JP3322653B2 - ダークソリトン光通信システムに用いる光受信装置 - Google Patents

ダークソリトン光通信システムに用いる光受信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバを用い
た伝送システム、特にダークソリトンパルスと光増幅器
を使用した長距離・大容量光通信システムに用いる光受
信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ通信技術は、光増幅技術の進
展にささえられ超長距離化が進んでおり、再生中継器を
使用せずに太平洋横断も可能となってきた。しかしなが
ら、従来の伝送方式では、伝送速度が高くなると光ファ
イバの波長分散特性や非線形光学効果に基づく伝送特性
の劣化の影響がおおきくなり、高速・大容量化には限界
があった。この波長分散特性や非線形光学効果による高
速化の限界を打破する方式として、光ソリトン通信方式
が近年脚光を浴びている。光ソリトン通信方式は、従来
の伝送方式の特性劣化要因である光ファイバの波長分散
特性や非線形光学効果を積極的に利用するものであり、
ファイバの波長分散によるパルス広がりと非線形光学効
果に基づくパルス圧縮をバランスさせ光短パルスを形を
変えずに伝送する方式である。光ファイバの損失を補償
する光増幅器を中継器として使用した場合には、中継間
隔の平均パワーや光ファイバの平均分散をソリトン条件
に設定することにより、理想的ソリトンパルスと同様の
波形変化がほとんどないソリトン通信が可能となる。
【0003】20Gb/s程度の高速の光ソリトン通信
では、光増幅器の雑音は、受信端での光パルスのタイミ
ングジッタに影響を及ぼし伝送特性を劣化させる。すな
わち、雑音が重畳した光ソリトンパルスでは光強度がラ
ンダムに揺らぎ理想的光ソリトンパルスの形から僅かに
ずれるため、非線形光学効果によるキャリア周波数のシ
フト量に揺らぎが生じる。これが各中継器毎に繰り返さ
れるため、有限な分散値を持つ光ファイバを伝搬するう
ちに光パルスの到着時間がランダムに揺らぎタイミング
ジッタが引き起こされる。この現象は、ゴードンハウス
効果と呼ばれ、光ソリトン通信の主たる伝送特性の制限
要因となっている。更に、情報を持った複数の光ソリト
ンパルスを伝送する場合、隣り合うソリトンパルス同士
の間隔が狭いとソリトンパルス同士が干渉し、引き寄せ
られたり、反発し合ったりする現象が観測される。これ
も、受信端でのタイミングジッタとなるため通信への応
用上は好ましくなく、ソリトンパルスの干渉を抑制する
ためには、隣接したソリトンパルス同士の間隔はある程
度広くとる必要がある。上述したタイミングジッタを克
服すべく、人為的にタイミングジッタを抑制するソリト
ン制御技術の研究が活発に進められており、ソリトンパ
ルス伝送実験はここ数年間で急速に進展した。一つは、
ランダム周波数シフトを光フィルタを用いて周波数領域
で制御するものであり、もう一方はタイミングジッタそ
のものを時間領域で直接制御する方法である。しかしな
がら、従来技術では、中継器内部で、超狭帯域の光バン
ドパスフィルタを使用したり光変調器を用いた複雑な処
理を伴う必要があり、システムの長期的な信頼性などの
実用的観点からは望ましくない。光増幅器を用いる長距
離伝送システムの大容量化を計るためには、従来技術の
ように伝送路中に特別な仕掛けを設けずに、光増幅器を
含む伝送路はできる限り簡単化しておき、かつ、ソリト
ンパルスが高密度に配列されて高密度化した光信号を伝
送することが重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これまで、光ソリトン
通信は、光ファイバの異常分散領域の波長帯で、短光パ
ルスを伝送する、いわゆるブライトソリトンが用いられ
ている。一方、光パルスのオン・オフを反転した信号、
即ち、一定強度の光の一部が鋭く窪んだ光信号(ダーク
パルス)を、光ファイバの正常分散領域で伝送した場合
に、信号強度及びダークパルスのパルス幅(窪みの幅)
が一定の関係を満足すると、ブライトソリトンと同様に
波形(窪みの形状)の劣化がない伝送が可能なことが理
論的に知られており(A. Hasegawa and F. Tappert, Ap
pl. Phys. Lett., Vol.23, pp.171-172, 1973)、ダーク
ソリトン伝送と呼ばれている。但し、ダークパルスの中
央部では、光位相シフトを設ける必要がある。図12
(a),(b),(c)にブライトソリトンとダークソ
リトンパルスの波形の典型的な例を示す(J.R Taylor e
d, Optical Solitons-Theory and Experiment, chap.1
0, Cambridge Univerithy Press, 1992)。図12
(a)はブライトソリトンの例であり光位相は一定であ
る。一方、ダークソリトンでは、光強度が、図12
(b),(c)に示すように、ブライトソリトンの光強
度のオンオフを反転した形状となるのに加えて、光の位
相がシフトするのが特長である。図12(b)は、窪み
部分の光がゼロの場合(ブラックソリトン)であり、こ
の場合、光の位相は、窪みの中央値の前後でπシフトし
ている。図12(c)は、CWレーザ光の強度の1/2
までダークパルスが窪んだ場合(グレイソリトン)であ
り、光の位相シフト量は、π/2である。図中に示すよ
うにA,Bはそれぞれ、窪み部の深さ、及びバックグラ
ンド光の相対レベルを表すパラメータであり、A=B=
1は、ブラックソリトンに対応し、バックグランド光の
レベルが上がるに従い、Bはゼロに近づく。ダークソリ
トンの位相シフト量は、このパラメータBを用いて、数
1で与えられる。
【数1】
【0005】ダークソリトンでは、ブライトソリトンと
比較して、ゴードンハウスジッタが約70%程度に抑え
られること、ソリトン相互干渉が少ないことなどの特長
がある(Y. S. Kivshar, IEEE J. Quantum Electronic
s, Vol.29, pp.250-264, 1993) 。しかしながら、ディ
ジタル情報が付加されたブライトソリトン発生装置を有
する送信装置、及び受信装置が存在していなかったた
め、ダークソリトンの光通信への応用は試みられていな
かった。
【0006】本発明は、通常の光ソリトン(ブライトソ
リトン)の光強度のオンオフを反転し、かつ光位相シフ
トを伴うダークソリトンの相互干渉を抑制し、またタイ
ミングジッタを抑制しつつソリトンパルスの配列密度を
上げることができる、ダークソリトン超高速・大容量光
伝送システムに用いる光受信装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明を適用する光通信
システムは、ディジタル情報をもつダークソリトンパル
ス光信号を送信する光送信装置と、そのダークソリトン
パルス光信号をリターンツウゼロパルスに変換して受信
する光受信装置と、該送信装置と該受信装置とを結ぶ伝
送用光ファイバと、該伝送用光ファイバ上に該光ファイ
バの損失を補償する複数台の光増幅中継器とを具備し、
該伝送用光ファイバが、該送信光信号の波長において、
該伝送用光ファイバの全長の波長分散値の平均値が負の
値となる正常分散値をとり、該伝送用光ファイバの波長
分散値の平均値及び該光増幅中継器の光出力強度が、該
送信光信号に加えられる非線形光学効果と波長分散効果
と均衡するように構成されている。本発明が受信の対象
とするダークソリトン光信号を伝送するのに用いる光送
信装置は、リターンツウゼロ光パルスにディジタル情報
を加えた光パルス信号を生成する手段と、一定出力光を
発生する手段と、2系統の光入力信号の論理的エクスク
ルシブオアを出力する光ゲートと、光位相変調器を具備
し、リターンツウゼロディジタル光信号と該一定振幅の
光を該エクスクルシブオア光ゲートに入射し、一定振幅
の光を該リターンツウゼロディジタル光信号のオンオフ
を反転した光パルス信号に変換し、該反転光パルス信号
を、伝送速度で駆動された位相変調器で変調することに
より、該反転パルス信号の光強度が最小となる時間の前
後で光の位相にダークソリトン条件となるπ以下の位相
差を与えた反転光パルス信号を生成することをように構
成されている。本発明による第一の光受信装置は、一定
出力光を発生する手段と、2系統の光入力信号の論理的
エクスクルシブオアを出力する光ゲートとを具備し、該
オンオフ反転光パルス信号と一定振幅の光をエクスクル
シブオア光ゲートに入射し、該一定振幅の光をリターン
ツウゼロディジタル光信号に変換した後、直接または光
デマルチプレクサにより多重前伝送速度に分周したのち
受信するように構成されている。さらに、第二の光受信
装置は、該伝送用光ファイバを伝送されたオンオフ反転
光パルス信号を分岐し、一方の光パルス信号を電気パル
ス信号に変換した後、伝送速度のクロック周波数成分又
は多重前のクロック周波数成分を抽出し増幅した後、該
伝送された光パルス信号の他方を該クロック周波数信号
または多重前伝送速度のクロック周波数で変調された光
変調器を通過させ、該伝送光信号のオン・オフを反転さ
せたリターンツウゼロ光信号に変換した後1つ又は複数
の光受信器で受信するように構成されている。
【0008】
【発明の実施の形態】上述したように光増幅器を用いた
光ソリトン通信システムの伝送特性の制限要因はゴード
ンハウス効果によるタイミングジッタと隣接ソリトンの
相互干渉に基づくタイミングジッタである。これに鑑
み、本発明を適用するダークソリトン光信号は、第1
に、光送信端局において、ブライトンソリトン光信号の
オン・オフを反転し、かつ、該オン・オフ反転光パルス
信号の光強度が最小となる時間の前後で光の位相にダー
クソリトン条件となるπ以下の位相差を与えた反転光パ
ルス信号を生成することにより、高密度化したダークソ
リトン光信号生成し、第2にダークソリトンを伝送信号
として使用することにより、隣接ソリトンパルスの相互
干渉とゴードンハウス効果に基づくタイミングジッタを
抑制している。本発明による光受信装置は、このような
ダークソリトン光信号を通常のブライトソリトンに変換
し、高密度化した信号を時間軸上でさらに分周したのち
受信するようにしたときには、タイミングジッタが符号
誤り率特性に与える影響を抑制する作用効果を有してい
る。これによって高密度のソリトンパルスの伝送ができ
る長距離・大容量光ダークソリトン通信システムを提供
している。
【0009】図1に本発明を適用するダークソリトン光
信号を発生する光送信装置の具体例を示す。1は時分割
多重ブライトソリトン光信号発生装置、2はCW(cont
inuous wave )レーザ、3はエクスクルシブオア光ゲー
ト、4は光位相変調器である。時分割多重ブライトソリ
トン光信号発生装置1は、ソリトンパルス光源101、
光増幅器102、パルス列を4分岐するための光カプラ
ー103、光遅延回路104,105,106,10
7、光強度変調器108,109,110,111、光
カップラ112、雑音を除去するための光バンドパスフ
ィルタを含む光増幅器113で構成される。ソリトンパ
ルス光源101は、波長1561nm、5Gb/s繰り
返しで、パルス幅10psのソリトンパルス列を生成す
る。該ソリトンパルス列を、光増幅器102で増幅後、
光カプラー103で4分岐し、それぞれパルス列が相対
的に0ps,25ps,50ps,75psずれるよう
に光遅延回路104,105,106,107の遅延時
間を設定し、各パルス列を光強度変調器108,10
9,110,111でディジタル変調を加える。各4系
統の偏波状態は同一になるように光強度変調器108,
109,110,111の前にそれぞれ配置されている
偏波コントローラ128a,128b,128c,12
8dで設定されている。4系統の光信号を光カップラ1
12で合成し、4多重されたブライトソリトン光信号を
生成する。更に、光増幅器113で信号光を増幅する。
【0010】時分割多重されたブライトソリトン光信号
をエクスクルシブオア光ゲート3のポートP1 へ入射
し、ポートP2 へ波長1558nmのCWレーザ2の出
力光を入射すると、CWレーザ光は、両者の論理的エク
スクルシブオア出力、即ちブライトソリトン光信号のオ
ンオフを反転した光パルス信号に変換されポートP3
ら出力される。エクスクルシブオア光ゲートを非線形光
ループミラー(サニャック干渉計)で構成した例を図2
に示す。該エクスクルシブオア光ゲートは光増幅器11
4、偏波コントローラ115,119、光カップラ11
7,120,121、光アイソレータ116,122,
124、光バンドパスフィルタ123及び非線形光ファ
イバ118で構成される。光カップラ120の分岐比は
1:1である。ポートP 1 から20Gb/sの時分割多
重ブライトソリトン光信号を入射し、光増幅器114で
平均パワーを13dBm程度まで増幅した後、偏波コン
トローラ115、光アイソレータ116、光カップラ1
17を介して非線形光ファイバ118へ入射する。光フ
ァイバ118は、波長1558nm近傍で波長分散がほ
ぼゼロとなる分散シフトシングルモード光ファイバであ
り、長さは約10kmである。一方CWレーザ光は、ポ
ートP2 より入射し、光アイソレータ122、光カップ
ラ121、光カップラ120をへて、光ファイバ118
へ入射する。偏波コントローラ119で光カップラ12
1の2つの出力光の偏光状態を同一に保持すると、ポー
トP1 から光入力がない場合には、光ファイバの時計回
りの信号と反時計回りの光信号はポートP2 の方向へ戻
り、光カップラ121、光バンドパスフィルタ123、
光アイソレータ124をへてポートP3aから出力され
る。ポートP1 からブライトソリトン光信号が前記CW
レーザ光と同一偏光状態で入射すると、光ファイバのカ
ー効果により光強度の大きさに応じて屈折率変化が生じ
るため、相互位相変調により、反時計回りのCWレーザ
光にのみブライトソリトン光信号の強度に応じた位相変
調が付加される。ブライトソリトン光信号のピークパワ
ーで相互位相変調による位相変化がπとなるように設定
すると、ブライトソリトン光信号のピークパワーに相当
する時間では、ポートP2 より入射したCWレーザ光は
すべてポートP3bへ出力され、ポートP3aへの出力は、
ブライトソリトン光信号の強度を反転したCWレーザ光
の一部が窪んだ光信号(ダークパルス)が出力される。
即ち、ポートP3aからの光信号は、ブライトソリトン光
信号とCWレーザ光の論理的エクスクルシブオアをとっ
た出力となり、ポートP3bへの光出力は、両者の論理的
アンドを取ったものとなる。ダークパルス光信号を20
Gb/sで変調される光位相変調器4で変調しダークパ
ルス光信号の窪みの中央で位相をπシフトさせることに
より、ダークソリトン伝送用の送信光信号が得られる。
【0011】図6に、ダークソリトン生成の様子を示
す。図6(a)は時分割多重ブライトソリトン光信号発
生装置1からの光出力、(b)はエクスクルシブオア光
ゲート3へ入射するCWレーザ光、(c)はエクスクル
シブオア光ゲート3のポートP 3 からの光信号、(d)
は光位相変調器4を通過後のダークソリトン光信号であ
る。また、ダークソリトンの中央での光強度は必ずしも
ゼロである必要はないため、光増幅器114の出力をわ
ずかに下げて、ゼロに到達しない光信号を発生させても
よい。この場合には光位相変調器4による位相シフト量
はπ以下に設定すれば良い。また、上記非線形光ループ
ミラー(図2)中の偏波コントローラ119を制御し、
3dBカップラ120の2つの出力の偏光状態を互いに
直交させることにより、エクスクルシブオア光ゲート3
のポートP3a及びポートP3bへの出力をともに前記の場
合とは反転させることができるため、ポートP3bから、
ブライトソリトン光信号の強度を反転させたダークソリ
トン光信号を取り出すこともできる。本具体例では、エ
クスクルシブオア光ゲート3として、非線形光ループミ
ラー(サニャック干渉計)中の光ファイバには分散シフ
ト光ファイバを用いたが、同一長の2本の偏波面保存フ
ァイバを主軸を直交させて接続した光ファイバを用い
て、ブライトソリトン光信号を該偏波面保存ファイバの
主軸に対して45度となるように入射することにより、
CWレーザ光の偏光状態に依存せずに、同様のブライト
ソリトンの強度を反転させた光信号を取り出すことがで
きる。
【0012】エクスクルシブオア光ゲート3としては、
半導体光増幅器の利得飽和時に一方の波長の光入射強度
に応じて、他方の波長の利得が変調される相互利得飽和
現象を利用することにより、図3に示すように、光カッ
プラ117aを介して半導体光増幅器129にCWレー
ザ光とブライトソリトン光信号(ポンプ光として働く)
を入射して、CWレーザ光波長成分のみを光バンドパス
フィルタ123aで通過させることにより、上記と同様
なダーク光信号を生成することもできる。
【0013】更に、図4に示すように、同一長の非線形
光ファイバ130,131でマッハゼンダ干渉計を構成
し、偏波コントローラ119aを介してCWレーザ光を
入力し、ブライトソリトン光信号(ポンプ光として働
く)を光増幅器114aと偏波コントローラ115aと
光カップラ117bを介して入射すれば、上記と同様な
ダーク光信号を生成することもできる。
【0014】光ファイバでは光カー効果によりポンプ光
の強度に応じて、信号光の偏波面が回転するため、これ
を利用すると、エクスクルシブオア光ゲートとして、図
5に示す光カーシャッタも利用することができる。光増
幅器114b,偏波コントローラ115b及び光カップ
ラ117cを介して加えられるポンプ光となるブライト
ソリトン光信号の偏波面を同一長の2本の偏波面保存フ
ァイバ125,126を主軸を直交させて接続した光フ
ァイバの主軸に一致させておき、CWレーザ光を偏波コ
ントローラ119bを介して主軸から45度の角度で入
射すると、CWレーザ光の偏波面がブライトソリトン光
信号の強度に応じて回転するため、光ファイバ出射端で
光バンドパスフィルタ123cで変調を受けたCWレー
ザ光のみを取り出し、通過偏光面を入力CWレーザ光の
偏光面に一致させた偏光子127に入力することによ
り、出力として、ブライトソリトン光信号のオンオフを
反転したダーク光信号が得られる。本具体例によれば、
光多重化されたブライトソリトン光信号をダークソリト
ン光信号に変換して伝送した後、受信側で多重化以前の
光信号に分離して受信することができる。この場合に、
光パルスの配列密度を低減した状態で処理し得るため、
伝送された光信号に含まれるタイミングジッタが符号誤
り率に与える影響を容易に抑制することができるという
効果がある。
【0015】
【実施例】(実施例1)図7に本発明による光受信装置
の実施例を示す。本受信装置は、エクスクルシブオア光
ゲート200、CWレーザ201、光カップラ202、
受光素子203、狭帯域バンドパスフィルタ204、分
周器205、光デマルチプレクサ206、光レシーバ2
07,208,209,210で構成される。エクスク
ルシブオア光ゲート200に、時分割4多重された20
Gb/sのダークソリトン光信号とCWレーザ201の
出力を入射し、CWレーザ光をダークソリトン光信号の
オンオフを反転した時分割多重ブライトソリトン光信号
に変換する。時分割多重光信号は、光カップラ202に
より2分岐する。分岐光信号の一部を受光素子203で
電気信号に変換し、狭帯域フィルタ204により、20
Gb/sのクロック周波数成分を抽出し、分周器205
により、5Gb/sの多重前のクロック周波数に変換す
る。分岐信号光の他方と5Gb/sのクロック信号を光
デマルチプレクサに入射し、4系統の5Gb/sブライ
トソリトン光信号に分離し、それぞれを光レシーバ20
7,208,209,210に入射し、データの再生を
行なう。光デマルチプレクサ206は、4台の電気吸収
型光変調器を用いて多重前の光信号に同期した25ps
幅の光ゲートを形成することによって実現できる。ま
た、図2に示す非線形光ループミラーの光アンド動作を
利用して光デマルチプレクシングを行なってもよい。
【0016】(実施例2)図8に本発明による光受信装
置の他の実施例を示す。図7に示した実施例1は、ダー
クソリトンをブライトソリトンに変換した後、光デマル
チプレクサ206により分離を行なうのに対して、本実
施例では、ダークソリトン光信号のブライトソリトン光
信号への変換と光デマルチプレクシングを同時に行なう
ものである。時分割多重ダークソリトン光信号は、光増
幅器102aをへて光カップラ202により2分岐す
る。分岐光信号の一部を受光素子203で電気信号に変
換し、狭帯域フィルタ204により、20Gb/sのク
ロック周波数成分を抽出し、分周器205により、5G
b/sの多重前のクロック周波数に変換し、狭帯域増幅
器211により増幅する。分岐信号光の他方は4分岐後
4台の電気吸収型光変調器216,217,218,2
19に入射する。各光変調器は、マイクロ波遅延回路2
12,213,214,215でそれぞれ多重前の光信
号に同期するように遅延時間を調整されている前記5G
b/sのクロック周波数をもつ正弦波状の電圧で駆動さ
れており、周期100psでブライトソリトン光信号の
パルス幅と同程度の幅の光ゲートを形成している。多重
光信号は光変調器を通過することにより、ダークパルス
がない一定強度の光ところでは光ゲート波形がそのまま
出力されるためブライトパルスが形成され、ダークパル
スがあるところでは、ゲート波形がダークパルスのオン
オフを反転した形状であれば、出力はゼロとなる。ま
た、他の3系統の光信号列は光変調器がオフ状態である
ため、信号は出力されない。したがって、各光変調器の
出力は、多重ダークパルスのオンオフを反転し、かつ多
重前のブライトソリトンパルス信号として分離されたも
のとなる。4系統の5Gb/sブライトソリトン光信号
は光増幅器220,221,222,223で増幅し、
それぞれ光レシーバ207,208,209,210に
入射し、データの再生を行なう。
【0017】(実施例3)図9に本発明による光受信装
置のさらに他の実施例を示す。実施例3との違いは、過
飽和吸収素子224,225,226,227が光変調
器216,217,218,219の後に接続されてい
る点にある。実施例3では、ダークパルスがあるところ
では、ゲート波形をダークパルスのオンオフを反転した
形状に設定して出力をゼロとしているが、ダークパルス
にタイミングジッタがある場合やゲート波形がダークパ
ルス波形の形状からずれた場合には、残留誤差成分が出
力される。本実施例では、光強度に応じて吸収係数が変
化する(光強度がおおきくなると吸収係数が減少する)
過飽和吸収素子224,225,226,227により
この残留誤差成分を除去し、タイミングジッタによる誤
差を除去するとともに光信号の消光比を向上させること
ができる。
【0018】図10にダークソリトン光受信装置(実施
例4)の動作説明図を示す。図10(a)は時分割多重
ダークソリトン光信号、(b)は分周同期クロックで変
調された電気吸収型光変調器が形成する光ゲート波形、
(c)は光ゲート出力波形、(d)は過飽和吸収素子通
過後のブライトソリトン光信号である。
【0019】図11に本発明による光受信装置を用いる
光通信システムの具体例を示す。5はn多重ダークソリ
トン光送信装置、6はn多重ダークソリトン光受信装
置、7は光ファイバと光ファイバの損失を補償する光増
幅器で構成される光伝送路である。本実施例では、多重
前の伝送速度は5Gb/s、多重度はn=4としてい
る。4多重ダークソリトン光送信装置5は、4多重ダー
クソリトン光受信装置6は既に記載した本発明による光
送信装置(実施例1)及び光受信装置(実施例4)で実
現する。光伝送路7中の伝送用光ファイバ8の全長は約
9000km、平均波長分散は、正常分散値で−0.0
5ps/km/nmに設定してある。約30km毎に光
ファイバの損失を補償するためのエルビウムドープファ
イバを用いた光増幅中継器9が300台設置されてい
る。送信ダークパルスのパルス幅は10psとし、各ス
パンの区間平均光パワーがソリトン条件を満足させるた
め、各光増幅中継器の平均光出力パワーを3dBmに設
定してある。9000km伝送後のダークソリトンのタ
イミングジッタの平均値は4.8psとなり、そのまま
ではエラーフリー受信することができない。しかし、本
実施例では、タイミングジッタの影響をほとんど受けな
い受信装置を使用しているため誤り率10-9以下で受信
が達成できる。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
ダークソリトン光受信装置とそれを用いたタイミングジ
ッタ制限がほとんどない光通信システムを実現すること
ができる。また、光ファイバと光増幅器を組み合わせた
単純な構成の光伝送路を使用することができるため、信
頼性がある超高速・長距離光通信が可能となり、本方式
は、実用的なソリトン伝送システムの実現のため著しい
効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用対象であるダークソリトン光送信
装置を説明する図である。
【図2】本発明に用いる非線形光ループミラー(サニャ
ック干渉計)を用いたエクスクルシブオア光ゲートを示
す図である。
【図3】本発明に用いる半導体光増幅器を用いたエクス
クルシブオア光ゲートを示す図である。
【図4】本発明に用いる非線形マッハゼンダー干渉計用
いたエクスクルシブオア光ゲートを示す図である。
【図5】本発明に用いる光カーシャッタを用いたエクス
クルシブオア光ゲートを示す図である。
【図6】ダークソリトン送信光パルス信号生成の説明図
である。
【図7】本発明の実施例1によるダークソリトン光受信
装置1を説明する図である。
【図8】本発明の実施例2によるダークソリトン光受信
装置2を説明する図である。
【図9】本発明の実施例3によるダークソリトン光受信
装置3を説明する図である。
【図10】本発明のダークソリトン光受信装置の実施例
2の動作を説明する図である。
【図11】本発明を用いて実現する光通信システムを説
明する図である。
【図12】従来のブライトソリトンとダークソリトンパ
ルスの波形の典型的な例をしめす波形図である。
【符号の説明】
1 時分割多重ブライトソリトン光信号発生装置 2,201 CWレーザ 3,200 エクスクルシブオア光ゲート 4 光位相変調器 5 n多重ダークソリトン光送信装置 6 n多重ダークソリトン光受信装置 7 光伝送路 8 伝送用光ファイバ 9 光増幅中継器 101 ソリトンパルス光源 102,102a,113,114,114a,114
b,220,221,222,223 光増幅器 103,112,117,117a,117b,12
0,121,202 光カップラ 104,105,106,107 光遅延線 108,109,110,111 光強度変調器 115,115a,115b,119,119a,11
9b 偏波コントローラ 116,122,124 光アイソレータ 118,130,131 非線形光ファイバ 123,123a,123b,123c 光バンドパス
フィルタ 125,126 偏波面保存非線形光ファイバ 127 偏光子 128 偏波コントローラ 129 半導体光増幅器 203 受光素子 204 狭帯域フィルタ 205 分周器 206 光デマルチプレクサ 207,208,209,210 光レシーバ 211 狭帯域増幅器 212,213,214,215 マイクロ波遅延回路 216,217,218,219 電気吸収型光変調器 224,225,226,227 過飽和吸収素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 周 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 ケ イディディ株式会社内 (72)発明者 秋葉 重幸 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 ケ イディディ株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−185430(JP,A) 特開 平2−96718(JP,A) 特開 平5−241220(JP,A) 特開 平3−17633(JP,A) 特開 平2−113736(JP,A) 特開 昭55−90146(JP,A) 特開 平5−284117(JP,A) 実開 平2−116151(JP,U) 電子通信学会 編,新版レーザ入門, 日本,社団法人電子通信学会,1979年3 月25日,初版,p.87−88 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 G02F 1/35

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リターンツウゼロ光パルスにディジタル
    情報を加えたブライトソリトン光信号のオンオフ反転光
    信号であるダークソリトン光パルス信号を伝送するダー
    クソリトン光通信システムに用いる光受信装置におい
    て、 該ダークソリトン光パルス信号を受信する入力端子と、 一定振幅の光を出力する一定振幅光発生手段と、 該ダークソリトン光パルス信号と該一定振幅光発生手段
    の出力を受けて、該一定振幅の光を該ダークソリトン光
    パルス信号のオンオフを反転したリターンツウゼロ光パ
    ルスにディジタル情報を加えた光パルス信号に変換す
    る、2系統の光入力の論理的エクスクルシブオアの出力
    機能を有する光ゲート手段と、 該光ゲート手段の出力の該リターンツウゼロ光パルスに
    ディジタル情報を加えた光パルス信号を電気パルス信号
    に変換する光レシーバとを備えたことを特徴とするダー
    クソリトン光通信システムに用いる光受信装置。
  2. 【請求項2】 リターンツウゼロ光パルスにディジタル
    情報を加えたブライトソリトン光信号の複数を時分割多
    重しかつオンオフ反転した光信号である時分割多重ダー
    クソリトン光パルス信号を伝送するダークソリトン光通
    信システムに用いる光受信装置において、 該時分割多重ダークソリトン光パルス信号を受信する入
    力端子と、 一定振幅の光を出力する一定振幅光発生手段と、 該時分割多重ダークソリトン光パルス信号と該一定振幅
    光手段の出力を受けて、該一定振幅の光を該時分割多重
    ダークソリトン光パルス信号のオンオフを反転したリタ
    ーンツウゼロ光パルスにディジタル情報を加えた時分割
    多重光パルス信号に変換する、2系統の光入力の論理的
    エクスクルシブオアの出力機能を有する光ゲート手段
    と、 該ゲート手段の出力の該リターンツウゼロ光パルスにデ
    ィジタル情報を加えた時分割多重光パルス信号から多重
    前のリターンツウゼロ光パルスのクロック周波数をもつ
    クロック電気信号を分周する分周手段と、 該ゲート手段の出力の該リターンツウゼロ光パルスにデ
    ィジタル情報を加えた時分割多重光信号と該分周手段の
    出力の該クロック電気信号を入力し、複数の多重化前の
    リターンツウゼロ光信号にそれぞれ同期した複数の光パ
    ルス信号を分離する光デマルチプレクサと、 該光デマルチプレクサの出力の該リターンゼロ光パルス
    にディジタル情報を加えた複数の光パルス信号を複数の
    電気パルス信号に変換する光レシーバとを備えたことを
    特徴とするダークソリトン光通信システムに用いる光受
    信装置。
  3. 【請求項3】 リターンツウゼロ光パルスにディジタル
    情報を加えたブライトソリトン光信号が複数時分割多重
    されたオンオフ反転光信号である時分割多重ダークソリ
    トン光パルス信号を伝送するダークソリトン光通信シス
    テムに用いる光受信装置において、 該時分割多重ダークソリトン光パルス信号を受信する入
    力端子と、 該時分割多重オンオフ反転光信号から多重前の前記リタ
    ーンツウゼロ光パルスのクロック周波数をもつクロック
    電気信号を分周する分周手段と、 該時分割多重ダークソリトン光パルス信号を該分周手段
    の出力の該クロック電気信号にそれぞれ所要の遅延を与
    えた複数のクロック電気信号で変調することにより多重
    前のクロック周波数への分周とオンオフを反転したリタ
    ーンツウゼロ光パルスへの変換とを同時に行い、該時分
    割多重ダークソリトン光パルス信号のオンオフを反転し
    たリターンツウゼロ光パルスにディジタル情報を加えた
    複数の光パルス信号を得る複数の光変調器と、 該光変調器の出力の該リターンツウゼロ光パルスにディ
    ジタル情報を加えた複数の光パルス信号を複数の電気パ
    ルス信号に変換する光レシーバとを備えたことを特徴と
    するダークソリトン光通信システムに用いる光受信装
    置。
  4. 【請求項4】 リターンツウゼロ光パルスにディジタル
    情報を加えたブライトソリトン光信号が複数時分割多重
    されたオンオフ反転光信号である時分割多重ダークソリ
    トン光パルス信号を伝送するダークソリトン光通信シス
    テムに用いる光受信装置において、 該時分割多重ダークソリトン光パルス信号を受信する入
    力端子と、 該時分割多重ダークソリトン光パルス信号から多重前の
    前記リターンツウゼロ光パルスのクロック周波数をもつ
    クロック電気信号を分周する分周手段と、 該時分割多重オンオフ反転光信号を該分周手段の出力の
    該クロック電気信号にそれぞれ所要の遅延を与えた複数
    のクロック電気信号で変調することにより多重前のクロ
    ック周波数への分周とオンオフを反転したリターンツウ
    ゼロ光パルスへの変換とを同時に行い、該時分割多重オ
    ンオフ反転光信号のオンオフを反転したリターンツウゼ
    ロ光パルスにディジタル情報を加えた複数の光パルス信
    号を得る複数の光変調器と、 該複数の光変調器の出力の該リターンツウゼロ光パルス
    にディジタル情報を加えた複数の光パルス信号から残留
    誤差成分を吸収するために光強度が大きくなると吸収係
    数が減少する過飽和吸収特性をもつ複数の吸収手段と、 該複数の吸収手段の出力のリターンツウゼロ光パルスに
    ディジタル情報を加えた複数の光パルス信号を複数の電
    気パルス信号に変換する光レシーバとを備えたことを特
    徴とするダークソリトン光通信システムに用いる光受信
    装置。
  5. 【請求項5】 前記光ゲート手段が、非線形光ファイバ
    ループミラーであることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のダークソリトン光通信システムに用いる光受信装
    置。
  6. 【請求項6】 前記光ゲート手段が、非線形光ファイバ
    カーシャッタであることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のダークソリトン光通信システムに用いる光受信装
    置。
  7. 【請求項7】 前記光ゲート手段が、非線形光マッハゼ
    ンダー干渉計であることを特徴とする請求項1又は2に
    記載のダークソリトン光通信システムに用いる光受信装
    置。
  8. 【請求項8】 前記光ゲート手段が、半導体光増幅器で
    あることを特徴とする請求項1又は2に記載のダークソ
    リトン光通信システムに用いる光受信装置。
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