JP3329584B2 - 自動二輪車搭乗用ブーツ - Google Patents
自動二輪車搭乗用ブーツInfo
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- JP3329584B2 JP3329584B2 JP15055894A JP15055894A JP3329584B2 JP 3329584 B2 JP3329584 B2 JP 3329584B2 JP 15055894 A JP15055894 A JP 15055894A JP 15055894 A JP15055894 A JP 15055894A JP 3329584 B2 JP3329584 B2 JP 3329584B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boot
- sensor
- motorcycle
- opening
- groove
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B7/00—Footwear with health or hygienic arrangements
- A43B7/06—Footwear with health or hygienic arrangements ventilated
- A43B7/08—Footwear with health or hygienic arrangements ventilated with air-holes, with or without closures
- A43B7/081—Footwear with health or hygienic arrangements ventilated with air-holes, with or without closures the air being forced from outside
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B5/00—Footwear for sporting purposes
- A43B5/14—Shoes for cyclists
- A43B5/145—Boots for motorcyclists
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A43—FOOTWEAR
- A43B—CHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
- A43B7/00—Footwear with health or hygienic arrangements
- A43B7/06—Footwear with health or hygienic arrangements ventilated
- A43B7/08—Footwear with health or hygienic arrangements ventilated with air-holes, with or without closures
- A43B7/084—Footwear with health or hygienic arrangements ventilated with air-holes, with or without closures characterised by the location of the holes
- A43B7/085—Footwear with health or hygienic arrangements ventilated with air-holes, with or without closures characterised by the location of the holes in the upper
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は自動二輪車搭乗に際し
て着用するブーツに関し、より詳細には足むれを防止す
ることのできるブーツに関する。
て着用するブーツに関し、より詳細には足むれを防止す
ることのできるブーツに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動二輪車の搭乗者は転倒事故等から身
体を防護するために防護服の他、ブーツを着用すること
が多い。
体を防護するために防護服の他、ブーツを着用すること
が多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このブーツは当然のこ
とながら、足をくるぶし以上まで覆うものであるから、
通気性が悪く、特に夏場の走行やレースにおいては足む
れを生じやすい問題を生じた。
とながら、足をくるぶし以上まで覆うものであるから、
通気性が悪く、特に夏場の走行やレースにおいては足む
れを生じやすい問題を生じた。
【０００４】上記問題を解消するために、ブーツに通気
孔を設けることは当業者であれば容易に想到できるとこ
ろであるが、現実には次の問題を生じるため、その実現
は困難であった。
孔を設けることは当業者であれば容易に想到できるとこ
ろであるが、現実には次の問題を生じるため、その実現
は困難であった。
【０００５】ブーツの有効な通気のためには高速で移動
する自動二輪車搭乗者と空気との相対速度によるラム効
果を利用して、強制的にブーツ内に空気を流入させるの
が効果的であるが、そのためには風圧を最も受けるブー
ツの先端に通気孔を設ける必要がある。しかしながら、
この種ブーツの主目的は前述したように着用者の衝撃か
らの防護にあり、転倒時や衝突時に最も衝撃を受けやす
いブーツの先端に通気孔を設けることは、ブーツの防護
性能を弱めると共に、耐久性を弱める結果となり好まし
くなかった。
する自動二輪車搭乗者と空気との相対速度によるラム効
果を利用して、強制的にブーツ内に空気を流入させるの
が効果的であるが、そのためには風圧を最も受けるブー
ツの先端に通気孔を設ける必要がある。しかしながら、
この種ブーツの主目的は前述したように着用者の衝撃か
らの防護にあり、転倒時や衝突時に最も衝撃を受けやす
いブーツの先端に通気孔を設けることは、ブーツの防護
性能を弱めると共に、耐久性を弱める結果となり好まし
くなかった。
【０００６】又、冬季や雨天の走行時には冷気や水がこ
の通気孔よりブーツ内に浸入するおそれがあり、やはり
好ましくなかった。
の通気孔よりブーツ内に浸入するおそれがあり、やはり
好ましくなかった。
【０００７】この発明は上記の如き従来技術の問題点を
解消した自動二輪車搭乗用ブーツを提供することを目的
とする。
解消した自動二輪車搭乗用ブーツを提供することを目的
とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明のブーツ
は爪先側外側面に通気孔を配すると共に、その表面にや
はり通気孔を配した係合部材を重合したブーツと、ブロ
ック体よりなり、裏面にブーツ側の係合部材に対応した
係合部材と、一端をブロック体の端部に開口した溝を設
けたセンサの組み合わせよりなることを特徴とする。
は爪先側外側面に通気孔を配すると共に、その表面にや
はり通気孔を配した係合部材を重合したブーツと、ブロ
ック体よりなり、裏面にブーツ側の係合部材に対応した
係合部材と、一端をブロック体の端部に開口した溝を設
けたセンサの組み合わせよりなることを特徴とする。
【０００９】尚、ここで「センサ」について若干の説明
を加える。自動二輪車はコーナリングの際車体を５０度
近くまで内側に倒し込むと同時に、体も内側に落とし、
遠心力と求心力の平均を図りながら走行するので、当然
のことながらブーツが路面に接触する事態も生じえる。
この場合に、センサと呼ばれるブロック体からなる部材
をブーツの爪先側外側面に取り付けることにより、ブー
ツ自体が路面に設置する以前にセンサを路面に接触さ
せ、ブーツの損傷を防止すると共に、傾斜を感知させる
ことができる。このセンサについては本願出願人所有の
登録第１８７０９６４号実用新案にかかわるものであ
り、その詳細については同実用新案の実公平２−４２１
６１号公報において公知である。
を加える。自動二輪車はコーナリングの際車体を５０度
近くまで内側に倒し込むと同時に、体も内側に落とし、
遠心力と求心力の平均を図りながら走行するので、当然
のことながらブーツが路面に接触する事態も生じえる。
この場合に、センサと呼ばれるブロック体からなる部材
をブーツの爪先側外側面に取り付けることにより、ブー
ツ自体が路面に設置する以前にセンサを路面に接触さ
せ、ブーツの損傷を防止すると共に、傾斜を感知させる
ことができる。このセンサについては本願出願人所有の
登録第１８７０９６４号実用新案にかかわるものであ
り、その詳細については同実用新案の実公平２−４２１
６１号公報において公知である。
【００１０】
【作用】以上の構成よりなるこの発明によれば、溝が開
口する側の端部を前方に向けてセンサをブーツに係合す
れば、高速で移動する自動二輪車搭乗者と空気との相対
速度によるラム効果により空気はセンサ前方の溝の開口
より溝内に導入され、更にこの溝より係合部材の通気孔
及びブーツの通気孔を介して強制的にブーツ内に導入さ
れる作用を生じる（図１、図２、図７の状態）。
口する側の端部を前方に向けてセンサをブーツに係合す
れば、高速で移動する自動二輪車搭乗者と空気との相対
速度によるラム効果により空気はセンサ前方の溝の開口
より溝内に導入され、更にこの溝より係合部材の通気孔
及びブーツの通気孔を介して強制的にブーツ内に導入さ
れる作用を生じる（図１、図２、図７の状態）。
【００１１】一方、開口する側の端部を後方に向けてセ
ンサをブーツに係合すれば、空気や水がセンサの溝の開
口より溝内に導入されることを防止する作用を生じる
（図８の状態）。
ンサをブーツに係合すれば、空気や水がセンサの溝の開
口より溝内に導入されることを防止する作用を生じる
（図８の状態）。
【００１２】尚、以上の場合においてセンサは前述した
本来の作用を生じることはいうまでもない。
本来の作用を生じることはいうまでもない。
【００１３】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例を添付図面に
基づいて説明する。図１及び図４はこの発明のブーツの
全体を示す図である。図中符号１はブーツであり、この
ブーツ１の爪先側外側面には多数の通気孔２ａを配した
メッシュ革部分２が設けられ、このメッシュ革部分２の
表面には更に多数の通気孔３ａを配したベルベットファ
スナーの起毛部３が積層される（図４参照）。
基づいて説明する。図１及び図４はこの発明のブーツの
全体を示す図である。図中符号１はブーツであり、この
ブーツ１の爪先側外側面には多数の通気孔２ａを配した
メッシュ革部分２が設けられ、このメッシュ革部分２の
表面には更に多数の通気孔３ａを配したベルベットファ
スナーの起毛部３が積層される（図４参照）。
【００１４】一方、このブーツ１にはセンサ１０が用意
される（図５及び図６参照）。このセンサ１０は合成樹
脂素材よりなるブロック体からなり、裏面に上記のベル
ベットファスナーの起毛部３に対応したベルベットファ
スナーのフック部１２が積層され、更に一端をブロック
体の端面に開口して開口部１１ａとしたテーパー状の溝
１１がここでは２条設けられる。
される（図５及び図６参照）。このセンサ１０は合成樹
脂素材よりなるブロック体からなり、裏面に上記のベル
ベットファスナーの起毛部３に対応したベルベットファ
スナーのフック部１２が積層され、更に一端をブロック
体の端面に開口して開口部１１ａとしたテーパー状の溝
１１がここでは２条設けられる。
【００１５】尚、この実施例においては排気効果を高め
るために、くるぶし側に通気孔を配すると共に、その表
面に通気通路を設けた防護パッドを重合している。即
ち、ここではブーツ１のくるぶし側に多数の通気孔４ａ
を配したメッシュ革部分４が設けられ、このメッシュ革
部分４の表面には通気通路７を設けた合成樹脂製の防護
パッド６を設けている（図４参照）。
るために、くるぶし側に通気孔を配すると共に、その表
面に通気通路を設けた防護パッドを重合している。即
ち、ここではブーツ１のくるぶし側に多数の通気孔４ａ
を配したメッシュ革部分４が設けられ、このメッシュ革
部分４の表面には通気通路７を設けた合成樹脂製の防護
パッド６を設けている（図４参照）。
【００１６】以上の実施例のブーツ１の自動二輪車走行
時の空気の流れを図１乃至図３において矢印で示す。こ
こでは、高速で移動する自動二輪車搭乗者と空気との相
対速度によるラム効果により空気はセンサ１０端面の溝
の開口部１１ａより溝１１内に導入され、更にこの溝１
１よりベルベットファスナーの起毛部３の通気孔３ａ及
びメッシュ革部分２の通気孔２ａを介してブーツ内に導
入され、更にくるぶし側のメッシュ革部分４の通気孔４
ａ及び防護パッド６の通気通路７を介して外部に排出さ
れることとなる。
時の空気の流れを図１乃至図３において矢印で示す。こ
こでは、高速で移動する自動二輪車搭乗者と空気との相
対速度によるラム効果により空気はセンサ１０端面の溝
の開口部１１ａより溝１１内に導入され、更にこの溝１
１よりベルベットファスナーの起毛部３の通気孔３ａ及
びメッシュ革部分２の通気孔２ａを介してブーツ内に導
入され、更にくるぶし側のメッシュ革部分４の通気孔４
ａ及び防護パッド６の通気通路７を介して外部に排出さ
れることとなる。
【００１７】尚、上記の作用はセンサ１０をその溝１１
の開口部１１ａを有する側の端面を前方に向けてブーツ
１に係合した場合に生じるものであり（図７の状態）、
この端面を後方に向けてブーツに係合した場合には生じ
ない（図８の状態）。
の開口部１１ａを有する側の端面を前方に向けてブーツ
１に係合した場合に生じるものであり（図７の状態）、
この端面を後方に向けてブーツに係合した場合には生じ
ない（図８の状態）。
【００１８】
【発明の効果】以上の構成よりなるこの発明は次の特有
の効果を奏する。 センサ端面に設けた溝の開口部より空気を導入する構
成なので、ラム効果を利用できるにもかかわらず、通気
孔をブーツの正面に設ける必要がなく、高い通気性能を
有するブーツをその防護性能や耐久性に悪影響を与える
ことなく実現できる。
の効果を奏する。 センサ端面に設けた溝の開口部より空気を導入する構
成なので、ラム効果を利用できるにもかかわらず、通気
孔をブーツの正面に設ける必要がなく、高い通気性能を
有するブーツをその防護性能や耐久性に悪影響を与える
ことなく実現できる。
【００１９】センサ端面に設けた溝の開口部を後方に
してセンサを係合すれば、空気や水の浸入を遮断できる
ので冬季や降雨時にも使用することができる。
してセンサを係合すれば、空気や水の浸入を遮断できる
ので冬季や降雨時にも使用することができる。
【００２０】センサを空気の導入部材として利用する
ので、構造に無駄がない。
ので、構造に無駄がない。
【図１】この発明のブーツの側面図。
【図２】同上、要部の正面図。
【図３】同上、要部の断面図。
【図４】同上、要部の分解状態の斜視図。
【図５】同上、センサの正面図。
【図６】同上、センサの裏面図。
【図７】同上、要部の平面図。
【図８】同上、要部の平面図。
１ ブーツ ３ ベルベットファスナーの起毛部（係合部材） １０ センサ １１ 溝 １２ ベルベットファスナーのフック部（係合部材）
Claims (2)
- 【請求項１】 爪先側外側面に多数の通気孔（２ａ）を
配すると共に、その表面にやはり多数の通気孔（３ａ）
を配した係合部材（３）を重合したブーツ（１）と、下
記（イ）記載のセンサ（１０）を組み合わせることによ
り、上記センサ（１０）をその溝（１１）の開口部（１
１ａ）を有する側の端面を前方に向けてブーツ（１）に
係合することと、開口部（１１ａ）を有する側の端面を
後方に向けてブーツ（１）に係合することを選択可能と
したことを特徴とする自動二輪車搭乗用ブーツ。 イ）ブロック体よりなり、ブーツ側の係合部材（３）に
対応した係合部材（１２）を裏面に設けると共に、一端
をブロック体の端面に開口して開口部（１１ａ）とした
溝（１１）を裏面に設けたセンサ。 - 【請求項２】 くるぶし側に通気孔を配すると共に、そ
の表面に通気通路を設けた防護パッドを重合した請求項
１記載の自動二輪車搭乗用ブーツ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15055894A JP3329584B2 (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 自動二輪車搭乗用ブーツ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15055894A JP3329584B2 (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 自動二輪車搭乗用ブーツ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07327701A JPH07327701A (ja) | 1995-12-19 |
| JP3329584B2 true JP3329584B2 (ja) | 2002-09-30 |
Family
ID=15499511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15055894A Expired - Fee Related JP3329584B2 (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 自動二輪車搭乗用ブーツ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3329584B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100433128B1 (ko) * | 2001-10-26 | 2004-06-04 | 김재옥 | 통기성 신발 |
| JP2006149998A (ja) * | 2004-11-26 | 2006-06-15 | Hiroshima Kasei Ltd | オートバイライダー用又は歩行用靴の換気システム |
-
1994
- 1994-06-09 JP JP15055894A patent/JP3329584B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07327701A (ja) | 1995-12-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |