JP3325280B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般家庭などにおいて使
用する除湿型の衣類乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の衣類乾燥機を図5および図6に示
す。図5に示すように、乾燥機本体1内には回転ドラム
2が回転自在に設けられ、この回転ドラム2はモータ3
によってドラムベルト4を介して駆動される。また、乾
燥機本体1の前面には衣類投入口5が設けられ、乾燥機
本体1の下部には、回転ドラム2に流入する乾燥用空気
を加熱するヒータ6が設けられている。
【0003】回転ドラム2の後方には熱交換ファン7が
設けられ、この熱交換ファン7は送風機能と熱交換機能
とを有しており、モータ3により駆動伝達軸23およびフ
ァンベルト8を介して駆動される。熱交換ファン7の乾
燥用空気ケーシング9は回転ドラム2の後方に設けら
れ、中央部には回転ドラム側吸気孔10を有している。11
は回転ドラム2の後面に設置した糸屑などを取り除くフ
ィルタ、12は冷却用空気ケーシングで、冷却用空気ケー
シング12は乾燥用空気ケーシング9と同様に中央部に吸
気孔13を有しているとともに、冷却用空気のケーシング
排気口14が一部に形成されている。16は熱交換ファン7
および回転ドラム2を回転自在に支持する軸で、乾燥用
空気ケーシング12を乾燥機本体1に固定している保持板
17に固着されている。
【0004】乾燥用空気ケーシング9と冷却用空気ケー
シング12との間には仕切り板18が介在され、この仕切り
板18は熱交換ファン7の外周部を前後に仕切り、乾燥側
と冷却側とを気密に分離している。乾燥機本体1の下部
には循環ダクト19が設けられ、この循環ダクト19は、乾
燥用空気ケーシング9の排気をヒータ6へ導く通風路の
機能を有している。この循環ダクト19の途中には排水孔
20が設けられ、この排水孔20は熱交換ファン7における
熱交換で生じた凝縮水を排出する。21は乾燥機本体1の
後面を覆う裏板で、その一部に冷却用空気3吸気する吸
気孔22を有している。
【0005】なお、矢印A(太い矢印で示す)は冷却用
空気の流れ、矢印B(細い矢印で示す)は乾燥用空気の
流れを示している。上記衣類乾燥機において、モータ3
を回転させると、衣類を収容した回転ドラム2および熱
交換ファン7が回転し、冷却用空気および乾燥用空気の
流れA,Bを生じる。そして乾燥用空気はヒータ6で加
熱されて回転ドラム2内の衣類を乾燥させた結果、高温
多湿となり、熱交換ファン7により循環される。一方、
冷却用空気は裏板21に設けられた吸気孔22より外気を吸
気し、冷却用空気ケーシング12のケーシング排気口14よ
り、乾燥機本体1に設けた本体側排気口15を通って外部
に排出される。そして上記循環された高温多湿の乾燥用
空気は熱交換ファン7に接触し、冷却用空気により冷却
除湿され、再び回転ドラム2内に循環される。以上のよ
うにして衣類が乾燥処理されるしくみとなっている。
【0006】ここで、図6は乾燥用空気ケーシング9を
正面側からみた図であり、乾燥用空気ケーシング9には
一つのトング9aが形成されており、トング9aが形成
された排気側通路24が排気口25に連通されている。な
お、図示しないが、冷却用空気ケーシング12も同様な構
造とされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に、衣類の乾燥に
おいて回転ドラム2を同一方向のみに回転させるとシワ
の発生が大きくなることが知られている。これは回転ド
ラム2を正逆回転(左右両回転)させると改善される。
しかしながら従来の衣類乾燥機では、図6に示す乾燥用
空気ケーシング9のトング9aの形状から容易にわかる
ように、空気ケーシングの構成上、熱交換ファン7の回
転方向は一方向のみに対応していた。そのため、単にモ
ータ3のみを正逆回転としても、逆回転の場合は空気風
量が極端に減少し、満足な性能が得られないものであっ
た。
【0008】また、ウールニット衣類の乾燥に際して
は、熱交換ファン7を常時運転しつつ、回転ドラム2の
み断続的に回転させることで、収縮の少ない乾燥が可能
となる。しかし、従来の衣類乾燥機では熱交換ファン7
と回転ドラム2とは一体的に駆動させる構造であり、熱
交換ファン7を常時運転しつつ回転ドラム2のみ断続的
に回転させることは不可能であった。
【0009】本発明は上記問題を解決するもので、熱交
換ファンを逆回転させた場合でも十分な空気風量が得ら
れ、さらに熱交換ファンを常時運転しつつ、回転ドラム
のみ断続的に回転させることができる衣類乾燥機を提供
することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の第1の手段は、上記熱交換ファンの正逆回転
(左右両回転)に対応するべく、乾燥用空気ケーシング
および冷却用空気ケーシングに、熱交換ファンを正回転
させた際に乾燥用空気または冷却用空気を各空気ケーシ
ングの排気口に導く第1のトングと、熱交換ファンを逆
回転させた際に乾燥用空気または冷却用空気を各空気ケ
ーシングの排気口に導く第2のトングとをそれぞれ設
、第1および第2のトングから各空気ケーシングの排
気口に通じる第1および第2の排気側通路に、排気口側
へのみ空気を流す逆止弁をそれぞれ設けたものである。
【0011】
【0012】本発明の第の手段は、上記熱交換ファン
の正逆回転(左右両回転)に対応するべく、乾燥用空気
ケーシングおよび冷却用空気ケーシングに、熱交換ファ
ンを正回転させた際に乾燥用空気または冷却用空気を各
空気ケーシングの排気口に導く第1のトングと、熱交換
ファンを逆回転させた際に乾燥用空気または冷却用空気
を各空気ケーシングの排気口に導く第2のトングとをそ
れぞれ設け、第1および第2のトングから各空気ケーシ
ングの一つの排気口に導く第1および第2の排気側通路
を設け、この第1および第2の排気側通路の排気口への
合流部に、一方の排気側通路からの空気のみを排気口に
導く切換弁を設けたものである。
【0013】本発明の第の手段は、上記第1、第2の
各手段において、回転ドラムと駆動伝達軸との間に一方
向クラッチを介装したものである。
【0014】
【作用】上記第1、第2の手段によれば、第1および第
2のトングを設けたことで、熱交換ファンの正逆回転
(左右両回転)に対しても、第1および第2のトングの
働きにより空気を排気口に効率よく導くことができる。
【0015】また、第の手段によれば、この逆止弁の
働きにより、排気口より空気が逆流(流入)することが
防止されるため、空気を一層効率よく排気口に導くこと
ができる。
【0016】第の手段によれば、非常に簡単な構成の
切換弁を排気口への合流部に設けるだけで、第の手段
と同等の性能が得られる。さらに、第の手段によれ
ば、熱交換ファンは正逆転しながら常時運転されるが、
回転ドラムは、一方向クラッチの働きにより、一方向の
回転時のみ断続的に回転する。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例にかかる衣類乾燥機の乾燥
用空気ケーシングの正面図である。ここで、この実施例
における衣類乾燥機は、乾燥用空気ケーシングおよび冷
却用空気ケーシングの構造以外は図5に示す従来のもの
と同じであるため、全体構成の説明は省略する。
【0018】図1に示すように、乾燥用空気ケーシング
26には、第1のトング27aと第2のトング27bとが形成
された略三角形状の両方向トング部27が設けられ、この
両方向トング部27により形成された第1および第2の排
気側通路28,29が排気口30で合流されている。ここで、
第1のトング27aは、熱交換ファン7を正回転させた際
に乾燥用空気を排気口30に導き、また第2のトング27b
は、熱交換ファン7を逆回転させた際に乾燥用空気を排
気口30に導く。なお、冷却用空気ケーシングについては
乾燥用空気ケーシング26と同様な構造であるため、その
図面や説明は省略する。
【0019】次に動作を説明する。熱交換ファン7が正
回転(左回転)をするとき、空気(破線の矢印で示す)
は両方向トング部27の第1のトング27aの働きにより効
率よく排気口30に導かれる。そして、熱交換ファン7が
逆回転(右回転)するときは、空気(実線の矢印で示
す)は両方向トング部27の第2のトング27bの働きによ
り効率よく排気口30に導かれる。すなわち、熱交換ファ
ン7の正逆(左右)回転に対しても同等の性能で乾燥用
空気を送れる。
【0020】したがって、回転ドラム2を正逆(左右)
回転させても乾燥用空気の送風量をほぼ従来と同等に確
保できるため、回転ドラム2を正逆回転させて衣類のシ
ワ、傷みを低減する乾燥を能率良く行える。
【0021】図2は本発明の第2実施例にかかる衣類乾
燥機の乾燥用空気ケーシングの正面図である。この乾燥
用空気ケーシング26および冷却用空気ケーシングにおい
ては、上記図1に示す構成に加えて、第1および第2の
排気側通路28,29に逆止弁31,32がそれぞれ設けられて
いる。ここで、この逆止弁31,32の構造について説明す
る。第1および第2の排気側通路28,29における第1,
第2のトング27a,27bの近傍に、弁体31a,32aを回
転可能に支持するヒンジ部31b,32bが設けられ、弁体
31a,32aはバネ体31c,32cにより通路を閉鎖する方
向に軽く付勢されている。
【0022】次に動作を説明する。熱交換ファン7が正
回転(左回転)をするとき、空気(破線の矢印で示す)
は両方向トング部27の第1のトング27aの働きにより排
気口30の方へ空気が流れようとする。その空気圧力によ
り弁体31aが開かれ、排気口30へ空気が導かれる。この
とき、もう一方の逆止弁32側から空気は若干流入しよう
とするが、この逆止弁32の弁体32aはケーシング26の外
周部に当たっており、これ以上逆方向に開くことはな
い。したがって、一旦、排気口30の方向へ導かれた空気
は再度ケーシング26に戻ることはなく、図1に示すもの
よりもさらに効率よく空気を排気口30に導くことができ
る。
【0023】なお、熱交換ファン7が逆回転(右回転)
するとき、すなわち空気の流れが実線の矢印で示すよう
に流れる場合は上記と全く逆の動作が生じるだけで、そ
の作用は同じである。
【0024】図3は本発明の第3実施例にかかる衣類乾
燥機の乾燥用空気ケーシングの正面図である。この乾燥
用空気ケーシング26および冷却用空気ケーシングにおい
ては、上記図1に示す構成に加えて、第1および第2の
排気側通路28,29の排気口30への合流部に、一方の排気
側通路28,29からの空気のみを排気口30に導く切換弁33
を設けている。ここで、この切換弁33は、合流部におけ
る両方向トング部27近傍箇所に配設したヒンジ部33aに
より弁体33bを回転可能に支持した構成とされている。
【0025】次に動作を説明する。熱交換ファン7が正
回転(左回転)をするとき、空気(破線の矢印で示す)
は両方向トング部27の第1のトング27aの働きにより排
気口30の方へ空気が流れようとする。その空気圧力によ
り切換弁33の弁体33bは2点鎖線で示す位置から実線で
示す位置まで移動され、排気口30へ空気が導かれる。こ
のとき、弁体33bは排気口30の側壁に当り、ケーシング
26側への空気の逆流を自動的に閉鎖してしまう。したが
って、一旦、排気口30の方向へ導かれた空気が再度ケー
シング26内に戻ることはなく、図1に示すものよりもよ
り効率よく空気を排気口30に導くことができる。さら
に、この実施例によれば、図2に示すものよりも構成が
簡単であるため、製造コストの低減化を図れる。
【0026】なお、熱交換ファン7が右回転するとき
は、すなわち空気の流れが実線の矢印で示す場合は上記
と全く逆の動作が生じるだけで、その作用は同じであ
る。図4は本発明の第4実施例にかかる衣類乾燥機を示
す断面図である。本発明の衣類乾燥機においては乾燥用
空気ケーシング26および冷却用空気ケーシングの構造
は、図1、図2、または図3に示される構造と同一であ
る一方、モータから回転ドラム2への駆動伝達構造が異
なっているため、図4により、この駆動伝達構造につい
て説明する。
【0027】図4に示すように、乾燥用空気ケーシング
26は、従来と同様にモータ3により駆動伝達軸23および
ファンベルト8を介して駆動され、モータ3の正逆回転
にともなって回転される。一方、回転ドラム2をファン
ベルト4を介して回転させるファンプーリ36とモータ3
の駆動伝達軸23との間には一方向クラッチ34が介装さ
れ、この一方向クラッチ34により回転ドラム2はモータ
3が所定の一方向(この実施例においては正回転方向)
に駆動されたときだけ回転されるようになっている。な
お、図4において、35はファンベルト8を介して乾燥用
空気ケーシング9を回転させるファンプーリである。
【0028】次に動作を説明する。今、モータ3が衣類
乾燥機の正面からみて右方向に回転(正回転)している
とする。このとき、一方向クラッチ34は連結状態とな
り、従来の乾燥機と同様に、回転ドラム2および熱交換
ファン7との両者が回転駆動される。
【0029】次にこのモータ3を逆回転(左回転)させ
ると、熱交換ファン7は上記と同様に駆動されるが、回
転ドラム2は一方向クラッチ34の働きにより駆動されな
い。すなわち、この場合は、熱交換ファン7は作動して
いるが回転ドラム2は静止している状態となる。
【0030】このように、モータ3を正逆回転させると
熱交換ファン7は常時回転されて送風機能が維持されな
がら、モータ3の逆回転時には回転ドラム2が静止され
ることとなる。すなわち、モータ3を適宜逆回転させる
ことにより、ニット衣類を最適状態で乾燥させることが
できる。
【0031】この点について詳細に説明する。一般に、
通常乾燥においては、回転ドラム2を回転させ、衣類に
ムラがなく乾燥用空気(加熱空気)をあてて乾燥ムラを
なくするようにしている。しかし、湿ったニット衣類に
木綿などの通常衣類と同様の回転、すなわち機械力を与
えるとニット衣類は直ちにフェルト化して収縮してしま
う。そこでこの対策として、乾燥物の量(ニット衣類)
を減らし、ひとつは回転ドラム2を断続的に回転させる
ことで、ニット衣類へ与える機械力を低減するものであ
る。ただし、回転ドラム2の停止時も熱交換ファン7を
常時回転させて送風機能を働かさせている。
【0032】なお、この断続回転をさらにきめ細かく制
御すると、さらに好適なニット衣類の乾燥を行える。す
なわち、回転ドラム2を略1/3回転させて、回転ドラ
ム2内のバッフル(回転ドラム2に略均等に3個配設し
ている。図示せず)が略最下点位置から略上位置まで移
動させることにより、ニット衣類をほぼ半回転、すなわ
ち表裏がひっくり返る動きを生じさせる。したがって、
回転ドラム2を1/3回転したときには丁度、次のバッ
フルがほぼ最下点位置にきている。そして、この動きを
所定時間間隔で断続的に作動させるものである。そのた
め、乾燥用空気がムラなくニット衣類にあたることにな
る。たとえば、5分間隔で1/3回転動作させた。結果
は良好であり、回転ドラム2を使ったドラム式の衣類乾
燥機でもニット衣類の乾燥が可能である。なお、この時
間間隔が短すぎると機械力が多すぎて収縮が起こり易く
なり、また長すぎると乾燥ムラおよびシワの固着が生じ
るものである。
【0033】このような回転ドラムの動きをさせること
で、ニット衣類の収縮の少ない乾燥が可能となるもので
ある。
【0034】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、乾燥用空気ケーシングおよび冷却用空気ケーシング
に、熱交換ファンを正回転させた際に乾燥用または冷却
用空気を各空気ケーシングの排気口に導く第1のトング
と、熱交換ファンを逆回転させた際に乾燥用または冷却
用空気を各空気ケーシングの排気口に導く第2のトング
とをそれぞれ設けたことで、熱交換ファンの正逆回転
(左右両回転)に対しても、各々のトングの働きにより
乾燥用および冷却用空気を効率よく排気口に導くことが
できる。
【0035】その結果、乾燥用および冷却用空気の風量
をほぼ従来と同等に確保した上で回転ドラムを正逆回転
させることがてきるため、従来通りの乾燥時間を維持し
ながら、乾燥物の傷み、シワを低減できるものである。
【0036】そして、第1および第2のトングから各空
気ケーシングの排気口に通じる第1および第2の排気側
通路に、排気口側へのみ空気を流す逆止弁をそれぞれ設
けた構成とすることで、一層効率よく空気を排気口に導
くことができる。
【0037】また、第1および第2のトングから各空気
ケーシングの一つの排気口に導く第1および第2の排気
側通路を設け、この第1および第2の排気側通路の排気
口への合流部に、一方の排気側通路からの空気のみを排
気口に導く切換弁を設けたことで、上記逆止弁を設けた
場合より簡単な構成で同等の性能が得られる。
【0038】さらに、回転ドラムと駆動伝達軸との間に
一方向クラッチを介装した構成を上記空気ケーシングの
構成に付加することで、正回転では通常の乾燥機として
の機能を確保しながら、かつ逆回転では回転送風機能を
常時働かせつつ回転ドラムを停止することができるた
め、回転ドラムのみ断続回転させることにより、ニット
衣類をその収縮を少なくしながら乾燥できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例にかかる衣類乾燥機の乾
燥用空気ケーシングの断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例にかかる衣類乾燥機の乾
燥用空気ケーシングの断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例にかかる衣類乾燥機の乾
燥用空気ケーシングの断面図である。
【図4】本発明の第4の実施例にかかる衣類乾燥機の断
面図である。
【図5】従来の衣類乾燥機の断面図である。
【図6】従来の衣類乾燥機の乾燥用空気ケーシングの断
面図である。
【符号の説明】
1 乾燥機本体 2 回転ドラム 3 モータ 7 熱交換ファン 23 駆動伝達軸 26 乾燥用空気ケーシング 27 両方向トング部 27a 第1のトング 27b 第2のトング 28 第1の排気側通路 29 第2の排気側通路 30 排気口 31,32 逆止弁 31a,32a 弁体 31b,32b ヒンジ部 31c,32c バネ体 33 切換弁 33a ヒンジ部 33b 弁体 34 一方向クラッチ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 58/02 D06F 58/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥機本体と、この乾燥機本体内に回転
    自在に設けた回転ドラムと、この回転ドラムの後方に設
    けた送風機能と熱交換機能とを有する熱交換ファンと、
    この熱交換ファンの一方側に設けた乾燥用空気ケーシン
    グと、熱交換ファンの他方側に設けた冷却用空気ケーシ
    ングと、上記回転ドラムと熱交換ファンとを駆動する駆
    動伝達軸を正逆回転するモータとを備え、上記乾燥用空
    気ケーシングおよび冷却用空気ケーシングに、熱交換フ
    ァンを正回転させた際に乾燥用空気または冷却用空気を
    各空気ケーシングの排気口に導く第1のトングと、熱交
    換ファンを逆回転させた際に乾燥用または冷却用空気を
    各空気ケーシングの排気口に導く第2のトングとをそれ
    ぞれ設け、第1および第2のトングから各空気ケーシン
    グの排気口に通じる第1および第2の排気側通路に、排
    気口側へのみ空気を流す逆止弁をそれぞれ設けた衣類乾
    燥機。
  2. 【請求項2】 乾燥機本体と、この乾燥機本体内に回転
    自在に設けた回転ドラムと、この回転ドラムの後方に設
    けた送風機能と熱交換機能とを有する熱交換ファンと、
    この熱交換ファンの一方側に設けた乾燥用空気ケーシン
    グと、熱交換ファンの他方側に設けた冷却用空気ケーシ
    ングと、上記回転ドラムと熱交換ファンとを駆動する駆
    動伝達軸を正逆回転するモータとを備え、上記乾燥用空
    気ケーシングおよび冷却用空気ケーシングに、熱交換フ
    ァンを正回転させた際に乾燥用空気または冷却用空気を
    各空気ケーシングの排気口に導く第1のトングと、熱交
    換ファンを逆回転させた際に乾燥用または冷却用空気を
    各空気ケーシングの排気口に導く第2のトングとをそれ
    ぞれ設け、第1および第2のトングから各空気ケーシン
    グの一つの排気口に導く第1および第2の排気側通路を
    設け、この第1および第2の排気側通路の排気口への合
    流部に、一方の排気側通路からの空気のみを排気口に導
    く切換弁を設けた衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 回転ドラムと駆動伝達軸との間に一方向
    クラッチを介装した請求項1〜2のいずれかに記載の衣
    類乾燥機。
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