JP3330139B2 - 電話料金管理システム - Google Patents

電話料金管理システム

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JP3330139B2
JP3330139B2 JP2001242563A JP2001242563A JP3330139B2 JP 3330139 B2 JP3330139 B2 JP 3330139B2 JP 2001242563 A JP2001242563 A JP 2001242563A JP 2001242563 A JP2001242563 A JP 2001242563A JP 3330139 B2 JP3330139 B2 JP 3330139B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンビニエンス・
ストア等で販売される、電話使用者を特定する識別番号
( ユーザーID番号 )を有する、オート・ダイヤリング
機能を備えた携帯型電話カード( オートダイヤラー )
と、該電話カードを使用して通話した場合の電話料金管
理システム、および、コンビニエンス・ストア等での電
話料金請求書の支払いシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、国際電話がかけられる特殊な
テレホンカードの一種として、コンビニエンス・ストア
等で手軽に購入できるID番号を備えた国際電話用のプ
リペイド・カードがある。これは、テレホンカードのよ
うに電話機に挿入するのではなく、カード裏面のスクラ
ッチ部分を剥がして、そこに印刷された識別番号を電話
機に入力してから、通話を行うものである。例えばKD
Dのホスト・コンピュータはカードごとの識別番号を認
識し、通話時間に応じて通話可能時間を減算していく。
【0003】このカードは、国際電話がかけられる特別
の公衆電話でなく、一般の公衆電話やPHSからでも国
際電話が手軽にかけられる点で人気を呼び、爆発的に普
及しはじめている。
【0004】しかしながら、かかるカードは、例えば、
1000円、3000円、5000円の価格設定がカー
ド自体に記録されている点で、金券的性質を有するた
め、しばしば盗難の対象となり、また、紛失した場合の
損失が大きいので、これを販売するコンビニエンス・ス
トアの管理者は、盗難や紛失に備えて、管理を厳重に
し、金庫に収蔵しておく必要がある等、その保管・管理
に大きなコストを払わなければならなかった。また、カ
ードの商品単価が高いので、ストアにとって、過大な在
庫負担となっていた。
【0005】くわえて、この金券的性質を有するカード
は、その物流に際しても、やはり、盗難や紛失の問題が
あり、物流業者も、現金そのものを輸送するのと同様に
大きな輸送コストを負担していた。
【0006】このように保管・管理の金銭的コストが大
きいばかりでなく、そもそも、かかる高額の金券的性質
のカードの扱いを、その性質上、場合によっても夜中ま
で店をあけて営業しなければならないコンビニエンス・
ストアの管理者等に委ねることは、それぞれの店にきわ
めて大きな神経的負担を強いていたことを決して見逃す
ことはできない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、金券
的性質を有しない、すなわち、カード自体に金券的情報
を書き込むことがないにもかかわらず、これにより自動
ダイヤル通話が可能な、オートダイヤラーを使用する、
電話料金の管理システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
電話料金管理システムは、識別番号を有する携帯型電話
カードを取り扱う店舗に置かれる店舗処理端末装置を備
え、前記店舗処理端末装置は管理用ホスト・コンピュー
タと通信回線で接続され、前記携帯型電話カードを使用
する通話が行われた場合、前記ホスト・コンピュータ
は、記憶されている当該携帯型電話カードの商品情報か
ら、通話量に応じて、前払い通話料金の減算処理を行う
電話料金管理システムであって、前記店舗処理端末装置
は、該端末の識別コードがあらかじめ登録されており、
入力手段から入力された前記識別番号を含む商品情報を
記憶する記憶手段と、該記憶された商品情報から、PO
S端末用のデータ電文と、前記管理用ホスト・コンピュ
ータへ送出する商品情報および端末の識別コードのデー
タ電文を組み立てる中央制御手段と、前記中央制御手段
で組み立てられたPOS端末用のデータ電文を、前記P
OS端末が読み取りうるバーコードとして出力する出力
手段と、前記管理用ホスト・コンピュータへ商品情報お
よび端末の識別コードのデータ電文を送出し、格納・記
憶せしめる通信制御手段とを備え、前記バーコードを、
CRTやLCD等の表示手段で画面に表示させたことを
特徴とする。 請求項2記載の本発明の店舗などにお
ける前払いシステムは、ゲームソフトの販売や書替え、
コンサートやチケット、旅行商品の予約などのマルチメ
ディア端末装置と称される機能を備えた店舗処理端末装
置と、店舗で取引する商品の管理を行うPOS端末とを
コンビニエンス・ストア等の当該店舗に備え、前記店舗
処理端末装置は取引された情報を記憶し管理する管理用
ホスト・コンピュータと通信回線で接続され、前記管理
用ホスト・コンピュータに対して額面、通話度数、若し
くは通話時間等の商品コードを含む商品情報を送信する
店舗などにおける前払いシステムであって、前記店舗処
理端末装置は、前記タッチパネルを操作する双方向形の
店舗処理端末装置であり、該端末の識別コードがあらか
じめ登録されており、入力手段によって入力された商品
情報を記憶する記憶手段と、該記憶された商品情報か
ら、前記管理用ホスト・コンピュータへ送出する商品情
報および端末の識別コードのデータ電文を組み立てる中
央制御手段と、該管理用ホスト・コンピュータへ商品情
報および端末の識別コードのデータ電文を送出し、格納
・記憶せしめる通信制御手段と、バーコードを出力する
出力手段とを備え、前記バーコードを、CRTやLCD
等の表示手段で画面に表示させ、このバーコード情報を
バーコード・リーダにより読み取らせて前記POS端末
に入力し、前記POS端末は、この取引の結果をレシー
ト、または領収書としてプリントアウトすることを特徴
とする。請求項3記載の本発明は、請求項2に記載の店
舗などにおける前払いシステムにおいて、前記バーコー
ド情報として、OCR文字、MICR文字、カルラコー
ド等記号化されたコードを用いたことを特徴とする。
求項4記載の本発明の店舗などにおける前払いシステム
は、取引された情報を記憶し管理する管理用ホスト・コ
ンピュータと通信回線で接続された店舗処理端末装置を
コンビニエンス・ストア等の店舗に備え、前記店舗処理
端末装置は、前記管理用ホスト・コンピュータに対して
額面、通話度数、若しくは通話時間等の商品コードを含
む商品情報を送信し、前記ホスト・コンピュータは、取
引されて記憶されている、額面、通話度数、若しくは通
話時間等の商品コードを含む商品情報から、前払い料金
の減算処理を行う店舗などにおける前払いシステムであ
って、前記店舗処理端末装置は該端末の識別コードがあ
らかじめ登録されており、入力手段から入力された商品
情報を記憶する記憶手段と、該記憶された商品情報か
ら、POS端末用のデータ電文と、前記管理用ホスト・
コンピュータへ送出する商品情報および端末の識別コー
ドのデータ電文を組み立てる中央制御手段と、前記中央
制御手段で組み立てられたPOS端末用のデータ電文
を、前記POS端末が読み取りうるバーコードとして出
力する出力手段と、前記管理用ホスト・コンピュータへ
商品情報および端末の識別コードのデータ電文を送出
し、格納・記憶せしめる通信制御手段とを備え、前記バ
ーコードを、CRTやLCD等の表示手段で画面に表示
させたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明は、以下の実施
形態で規定されるものである。なお、実施形態1〜7お
よび10〜13はオートダイヤラーをファンドカードと
して使用する場合のシステムであり、実施形態8〜9お
よび14〜17は、メンバーズカードとして使用する場
合のシステムである。
【0010】実施形態1にかかる発明は、少なくとも、
接続電話会社の電話番号と電話使用者を特定する識別番
号があらかじめ登録されており、また、通話相手の電話
番号を短縮登録番号として登録する機能を備え、かつ、
該登録された番号のPBトーンを発生させる手段を有す
るオートダイヤラーと、該オートダイヤラーを取り扱う
店舗に置かれる店舗処理端末装置から主としてなり、上
記接続電話会社は、該取引されたオートダイヤラーに関
する情報を記憶し、管理する管理用ホスト・コンピュー
タを備え、かつ、前記店舗処理端末装置と前記管理用ホ
スト・コンピュータは通信回線で接続されており、さら
に、該店舗は、そこで取引する商品の管理を行うPOS
端末を備えているシステムであって、該店舗処理端末装
置は、該端末の識別コードがあらかじめ登録されてお
り、前記オートダイヤラーを接続することにより、該あ
らかじめ登録された電話番号と識別番号を読み込み入力
する第1の入力手段と、商品コードおよび取引コードを
ボタン入力する第2の入力手段と、第1および、第2の
入力手段から入力された、前記電話番号、識別番号、商
品コードおよび取引コードを含む商品情報を記憶する記
憶手段と、該記憶された商品情報から、上記管理用ホス
ト・コンピュータへ送出する商品情報および端末の識別
コードのデータ電文を組み立てる中央制御手段と、およ
び、該商品コードと上記接続電話会社の電話番号から特
定されるバーコードを表示する手段と、該管理用ホスト
・コンピュータへ商品情報および端末の識別コードのデ
ータ電文を送出し、格納・記憶せしめる通信制御手段
と、からなる電話料金管理システムにおいて、上記オー
トダイヤラーを使用する通話が行われた場合、前記ホス
ト・コンピュータは、記憶されている当該オートダイヤ
ラーの商品情報から、通話量に応じて、前払い通話料金
の減算処理を行うことを特徴とする電話料金管理システ
ムである。
【0011】実施形態2にかかる発明は、少なくとも、
接続電話会社の電話番号と電話使用者を特定する識別番
号があらかじめ登録されており、また、通話相手の電話
番号を短縮登録番号として登録する機能を備え、かつ、
該登録された番号のPBトーンを発生させる手段を有す
るオートダイヤラーと、該オートダイヤラーを取り扱う
店舗に置かれる店舗処理端末装置から主としてなり、上
記接続電話会社は、該取引されたオートダイヤラーに関
する情報を記憶し、管理する管理用ホスト・コンピュー
タを備え、かつ、前記店舗処理端末装置と前記管理用ホ
スト・コンピュータは通信回線で接続されており、さら
に、該店舗は、そこで取引する商品の管理を行うPOS
端末を備えているシステムであって、該店舗処理端末装
置は、該端末の識別コードがあらかじめ登録されてお
り、前記オートダイヤラーを接続することにより、該あ
らかじめ登録された電話番号と識別番号を読み込み入力
する第1の入力手段と、商品コードおよび取引コードを
ボタン入力する第2の入力手段と、第1および、第2の
入力手段から入力された、前記電話番号、識別番号、商
品コードおよび取引コードを含む商品情報を記憶する記
憶手段と、該記憶された商品情報から、POS端末用の
データ電文と、および上記管理用ホスト・コンピュータ
へ送出する商品情報および端末の識別コードのデータ電
文を組み立てる中央制御手段と、前記中央制御手段で組
み立てられたPOS端末用のデータ電文を、POS端末
が読み取りうるバーコードとして出力する出力手段と、
および、該管理用ホスト・コンピュータへ商品情報およ
び端末の識別コードのデータ電文を送出し、格納・記憶
せしめる通信制御手段と、からなる電話料金管理システ
ムにおいて、上記オートダイヤラーを使用する通話が行
われた場合、前記ホスト・コンピュータは、記憶されて
いる当該オートダイヤラーの商品情報から、通話量に応
じて、前払い通話料金の減算処理を行うことを特徴とす
る電話料金管理システムである。
【0012】実施形態3にかかる発明は、少なくとも、
接続電話会社の電話番号と電話使用者を特定する識別番
号があらかじめ登録されており、また、通話相手の電話
番号を短縮登録番号として登録する機能を備え、かつ、
該登録された番号のPBトーンを発生させる手段を有す
るオートダイヤラーと、該オートダイヤラーを取り扱う
店舗に置かれる店舗処理端末装置から主としてなり、上
記接続電話会社は、該取引されたオートダイヤラーに関
する情報を記憶し、管理する管理用ホスト・コンピュー
タを備え、かつ、前記店舗処理端末装置と前記管理用ホ
スト・コンピュータは通信回線で接続されており、さら
に、該店舗は、そこで取引する商品の管理を行うPOS
端末を備えているシステムであって、該店舗処理端末装
置は、該端末の識別コードがあらかじめ登録されてお
り、前記オートダイヤラーを接続することにより、該あ
らかじめ登録された電話番号と識別番号を読み込み入力
する第1の入力手段と、商品コードおよび取引コードを
ボタン入力する第2の入力手段と、第1および、第2の
入力手段から入力された、前記電話番号、識別番号、商
品コードおよび取引コードを含む商品情報を記憶する記
憶手段と、該記憶された商品情報から、上記POS端末
へ出力するPOS端末用のデータ電文、および上記管理
用ホスト・コンピュータへ送出する商品情報および端末
の識別コードのデータ電文を組み立てる中央制御手段
と、前記中央制御手段で組み立てられたPOS端末用の
データ電文を出力するPOS出力手段と、および、該管
理用ホスト・コンピュータへ商品情報および端末の識別
コードのデータ電文を送出し、格納・記憶せしめる通信
制御手段と、からなる電話料金管理システムにおいて、
上記オートダイヤラーを使用する通話が行われた場合、
前記ホスト・コンピュータは、記憶されている当該オー
トダイヤラーの商品情報から、通話量に応じて、前払い
通話料金の減算処理を行うことを特徴とする電話料金管
理システムである。
【0013】実施形態4にかかる発明は、実施形態3記
載の電話料金管理システムにおいて、通信制御手段が、
管理用ホスト・コンピュータへの電文を暗号化して送出
する通信制御手段であるものである。
【0014】実施形態5にかかる発明は、実施形態4記
載の電話料金管理システムにおいて、管理用ホスト・コ
ンピュータが、前記通信制御手段から送り出された暗号
電文を受信してその復号化を行うインターフェース部を
備えているものである。
【0015】実施形態6にかかる発明は、実施形態3〜
5の何れかに記載の料金管理システムにおいて、通信回
線が公衆電話回線であるものである。
【0016】実施形態7にかかる発明は、実施形態3〜
5の何れかに記載の電話料金管理システムにおいて、前
記オートダイヤラーの使用者は、接続電話会社の電話番
号、電話使用者を特定する識別番号、および、あらかじ
め通話相手の電話番号を短縮登録番号として登録した番
号からPBトーン信号を発生させ、該発生したPBトー
ンを、公衆電話、加入電話、または、携帯電話の送話口
に近接せしめて自動ダイヤリングを行わせしめ、前記オ
ートダイヤラーを使用する通話が行われた場合、前記ホ
スト・コンピュータは、上記オートダイヤラー使用者の
識別番号から、記憶されている当該使用者の商品情報デ
ータを検出し、通話量に応じて、前払い通話料金の減算
処理を行うことを特徴とする電話料金管理方法である。
【0017】実施形態8にかかる発明は、少なくとも、
接続電話会社の電話番号と電話使用者を特定する識別番
号があらかじめ登録されており、また、通話相手の電話
番号を短縮登録番号として登録する機能を備え、かつ、
該登録された番号のPBトーンを発生させる手段を有す
るオートダイヤラーと、該オートダイヤラーに関する課
金通話料金の支払いが可能な店舗に置かれる店舗処理端
末装置から主としてなり、上記接続電話会社は、発行さ
れたオートダイヤラーに関する情報を記憶し、管理する
管理用ホスト・コンピュータを備え、かつ、前記店舗処
理端末装置と前記管理用ホスト・コンピュータは通信回
線で接続されており、さらに、該店舗は、そこで取引す
る商品の管理を行うPOS端末を備えているシステムで
あって、該店舗処理端末装置は、該端末の識別コードが
あらかじめ登録されており、前記オートダイヤラーを接
続することにより、該あらかじめ登録された電話番号と
識別番号を読み込み入力する第1の入力手段と、商品コ
ードおよび取引コードをボタン入力する第2の入力手段
と、第1および、第2の入力手段から入力された、前記
電話番号、識別番号、商品コードおよび取引コードを含
む商品情報を記憶する記憶手段と、該記憶された商品情
報から、上記POS端末へ出力するPOS端末用のデー
タ電文、および上記管理用ホスト・コンピュータへ送出
する商品情報および端末の識別コードのデータ電文を組
み立てる中央制御手段と、前記中央制御手段で組み立て
られたPOS端末用のデータ電文を出力するPOS出力
手段と、および、該管理用ホスト・コンピュータへ商品
情報および端末の識別コードのデータ電文を送出し、格
納・記憶せしめる通信制御手段と、からなる電話料金管
理システムにおいて、上記オートダイヤラーを使用する
通話が行われた場合、前記ホスト・コンピュータは、前
記発行されたオートダイヤラーに関し記憶されている情
報から、通話量に応じて、課金すべき通話料金の積算処
理を行うとともに、一定期間後に、当該使用者に課金通
話料金の請求を行い、該課金通話料金の支払いは、前記
店舗で行われ、前記店舗処理端末装置により料金支払い
完了のデータが前記ホスト・コンピュータへ送出される
ことを特徴とする電話料金管理システムである。
【0018】実施形態9にかかる発明は、実施形態8記
載の電話料金管理システムにおいて、前記オートダイヤ
ラーの使用者は、接続電話会社の電話番号、電話使用者
を特定する識別番号、および、あらかじめ、通話相手の
電話番号を短縮登録番号として登録した番号からPBト
ーン信号を発生させ、該発生したPBトーンを、公衆電
話、加入電話、または、携帯電話の送話口に近接せしめ
て自動ダイヤリングを行わしめ、該オートダイヤラーを
使用する自動ダイヤリングが行われた場合、前記ホスト
・コンピュータは、前記使用者の識別番号から発行され
た該オートダイヤラーに関し記憶されている情報を検索
し、通話量に応じて、課金すべき通話料金の積算処理を
行うとともに、一定期間後に、当該使用者に課金通話料
金の請求を行い、該課金通話料金の支払いは、前記店舗
で行われ、前記店舗処理端末装置により料金支払い完了
のデータが前記ホスト・コンピュータへ送出されること
を特徴とする電話料金管理方法である。
【0019】実施形態10にかかる発明は、少なくと
も、接続電話会社の電話番号と電話使用者を特定する識
別番号があらかじめ登録されており、また、通話相手の
電話番号を短縮登録番号として登録する機能を備え、か
つ、該登録された番号のPBトーンを発生させる手段を
有するオートダイヤラーと、該オートダイヤラーを取り
扱う店舗に置かれる現金自動預け払い機能を有する現金
自動預け払いユニットを含む店舗処理端末装置から主と
してなり、上記接続電話会社は、該取引されたオートダ
イヤラーに関する情報を記憶し、管理する管理用ホスト
・コンピュータを備え、かつ、前記店舗処理端末装置と
前記管理用ホスト・コンピュータは通信回線で接続され
ており、また、前記自動預け払いユニットは、これを管
理する金融機関のホスト・コンピュータと通信回線で接
続されているシステムであって、該店舗処理端末装置
は、該端末の識別コードがあらかじめ登録されており、
前記オートダイヤラーを接続することにより、該あらか
じめ登録された電話番号と識別番号を読み込み入力する
第1の入力手段と、商品コードおよび取引コードをボタ
ン入力する第2の入力手段と、第1および、第2の入力
手段から入力された、前記電話番号、識別番号、商品コ
ードおよび取引コードを含む商品情報を記憶する記憶手
段と、該記憶された商品情報から、上記管理用ホスト・
コンピュータへ送出する商品情報および端末の識別コー
ドのデータ電文を組み立てる中央制御手段と、および、
該管理用ホスト・コンピュータへ商品情報および端末の
識別コードのデータ電文を送出し、格納・記憶せしめる
通信制御手段と、からなる電話料金管理システムにおい
て、上記オートダイヤラーを使用する通話が行われた場
合、前記ホスト・コンピュータは、記憶されている当該
オートダイヤラーの商品情報から、通話量に応じて、前
払い通話料金の減算処理を行うことを特徴とする電話料
金管理システムである。
【0020】実施形態11にかかる発明は、実施形態1
0記載の電話料金管理システムにおいて、金融機関のホ
スト・コンピュータには、少なくとも前記接続電話会社
の口座が設けられているものである。
【0021】実施形態12にかかる発明は、実施形態1
0または11記載の電話料金管理システムにおいて、前
記オートダイヤラーの使用者は、接続電話会社の電話番
号、電話使用者を特定する識別番号、および、あらかじ
め通話相手の電話番号を短縮登録番号として登録した番
号からPBトーン信号を発生させ、該発生したPBトー
ンを、公衆電話、加入電話、または、携帯電話の送話口
に近接せしめて自動ダイヤリングを行わせしめ、前記オ
ートダイヤラーを使用する通話が行われた場合、前記ホ
スト・コンピュータは、上記オートダイヤラー使用者の
識別番号から、記憶されている当該使用者の商品情報デ
ータを検出し、通話量に応じて、前払い通話料金の減算
処理を行うことを特徴とする電話料金管理方法である。
【0022】実施形態13にかかる発明は、実施形態1
2記載の電話料金管理システムにおいて、金融機関のホ
スト・コンピュータには、少なくとも前記接続電話会社
の口座が設けられているものである。
【0023】実施形態14にかかる発明は、少なくと
も、接続電話会社の電話番号と電話使用者を特定する識
別番号があらかじめ登録されており、また、通話相手の
電話番号を短縮登録番号として登録する機能を備え、か
つ、該登録された番号のPBトーンを発生させる手段を
有するオートダイヤラーと、該オートダイヤラーに関す
る課金通話料金の支払いが可能な店舗に置かれる現金自
動預け払い機能を有する現金自動預け払いユニットを含
む店舗処理端末装置から主としてなり、上記接続電話会
社は、発行されたオートダイヤラーに関する情報を記憶
し、管理する管理用ホスト・コンピュータを備え、か
つ、前記店舗処理端末装置と前記管理用ホスト・コンピ
ュータは通信回線で接続されており、また、前記自動預
け払いユニットは、これを管理する金融機関のホスト・
コンピュータと通信回線で接続されているシステムであ
って、該店舗処理端末装置は、該端末の識別コードがあ
らかじめ登録されており、前記オートダイヤラーを接続
することにより、該あらかじめ登録された電話番号と識
別番号を読み込み入力する第1の入力手段と、商品コー
ドおよび取引コードをボタン入力する第2の入力手段
と、第1および、第2の入力手段から入力された、前記
電話番号、識別番号、商品コードおよび取引コードを含
む商品情報を記憶する記憶手段と、該記憶された商品情
報から、上記管理用ホスト・コンピュータへ送出する商
品情報および端末の識別コードのデータ電文を組み立て
る中央制御手段と、および、該管理用ホスト・コンピュ
ータへ商品情報および端末の識別コードのデータ電文を
送出し、格納・記憶せしめる通信制御手段と、からなる
電話料金管理システムにおいて、上記オートダイヤラー
を使用する通話が行われた場合、前記ホスト・コンピュ
ータは、発行されたオートダイヤラーに関し記憶されて
いる情報から、通話量に応じて、課金すべき通話料金の
積算処理を行うとともに、一定期間後に、当該使用者に
課金通話料金の請求を行い、該課金通話料金の支払い
は、前記店舗の現金自動預け払い機能を有する現金自動
預け払いユニットを含む端末処理装置で行われ、前記店
舗処理端末装置により料金支払い完了のデータがホスト
・コンピュータへ送出されることを特徴とする電話料金
管理システムである。
【0024】実施形態15にかかる発明は、実施形態1
4記載の電話料金管理システムにおいて、金融機関のホ
スト・コンピュータには、少なくとも前記接続電話会社
の口座が設けられているものである。
【0025】実施形態16にかかる発明は、実施形態1
4または15記載の電話料金管理システムにおいて、上
記オートダイヤラーの使用者は、接続電話会社の電話番
号、電話使用者を特定する識別番号、および、あらかじ
め、通話相手の電話番号を短縮登録番号として登録した
番号からPBトーン信号を発生させ、該発生したPBト
ーンを、公衆電話、加入電話、または、携帯電話の送話
口に近接せしめて自動ダイヤリングを行わせしめ、該オ
ートダイヤラーを使用する自動ダイヤリングが行われた
場合、ホスト・コンピュータは、前記使用者の識別番号
から発行された該オートダイヤラーに関し記憶されてい
る情報を検索し、通話量に応じて、課金すべき通話料金
の積算処理を行うとともに、一定期間後に、当該使用者
に課金通話料金の請求を行い、該課金通話料金の支払い
は、前記店舗の現金自動預け払い機能を有する現金自動
預け払いユニットを含む端末処理装置で行われ、前記店
舗処理端末装置により料金支払い完了のデータがホスト
・コンピュータへ送出されることを特徴とする電話料金
管理方法である。
【0026】実施形態17にかかる発明は、実施形態1
6記載の電話料金管理システムにおいて、金融機関のホ
スト・コンピュータには、少なくとも前記接続電話会社
の口座が設けられているものである。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。
【0028】まず、本実施例における電話料金管理シス
テムで使用するオートダイヤラーについて説明する。オ
ートダイヤラーは、あらかじめ登録した電話番号を、タ
ッチキーで読みだして、スピーカーから電話用プッシュ
ボタン(PB)信号を発生させることのできる携帯型の
装置であり、一般的には、すでに公知のものである。
【0029】これは、プッシュホン電話機のダイヤルキ
ーに対応したタッチキーを有し、このタッチキーで入力
した電話番号を記憶しておき、通話時には、短縮番号キ
ーにより、その登録電話番号のプッシュホンのキーに対
応したPBトーン(DTMF(Dual Tone M
ultiple−Frequency)信号音)を、ス
ピーカーから出力するものである。この出力されたPB
トーンを、電話機の送話器から送出することにより、交
換機を作動させる。
【0030】本実施例で使用するオートダイヤラーは、
少なくとも、接続電話会社の電話番号と電話使用者を特
定する識別番号があらかじめ登録されており、また、通
話相手の電話番号を短縮登録番号として登録する機能を
備え、かつ、これらの該登録された番号のPBトーンを
発生させる手段を有するものである点に特色を有する。
【0031】図1は、このオートダイヤラー1の構成の
一例を示すブロック図であり、図2はオートダイヤラー
の一例の正面図である。図1において、2はROM部で
あって、OSや制御プログラムとともに、少なくとも、
接続電話会社(ここでいう接続電話会社とは、オートダ
イヤラーの発行電話会社であって、該オートダイヤラー
による電話の通話時間に応じた予算金額の減算処理や課
金処理を行う電話会社である。)の電話番号と電話使用
者を特定する識別番号があらかじめ記憶されている。ま
た、3はRAM部であって、オートダイヤラー使用者
が、ここに通話相手の電話番号を短縮登録番号として格
納・登録するユーザーメモリー部である。該電話番号の
入力は、データ入力部5のテンキー5aやファンクショ
ンキー5bにより行われる。
【0032】登録されたこれらの番号は、必要に応じ、
PB信号発生部7に送出され、スピーカー9(これは例
えばダイヤラー裏面に設置された電子スピーカーであ
る。)からPBトーンとして出力することができる。
【0033】なお、15は中央処理部(CPU部)であ
って、RAM部への登録電話番号のキー入力、ROM部
やRAM部に格納されているOSや制御プログラム、電
話番号等の読み出し、PBトーンの送出等の制御を行
う。なお、本実施例で使用するオートダイヤラーは金券
的情報を書き込む機能は有していない。以上のように、
本実施例で使用するオートダイヤラーは、少なくとも、
そのROM部に、接続電話会社の電話番号と電話使用者
を特定する識別番号(以下、ユーザーIDとも云う。)
があらかじめ登録されている状態で、これを取り扱う店
舗、例えばコンビニエンス・ストアで販売される。
【0034】上記したとおり、本実施例で使用するオー
トダイヤラーには、もともと金券的情報の書込み機能は
無いので、店舗で陳列されている段階において、これ以
外の情報、例えば、このオートダイヤラーが何千円分の
通話が可能なものであるか等の金券的情報は記録されて
いない。すなわち、テレホンカード等のプリペイド・カ
ードと異なり、このオートダイヤラーは金券的価値を全
く有していない状態で販売されることになる。
【0035】(取引店舗に備えられた店舗処理端末装
置)前記オートダイヤラーを販売する店舗は、このオー
トダイヤラーの販売に関する、接続電話会社の電話番
号、電話使用者を特定する識別番号、商品コードおよび
取引コード等の商品情報の処理を行う店舗処理端末装置
を備えている。この店舗は、上記のように、例えばコン
ビニエンス・ストアであって、通常、数千〜数万という
多数の商品の販売を行っており、ここで取引される商品
のすべての販売情報データは、電話回線等により、その
フランチャイザーである本部に逐一報告され、該本部で
は、如何なる商品が所謂売れ筋商品であるかを刻々把握
し、消費者のニーズにあわせた商品アイテムの品ぞろえ
や商品開発、更には顧客管理を行っている。このような
商品管理が、よく知られているように、POS(販売時
点情報管理)システムである。
【0036】通常、各店舗のレジに置かれているのは、
バーコード・リーダが接続されているレジスターである
が、このレジスターは、また、POS端末でもあり、バ
ーコードから入力された商品情報のデータは、普通、該
店舗の別のコンピュータおよびモデム等を経て、電話回
線等の通信回線により、店舗本部に送られる。
【0037】図3は、店舗処理端末装置30の構成の一
例を示すブロック図であり、図5は、その入力用のボタ
ン配置の一例を示すその正面図である。なお、入力用ボ
タンは押しボタンスイッチでもよいし液晶表示画面上の
タッチスイッチ(タッチパネル)でもよい。
【0038】なお、ここで、40は該店舗に置かれてい
るPOS端末、100は接続電話会社の管理用ホスト・
コンピュータである。該ホスト・コンピュータは後記す
るように、発行および取引された各オートダイヤラーに
関する情報を総合的に記憶し、管理する。
【0039】さて、図3において、該端末装置30は、
以下の構成からなる。すなわち、該端末の識別コード
(以下、端末IDとも云う。)があらかじめ登録されて
おり、前記オートダイヤラー1を接続することにより、
あらかじめ該オートダイヤラーのROMに登録された電
話番号と識別番号を読み込み入力する第1の入力手段3
3と、
【0040】商品コードおよび取引コードをボタン入力
する第2の入力手段35と、第1および、第2の入力手
段からの入力された、前記電話番号、識別番号、商品コ
ードおよび取引コードを含む商品情報を記憶する記憶手
段37と、
【0041】該記憶された商品情報から、上記店舗が備
えているPOS端末40へ出力するPOS端末用のデー
タ電文、および、上記管理用ホスト・コンピュータ10
0へ送出する商品情報および端末の識別コードのデータ
電文を組み立てる中央制御手段38と、前記中央制御手
段で組み立てられたPOS端末用のデータ電文を出力す
るPOS出力手段39と、および、
【0042】該管理用ホスト・コンピュータへ商品情報
および端末の識別コードのデータ電文を送出し、格納・
記憶せしめる通信制御手段41とから主としてなる。な
お、記憶手段37は、ROM部とRAM部とからなり、
端末の識別コードは、あらかじめROM部に記憶されて
おり、第1および、第2の入力手段からの入力された、
前記電話番号、識別番号、商品コードおよび取引コード
を含む商品情報はRAM部に記憶される。
【0043】本実施例においては、POS端末と店舗処
理端末装置とは物理的に別異の装置として構成すること
は必ずしも必要ではなく、場合によっては、POS端末
に上記した店舗処理端末装置を組み込み一体の装置とす
ることも可能である。
【0044】(該店舗における取引の際の端末の動作)
さて、オートダイヤラーの販売は、このような店舗処理
端末装置30を使用して、以下のような動作により行わ
れる。
【0045】オートダイヤラーの購入希望者(以下、顧
客と云うこともある。)が現れて購入を申し出ると、店
舗の販売担当者(以下、店舗担当者と云う。) は、販
売しようとするオートダイヤラー1を、店舗処理端末装
置30の第1の入力手段33へのインターフェース33
´に接続する。
【0046】この接続の仕方は特に限定するものではな
いが、例えば、オートダイヤラー側におす(めす)のピ
ンを、端末装置側にめす(おす)のピンを形成するピン
・コネクターにより行われる。または、両者に接点17
を形成しておき、インターフェース33´部において、
該接点を接触または非接触で接続する方法でもよい。な
お接続を確実にするため、端末装置にオートダイヤラー
の挿入口を設けておき、オートダイヤラーを挿入・保持
した状態で接続せしめることが好ましい。なお、挿入口
からオートダイヤラーを挿入する代わりに、あらかじめ
該店舗処理端末装置内に複数のオートダイヤラーを収納
したカセットを格納しておき、外部からのボタン操作に
より、オートダイヤラーの一枚が自動的にカセットから
取りだされ、適当な移動機構により移動させ、インター
フェースにおいて電気的に接続するようにしてもよい。
【0047】このようにして、第1の入力手段33に、
前記オートダイヤラー1を接続することにより、あらか
じめこのオートダイヤラーのROMに登録された電話番
号と識別番号を読み込み入力する操作が行われる。
【0048】つぎに、店舗担当者は、オートダイヤラー
に関し、少なくとも商品コード、取引コードを、第2の
入力手段により該端末装置に入力する。この入力手段は
例えばボタン入力手段であり、このボタン(a、b、
c、d、e)を押して手動で入力する。すでに述べたよ
うにa〜eは、タッチパネルであってもよい。
【0049】本実施例において、「商品コード」とは、
商品の分類(例えば、1,000円、3,000円、
5,000円等の額面、通話度数、若しくは通話時間等
を云う)を規定するコードである。
【0050】図5に、例示的に示したように、a、bは
取引コードを入力するボタンであって、例えばaは精算
ボタンであり、bはキャンセルボタンに該当する。ま
た、c〜eは金額ボタンであって、例えばcは1,00
0円、dは3,000円、eは5,000円に相当する
ものである。また、zは後述するように、このオートダ
イヤラーをメンバーズカードとして使用する場合の、例
えば請求書等の支払いボタンである。
【0051】購入希望者が5,000円分の通話料を指
定し、その金額を支払った場合は、店舗担当者は、e
(5000円)のボタンを押すとともに、金額の授受が
行われたことを示す精算ボタンaを押すことにより、商
品コード、取引コード等の最終的に確定した取引情報が
入力され、これが最終取引情報となる。なお、その後、
キャンセルボタンbが押された場合は、再度入力操作を
やり直すことができる。
【0052】以上のごとくして、第1および、第2の入
力手段から入力された、接続電話会社の電話番号、電話
使用者を特定する識別番号(ユーザーID)、商品コー
ドおよび取引コード(以下、商品情報と云う。)は、図
3の記憶手段37のRAM部に格納・記憶される。な
お、すでに述べたように、記憶手段37のROM部に
は、あらかじめ、端末の識別コード(端末ID)が登録
されている。
【0053】中央制御手段38は、該記憶された商品情
報から、POS端末40へ出力するPOS端末用のデー
タ電文Lを組み立てるとともに、さらに、管理用ホスト
・コンピュータ100へ送出する商品情報および端末の
識別コードのデータ電文Mを組み立てる。POS端末
は、この取引の結果をレシート、または、領収書として
プリントアウトする。
【0054】POS端末用のデータ電文Lは、POS出
力手段39によりPOS端末40に出力され、ホスト・
コンピュータへの商品情報および端末の識別コードのデ
ータ電文Mは、通信制御手段41により通信回線を介し
て送出される。この商品情報等のデータ電文の送出は、
例えば精算ボタンにより、最終取引情報が入力されると
共に、実行されるようにすることが好ましい。送出され
た商品情報等のデータ電文Mは、接続電話会社のホスト
・コンピュータに格納・記憶される。
【0055】なお、店舗処理端末装置とPOS端末との
接続は、例えば二又コネクターを使用して行われ、通常
使用しているバーコード・リーダと該処理端末装置は、
パラレルでPOS端末に接続されることが好ましい。
【0056】本実施例の別の実施の形態においては、図
4に示したように、該端末処理装置がPOS端末への出
力手段を有しないものである。
【0057】この場合は、商品コードと接続電話会社の
電話番号から特定されるバーコードを表示する手段を使
用する。すなわち、例えば商品コードと接続電話会社の
電話番号から特定されるバーコードを並べて表示したテ
ーブル(商品/バーコードテーブル)を用意しておき、
店舗担当者は、例えばテーブルの5,000円に対応す
るバーコードを、バーコード・リーダにより読み取ら
せ、POS端末に入力する。
【0058】さらに別の実施の形態としては、端末処理
装置は同じく、図4に示したように、商品コードのデー
タを出力する出力手段39´を備え、この出力手段は、
商品コードと接続電話会社の電話番号から特定されるバ
ーコードを出力するものである。この出力は、紙等の印
刷用媒体上にハードコピーとして打ち出してもよいし、
CRTやLCD等の表示手段で画面に表示させてもよ
い。店舗担当者は、このバーコード情報をバーコード・
リーダにより読み取らせ、同様にしてPOS端末に入力
する。ここでバーコードとしては、所謂バーコードの
他、OCR文字、MICR文字、カルラコード等記号化
されたコードでもよい。その場合は、バーコード・リー
ダとは、当該コードが読み取り可能であるリーダを意味
するものである。
【0059】(他のタイプの店舗処理端末装置の場合の
取引)以上の操作は、店舗担当者が補助しながら入力操
作を行う例であるが、購入希望者自身がタッチパネルを
操作する双方向形の店舗処理端末装置を使用して、上記
した操作を行うことにより取引を遂行することも可能で
ある。
【0060】このような双方向形の端末装置を使用する
場合、該装置はこのオートダイヤラーの取引専用の端末
であってよいが、オートダイヤラーの取引の他に、さら
のその他の機能を有する所謂マルチメディア端末装置と
称されるものであってもよい。すなわち、ゲームソフト
の販売や書替え、コンサートや映画などのチケット、旅
行商品の予約などの機能を、このオートダイヤラー販売
機能と共に備えたものであってもよい。
【0061】(ATM端末の場合)本実施例で使用する
店舗処理端末装置は、このような双方向性とともに、以
下に詳述するように、それ自体現金自動預け払い機の機
能を有するものであってもよい。
【0062】現金自動預け払い機(以下、ATMと云
う。)は、顧客による現金預け入れ(預金、入金)、引
き出し(支払い、出金)、振込等を自動的に行う装置で
ある。通常、この操作は銀行カード(以下、単にカード
と云う。)および/または預金通帳により、行われる。
またここで云う銀行とは、所謂銀行(銀行免許による銀
行)に限らず、ノンバンク、信販会社、リース会社等の
広義の金融機関を含む総称である。
【0063】この場合は、店舗処理端末装置30は、図
8のブロック図に示すように、端末ユニット30´とA
TMユニット50から構成されることになる。
【0064】端末ユニット30´は、図3に示す店舗処
理端末装置30と異なり、POS端末に必ずしも接続さ
れていなくてもよく、その場合は、図のとおり商品コー
ドのデータ電文をPOS端末に出力するPOS出力手段
を備えていない。
【0065】該ATMユニットは従来公知のATMと基
本的に同一の構成・機能を有している。すなわち、少な
くとも、カードリーダ手段53、表示手段55、紙幣入
出金手段57、硬貨入出金手段59、ATM中央制御手
段60、現金管理手段63、ATM記憶手段65、AT
M通信制御手段67を備えている。さらに、伝票作成手
段、通帳印刷手段等を備えていてもよい。
【0066】なお、通常のATM装置と同様に、図9に
示すように、顧客(購入希望者)にサービスを提供する
ATMユニットの前面には、カード挿入スロット69、
通帳挿入スロット70、紙幣入出口71、硬貨入出口7
3、タッチパネル表示部75等が装備されている。
【0067】カードリーダ手段53は、カード挿入スロ
ット69から挿入された、例えば磁気カードの記録部
(磁気ストライプ)に対し、データの読み取り、書込み
を行う部分である。
【0068】表示手段55は、タッチパネル表示部75
に、顧客(購入希望者)に対するガイダンスを表示さ
せ、また、取引の種類や金額等を選択・入力するための
タッチパネルを表示させる。
【0069】紙幣入出金手段57や硬貨入出金手段59
は、紙幣入出口71や硬貨入出口73から投入された紙
幣や硬貨を判別・計測して収納したり、あらかじめ収納
された紙幣や硬貨を、所定枚数取りだして、紙幣入出口
や貨幣入出口から払い出すものである。
【0070】ATM中央制御手段60は、カードリーダ
手段53、表示手段55、紙幣入出金手段57、硬貨入
出金手段59および現金の出納に関する各種情報を管理
する現金管理手段63を、ATM記憶手段65に格納さ
れている管理プログラムに従い、総合的に制御する。ま
た、取引に関する結果は該ATM記憶手段65に記録さ
れる。
【0071】なお、ATMユニット50のATM中央制
御手段60と、店舗処理端末ユニット30´の中央制御
手段38は、接続されており、両ユニットが処理する情
報の交換を行うことができる。また、端末処理ユニット
の中央制御手段38とATMユニットのATM中央制御
手段60は、必ずしも各別に設ける必要はなく、両者を
兼ねる一つの中央制御手段として構成してもよい。
【0072】ATMユニット50は、そのATM通信制
御手段67により、通信回線および銀行通信制御手段2
01を介して、銀行の管理用ホスト・コンピュータ20
0に接続されている。該管理用ホスト・コンピュータは
図8のブロック図に示すように、銀行通信制御手段20
1、口座管理ファイル203、銀行中央制御手段208
からなる。
【0073】銀行の口座管理ファイル203には、好ま
しくは顧客(購入希望者)の顧客口座203−1および
電話接続会社の口座203−2が開設されており、これ
らデータの管理演算が銀行通信制御手段201の管理と
ともに、銀行中央制御手段208により行われることが
望ましい。
【0074】以下、取引の過程を示す図10および図1
1のフローシートに従って説明する。
【0075】購入希望者は、先ずオートダイヤラー取引
を選択し(ステップS100)、オートダイヤラーの取
引の種類を選択する(ステップS101)。メニュー
は、例えばオートダイヤラーの新規発行、オートダイヤ
ラーのリロード(追加購入)および請求書支払いの中か
ら選択する。
【0076】ここでは、オートダイヤラーの新規発行の
場合を述べ、オートダイヤラーのリロード(追加購入)
および請求書支払は後に説明する。
【0077】ステップS101でオートダイヤラーの新
規発行を選択すると、表示画面が金額選択画面になるの
で、タッチパネルにより例えば5000円を選択する
(ステップS102)。
【0078】図8に従い、店舗処理ユニット30´中で
は、格納部に格納されているオートダイヤラーの一枚が
拘束を解除されて取りだされ、第1の入力手段33にお
いて、該オートダイヤラーのROMに登録された電話番
号と識別番号が読込入力され、また、第2の入力手段3
5において該選択された金額5000円が入力され、記
憶手段37に記憶される。
【0079】画面表示は、5000円のオートダイヤラ
ーを発行してよいかの確認画面となるので(ステップS
103)、確認(肯定)することにより、支払いステッ
プPに移行する(ステップS104)。 支払いステッ
プPはATMユニットにより行われる。
【0080】支払い方法選択画面(ステップS105)
においては、現金による支払い(a)またはカードによ
る支払い(b)を選択する。
【0081】現金による支払い(a)は、現金を接続電
話会社の口座203−2に振込む方法であり、カードに
よる支払い(b)は、顧客の口座203−1から接続電
話会社の口座203−2に相当する預金を移動させる方
法である。
【0082】現金による支払い(a)を選択した場合、
画面に接続電話会社の口座が表示されるのでこれを確認
し(ステップS106)、紙幣等投入指示(ステップS
107)に従い、支払い金額を確認し(ステップS10
8)、紙幣入出金手段57等により支払いが行われる
と、から投入すると、そのデータは、該ATMユニット
50と回線で接続されている銀行の管理用ホスト・コン
ピュータ200に送られ、該金額が接続電話会社の口座
203−2に振り込まれる(ステップS109)。AT
M中央制御手段60は、銀行通信制御手段201から回
線を通じて振込が完了した旨の返信を受けて、この情報
を店舗処理端末ユニット30´の中央制御手段38に伝
える。
【0083】中央制御手段38は、接続電話会社の管理
用ホスト・コンピュータ100に送出する商品情報およ
び端末の識別コードのデータ電文Mを組み立てる。これ
は、通信制御手段41により通信回線を介して送出さ
れ、接続電話会社のホスト・コンピュータに格納・記憶
され、その後の処理が行われる点はすでに述べた通りで
ある。
【0084】一方、カードによる支払い(b)を選択し
た場合は、カード挿入指示(ステップS110)および
暗唱番号(ID)入力指示(ステップS111)に従い
カードを挿入し、暗唱番号を入力する。
【0085】表示画面には、購入金額、接続電話会社口
座、顧客口座が表示され、この確認を求められるので
(ステップS112)、これを確認することにより、顧
客口座から接続電話会社口座への預金(ここでは500
0円)の移動が行われる(ステップS113)。
【0086】現金取引の場合と同様に、接続電話会社口
座203−2への振込が完了した旨の返信を受けて、A
TM中央制御手段60は、この情報を店舗処理端末ユニ
ット30´の中央制御手段に伝え、該中央制御手段は、
接続電話会社の管理用ホスト・コンピュータ100に送
出する商品情報および端末の識別コードのデータ電文M
を組み立て、これは、通信制御手段41により通信回線
を介して送出され、接続会社のホスト・コンピュータに
格納・記憶される。
【0087】(管理用ホスト・コンピュータにおける管
理ファイル)図6は、ホスト・コンピュータのメモリー
に格納された、データ格納のフォーマットの一例であ
り、例えば「オートダイヤラーID登録ファイル」とし
て格納されている。
【0088】このファイルは、例えば、端末IDエリ
ア、ユーザーIDエリア、および、商品コードエリアか
らなる。図のNO.1の例について見ると、端末IDデ
ータ(「A−0001」)は、端末IDエリアに書き込
まれ、ユーザーID(「81#11000772894
#」)が、ユーザーIDのエリアに書き込まれ、商品コ
ード「(5000)」が、商品コードエリアに書き込ま
れている。
【0089】また、ホスト・コンピュータにおいては、
登録された各使用者が、このオートダイヤラーを使用し
た場合の課金管理を行うため、各ユーザーIDごとに、
図6に示したようなフォーマットの「課金料金管理ファ
イル」を作成することが好ましい。図はユーザーID
「81#11000772894#」に対応するファイ
ルであって、登録時(No.1)においては、例えば、
残り金額は5000円として表示されている。
【0090】なお、上記通信回線を介しての商品情報デ
ータ通信の秘密を保持するため、情報データMの暗号化
を行うことが好ましい。この場合は、図3における上記
通信制御手段41が、管理用ホスト・コンピュータへの
電文を暗号化して送出する手段を備え、また、ホスト・
コンピュータは、前記通信制御手段から送り出された暗
号電文を受信してその復号化を行うインターフェース部
109を備えていることが好ましい。具体的には、その
暗号化/復号化プログラムを、通信制御手段およびイン
ターフェース部等の通信端末が有するハードディスクや
拡張ボード等の記憶装置内に格納しておき、通信に際
し、送信端末たる通信制御手段において、平文の情報デ
ータMの暗号化を行って、暗号文として送信し、受信端
末たる上記インターフェース部において、受信した暗号
文を復号化するのである。なお、暗号化/復号化を行
う、専用のICカードをこれらの端末に接続して使用す
ることも可能である。なお、管理用ホスト・コンピュー
タは、通信制御手段を有し、この中に上記インターフェ
ース部が含まれていてもかまわない。
【0091】通信回線は、専用回線でも、交換回線でも
かまわないが、交換回線の場合は、300〜3400H
zの音声周波数帯域を使用する公衆電話回線を利用する
ことで十分目的を達成できる。また、このようなアナロ
グ回線でなく、統合デジタル回線(ISDN)を使用し
てもよい。云うまでもないが、前者のアナログ回線を使
用する場合は、通信制御手段やインターフェース部は、
モデム(変復調装置)を備えることが必要であり、ま
た、後者のデジタル回線の場合は、モデムの代わりにD
SU(デジタル・サービス・ユニット)やTA(ターミ
ナル・アダプター)等が必要である。
【0092】(短縮ダイヤル登録)本実施例で使用する
オートダイヤラーは、例えば、図2に示したような入力
キー配置をしている。5aは、例えば、PBダイヤル式
電話機のボタン配列と同じ配列のテンキー、5b(W、
X、Y、Z)は短縮登録や一時登録(短縮登録以外の電
話番号登録)の際に使用するファンクションキー、5c
(T、U、A、B、C、D)は短縮番号キーである。使
用者は、このキーを使い、通話相手の電話番号をユーザ
ーメモリーであるRAM部3に登録する。登録操作は、
任意に設計できるものであり、特に限定するものではな
いが、例えば、短縮番号キーA→ファンクションキーW
→通話先電話番号「*******」→ファンクション
キーAの順序で、キー入力することにより、通話先番号
「*******」が、短縮番号キーAに登録される。
また、Xは一時登録に使用する発信ボタンであり、Yは
その登録番号のクリアボタン等である。
【0093】なお、この例では、キーTは、接続電話会
社の電話番号、キーUには、電話使用者を特定する識別
番号(ユーザーID)に対応する。従って、ユーザーが
短縮番号を登録するのは、この例では、A、B、Cおよ
びDである。すでに述べたように、この短縮番号キーを
押すことにより、登録された番号のPBトーンが、スピ
ーカー9から出力される。
【0094】(オートダイヤラーを使用する通話動作)
本実施例のオートダイヤラーは、電話機であれば、加入
者電話、公衆電話、携帯電話(PHS(簡易型携帯電
話)を含む。) のいずれであっても使用することが可
能である。
【0095】その使用動作の一例について述べる。ユー
ザーは、まず、オートダイヤラーのキーTを押して、接
続電話会社の電話番号のPBトーンを発生させ、これ
を、端末電話機の送話器から送出することにより、接続
電話会社(の交換機)を作動させる。交換機の発信音が
聞こえたら、キーUにより、電話使用者を特定する識別
番号(ユーザーID)のPBトーンを送出する。ユーザ
ーIDは、交換機を経て、接続電話会社の管理用ホスト
・コンピュータに送出される。ホスト・コンピュータの
ホスト中央制御手段103は、ユーザーIDが格納され
ているホスト管理メモリー105を検索する。すなわ
ち、具体的には、図6の「ユーザーID登録ファイル」
を開いて検索し、該当するユーザーIDを索出する。同
時に、図7の該ユーザーID毎に作成されている「課金
料金管理ファイル」を開き、該ユーザーIDの課金状態
(前払い通話料金の残金/通話可能時間)を調べる。図
7の場合は、ユーザーID(81#110007728
94#)の通話可能時間は、現在3150円分あること
を読み出す。ホスト・コンピュータは自動音声手段等に
より、通話可能時間の残量が3150円分あることを、
オートダイヤラーを使用している端末電話機を通して、
ユーザーに伝え、通話を許可する。
【0096】通話が許可されたユーザーは、例えば短縮
番号キーAを押すことにより、先に登録した通話先番号
「*******」のPBトーンを発生させる。交換機
は、PBトーンに対応する回線接続を行うのであるが、
この情報は、同時にホスト・コンピュータ100にも伝
送されており、ホスト・コンピュータのホスト中央制御
手段103は、相手方の応答を確認して、ホスト課金管
理手段107を起動する。該課金管理手段は、通話時間
に応じた課金処理を行い、通話が終了したら、相手局
番、通話時間、課金料(通話料)、残り通話可能時間
(残り金額)等を、このユーザーIDの「課金料金管理
ファイル」に記録する。この場合、管理データは上書き
して、最終のものだけを残すようにしても構わないが、
ユーザーの要求等の必要に応じて管理レポートを出力す
ることができるように、図7に示したように、履歴を保
存することが好ましい。
【0097】本実施例において、「オートダイヤラーを
使用する通話が行われた場合」とは、現実にオートダイ
ヤラーからPBトーンを発生させて通話する場合だけで
なく、例えば、当該オートダイヤラーに登録されている
接続電話会社の電話番号と電話使用者を特定する識別番
号(ユーザーID)を、加入者電話、携帯電話、PH
S、モバイルコンピュータ等の携帯情報端末、もしくは
パソコン等を使用して、ボタン入力し、この加入者電話
等からPBトーンを発生させて通話する場合も含まれ
る。
【0098】(オートダイヤラーを使用する通話料の追
加購入)もし、ホスト・コンピュータがユーザーIDの
「課金料金管理ファイル」を開いたところ、通話可能時
間(残り料金)が一定額以下、例えば10円以下である
場合は、ホスト・コンピュータはその旨を電話端末のユ
ーザーに通告して、新たにこのユーザーIDについて、
通話料を追加購入することを求め、回線の接続は行わな
い。この場合の通話料の購入はつぎのように行われる。
基本的には、すでに述べた、最初にオートダイヤラーを
購入する場合(の該店舗における取引の際の端末の動
作)と同じ手続きを行えばよい。
【0099】通話料の追加購入を求められた店舗担当者
は、通話料を追加しようとするオートダイヤラー1を、
店舗処理端末装置30の第1の入力手段33へのインタ
ーフェース33´に接続し、あらかじめそのROMに登
録された電話番号と識別番号を読み込み入力する。な
お、すでに述べたように、該店舗を特定する端末の識別
コード(端末ID)は端末装置に登録されている。
【0100】つぎに、店舗担当者は、商品コード、取引
コードを、第2の入力手段であるボタン入力手段のボタ
ン(a、b、c、d、e)を押して手動で入力する。
【0101】5000円の通話料が支払われた場合は、
店舗担当者は、e(5000円)のボタンを押すととも
に、金額の授受が行われたことを示す精算ボタンaを押
すことにより、商品コードおよび取引コードが入力さ
れ、これが最終取引情報となる。
【0102】すでに述べた過程に従って、POS端末用
のデータ電文Lは、POS出力手段39によりPOS端
末40に出力され、商品情報および端末の識別コードの
データ電文Mは、通信制御手段41により通信回線を介
してホスト・コンピュータへ送出される。
【0103】ホスト・コンピュータは、該当ユーザーI
Dの「課金料金管理ファイル」を検索し、これに新たな
入金(例えば5000円)がされた旨を書込み、前回の
残金と合計して、残り金額を記録する。例えば、前回の
残り金額が1000円あった状態で、新たに5000円
の通話料の入金がされた場合は、6000円が通話可能
残り金額として、「課金料金管理ファイル」に書き込ま
れることになる。ATM端末を使用するオートダイヤラ
ーのリロード(追加購入)の場合について説明する。
【0104】基本的には新規発行の場合と同様であり、
図10のステップS101でオートダイヤラーのリロー
ドを選択する。オートダイヤラー挿入指示(ステップS
201)に従い、リロードすべきオートダイヤラーを、
端末装置に設けられたオートダイヤラーの挿入口から挿
入する等して、店舗処理端末ユニット30´の第1の入
力手段33へのインターフェース33´に接続し、該オ
ートダイヤラーのROMにあらかじめ登録された電話番
号と識別番号が読み込み入力される。表示画面が金額選
択画面になるので、タッチパネルにより例えば5000
円を選択する(ステップS202)。また、第2の入力
手段において該選択された金額5000円が入力され、
記憶手段37に記憶される。
【0105】以後、同様に、画面表示は、5000円の
オートダイヤラーを発行してよいかの確認画面となるの
で(ステップS203)、確認(肯定)することによ
り、支払いステップPに移行する(ステップS10
4)。支払いステップPはATMユニットにより行わ
れ、支払い方法選択画面(ステップS105)におい
て、現金による支払い(a)またはカードによる支払い
(b)を選択できることは、新規発行と全く同様であ
る。
【0106】銀行ホスト・コンピュータから接続電話会
社口座への振込が完了した旨の返信を受けて、ATM中
央制御手段60は、この情報を店舗処理端末ユニット3
0´の中央制御手段38に伝え、該中央制御手段は、接
続電話会社の管理用ホスト・コンピュータ100に送出
する商品情報および端末の識別コードのデータ電文Mを
組み立てる。これは、通信制御手段41により通信回線
を介して送出され、接続会社のホスト・コンピュータに
格納・記憶される。
【0107】(メンバーズカードの場合)以上は、オー
トダイヤラーをファンドカードとして使用する場合の電
話料金管理システムであるが、つぎに、これを、メンバ
ーズカードとして使用する場合の電話料金管理システム
について述べる。
【0108】基本的には、ファンドカードと変わらない
が、メンバーズカードとして使用する場合は、接続電話
会社の管理用ホスト・コンピュータは、使用者の通話に
際して、発行されたユーザーIDに関し、記憶されてい
る情報から、通話量に応じて、課金すべき通話料金の積
算処理を行うとともに、一定期間後に、当該使用者に課
金通話料金の請求書の発行を行うことになる。
【0109】そして、該請求書についての課金通話料金
の支払いは、オートダイヤラーに関する課金通話料金の
支払いが可能な店舗に置かれる店舗処理端末装置により
行われるのである。
【0110】(オートダイヤラーの発行)メンバーズカ
ードとしてのオートダイヤラーの発行を受けることを希
望する者は、通常、接続電話会社に対し直接申し込むこ
とになる。該申込みは、通常、自己の加入者電話番号等
記載した書面で行うが、接続電話会社のネット上でのサ
インアップによる申込み等で行うことも可能である。
【0111】申込みを受けた接続電話会社は、メンバー
ズカードとして使用できるオートダイヤラーを発行す
る。これには、接続電話会社の電話番号と電話使用者を
特定する識別番号(ユーザーID)があらかじめ登録し
てあり、また、通話相手の電話番号を短縮登録番号とし
て登録する機能を備え、かつ、該登録された番号のPB
トーンを発生させる手段が備えられている。発行された
オートダイヤラーは、加入者電話番号等で特定された申
込み者のもとに送付されてくることになる。
【0112】このオートダイヤラー自体の機能は、すで
に述べたファンドカードと実質的に同一であり、全く同
様に自動ダイヤリングを行い、接続電話会社の交換機を
通して通話を行うことができる。ファンドカードとの差
異は、メンバーズカードの場合は、通話料に応じた前払
い通話料金の減算処理を行う代わりに、ホスト・コンピ
ュータが、ユーザーIDの「課金料金管理ファイル」に
おいて、通話料に応じた課金通話料の積算処理を行う点
だけが異なる。
【0113】(通話料支払い)積算された課金処理の結
果、一定期間後に、当該ユーザーに対し通話料の請求書
が発行されることになるが、この通話料の支払い自体
は、ファンドカードを取り扱う店舗において、ファンド
カードの購入の際に使用する店舗処理端末装置を使用し
て、全く同様に行うことができることは自明であろう。
【0114】請求書の支払いは、ATM機能を利用し
て、請求書をスロット69´から読込入力させ、リロー
ドの場合と略同様にして行うことも可能である。すなわ
ち、図10のステップS101での請求書支払いが選択
されると、オートダイヤラーの挿入指示(ステップS3
01)、金額入力(ステップS302)、確認(ステッ
プS303)により、支払いステップPに移行して支払
いが行われる。
【0115】
【発明の効果】従来のID番号を備えたプリペイド・カ
ードは、ID番号等のダイヤル桁数が多いため、これを
ダイヤル入力するのがかなり大変であったが、本発明に
かかるシステムにおいては、オートダイヤラーにID番
号等が短縮番号として登録されているので、簡単なボタ
ン操作で通話が可能となり、きわめて便利である。
【0116】また、本発明においては、通話料の支払い
は、例えばコンビニエンス・ストア等において行うこと
が可能であるので、料金未納または料金不足の場合にお
いても、料金支払いをただちに行うことができ、しか
も、入金と共に、店舗処理端末装置はそのデータを管理
用ホスト・コンピュータに伝送し、その課金料金管理フ
ァイル等が作動するため、遅滞なく回線が接続され、通
話を再開することができる。
【0117】さらに、本発明は、使用者が法人組織の場
合の電話料金の予算管理にきわめて有効である。すなわ
ち、法人たる会社が複数のユーザーIDを取得し、社外
において電話をかける頻度の多い営業担当者等にメンバ
ーズカードとしてのオートダイヤラーを使用させれば、
後日電話会社から、請求書がその明細とともに会社に送
付されてくるので、この明細内容から、それぞれの営業
担当者( ユーザーID)が、どの通話先に、どれだけ通
話したかが、会社の管理者に一目瞭然・明確に掌握でき
るのである。このようにして、会社は、ユーザーIDご
との通話先をすべて把握することができるので、社員が
私用の電話に本発明のオートダイヤラーを使うことは実
質的にできないのである。
【0118】また近年、携帯電話の普及により、社員個
人が所有する携帯電話に会社が通話料金の一部を負担す
るケースが多いが、通常は私用と社用との区別は明確で
はなく冗費が生じていた。しかるに本発明によれば、上
記したごとく、社員は社用の電話に限り本発明のオート
ダイヤラーを使用することができるので、私用・社用の
区別が画然となり、冗費の生ずる余地がなくなること自
明であって、会社にとってその意義は頗る大きいものと
云わねばならない。
【0119】なお、通常のテレホンカードおよびID番
号を備えたプリペイド・カードと異なり、本発明で使用
するオートダイヤラーは金券的情報が書き込まれていな
いので、盗難や紛失による損失の恐れを殆ど考慮する必
要が無くなり、管理がきわめて簡素化され、例えば物流
業者やコンビニエンス・ストア等の管理者の従来払って
いた大きな管理コスト・過大な在庫負担が無くなる。
【0120】くわえて、管理者は、従来重くのしかかっ
ていた精神的負担から開放されることになり、その効果
はいくら強調してもしすぎるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 オートダイヤラーの構成を示すブロック図
【図2】 オートダイヤラーの正面図
【図3】 店舗処理端末装置の構成を示すブロック図
【図4】 店舗処理端末装置の別の構成を示すブロック
【図5】 店舗処理端末装置の正面図
【図6】 ユーザーID登録ファイルのフォーマット
【図7】 課金料金管理ファイルのフォーマット
【図8】 ATM端末を備えた店舗処理端末装置の構成
を示すブロック図
【図9】 ATMユニットの正面図
【図10】 ATMユニットによるオートダイヤラー取
引の過程を示すフローシート
【図11】 ATMユニットによるオートダイヤラー取
引の過程を示すフローシート
【符号の説明】
1 オートダイヤラー 2 ROM部 3 RAM部 5 データ入力部 7 PB信号発生部 9 スピーカー 15 中央処理部(CPU部) 17 接点 30 店舗処理端末装置 30´ 端末ユニット 33 第1の入力手段 33´ インターフェース 35 第2の入力手段 37 記憶手段(RAM部) 38 中央制御手段 39 POS端末用のデータ電文を出力する出力手段 40 POS端末 41 通信制御手段 50 ATMユニット 53 カードリーダ手段 55 表示手段 57 紙幣入出金手段 59 硬貨入出金手段 60 ATM中央制御手段 63 現金管理手段 65 ATM記憶手段 67 ATM通信制御手段 69 カード挿入スロット 69´ 請求書挿入スロット 70 通帳挿入スロット 71 紙幣入出口 73 硬貨入出口 75 タッチパネル表示部 100 接続電気を会社の管理用ホスト・コンピュー
タ 103 ホスト中央制御手段 105 ホスト管理メモリー 107 ホスト課金管理手段 109 ホスト・コンピュータのインターフェース部 200 銀行の管理用ホスト・コンピュータ 201 銀行通信制御手段 203 口座管理ファイル 208 銀行中央制御手段 203−1 購入希望者の顧客口座 203−2 電話接続会社の口座 L POS端末へ出力する商品コードのデータ電文 M ホスト・コンピュータへ送出する商品情報等のデ
ータ電文 5a テンキー 5b ファンクションキー 5c 短縮番号キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06F 17/60 430 G06F 17/60 430 506 506 ZEC ZEC G07D 13/00 G07F 7/10 G07F 7/08 9/00 Z 7/10 G07G 1/00 311E 9/00 1/12 351B 19/00 1/14 G07G 1/00 311 H04M 1/27 1/12 351 3/42 E 1/14 11/00 303 H04M 1/27 17/02 Z 3/42 H04B 7/26 109R 11/00 303 H04Q 7/04 H 17/02 G07F 7/08 P H04Q 7/38 R G07D 9/00 321C (72)発明者 横井 正人 千葉県千葉市緑区誉田町1丁目494番地 (72)発明者 三宅 智充 神奈川県横浜市瀬谷区宮沢町1140番地の 1 審査官 篠塚 隆 (56)参考文献 特開 平9−312708(JP,A) 国際公開96/38801(WO,A1) 大山 繁樹,街の情報ステーションと なるコンビニ 情報技術と規制緩和で新 ビジネスを続々と創出,日経情報ストラ テジー,日本,日経BP社,1998年3月 24日,第7巻,第3号,p.58−62,受 入日:1998年3月9日 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/00 - 19/00 G07F 5/00 - 9/10 G07G 1/00 - 5/00 H04B 7/24 - 7/26 H04M 1/26 - 1/57 H04M 3/00 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/42 H04M 3/60 - 3/64 H04M 7/00 - 7/16 H04M 11/00 - 11/10 H04M 15/00 - 17/02 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別番号を有する携帯型電話カードを取
    り扱う店舗に置かれる店舗処理端末装置を備え、前記店
    舗処理端末装置は管理用ホスト・コンピュータと通信回
    線で接続され、前記携帯型電話カードを使用する通話が
    行われた場合、前記ホスト・コンピュータは、記憶され
    ている当該携帯型電話カードの商品情報から、通話量に
    応じて、前払い通話料金の減算処理を行う電話料金管理
    システムであって、 前記店舗処理端末装置は、 該端末の識別コードがあらかじめ登録されており、 入力手段から入力された前記識別番号を含む商品情報を
    記憶する記憶手段と、 該記憶された商品情報から、POS端末用のデータ電文
    と、前記管理用ホスト・コンピュータへ送出する商品情
    報および端末の識別コードのデータ電文を組み立てる中
    央制御手段と、 前記中央制御手段で組み立てられたPOS端末用のデー
    タ電文を、前記POS端末が読み取りうるバーコードと
    して出力する出力手段と、 前記管理用ホスト・コンピュータへ商品情報および端末
    の識別コードのデータ電文を送出し、格納・記憶せしめ
    る通信制御手段とを備え、 前記バーコードを、CRTやLCD等の表示手段で画面
    に表示させたことを特徴とする電話料金管理システム。
  2. 【請求項2】 ゲームソフトの販売や書替え、コンサー
    トやチケット、旅行商品の予約などのマルチメディア端
    末装置と称される機能を備えた店舗処理端末装置と、店
    舗で取引する商品の管理を行うPOS端末とをコンビニ
    エンス・ストア等の当該店舗に備え、前記店舗処理端末
    装置は取引された情報を記憶し管理する管理用ホスト・
    コンピュータと通信回線で接続され、前記管理用ホスト
    ・コンピュータに対して額面、通話度数、若しくは通話
    時間等の商品コードを含む商品情報を送信する店舗など
    における前払いシステムであって、 前記店舗処理端末装置は、 前記タッチパネルを操作する双方向形の店舗処理端末装
    置であり、 該端末の識別コードがあらかじめ登録されており、 入力手段によって入力された商品情報を記憶する記憶手
    段と、 該記憶された商品情報から、前記管理用ホスト・コンピ
    ュータへ送出する商品情報および端末の識別コードのデ
    ータ電文を組み立てる中央制御手段と、 該管理用ホスト・コンピュータへ商品情報および端末の
    識別コードのデータ電文を送出し、格納・記憶せしめる
    通信制御手段と、 バーコードを出力する出力手段とを備え、前記バーコードを、CRTやLCD等の表示手段で画面
    に表示させ、 このバーコード情報をバーコード・リーダにより読み取
    らせて前記POS端末に入力し、前記POS端末は、こ
    の取引の結果をレシート、または領収書としてプリント
    アウトすることを特徴とする店舗などにおける前払いシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記バーコード情報として、OCR文
    字、MICR文字、カルラコード等記号化されたコード
    を用いたことを特徴とする請求項2に記載の店舗などに
    おける前払いシステム。
  4. 【請求項4】 取引された情報を記憶し管理する管理用
    ホスト・コンピュータと通信回線で接続された店舗処理
    端末装置をコンビニエンス・ストア等の店舗に備え、前
    記店舗処理端末装置は、前記管理用ホスト・コンピュー
    タに対して額面、通話度数、若しくは通話時間等の商品
    コードを含む商品情報を送信し、前記ホスト・コンピュ
    ータは、取引されて記憶されている、額面、通話度数、
    若しくは通話時間等の商品コードを含む商品情報から、
    前払い料金の減算処理を行う店舗などにおける前払いシ
    ステムであって、 前記店舗処理端末装置は、 該端末の識別コードがあらかじめ登録されており、 入力手段から入力された商品情報を記憶する記憶手段
    と、 該記憶された商品情報から、POS端末用のデータ電文
    と、前記管理用ホスト・コンピュータへ送出する商品情
    報および端末の識別コードのデータ電文を組み立てる中
    央制御手段と、 前記中央制御手段で組み立てられたPOS端末用のデー
    タ電文を、前記POS端末が読み取りうるバーコードと
    して出力する出力手段と、 前記管理用ホスト・コンピ
    ュータへ商品情報および端末の識別コードのデータ電文
    を送出し、格納・記憶せしめる通信制御手段とを備え、 前記バーコードを、CRTやLCD等の表示手段で画面
    に表示させたことを特徴とする店舗などにおける前払い
    システム。
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大山 繁樹,街の情報ステーションとなるコンビニ 情報技術と規制緩和で新ビジネスを続々と創出,日経情報ストラテジー,日本,日経BP社,1998年3月24日,第7巻,第3号,p.58−62,受入日:1998年3月9日

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