JP3324879B2 - 防雨型配線器具 - Google Patents

防雨型配線器具

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JP3324879B2 JP21609394A JP21609394A JP3324879B2 JP 3324879 B2 JP3324879 B2 JP 3324879B2 JP 21609394 A JP21609394 A JP 21609394A JP 21609394 A JP21609394 A JP 21609394A JP 3324879 B2 JP3324879 B2 JP 3324879B2
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英雄 林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家屋の外壁など屋外面
に取り付けられる防雨型配線器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家屋の外壁など屋外面にコンセント等の
配線器具を取り付ける場合、雨水が配線器具に作用する
のを防ぐために、防雨カバーで配線器具を覆って形成し
た防雨型配線器具が提供されている。この配線器具は、
下面が開口する防雨カバー内にコンセント等の配線器具
を取り付けて形成されるものであり、外壁などの壁面か
ら導出した電源コードを配線器具に接続すると共に防雨
カバーを壁面に固定するようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような防雨
型配線器具として従来から市販されているものは、防雨
カバーに専用の配線器具を組み込んで形成されており、
一般に汎用されている規格化された配線器具をそのまま
用いることができないという問題があり、また防雨カバ
ーには一つの配線器具が組み込めるだけであり、複数個
や複数種の配線器具を組み合わせて組み込むことはでき
ないという問題もあった。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、規格化された配線器具をそのまま組み込んで用い
ることができ、しかも複数の配線器具を組み合わせて組
み込むこともできる防雨型配線器具を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る防雨型配線
器具は、壁面に固定される下面開口の防雨カバー1と、
規格化された配線器具2のモジュールの複数個分の大き
さに形成された中枠3とを具備し、コンセントのような
上記規格化された配線器具2が取着された中枠3を防雨
カバー1内に取り付けて成ることを特徴とするものであ
る。
【0006】また本発明にあって、防雨カバー1の開口
部の内周に化粧枠4を取り付け、規格化された配線器具
2が取着された中枠3を化粧枠4の上側において防雨カ
バー1内に配設すると共に化粧枠4に設けた係合片5に
中枠3に設けた被係合片6を弾性的に係合させることに
よって、中枠3を防雨カバー1内に取り付けるようにし
てある。
【0007】さらに本発明にあって、化粧枠4の外面に
鍔片7とその上側の係合突起8とを設け、防雨カバー1
の内面に係合鍔片9を設け、化粧枠4を防雨カバー1の
内周に配設すると共に防雨カバー1の係合鍔片9を化粧
枠4の鍔片7と係合突起8との間に係合させて、防雨カ
バー1の開口部の内周に化粧枠4を取り付けるようにし
てある。
【0008】また本発明にあって、規格化された配線器
具2を複数並列させて取り付けることができる矩形枠状
に中枠3を形成し、規格化された配線器具2に設けた爪
片10を係合させて配線器具2を中枠3に取り付けるた
めの爪係合穴11a,11bを、中枠3の長手側の各辺
に沿って複数組ずつ設けるようにしてある。加えて本発
明にあって、防雨カバー1の壁面側の内面に、配線器具
2に接続するコードを引っかけるコード引っかけ具12
を取り付けて成ることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】規格化された配線器具2のモジュールの複数個
分の大きさに形成された中枠3を具備し、そしてコンセ
ントのような規格化された配線器具2が取着された中枠
3を防雨カバー1内に取り付けるようにしているため
に、市販の汎用される規格化された配線器具2を中枠3
を介して防雨カバー1に組み込んで使用することが可能
になり、また中枠3に複数の配線器具2を取り付けるこ
とによって、複数の配線器具2を組み合わせて使用する
ことが可能になる。
【0010】また、防雨カバー1の開口部の内周に化粧
枠4を取り付け、規格化された配線器具2が取着された
中枠3を化粧枠4の上側において防雨カバー1内に配設
すると共に化粧枠4に設けた係合片5に中枠3に設けた
被係合片6を弾性的に係合させることによって、中枠3
を防雨カバー1内に取り付けるようにすれば、中枠3を
化粧枠4に係合して一体化させることによって防雨カバ
ー1への配線器具2の組み込みをおこなうことができ、
係合というワンタッチの手段で組み込みの操作をおこな
うことができる。
【0011】また、化粧枠4の外面に鍔片7とその上側
の係合突起8とを設け、防雨カバー1の内面に係合鍔片
9を設け、化粧枠4を防雨カバー1の内周に配設すると
共に防雨カバー1の係合鍔片9を化粧枠4の鍔片7と係
合突起8との間に係合させて、防雨カバー1の開口部の
内周に化粧枠4を取り付けるようにすれば、係合手段で
防雨カバー1に化粧枠4を取り付けることができ、係合
というワンタッチの操作で化粧枠4を取り付けることが
できる。
【0012】また、規格化された配線器具2を複数並列
させて取り付けることができる矩形枠状に中枠3を形成
し、規格化された配線器具2に設けた爪片10を係合さ
せて配線器具2を中枠3に取り付けるための爪係合穴1
1a,11bを、中枠3の長手側の各辺に沿って複数組
ずつ設けるようにすれば、中枠3に設けた複数組の任意
の爪係合穴11a,11bに配線器具2の爪片10を係
合させることによって、複数の配線器具2を任意に組み
合わせて中枠3に取り付けることができる。
【0013】さらに、防雨カバー1の壁面側の内面に、
配線器具2に接続するコードを引っかけるコード引っか
け具12を取り付けるようにすれば、コンセントなどの
配線器具2に接続したコードを引っかけ具12に引っか
けておくことによって、コードに張力が作用しても張力
は引っかけ具12で受けられ、コードが配線器具2から
抜けることを防ぐことができる。
【0014】
【実施例】以下本発明を実施例によって詳述する。防雨
カバー1は樹脂成形品によって、図8や図9に示すよう
に下面及び背面が開口する函状に形成されるものであ
り、防雨カバー1の背面の両側端部には固定用フランジ
21が延設してある。この固定用フランジ21にはそれ
ぞれ図9に示すようにネジ孔22が穿設してある。また
防雨カバー1の後部内面の下端部には一対のコードガイ
ド用凹部23,23が凹設してあり、このコードガイド
用凹部23,23間の凸部24にネジ孔25が穿設して
ある。そして防雨カバー1の下部内面には下面の開口の
やや上方位置において、図8及び図9(b)に示すよう
に全周に亘って係合鍔片9が突設してある。
【0015】防雨カバー1の上記凸部24にはコード引
っかけ具12が取り付けてある。コード引っかけ具12
は背面に固定用突部47を突設すると共に両側に引っか
け片48を側方へ突出させて形成されるものであり、図
5に示すように凸部24に固定用突部47をあてがって
ネジ孔25に通したネジ具49を固定用突部47にねじ
込むことによって、図4のように防雨カバー1の後部内
面の下端部に引っかけ具12を取り付けるようにしてあ
り、引っかけ具12の各引っかけ片48はコードガイド
用凹部23の前方に対向配置されるようにしてある。
【0016】中枠3は樹脂成形品によって角枠状に形成
されるものであって、JIS規格等で埋め込み型配線器
具用に規格された3個用の大角型取付枠に準拠して作
製してあり、この大角型取付枠に適合すべく規格化され
た一般汎用の配線器具2を最大3個取り付けることがで
きるようにしてある。つまり、中枠3は規格化された配
線器具2のモジュールの3個分の大きさに形成してあ
る。勿論、中枠3の大きさは3個モジュールに限定され
るものではなく、2個モジュールの大きさに形成しても
よく、3個モジュールを超える大きさに形成してもよ
い。場合によっては1個モジュールの大きさに中枠3を
形成することもできる。
【0017】中枠3は複数個の規格された配線器具2
を並列させて内側に取り付けるために、図11に示すよ
うに矩形枠状に形成してあり、長手側の各辺3a,3b
には3対ずつの爪係合穴11a,11bが設けてある。
この長手方向の各辺3a,3bはそれぞれ図10(b)
に示すように断面L字形に形成してあって、爪係合穴1
1a,11bはそれぞれL字形の隅部に設けてある。そ
して一方の辺3aに設けられる爪係合穴11aはそれぞ
れ独立した孔として形成してあるが、他方の辺3bに設
けられる爪係合穴11bは対をなすもの同士を連通させ
てあり、このように一対の爪係合穴11bを連通させる
ことによって、図10(b)や図11(b)(c)に示
すように辺3bの縦辺26に下端が自由端となった舌片
27が形成されるようにしてある。
【0018】また中枠3の短手側の各辺3c,3cには
その上端縁を上方へ延長させて被係合片6が設けてあ
り、各被係合片6の外面の上部に下面が傾斜面になった
縦断面略三角形の嵌合突部28が突設してある。この短
手側の各辺3c,3cにはその両側部の位置において2
本ずつの切り込み29が下端に至るように設けてあり、
各切り込み29間に弾性変形が容易な弾性片30が形成
されるようにしてある。さらにこの短手側の各辺3c,
3cの両側端には係止用突片32がそれぞれ突設してあ
る。図11において31は中枠3内に取り付ける配線器
具2の位置決めをするための仕切り片である。
【0019】化粧枠4は樹脂成形品によって中枠3と同
様に矩形枠状に形成されるものであり、短手側の各辺4
a,4bにはそれぞれ図13(c)(d)のように係合
片5が上方へ突出して設けてある。この各係合片5の上
端部の幅方向中央には図12や図13(d)に示すよう
に横長長方形の嵌合孔35がそれぞれ穿設してある。嵌
合孔35を設けた箇所の上方において各係合片5上端に
はガイド突片37が突設してあり、ガイド突片37の上
端部の内面にガイド傾斜面37aが形成してある。また
各係合片5の両側部にそれぞれ縦に長い略U字形の切り
込み36を設けることによって、図12に示すように下
端が自由端となった弾性舌片38が形成してあり、各弾
性舌片38の下端の外面に上面と下面が傾斜面8a,8
bとなった側面三角形状の係合突起8が突設してある。
この各係合突起8には縦に切り込み39が設けてある。
化粧枠4の下端にはその外周の全長に亘って鍔片7が外
方へ張り出して設けてある。
【0020】上記各部材によって防雨型配線器具を組み
立てることができるのであるが、防雨型配線器具を家屋
の外壁など壁面13に施工するにあたっては、まず図1
に示すように壁面13に市販されている既存の配線ボッ
クス41を埋め込んで取り付け、さらに市販されている
既存の金属製の取付枠42を配線ボックス41の前面の
開口に取り付ける。配線ボックス41の両側端に設けた
受け片43に取付枠42の両側端部の通孔44に通した
ネジ具45をネジ込むことによって、この取り付けを行
なうことができる。
【0021】一方、規格化された配線器具2としては、
コンセント2a、アース付きコンセント2b、アースタ
ーミナル2cやその他スイッチ等を用いることができる
ものであり、これら配線器具2には図14に示すように
その両側部に一対ずつの爪片10が突設してある。そし
て中枠3に上側から配線器具2を嵌め込み、図10
(b)に想像線で示すように、配線器具2の両側の各爪
片10をそれぞれ爪係合穴11a,11bに係合させる
ことによって、中枠3に配線器具2を取り付ける。中枠
3には複数個の配線器具2を取り付けることができるの
で、一つの配線器具2を取り付ける他に、複数種の配線
器具2を組み合わせて取り付けることもできる。例えば
配線器具2として図7(a)のようにコンセント2aを
取り付ける他に、図7(b)のようにコンセント2aと
アースターミナル2cを組み合わせて取り付けたり、図
7(c)のようにコンセント2aとアース付きコンセン
ト2bとアースターミナル2cを組み合わせて取り付け
たりすることができるものである。
【0022】尚、中枠3に配線器具2を取り付けない箇
所には、配線器具2と同じ寸法に形成され同様に爪片1
0を設けて形成したブランクプレート50を用い、爪係
合穴11a,11bへの爪片10の係合によってブラン
クプレート50を取り付けることによって、図7(a)
(b)のように中枠3内に開口ができないようにしてあ
る。また、上記のようにして中枠3に取り付けた配線器
具2を中枠3から取り外すには、中枠3の長手側の一方
の辺3bの舌片27の内側にマイナスドライバーの先端
などの治具を差し込んで、舌片27を図10(b)の矢
印方向に弾性的に若干屈曲させ、爪係合穴11bへの配
線器具2の爪片10の係合を外すことによっておこなう
ことができる。
【0023】このように配線器具2を取り付けた中枠3
を係合鍔片9よりも上側において防雨カバー1内に配設
すると共に、化粧枠4を係合鍔片9よりも下側において
防雨カバー1内に配設し、先ず化粧枠4を防雨カバー1
の下面の開口部の内周に取り付ける。防雨カバー1に化
粧枠4を取り付けるにあたっては、化粧枠4を防雨カバ
ー1内に下面の開口から入れて上方へ押し上げると、化
粧枠4の両端の各係合片5に設けた係合突起8の上面の
傾斜面8aが防雨カバー1の係合鍔片9の下縁に当たる
が、さらに化粧枠4を押し上げると弾性舌片38が弾性
的に内方へ変形して係合突起8が内方へ変位し、そして
係合突起8が係合鍔片9より上方へ押し上げられると、
図6(a)のように係合突起8の下面の傾斜面8aが係
合鍔片9の上縁に係止されると共に化粧枠4の鍔片7が
係合鍔片9の下面に当接する。このようにして防雨カバ
ー1の係合鍔片9を化粧枠4の係合突起8と鍔片7との
間に係合させることによって、防雨カバー1の内周に化
粧枠4を取り付けることができるものであり、化粧枠4
は係合手段によってワンタッチで取り付けることができ
るものである。また逆に化粧枠4を強く下方へ引くこと
によって、係合突起8による係合を外して化粧枠4を防
雨カバー1の下方へ取り外すことが可能である。
【0024】そして次に、配線器具2を取り付けた中枠
3を防雨カバー1内に背面の開口から入れて押し下げる
と、中枠3が化粧枠4の両端の各係合片5の間に差し込
まれ、さらに各係合片5の上端のガイド突片37のガイ
ド傾斜面37aにガイドされて中枠3の両端の各被係合
片6に設けた嵌合突部28が各係合片5の内面に入り込
んで、図6(b)のように係合片5の嵌合穴35に嵌合
される。このように嵌合穴35に嵌合突部28を嵌合さ
せることによって、化粧枠4の各係合片5の内側に中枠
3の各被係合片6を係合させ、化粧枠4に中枠3を固定
することができるものであり、中枠3はこのように係合
手段によってワンタッチで取り付けることができるもの
である。このとき、防雨カバー1の係合鍔片9への係合
突起8の係合で化粧枠4の弾性舌片38が内方へ若干変
形していても、中枠3の弾性片30が弾性舌片38の内
面に沿って容易に変形するために、化粧枠4の係合片5
間に中枠3の被係合片6を係合させることの支障となる
ことがないものである。このようにして図2に示すよう
に、中枠3に取り付けた配線器具2を化粧枠4を介して
防雨カバー1内に取り付けることができ、図3に示すよ
うな防雨型配線器具を組み立てることができるものであ
る。またこのように中枠3を化粧枠4に係合させて結合
させると、中枠3の係止用突片32が防雨カバー1の係
合鍔片9の上面に係止され、中枠3が防雨カバー1の下
方へ脱落することを防止するようにしてある。
【0025】このようにして配線器具2を防雨カバー1
に組み込み、さらに配線器具2の速結端子を内蔵する電
線挿入孔51に壁内を配線した電線52の先端を差し込
んで接続した後、ネジ具53を防雨カバー1のネジ孔2
2を通して取付枠42の両端のネジ孔46にねじ込むこ
とによって、配線器具2を組み込んだ防雨カバー1を壁
面13に取り付ける施工をおこなうことができるもので
ある。
【0026】上記のようにして壁面13に取り付けた防
雨型配線器具にあって、コンセントなどの配線器具2に
プラグ等を差し込んで使用するにあたっては、プラグ等
のコード14は図2に想像線で示すように、防雨カバー
1の後部内面の下端部に設けたコード引っかけ具12の
引っかけ片48に引っかけるようにすることができる。
このようにコード14をコード引っかけ具12の引っか
け片48に引っかけると、コード14に矢印のように引
張力が作用しても、この張力はコード引っかけ具12で
受けられ、配線器具2に差し込んだプラグ等に直接作用
することを防ぐことができ、配線器具2からプラグ等が
不用意に抜けることを防止することができるものであ
る。
【0027】尚、上記実施例では化粧枠4を防雨カバー
1とは別体の部材として形成したが、化粧枠4を防雨カ
バー1の内周に一体に設けて形成するようにしてもよ
い。
【0028】
【発明の効果】上記のように本発明は、壁面に固定され
る下面開口の防雨カバーと、規格化された配線器具のモ
ジュールの複数個分の大きさに形成された中枠とを具備
し、コンセントのような上記規格化された配線器具が取
着された中枠を防雨カバー内に取り付けるようにしたの
で、市販の汎用される規格化された配線器具を中枠を介
して防雨カバーに組み込んで使用することができるもの
であり、しかも中枠に複数の配線器具を取り付けること
によって、複数の配線器具を組み合わせて使用すること
が可能になるものである。
【0029】また、防雨カバーの開口部の内周に化粧枠
を取り付け、規格化された配線器具が取着された中枠を
化粧枠の上側において防雨カバー内に配設すると共に化
粧枠に設けた係合片に中枠に設けた被係合片を弾性的に
係合させることによって、中枠を防雨カバー内に取り付
けるようにしたので、中枠を化粧枠に係合して一体化さ
せることによって中枠に取り付けた配線器具を防雨カバ
ー内に組み込むことができ、係合というワンタッチの手
段で防雨カバー内に配線器具を組み込むことができるも
のである。
【0030】また、化粧枠の外面に鍔片とその上側の係
合突起とを設け、防雨カバーの内面に係合鍔片を設け、
化粧枠を防雨カバーの内周に配設すると共に防雨カバー
の係合鍔片を化粧枠の鍔片と係合突起との間に係合させ
て、防雨カバーの開口部の内周に化粧枠を取り付けるよ
うにしたので、係合手段で防雨カバーに化粧枠を取り付
けることができるものであり、係合というワンタッチの
操作で化粧枠を取り付けることができて、組み立ての作
業が容易になるものである。
【0031】また、規格化された配線器具を複数並列さ
せて取り付けることができる矩形枠状に中枠を形成し、
規格化された配線器具に設けた爪片を係合させて配線器
具を中枠に取り付けるための爪係合穴を、中枠の長手側
の各辺に沿って複数組ずつ設けるようにしたので、中枠
に設けた複数組の任意の爪係合穴に配線器具の爪片を係
合させることによって、複数の配線器具を任意に組み合
わせて中枠に取り付けることができるものである。
【0032】さらに、防雨カバーの壁面側の内面に、配
線器具に接続するコードを引っかけるコード引っかけ具
を取り付けるようにしたので、コンセントなどの配線器
具に接続したコードを引っかけ具に引っかけておくこと
によって、コードに張力が作用しても張力は引っかけ具
で受けることができ、コードが配線器具から不用意に抜
けることを防ぐことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解斜視図である。
【図2】同上の一実施例の側面断面図である。
【図3】同上の一実施例を示すものであり、(a)は正
面図、(b)は底面図、(c)は背面図である。
【図4】同上の一実施例の一部を破断した斜視図であ
る。
【図5】同上の一実施例の一部の断面図である。
【図6】同上の一実施例を示すものであり、(a)は防
雨カバーへの化粧枠の取り付け状態を示す断面図、
(b)は化粧枠と中枠の係合状態を示す断面図である。
【図7】同上の一実施例を示すものであり、(a),
(b),(c)はそれぞれ中枠への配線器具の取り付け
の配置を示す底面図である。
【図8】本発明に用いる防雨カバーの一実施例の側面断
面図である。
【図9】同上の防雨カバーの一実施例を示すものであ
り、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は背面図
である。
【図10】本発明に用いる中枠の一実施例を示すもので
あり、(a)は正面図、(b)は正面断面図である。
【図11】同上の中枠の一実施例を示すものであり、
(a)は平面図、(b)は底面図、(c)は右側面図、
(d)は一部を破断した左側面図である。
【図12】本発明に用いる化粧枠の一実施例を示すもの
であり、(a)は正面図、(b)は正面断面図、(c)
は一部の斜視図である。
【図13】同上の化粧枠を示すものであり、(a)は平
面図、(b)は底面図、(c)は右側面図、(d)は側
面断面図である。
【図14】規格化された配線器具の一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 防雨カバー 2 配線器具 3 中枠 4 化粧枠 5 係合片 6 被係合片 7 鍔片 8 係合突起 9 係合鍔片 10 爪片 11a,11b 爪係合穴 12 コード引っかけ具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−23753(JP,A) 特開 昭64−85513(JP,A) 特開 平5−68314(JP,A) 特開 平1−103113(JP,A) 特開 昭63−257701(JP,A) 実開 昭60−188482(JP,U) 実公 昭51−42072(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/52 H02G 3/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面に固定される下面開口の防雨カバー
    と、規格化された配線器具のモジュールの複数個分の大
    きさに形成された中枠とを具備し、防雨カバーの開口部
    の内周に化粧枠を取り付け、コンセントのような上記規
    格化された配線器具が取着された中枠を化粧枠の上側に
    おいて防雨カバー内に配設すると共に化粧枠に設けた係
    合片に中枠に設けた被係合片を弾性的に係合させること
    によって、中枠を防雨カバー内に取り付けて成ることを
    特徴とする防雨型配線器具。
  2. 【請求項2】 化粧枠の外面に鍔片とその上側の係合突
    起とを設け、防雨カバーの内面に係合鍔片を設け、化粧
    枠を防雨カバーの内周に配設すると共に防雨カバーの係
    合鍔片を化粧枠の鍔片と係合突起との間に係合させて、
    防雨カバーの開口部の内周に化粧枠を取り付けて成るこ
    とを特徴とする請求項1に記載の防雨型配線器具。
  3. 【請求項3】 規格化された配線器具を複数並列させて
    取り付けることができる矩形枠状に中枠を形成し、規格
    化された配線器具に設けた爪片を係合させて配線器具を
    中枠に取り付けるための爪係合穴を、中枠の長手側の各
    辺に沿って複数組ずつ設けて成ることを特徴とする請求
    1又は2に記載の防雨型配線器具。
  4. 【請求項4】 防雨カバーの壁面側の内面に、配線器具
    に接続するコードを引っかけるコード引っかけ具を取り
    けて成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の防雨型配線器具。
JP21609394A 1994-09-09 1994-09-09 防雨型配線器具 Expired - Fee Related JP3324879B2 (ja)

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