくともレバーの巾よりも大きく穿孔するとともに、
穿孔する部分の一部をシェルの板厚分下げてケース開口
部に向けて屈曲された屈曲舌片で形成され、前記レバー
は、前記支点部に対応する部分がシェルの略板厚分だけ
窪ませた凹部に形成され、前記屈曲舌片に前記レバーの
凹部が係合されていることである。
【０００８】 前記ケースが金属製のシェルで形成さ
れ、該ケースの側面から挿入物の内装時のガタ分をなく
する押えバネが突設されていることを含むものである。
れ、該ケースの側面から挿入物の内装時のガタ分をなく
する押えバネが突設されていることを含むものである。
【０００９】本発明のカード用コネクタによれば、シェ
ルによってレバー用の支点部が形成されて高さが従来よ
りも大幅に低く設定される。また、レバーの支点部に対
応する部分を凹部としたので、前記シェルの支点部の孔
内にレバーの巾方向の部分が収まり、高さが低くなると
共に屈曲舌片で支点部から脱落しないように支持され
る。更に、前記押えバネにより、ケースに挿入された挿
入物がガタ付き無く保持されるとともに、携帯機器側の
プリント基板表面との間に間隙が確保されるようにな
る。
ルによってレバー用の支点部が形成されて高さが従来よ
りも大幅に低く設定される。また、レバーの支点部に対
応する部分を凹部としたので、前記シェルの支点部の孔
内にレバーの巾方向の部分が収まり、高さが低くなると
共に屈曲舌片で支点部から脱落しないように支持され
る。更に、前記押えバネにより、ケースに挿入された挿
入物がガタ付き無く保持されるとともに、携帯機器側の
プリント基板表面との間に間隙が確保されるようにな
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るカード用コネ
クタについて図面を参照して説明する。なお、発明の理
解容易のため従来例に対応する部分には従来例と同一符
号を付けて説明する。
クタについて図面を参照して説明する。なお、発明の理
解容易のため従来例に対応する部分には従来例と同一符
号を付けて説明する。
【００１１】カード用コネクタ１１は、図１に示すよう
に、ケースであるシェル２は金属製、例えば、ステンレ
ス製で形成されている。該シェル２の両側壁面に切り起
こしして形成した係合突起２ｃ，２ｄが各々設けられて
いる。当該カード用コネクタ１１を取り付ける携帯機器
等のイジェクト位置の都合に合わせて、シェル２の左右
側壁面のいずれか一方の係合突起２ｃ，２ｄにイジェク
ト手段を設けることが出来るようにしたものである。該
係合突起２ｃ，２ｄにより、先端部にイジェクトボタン
１０をピン結合した金属製のスライドレバー４ａが前後
方向へ摺動自在に支持されている。
に、ケースであるシェル２は金属製、例えば、ステンレ
ス製で形成されている。該シェル２の両側壁面に切り起
こしして形成した係合突起２ｃ，２ｄが各々設けられて
いる。当該カード用コネクタ１１を取り付ける携帯機器
等のイジェクト位置の都合に合わせて、シェル２の左右
側壁面のいずれか一方の係合突起２ｃ，２ｄにイジェク
ト手段を設けることが出来るようにしたものである。該
係合突起２ｃ，２ｄにより、先端部にイジェクトボタン
１０をピン結合した金属製のスライドレバー４ａが前後
方向へ摺動自在に支持されている。
【００１２】前記スライドレバー４ａの後端部４ｂの係
合孔に、シェル２の側壁孔２ｅから突出したレバー３の
後端部３ａが係合している。そして、図２に示すよう
に、シェル２の天板２ｆの一部を、少なくとも前記レバ
ー３の巾よりも大きく穿孔するとともに、穿孔する部分
の一部をシェル２の板厚分下げてケース開口部２ｇ（図
１参照）に向けて屈曲された屈曲舌片２ｉで、前記レバ
ー３用の支点部Ｄが形成されている。この屈曲舌片２ｉ
の立ち上げ部が、レバー３を「てこ」とする左右方向に
長い範囲における連続した支点となる。
合孔に、シェル２の側壁孔２ｅから突出したレバー３の
後端部３ａが係合している。そして、図２に示すよう
に、シェル２の天板２ｆの一部を、少なくとも前記レバ
ー３の巾よりも大きく穿孔するとともに、穿孔する部分
の一部をシェル２の板厚分下げてケース開口部２ｇ（図
１参照）に向けて屈曲された屈曲舌片２ｉで、前記レバ
ー３用の支点部Ｄが形成されている。この屈曲舌片２ｉ
の立ち上げ部が、レバー３を「てこ」とする左右方向に
長い範囲における連続した支点となる。
【００１３】また、屈曲舌片２ｉの平坦部が、レバー３
の抜け落ちを防止して支持するものである。なお、レバ
ー３の凹部３ｃが、穿設した孔２ｊから抜けだそうとし
ても、図２に示すように、孔２ｊの前後方向の巾は、レ
バー３の巾よりも若干大きい程度にされていて、凹部３
ｃの前端面が孔２ｊの端面に当接するとともに凹部３ｃ
の平坦部が屈曲舌片２ｉの平坦部に係合しているので、
抜け出ないものである。
の抜け落ちを防止して支持するものである。なお、レバ
ー３の凹部３ｃが、穿設した孔２ｊから抜けだそうとし
ても、図２に示すように、孔２ｊの前後方向の巾は、レ
バー３の巾よりも若干大きい程度にされていて、凹部３
ｃの前端面が孔２ｊの端面に当接するとともに凹部３ｃ
の平坦部が屈曲舌片２ｉの平坦部に係合しているので、
抜け出ないものである。
【００１４】一方、レバー３は、前記支点部Ｄに対応す
る部分が、シェル２の略板厚分だけ窪ませた凹部３ｃに
形成されている。よって、図３に示すように、シェル天
板２ｆの板厚（約０．３ｍｍ）とレバー３の凹部３ｃの
板厚（約０．３ｍｍ）の２枚分の厚さだけの、従来高さ
よりも遥かに低い高さｂとなる。これによって、シェル
２の全体高さが従来よりも著しく低く設定できるもので
ある。
る部分が、シェル２の略板厚分だけ窪ませた凹部３ｃに
形成されている。よって、図３に示すように、シェル天
板２ｆの板厚（約０．３ｍｍ）とレバー３の凹部３ｃの
板厚（約０．３ｍｍ）の２枚分の厚さだけの、従来高さ
よりも遥かに低い高さｂとなる。これによって、シェル
２の全体高さが従来よりも著しく低く設定できるもので
ある。
【００１５】また、レバー３の先端側に、図２に示すよ
うに、起立部３ｄが立設されている。この起立部３ｄ
に、想像線で示したカード１の端部が当接して後方に押
し込み、カード１をシェル２から脱着させる際には、こ
の起立部３ｄによってカード１を前記シェル２の開口部
２ｇに向けて押し出すものである。
うに、起立部３ｄが立設されている。この起立部３ｄ
に、想像線で示したカード１の端部が当接して後方に押
し込み、カード１をシェル２から脱着させる際には、こ
の起立部３ｄによってカード１を前記シェル２の開口部
２ｇに向けて押し出すものである。
【００１６】シェル２には、図４乃至図５に示すよう
に、挿入物であるカード１を天板２ｆ側に押しつける４
個の押えバネ２ｋが、側壁から延設されている。また、
シェル２の後端部に、複数のコンタクト９を固着した合
成樹脂製の絶縁体１２が、シェル２の係止片により、別
体にして固定されている。
に、挿入物であるカード１を天板２ｆ側に押しつける４
個の押えバネ２ｋが、側壁から延設されている。また、
シェル２の後端部に、複数のコンタクト９を固着した合
成樹脂製の絶縁体１２が、シェル２の係止片により、別
体にして固定されている。
【００１７】前記押えバネ２ｋにより、カード１が天板
２ｆ側に押しつけられてガタ分が無くなる。よって、こ
のカード用コネクタ１１を、携帯機器等におけるプリン
ト基板上に装着した場合に、当該カード１の片側平面と
前記プリント基板の表面との間に隙間が確保され、プリ
ント基板がカード１の挿脱の繰り返しにより傷つけられ
ることが防止される。
２ｆ側に押しつけられてガタ分が無くなる。よって、こ
のカード用コネクタ１１を、携帯機器等におけるプリン
ト基板上に装着した場合に、当該カード１の片側平面と
前記プリント基板の表面との間に隙間が確保され、プリ
ント基板がカード１の挿脱の繰り返しにより傷つけられ
ることが防止される。
【００１８】また、図６に示すように、シェル２の開口
部２ｇに近い側壁面から収納空間内に突設されたアース
バネ２ｍにより、この収納空間内に挿入されたカード１
のアース片に当接して、アース接続されるようになる。
部２ｇに近い側壁面から収納空間内に突設されたアース
バネ２ｍにより、この収納空間内に挿入されたカード１
のアース片に当接して、アース接続されるようになる。
【００１９】以上のようにして、本発明に係るカード用
コネクタ１１が形成されるので、これを携帯機器等に装
着して使用することにより、前記シェル２とレバー３と
における支点部Ｄの板厚が、ピン結合による構成でな
く、金属薄板同士の組み合わせとなるので薄くなり、当
該カード用コネクタ１１の厚さが薄くなって、薄型化さ
れる携帯機器等の設計要求に対応することが出来るもの
である。
コネクタ１１が形成されるので、これを携帯機器等に装
着して使用することにより、前記シェル２とレバー３と
における支点部Ｄの板厚が、ピン結合による構成でな
く、金属薄板同士の組み合わせとなるので薄くなり、当
該カード用コネクタ１１の厚さが薄くなって、薄型化さ
れる携帯機器等の設計要求に対応することが出来るもの
である。
【００２０】前記支点部Ｄにおいて、屈曲舌片２ｉの立
ち上げ部が左右方向に長い連続した支点となって、レバ
ー３の回動に合わせて効率良く作用するように支点位置
が移動する。
ち上げ部が左右方向に長い連続した支点となって、レバ
ー３の回動に合わせて効率良く作用するように支点位置
が移動する。
【００２１】また、開口部２ｇからカード１を収納空間
内に挿入すると、押えバネ２ｋによって天板２ｆ側に押
しつけられ、携帯機器側のプリント基板との間に間隙が
確保される。
内に挿入すると、押えバネ２ｋによって天板２ｆ側に押
しつけられ、携帯機器側のプリント基板との間に間隙が
確保される。
【００２２】シェル２は金属製であり、天板２ｆから側
壁部が屈曲されて前記係合突起２ｃ，２ｄ、押えバネ２
ｋ等が設けられているので、強度的にも必要強度が維持
されるとともに、従来よりも部品点数が削減されて組立
工数の低減及び軽量化がなされている。
壁部が屈曲されて前記係合突起２ｃ，２ｄ、押えバネ２
ｋ等が設けられているので、強度的にも必要強度が維持
されるとともに、従来よりも部品点数が削減されて組立
工数の低減及び軽量化がなされている。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るカー
ド用コネクタは、ケース内に挿入された挿入物によって
支点部を中心に回動されるレバーを介して、当該ケース
側面に摺動自在に設けられたスライドレバーがケース前
方に押し出され、当該スライドレバーをケース後方に押
し込むことで前記レバーを介して前記挿入物をケース前
方に向けてケース内から排出するイジェクト装置を有す
るカード用コネクタであって、前記レバー用の支点部
が、ケースを形成するシェルの一部を少なくともレバー
の巾よりも大きく穿孔するとともに、穿孔する部分の一
部をシェルの板厚分下げてケース開口部に向けて屈曲さ
れた屈曲舌片で形成され、前記レバーは、前記支点部に
対応する部分がシェルの略板厚分だけ窪ませた凹部に形
成され、前記屈曲舌片に前記レバーの凹部が係合されて
いるので、レバー用の支点部Ｄが２枚の金属薄板で構成
され高さが低くなり、薄型化される携帯機器等の要請に
対応させることができるという優れた効果を奏するもの
である。
ド用コネクタは、ケース内に挿入された挿入物によって
支点部を中心に回動されるレバーを介して、当該ケース
側面に摺動自在に設けられたスライドレバーがケース前
方に押し出され、当該スライドレバーをケース後方に押
し込むことで前記レバーを介して前記挿入物をケース前
方に向けてケース内から排出するイジェクト装置を有す
るカード用コネクタであって、前記レバー用の支点部
が、ケースを形成するシェルの一部を少なくともレバー
の巾よりも大きく穿孔するとともに、穿孔する部分の一
部をシェルの板厚分下げてケース開口部に向けて屈曲さ
れた屈曲舌片で形成され、前記レバーは、前記支点部に
対応する部分がシェルの略板厚分だけ窪ませた凹部に形
成され、前記屈曲舌片に前記レバーの凹部が係合されて
いるので、レバー用の支点部Ｄが２枚の金属薄板で構成
され高さが低くなり、薄型化される携帯機器等の要請に
対応させることができるという優れた効果を奏するもの
である。
【００２４】また、ケースが金属製のシェルで形成され
ているので、部品点数も従来よりも低減され組立工数が
減少する。そして、ケースの側面から挿入物の内装時の
ガタ分をなくする押えバネが突設されているので、収納
空間内に挿入される挿入物であるカードが天板側に押し
つけられてガタ付き無く保持されるとともに、携帯機器
側のプリント基板表面との間に間隙が確保されて、当該
カード捜脱の繰り返し作用によるプリント基板の傷つき
が防止されるという優れた効果を奏するものである。
ているので、部品点数も従来よりも低減され組立工数が
減少する。そして、ケースの側面から挿入物の内装時の
ガタ分をなくする押えバネが突設されているので、収納
空間内に挿入される挿入物であるカードが天板側に押し
つけられてガタ付き無く保持されるとともに、携帯機器
側のプリント基板表面との間に間隙が確保されて、当該
カード捜脱の繰り返し作用によるプリント基板の傷つき
が防止されるという優れた効果を奏するものである。
【図１】本発明に係るカード用コネクタの全体斜視図で
ある。
ある。
【図２】同本発明に係るカード用コネクタの、支点部Ｄ
の詳細拡大斜視図である。
の詳細拡大斜視図である。
【図３】同図１における、Ｂ−Ｂ線に沿った断面図
（イ）、Ｃ−Ｃ線に沿った断面図（ロ）である。
（イ）、Ｃ−Ｃ線に沿った断面図（ロ）である。
【図４】同本発明に係る背面図である。
【図５】同図４における、Ｅ−Ｅ線に沿った断面図であ
る。
る。
【図６】同図５における、Ｆ−Ｆ線に沿った断面図であ
る。
る。
【図７】従来例に係るカード用コネクタの正面図
（イ）、底面図（ロ）である。
（イ）、底面図（ロ）である。
【図８】同図７における、Ａ−Ａ線に沿った断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 １ カード、２ シェル、２ｃ，２ｄ 係合突起、２ｆ
天板、２ｅ 側壁孔、２ｇ 開口部、２ｉ 屈曲舌
片、２ｊ 孔、２ｋ 押えバネ、２ｍ アースバネ、３
レバー、３ａ 後端部、３ｂ 先端部、３ｃ 凹部、
３ｄ 起立部、４ａ スライドレバー、９ コンタク
ト、１０ イジェクトボタン、１１ カード用コネク
タ、１２ 絶縁体。
天板、２ｅ 側壁孔、２ｇ 開口部、２ｉ 屈曲舌
片、２ｊ 孔、２ｋ 押えバネ、２ｍ アースバネ、３
レバー、３ａ 後端部、３ｂ 先端部、３ｃ 凹部、
３ｄ 起立部、４ａ スライドレバー、９ コンタク
ト、１０ イジェクトボタン、１１ カード用コネク
タ、１２ 絶縁体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平７−302645（ＪＰ，Ａ) 特開2000−67996（ＪＰ，Ａ) 特開 平９−82409（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−203607（ＪＰ，Ａ) 特開 平10−50405（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−75861（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 13/62 - 13/645 G06K 17/00
Claims (2)
- 【請求項１】ケース内に挿入された挿入物によって支点
部を中心に回動されるレバーを介して、当該ケース側面
に摺動自在に設けられたスライドレバーがケース前方に
押し出され、当該スライドレバーをケース後方に押し込
むことで前記レバーを介して前記挿入物をケース前方に
向けてケース内から排出するイジェクト装置を有するカ
ード用コネクタであって、 前記レバー用の支点部が、ケースを形成するシェルの一
部を少なくともレバーの巾よりも大きく穿孔するととも
に、穿孔する部分の一部をシェルの板厚分下げてケース
開口部に向けて屈曲された屈曲舌片で形成され、 前記レバーは、前記支点部に対応する部分がシェルの略
板厚分だけ窪ませた凹部に形成され、前記屈曲舌片に前
記レバーの凹部が係合されていること、 を特徴とするカード用コネクタ。 - 【請求項２】ケースが金属製のシェルで形成され、該ケ
ースの側面から挿入物の内装時のガタ分をなくする押え
バネが突設されていること、 を特徴とする請求項１に記載のカード用コネクタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31183598A JP3333142B2 (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | カード用コネクタ |
| US09/233,166 US6302715B1 (en) | 1998-11-02 | 1999-01-19 | Card connector of reduced-height profile |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31183598A JP3333142B2 (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | カード用コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000138083A JP2000138083A (ja) | 2000-05-16 |
| JP3333142B2 true JP3333142B2 (ja) | 2002-10-07 |
Family
ID=18021982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31183598A Expired - Fee Related JP3333142B2 (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | カード用コネクタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6302715B1 (ja) |
| JP (1) | JP3333142B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3338415B2 (ja) * | 1999-12-28 | 2002-10-28 | 山一電機株式会社 | カードコネクタ |
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