JP3324521B2 - 双方向無線通信システムにおける着信確認送出方法および該双方向無線通信システムにおける着信確認送出プログラムを記録した記録媒体、並びに、双方向無線通信システムおよび該双方向無線通信システムに使用される基地局 - Google Patents

双方向無線通信システムにおける着信確認送出方法および該双方向無線通信システムにおける着信確認送出プログラムを記録した記録媒体、並びに、双方向無線通信システムおよび該双方向無線通信システムに使用される基地局

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JP3324521B2
JP3324521B2 JP24883298A JP24883298A JP3324521B2 JP 3324521 B2 JP3324521 B2 JP 3324521B2 JP 24883298 A JP24883298 A JP 24883298A JP 24883298 A JP24883298 A JP 24883298A JP 3324521 B2 JP3324521 B2 JP 3324521B2
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    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • HELECTRICITY
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    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の通信端末
間で相互にメッセージのやりとりを行う双方向無線通信
システムにおいて、受信したメッセージに対し着信確認
情報を送出する際の着信確認送出方法および該双方向無
線通信システムにおける着信確認送出プログラムを記録
した記録媒体、並びに、双方向無線通信システムおよび
該双方向無線通信システムに使用される基地局に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、ページングシステム等において
は、発信者が電話から基地局を介してポケットベル等の
受信端末を有する受信者へ一方的にメッセージを送信す
る、大ゾーン下り専用無線システムが一般的であり、発
信者と受信者との間でメッセージの授受を可能とする双
方向無線通信システムは、実用的に確立しているとはい
い難い。
【0003】また、最近では、受信側からメッセージの
着信応答を発信者へ送信するページングシステムに関す
る提案がされつつある。例えば、特開昭61−2089
31号には、受信端末であるページャーの所有者が、発
呼者からのメッセージの受信を確認した時に、ページャ
ーの操作ボタンを操作して自己のステータスを発呼者に
応答するシステムが提案されている。また、特開平3−
38122号には、ページャーが呼出信号を受信する
と、ブザーを鳴らして被呼者(ページャーの所有者)に
着信を通知すると共に、認識信号を発呼者へ送信するシ
ステムが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の着信確認方法は、発信者から受信者へ一方的にメッ
セージを送信する一方向の無線システムにおいてなされ
るものであり、相互でメッセージのやりとりを行う双方
向無線通信システムにおけるメッセージの着信確認に適
用することはできない。また、上述した従来の着信確認
方法においては、受信者が着信確認信号を送信し、これ
を基地局が受信すると、基地局は直ちに受信した着信確
認信号を発信者へ送出するため、基地局において各種デ
ータが輻輳し易くなり受信者へ送信するメッセージの処
理効率が低下する可能性があった。
【0005】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであり、双方向無線通信システムにおいてメッ
セージの着信確認を行う際、メッセージの処理効率を低
下させることなく着信確認を行うことができる双方向無
線通信システムにおける着信確認送出方法および該双方
向無線通信システムにおける着信確認送出プログラムを
記録した記録媒体、並びに、双方向無線通信システムお
よび該双方向無線通信システムに使用される基地局を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、送信元の無線通信端末から送信された情報を受信中
継機により受信し、該受信した情報を伝送路を介して基
地局へ送り、該基地局から送信先の無線通信端末へ前記
送信元の無線通信端末から送信された情報を送信するこ
とにより、複数の無線通信端末間で情報の授受を行う双
方向無線通信システムにおいて、前記送信元の無線通信
端末から前記送信先の無線通信端末へ情報が伝達される
過程で、前記送信元の無線通信端末から送信された情報
の着信確認を行い、その結果を前記送信元の無線通信端
末へ送出する双方向無線通信システムにおける着信確認
送出方法であって、前記基地局は、前記受信中継機およ
び伝送路を介して送信元の無線通信端末から送信された
情報を正常に受信した場合、該情報が正しく受信された
ことを示す基地局着信確認情報を発生し、前記複数の無
線通信端末のいずれかに宛てられた情報を前記複数の無
線通信端末へ向けて送信する際に、その情報に前記送信
元の無線通信端末に宛てた前記基地局着信確認情報を付
加して送信することを特徴としている。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記伝送路に接
続され、前記基地局を介して、前記複数の無線通信端末
と情報の授受を行う複数の伝送路側通信端末を有する請
求項1に記載の双方向無線通信システムにおける着信確
認送出方法であって、前記基地局は、前記複数の無線通
信端末のいずれかから前記複数の伝送路側通信端末のい
ずれかに宛てられた情報を受信した場合、その情報を前
記伝送路を介して該当する伝送路側通信端末へ送信する
と共に、前記受信中継機および伝送路を介して送信元の
無線通信端末から送信先の無線通信端末または前記複数
の伝送路側通信端末のいずれかに対して送信された情報
を、正常に受信した場合、該情報が正しく受信されたこ
とを示す基地局着信確認情報を発生し、前記複数の無線
通信端末のいずれかに宛てられた情報を前記複数の無線
通信端末へ向けて送信する際に、その情報に前記送信元
の無線通信端末に宛てた前記基地局着信確認情報を付加
して送信することを特徴としている。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の双方向無線通信システムにおける着信確認送出方法に
おいて、前記複数の無線通信端末は、各々、前記基地局
から自機宛ての情報を受信した場合、その情報の送信元
の前記無線通信端末または前記伝送路側通信端末に宛て
た端末着信確認情報を発生して前記受信中継機へ送信
し、前記基地局は、前記受信中継機および伝送路を介し
て前記端末着信確認情報を受信し、該端末着信確認情報
が無線通信端末へ宛てられていた場合は、前記複数の無
線通信端末のいずれかに宛てられた情報を前記複数の無
線通信端末に向けて送信する際に、その情報に該端末着
信確認情報を付加して送信し、該端末着信確認情報が伝
送路側通信端末へ宛てられていた場合は、前記伝送路を
介して送信元の伝送路側通信端末へ送信することを特徴
としている。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の双方向無線通信システムにおける着信確認送出方法に
おいて、前記基地局は、前記複数の無線通信端末のいず
れかから、前記複数の無線通信端末または伝送路側通信
端末のいずれかに宛てて送信された情報を、当該複数の
無線通信端末または伝送路側通信端末へ送信した際、そ
の旨を送信元の無線通信端末へ通知するための送出確認
情報を発生し、前記複数の無線通信端末のいずれかに宛
てられた情報を前記複数の無線通信端末へ向けて送信す
る際、その情報に前記送出確認情報を付加して送信する
ことを特徴としている。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の双方向無線通信システムにおける着信確認送出方法に
おいて、前記基地局は、送信先の無線通信端末または伝
送路側通信端末へ送信する情報、前記端末および基地局
着信確認情報、並びに、前記送出確認情報を各々個別に
順次記憶し、前記記憶した無線通信端末へ送信する情報
を送信する際に、当該情報に、前記記憶した端末または
基地局着信確認情報、もしくは、送出確認情報を各々少
なくとも1つ付加して送信することを特徴としている。
【0011】請求項6に記載の発明は、伝送路を介して
受信した情報を下り信号として送信する基地局と、前記
下り信号から自機宛てに送信された情報を受信すると共
に、自機から発信する情報を上り信号として送信する複
数の無線通信端末と、前記無線通信端末から送信された
上り信号を各々受信し、該上り信号に含まれた情報を前
記伝送路を介して前記基地局へ送信する複数の受信中継
機とからなり、前記基地局および受信中継機を介して前
記複数の無線通信端末間で情報の授受を行う双方向無線
通信システムにおいて、前記基地局は、前記受信中継機
および伝送路を介して送信元の無線通信端末から送信さ
れた情報を、正常に受信した場合、該情報が正しく受信
されたことを示す基地局着信確認情報を発生する基地局
着信情報発生手段と、前記複数の無線通信端末のいずれ
かに宛てられた情報を前記複数の無線通信端末へ向けて
送信する際に、その情報に前記送信元の無線通信端末に
宛てた前記基地局着信確認情報を付加する基地局着信確
認情報付加手段とを具備することを特徴としている。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の双方向無線通信システムにおいて、前記伝送路に接続
され、該伝送路および前記基地局を介して前記複数の無
線通信端末と情報の授受を行う複数の伝送路側通信端末
を有し、前記基地局は、前記複数の無線通信端末のいず
れかから前記複数の伝送路側通信端末のいずれかに宛て
られた情報を受信した場合、その情報を前記伝送路を介
して該当する伝送路側通信端末へ送信する伝送路送信手
段を有し、前記基地局着信情報発生手段は、前記受信中
継機および伝送路を介して送信元の無線通信端末から送
信先の無線通信端末または前記複数の伝送路側通信端末
のいずれかに対して送信された情報を、正常に受信した
場合、該情報が正しく受信されたことを示す基地局着信
確認情報を発生することを特徴としている。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の双方向無線通信システムにおいて、前記複数の無線通
信端末の各々は、前記基地局から自機宛ての情報を受信
した場合、その情報の送信元の無線通信端末または伝送
路側通信端末に宛てた端末着信確認情報を発生する端末
着信確認情報発生手段と、前記端末着信情報を前記上り
信号として送信する上り信号送信手段とを有してなり、
前記基地局は、前記受信中継機および伝送路を介して受
信した前記端末着信確認情報が、前記無線通信端末へ宛
てられていた場合は、前記複数の無線通信端末のいずれ
かに宛てられた情報を前記複数の無線通信端末に向けて
送信する際に、その情報に該端末着信確認情報を付加す
る端末着信確認情報付加手段と、該端末着信確認情報が
伝送路側通信端末へ宛てられていた場合は、前記伝送路
を介して送信元の伝送路側通信端末へ送信する端末着信
確認情報送信手段とを具備することを特徴としている。
【0014】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の双方向無線通信システムにおいて、前記基地局は、前
記複数の無線通信端末のいずれかから、前記複数の無線
通信端末または伝送路側通信端末のいずれかに宛てて送
信された情報を、当該複数の無線通信端末または伝送路
側通信端末へ送信した際、その旨を送信元の無線通信端
末へ通知するための送出確認情報を発生する送出確認情
報発生手段と、前記複数の無線通信端末のいずれかに宛
てられた情報を前記複数の無線通信端末へ向けて送信す
る際、その情報に前記送出確認情報を付加する送出確認
情報付加手段とを具備することを特徴としている。
【0015】請求項10に記載の発明は、請求項9に記
載の双方向無線通信システムにおいて、前記基地局は、
前記複数の無線通信端末へ送信する情報と、前記基地局
着信確認情報および端末着信確認情報と、前記送出確認
情報とを、それぞれ逐次記憶する記憶手段を有してな
り、前記基地局着信確認情報付加手段、端末着信確認情
報付加手段、および、送出確認情報付加手段は、各々、
前記記憶手段に記憶されている情報を、下り信号として
前記複数の無線通信端末へ送信する際、その情報に、少
なくとも1つの基地局着信確認情報および端末着信確認
情報、並びに、送出確認情報を前記記憶手段から読み出
して付加することを特徴としている。
【0016】請求項11に記載の発明は、伝送路を介し
て受信した情報を下り信号として送信する基地局と、前
記下り信号から自機宛てに送信された情報を受信すると
共に、自機から発信する情報を上り信号として送信する
複数の無線通信端末と、前記無線通信端末から送信され
た上り信号を各々受信し、該上り信号に含まれた情報を
前記伝送路を介して前記基地局へ送信する複数の受信中
継機とからなり、前記基地局および受信中継機を介して
前記複数の無線通信端末間で情報の授受を行う双方向無
線通信システムにおいて、前記基地局は、前記受信中継
機および伝送路を介して送信元の無線通信端末から送信
された情報を、正常に受信した場合、該情報が正しく受
信されたことを示す基地局着信確認情報を発生する基地
局データ処理部と、前記複数の無線通信端末のいずれか
に宛てられた情報を前記複数の無線通信端末へ向けて送
信する際に、その情報に前記送信元の無線通信端末に宛
てた前記基地局着信確認情報を付加するデータ付加処理
部とを具備することを特徴としている。
【0017】請求項12に記載の発明は、請求項11に
記載の双方向無線通信システムにおいて、前記伝送路に
接続され、該伝送路および前記基地局を介して前記複数
の無線通信端末と情報の授受を行う複数の伝送路側通信
端末を有し、前記基地局は、前記複数の無線通信端末の
いずれかから前記複数の伝送路側通信端末のいずれかに
宛てられた情報を受信した場合、その情報を前記伝送路
を介して該当する伝送路側通信端末へ送信する伝送路用
送信器を有し、前記基地局データ処理部は、前記受信中
継機および伝送路を介して送信元の無線通信端末から送
信先の無線通信端末または前記複数の伝送路側通信端末
のいずれかに対して送信された情報を、正常に受信した
場合、該情報が正しく受信されたことを示す基地局着信
確認情報を発生することを特徴としている。
【0018】請求項13に記載の発明は、請求項12に
記載の双方向無線通信システムにおいて、前記複数の無
線通信端末の各々は、前記基地局から自機宛ての情報を
受信した場合、その情報の送信元の無線通信端末または
伝送路側通信端末に宛てた端末着信確認情報を発生する
端末データ発生部と、前記端末着信情報を前記上り信号
として送信する上り信号送信器とを有してなり、前記基
地局の基地局データ処理部は、前記受信中継機および伝
送路を介して受信した前記端末着信確認情報が、前記無
線通信端末または前記伝送路側通信端末のいずれに宛て
られたものかを判断し、前記端末着信確認情報が前記伝
送路側通信端末に宛てられたものと判断した場合は、前
記基地局データ処理部が、前記伝送路を介して送信元の
伝送路側通信端末へ送信し、前記端末着信確認情報が前
記無線通信端末に宛てられたものと判断した場合は、前
記データ付加処理部が、前記複数の無線通信端末のいず
れかに宛てられた情報を前記複数の無線通信端末に向け
て送信する際に、その情報に該端末着信確認情報を付加
することを特徴としている。
【0019】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載の双方向無線通信システムにおいて、前記基地局の
基地局データ処理部は、前記複数の無線通信端末のいず
れかから、前記複数の無線通信端末または伝送路側通信
端末のいずれかに宛てて送信された情報を、当該複数の
無線通信端末または伝送路側通信端末へ送信した際、そ
の旨を送信元の無線通信端末へ通知するための送出確認
情報を発生し、前記データ付加処理部は、前記複数の無
線通信端末のいずれかに宛てられた情報を前記複数の無
線通信端末へ向けて送信する際、その情報に前記送出確
認情報を付加することを特徴としている。
【0020】請求項15に記載の発明は、請求項14に
記載の双方向無線通信システムにおいて、前記基地局
は、前記複数の無線通信端末へ送信する情報と、前記基
地局着信確認情報および端末着信確認情報と、前記送出
確認情報とを、それぞれ逐次記憶するメモリを有してな
り、前記データ付加処理部は、各々、前記メモリに記憶
されている情報を、下り信号として前記複数の無線通信
端末へ送信する際、その情報に、少なくとも1つの基地
局着信確認情報および端末着信確認情報、並びに、送出
確認情報を前記メモリから読み出して付加することを特
徴としている。
【0021】請求項16に記載の発明は、請求項6ない
し15のうちいずれか1項に記載の双方向無線通信シス
テムにおいて、前記伝送路は、インターネットであるこ
とを特徴としている。
【0022】請求項17に記載の発明は、送信元の無線
通信端末から送信された情報を受信中継機により受信
し、該受信した情報を伝送路を介して基地局へ送り、該
基地局から送信先の無線通信端末へ前記送信元の無線通
信端末から送信された情報を送信することにより、複数
の無線通信端末間で情報の授受を行う双方向無線通信シ
ステムに使用される基地局であって、前記受信中継機お
よび伝送路を介して送信元の前記無線通信端末から送信
された情報を正常に受信した場合、該情報が正しく受信
されたことを示す基地局着信確認情報を発生する基地局
着信情報発生手段と、前記複数の無線通信端末のいずれ
かに宛てられた情報を前記複数の無線通信端末へ向けて
送信する際に、その情報に前記送信元の無線通信端末に
宛てた前記基地局着信確認情報を付加する基地局着信確
認情報付加手段と、前記複数の無線通信端末のいずれか
に宛てられた情報および該情報に付加された前記基地局
着信確認情報を、前記複数の無線通信端末に送信する送
信手段とを具備することを特徴としている。
【0023】請求項18に記載の発明は、請求項17に
記載の基地局において、前記複数の無線通信端末のいず
れかから前記伝送路に接続された複数の伝送路側通信端
末のいずれかに宛てられた情報を受信した場合、その情
報を該伝送路を介して該当する伝送路側通信端末へ送信
する伝送路送信手段を有し、前記基地局着信情報発生手
段は、前記受信中継機および伝送路を介して送信元の無
線通信端末から送信先の無線通信端末または前記複数の
伝送路側通信端末のいずれかに対して送信された情報
を、正常に受信した場合、該情報が正しく受信されたこ
とを示す基地局着信確認情報を発生することを特徴とし
ている。
【0024】請求項19に記載の発明は、請求項18に
記載の基地局において、前記複数の無線通信端末のいず
れかから、その無線通信端末において正常に情報を受信
した旨を表す端末着信確認情報を、前記受信中継機およ
び伝送路を介して受信した時、該端末着信確認情報が無
線通信端末へ宛てられていた場合、前記送信手段が、前
記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を前
記複数の無線通信端末に向けて送信する際に、その情報
に該端末着信確認情報を付加する端末着信確認情報付加
手段と、該端末着信確認情報が伝送路側通信端末へ宛て
られていた場合は、前記伝送路送信手段から送信元の伝
送路側通信端末へ該端末着信確認情報を送信させる伝送
路送信制御手段とを具備することを特徴としている。
【0025】請求項20に記載の発明は、請求項19に
記載の基地局において、前記複数の無線通信端末のいず
れかから、前記複数の無線通信端末または伝送路側通信
端末のいずれかに宛てて送信された情報を、前記送信手
段または前記伝送路送信手段により、当該複数の無線通
信端末または伝送路側通信端末へ送信した際、その旨を
送信元の無線通信端末へ通知するための送出確認情報を
発生する送出確認情報発生手段と、前記送信手段によ
り、前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情
報を前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際、その
情報に前記送出確認情報を付加する送出確認情報付加手
段とを具備することを特徴としている。
【0026】請求項21に記載の発明は、請求項20に
記載の基地局において、前記複数の無線通信端末へ送信
する情報と、前記基地局着信確認情報および端末着信確
認情報と、前記送出確認情報とを、それぞれ逐次記憶す
る記憶手段を有してなり、前記基地局着信確認情報付加
手段、端末着信確認情報付加手段、および、送出確認情
報付加手段は、各々、前記記憶手段に記憶されている情
報を、前記送信手段により前記複数の無線通信端末へ送
信する際、その情報に、少なくとも1つの基地局着信確
認情報および端末着信確認情報、並びに、送出確認情報
を前記記憶手段から読み出して付加することを特徴とし
ている。
【0027】請求項22に記載の発明は、送信元の無線
通信端末から送信された情報を受信中継機により受信
し、該受信した情報を伝送路を介して基地局へ送り、該
基地局から送信先の無線通信端末へ前記送信元の無線通
信端末から送信された情報を送信することにより、複数
の無線通信端末間で情報の授受を行う双方向無線通信シ
ステムに使用される基地局であって、前記受信中継機お
よび伝送路を介して送信元の前記無線通信端末から送信
された情報を正常に受信した場合、該情報が正しく受信
されたことを示す基地局着信確認情報を発生するデータ
処理部と、前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てら
れた情報を前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際
に、その情報に前記送信元の無線通信端末に宛てた前記
基地局着信確認情報を付加するデータ付加処理部と、前
記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報およ
び該情報に付加された前記基地局着信確認情報を、前記
複数の無線通信端末に送信する送信器とを具備すること
を特徴としている。
【0028】請求項23に記載の発明は、請求項22に
記載の基地局において、前記複数の無線通信端末のいず
れかから前記伝送路に接続された複数の伝送路側通信端
末のいずれかに宛てられた情報を受信した場合、その情
報を該伝送路を介して該当する伝送路側通信端末へ送信
する伝送路用送信器を有し、前記データ処理部は、前記
受信中継機および伝送路を介して送信元の無線通信端末
から送信先の無線通信端末または前記複数の伝送路側通
信端末のいずれかに対して送信された情報を、正常に受
信した場合、該情報が正しく受信されたことを示す基地
局着信確認情報を発生することを特徴としている。
【0029】請求項24に記載の発明は、請求項23に
記載の基地局において、前記データ処理部は、前記複数
の無線通信端末のいずれかから、その無線通信端末にお
いて正常に情報を受信した旨を表す端末着信確認情報
を、前記受信中継機および伝送路を介して受信した場
合、該端末着信確認情報が、前記無線通信端末または前
記伝送路側通信端末のいずれに宛てられたものかを判断
し、前記端末着信確認情報が前記伝送路側通信端末へ宛
てられたものと判断した場合は、前記データ処理部は、
該端末着信確認情報を前記伝送路用送信器へ出力して、
前記伝送路用送信器から送信元の伝送路側通信端末へさ
せ、前記端末着信確認情報が無線通信端末へ宛てられた
ものと判断した場合は、前記データ付加処理部が、前記
複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を前記
複数の無線通信端末に向けて送信する際に、その情報に
該端末着信確認情報を付加することを特徴としている。
【0030】請求項25に記載の発明は、請求項24に
記載の基地局において、前記データ処理部は、前記複数
の無線通信端末のいずれかから、前記複数の無線通信端
末または伝送路側通信端末のいずれかに宛てて送信され
た情報を、前記送信器または前記伝送路用送信器によ
り、当該複数の無線通信端末または伝送路側通信端末へ
送信した際、その旨を送信元の無線通信端末へ通知する
ための送出確認情報を発生し、前記データ付加処理部
は、前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情
報を前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際、その
情報に前記送出確認情報を付加することを特徴としてい
る。
【0031】請求項26に記載の発明は、請求項25に
記載の基地局において、前記複数の無線通信端末へ送信
する情報と、前記基地局着信確認情報および端末着信確
認情報と、前記送出確認情報とを、それぞれ逐次記憶す
るメモリを有してなり、前記データ付加処理部は、各
々、前記メモリに記憶されている情報を、前記複数の無
線通信端末へ送信する際、その情報に、少なくとも1つ
の基地局着信確認情報および端末着信確認情報、並び
に、送出確認情報を前記メモリから読み出して付加する
ことを特徴としている。
【0032】請求項27に記載の発明は、送信元の無線
通信端末から送信された情報を受信中継機により受信
し、該受信した情報を伝送路を介して基地局へ送り、該
基地局から送信先の無線通信端末へ前記送信元の無線通
信端末から送信された情報を送信することにより、複数
の無線通信端末間で情報の授受を行う双方向無線通信シ
ステムにおいて、前記送信元の無線通信端末から前記送
信先の無線通信端末へ情報が伝達される過程で、前記送
信元の無線通信端末から送信された情報の着信確認を行
い、その結果を前記送信元の無線通信端末へ送出する着
信確認送出プログラムを記録したコンピュータにより読
み取り可能な記録媒体であって、該着信確認送出プログ
ラムは、前記受信中継機および伝送路を介して送信元の
無線通信端末から送信された情報を正常に受信した場
合、該情報が正しく受信されたことを示す基地局着信確
認情報を、前記基地局において発生する第1のステップ
と、前記基地局から、前記複数の無線通信端末のいずれ
かに宛てられた情報を前記複数の無線通信端末へ向けて
送信する際に、その情報に前記送信元の無線通信端末に
宛てた前記基地局着信確認情報を付加して送信する第2
のステップとを有することを特徴としている。
【0033】請求項28に記載の発明は、前記伝送路に
接続され、前記基地局を介して、前記複数の無線通信端
末と情報の授受を行う複数の伝送路側通信端末を有する
前記双方向無線通信システムにおいて着信確認を行う、
請求項27に記載の着信確認送出プログラムを記録した
コンピュータにより読み取り可能な記録媒体であって、
該着信確認送出プログラムは、前記複数の無線通信端末
のいずれかから前記複数の伝送路側通信端末のいずれか
に宛てられた情報を前記基地局において受信した場合、
その情報を前記伝送路を介して該当する伝送路側通信端
末へ送信する第3のステップと、前記受信中継機および
伝送路を介して送信元の無線通信端末から送信先の無線
通信端末または前記複数の伝送路側通信端末のいずれか
に対して送信された情報を、前記基地局において正常に
受信した場合、該情報が正しく受信されたことを示す基
地局着信確認情報を発生する第4のステップと、前記基
地局から、前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てら
れた情報を前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際
に、その情報に前記送信元の無線通信端末に宛てた前記
基地局着信確認情報を付加して送信する第5のステップ
とを有することを特徴としている。
【0034】請求項29に記載の発明は、請求項28に
記載の着信確認送出プログラムを記録したコンピュータ
により読み取り可能な記録媒体において、前記着信確認
送出プログラムが、前記複数の無線通信端末のいずれか
から、その無線通信端末において正常に情報を受信した
旨を表す端末着信確認情報を、前記受信中継機および伝
送路を介して受信した時、該端末着信確認情報が無線通
信端末へ宛てられていた場合は、前記基地局から、前記
複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を前記
複数の無線通信端末に向けて送信する際に、その情報に
該端末着信確認情報を付加して送信する第6のステップ
と、該端末着信確認情報が伝送路側通信端末へ宛てられ
ていた場合は、前記伝送路を介して送信元の伝送路側通
信端末へ送信する第7のステップとを有することを特徴
としている。
【0035】請求項30に記載の発明は、請求項29に
記載の着信確認送出プログラムを記録したコンピュータ
により読み取り可能な記録媒体において、前記着信確認
送出プログラムが、前記複数の無線通信端末のいずれか
から、前記複数の無線通信端末または伝送路側通信端末
のいずれかに宛てて送信された情報を、前記基地局から
当該複数の無線通信端末または伝送路側通信端末へ送信
した際、その旨を送信元の無線通信端末へ通知するため
の送出確認情報を発生する第8のステップと、前記基地
局から、前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられ
た情報を前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際、
その情報に前記送出確認情報を付加して送信する第9の
ステップとを有することを特徴としている。
【0036】請求項31に記載の発明は、請求項30に
記載の着信確認送出プログラムを記録したコンピュータ
により読み取り可能な記録媒体において、前記着信確認
送出プログラムが、前記基地局において受信された、送
信先の無線通信端末または伝送路側通信端末へ送信する
情報、前記端末および基地局着信確認情報、並びに、前
記送出確認情報を各々個別に順次記憶する第10のステ
ップと、前記記憶した無線通信端末へ送信する情報を、
前記基地局から送信する際に、当該情報に、前記記憶し
た端末または基地局着信確認情報、もしくは、送出確認
情報を各々少なくとも1つ付加して送信する第11のス
テップとを有することを特徴としている。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明につ
いて説明する。図1は、この発明による着信確認送出方
法が適用される双方向無線通信システムの一構成例を示
すブロック図である。この図に示す通り、上記双方向無
線通信システムは、基地局1と、端末機2−1〜2−m
と、受信中継機3−1〜3−nと、インターネット網4
と、当該双方向無線通信システムの加入者のパーソナル
コンピュータ(以下、加入者パソコンという)5とから
なっている。
【0038】そして、基地局1は、インターネット網4
を介して受信した加入者パソコン5からのメッセージデ
ータを大ゾーン(半径30km程度)の下り信号として
送信する。この大ゾーンは後述する複数の小ゾーン(半
径3〜5km程度)からなっている。また、基地局1は
端末機2−1〜2−mから送信されたメッセージデータ
を、受信中継機3−1〜3−nを介して受信し、受信し
たメッセージデータの宛先に応じて端末機2または加入
者パソコン5へ送信する。
【0039】端末機2−1〜2−mは、それぞれ基地局
1からの大ゾーン下り信号を受信すると共に、各自が発
信するメッセージデータを上述した小ゾーンの上り信号
として、現在位置している小ゾーンに設置された受信中
継機3へ送信する。受信中継機3−1〜3−nは、各小
ゾーン毎に1台設置され、端末機2から送信される小ゾ
ーン上り信号を受信する。そして、加入者パソコン5
は、インターネット網4および基地局1を介して端末機
2−1〜2−mとメッセージデータのやりとりを行う。
ここで、図1においては図示を簡略にするため、1つの
加入者パソコン5しか描写されていないが、実際には複
数存在しているものとする。
【0040】また、基地局1、受信中継機3−1〜3−
n、および、加入者パソコン5は、それぞれ、有線回線
6,6,…およびインターネットプロバイダ7,7,…
を介してインターネット網4に接続されている。そし
て、受信中継機3−1〜3−nは各々受信した小ゾーン
上り信号に含まれるメッセージデータを、インターネッ
ト網4を介して基地局1に送信する。また、加入者パソ
コン5は、加入者が送出したメッセージデータを、イン
ターネット網4を介して基地局1に送信する。
【0041】次に、基地局1の構成について説明する。
基地局1は、インターネット網4を介して受信したデー
タの処理を行うセンタ装置10と、センタ装置10が処
理したデータを大ゾーン下り信号として送信する送信装
置15とからなっている。ここで、基地局1内の構成に
ついて図2を参照して説明する。まず、センタ装置10
は、第1データ処理部11と、第2データ処理部12
と、第3データ処理部13と、上述した第1データ処理
部11とインターネットプロバイダ7とを接続するライ
ン・インターフェース部(以下、ラインI/F部とい
う)14とからなっている。
【0042】第1データ処理部11は、受信中継機3ま
たは加入者パソコン5から出力されたメッセージデータ
を受信し、受信したメッセージデータに、送信元および
宛先アドレス等の情報を有するヘッダを付加して、下り
メッセージデータとして第2データ処理部12またはラ
インI/F部14へ出力する。また、第1データ処理部
11は、以下に述べる各種確認データを発生,出力す
る。
【0043】端末機2−1〜2−mから送信されたメ
ッセージデータを受信した時、送信元の端末機へ送信す
る着信確認データ(基地局着信確認情報)を発生し、第
2データ処理部12に出力する。 端末機2−1〜2−mから加入者パソコン5に宛てて
送信されたメッセージデータを、加入者パソコン5へ送
信した時、送信元の端末機2へ送信する送出確認データ
(送出確認情報)を発生し、第2データ処理部12に出
力する。 加入者パソコン5から端末機2−1〜2−mのいずれ
かに宛てて送信されたメッセージデータを、その端末機
へ送信した時、加入者パソコン5に送信する送出確認デ
ータを発生し、ラインI/F部14へ出力する。
【0044】なお、上述した着信および送出確認データ
は、確認データの送信先を指定する宛先アドレス情報を
含むヘッダと、メッセージデータが正常に着信または送
出された旨を示すメッセージと、これら情報またはメッ
セージの誤りを訂正するデータとから構成されている
(詳しくは後述する)。
【0045】第2データ処理部12は、メッセージ記憶
部M1,着信確認記憶部M2,送出確認記憶部M3を有
してなり、それぞれ、第1データ処理部11から出力さ
れた下りメッセージデータ、着信確認データ、および、
送出確認データを記憶する。
【0046】第3データ処理部13は、第2データ処理
部12内のメッセージ記憶部M1から記憶された順に下
りメッセージデータを読み出し、この読み出した下りメ
ッセージデータに、着信確認記憶部M2および送出確認
記憶部M3からそれぞれ読み出した複数の着信確認デー
タおよび送出確認データを付加して、下り送信データと
して送信装置15へ出力する。
【0047】ここで、上述した下り送信データのフォー
マットについて、図3を参照して説明する。図3(a)
において、50は第2データ処理部12のメッセージ記
憶部M1に記憶されている下りメッセージデータのフォ
ーマットであり、51は、宛先アドレス、送信元アドレ
ス、および、送信するメッセージデータの長さに関する
情報が格納されているヘッダである。また、52は端末
機2または加入者パソコン5から送信されたメッセージ
データである。53は下りメッセージデータ50の誤り
を検出し、訂正するための誤り訂正データchkであ
る。
【0048】また、図3(b)において、55は第2デ
ータ処理部12の着信確認記憶部M2および送出確認記
憶部M3に記憶されている着信確認データおよび送出確
認データのフォーマットである。ここで、着信確認記憶
部M2に記憶されている着信確認データには、基地局1
で発生したものと、端末機2−1〜2−mで発生したも
の(これについては後述する)とがある。
【0049】この図において、56はヘッダであり、宛
先アドレス、送信元アドレス、および、送信する着信ま
たは送出確認データの長さに関する情報が格納されてい
る。また、57は着信または送出確認データであり、5
8は着信確認データおよび送出確認データの誤り訂正を
行うためのデータである。
【0050】第3データ処理部13は、メッセージ記憶
部M1から下りメッセージデータを読み出す際、着信確
認記憶部M2および送出確認記憶部M3に、着信確認デ
ータおよび送出確認データが記憶されているか否かを確
認し、記憶されていた場合は、所定数(例えばここでは
4個とする)の確認データ55,55,…を、着信確認
記憶部M2および送出確認記憶部M3から記憶された順
に読み出し、図3(c)に示すように、上述した下りメ
ッセージデータ50に付加する。
【0051】ここで、着信確認記憶部M2および送出確
認記憶部M3からそれぞれ読み出す確認データの数は、
適宜予め決定されるものであって、図3(c)の場合、
着信確認データおよび送出確認データは、同数ずつ(す
なわち2個ずつ)付加してもよいし、例えば、着信確認
データを3個、送出確認データを1個読み出して、下り
メッセージデータに付加してもよい。
【0052】次に送信装置15は、図2に示すように、
変調器16と、送信機17と、空中線18とからなって
おり、変調器16は上述した第3データ処理部13から
出力された下り送信データに基づいて搬送波(周波数f
1)を変調する。ここで、変調器16における変調方式
としては、例えば、π/4シフトQPSK(Quadrature
Phase Shift Keying)や多値QAM(Quadrature Ampl
itude Modulation)等の線形変調方式が採用可能であ
る。また、送信機17は変調器16によって変調された
搬送波を増幅し、大ゾーン下り信号として空中線18か
ら送信する。
【0053】次に図1に戻り、端末機2の構成について
説明する。端末機2−1〜2−mは、各々、空中線2
1,送信共用部22,受信機23,データ処理表示操作
部24からなっており、これら各部の電源は電池25か
ら供給される。送信共用部22は、基地局1から送信さ
れた大ゾーン下り信号を空中線21を介して受信して、
受信機23へ出力すると共に、データ処理表示操作部2
4から出力された上り送信データ(後述する)に基づい
て搬送波(周波数f2)を変調し、小ゾーン上り信号と
して、CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Acces
s/ Collision Detection)方式で受信中継機3へ送信す
る。受信機23は、送信共用部22から出力された大ゾ
ーン下り信号を復調して、基地局1からの下り送信デー
タをデータ処理表示操作部24へ出力する。
【0054】データ処理表示操作部24は、文字等を表
示する表示器(例えば、液晶ディスプレイ等)と、基地
局からメッセージを受信した際に、そのメッセージの着
信を確認した旨を示す着信確認データ(端末着信確認情
報)を予め記憶したメモリと、加入者パソコン5または
他の端末機へ送信するメッセージを入力、送信するため
の各種操作ボタン(文字入力キー,着信確認ボタン等)
とを具備している。そして、受信機23から出力された
下り送信データの中に自機宛てのメッセージデータ、着
信確認データ、または、送出確認データが含まれていた
場合、そのデータを上述した表示器に表示する。また、
所有者により、上記操作ボタンからメッセージが入力さ
れ送信操作がなされた場合、もしくは、着信確認ボタン
が操作された場合、そのメッセージまたは着信確認デー
タにヘッダや誤り訂正用のデータを付加し上り送信デー
タとして送信共用部22へ出力する。
【0055】ここで図4に、上述した上り送信データの
フォーマットを示す。この図において、上り送信データ
60は、ヘッダ61、情報フィールド62、および、フ
レーム検査フィールド63で構成されており、ヘッダ6
1には宛先アドレス、送信元アドレス、および、送信す
るメッセージデータの長さに関する情報が含まれてい
る。また、情報フィールド62には、送信するメッセー
ジデータまたは着信確認データが格納される。さらに、
フレーム検査フィールド63には、上り送信データ60
の内容に誤りが生じた場合、それを検出し、ある程度の
誤りを訂正することができるデータが格納される。な
お、図3(b)に示した着信確認データおよび送出確認
データのフォーマットは、上述した上り送信データのフ
ォーマットと同様である。
【0056】次に受信中継機3の構成について説明す
る。図1に示すように、受信中継機3−1〜3−nは、
それぞれ、空中線31,受信機32,データ処理/メモ
リ部33,ラインI/F部34で構成されている。受信
機32は、空中線31を介して受信した端末機2からの
小ゾーン上り信号を図4に示したフォーマットのデータ
に復調して出力する。データ処理/メモリ部33は、受
信機32から出力されたデータを受信した順に蓄積し、
予め決められたデータ量が蓄積されると、それらデータ
を圧縮してTCPヘッドおよびIPヘッダを付加し、ラ
インI/F部34へ出力する。
【0057】ここで、データ処理/メモリ部33におい
て圧縮されたデータについて、図5を参照して説明す
る。今、例えば、データ処理/メモリ部33に、受信機
32が復調した上り送信データ60がn(n≧4)個格
納されていたとする(図5(a)参照)。この場合、そ
のうち4個の上り送信データ60を読み出して圧縮し、
圧縮したデータに、TCP/IPヘッダ71と、圧縮さ
れたデータの誤りをチェックするためチェックデータ7
2を付加し、上り圧縮データ70としてラインI/F部
34へ出力する(図5(b)参照)。そして、ラインI
/F部34へ出力された上り圧縮データ70は、有線回
線6およびインターネットプロバイダ7を介して基地局
1へ送信される。
【0058】次に、上述した構成の双方向無線通信シス
テムにおいて、メッセージデータの授受を行う際の動作
について、加入者から端末機に対してメッセージを送
信する場合、ある端末機から他の端末機に対してメッ
セージを送信する場合、端末機から加入者に対してメ
ッセージを送信する場合の、3つの場合に分けて説明す
る。
【0059】[加入者から端末機に対してメッセージ
を送信する場合]まず、加入者パソコン5から端末機2
−1へメッセージを送信する場合について説明する。加
入者が加入者パソコン5において、端末機2−1の所有
者に宛てたメッセージの送信操作を行うと、送信するメ
ッセージデータにTCP/IPヘッダ処理が施され、基
地局1に送信される。そしてこのメッセージは、インタ
ーネット網4を介して基地局1に受信される。受信され
たメッセージデータは、基地局1において、センタ装置
10のラインI/F部14を介して第1データ処理部1
1に入力され、誤り訂正チェックが行われる。
【0060】次に、第1データ処理部11は、この誤り
訂正チェックの後、受信したデータのTCP/IPヘッ
ダに含まれる宛先および送信元アドレスを識別する。こ
の場合、送信元は加入者パソコン5であり、宛先が端末
機2−1なので、第1データ処理部11は、受信したメ
ッセージデータに、宛先アドレスとして端末機2−1の
アドレスと、送信元アドレスとして加入者パソコン5の
アドレスを付加し、さらに誤り訂正チェック用のデータ
を付加して下りメッセージデータとして第2データ処理
部12へ出力する。そして、第2データ処理部12で
は、この下りメッセージデータをメッセージ記憶部M1
に格納する。
【0061】一方、第3データ処理部13は、メッセー
ジ記憶部M1に格納されている下りメッセージデータを
記憶された順に読み出し、さらに、着信確認記憶部M
2,送信確認記憶部M3にそれぞれ着信または送出確認
データが格納されていた場合は、所定数の着信または送
出確認データを記憶された順に読み出して、上記下りメ
ッセージデータに付加し、下り送信データとして送信装
置15へ出力する(図3(c)参照)。
【0062】これにより、送信装置15において、セン
タ装置10から出力された下り送信データが変調器16
で変調され、次いで送信機17から空中線18を介して
大ゾーン下り信号として、端末機2−1〜2−mへ向け
て送信される。また、この時、第1データ処理部11
は、インターネット網4を介して加入者パソコン5へ送
出確認メッセージを送出する。これにより、加入者パソ
コン5のモニタには、端末機2−1へのメッセージが基
地局1から送信された旨のメッセージが表示される。
【0063】そして、基地局1から送信された大ゾーン
下り信号が、端末機2−1の空中線21および送信共用
部22を介して受信機23で受信されると、受信機23
において復調され、データ処理表示操作部24で誤り訂
正チェックが行われた後、加入者パソコン5からのメッ
セージが表示器に表示される。
【0064】次に、端末機2−1の所有者がこのメッセ
ージを認識し、加入者パソコン5に対して着信確認デー
タを送信すべく、データ処理表示操作部24の着信確認
ボタンを操作すると、データ処理表示操作部24は、予
め記憶している着信確認データを図4に示す情報フィー
ルド62に格納し、ヘッダ61(宛先アドレス→加入者
パソコン5のアドレス;送信元アドレス→端末機2−1
のアドレス)と、フレーム検査フレーム63を付加し
て、上り送信データ60として送信共用部22へ出力す
る。そして、送信共用部22は、この上り送信データを
変調し、CSMA/CD方式で空中線21から受信中継
機3へ小ゾーン上り信号として送信する。
【0065】端末機2−1から送信された小ゾーン上り
信号が、受信中継機3に受信されると、まず、受信機3
2で上述した上り送信データ60に復調された後、デー
タ処理/メモリ部33へ出力される。データ処理/メモ
リ部33では、上り送信データ60の誤り訂正チェック
が行われた後、メモリに格納される。そして、データ処
理/メモリ部33のメモリに格納された上り送信データ
60が、予め定められた量だけ蓄積されると、所定数の
上り送信データを圧縮し、図5に示すヘッダ71とチェ
ックデータ72を付加し、ラインI/F部34、有線回
線6、および、インターネットプロバイダ7を介して基
地局1へ送信する。
【0066】基地局1において、図5に示す圧縮データ
70が受信されると、まず、第1データ処理部11にお
いて、データが解凍された後、誤り訂正チェックが行わ
れ、重複したデータの削除が行われる。この重複データ
の削除は、例えば、1つの端末機から送信された小ゾー
ン上り信号が、複数の受信中継機によって受信された場
合、同一の上り送信データがそれぞれの受信中継機から
基地局1へ送出されることになるので、このような重複
を省くために行われる。
【0067】そして、第1データ処理部11は、上述し
た処理を行った後、各データに付加されたヘッダ50に
含まれる宛先および送信元アドレスを識別する。そし
て、端末機2−1から送信された着信確認データは、宛
先アドレスが、この場合加入者パソコン5のアドレスと
なっているので、第1データ処理部11は、受信した着
信確認データを、ラインI/F部14およびインターネ
ット網4を介して加入者パソコン5へ出力する。そし
て、この着信確認データが加入者パソコン5に受信され
ると、端末機2−1の所有者によってメッセージの着信
が確認された旨のメッセージが、加入者パソコン5のモ
ニタに表示される。
【0068】このように、加入者から端末機の所有者に
対してメッセージが送信された場合、そのメッセージが
基地局1から端末機2に向けて送信されると、送出確認
メッセージが加入者パソコン5のモニタに表示され、ま
た、そのメッセージが端末機2の所有者によって認識さ
れると、着信確認データが加入者パソコン5のモニタに
表示される。
【0069】[ある端末機から他の端末機に対してメ
ッセージを送信する場合]次に、端末機2−1から端末
機2−2へメッセージを送信する場合について説明す
る。まず、端末機2−1の所有者が、データ処理表示操
作部24から端末機2−2に送信するメッセージを入力
し、次いで送信操作を行うと、データ処理表示操作部2
4は、入力されたメッセージデータを上り送信データ6
0の情報フィールド62に格納し、端末機2−2のアド
レスを宛先アドレスとするヘッダ61(図4参照)と、
誤り訂正データをフレーム検査フィールド63に格納し
て、送信共用部22および空中線21を介して受信中継
機3へ向けて送信する。
【0070】そして、端末機2−1から送信された小ゾ
ーン上り信号が、受信中継機3に受信されると、受信機
32において復調された後、データ処理/メモリ部33
において、誤り訂正チェックが行われ、メモリに格納さ
れる。次いで、データ処理/メモリ部33のメモリに、
予め定められた量だけ上り送信データが蓄積されると、
所定数の上り送信データが圧縮された後、図5に示すヘ
ッダ55とチェックデータ56とが付加され、基地局1
へ送信される。
【0071】基地局1において、上述した受信中継機3
から図5に示すデータが受信されると、まず、第1デー
タ処理部11において、データが解凍された後、誤り訂
正チェックが行われ、重複したデータの削除が行われ
る。次いで、第1データ処理部11は、上述した処理の
後、受信したデータのTCP/IPヘッドに含まれる宛
先および送信元アドレスを識別する。
【0072】この場合、端末機2−1から送信された上
り送信データの宛先は端末機2−2になっているので、
第1データ処理部11は、端末機2−1からのメッセー
ジデータに、宛先を端末機2−2、送信元を端末機2−
1とするヘッダ51と、誤り訂正データ53を付加し、
下りメッセージデータ50として第2データ処理部12
へ出力する。また、第1データ処理部11は、端末機2
−1へ送信する着信確認データ57を発生し、宛先アド
レスを端末機2−1とするヘッダ56と、誤り訂正デー
タ58を付加して、第2データ処理部12へ出力する。
【0073】一方、第2データ処理部12は、端末機2
−1から送信されたメッセージデータを下りメッセージ
データとしてメッセージ記憶部M1に格納し、さらに、
第1データ処理部11から出力された端末機2−1へ送
信する着信確認データ55を着信確認記憶部M2に格納
する。また、第3データ処理部13は、メッセージ記憶
部M1に格納されている下り送信データ50を読み出
し、送信装置15へ出力する。
【0074】この時、着信確認記憶部M2および送信確
認記憶部M3に着信または送出確認データが格納されて
いた場合は、所定数の着信/送出確認データを読み出し
て、下りメッセージデータに付加して、下り送信データ
として送信装置15へ出力する(図5参照)。これによ
り、下り送信データが、大ゾーン下り信号として送信装
置15から端末機2−1〜2−mへ向けて送信される。
【0075】そして、端末機2−1から送信されたメッ
セージデータは、端末機2−2によって受信され、受信
機23で復調された後、データ処理表示操作部24の表
示器に表示される。また、端末機2−1では、基地局1
から送信された着信確認データが受信され、送信したメ
ッセージが基地局1に正常に受信された旨のメッセージ
が、端末機2−1の表示器に表示される。
【0076】次いで、端末機2−2の所有者が、端末機
2−1から送信されたメッセージを認識し、端末機2−
1に対して着信確認データを送信すべく、データ処理表
示操作部24の着信確認ボタンを操作すると、端末機2
−2のデータ処理表示操作部24は、予め記憶している
着信確認データを情報フィールド62に格納し、端末機
2−1のアドレスを宛先アドレスとするヘッダ61(図
4参照)と、フレーム検査フィールド63とを付加し
て、上り送信データとして送信共用部22へ出力する。
そして、送信共用部22は、CSMA/CD方式によ
り、受信中継機3へ小ゾーン上り信号として送信する。
【0077】このようにして、端末機2−2から送信さ
れた小ゾーン上り信号(端末機2−2からの着信確認デ
ータ)は、受信中継機3の受信機32に受信されると、
データ処理/メモリ部33において、誤り訂正チェック
が行われた後、メモリに格納され、メモリに予め定めら
れたデータ量が蓄積されると、所定数(ここでは4個)
の上り送信データ60を圧縮して、ヘッダ71と誤り訂
正データ72(図5参照)を付加して、圧縮データ70
を基地局1へ送信する。
【0078】基地局1では、上述した受信中継機3から
のデータが受信されると、まず、第1データ処理部11
において、データが解凍された後、誤り訂正チェックが
行われ、重複したデータの削除が行われる。そして、受
信した着信確認データのヘッダ50に含まれる宛先およ
び送信元アドレスにより、当該着信確認データが、第2
データ処理部12へ出力され、着信確認記憶部M2に格
納される。
【0079】そして、着信確認記憶部M2に格納された
端末機2−2からの着信確認データは、第3データ処理
部13がメッセージ記憶部M1からメッセージデータを
読み出して送信する際に、着信確認記憶部M2から読み
出され、そのメッセージデータに付加されて、大ゾーン
下り信号として送信される。そして、端末機2−1の受
信機23で復調され、データ処理表示操作部24により
端末機2−2からの着信確認データが表示器に表示され
る。
【0080】このように、ある端末機から他の端末機に
対してメッセージが送信された場合、そのメッセージが
基地局1に正常に受信されると、送信元の端末機の表示
部に基地局1が発生した着信確認データが表示され、ま
た、上記端末機からのメッセージが送信先の端末機の所
有者によって認識されると、送信先の端末機が発生した
着信確認データが送信元の端末機の表示器に表示され
る。
【0081】[端末機から加入者パソコンに対してメ
ッセージを送信する場合]次に、端末機2−1から加入
者パソコン5へメッセージを送信する場合について説明
する。まず、端末機2−1の所有者が、そのデータ処理
表示操作部24から加入者パソコン5に宛てたメッセー
ジを入力し、送信操作を行うと、データ処理表示操作部
24は、入力されたメッセージを情報フィールド62に
格納すると共に、加入者パソコン5のアドレスを宛先ア
ドレスとするヘッダ61(図3参照)と、フレーム検査
フィールド63を付加し、送信共用部22を介して小ゾ
ーン上り信号として受信中継機3へ向けて送信する。
【0082】そして、端末機2−1から送信された小ゾ
ーン上り信号が受信中継機3に受信されると、受信機3
2で復調された後、データ処理/メモリ部33で、誤り
訂正チェックがなされ、メモリに格納される。次いで、
データ処理/メモリ部33のメモリに、上り送信データ
が予め定められた量だけ蓄積されると、所定数の上り送
信データが圧縮され、図5に示すヘッダ71と誤り訂正
データ72とが付加され、圧縮データ70として基地局
1へ送信される。
【0083】基地局1において、上記圧縮データ70が
受信されると、まず、第1データ処理部11において、
データが解凍された後、誤り訂正チェックが行われ、重
複したデータの削除が行われる。次いで、第1データ処
理部11は、上述した処理の後、端末機2−1からの上
り送信データ60のヘッダ61に含まれる宛先および送
信元アドレスを識別する。
【0084】ここで、端末機2−1から送信されたデー
タのアドレスは、宛先が加入者パソコン5になっている
ので、第1データ処理部11は、受信したメッセージデ
ータをラインI/F部14へ出力する。またこの時、第
1データ処理部11は、端末機2−1に宛てた着信確認
データを発生し、第2データ処理部12に出力する。そ
して、この着信確認データは、第2データ処理部12の
着信確認記憶部M2に格納され、第3データ処理部13
がメッセージ記憶部M1から下り信号データを読み出す
際に、合わせて読み出され、読み出された下り信号デー
タに付加されて、端末機2−1へ送信される。
【0085】そして、この着信確認データが端末機2−
1に受信されると、データ処理表示操作部24の表示器
に、端末機2−1が加入者パソコン5に宛てて送信した
メッセージが正常に基地局1に受信された旨のメッセー
ジが表示される。
【0086】一方、基地局1において、ラインI/F部
14に送信された端末機2−1からのメッセージデータ
は、有線回線6、インターネットプロバイダ7、およ
び、インターネット網4を介して加入者パソコン5へ出
力され、加入者パソコン5のモニタに、端末機2−1か
らのメッセージが表示される。
【0087】また、加入者パソコン5にメッセージが送
信された時、第1データ処理部11は、送出確認データ
を発生し、端末機2−1のアドレスを宛先アドレスとす
るヘッダを付加して、第2データ処理部12に出力す
る。そして、この送出確認データは、第2データ処理部
12の送出確認記憶部M3に格納され、第3データ処理
部13が、メッセージ記憶部11から下り送信データを
読み出す際に、合わせて読み出され、読み出された下り
信号データに付加されて大ゾーン下り信号として端末機
2−1〜2−mに向けて送信される。
【0088】そして、上述した送出確認データが端末機
2−1に受信されると、受信機23において復調された
後、データ処理表示操作部24の表示器に、基地局1か
ら加入者パソコン5にメッセージを送信した旨のメッセ
ージが表示される。
【0089】このように、端末機から加入者に対してメ
ッセージが送信された場合、そのメッセージが受信中継
機3を経て基地局1に受信されると、その着信確認メッ
セージが送信元の端末機の表示器に表示され、さらに、
そのメッセージが加入者に向けて送信されると、送出確
認メッセージが送信元の端末機の表示器に表示される。
【0090】なお、上述した双方向無線通信システムに
おいて、受信中継機3−1〜3−mおよび加入者パソコ
ン5から基地局1へのデータ送信は、インターネット網
4を介して行われたが、専用線や、一般電話回線等を介
してデータ送信を行うようにしてもよい。
【0091】また、図2のブロック図に示した、センタ
装置10内の、第1データ処理部11、第2データ処理
部12、第3データ処理部13の動作を実現するための
着信確認送出プログラムをコンピュータ読み取り可能な
記録媒体(例えば、フロッピーディスク,CD−RO
M,光磁気ディスク,ICカード,DVD−ROM等)
に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコン
ピュータに読み込ませ、実行することにより着信確認の
送出を行うようにしてもよい。
【0092】ここで、本発明でいう記録媒体は、上述し
た磁気ディスクや光ディスク等のように、プログラムを
静的に記録するものに限らず、インターネットの専用
線、電話回線等の、通信回線を介してプログラムを送信
する場合における通信回線のように、プログラムを動的
に短時間保持するもの、および、その場合のサーバやコ
ンピュータのように、一定時間プログラムを保持するも
のも含むものとする。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、双方向で情報の授受を行う双方向無線通信システム
において、ある無線通信端末から送信された情報が正常
に基地局に受信された旨を示す基地局着信確認情報を、
複数の無線通信端末に向けて送信される情報に付加して
送信するので、下り信号の送信を妨げることなく着信確
認情報を無線通信端末へ送信することができる。また、
このため受信者へ送信するメッセージの処理効率を低下
させることなく、着信確認を送出することができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態における着信送出方法
が適用される双方向無線通信システムの一構成例を示す
ブロック図である。
【図2】 同双方向無線通信システムの基地局の構成を
示すブロック図である。
【図3】 同双方向無線通信システムの基地局から送信
される各種データのフォーマットを説明するための説明
図である。
【図4】 同双方向無線通信システムの端末機から送信
される上り送信データのフォーマットを説明するための
説明図である。
【図5】 同双方向無線通信システムの受信中継機から
送信される上り圧縮データのフォーマットを説明するた
めの説明図である。
【符号の説明】
1 基地局 2−1〜2−m 端末機 3−1〜3−n 受信中継機 4 インターネット網 5 加入者パソコン 6 有線回線 7 インターネットプロバイダ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04Q 7/38 (72)発明者 渋野 彰 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三 菱マテリアル株式会社 総合研究所内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38 (54)【発明の名称】 双方向無線通信システムにおける着信確認送出方法および該双方向無線通信システムにおける着 信確認送出プログラムを記録した記録媒体、並びに、双方向無線通信システムおよび該双方向無 線通信システムに使用される基地局

Claims (31)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信元の無線通信端末から送信された情
    報を受信中継機により受信し、該受信した情報を伝送路
    を介して基地局へ送り、該基地局から送信先の無線通信
    端末へ前記送信元の無線通信端末から送信された情報を
    送信することにより、複数の無線通信端末間で情報の授
    受を行う双方向無線通信システムにおいて、前記送信元
    の無線通信端末から前記送信先の無線通信端末へ情報が
    伝達される過程で、前記送信元の無線通信端末から送信
    された情報の着信確認を行い、その結果を前記送信元の
    無線通信端末へ送出する双方向無線通信システムにおけ
    る着信確認送出方法であって、 前記基地局は、 前記受信中継機および伝送路を介して送信元の無線通信
    端末から送信された情報を正常に受信した場合、該情報
    が正しく受信されたことを示す基地局着信確認情報を発
    生し、 前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を
    前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際に、その情
    報に前記送信元の無線通信端末に宛てた前記基地局着信
    確認情報を付加して送信することを特徴とする双方向無
    線通信システムにおける着信確認送出方法。
  2. 【請求項2】 前記伝送路に接続され、前記基地局を介
    して、前記複数の無線通信端末と情報の授受を行う複数
    の伝送路側通信端末を有する請求項1に記載の双方向無
    線通信システムにおける着信確認送出方法であって、 前記基地局は、 前記複数の無線通信端末のいずれかから前記複数の伝送
    路側通信端末のいずれかに宛てられた情報を受信した場
    合、その情報を前記伝送路を介して該当する伝送路側通
    信端末へ送信すると共に、 前記受信中継機および伝送路を介して送信元の無線通信
    端末から送信先の無線通信端末または前記複数の伝送路
    側通信端末のいずれかに対して送信された情報を、正常
    に受信した場合、該情報が正しく受信されたことを示す
    基地局着信確認情報を発生し、 前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を
    前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際に、その情
    報に前記送信元の無線通信端末に宛てた前記基地局着信
    確認情報を付加して送信することを特徴とする請求項1
    に記載の双方向無線通信システムにおける着信確認送出
    方法。
  3. 【請求項3】 前記複数の無線通信端末は、 各々、前記基地局から自機宛ての情報を受信した場合、
    その情報の送信元の前記無線通信端末または前記伝送路
    側通信端末に宛てた端末着信確認情報を発生して前記受
    信中継機へ送信し、 前記基地局は、 前記受信中継機および伝送路を介して前記端末着信確認
    情報を受信し、 該端末着信確認情報が無線通信端末へ宛てられていた場
    合は、前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた
    情報を前記複数の無線通信端末に向けて送信する際に、
    その情報に該端末着信確認情報を付加して送信し、 該端末着信確認情報が伝送路側通信端末へ宛てられてい
    た場合は、前記伝送路を介して送信元の伝送路側通信端
    末へ送信することを特徴とする請求項2に記載の双方向
    無線通信システムにおける着信確認送出方法。
  4. 【請求項4】 前記基地局は、 前記複数の無線通信端末のいずれかから、前記複数の無
    線通信端末または伝送路側通信端末のいずれかに宛てて
    送信された情報を、当該複数の無線通信端末または伝送
    路側通信端末へ送信した際、その旨を送信元の無線通信
    端末へ通知するための送出確認情報を発生し、 前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を
    前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際、その情報
    に前記送出確認情報を付加して送信することを特徴とす
    る請求項3に記載の双方向無線通信システムにおける着
    信確認送出方法。
  5. 【請求項5】 前記基地局は、 送信先の無線通信端末または伝送路側通信端末へ送信す
    る情報、前記端末および基地局着信確認情報、並びに、
    前記送出確認情報を各々個別に順次記憶し、 前記記憶した無線通信端末へ送信する情報を送信する際
    に、当該情報に、前記記憶した端末または基地局着信確
    認情報、もしくは、送出確認情報を各々少なくとも1つ
    付加して送信することを特徴とする請求項4に記載の双
    方向無線通信システムにおける着信確認送出方法。
  6. 【請求項6】 伝送路を介して受信した情報を下り信号
    として送信する基地局と、 前記下り信号から自機宛てに送信された情報を受信する
    と共に、自機から発信する情報を上り信号として送信す
    る複数の無線通信端末と、 前記無線通信端末から送信された上り信号を各々受信
    し、該上り信号に含まれた情報を前記伝送路を介して前
    記基地局へ送信する複数の受信中継機とからなり、前記
    基地局および受信中継機を介して前記複数の無線通信端
    末間で情報の授受を行う双方向無線通信システムにおい
    て、 前記基地局は、 前記受信中継機および伝送路を介して送信元の無線通信
    端末から送信された情報を、正常に受信した場合、該情
    報が正しく受信されたことを示す基地局着信確認情報を
    発生する基地局着信情報発生手段と、 前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を
    前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際に、その情
    報に前記送信元の無線通信端末に宛てた前記基地局着信
    確認情報を付加する基地局着信確認情報付加手段とを具
    備することを特徴とする双方向無線通信システム。
  7. 【請求項7】 前記伝送路に接続され、該伝送路および
    前記基地局を介して前記複数の無線通信端末と情報の授
    受を行う複数の伝送路側通信端末を有し、 前記基地局は、 前記複数の無線通信端末のいずれかから前記複数の伝送
    路側通信端末のいずれかに宛てられた情報を受信した場
    合、その情報を前記伝送路を介して該当する伝送路側通
    信端末へ送信する伝送路送信手段を有し、 前記基地局着信情報発生手段は、 前記受信中継機および伝送路を介して送信元の無線通信
    端末から送信先の無線通信端末または前記複数の伝送路
    側通信端末のいずれかに対して送信された情報を、正常
    に受信した場合、該情報が正しく受信されたことを示す
    基地局着信確認情報を発生することを特徴とする請求項
    6に記載の双方向無線通信システム。
  8. 【請求項8】 前記複数の無線通信端末の各々は、 前記基地局から自機宛ての情報を受信した場合、その情
    報の送信元の無線通信端末または伝送路側通信端末に宛
    てた端末着信確認情報を発生する端末着信確認情報発生
    手段と、 前記端末着信情報を前記上り信号として送信する上り信
    号送信手段とを有してなり、 前記基地局は、 前記受信中継機および伝送路を介して受信した前記端末
    着信確認情報が、前記無線通信端末へ宛てられていた場
    合は、前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた
    情報を前記複数の無線通信端末に向けて送信する際に、
    その情報に該端末着信確認情報を付加する端末着信確認
    情報付加手段と、 該端末着信確認情報が伝送路側通信端末へ宛てられてい
    た場合は、前記伝送路を介して送信元の伝送路側通信端
    末へ送信する端末着信確認情報送信手段とを具備するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の双方向無線通信システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記基地局は、 前記複数の無線通信端末のいずれかから、前記複数の無
    線通信端末または伝送路側通信端末のいずれかに宛てて
    送信された情報を、当該複数の無線通信端末または伝送
    路側通信端末へ送信した際、その旨を送信元の無線通信
    端末へ通知するための送出確認情報を発生する送出確認
    情報発生手段と、 前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を
    前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際、その情報
    に前記送出確認情報を付加する送出確認情報付加手段と
    を具備することを特徴とする請求項8に記載の双方向無
    線通信システム。
  10. 【請求項10】 前記基地局は、 前記複数の無線通信端末へ送信する情報と、前記基地局
    着信確認情報および端末着信確認情報と、前記送出確認
    情報とを、それぞれ逐次記憶する記憶手段を有してな
    り、 前記基地局着信確認情報付加手段、端末着信確認情報付
    加手段、および、送出確認情報付加手段は、 各々、前記記憶手段に記憶されている情報を、下り信号
    として前記複数の無線通信端末へ送信する際、その情報
    に、少なくとも1つの基地局着信確認情報および端末着
    信確認情報、並びに、送出確認情報を前記記憶手段から
    読み出して付加することを特徴とする請求項9に記載の
    双方向無線通信システム。
  11. 【請求項11】 伝送路を介して受信した情報を下り信
    号として送信する基地局と、 前記下り信号から自機宛てに送信された情報を受信する
    と共に、自機から発信する情報を上り信号として送信す
    る複数の無線通信端末と、 前記無線通信端末から送信された上り信号を各々受信
    し、該上り信号に含まれた情報を前記伝送路を介して前
    記基地局へ送信する複数の受信中継機とからなり、前記
    基地局および受信中継機を介して前記複数の無線通信端
    末間で情報の授受を行う双方向無線通信システムにおい
    て、 前記基地局は、 前記受信中継機および伝送路を介して送信元の無線通信
    端末から送信された情報を、正常に受信した場合、該情
    報が正しく受信されたことを示す基地局着信確認情報を
    発生する基地局データ処理部と、 前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を
    前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際に、その情
    報に前記送信元の無線通信端末に宛てた前記基地局着信
    確認情報を付加するデータ付加処理部とを具備すること
    を特徴とする双方向無線通信システム。
  12. 【請求項12】 前記伝送路に接続され、該伝送路およ
    び前記基地局を介して前記複数の無線通信端末と情報の
    授受を行う複数の伝送路側通信端末を有し、 前記基地局は、 前記複数の無線通信端末のいずれかから前記複数の伝送
    路側通信端末のいずれかに宛てられた情報を受信した場
    合、その情報を前記伝送路を介して該当する伝送路側通
    信端末へ送信する伝送路用送信器を有し、 前記基地局データ処理部は、 前記受信中継機および伝送路を介して送信元の無線通信
    端末から送信先の無線通信端末または前記複数の伝送路
    側通信端末のいずれかに対して送信された情報を、正常
    に受信した場合、該情報が正しく受信されたことを示す
    基地局着信確認情報を発生することを特徴とする請求項
    11に記載の双方向無線通信システム。
  13. 【請求項13】 前記複数の無線通信端末の各々は、 前記基地局から自機宛ての情報を受信した場合、その情
    報の送信元の無線通信端末または伝送路側通信端末に宛
    てた端末着信確認情報を発生する端末データ発生部と、 前記端末着信情報を前記上り信号として送信する上り信
    号送信器とを有してなり、 前記基地局の基地局データ処理部は、 前記受信中継機および伝送路を介して受信した前記端末
    着信確認情報が、前記無線通信端末または前記伝送路側
    通信端末のいずれに宛てられたものかを判断し、 前記端末着信確認情報が前記伝送路側通信端末に宛てら
    れたものと判断した場合は、前記基地局データ処理部
    が、前記伝送路を介して送信元の伝送路側通信端末へ送
    信し、 前記端末着信確認情報が前記無線通信端末に宛てられた
    ものと判断した場合は、前記データ付加処理部が、前記
    複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を前記
    複数の無線通信端末に向けて送信する際に、その情報に
    該端末着信確認情報を付加することを特徴とする請求項
    12に記載の双方向無線通信システム。
  14. 【請求項14】 前記基地局の基地局データ処理部は、 前記複数の無線通信端末のいずれかから、前記複数の無
    線通信端末または伝送路側通信端末のいずれかに宛てて
    送信された情報を、当該複数の無線通信端末または伝送
    路側通信端末へ送信した際、その旨を送信元の無線通信
    端末へ通知するための送出確認情報を発生し、 前記データ付加処理部は、 前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を
    前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際、その情報
    に前記送出確認情報を付加することを特徴とする請求項
    13に記載の双方向無線通信システム。
  15. 【請求項15】 前記基地局は、 前記複数の無線通信端末へ送信する情報と、前記基地局
    着信確認情報および端末着信確認情報と、前記送出確認
    情報とを、それぞれ逐次記憶するメモリを有してなり、 前記データ付加処理部は、 各々、前記メモリに記憶されている情報を、下り信号と
    して前記複数の無線通信端末へ送信する際、その情報
    に、少なくとも1つの基地局着信確認情報および端末着
    信確認情報、並びに、送出確認情報を前記メモリから読
    み出して付加することを特徴とする請求項14に記載の
    双方向無線通信システム。
  16. 【請求項16】 前記伝送路は、 インターネットであることを特徴とする請求項6ないし
    15のうちいずれか1項に記載の双方向無線通信システ
    ム。
  17. 【請求項17】 送信元の無線通信端末から送信された
    情報を受信中継機により受信し、該受信した情報を伝送
    路を介して基地局へ送り、該基地局から送信先の無線通
    信端末へ前記送信元の無線通信端末から送信された情報
    を送信することにより、複数の無線通信端末間で情報の
    授受を行う双方向無線通信システムに使用される基地局
    であって、 前記受信中継機および伝送路を介して送信元の前記無線
    通信端末から送信された情報を正常に受信した場合、該
    情報が正しく受信されたことを示す基地局着信確認情報
    を発生する基地局着信情報発生手段と、 前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を
    前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際に、その情
    報に前記送信元の無線通信端末に宛てた前記基地局着信
    確認情報を付加する基地局着信確認情報付加手段と、 前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報お
    よび該情報に付加された前記基地局着信確認情報を、前
    記複数の無線通信端末に送信する送信手段とを具備する
    ことを特徴とする基地局。
  18. 【請求項18】 前記複数の無線通信端末のいずれかか
    ら前記伝送路に接続された複数の伝送路側通信端末のい
    ずれかに宛てられた情報を受信した場合、その情報を該
    伝送路を介して該当する伝送路側通信端末へ送信する伝
    送路送信手段を有し、 前記基地局着信情報発生手段は、 前記受信中継機および伝送路を介して送信元の無線通信
    端末から送信先の無線通信端末または前記複数の伝送路
    側通信端末のいずれかに対して送信された情報を、正常
    に受信した場合、該情報が正しく受信されたことを示す
    基地局着信確認情報を発生することを特徴とする請求項
    17に記載の基地局。
  19. 【請求項19】 前記複数の無線通信端末のいずれかか
    ら、その無線通信端末において正常に情報を受信した旨
    を表す端末着信確認情報を、前記受信中継機および伝送
    路を介して受信した時、該端末着信確認情報が無線通信
    端末へ宛てられていた場合、前記送信手段が、前記複数
    の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を前記複数
    の無線通信端末に向けて送信する際に、その情報に該端
    末着信確認情報を付加する端末着信確認情報付加手段
    と、 該端末着信確認情報が伝送路側通信端末へ宛てられてい
    た場合は、前記伝送路送信手段から送信元の伝送路側通
    信端末へ該端末着信確認情報を送信させる伝送路送信制
    御手段とを具備することを特徴とする請求項18に記載
    の基地局。
  20. 【請求項20】 前記複数の無線通信端末のいずれかか
    ら、前記複数の無線通信端末または伝送路側通信端末の
    いずれかに宛てて送信された情報を、前記送信手段また
    は前記伝送路送信手段により、当該複数の無線通信端末
    または伝送路側通信端末へ送信した際、その旨を送信元
    の無線通信端末へ通知するための送出確認情報を発生す
    る送出確認情報発生手段と、 前記送信手段により、前記複数の無線通信端末のいずれ
    かに宛てられた情報を前記複数の無線通信端末へ向けて
    送信する際、その情報に前記送出確認情報を付加する送
    出確認情報付加手段とを具備することを特徴とする請求
    項19に記載の基地局。
  21. 【請求項21】 前記複数の無線通信端末へ送信する情
    報と、前記基地局着信確認情報および端末着信確認情報
    と、前記送出確認情報とを、それぞれ逐次記憶する記憶
    手段を有してなり、 前記基地局着信確認情報付加手段、端末着信確認情報付
    加手段、および、送出確認情報付加手段は、 各々、前記記憶手段に記憶されている情報を、前記送信
    手段により前記複数の無線通信端末へ送信する際、その
    情報に、少なくとも1つの基地局着信確認情報および端
    末着信確認情報、並びに、送出確認情報を前記記憶手段
    から読み出して付加することを特徴とする請求項20に
    記載の基地局。
  22. 【請求項22】 送信元の無線通信端末から送信された
    情報を受信中継機により受信し、該受信した情報を伝送
    路を介して基地局へ送り、該基地局から送信先の無線通
    信端末へ前記送信元の無線通信端末から送信された情報
    を送信することにより、複数の無線通信端末間で情報の
    授受を行う双方向無線通信システムに使用される基地局
    であって、 前記受信中継機および伝送路を介して送信元の前記無線
    通信端末から送信された情報を正常に受信した場合、該
    情報が正しく受信されたことを示す基地局着信確認情報
    を発生するデータ処理部と、 前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を
    前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際に、その情
    報に前記送信元の無線通信端末に宛てた前記基地局着信
    確認情報を付加するデータ付加処理部と、 前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報お
    よび該情報に付加された前記基地局着信確認情報を、前
    記複数の無線通信端末に送信する送信器とを具備するこ
    とを特徴とする基地局。
  23. 【請求項23】 前記複数の無線通信端末のいずれかか
    ら前記伝送路に接続された複数の伝送路側通信端末のい
    ずれかに宛てられた情報を受信した場合、その情報を該
    伝送路を介して該当する伝送路側通信端末へ送信する伝
    送路用送信器を有し、 前記データ処理部は、 前記受信中継機および伝送路を介して送信元の無線通信
    端末から送信先の無線通信端末または前記複数の伝送路
    側通信端末のいずれかに対して送信された情報を、正常
    に受信した場合、該情報が正しく受信されたことを示す
    基地局着信確認情報を発生することを特徴とする請求項
    22に記載の基地局。
  24. 【請求項24】 前記データ処理部は、 前記複数の無線通信端末のいずれかから、その無線通信
    端末において正常に情報を受信した旨を表す端末着信確
    認情報を、前記受信中継機および伝送路を介して受信し
    た場合、該端末着信確認情報が、前記無線通信端末また
    は前記伝送路側通信端末のいずれに宛てられたものかを
    判断し、 前記端末着信確認情報が前記伝送路側通信端末へ宛てら
    れたものと判断した場合は、前記データ処理部は、該端
    末着信確認情報を前記伝送路用送信器へ出力して、前記
    伝送路用送信器から送信元の伝送路側通信端末へさせ、 前記端末着信確認情報が無線通信端末へ宛てられたもの
    と判断した場合は、前記データ付加処理部が、前記複数
    の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を前記複数
    の無線通信端末に向けて送信する際に、その情報に該端
    末着信確認情報を付加することを特徴とする請求項23
    に記載の基地局。
  25. 【請求項25】 前記データ処理部は、 前記複数の無線通信端末のいずれかから、前記複数の無
    線通信端末または伝送路側通信端末のいずれかに宛てて
    送信された情報を、前記送信器または前記伝送路用送信
    器により、当該複数の無線通信端末または伝送路側通信
    端末へ送信した際、その旨を送信元の無線通信端末へ通
    知するための送出確認情報を発生し、 前記データ付加処理部は、 前記複数の無線通信端末のいずれかに宛てられた情報を
    前記複数の無線通信端末へ向けて送信する際、その情報
    に前記送出確認情報を付加することを特徴とする請求項
    24に記載の基地局。
  26. 【請求項26】 前記複数の無線通信端末へ送信する情
    報と、前記基地局着信確認情報および端末着信確認情報
    と、前記送出確認情報とを、それぞれ逐次記憶するメモ
    リを有してなり、 前記データ付加処理部は、 各々、前記メモリに記憶されている情報を、前記複数の
    無線通信端末へ送信する際、その情報に、少なくとも1
    つの基地局着信確認情報および端末着信確認情報、並び
    に、送出確認情報を前記メモリから読み出して付加する
    ことを特徴とする請求項25に記載の基地局。
  27. 【請求項27】 送信元の無線通信端末から送信された
    情報を受信中継機により受信し、該受信した情報を伝送
    路を介して基地局へ送り、該基地局から送信先の無線通
    信端末へ前記送信元の無線通信端末から送信された情報
    を送信することにより、複数の無線通信端末間で情報の
    授受を行う双方向無線通信システムにおいて、前記送信
    元の無線通信端末から前記送信先の無線通信端末へ情報
    が伝達される過程で、前記送信元の無線通信端末から送
    信された情報の着信確認を行い、その結果を前記送信元
    の無線通信端末へ送出する着信確認送出プログラムを記
    録したコンピュータにより読み取り可能な記録媒体であ
    って、 前記受信中継機および伝送路を介して送信元の無線通信
    端末から送信された情報を正常に受信した場合、該情報
    が正しく受信されたことを示す基地局着信確認情報を、
    前記基地局において発生する第1のステップと、 前記基地局から、前記複数の無線通信端末のいずれかに
    宛てられた情報を前記複数の無線通信端末へ向けて送信
    する際に、その情報に前記送信元の無線通信端末に宛て
    た前記基地局着信確認情報を付加して送信する第2のス
    テップとを有する着信確認送出プログラムを記録したコ
    ンピュータにより読み取り可能な記録媒体。
  28. 【請求項28】 前記伝送路に接続され、前記基地局を
    介して、前記複数の無線通信端末と情報の授受を行う複
    数の伝送路側通信端末を有する前記双方向無線通信シス
    テムにおいて着信確認を行う、請求項27に記載の着信
    確認送出プログラムを記録したコンピュータにより読み
    取り可能な記録媒体であって、 前記複数の無線通信端末のいずれかから前記複数の伝送
    路側通信端末のいずれかに宛てられた情報を前記基地局
    において受信した場合、その情報を前記伝送路を介して
    該当する伝送路側通信端末へ送信する第3のステップ
    と、 前記受信中継機および伝送路を介して送信元の無線通信
    端末から送信先の無線通信端末または前記複数の伝送路
    側通信端末のいずれかに対して送信された情報を、前記
    基地局において正常に受信した場合、該情報が正しく受
    信されたことを示す基地局着信確認情報を発生する第4
    のステップと、 前記基地局から、前記複数の無線通信端末のいずれかに
    宛てられた情報を前記複数の無線通信端末へ向けて送信
    する際に、その情報に前記送信元の無線通信端末に宛て
    た前記基地局着信確認情報を付加して送信する第5のス
    テップとを有する着信確認送出プログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の着信確認送出プロ
    グラムを記録したコンピュータにより読み取り可能な記
    録媒体であって、 前記複数の無線通信端末のいずれかから、その無線通信
    端末において正常に情報を受信した旨を表す端末着信確
    認情報を、前記受信中継機および伝送路を介して受信し
    た時、該端末着信確認情報が無線通信端末へ宛てられて
    いた場合は、前記基地局から、前記複数の無線通信端末
    のいずれかに宛てられた情報を前記複数の無線通信端末
    に向けて送信する際に、その情報に該端末着信確認情報
    を付加して送信する第6のステップと、 該端末着信確認情報が伝送路側通信端末へ宛てられてい
    た場合は、前記伝送路を介して送信元の伝送路側通信端
    末へ送信する第7のステップとを有する着信確認送出プ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の着信確認送出プロ
    グラムを記録したコンピュータにより読み取り可能な記
    録媒体であって、 前記複数の無線通信端末のいずれかから、前記複数の無
    線通信端末または伝送路側通信端末のいずれかに宛てて
    送信された情報を、前記基地局から当該複数の無線通信
    端末または伝送路側通信端末へ送信した際、その旨を送
    信元の無線通信端末へ通知するための送出確認情報を発
    生する第8のステップと、 前記基地局から、前記複数の無線通信端末のいずれかに
    宛てられた情報を前記複数の無線通信端末へ向けて送信
    する際、その情報に前記送出確認情報を付加して送信す
    る第9のステップとを有する着信確認送出プログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の着信確認送出プロ
    グラムを記録したコンピュータにより読み取り可能な記
    録媒体であって、 前記基地局において受信された、送信先の無線通信端末
    または伝送路側通信端末へ送信する情報、前記端末およ
    び基地局着信確認情報、並びに、前記送出確認情報を各
    々個別に順次記憶する第10のステップと、 前記記憶した無線通信端末へ送信する情報を、前記基地
    局から送信する際に、当該情報に、前記記憶した端末ま
    たは基地局着信確認情報、もしくは、送出確認情報を各
    々少なくとも1つ付加して送信する第11のステップと
    を有する着信確認送出プログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
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