JP3328786B2 - 水に含まれる有機成分の除去装置 - Google Patents
水に含まれる有機成分の除去装置Info
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/24—Treatment of water, waste water, or sewage by flotation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K63/00—Receptacles for live fish, e.g. aquaria; Terraria
- A01K63/04—Arrangements for treating water specially adapted to receptacles for live fish
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2103/00—Nature of the water, waste water, sewage or sludge to be treated
- C02F2103/08—Seawater, e.g. for desalination
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F2103/00—Nature of the water, waste water, sewage or sludge to be treated
- C02F2103/20—Nature of the water, waste water, sewage or sludge to be treated from animal husbandry
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,垂直に設けられかつ場
合によつては底側を閉じられ開口側で開いている筒状の
容器を含み,この容器が水入口,水あふれ口,容器の開
口から遠い側の下端部のなるべく近くでこの容器へ通じ
る空気供給装置,特に容器に対して平行に容器開口に接
続される立ち管,及び場合によつては立ち管を包囲する
つぼ状捕集容器を持ち,立ち管の下部開口が容器充満レ
ベルのすぐ上又は充満レベルの高さに設けられ,立ち管
の上部開口が露出し,捕集容器の底を立ち管が漏れのな
いように貫通し,立ち管の内側断面が,空気供給装置に
より容器へ導入される空気量に合わされている,淡水又
は海水に含まれる有機成分の除去装置に関する。
合によつては底側を閉じられ開口側で開いている筒状の
容器を含み,この容器が水入口,水あふれ口,容器の開
口から遠い側の下端部のなるべく近くでこの容器へ通じ
る空気供給装置,特に容器に対して平行に容器開口に接
続される立ち管,及び場合によつては立ち管を包囲する
つぼ状捕集容器を持ち,立ち管の下部開口が容器充満レ
ベルのすぐ上又は充満レベルの高さに設けられ,立ち管
の上部開口が露出し,捕集容器の底を立ち管が漏れのな
いように貫通し,立ち管の内側断面が,空気供給装置に
より容器へ導入される空気量に合わされている,淡水又
は海水に含まれる有機成分の除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】このような装置は主として海水中の飼育
又は栽培において公知である。公知のこのような装置
は,海水水槽へ挿入することかできる完全な集合体から
成つている。この集合体は,ポンプ装置を持つ底部分を
含み,このポンプ装置により海水水槽から水を吸い出す
ことができる。このポンプ装置の水吸入管片に通気導管
を接続し,周囲空気へ向かつて開いているこの通気導管
を介して周囲空気を一緒に吸入し,場合によつてはドイ
ツ連邦共和国特許第3542811号明細書による空気
混合装置を介して周囲空気を水流へ微細に分布して混合
することができる。
又は栽培において公知である。公知のこのような装置
は,海水水槽へ挿入することかできる完全な集合体から
成つている。この集合体は,ポンプ装置を持つ底部分を
含み,このポンプ装置により海水水槽から水を吸い出す
ことができる。このポンプ装置の水吸入管片に通気導管
を接続し,周囲空気へ向かつて開いているこの通気導管
を介して周囲空気を一緒に吸入し,場合によつてはドイ
ツ連邦共和国特許第3542811号明細書による空気
混合装置を介して周囲空気を水流へ微細に分布して混合
することができる。
【0003】このポンプ装置の吐出管片は,底部分に取
付けられている容器へ通じている。この容器の底の近く
には出口が設けられ,容器の開口のすぐ下に設けられて
いる堰を越えて流出し,水槽へ戻ることができる。容器
の開口の前には,捕集容器により包囲される立ち管が設
けられている。立ち管の開口は容器のほぼ水面の高さに
ある。容器へ吸入される水に含まれる空気のためのただ
1つの出口は,容器開口上に漏れのないように載せられ
る捕集容器の底を貫通するか又は底の穴に漏れのないよ
うに接続される立ち管により形成されている。
付けられている容器へ通じている。この容器の底の近く
には出口が設けられ,容器の開口のすぐ下に設けられて
いる堰を越えて流出し,水槽へ戻ることができる。容器
の開口の前には,捕集容器により包囲される立ち管が設
けられている。立ち管の開口は容器のほぼ水面の高さに
ある。容器へ吸入される水に含まれる空気のためのただ
1つの出口は,容器開口上に漏れのないように載せられ
る捕集容器の底を貫通するか又は底の穴に漏れのないよ
うに接続される立ち管により形成されている。
【0004】装置を動作させると,水が水槽から吸い出
され,空気と混合されて容器へ導入され,その際微細に
分布した空気が気泡の形で上昇する。これらの気泡に水
の有機成分が付着し,従つてこれらの有機成分は気泡と
共に容器内を立ち管の容器側開口の所まで上昇する。そ
れから気泡は立ち管内を上昇する。立ち管の長さは,上
昇する気泡がある程度乾燥されて,過剰な水が戻ること
ができるように,定められている。気泡は立ち管の上部
開口で破裂するか,又はこの開口から出て行くので,気
泡と共に上方へ送られる有機成分を立ち管外で沈殿さ
せ,捕集容器により捕集することができる。
され,空気と混合されて容器へ導入され,その際微細に
分布した空気が気泡の形で上昇する。これらの気泡に水
の有機成分が付着し,従つてこれらの有機成分は気泡と
共に容器内を立ち管の容器側開口の所まで上昇する。そ
れから気泡は立ち管内を上昇する。立ち管の長さは,上
昇する気泡がある程度乾燥されて,過剰な水が戻ること
ができるように,定められている。気泡は立ち管の上部
開口で破裂するか,又はこの開口から出て行くので,気
泡と共に上方へ送られる有機成分を立ち管外で沈殿さ
せ,捕集容器により捕集することができる。
【0005】この公知の装置はよく機能するが,浄化過
程を促進し,従つて水からの有機成分の除去を可能な限
り速く行うことができるようにする必要がある。そのた
めにポンプ出力を大きくすることは不可能である。なぜ
ならば,そうすると,多すぎる水量が送り出され,水が
立ち管を通つて流出することになり,その上気泡の形成
従つて有機成分の流出の能力低下が予想されるからであ
る。
程を促進し,従つて水からの有機成分の除去を可能な限
り速く行うことができるようにする必要がある。そのた
めにポンプ出力を大きくすることは不可能である。なぜ
ならば,そうすると,多すぎる水量が送り出され,水が
立ち管を通つて流出することになり,その上気泡の形成
従つて有機成分の流出の能力低下が予想されるからであ
る。
【0006】淡水装置(水槽,池等)においてこのよう
な装置を使用することはこれまで不可能であつた。なぜ
ならば,海水とは異なる淡水の表面張力のため,気泡の
形成及びこのような立ち管内における気泡の上昇は不可
能だからである。
な装置を使用することはこれまで不可能であつた。なぜ
ならば,海水とは異なる淡水の表面張力のため,気泡の
形成及びこのような立ち管内における気泡の上昇は不可
能だからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術から出発
して,本発明の根底にある課題は,海水装置で使用する
際除去過程を促進し,淡水からの有機成分の除去も可能
にする有機成分除去装置を提供することである。
して,本発明の根底にある課題は,海水装置で使用する
際除去過程を促進し,淡水からの有機成分の除去も可能
にする有機成分除去装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明によれば,立ち管が隣接する多数の壁部分により
形成され,これらの壁部分が立ち管の下部開口の所にあ
る穴あき底から立ち管の上部開口の所まで垂直に延び,
壁部分により小さい断面を持つ多数の立ち管が形成さ
れ,これらの立ち管の全内側断面がただ1つの大きい立
ち管の内側断面に少なくともほぼ等しい。
本発明によれば,立ち管が隣接する多数の壁部分により
形成され,これらの壁部分が立ち管の下部開口の所にあ
る穴あき底から立ち管の上部開口の所まで垂直に延び,
壁部分により小さい断面を持つ多数の立ち管が形成さ
れ,これらの立ち管の全内側断面がただ1つの大きい立
ち管の内側断面に少なくともほぼ等しい。
【0009】原理的に本発明は水槽における使用に限ら
れず,本発明による装置は池又は他の大量水設備に有利
に使用可能である。装置を浄化すべき水のそばで使用す
る必要はなく,ホースを介して浄化すべき容器等から水
を吸い出し,同じように再び戻すことができる。
れず,本発明による装置は池又は他の大量水設備に有利
に使用可能である。装置を浄化すべき水のそばで使用す
る必要はなく,ホースを介して浄化すべき容器等から水
を吸い出し,同じように再び戻すことができる。
【0010】気泡と共に導出される有機成分のために捕
集容器を設けることも必ずしも必要ではない。なぜなら
ば,例えば浄化すべき装置(水槽又は池)の近くに装置
を設置すると,汚れ成分を浄化された水又は浄化すべき
水へ戻すことなく,この汚れ成分の水分を簡単に除くこ
とができるからである。
集容器を設けることも必ずしも必要ではない。なぜなら
ば,例えば浄化すべき装置(水槽又は池)の近くに装置
を設置すると,汚れ成分を浄化された水又は浄化すべき
水へ戻すことなく,この汚れ成分の水分を簡単に除くこ
とができるからである。
【0011】本発明の原理的な教示は,空気に混合して
いる比較的多量の水において速やかな有機成分の除去を
行つて,多数の小さい立ち管断面を使用し,従つて有機
成分の付着した多数の気泡を短時間に送り出すことであ
る。
いる比較的多量の水において速やかな有機成分の除去を
行つて,多数の小さい立ち管断面を使用し,従つて有機
成分の付着した多数の気泡を短時間に送り出すことであ
る。
【0012】管状立ち管の自由断面が大きすぎないよう
にして,淡水中に形成される気泡も上昇でき,立ち管断
面内で既に破裂することがなく,他方毛管作用を回避す
るため断面が小さすぎないように,立ち管の自由断面が
設定される。毛管作用があると,立ち管又は立ち管に類
似の素子を通つて水の望ましくない移送が行われること
になる。立ち管の長さは,上昇する気泡の充分な乾燥が
行われ,従つて一緒に上昇する水が立ち管内で大幅に戻
るように設定される。
にして,淡水中に形成される気泡も上昇でき,立ち管断
面内で既に破裂することがなく,他方毛管作用を回避す
るため断面が小さすぎないように,立ち管の自由断面が
設定される。毛管作用があると,立ち管又は立ち管に類
似の素子を通つて水の望ましくない移送が行われること
になる。立ち管の長さは,上昇する気泡の充分な乾燥が
行われ,従つて一緒に上昇する水が立ち管内で大幅に戻
るように設定される。
【0013】“壁部分“という概念は,ほぼ管状に閉じ
られる任意の断面の素子から形成される任意の形状を意
味するか,又は垂直な棒又は壁部分の形で完全な管状部
分を形成することなく壁部分範囲のみを生ずる素子も意
味する。
られる任意の断面の素子から形成される任意の形状を意
味するか,又は垂直な棒又は壁部分の形で完全な管状部
分を形成することなく壁部分範囲のみを生ずる素子も意
味する。
【0014】
【実施態様】例えば管が軸線方向に延びる隔壁により同
じ長さの複数の部分に分割され,これらの部分がその間
に気泡等の上昇を可能にする空間を区画するように,壁
部分を形成することができる。その際壁部分の間にそれ
ぞれ円形断面積を囲んでいるのがよい。
じ長さの複数の部分に分割され,これらの部分がその間
に気泡等の上昇を可能にする空間を区画するように,壁
部分を形成することができる。その際壁部分の間にそれ
ぞれ円形断面積を囲んでいるのがよい。
【0015】この形状は上昇する気泡の形状に一致して
いるので,有機成分と共に気泡のすぐれた搬出が可能に
なる。
いるので,有機成分と共に気泡のすぐれた搬出が可能に
なる。
【0016】特に好ましい構成では,壁部分が多数の細
い管により形成されている。
い管により形成されている。
【0017】例えば容器開口に載置可能な底に多数の穴
を形成し,これらの穴にそれぞれ細い立ち管を接続する
ことができる。
を形成し,これらの穴にそれぞれ細い立ち管を接続する
ことができる。
【0018】別の好ましい構成では,壁部分の間に形成
されるか又は細い管により形成される通過断面が8mm
以下で3mm以上の直径を持つている。
されるか又は細い管により形成される通過断面が8mm
以下で3mm以上の直径を持つている。
【0019】気泡の上昇を促進しかつ淡水でも上昇する
気泡による有機成分の搬出を可能にするため,できるだ
け小さい断面が好ましい。6ないし3mmの断面が好ま
しい範囲である。
気泡による有機成分の搬出を可能にするため,できるだ
け小さい断面が好ましい。6ないし3mmの断面が好ま
しい範囲である。
【0020】可能な変形例によれば,立ち管が8ないし
3mmの間隔をおいて同心的に内外に設けられる複数の
管を含み,これらの管の間の空間が,管の全長にわたつ
て隣接する管の間に設けられるウエブにより,それぞれ
室に区分され,管の周方向に測つたウエブの側方間隔が
約3ないし8mmである。
3mmの間隔をおいて同心的に内外に設けられる複数の
管を含み,これらの管の間の空間が,管の全長にわたつ
て隣接する管の間に設けられるウエブにより,それぞれ
室に区分され,管の周方向に測つたウエブの側方間隔が
約3ないし8mmである。
【0021】
【実施例】本発明の実施例が図面に示されており,以下
これについて説明する。
これについて説明する。
【0022】水に含まれる大体の有機成分を除去する装
置を,概略的に示した水槽について説明する。水槽内の
水面は1で示されている。装置は水へ挿入される集合体
を含み,この集合体は底部分2を持つている。この底部
分2内に送り出しポンプが設けられ,吸入管片3を介し
て水が水槽から吸い出される。吸入管片3には空気供給
管片4が形成され,周囲空気に接続されている図示しな
い空気ホースをこの空気供給管片4上へはめることがで
きる。これにより,吸入される水と同時に空気を吸入す
ることが可能となる。
置を,概略的に示した水槽について説明する。水槽内の
水面は1で示されている。装置は水へ挿入される集合体
を含み,この集合体は底部分2を持つている。この底部
分2内に送り出しポンプが設けられ,吸入管片3を介し
て水が水槽から吸い出される。吸入管片3には空気供給
管片4が形成され,周囲空気に接続されている図示しな
い空気ホースをこの空気供給管片4上へはめることがで
きる。これにより,吸入される水と同時に空気を吸入す
ることが可能となる。
【0023】底部分2から更に出口管片5が図2におい
て上方へ出て,底部分2上に載る容器6へ通じている。
容器6は筒状に構成され,実施例では底部分2により下
を閉じられている。容器6は開口側で開いている。図2
によれば,容器6は動作姿勢で垂直に設けられている。
容器6はその底(底部分2)の近くに半径方向開口7を
持ち,この開口は連通管のように容器部分8に接続され
ている。容器部分8は9の所で開いているので,出口管
片5から容器6へ入る水は,9の所で容器部分8の縁を
越えてあふれて,矢印10で示すように水槽へ戻ること
ができる。容器6へ送り込まれる水への空気供給は,別
の形でも行うことができる。例えば容器6内にいわゆる
あられ石を設け,電気的に駆動される外部空気ポンプに
このあられ石を接続することができる。空気ポンプによ
りあられ石を介して,空気が微細に分布して容器6へ送
られる水に混合される。このような装置においてできる
だけよい混合を行うため,空気供給装置を容器6の底の
近くに設けるのが有利である。
て上方へ出て,底部分2上に載る容器6へ通じている。
容器6は筒状に構成され,実施例では底部分2により下
を閉じられている。容器6は開口側で開いている。図2
によれば,容器6は動作姿勢で垂直に設けられている。
容器6はその底(底部分2)の近くに半径方向開口7を
持ち,この開口は連通管のように容器部分8に接続され
ている。容器部分8は9の所で開いているので,出口管
片5から容器6へ入る水は,9の所で容器部分8の縁を
越えてあふれて,矢印10で示すように水槽へ戻ること
ができる。容器6へ送り込まれる水への空気供給は,別
の形でも行うことができる。例えば容器6内にいわゆる
あられ石を設け,電気的に駆動される外部空気ポンプに
このあられ石を接続することができる。空気ポンプによ
りあられ石を介して,空気が微細に分布して容器6へ送
られる水に混合される。このような装置においてできる
だけよい混合を行うため,空気供給装置を容器6の底の
近くに設けるのが有利である。
【0024】容器6の図2において上部にある開口には
底としての底板11が続き,この底板11の下側は容器
6内の水面12のすぐ上にある。この底板11は多数の
穴を持ち,これらの穴へ細い立ち管13が漏れのないよ
うに挿入されている。立ち管13は容器6の中心軸線に
対して平行に延び,図2 において上部にある端部で開
いている。立ち管13はつぼ状捕集容器14により半径
方向遊隙をおいて包囲され,この捕集容器14の底は底
板11により形成されている。底板11と立ち管13と
捕集容器14とから成る単位体は,容器6の開口上に取
外し可能に載つているので,捕集容器14内に沈殿する
汚物は,容器6の開口から捕集容器14を取外した後,
除去することができる。
底としての底板11が続き,この底板11の下側は容器
6内の水面12のすぐ上にある。この底板11は多数の
穴を持ち,これらの穴へ細い立ち管13が漏れのないよ
うに挿入されている。立ち管13は容器6の中心軸線に
対して平行に延び,図2 において上部にある端部で開
いている。立ち管13はつぼ状捕集容器14により半径
方向遊隙をおいて包囲され,この捕集容器14の底は底
板11により形成されている。底板11と立ち管13と
捕集容器14とから成る単位体は,容器6の開口上に取
外し可能に載つているので,捕集容器14内に沈殿する
汚物は,容器6の開口から捕集容器14を取外した後,
除去することができる。
【0025】立ち管13全体の内側断面は,空気供給装
置により例えば空気供給管片4又は他の装置を介して容
器6へ導入される空気の量に合わされている。立ち管1
3の通過断面はなるべく8mm以下特に3mmの直径を
持つている。
置により例えば空気供給管片4又は他の装置を介して容
器6へ導入される空気の量に合わされている。立ち管1
3の通過断面はなるべく8mm以下特に3mmの直径を
持つている。
【0026】装置の動作開始後吸入管片3を通つて矢印
15の方向に水が水槽等から吸入され,同時に矢印16
の方向にホース等を経て供給が空気供給管片4を通つて
吸入され,吸入された水に混合される。空気と水とのこ
の混合物は出口管片5を経て容器6へ送り出され,その
際過剰な水は堰の縁9を越えて流出でき,空気は気泡の
形で容器6内を上昇する。水中にあつて気泡と共に上昇
する有機成分はこれらの気泡に付着する。気泡はそれか
ら立ち管13へ押し込まれ,気泡の適当な発生の際立ち
管13内を上昇する。その際過剰な水は流出するので,
気泡はほば乾燥される。立ち管13の直径は,気泡が立
ち管13内で破裂することなく上昇するのを可能にする
ように選ばれ,他方毛管作用が阻止されて,立ち管13
による水の望ましくない搬送がおこらないように,立ち
管13の断面が選ばれている。上昇する気泡は立ち管1
3の開口から出て破裂するか,又は捕集容器14内にた
まることができ,付着している有機成分はその際底板1
1上に沈殿する。更に捕集容器14の図2において上部
にある開口を,沈殿カラーを持つ穴あき蓋部分で閉じる
ことができる。
15の方向に水が水槽等から吸入され,同時に矢印16
の方向にホース等を経て供給が空気供給管片4を通つて
吸入され,吸入された水に混合される。空気と水とのこ
の混合物は出口管片5を経て容器6へ送り出され,その
際過剰な水は堰の縁9を越えて流出でき,空気は気泡の
形で容器6内を上昇する。水中にあつて気泡と共に上昇
する有機成分はこれらの気泡に付着する。気泡はそれか
ら立ち管13へ押し込まれ,気泡の適当な発生の際立ち
管13内を上昇する。その際過剰な水は流出するので,
気泡はほば乾燥される。立ち管13の直径は,気泡が立
ち管13内で破裂することなく上昇するのを可能にする
ように選ばれ,他方毛管作用が阻止されて,立ち管13
による水の望ましくない搬送がおこらないように,立ち
管13の断面が選ばれている。上昇する気泡は立ち管1
3の開口から出て破裂するか,又は捕集容器14内にた
まることができ,付着している有機成分はその際底板1
1上に沈殿する。更に捕集容器14の図2において上部
にある開口を,沈殿カラーを持つ穴あき蓋部分で閉じる
ことができる。
【0027】本発明による構成によつて,海水からの有
機成分除去装置を使用すると,気泡による有機成分の特
に強力かつ速やかな導出が可能になり,淡水においてこ
の装置を使用すると,淡水の大きい表面張力にもかかわ
らず,立ち管13の小さい断面のため,有機成分の付着
した気泡の上昇が可能になるので,この装置は淡水から
有機成分を除去するのを可能にする。
機成分除去装置を使用すると,気泡による有機成分の特
に強力かつ速やかな導出が可能になり,淡水においてこ
の装置を使用すると,淡水の大きい表面張力にもかかわ
らず,立ち管13の小さい断面のため,有機成分の付着
した気泡の上昇が可能になるので,この装置は淡水から
有機成分を除去するのを可能にする。
【0028】本発明は実施例に限定されず,開示の範囲
内で多様に可変である。しかも明細書及び図面に開示さ
れているすべての新しい特徴は,個々にまた組合わせて
本発明にとつて重要なものとみなされる。
内で多様に可変である。しかも明細書及び図面に開示さ
れているすべての新しい特徴は,個々にまた組合わせて
本発明にとつて重要なものとみなされる。
【図1】本発明による装置のI−I線による断面を含む
平面図である。
平面図である。
【図2】図1のII−II線による断面図である。
1 水面 3 水吸入管片 4 空気供給管片 6 容器 9 堰の縁 11 底 13 立ち管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C02F 1/24 C02F 1/58
Claims (5)
- 【請求項1】 垂直に設けられかつ開口側で開いている
筒状の容器を含み,この容器が水入口,水あふれ口,容
器へ通じる空気供給装置,及び容器の開口に接続される
立ち管を持ち,立ち管の下部開口が容器の充満レベルの
すぐ上又はこの充満レベルの高さに設けられ,立ち管の
上部開口が露出し,立ち管の内側断面が,空気供給装置
により容器へ導入される空気量に合わされているものに
おいて,立ち管が隣接する多数の壁部分(13)により
形成され,これらの壁部分(13)が立ち管の下部開口
の所にある穴あき底(11)から立ち管の上部開口の所
まで垂直に延び,壁部分により小さい断面を持つ多数の
立ち管(13)が形成され,これらの立ち管の全内側断
面がただ1つの大きい立ち管の内側断面に少なくともほ
ぼ等しいことを特徴とする,淡水又は海水に含まれる有
機成分の除去装置。 - 【請求項2】 壁部分(13)がそれらの間にそれぞれ
円形の断面積を囲んでいることを特徴とする,請求項1
に記載の装置。 - 【請求項3】 壁部分が多数の細い管(13)により形
成されていることを特徴とする,請求項1又は2に記載
の装置。 - 【請求項4】 壁部分の間に形成されるか又は細い管
(13)により形成される通過断面が8mm以下で3m
m以上の直径を持つていることを特徴とする,請求項1
ないし3の1つに記載の装置。 - 【請求項5】 立ち管が8ないし3mmの間隔をおいて
同心的に内外に設けられる複数の管を含み,これらの管
の間の空間が,管の全長にわたつて隣接する管の間に設
けられるウエブにより,それぞれ室に区分され,管の周
方向に測つたウエブの側方間隔が約3ないし8mmであ
ることを特徴とする,請求項1ないし4の1つに記載の
装置。
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