JP3323356B2 - 絞り弁制御装置 - Google Patents

絞り弁制御装置

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JP3323356B2 JP08245695A JP8245695A JP3323356B2 JP 3323356 B2 JP3323356 B2 JP 3323356B2 JP 08245695 A JP08245695 A JP 08245695A JP 8245695 A JP8245695 A JP 8245695A JP 3323356 B2 JP3323356 B2 JP 3323356B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D9/00Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
    • F02D9/08Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits
    • F02D9/10Throttle valves specially adapted therefor; Arrangements of such valves in conduits having pivotally-mounted flaps
    • F02D9/1065Mechanical control linkage between an actuator and the flap, e.g. including levers, gears, springs, clutches, limit stops of the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/04Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by mechanical control linkages

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクセルペダルによっ
て回動可能な操作ドラムと定速走行用の操作ドラムと
を、スロットル軸に固定されたスロットルレバーにそれ
ぞれ独立に当接させて前記スロットル軸を回転させる絞
り弁制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走行中に所望の車体速度に達した際、ス
イッチ操作により、その後のアクセルペダルの操作を行
うことなく該所望の車体速度を維持して定速走行するこ
とが可能なクルーズコントロール装置が知られている。
【0003】この種のクルーズコントロール装置を備え
た絞り弁制御装置は、従来より種々提案されており(例
えば、実開昭62−130140号公報等参照)、この
絞り弁制御装置は、概略的に、図7に示すように構成さ
れている。
【0004】すなわち、本体1に支持された絞り弁2に
スロットル軸4が一体的に設けられており、このスロッ
トル軸4に開閉レバー(スロットルレバー)6が固着さ
れるとともに、この開閉レバー6の端部に軸方向に延在
して係止部8が形成されている。スロットル軸4には、
アクセルペダル(図示せず)に連なる第1操作部材10
とクルーズコントロール装置(図示せず)に連なる第2
操作部材12とが、それぞれリターンスプリング14、
16を介して個別に回動自在に装着される。そして、第
1および第2操作部材10、12が係止部8に個別に係
合することにより、スロットル軸4が回動されて絞り弁
2が開閉されるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
技術では、第1および第2操作部材10、12をスロッ
トル軸4に対し円滑に回動させるために、この第1およ
び第2操作部材10、12に軸方向(矢印X方向)に対
しある程度の幅寸法を有したドラム部10a、12aが
設けられている。このため、第1および第2操作部材1
0、12がスロットル軸4に対し軸方向(矢印X方向)
に直列に配置されることにより、該スロットル軸4の軸
長が相当に長尺化してしまう。
【0006】これにより、最外部に位置する第2操作部
材12の荷重点と本体1の軸受部までのスパンが長尺化
してしまい、スロットル軸4の回動によるかじりやこじ
れ等の原因となってしまう。特に、エンジン振動や車両
走行中の振動条件下において、スロットル軸4に作用す
る振動が大きなものとなり、該スロットル軸4および軸
受部への負荷が増大してしまうという問題が指摘されて
いる。
【0007】そこで、第1および第2操作部材10、1
2のドラム部10a、12aの軸長を短尺化しようとす
ると、リターンスプリング14、16の耐久性が低下す
るとともに、前記第1および第2操作部材10、12の
作動が不安定となり、かじり等が発生するという問題が
ある。
【0008】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、スロットル軸の軸長を可及的に短尺化するととも
に、それぞれアクセルペダルおよびクルーズコントロー
ル装置に連なる2つの操作ドラムを円滑かつ有効に回動
させることが可能な絞り弁制御装置を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、アクセルペダルによって回動可能な操
作ドラムと定速走行用の操作ドラムとを、スロットル軸
に固定されたスロットルレバーにそれぞれ個別に当接さ
せて前記スロットル軸を回転させる絞り弁制御装置であ
って、一方の操作ドラムが、前記スロットル軸に回転自
在に配設されるとともに、前記一方の操作ドラムの外周
に該一方の操作ドラムを所定の姿勢に戻すための第1リ
ターンスプリングが配設され、他方の操作ドラムが、前
記第1リターンスプリングの外周に回転自在に配設され
るとともに、前記他方の操作ドラムの外周に該他方の操
作ドラムを所定の姿勢に戻すための第2リターンスプリ
ングが配設されることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る絞り弁制御装置では、スロットル
軸に第1リターンスプリングが外装された一方の操作ド
ラムが配置されるとともに、この第1リターンスプリン
グの外周に第2リターンスプリングが外装された他方の
操作ドラムが配設される。このため、スロットル軸に2
つの操作ドラムが直列的に配置されるものに比べ、この
スロットル軸の軸長が大幅に短尺化される。しかも、各
操作ドラムの軸長を比較的長尺に設定することができ、
それぞれの操作ドラムを個別にかつ円滑に回動させるこ
とが可能になる。
【0011】
【実施例】本発明に係る絞り弁制御装置について実施例
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明す
る。
【0012】図1において、参照数字20は、第1の実
施例に係る絞り弁制御装置を示す。この絞り弁制御装置
20は、燃料噴射用の他、気化器用として使用されるも
のでもよいが、この第1の実施例では、燃料噴射用につ
いてのみ説明する。
【0013】絞り弁制御装置20を構成する装置本体2
2には、通路24が形成されており、この通路24を開
閉すべく絞り弁26が回動自在に配設される。絞り弁2
6は、スロットル軸28に保持固定され、このスロット
ル軸28の一端が軸部30まで延在する。
【0014】スロットル軸28の他端は、ベアリング3
2を介して装置本体22に回動自在に支持されており、
その先端側に切欠34a、34bが設けられて小判形断
面形状に形成される。スロットル軸28には、切欠34
a、34bを介してスロットルレバー36が一体的に回
転自在に装着される。スロットルレバー36は、略円板
状を有し、その中央部にスロットル軸28の切欠形状に
対応した小判形孔部37が形成されるとともに、その一
端に前記スロットル軸28の軸方向(矢印X方向)に延
在して係合部38が設けられる(図1および図2参
照)。
【0015】スロットル軸28には、スロットルドラム
(操作ドラム)40が回転自在に配設される。このスロ
ットルドラム40は、スロットル軸28の軸方向に延在
するドラム部42と、このドラム部42の端部に径方向
に延在して一体的に成形される円板部44とを有する。
なお、ドラム部42と円板部44は、それぞれ別体に成
形されたものを一体的に固定してもよい。円板部44に
は、スロットルレバー36の係合部38に当接自在な突
部48が形成されるとともに、この円板部44に一端が
固定された第1ワイヤ50は、前記円板部44に一体成
形された断面U字状のガイド部52を介して図示しない
アクセルペダルに連なっている。
【0016】円板部44に、第1リターンスプリング5
4の一端が固定される。この第1リターンスプリング5
4は、スロットルドラム40のドラム部42の外周に配
設され、その他端部が装置本体22に固着された支持ロ
ッド56に係止される。第1リターンスプリング54
は、スロットルドラム40を矢印B方向(図2および図
3参照)に常時付勢して前記スロットルドラム40の突
部48が支持ロッド56に当接する所定の姿勢に保持し
ている。
【0017】スロットル軸28には、第1リターンスプ
リング54の外周に位置してクルーズコントロールドラ
ム(操作ドラム)60が回転自在に配設される。クルー
ズコントロールドラム60は、スロットル軸28の軸方
向に延在するドラム部62と、このドラム部62の端部
に一体成形される円板部64とを有し、前記ドラム部6
2がスロットルドラム40のドラム部42の外側にかつ
同軸的に配置される。
【0018】ドラム部62には、第1リターンスプリン
グ54を内方から外部に露呈させてこの第1リターンス
プリング54を支点ロッド56に係止させるための図示
しない開口部が形成される。円板部64には、スロット
ルレバー36の係合部38に当接自在な突部66が形成
され、この円板部64に一端が固定される第2ワイヤ6
8は(図1参照)、前記円板部64に形成されたガイド
部70を通って図示しないクルーズコントロール装置に
連なっている。
【0019】図2に示すように、円板部64に、第2リ
ターンスプリング72の一端が固定され、この第2リタ
ーンスプリング72は、ドラム部62の外周に配置され
てその他端部が支持ロッド56に係止される。クルーズ
コントロールドラム60は、第2リターンスプリング7
2の弾発力により突部66を支持ロッド56に当接させ
た所定の姿勢に常時付勢されている。
【0020】図1に示すように、スロットルレバー36
と装置本体22の間および軸部30とこの装置本体22
の間には、それぞれ絞り弁26を通路24の閉塞位置に
戻すための第1および第2スロットルリターンスプリン
グ74a、74bが介装されている。
【0021】このように構成される第1の実施例に係る
絞り弁制御装置20の動作について説明する。
【0022】先ず、図示しないアクセルペダルおよびク
ルーズコントロール装置が操作されていない時、絞り弁
26は、第1および第2スロットルリターンスプリング
74a、74bの弾発力を介して戻り位置、すなわち、
通路24を閉塞する位置に配置されている(図1参
照)。
【0023】そこで、アクセルペダルが踏み込まれる
と、スロットルドラム40に係止されている第1ワイヤ
50が引張され、図3に示すように、このスロットルド
ラム40は、第1リターンスプリング54の弾発力に抗
して矢印A方向に回転する。このため、スロットルドラ
ム40の突部48がスロットルレバー36の係合部38
を矢印A方向に押圧し、このスロットルレバー36がス
ロットル軸28と一体的に矢印A方向に回転する。スロ
ットル軸28の回転により絞り弁26が所定の角度だけ
回動し、通路24が開成される。
【0024】その際、クルーズコントロールドラム60
は、第2リターンスプリング72の弾発力を介して所定
位置に保持されており、スロットルドラム40の回転時
に連れ回りすることを防止することができる。なお、ア
クセルペダルの操作が解除されると、スロットルドラム
40は、第1リターンスプリング54の引張作用下に矢
印B方向に回転し、突部48を支持ロッド56に当接さ
せた所定の戻り位置に復帰する。
【0025】一方、図示しないクルーズコントロール装
置を介して第2ワイヤ68が引張されると、この第2ワ
イヤ68が固定されるクルーズコントロールドラム60
は、第2リターンスプリング72の弾発力に抗して矢印
A方向に回転する。このため、クルーズコントロールド
ラム60の突部66が係合部38に当接してスロットル
レバー36を矢印A方向に回動させ、このスロットルレ
バー36が固着されたスロットル軸28が所定の角度位
置に保持される。これによって、定速走行が行われるこ
とになる。このクルーズコントロールドラム60の回転
時に、スロットルドラム40は、第1リターンスプリン
グ54の引張作用下に連れ回りが防止される。
【0026】この場合、第1の実施例では、スロットル
ドラム40とクルーズコントロールドラム60が、スロ
ットル軸28に対し同軸的かつ内外二重構造でそれぞれ
個別に回転自在に配設されている。従って、スロットル
軸28に対しスロットルドラム40とクルーズコントロ
ールドラム60を直列に配置する従来構造に比べ、この
スロットル軸28の軸長が一挙に短縮化される。
【0027】これにより、絞り弁制御装置20全体のコ
ンパクト化が達成されるとともに、スロットルドラム4
0およびクルーズコントロールドラム60を装置本体2
2側に可及的に近接させることができ、特に、エンジン
振動や車両走行中の振動条件下においてスロットル軸2
8の振動が低減され、このスロットル軸28およびベア
リング32近傍の負荷が大幅に軽減される。
【0028】しかも、スロットルドラム40およびクル
ーズコントロールドラム60が内外二重構造であるた
め、それぞれのドラム部42、62をスロットル軸28
の軸方向に所望の長さだけ有効に確保することができ
る。これによって、絞り弁制御装置20全体の軽量化が
可能になるとともに、スロットルドラム40およびクル
ーズコントロールドラム60を円滑に回転させることが
できるという効果が得られる。
【0029】次に、図4には、第2の実施例に係る絞り
弁制御装置80の一部が示されている。なお、第1の実
施例に係る絞り弁制御装置20と同一の構成要素には同
一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0030】この絞り弁制御装置80は、第1リターン
スプリング54が外装されたスロットルドラム40の外
方に軸受用ガイド部材82が配置され、このガイド部材
82の外周に第2リターンスプリング72が外装された
クルーズコントロールドラム84が摺動自在に配置され
る。
【0031】ガイド部材82は、スロットル軸28の軸
方向(矢印X方向)に延在する筒状部86と、この筒状
部86の一端に一体成形される円板部88とを有し、こ
の円板部88の中央には、前記スロットル軸28の切欠
形状に対応する孔部90が形成される。図5に示すよう
に、筒状部86には、軸方向に所定の幅寸法で延在した
後に円板部88の近傍で周方向に延びる開口部92が形
成される。この開口部92は、第1リターンスプリング
54を外部に導出して支持ロッド56に導くための逃げ
用開口を構成している。
【0032】クルーズコントロールドラム84は、ドラ
ム部94とガイド部96と突部98を有した略筒形状に
設定されており、このドラム部94が筒状部86の外周
面に摺動自在に配置される。
【0033】このように構成される第2の実施例に係る
絞り弁制御装置80では、スロットル軸28と一体的に
回転するガイド部材82を設け、その筒状部86でクル
ーズコントロールドラム84を支持している。このた
め、クルーズコントロールドラム84の回転動作は、よ
り一層円滑かつ確実に遂行されるという利点が得られ
る。しかも、クルーズコントロールドラム84は、第1
の実施例のクルーズコントロールドラム60の円板部6
4に相当する部分を有しておらず、該クルーズコントロ
ールドラム84の形状を有効に簡素化することが可能に
なる。
【0034】次いで、図6には、本発明の第3の実施例
に係る絞り弁制御装置100が示されている。なお、第
1および第2の実施例と同一の構成要素には同一の参照
符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0035】絞り弁制御装置100を構成するスロット
ルドラム102は、スロットル軸28に対しセットカラ
ー101およびメタルインサート103を介して嵌挿さ
れ、該メタルインサート103の両端はシール部材10
4によりシールされる。スロットルドラム102の外周
にクルーズコントロールドラム106が配設され、ガイ
ド部材82とこのクルーズコントロールドラム106の
間には、第1支持部材108が配設される。
【0036】第1支持部材108は、スロットル軸28
の軸方向(矢印X方向)に延在しガイド部材82の筒状
部86の外周面またはクルーズコントロールドラム10
6のドラム106aの内周面との間に所定のクリアラン
スを形成するリング状ガイド部110と、このリング状
ガイド部110の端部から前記スロットル軸28の半径
方向外方に延在するフランジ部112とを有し、このフ
ランジ部112が第2リターンスプリング72の端部を
受ける。
【0037】スロットルドラム102のドラム部102
aとガイド部材82の円板部88の間には、スロットル
軸28に対し回動可能な第2支持部材114が配設され
る。第2支持部材114は、スロットル軸28の軸方向
に延在し第1リターンスプリング54を案内するリング
状ガイド部116と、このリング状ガイド部116の端
部から半径外方向に延在し前記第1リターンスプリング
54の端部を受けるフランジ部118とを有する。
【0038】第1支持部材108および第2支持部材1
14は、樹脂系材料で形成されている。スロットルドラ
ム102およびクルーズコントロールドラム106は、
金属系材料でもよいが、本構成によれば全て樹脂系材料
に置換することができ、好ましい。
【0039】この場合、第3の実施例では、スロットル
軸28に固定されるガイド部材82とこのスロットル軸
28に対し回転自在なクルーズコントロールドラム10
6との間に第1支持部材108が配設され、この第1支
持部材108のリング状ガイド部110と前記ガイド部
材82または前記クルーズコントロールドラム106の
間に所定のクリアランスが形成されている。
【0040】このため、クルーズコントロールドラム1
06は、前記クリアランスによって単独であるいは第1
支持部材108と一体的にガイド部材82に対し確実に
回転することができ、ステックを防止して該クルーズコ
ントロールドラム106の円滑な回転を確保することが
可能になる。
【0041】さらに、ガイド部材82の他、第1および
第2支持部材108、114を設けることにより、クル
ーズコントロールドラム106の形状が一挙に簡素化す
るとともに、スロットルドラム102およびクルーズコ
ントロールドラム106を確実に位置決めしつつ極めて
円滑な回転を維持することができる。
【0042】しかも、第1および第2支持部材108、
114のフランジ部112、118で第1および第2リ
ターンスプリング54、72を受けた状態で前記第1お
よび第2支持部材108、114が前記第1および第2
リターンスプリング54、72の回転力によって連れ回
りすることができる。これによって、第1および第2支
持部材108、114自体の損傷を防止し、さらに、ス
ロットルドラム102、スロットルレバー36およびガ
イド部材82の損傷も阻止され、金属系材料の場合に
は、耐蝕性も向上する。従って、軸長短縮による負荷の
軽減と相俟ってスロットルドラム102、クルーズコン
トロールドラム106、第1および第2支持部材10
8、114を樹脂系材料で形成することができる。この
結果、絞り弁制御装置100全体のより一層の軽量化が
可能になるとともに、該軽量化に伴って振動の軽減も遂
行されるという効果が得られる。
【0043】なお、第1乃至第3の実施例では、スロッ
トル軸28にスロットルドラム40(102)が配設さ
れ、このスロットルドラム40(102)の外周にクル
ーズコントロールドラム60(84または106)が配
設されているが、反対に、このクルーズコントロールド
ラム60(84または106)を内方に配置する一方、
前記スロットルドラム40(102)を外方に配置する
ことも可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明に係る絞り弁制御装置によれば、
以下のような効果乃至利点が得られる。
【0045】第1リターンスプリングが外装された一方
の操作ドラムがスロットル軸に配置されるとともに、こ
の第1リターンスプリングの外周に第2リターンスプリ
ングが外装された他方の操作ドラムが配設されるため、
スロットル軸に2つの操作ドラムが直列的に配置される
ものに比べ、このスロットル軸の軸長が大幅に短尺化さ
れる。しかも、各操作ドラムの軸長を比較的長尺に設定
することができる。これにより、振動の発生が有効に低
減されるとともに、それぞれの操作ドラムを個別にかつ
円滑に回動させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る絞り弁制御装置の縦断説明
図である。
【図2】前記第1の実施例に係る絞り弁制御装置の要部
分解斜視図である。
【図3】前記第1の実施例に係る絞り弁制御装置の側面
図である。
【図4】第2の実施例に係る絞り弁制御装置の要部縦断
説明図である。
【図5】前記第2の実施例に係る絞り弁制御装置を構成
するガイド部材の斜視図である。
【図6】第3の実施例に係る絞り弁制御装置の要部縦断
説明図である。
【図7】従来技術に係る絞り弁制御装置の要部概略構成
図である。
【符号の説明】
20、80、100…絞り弁制御装置 22…装置本
体 24…通路 26…絞り弁 28…スロットル軸 36…スロッ
トルレバー 38…係合部 40、102
…スロットルドラム 42、62、94、102a…ドラム部 44、64、
88…円板部 48、66…突部 54、72…
リターンスプリング 56…支持ロッド 60、84、106…クルーズコントロールドラム 82…ガイド部材 108、11
4…支持部材 110、116…リング状ガイド部 112、11
8…フランジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−214968(JP,A) 特開 平3−160122(JP,A) 実開 平2−38334(JP,U) 実開 昭63−19044(JP,U) 実開 昭62−130140(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 9/00 - 11/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクセルペダルによって回動可能な操作ド
    ラムと定速走行用の操作ドラムとを、スロットル軸に固
    定されたスロットルレバーにそれぞれ個別に当接させて
    前記スロットル軸を回転させる絞り弁制御装置であっ
    て、 一方の操作ドラムが、前記スロットル軸に回転自在に配
    設されるとともに、前記一方の操作ドラムの外周に該一
    方の操作ドラムを所定の姿勢に戻すための第1リターン
    スプリングが配設され、 他方の操作ドラムが、前記第1リターンスプリングの外
    周に回転自在に配設されるとともに、前記他方の操作ド
    ラムの外周に該他方の操作ドラムを所定の姿勢に戻すた
    めの第2リターンスプリングが配設されることを特徴と
    する絞り弁制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の絞り弁制御装置において、
    前記一方の操作ドラムと前記他方の操作ドラムの間に
    は、前記スロットル軸に対して回動可能な支持部材が配
    設され、 前記支持部材は、前記スロットル軸の軸方向に延在する
    リング状ガイド部と、 該スロットル軸の半径方向に延在するスプリング受け用
    フランジ部と、 を有することを特徴とする絞り弁制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の絞り弁制御装置において、
    前記一方の操作ドラムと前記他方の操作ドラムの間に
    は、該他方の操作ドラムの軸受用ガイド部材が前記スロ
    ットル軸に固定されて配設されることを特徴とする絞り
    弁制御装置。
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