JP3329730B2 - 液分散装置 - Google Patents

液分散装置

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JP3329730B2
JP3329730B2 JP12311798A JP12311798A JP3329730B2 JP 3329730 B2 JP3329730 B2 JP 3329730B2 JP 12311798 A JP12311798 A JP 12311798A JP 12311798 A JP12311798 A JP 12311798A JP 3329730 B2 JP3329730 B2 JP 3329730B2
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section
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健 西山
勝典 田村
昇 岡本
実 長島
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液分散装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の成分を含有する原液から各
成分を蒸留によって分離させて製品を得る場合、複数の
蒸留塔を組み合わせるようにしているが、複数の蒸留塔
を別々に建設すると、占有面積が大きくなってしまう。
また、各蒸留塔内の圧力を調整するために各蒸留塔間に
おける蒸気の分配を制御する必要があるので、各蒸留塔
を安定して運転することができない。
【0003】そこで、外筒内に円筒を配設し、該円筒内
に原液を供給して蒸留を行うようにしたペトリューク式
の蒸留塔を使用する蒸留装置が提供されている。ところ
が、この場合、内筒を外筒に対して支持したり、外筒を
貫通させてラインを配設したり、内筒にフィードノズル
を取り付けたりすることが困難であり、蒸留装置のコス
トが高くなってしまう。また、ラインと外筒との間、及
びフィードノズルと内筒との間を十分にシールすること
ができないので、前記蒸留塔における蒸留の効率が低く
なってしまう。
【0004】そして、内筒と外筒とが同心的に配設さ
れ、回収部及び濃縮部が環状体構造になるので、前記回
収部及び濃縮部に充填(てん)される充填物エレメント
を製造するのが困難になる。そこで、内部を平板状の中
仕切りによって区画した蒸留装置が提供されている(米
国特許第4230533号明細書参照)。
【0005】この場合、入口管を介して原液が供給さ
れ、前記入口管より上方に形成された濃縮部、及び前記
入口管より下方に形成された回収部を備えた第1の蒸留
部と、該第1の蒸留部の上端に接続され、該上端より上
方に形成された濃縮部、及び前記上端より下方に形成さ
れ、かつ、前記第1の蒸留部の濃縮部と中仕切りを介し
て隣接する回収部を備えた第2の蒸留部と、前記第1の
蒸留部の下端に接続され、該下端より上方に形成され、
かつ、前記第1の蒸留部の回収部と中仕切りを介して隣
接する濃縮部、及び前記下端より下方に形成された回収
部を備えた第3の蒸留部とを有する。
【0006】したがって、蒸留装置のコストを低くする
ことができ、蒸留の効率を高くすることができ、充填物
エレメントを容易に製造することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の蒸留装置においては、前記第2の蒸留部の濃縮部か
ら下降した液体をチムニートレイによって集め、前記液
体を前記第1の蒸留部の濃縮部及び第2の蒸留部の回収
部に分配するようになっているが、最適な量の液体を前
記第1の蒸留部の濃縮部及び第2の蒸留部の回収部に分
配するために、前記チムニートレイ内の液体のレベルを
検出するレベルセンサ、流量コントローラ、流量を調整
する流量調整弁、蒸気の濃度を検出するアナライザ等の
計装制御システムを配設し、該計装制御システムによっ
て、液体のレベル、蒸気の濃度等に基づいて流量を調整
する必要があるので、蒸留装置が大型化してしまうだけ
でなく、蒸留装置のコストが高くなってしまう。
【0008】本発明は、前記従来の蒸留装置の問題点を
解決して、蒸留装置を小型化することができ、蒸留装置
のコストを低くすることができる液分散装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の液
分散装置においては、塔本体と、該塔本体内を分割し、
互いに隣接させて複数の室を形成する中仕切りと、前記
塔本体内に配設され、上方から下降する液体を集めるコ
レクタと、上端が開放され、垂直に延在させられて配設
され、前記コレクタから排出された液体を溜めて水頭圧
を発生させるスタンドパイプを備え、該スタンドパイプ
に溜められた液体を、前記各室に、蒸留条件に対応させ
て設定された分配比率で互いに異なる量ずつ分配するチ
ューブラ型のディストリビュータとを有する。
【0010】本発明の他の液分散装置においては、さら
に、前記ディストリビュータは、前記中仕切りを跨(ま
た)いで配設され、液体を各室に分配する第1の分配
部、及び該第1の分配部と連結させて配設され、各室ご
とに液体を各部に分配する第2の分配部を備える。本発
明の更に他の液分散装置においては、さらに、前記第1
の分配部は複数のメインヘッダを備え、前記第2の分配
部は前記各メインヘッダに対応させて配設されたアーム
チューブを備える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図2は本発明の
第1の実施の形態における結合型蒸留塔の概念図であ
る。図において、10は結合型蒸留塔であり、該結合型
蒸留塔10は、第1セクション11、第2セクション1
2、第3セクション13、第4セクション14、第5セ
クション15、第6セクション16、第7セクション1
7、第8セクション18及び第9セクション19から成
る。
【0012】そして、前記第4セクション14、第5セ
クション15及び第6セクション16は、それぞれ平板
状の中仕切り22〜24によって第1室14A〜16A
と第2室14B〜16Bとに区分され、互いに隣接させ
られる。また、前記第1室14A〜16Aによって第1
の蒸留部25が、前記第1セクション11、第2セクシ
ョン12、第3セクション13及び第2室14Bによっ
て第2の蒸留部26が、前記第2室15B、16B、第
7セクション17、第8セクション18及び第9セクシ
ョン19によって第3の蒸留部27がそれぞれ形成され
る。なお、前記中仕切り22〜24を断熱材によって形
成したり、中仕切り22〜24の内部を真空にしたりし
て、中仕切り22〜24を断熱構造にすることもでき
る。
【0013】この場合、第1室14Aと第2室14Bと
の間、第1室15Aと第2室15Bとの間、及び第1室
16Aと第2室16Bとの間の熱伝達をそれぞれ少なく
することができるので、蒸留の効率を高くすることがで
きる。そして、結合型蒸留塔10のほぼ中央に前記第5
セクション15が配設され、第1室15Aにフィードノ
ズル41が、第2室15Bにサイドカットノズル42が
それぞれ形成される。また、結合型蒸留塔10の塔頂に
前記第1セクション11が配設され、該第1セクション
11に、図示されない凝縮器に接続させて蒸気出口43
及び還流液入口44がそれぞれ形成される。さらに、結
合型蒸留塔10の塔底に第9セクション19が配設さ
れ、該第9セクション19に、図示されない蒸発器と接
続させて缶出液出口45及び蒸気入口46がそれぞれ形
成される。
【0014】前記構成の結合型蒸留塔10において、成
分A〜Cを含有する混合物が原液Mとして前記フィード
ノズル41に供給される。なお、成分Aは成分Bより、
該成分Bは成分Cより沸点が低い。前記結合型蒸留塔1
0及び前記凝縮器、蒸発器等によって蒸留装置が構成さ
れる。また、前記第1の蒸留部25内において前記フィ
ードノズル41より上方に配設された第1室14Aによ
って濃縮部AR1が、フィードノズル41より下方に配
設された第1室16Aによって回収部AR2がそれぞれ
形成される。そして、前記第2の蒸留部26内において
前記第1の蒸留部25の上端に接続され、該上端より上
方に配設された第2セクション12によって濃縮部AR
3が、前記第1の蒸留部25の上端より下方において、
前記濃縮部AR1と隣接させて配設された第2室14B
によって回収部AR4がそれぞれ形成される。さらに、
前記第3の蒸留部27内において前記第1の蒸留部25
の下端に接続され、該下端より上方において、前記回収
部AR2と隣接させて配設された第2室16Bによって
濃縮部AR5が、前記第1の蒸留部25の下端より下方
に配設された第8セクション18によって回収部AR6
がそれぞれ形成される。
【0015】このようにして、第1の蒸留部25の上端
が第2の蒸留部26の中央に、第1の蒸留部25の下端
が第3の蒸留部27の中央にそれぞれ接続される。そし
て、前記回収部AR2においては、フィードノズル41
から供給された原液Mが下降し、上方において成分A及
びBに富んだ蒸気を、下方になるに従って成分B及びC
に富んだ液体を発生させ、第1の蒸留部25の下端から
第3の蒸留部27に成分B及びCに富んだ液体が供給さ
れる。
【0016】さらに、該成分B及びCに富んだ液体は、
第3の蒸留部27内において加熱されて成分B及びCに
富んだ蒸気になり、前記回収部AR2内を上昇する間
に、原液Mと接触し、該原液Mから成分A及びBに富ん
だ蒸気を発生させる。続いて、前記成分A及びBに富ん
だ蒸気は、濃縮部AR1内を上昇し、前記第1の蒸留部
25の上端から第2の蒸留部26に供給される。さら
に、前記成分A及びBに富んだ蒸気は、第2の蒸留部2
6内において冷却されて凝縮され、成分A及びBに富ん
だ液体になる。
【0017】そして、該成分A及びBに富んだ液体の一
部は、濃縮部AR1に還流され、該濃縮部AR1内を上
昇する成分A及びBに富んだ蒸気と接触させられる。こ
のようにして、第1の蒸留部25の上端から第2の蒸留
部26に成分A及びBに富んだ蒸気を供給することがで
きる。ところで、結合型蒸留塔10の塔頂には蒸気出口
43が、塔底には缶出液出口45がそれぞれ形成され
る。そして、前記回収部AR6においては、成分B及び
Cに富んだ液体が下降し、上方において成分Bに富んだ
蒸気を、下方になるに従って成分Cに富んだ液体をそれ
ぞれ発生させる。したがって、成分Cに富んだ液体は缶
出液として缶出液出口45から排出される。
【0018】また、前記第9セクション19には蒸気入
口46が形成される。そして、前記缶出液出口45から
排出された成分Cに富んだ液体の一部は図示されない蒸
発器に送られ、該蒸発器によって加熱されて成分Cに富
んだ蒸気になる。該成分Cに富んだ蒸気は、蒸気入口4
6から第9セクション19に供給され、該第9セクショ
ン19内及び前記回収部AR6内を上昇する間に、成分
B及びCに富んだ液体と接触し、該成分B及びCに富ん
だ液体から成分Bに富んだ蒸気を発生させる。
【0019】続いて、該成分Bに富んだ蒸気の一部は、
濃縮部AR5内を上昇し、第3の蒸留部27の上端にお
いて第2の蒸留部26からの成分Bに富んだ液体と接触
し、成分Bに富んだ液体になる。このようにして、前記
第3の蒸留部27の上端において得られた成分Bに富ん
だ液体は、サイドカット液、すなわち、製品としてサイ
ドカットノズル42から排出される。
【0020】一方、前記第2の蒸留部26の回収部AR
4においては成分A及びBに富んだ液体が下降し、上方
において成分Aに富んだ蒸気を、下方になるに従って成
分Bに富んだ液体をそれぞれ発生させる。このようにし
て、前記第2の蒸留部26の下端において成分Bに富ん
だ液体が得られる。続いて、前記成分Aに富んだ蒸気
は、濃縮部AR3内を上昇して前記蒸気出口43から排
出されて前記凝縮器に送られ、該凝縮器によって凝縮さ
れて成分Aに富んだ液体になる。
【0021】このようにして、成分A及びBに富んだ液
体は、前記第2の蒸留部26によって成分Aに富んだ蒸
気と成分Bに富んだ液体とに分離させられ、成分Aに富
んだ蒸気は塔頂から排出され、凝縮器によって凝縮され
て成分Aに富んだ液体になり、成分Bに富んだ液体は製
品としてサイドカットノズル42から排出される。ま
た、成分B及びCに富んだ液体は、前記第3の蒸留部2
7によって成分Bに富んだ液体と成分Cに富んだ液体と
に分離させられ、成分Bに富んだ液体は製品としてサイ
ドカットノズル42から排出され、成分Cに富んだ液体
は塔底から排出される。
【0022】そして、成分Aの蒸留の効率を高くするた
めに、前記成分Aに富んだ液体を還流液入口44から濃
縮部AR3に還流し、該濃縮部AR3内を上昇する成分
A及びBに富んだ蒸気と接触させるようにしている。な
お、前記各濃縮部AR1、AR3、AR5及び各回収部
AR2、AR4、AR6は、一つの節から成る充填物に
よって形成されるようになっているが、蒸留しようとす
る各成分間の比揮発度によっては、蒸留に必要な理論段
数を確保するために、使用される充填物の特性に対応さ
せて複数の節から成る充填物によって形成することもで
きる。また、各節間にディストリビュータを配設するこ
ともできる。前記フィードノズル41及びサイドカット
ノズル42を必ずしも同じ高さに配設する必要はない。
【0023】このようにして、複数の蒸留塔を使用する
ことなく、原液Mを各成分に分離させることができる。
また、複数の蒸留塔において加熱及び冷却をそれぞれ繰
り返す必要がないので、凝縮器、蒸発器、図示されない
ポンプ等の多数の計装品を配設する必要がなくなる。し
たがって、占有面積を小さくすることができるだけでな
く、ユーティリティの使用量及び消費エネルギーを少な
くすることができ、蒸留装置のコストを低くすることが
できる。
【0024】前記結合型蒸留塔10は、全体として約3
0〜100段の理論段数を有し、第4セクション14及
び第6セクション16にそれぞれ5〜30段程度を当て
るようにするのが好ましい。ところで、第3セクション
13にコレクタ54及びチューブラ型のディストリビュ
ータ61が配設され、前記コレクタ54によって集めら
れた液体は、前記ディストリビュータ61によって所定
の液配分比率で第4セクション14の第1室14Aと第
2室14Bとに異なる量ずつ分配される。
【0025】また、第5セクション15の第1室15A
におけるフィードノズル41の直上にはコレクタ62
が、直下にチューブラ型のディストリビュータ63が配
設され、前記コレクタ62によって集められた液体は、
前記フィードノズル41を介して供給された原液Mと共
に、ディストリビュータ63によって第6セクション1
6の第1室16Aに分配される。
【0026】一方、第5セクション15の第2室15B
におけるサイドカットノズル42の直上にはチムニーハ
ット型のコレクタ65が、直下にチューブラ型のディス
トリビュータ66が配設され、前記コレクタ65によっ
て集められた液体は、製品として前記サイドカットノズ
ル42から排出されるとともに、ディストリビュータ6
6によって第6セクション16の第2室16Bに分配さ
れる。なお、本実施の形態において、チムニーハット型
のコレクタ65を使用しているが、結合型蒸留塔10の
径が大きい場合、ラミナー型のコレクタが使用される。
【0027】さらに、第7セクション17には、コレク
タ67及びチューブラ型のディストリビュータ68が配
設され、第6セクション16から下降してきた液体は、
前記コレクタ67によって集められた後、ディストリビ
ュータ68によって前記第8セクション18に分配され
る。続いて、前記ディストリビュータ61について説明
する。
【0028】図1は本発明の第1の実施の形態における
ディストリビュータの説明図、図3は本発明の第1の実
施の形態におけるディストリビュータの要部平面図、図
4は本発明の第1の実施の形態におけるスタンドパイプ
とメインヘッダとの連結状態を示す図、図5は本発明の
第1の実施の形態におけるメインヘッダとアームチュー
ブとの連結状態を示す図である。
【0029】図1において、12は第2セクション、1
3は第3セクション、14は第4セクションであり、前
記第2セクション12から下降した液体は、コレクタ5
4によって集められる。該コレクタ54は、円筒状の塔
本体70、所定ピッチで互いに平行に複数配設されたコ
レクタラミナ71、及び前記塔本体70の内周面に沿っ
て形成され、環状の溝から成るコレクタボックス72を
備える。前記コレクタラミナ71は、上端に湾曲部73
を、中央に傾斜部74を、下端に溝部75を備え、前記
湾曲部73及び溝部75はいずれも水平(紙面に対して
直角の方向)に延びる。
【0030】したがって、第2セクション12から下降
した液体は、各コレクタラミナ71の湾曲部73に当た
った後、傾斜部74に沿って流れ、溝部75によって受
けられ、水平方向に移動させられた後、コレクタボック
ス72に送られる。続いて、該コレクタボックス72内
の液体は、集液パイプ52によって塔本体70の中央に
送られ、中央において排出パイプ53からディストリビ
ュータ61に排出される。
【0031】該ディストリビュータ61は、上端が大気
に開放され、垂直に延在させられて配設され、前記排出
パイプ53から排出された液体を溜(た)めて所定の水
頭圧を発生させる開放静圧型のスタンドパイプ55、液
体を中仕切り22に対して直角の方向に分配する第1の
分配部としてのメインヘッダ77、及び該メインヘッダ
77と連結させて配設され、メインヘッダ77によって
分配された液体を中仕切り22と同じ方向に分配する第
2の分配部としての複数のアームチューブ78を備え
る。したがって、前記液体を第4セクション14の全体
に均一に分配することができる。なお、前記コレクタ5
4、塔本体70及びディストリビュータ61によって液
分散装置が構成される。
【0032】ところで、本実施の形態においては、第4
セクション14の第1室14Aに分配される液体の量と
第2室14Bに分配される液体の量との比、すなわち、
分配比率が設定され、かつ、該分配比率を変更すること
ができるようになっている。該分配比率は、原液Mの成
分A〜Cの種類、原液Mの成分A〜Cの組成、結合型蒸
留塔10(図2)の理論段数、製品に要求される純度
(品質)等の蒸留条件により決定される。この場合、第
5セクション15の第2室15Bにおいて、サイドカッ
トノズル42から製品が排出されるので、第1室14A
に分配される液体の量より第2室14Bに分配される液
体の量が多くされ、例えば、純度に対応させて、分配比
率は2:8〜5:5に設定される。また、操作範囲の負
荷率は通常の1:2.5にされる。
【0033】したがって、蒸留条件に対応させて最適な
状態で蒸留を行うことができ、蒸留の効率を高くするこ
とができる。その結果、蒸留装置において消費エネルギ
ーを少なくすることができる。しかも、複雑な計装制御
システムを使用する必要がないので、蒸留装置が大型化
することがなく、蒸留装置のコストを低くすることがで
きる。
【0034】前記メインヘッダ77は、中仕切り22を
跨いで延在させられ、第1室14Aの上方(以下「第1
室上方部」という。)に向けて延びる第1アーム部77
a及び第2室14Bの上方(以下「第2室上方部」とい
う。)に向けて延びる第2アーム部77bから成り、中
央において前記スタンドパイプ55の下端と連結され
る。なお、前記第1アーム部77a及び第2アーム部7
7bはいずれも先端がエンドプレート77cによって閉
鎖される。したがって、前記スタンドパイプ55におい
て発生させられた水頭圧は前記メインヘッダ77内に均
等に伝達される。また、前記メインヘッダ77の底面に
複数の穴81が形成される。
【0035】そして、前記アームチューブ78は、メイ
ンヘッダ77の下端の近傍においてメインヘッダ77と
連通させて固定され、メインヘッダ77に対して直角の
方向に延びる。各アームチューブ78は、サポート82
によって支持され、底面に、複数の穴83が等ピッチで
形成される。なお、前記アームチューブ78の側面に、
穴、ノッチ等を形成することもできる。また、前記アー
ムチューブ78の両端はエンドプレート78aによって
閉鎖される。このようにして、前記メインヘッダ77と
アームチューブ78とが連結されるので、前記メインヘ
ッダ77内の液体が分配されて各アームチューブ78に
供給される。
【0036】また、第1室14Aに供給される液体の量
と、第2室14Bに供給される液体の量とを異ならせる
ために、前記メインヘッダ77及びアームチューブ78
における第1室上方部に形成された穴81、83の径d
1、d3及び数n1、n3、並びに前記メインヘッダ7
7及びアームチューブ78における第2室上方部に形成
された穴81、83の径d2、d4及び数n2、n4は
それぞれ前記分配比率に対応させて設定される。
【0037】したがって、第1室14Aに供給される液
体の量をq1とし、第2室14Bに供給される液体の量
をq2としたとき、 q1=(π/4)d12 ・n1+(π/4)d32 ・n
3 q2=(π/4)d22 ・n2+(π/4)d42 ・n
4 になる。
【0038】また、径d1、d3と径d2、d4とは分
配比率に対応させて設定され、数n1、n3と数n2、
n4とを等しくすると、穴81、83の1個当たりの充
填物の断面積を均等にすることができる。このように、
蒸留条件に対応させて分配比率を設定することができる
ので、複雑な計装制御システムを使用する必要がなくな
る。したがって、蒸留装置を小型化することができるだ
けでなく、蒸留装置のコストを低くすることができる。
【0039】しかも、前記第1室14A及び第2室14
B内においてそれぞれ各穴83から下降する液体の量を
均等にすることができるので、第1室14A及び第2室
14B内の充填物において液切れが発生するのを防止す
ることができる。次に、本発明の第2の実施の形態につ
いて説明する。図6は本発明の第2の実施の形態におけ
るスタンドパイプの説明図である。
【0040】この場合、スタンドパイプ155の上端に
テーパ部156が形成される。したがって、排出パイプ
53(図1)から排出された液体はテーパ部156を介
してスタンドパイプ155内に円滑に進入する。次に、
本発明の第3の実施の形態について説明する。図7は本
発明の第3の実施の形態における液分散装置の概略図で
ある。
【0041】図において、第2セクション12(図1)
から下降した液体は、コレクタ145によって集められ
る。該コレクタ145は、円筒状の塔本体70、所定ピ
ッチで互いに平行に複数配設されたコレクタラミナ7
1、及び前記塔本体70の内周面に沿って形成され、環
状の溝から成るコレクタボックス72を備える。したが
って、第2セクション12から下降した液体は、コレク
タボックス72に送られた後、集液パイプ152によっ
て第1室14A及び第2室14Bの各中央に送られ、中
央において排出パイプ153、154からディストリビ
ュータ161、162に排出される。
【0042】該ディストリビュータ161は、上端が大
気に開放され、垂直に延在させられて配設され、前記排
出パイプ153、154から排出された液体を溜めて所
定の水頭圧を発生させる開放静圧型のスタンドパイプ1
75、176、液体を中仕切り22に対して直角の方向
に分配する第1の分配部としてのメインヘッダ177、
179、及び該メインヘッダ177、179と連結させ
て配設され、メインヘッダ177、179によって分配
された液体を中仕切り22と同じ方向に分配する第2の
分配部としての複数のアームチューブ178、180を
備える。したがって、前記液体を第4セクション14の
全体に均一に分配することができる。
【0043】なお、前記第1室14A及び第2室14B
への液体の分配比率は、排出パイプ153、154から
排出される液体の量を調整することによって設定され
る。そのために、前記排出パイプ153、154及びア
ームチューブ178、180に形成された穴の径は分配
比率に対応させて、互いに異ならせられる。次に、本発
明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1の
実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符
号を付与することによってその説明を省略する。
【0044】図8は本発明の第4の実施の形態における
液分散装置の要部概略図である。この場合、ディストリ
ビュータ261は、二段構造を有し、上下に配設され、
液体を中仕切り22(図3)に対して直角の方向に分配
する第1の分配部としてのメインヘッダ277、27
8、及び該メインヘッダ277、278と連結させて配
設され、メインヘッダ277、278によって分配され
た液体を中仕切り22と同じ方向に分配する第2の分配
部としての複数のアームチューブ279、280を備え
る。したがって、前記液体を第4セクション14の全体
に均一に分配することができる。なお、各アームチュー
ブ279に形成された図示されない穴の下方にアームチ
ューブ280が配設されないように、各アームチューブ
279、280の位置が設定される。
【0045】この場合、純度に対応させて、分配比率は
2:8〜5:5に設定される。また、操作範囲の負荷率
は通常の1:20にされる。そのために、前記第1室上
方部に配設されたアームチューブ279、280の図示
されない穴の径と、第2室上方部に配設されたアームチ
ューブ279、280の図示されない穴の径とが分配比
率に対応させて設定される。
【0046】なお、本実施の形態においては、第4セク
ション14の上に一つのディストリビュータ261が配
設されるようになっているが、第3の実施の形態と同様
に、第1室14A及び第2室14Bの上に各ディストリ
ビュータ261を配設することもできる。その場合、第
1室14Aの上に配設されるアームチューブ279、2
80の穴の径と、第2室14Bの上に配設されるアーム
チューブ279、280の穴の径とを異ならせたり、一
方のディストリビュータ261内の液体のレベルをメイ
ンヘッダ277とメインヘッダ278との間に設定した
りすることができる。
【0047】次に、本発明の第5の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。図9は本発明の第5の実施の形態にお
ける液分散装置の要部概略図である。この場合、ディス
トリビュータ361は、片方二段構造を有し、第4セク
ション14(図1)の第1室上方部において一段にさ
れ、第2室上方部において二段にされ、液体を中仕切り
22に対して直角の方向に分配する第1の分配部として
のメインヘッダ377〜379、及び該メインヘッダ3
77〜379と連結させて配設され、メインヘッダ37
7〜379によって分配された液体を中仕切り22と同
じ方向に分配する第2の分配部としての複数のアームチ
ューブ381〜383を備える。したがって、前記液体
を第4セクション14の全体に均一に分配することがで
きる。この場合、設定された分配比率が極めて不均一な
場合に適用される。なお、各アームチューブ382に形
成された図示されない穴の下方にアームチューブ383
が配設されないように、各アームチューブ382、38
3の位置が設定される。
【0048】そして、前記第1室上方部に配設されたア
ームチューブ381の図示されない穴の径と、第2室上
方部に配設されたアームチューブ382、380の図示
されない穴の径とが分配比率に対応させて設定される。
ところで、前記各実施の形態においては、コレクタボッ
クス72の円周方向における2箇所から集液パイプ15
2に液体を供給するようになっているが、塔本体70の
径が小さい場合は、コレクタボックス72の円周方向に
おける1箇所から集液パイプに液体を供給することもで
きる。
【0049】次に、本発明の第6の実施の形態について
説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有する
ものについては、同じ符号を付与することによってその
説明を省略する。図10は本発明の第6の実施の形態に
おける液分散装置の要部概略図である。図において、第
2セクション12(図1)から下降した液体は、コレク
タ54によって集められる。該コレクタ54は、円筒状
の塔本体70、所定ピッチで互いに平行に複数配設され
たコレクタラミナ71、及び前記塔本体70の内周面に
沿って形成され、環状の溝から成るコレクタボックス7
2を備える。
【0050】したがって、第2セクション12から下降
した液体は、コレクタボックス72に送られた後、集液
パイプ452によって第1室14A及び第2室14Bの
各中央に送られ、ノズル454から排出される。なお、
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本
発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であ
り、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、液分散装置においては、塔本体と、該塔本体内を
分割し、互いに隣接させて複数の室を形成する中仕切り
と、前記塔本体内に配設され、上方から下降する液体を
集めるコレクタと、上端が開放され、垂直に延在させら
れて配設され、前記コレクタから排出された液体を溜め
て水頭圧を発生させるスタンドパイプを備え、該スタン
ドパイプに溜められた液体を、前記各室に、蒸留条件に
対応させて設定された分配比率で互いに異なる量ずつ分
配するチューブラ型のディストリビュータとを有する。
【0052】この場合、上方から下降する液体は、コレ
クタによって集められ、ディストリビュータによって、
各室に、蒸留条件に対応させて設定された分配比率で互
いに異なる量ずつ分配される。したがって、蒸留条件に
対応させて最適な状態で蒸留を行うことができる。その
結果、蒸留装置における消費エネルギーを少なくするこ
とができる。しかも、複雑な計装制御システムを使用す
る必要がないので、蒸留装置を小型化することができる
だけでなく、蒸留装置のコストを低くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるディストリ
ビュータの説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における結合型蒸留
塔の概念図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるディストリ
ビュータの要部平面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるスタンドパ
イプとメインヘッダとの連結状態を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるメインヘッ
ダとアームチューブとの連結状態を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるスタンドパ
イプの説明図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態における液分散装置
の概略図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態における液分散装置
の要部概略図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態における液分散装置
の要部概略図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態における液分散装
置の要部概略図である。
【符号の説明】
22 中仕切り 54、145 コレクタ 61、161、162、261、361 ディストリ
ビュータ 70 塔本体 77、177、179、277、278、377〜37
9 メインヘッダ 78、178、180、279、280、381〜38
3 アームチューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長島 実 東京都田無市谷戸町二丁目1番1号 住 重東京エンジニアリング株式会社内 審査官 小川 慶子 (56)参考文献 特開 平5−212204(JP,A) 特開 平9−299701(JP,A) 特開 平8−38802(JP,A) 米国特許4230533(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 3/00 - 3/42

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)塔本体と、 (b)該塔本体内を分割し、互いに隣接させて複数の室
    を形成する中仕切りと、 (c)前記塔本体内に配設され、上方から下降する液体
    を集めるコレクタと、 (d)上端が開放され、垂直に延在させられて配設さ
    れ、前記コレクタから排出された液体を溜めて水頭圧を
    発生させるスタンドパイプを備え、該スタンドパイプに
    溜められた液体を、前記各室に、蒸留条件に対応させて
    設定された分配比率で互いに異なる量ずつ分配するチ
    ーブラ型のディストリビュータとを有することを特徴と
    する液分散装置。
  2. 【請求項2】 前記ディストリビュータは、前記中仕切
    りを跨いで配設され、液体を各室に分配する第1の分配
    部、及び該第1の分配部と連結させて配設され、各室ご
    とに液体を各部に分配する第2の分配部を備える請求項
    1に記載の液分散装置。
  3. 【請求項3】 (a)前記第1の分配部は複数のメイン
    ヘッダを備え、 (b)前記第2の分配部は前記各メインヘッダに対応さ
    せて配設されたアームチューブを備える請求項2に記載
    の液分散装置。
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