JP3331105B2 - マルノコの傾斜ストッパ装置 - Google Patents

マルノコの傾斜ストッパ装置

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JP3331105B2 JP25878495A JP25878495A JP3331105B2 JP 3331105 B2 JP3331105 B2 JP 3331105B2 JP 25878495 A JP25878495 A JP 25878495A JP 25878495 A JP25878495 A JP 25878495A JP 3331105 B2 JP3331105 B2 JP 3331105B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鋸刃を直角位置
から左右に傾動させることのできるマルノコにおいて、
鋸刃の直角出しをするための傾斜ストッパ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、被切断材を載置するためのテーブ
ルに対して鋸刃を直角位置から左右に傾動可能に支持し
て、直角切りのみならず傾斜切りをも可能としたマルノ
コにおいては、鋸刃のテーブルに対する直角位置の位置
決め(直角出し)を正確かつ迅速に行うための傾斜スト
ッパ装置を備えたものがあり、これには例えば実開平5
−49301号あるいは実開平5−49302号の各公
報に開示されたものがあった。
【0003】前者の公報に開示されたものは、テーブル
側と鋸刃側との間にストッパピンを抜き差し可能に設
け、このストッパピンを抜き出せば鋸刃を左右に傾動可
能となり、差し込めば鋸刃のテーブルに対する直角出し
がなされる構成とされ、後者の公報に開示されたもの
は、鋸刃側の傾動経路途中にストッパホルダを進退可能
に設け、該傾動経路外にストッパホルダを退避させてお
けば鋸刃を左右いずれの方向にも傾動可能となる一方、
ストッパホルダを傾動経路内に進入させて当接させるこ
とにより鋸刃の直角出しがなされる構成とされていた。
【0004】ここで、鋸刃を直角位置のみならず左右に
傾動可能とするマルノコにあっては、鋸刃が直角位置に
至ったときに当接されるストッパを固定しておけば、直
角出しは正確かつ迅速になされるのであるが、これでは
直角位置を越えて鋸刃を左側から右側に傾動させ、ある
いはその逆に傾動させることができず、このため、上記
のように従来の傾斜ストッパ装置は、ストッパピンを抜
き差しし、あるいはストッパホルダを進退させることに
より鋸刃の直角出しと左右両方向への傾動を両立させる
構成としていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
傾斜ストッパ装置にあっては、鋸刃の直角出しをする際
および傾動させる際に、ストッパピンの抜き差し操作あ
るいはストッパホルダの進退操作をいずれも操作者が手
動により行う必要があったので手間がかかり面倒であっ
た。本願発明は、かかる従来の傾斜ストッパ装置におけ
る操作性の問題を解決すべくなされたもので、なんら手
動操作を要することなく直角出しを迅速かつ正確に行う
ことができるとともに、左右いずれの方向にも傾動させ
ることができる傾斜ストッパ装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本願発明は、
前記各請求項に記載した構成の傾斜ストッパ装置とし
た。 請求項1記載の傾斜ストッパ装置によれば、鋸刃の
直角出しがなされると押圧部材が凹部に嵌まり込む。押
圧部材はばね付勢されているので、凹部に対する嵌まり
込み状態がこのばね付勢により保持され、操作者はこの
嵌まり込み状態、すなわち鋸刃の直角位置を手の感触に
より知ることができる。また、押圧部材の先端面は球面
に形成されているので、該球面の求心作用を利用すれ
ば、押圧部材の凹部に対する嵌まり込み位置は周方向の
一点に設定され、ひいては鋸刃の直角出しが正確になさ
れる。一方、鋸刃を直角位置から傾動させるには、本体
部に傾動方向の力を加えればよく、これにより押圧部材
がばね付勢に抗して凹部から脱して、本体部ひいては鋸
刃が傾動される。このように、従来のようにストッパピ
ンの抜き差し等の特別の解除操作をすることなく本体部
に力を加えれば鋸刃を傾斜させることができ、かつその
まま直角位置に戻せば押圧部材がばね付勢により凹部に
嵌まり込むことにより自動的にその直角出しがなされ
る。また、凹部の位置は傾動支持体の外部から調整でき
るので、鋸刃の直角位置の調整を簡単に行うことができ
る。
【0007】請求項2記載の傾斜ストッパ装置によれ
ば、請求項1記載の構成にかかる作用に加えて、プレー
トの周方向の位置を調整することにより鋸刃の直角位置
を調整することができるので、鋸刃の直角位置を常時正
確に設定しておくことができる。請求項3記載の傾斜ス
トッパ装置によれば、プレートは他方の傾動支持体の内
周側において、径方向移動不能に保持されるので、同方
向に対する特別の保持手段を必要とせず、構造が簡単に
なる。請求項4記載の傾斜ストッパ装置によっても、請
求項2記載の構成による場合と同様の作用を得る。
【0008】請求項5記載の傾斜ストッパ装置によれ
ば、鋸刃の直角出しがなされると、押圧部材が凹部に嵌
まり込むとともに、第2の押圧部材が第2の凹部の傾動
方向一方の端部に乗り上げ状態で押圧される。すると、
この第2の押圧部材もばね付勢されているので、このば
ね付勢力が他方の傾動支持体に作用して、この他方の傾
動支持体には傾動方向一方の回転付勢力が作用する。他
方の傾動支持体に傾動方向一方の回転付勢力が作用する
と、凹部に嵌まり込んだ押圧部材が、この押圧部材を支
持する一方の傾動支持体に対して傾動方向一方に押圧さ
れ、これにより押圧部材と一方の傾動支持体(例えば押
圧部材を保持する保持孔)との間に加工精度のバラつき
等による隙間があっても鋸刃の直角出しが常時正確にな
される。請求項6記載の傾斜ストッパ装置によれば、マ
ルノコ本体部を傾動させることにより他方の傾動支持体
が、テーブル側の一方の傾動支持体に対して回転すると
きに、押圧部材が第2の凹部に嵌まり込んだり、第2の
押圧部材が凹部に嵌まり込んだりすることを防止でき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第1〜第3の実施
形態を図1ないし図10に基づいて説明する。図1およ
び図2には、第1の実施形態に係る傾斜ストッパ装置1
0を有する傾動支持部7を備えたマルノコ1の全体が示
されている。このマルノコ1は、ベース2と、該ベース
2の上面に回転可能に支持されたテーブル3と、該テー
ブル3の後部(図1において左端部)において傾動支持
部7を介して左右方向(図面に直交する方向)に傾動可
能に支持された揺動アーム4と、該揺動アーム4の前端
に支点5aを中心にして上下に揺動可能に支持された本
体部5とを主体として構成されている。
【0010】図2には、本体部5を左方および右方に傾
動させた状態が示されており、図中実線で示した直角位
置およびこの直角位置に対して図示左側の左傾動範囲が
実際の切断作業において通常用いられる常用域である。
図示右側の右傾動範囲は非常用域であり、この非常用域
ではモータ5bとテーブル3との干渉を避けるため最大
で約45°まで傾斜させることができる。本体部5は、
駆動モータ5bにより回転する鋸刃5cを備えている。
この鋸刃5cのほぼ下半分はカバー5dに覆われるよう
になっており、このカバー5dは、同本体部5の上下動
に連動して開閉される。
【0011】揺動アーム4は、2本のスライドバー6,
6および傾動支持部7を介してテーブル3に支持されて
いる。両スライドバー6,6は、テーブル3の下面に図
1において前後方向(図1において左右方向)にスライ
ド可能に支持され、これにより揺動アーム4ひいては本
体部5はテーブル3に対して前後方向に一定の範囲でス
ライド可能となっている。また、揺動アーム4は、傾動
支持部7を介してテーブル3に支持されているため一定
の範囲で左右に傾動可能となっており、この傾動支持部
7に第1の実施形態に係る傾斜ストッパ装置10が組み
込まれている。この傾動支持部7の内部構造が図3〜図
5に示されている。
【0012】さて、この傾動支持部7は、テーブル3側
の傾動支持体20と、揺動アーム4側の傾動支持体21
と、両傾動支持体20,21を相対回転可能に連結する
支持シャフト22と、両傾動支持体20,21を相対的
に固定するロックねじ23と、第1実施形態に係る傾斜
ストッパ装置10を主体として構成されている。テーブ
ル3側の傾動支持体20は、両スライドバー6,6の後
端部に取付けられている。この傾動支持体20は概略円
筒形状をなしており、そのほぼ中心に上記支持シャフト
22が挿通されている。この支持シャフト22を中心と
して、当該傾動支持体20の後端面にはボス部20aが
形成されている。一方、揺動アーム4側の傾動支持体2
1も概略円筒形状をなしており、その前端部の内周側
に、上記テーブル3側の傾動支持体20のボス部20a
が周方向摺動可能に嵌め込まれている。また、この揺動
アーム4側の傾動支持体21の中心に上記支持シャフト
22が挿通されており、この支持シャフト22にナット
22aを締込むことにより、両傾動支持体20,21が
軸方向に分離不能であるが該支持シャフト22を中心に
して相対回転可能に組付けられている。
【0013】揺動アーム4側の傾動支持体21の内周側
にはストッパ突起21eが形成され、また図5に示すよ
うにこのストッパ突起21eの左右両側部に向けて、傾
動支持体20の両側部にはストッパボルト26,26が
ねじ込まれている。揺動アーム4側の傾動支持体21が
回転すると、上記ストッパ突起21eがストッパボルト
26の先端に当接してそれ以上の回転が阻止されるの
で、揺動アーム4側の傾動支持体21は、ストッパ突起
21eがストッパボルト26の先端に当接しない範囲
で、テーブル3側の傾動支持体20に対して回転可能と
なっている。この傾動支持体21の回転範囲は、両スト
ッパボルト26,26のねじ込み量を調整することによ
り調整され、これにより鋸刃5cの傾動可能な範囲を調
整できる。通常この傾動可能な範囲は、左右両側へそれ
ぞれ約45°程度に設定される。
【0014】テーブル3側の傾動支持体20の下部に
は、その周方向に沿った円弧形状の鍔部20bが形成さ
れ、この鍔部20bには座付きの挿通孔20cが形成さ
れている。これに対応して、揺動アーム4側の傾動支持
体21の下部にも鍔部21aが形成されており、この鍔
部21aには支持シャフト22を中心とする円周に沿っ
た長溝孔21bが形成されている(図4,5参照)。鍔
部20bの挿通孔20cと鍔部21aの長溝孔21bに
は、頭部付きのロックねじ23が挿通され、このロック
ねじ23の後端部は鍔部21aの後端面から突き出さ
れ、この突き出し部にはロックレバー24が取付けられ
ている。このロックレバー24を締付け方向に回転させ
れば、両傾動支持体20,21が相対回転不能に固定さ
れ、緩めれば揺動アーム4側の傾動支持体21がテーブ
ル3側の傾動支持体20に対して回転可能となり、ひい
てはロックねじ23が長溝孔21b内で移動可能な範囲
で本体部5をテーブル3に対して傾動させることができ
る。
【0015】次に、図4によく示されているように支持
シャフト22の周囲には捩りばね25が取付けられてい
る。これに対してテーブル3側の傾動支持体20の内周
下面には、周方向所定の間隔をおいた二つの係合突部2
0d,20eが径方向内方に向けて突出形成されてい
る。また、揺動アーム4側の傾動支持体21の内周下側
には引掛け突部21cが形成されている。図4に示すよ
うに、上記両係合凸部20d,20eおよび引掛け突起
21cは、それぞれ捩りばね25の両端部25a,25
b間に位置されている。
【0016】このため、揺動アーム4ひいては本体部5
が図示左側に傾動されて、傾動支持体21が図示反時計
回り方向に回転されると、引掛け突起21cが捩りばね
25の一方の端部25aに当接するのでこの捩りばね2
5が同方向に回転される。しかしながら、所定の角度ま
で傾動支持体21が回転されると、捩りばね25の他方
の端部25bが図示左側の係合凸部20eに当接するの
で、この他方の端部25bは移動できなくなり、このた
め傾動支持体21には反回転方向(直角位置に戻す方
向)の付勢力が作用するようになる。このことは、本体
部5を図示右側に傾動させて、傾動支持体21がと図示
時計回り方向に回転された場合にも同様で、直角位置か
らわずかに傾動させる範囲では引掛け突起21cが捩り
ばね25の他方の端部25bに当接するので捩りばね2
5が同方向に回転するのであるが、所定の角度まで傾動
されると一方の端部25aが図示右側の係合突起20d
に係合されて移動不能となるので、傾動支持体21には
直角位置に戻す方向の付勢力が作用するようになる。
【0017】このように、本体部5を左側あるいは右側
に所定の角度まで傾動させると以後はこの捩りばね25
の付勢力に抗して傾動させることとなるので、ロックね
じ23を緩めた場合に操作者が手を添えていなくても、
本体部5が自重によってその傾動端(ストッパボルト2
6がストッパ突起21eに当接する位置)まで一気に倒
されてしまうといったことがなく、これにより機器の損
傷を防止できるとともに、傾動位置から直角位置に戻す
際にも捩りばね25により本体部5が直角位置近傍にま
で戻されるので、鋸刃の直角出しをより楽に行うことが
できる。なお、図4では、鋸刃5cが直角位置に位置す
るときにおける捩りばね25および引掛け突起21cが
実線で示され、左側または右側に傾動したときにおける
これらが二点鎖線で示されている。
【0018】次に、傾斜ストッパ装置10は、傾動支持
部7の上部に設けられている。この傾斜ストッパ装置1
0は、圧縮ばね11により付勢された押圧部材としての
鋼球12と、この鋼球12が嵌まり込む凹部13aを有
するプレート13と、このプレート13の位置を調整す
るための調整ねじ14とを主体として構成されている。
すなわち、テーブル3側の傾動支持体20の上部には、
保持孔20fが軸方向に貫通して形成されており、この
保持孔20f内に鋼球12および圧縮ばね11が収容さ
れている。また、保持孔20fの図示右側の前側開口部
は止めねじ11aによって塞がれ、これにより鋼球12
が圧縮ばね11の付勢力によって保持孔20fの後ろ側
開口部から先端部を突き出した状態に支持されている。
一方、揺動アーム4側の傾動支持体21の内周面には、
支持シャフト22と同心の段差部21dが形成され、こ
の段差部21dと、テーブル3側の傾動支持体20の後
端面であってボス部20aの端面との間に、上記プレー
ト13が同内周面に沿って回転可能に挟み込まれてい
る。このプレート13の外周も支持シャフト22と同心
の円弧に形成されている。
【0019】このプレート13は、図4によく示されて
いるように傾動支持体21の内周面の上側半周よりも若
干長い範囲に沿う長さの略円弧形状(三日月形状)に形
成されている。このためこのプレート13は、段差部2
1dとボス部20aとの間に組み込まれた状態では、傾
動支持体21の内周に沿って回転可能ではあるが径方向
には移動できず、従って同内周面の上側に沿って保持さ
れ、下側に脱落することがない。この点、仮にこのプレ
ート13を内周面の半周よりも小さい範囲に沿う長さで
形成した場合には、内周面の上側から脱落しないように
するため、例えば支持シャフト22を介して回転可能に
支持するか、若しくは円弧形状ではなく完全な円環形状
とする必要がある。ここで、このプレート13は鋼球1
2が嵌まり込むための凹部13aを一定の範囲で移動可
能に設ける必要から設けられたものであるので、少なく
とも凹部13aを形成し得る大きさを有すれば足りるの
であるが、これでは上記したように支持シャフト22に
対する回転支持構造を必要とし、構造が複雑になる問題
がある。なお、完全な円環形状とした場合が図6に示さ
れている。これについては後述する。
【0020】第1の実施形態におけるプレート13は、
上記観点から半周以上の長さの円弧形状として、支持シ
ャフト22に対する回転支持構造を必要としない構成と
なっている。かかるプレート13の周方向ほぼ中央に凹
部13aとしての貫通孔が、鋼球12よりもわずかに小
さな径で形成されている。また、このプレート13の内
周側であって凹部13aの側方には、張出し縁13bが
後方へ向けて張出し状に設けられている。この張出し縁
13bの両側面には、上記調整ねじ14,14が突き当
てられている。両調整ねじ14,14は、揺動アーム4
側の傾動支持体21の両側部から内周側に突き出してね
じ込まれており、同傾動支持体21の外部からこの両調
整ねじ14,14のねじ込み量を調整することによりプ
レート13を回転させることができ、これにより凹部1
3aの位置を微調整でき、ひいては鋸刃5cの直角位置
を外部から容易に調整できるようになっている。
【0021】このように構成された傾斜ストッパ装置1
0によれば、鋸刃5cの直角出しがなされると押圧部材
としての鋼球12が凹部13aに嵌まり込む。鋼球12
は圧縮ばね11によって突き出し方向に付勢されている
ので、凹部13aに対する嵌まり込み状態がこの圧縮ば
ね11により保持され、操作者はこの嵌まり込み状態、
すなわち鋸刃5cの直角位置を手の感触により知ること
ができるとともに、圧縮ばね11の、鋼球12の嵌まり
込み状態の保持作用により本体部5は直角位置で保持さ
れる。このため、操作者が本体部5を保持して該直角位
置に保持する必要はなく、本体部5を直角位置に自立さ
せた状態でロックレバー24を締め付ければ、本体部5
ひいては鋸刃5cの直角出しが完了する。
【0022】なお、鋼球12の凹部13aに対する求心
作用により、鋼球12の凹部13aに対する嵌まり込み
位置は周方向の一点に設定され、従って鋸刃5cの直角
出しが正確になされる。一方、鋸刃5cを直角位置から
傾動させるには、ロックレバー24を緩めて両傾動支持
体20,21間の固定を緩めた状態で、本体部5に傾動
方向の力を加えればよく、これにより鋼球12が圧縮ば
ね11の付勢力に抗して凹部13aから脱するので、本
体部5ひいては鋸刃5cが左側または右側いずれの方向
にも傾動される。左方または右方に所定の角度で傾動さ
せた状態でロックレバー24を締め付ければ、本体部5
ひいては鋸刃5cが傾斜した状態でロックされる。
【0023】このように、直角位置から傾動させる際
に、従来のようにストッパピンの抜き操作等の操作をす
ることなく本体部5に傾動方向の力を加えれば鋸刃5c
を傾斜させることができる。また、傾斜位置から直角位
置に戻す際、すなわち鋸刃5cの直角出しを行う際に
も、押圧部材としての鋼球12が圧縮ばね11により凹
部13aに嵌まり込むことにより自動的にその直角出し
がなされ、かつこの直角位置に保持されるので、操作者
は楽に鋸刃5cの直角出しを行うことができる。さら
に、鋼球12の凹部13aへの嵌まり込みにより鋸刃5
cの直角出しがなされる構成であり、鋼球12は凹部1
3aに対して左方または右方のいずれの方向にも脱する
ことができ、従って従来のようにストッパピンを抜き取
ったりストッパホルダを退避させるといった操作をなん
らすることなく本体部5を左方または右方のいずれの方
向にも傾動させることができる。
【0024】ここで、従来、実際の切断作業で常用する
直角位置および左側傾動範囲(常用域)で使用する場合
には傾斜ストッパ装置の操作は不要であったが、直角位
置を越えて右側傾動範囲(非常用域)に傾動させたい場
合にはストッパピンの抜き操作あるいはストッパホルダ
の退避操作を必要としていた。この点、第1実施形態の
傾斜ストッパ装置10によれば、本体部5に対して傾動
方向に力を加えれば鋼球12が左右いずれの方向にも脱
する構成であるので、左側傾動範囲から直角位置を越え
て右側傾動範囲で使用する場合あるいはその逆に傾動さ
せる場合、さらには直角出しをする場合においてもなん
ら傾斜ストッパ装置10に関して従来のような操作を必
要としない。
【0025】次に、図6には本発明の第2の実施形態が
示されている。本実施形態における傾斜ストッパ装置3
0は、プレート31の形状とその支持構造および調整ボ
ルト14を備えていない点で前記第1の実施形態の傾斜
ストッパ装置10とは異なっており、その他の構成につ
いては変更を要しないので説明を省略するとともに同位
の符号を用いる。さて、プレート31は、前記例示した
プレート13とは異なって、内周が支持シャフト22と
同心の円形に形成された完全な円環形状をなしている。
但し、その幅は、図7によく示されているように上側約
90°の範囲が広く、その他の部分は幅狭に形成されて
いる。上側の幅広の部分31aのほぼ中央に、鋼球12
が嵌まり込むための凹部31dが形成され、この凹部3
1dの側部には張出し縁31bが外周側に張出し状に形
成され、この張出し縁31bには支持シャフト22と同
心の円弧に沿って長溝孔31cが形成されている。
【0026】このように形成されたプレート31が、テ
ーブル3側の傾動支持体20のボス部20aの外周側に
嵌め付けられ、この状態で両傾動支持体20,21間に
挟み込み状に組付けられている。プレート31の張出し
縁31bは傾動支持体20の外周側に突き出されてお
り、長溝孔31cを経て揺動アーム4の基部にねじ込ま
れた固定ビス32を緩めれば、このプレート31を回転
可能となり、従って凹部31dの周方向の位置を、固定
ビス32が長溝孔31c内において相対移動可能な範囲
で調整でき、これにより鋸刃5cの直角位置の調整若し
くは設定し直しを傾動支持部7の外部から簡単に行うこ
とができる。また、鋸刃5cが直角位置に至ると、圧縮
ばね11により突き出し方向に付勢された鋼球12が凹
部31dに嵌まり込む点については前記と同様であり、
これにより第1実施形態と同様の作用効果を得ることが
できる。
【0027】次に、図8〜図10に基づいて本発明の第
3の実施形態を説明する。この第3実施形態は請求項5
記載の発明の一実施形態に該当するものであり、第1実
施形態の傾動ストッパ装置10にストッパ補助機構40
を付加した点に特徴がある。このストッパ補助機構40
は第2の鋼球41および第2の凹部45等を主体として
構成されており、以下これらについて詳細に説明する。
なお、第1実施形態と同様である点については説明を省
略し、また同位の符号を用いる。さて、テーブル3側の
傾動支持体20には、第1の保持孔20fに対して傾動
方向に所定角度(図9および図10において角度α)を
隔てた常用域側(図8において手前側、図9において左
側)に第2の保持孔42が隣接して平行に形成され、こ
の第2の保持孔42内には、請求項5に記載した第2の
押圧部材としての第2の鋼球41が収容されている。こ
の第2の鋼球41は、第1の鋼球12と同様圧縮ばね4
3により第2の保持孔42の後端開口部からその一部を
突き出す方向(第1の鋼球12と同じ方向)に付勢され
ている。また、第2の保持孔42の前端開口部には止め
ねじ44が取付けられて圧縮ばね43の付勢力が発揮さ
れるようになっている点も同様である。
【0028】上記第2の鋼球41に対応して、プレート
13にはこの第2の鋼球41が嵌まり込み状に係合され
る第2の凹部45が形成されている。図9によく示され
ているように第1の凹部13aと第2の凹部45とは、
両保持孔20f,42間の間隔(角度α)よりも若干大
きな間隔(角度β)を隔てて形成されている。また、図
10によく示されているようにこの第2の凹部45は、
第1の凹部13aとは違って有底に形成されてその深さ
が浅くなっている。このため、図10(A)に示すよう
に第2の鋼球41はこの第2の凹部45の底部に当接し
て、該第2の凹部45の傾動方向前側および後ろ側の双
方の端部には同時に当接されないようになっている。こ
の点、第1の凹部13aはプレート13を貫通して形成
されているので、第1の鋼球12は第1の凹部13aの
傾動方向前側および後ろ側の両端部に当接して完全に嵌
まり込んだ状態となる。
【0029】次に、第1の凹部13aは第1実施形態よ
りも若干プレート13の内周側にずれた位置に形成さ
れ、かつ第1実施形態とは異なってプレート13の径方
向に若干長い長孔形状に形成されている。しかも、第1
の凹部13aに対して第2の凹部45が寸法Dだけ径方
向外周側にずれた位置に形成されており、これにより本
体部5の傾動時すなわち傾動支持体21が傾動支持体2
0に対して傾動されるときに、第1の鋼球12が第2の
凹部45に係合されたり、第2の鋼球41が第1の凹部
13aに嵌まり込むことがないようになっている。な
お、両凹部13a,45の径方向のズレに対応して、両
保持孔20f,42および両鋼球12,41も径方向に
寸法Dだけ相互にずれて配置されている。また、この第
2の凹部45も第1の凹部13aと同様プレート13の
径方向に長い長孔形状に形成されている。このように両
凹部13a,45が径方向に長い長孔形状に形成され
て、鋼球12,41に対する径方向の逃がしが形成され
ているので、両鋼球12,41は、それぞれ凹部13
a,45の径方向内周側および外周側の端部には当接し
ないようになっている。すなわち、第1の鋼球12は傾
動方向前側および後ろ側の端部の2点でのみ当接した状
態で第1の凹部13aに嵌まり込み、また第2の鋼球4
1は第2の凹部45の前側の端部の1点でのみ当接した
状態に係合されるので、嵌まり込み状態において両鋼球
12,41はプレート13に対して傾動方向のガタ付き
を生じない。
【0030】このように構成されたストッパ補助機構4
0によれば、図10(A)に示すように非常用領域から
鋸刃5cの直角出しをすべく本体部5および揺動アーム
4を立ち上げ方向(直立方向)に移動させる場合を想定
すると、この場合にはプレート13(従って傾動支持体
21、揺動アーム4および本体5、以下同じ)が図示右
方向に回転移動される。この移動過程において、第1の
鋼球12が第1の凹部13aに嵌まり込む直前の段階
で、先ず図示するように第2の鋼球41が第2の凹部4
5に入り込んでその底部に当接する。この段階では、第
1の鋼球12が第1の凹部13aに完全に嵌まり込む手
前の段階であるので、圧縮ばね11の間接作用によりプ
レート13には図中矢印→で示したように右方向の回転
付勢力が作用する。一方、第2の鋼球41は第2の凹部
45の底部に当接しているので、圧縮ばね43の付勢力
がプレート13を回転させる力として作用することはな
く、結果的に、図10(A)に示す段階ではプレート1
3は傾動支持体20に対して位置保持されず、圧縮ばね
11の間接作用により図示右方向に回転され、最終的に
図10(B)に示すように第1の鋼球12が第1の凹部
13aに完全に嵌まり込む。
【0031】こうして第1の鋼球12が第1の凹部13
aに完全に嵌まり込むと、本実施形態の場合、第2の鋼
球41は第2の凹部45の底部に当接した状態から相対
移動してその前側(図示左側)の端部に乗り上げた状態
となる。すると、第2の鋼球41は圧縮ばね43により
突き出し方向に付勢されているので、プレート13には
図中矢印←で示したように左方向の回転付勢力が間接的
に作用する。このため、第1の凹部13aに完全に嵌ま
り込んだ第1の鋼球12はプレート13とともに図示左
方へ押されて第1の保持孔20fの図示左側の内壁に押
圧された状態に保持され、この段階で鋸刃5cの直角出
しがなされる。このように鋸刃5cの直角出しがなされ
た状態において、第1の鋼球12はストッパ補助機構4
0により第1の保持孔20fの内壁に押し付けられるの
で、第1の鋼球12と第1の保持孔20fとの間に加工
精度のバラつき等による隙間があってもこの隙間は確実
に吸収され、これにより常に確実な直角出しを行うこと
ができるようになる。
【0032】以上説明した第3実施形態にも種々変更を
加えることが可能である。例えば、第3実施形態の場
合、第2の凹部45の後ろ側の端部は、第2の鋼球41
がばね付勢により押圧されて、プレート13に対して回
転付勢力を作用させる機能を果たさないので、図10
(A)において二点鎖線で示すようにより後ろ側に切込
み形成して逃がし45aを形成しておいてもよい。ま
た、第2の凹部45を、第2の鋼球41が通過できる程
度の大きな貫通孔に形成することも可能である。この場
合には、第2の凹部を経て第2の鋼球41が第2の保持
孔42からの脱落することを防止するため、第2の凹部
の反対側(保持孔42とは反対側)の側部に例えば傾動
支持体21のリブを配置しておけばよい。
【0033】また、第1および第2の凹部13a,45
の間隔(角度β)を第1および第2の鋼球12,41の
間隔(角度α)よりも小さくすることにより(α>
β)、第2の鋼球41を第2の凹部45の後ろ側端部に
当接係合させてプレート13を反対方向に回転付勢し、
これにより第1の鋼球12を第1の保持孔20fの図示
右側の内壁に当接する構成としてもよく、要は、上記角
度αと角度βに差を設けることにより、第2の鋼球41
のばね付勢力を間接的に利用して第1の鋼球12を第1
の保持孔20fの内壁に押付ける構成とすればよく、こ
のときに鋸刃5cが直角位置に至るよう各部を設定する
ことにより、第1の保持孔20fあるいは第1の鋼球1
2等に加工精度等のバラつきがあっても常に安定した直
角出しを行うことができるようになる。なお、この場合
には上記逃がし45aを図示左側の前側に形成しておく
ことも可能である。
【0034】さらに、第3実施形態では、第2の凹部4
5を有底に形成して第2の鋼球41がその底部に当接す
るように構成したことにより、図10(A)に示す段階
においてプレート13に対して図示右側への回転付勢力
を作用させ、これによりプレート13が図示する途中の
位置で保持されて本体部5が直角位置手前で位置保持さ
れないようになっているが、同様の作用は、例えば第2
の凹部45を第1の凹部13aと同様に貫通して形成す
る一方、圧縮ばね43の付勢力を圧縮ばね11よりも小
さく設定することによっても得ることができる。また、
以上説明した各実施形態では押圧部材および第2の押圧
部材として鋼球12,41を例示したが、これらは先端
半球形状のピンに置き換えてもよい。また、スライドバ
ー6,6を介して本体部5が前後方向にスライド可能と
したスライドマルノコについて適用した場合を例示した
が、このスライド機能を持たないマルノコであってもよ
く、また卓上マルノコであっても据え付けタイプのマル
ノコ盤であっても適用可能である。さらに、スライドマ
ルノコには、例示したようにテーブル3と傾動支持部7
との間にスライドバー6,6を配置したタイプの他、傾
動支持部と本体部との間にスライドシャフトを配置した
タイプもあり、いずれのタイプであっても適用可能であ
ることは言うまでもなく、その他特許請求の範囲を逸脱
しない範囲で種々タイプのマルノコに広く適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルノコの全体側面図である。
【図2】マルノコの正面図であって、本体部を左右に傾
動させた状態を示す。
【図3】傾動支持部の縦断面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】図3のB−B線断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示し、傾動支持部の
縦断面図である。
【図7】図6のC−C線断面図である。
【図8】本発明の第3実施形態に関し、傾動支持部の一
部縦断面図である。
【図9】プレートの上部正面図であって、両凹部に対す
る両鋼球の位置関係を示す図である。
【図10】第1および第2の凹部に対する第1および第
2の鋼球の位置関係を示す断面展開図であり、(A)は
直角出しがなされる直前の状態を示し、(B)は直角出
しがなされた状態を示す。
【符号の説明】
2…ベース、3…テーブル 4…揺動アーム 5…本体部、5c…鋸刃 6…スライドバー 7…傾動支持部 10…傾斜ストッパ装置 11…圧縮ばね 12…鋼球(押圧部材) 13…プレート、13a…凹部 14…調整ねじ 20…テーブル側の傾動支持体 21…揺動アーム側の傾動支持体 21d…段差部 22…支持シャフト 24…ロックレバー 25…捩りばね 26…ストッパボルト 30…第2実施形態の傾斜ストッパ装置 31…プレート(円環形状タイプ) 40…ストッパ補助機構 41…第2の鋼球 42…第2の保持孔 45…第2の凹部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27B 5/00 - 9/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被切断材を載置するためのテーブルに、
    鋸刃を有する本体部を左右方向に傾動可能に設けたマル
    ノコにおける、前記鋸刃の前記テーブルに対する直角出
    しをするための傾斜ストッパ装置であって、 前記テーブル側の傾動支持体と、前記本体部側の傾動支
    持体との間において、一方の傾動支持体に押圧部材をば
    ね付勢して設け、他方の傾動支持体に該押圧部材が嵌ま
    り込む凹部を設け、該凹部の位置を、前記鋸刃の直角出
    しがなされたときに前記押圧部材が嵌まり込む位置に設
    するとともに、該凹部の位置を前記傾動支持体の外部
    から調整して前記鋸刃の直角位置を調整可能な構成とし
    傾斜ストッパ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の傾斜ストッパ装置であっ
    て、両傾動支持体は一方若しくは他方の内周側に周方向
    摺動可能に嵌まり合う円筒形状とし、他方の傾動支持体
    にプレートを該傾動支持体の内周側に沿って周方向に移
    動可能に設け、該プレートに凹部を設けた傾斜ストッパ
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の傾斜ストッパ装置であっ
    て、プレートは傾動支持体の内周側半周以上の範囲に沿
    う略円弧形状に形成したことを特徴とする傾斜ストッパ
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の傾斜ストッパ装置であっ
    て、一方若しくは他方の傾動支持体に、他方若しくは一
    方の傾動支持体の内周側に周方向摺動可能に嵌め込まれ
    るボス部を設け、該ボス部の少なくとも半周以上の範囲
    に沿う円弧形状若しくは円環形状をなすプレートを該
    ス部の外周に周方向移動可能に嵌め付け、該プレートに
    凹部を設けた傾斜ストッパ装置。
  5. 【請求項5】 被切断材を載置するためのテーブルに、
    鋸刃を有する本体部を左右方向に傾動可能に設け、前記
    テーブル側の傾動支持体と前記本体部側の傾動支持体と
    の間において、一方の傾動支持体に押圧部材をばね付勢
    して設け、他方の傾動支持体に該押圧部材が嵌り込む凹
    部を設け、該凹部の位置を、前記鋸刃の直角出しがなさ
    れたときに前記押圧部材が嵌り込む位置に設定した傾斜
    ストッ パ装置を備えたマルノコにおける前記傾斜ストッ
    パ装置であって、 前記一方の傾動支持体に第2の押圧部材をばね付勢して
    設け、前記他方の傾動支持体に該第2の押圧部材が嵌ま
    り込む第2の凹部を設け、該第2の凹部の位置を、前記
    鋸刃の直角出しがなされたときに前記第2の押圧部材が
    該第2の凹部の傾動方向一方の端部に乗り上げ状態で押
    圧される位置に設定したことを特徴とする傾斜ストッパ
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の傾斜ストッパ装置であっ
    て、凹部と第2の凹部を径方向にずれた位置に設け、か
    つこれに対応して押圧部材と第2の押圧部材も径方向に
    ずれた位置に設けたことを特徴とする傾斜ストッパ装
    置。
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