JP3319859B2 - 車両の衝突判断装置 - Google Patents

車両の衝突判断装置

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JP3319859B2
JP3319859B2 JP04875694A JP4875694A JP3319859B2 JP 3319859 B2 JP3319859 B2 JP 3319859B2 JP 04875694 A JP04875694 A JP 04875694A JP 4875694 A JP4875694 A JP 4875694A JP 3319859 B2 JP3319859 B2 JP 3319859B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両前方に向けての信
号の送信ならびに車両前方の障害物からの反射信号の受
信により自車に対する障害物の前後方向位置ならびに横
方向位置を検出可能な検出器と、衝突判断の対象となる
衝突対象障害物および自車間の相対速度あるいは自車の
走行速度を検出する速度検出手段と、該速度検出手段お
よび前記検出器の検出値に基づいて衝突対象障害物との
衝突の可能性の大小を判定する判定手段とを備える車両
の衝突判断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる装置は、たとえば特開平4
−362451号公報等により既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、かかる装置で
は、検出器で検出された障害物に自車が或る基準時間後
に衝突するか否かを判断し、衝突の可能性があると判断
したときには警報器を作動させるか、あるいは自動的に
ブレーキを作動させるようにしているが、自車の前方に
在る障害物の分布や幅に無関係に衝突判断の基準範囲が
一定であり、ステアリング操作によって衝突を回避でき
るスペースの有無にかかわらず、障害物との衝突回避処
理のタイミングが一定である。しかるに、障害物を回避
し得るスペースの有無に応じて衝突回避処理のタイミン
グを変更する方が車両運転者の感覚により適合したもの
となるであろう。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、自車の前方に回避スペースが有るか無いかに
よって、衝突回避処理のタイミングを変更可能として、
車両運転者の感覚により適合した衝突判断を行なうこと
を可能とした車両の衝突判断装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、車両前方に向けての信号の
送信ならびに車両前方の障害物からの反射信号の受信に
より自車に対する障害物の前後方向位置ならびに横方向
位置を検出可能な検出器と、衝突判断の対象となる衝突
対象障害物および自車間の相対速度あるいは自車の走行
速度を検出する速度検出手段と、該速度検出手段および
前記検出器の検出値に基づいて衝突対象障害物との衝突
の可能性の大小を判定する判定手段とを備える車両の衝
突判断装置において、ステアリング操作により自車前方
衝突対象障害物を回避し得る回避スペースが自車より
もその進行方向前側に存在するか否かを検出器の検出値
に基づいて判断するスペース有無判断手段を含み、判定
手段は、回避スペースが有るとスペース有無判断手段で
判断されたときに衝突の可能性の大小を判定するための
第1基準距離を設定する第1設定部と、回避スペースが
無いとスペース有無判断手段で判断されたときに衝突の
可能性の大小を判定するための第2基準距離を第1基準
距離よりも長くして設定する第2設定部とを備えること
を特徴とする。
【0006】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、スペース有無判断手
段は、検出器で検出された障害物の位置、ならびに衝突
対象障害物を除く他の障害物および自車間の相対速度に
基づいて回避スペースの有無を判断する。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
【0008】図1ないし図8は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は全体構成を示す図、図2は電動式油
圧出力手段の縦断側面図、図3は検出障害物の座標系を
示す図、図4は判断処理ユニットの構成を示すブロック
図、図5はスペース有無判断手段での判断処理手順の一
部を示すフローチャート、図6はスペース有無判断手段
での判断処理手順の一部を示すフローチャート、図7は
スペース有無判断手段での判断処理手順の残部を示すフ
ローチャート、図8は判定手段での処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【0009】先ず図1において、乗用車両において、ス
テアリング装置Sに連なる左前車輪WFLおよび右前車輪
FRには左前輪用ディスクブレーキBFLおよび右前輪用
ディスクブレーキBFRが装着され、左後輪WRLおよび右
後輪WRRには左後輪用ディスクブレーキBRLおよび右後
輪用ディスクブレーキBRRが装着される。
【0010】またブレーキペダルPの踏込み操作に応じ
た制動油圧を出力するマスタシリンダMの出力ポート1
に連なる油路2と、各ディスクブレーキBFL,BFR,B
RL,BRRに個別に連なる油路3FL,3FR,3RL,3RR
の間には、電動式油圧出力手段Aが介設されており、こ
の電動式油圧出力手段Aは、その非作動時に油路2およ
び油路3FL,3FR,3RL,3RR間を連通させてマスタシ
リンダMからの制動油圧を各ディスクブレーキBFL,B
FR,BRL,BRRに作用させ得る状態と、作動時に油路2
および油路3FL,3FR,3RL,3RR間を遮断するととも
に電動式油圧出力手段Aが出力する油圧を各ディスクブ
レーキBFL,BFR,BRL,BRRに作用させる状態とを切
換可能である。
【0011】図2において、電動式油圧出力手段Aは、
先端側を閉塞端として有底筒状に形成されたシリンダ体
4と、該シリンダ体4の後端に同軸に連結されるガイド
筒5と、ガイド筒5に同軸に連結される支持筒6と、該
支持筒6に同軸に連結される連結筒7と、エンコーダ8
を有して前記連結筒7に同軸に連設されるモータ9と、
前記シリンダ体4の閉塞端との間に圧力室10を形成し
てシリンダ体4内に摺動自在に嵌合されるピストン11
と、軸線まわりの回転を阻止されてガイド筒5内に配置
されるとともにピストン11の後端に同軸に連結される
筒状のナット部材12と、ボールねじ13を介して前記
ナット部材12に結合されるとともにモータ9の出力軸
9aにオルダムジョイント14を介して連結される回転
軸15とを備える。
【0012】ガイド筒5の内面およびナット部材12の
外面には軸線方向に延びる複数条の溝16,17が相互
に対応して設けられており、相互に対応する溝16,1
7にボール18がそれぞれ嵌合されることにより、ナッ
ト部材12すなわちピストン11の軸線まわりの回転作
動が阻止される。また回転軸15は、一対のボールベア
リング19,20を介して支持筒6に回転自在に支承さ
れるものであり、半径方向外方に張出して回転軸15に
設けられる鍔21、ならびに回転軸15に嵌着される止
め輪22が、両ボールベアリング19,20における各
内輪の軸方向外端にそれぞれ係合することにより、回転
軸15の軸線方向移動が阻止される。
【0013】またシリンダ体4の前端には、マスタシリ
ンダMに連なる油路2に通じる弁孔23が設けられてお
り、この弁孔23を閉じ得る弁体24がピストン11に
保持される。すなわち、ピストン11の前端部には、規
制された範囲での軸方向相対移動を可能としてロッド2
5の後端部が保持され、該ロッド25の前端部に弁体2
4が設けられ、ロッド25およびピストン11間にはロ
ッド25すなわち弁体24を弁孔23側に向けて付勢す
るばね26が縮設される。
【0014】さらにシリンダ体4には、圧力室10に通
じる出力ポート27が設けられており、この出力ポート
27に、前記各ディスクブレーキBFL,BFR,BRL,B
RRにそれぞれ個別に通じる油路3FL,3FR,3RL,3RR
が接続される。
【0015】このような電動式油圧出力手段Aでは、モ
ータ9の正逆回転作動に応じてボールねじ13によりピ
ストン11が軸方向に往復作動せしめられ、ピストン1
1が前方に移動したときには弁孔23が弁体24で閉じ
られるとともに、ピストン11の前方移動量に応じた油
圧が出力室10で発生し、その油圧が各ディスクブレー
キBFL,BFR,BRL,BRRに作用することになる。
【0016】再び図1において、この乗用車両の前部に
は、自車に対する障害物の前後方向位置ならびに横方向
位置を検出可能な検出器30が搭載される。該検出器3
0は、車両から前方に向けての信号の送信ならびに障害
物からの反射信号の受信が可能である送・受信部28
と、前記送信から受信までの時間に基づいて障害物の前
後方向(Y軸方向)位置、横方向(X軸方向)位置およ
びX軸方向に沿う各障害物の幅を演算する演算部29と
を備えるものであり、演算部29では、図3で示すよう
に検出した各障害物の座標展開がなされるとともに各障
害物へのラベル付けが行なわれる。すなわち自車aの座
標を(0,0)としたときに、自車aの前方に在る複数
の障害物のうち、X座標の絶対値が最小であるものが衝
突判断の対象となる衝突判断対象物bとして定められる
とともに座標(Xb ,Yb )が付され、Xb よりも小さ
くかつXb に最も近いX座標を有するものが障害物cと
して定められるとともに座標(Xc ,Yc )が付され、
b よりも大きくかつXb に最も近いX座標を有するも
のが障害物dとして定められるとともに座標(Xd ,Y
d )が付される。
【0017】またステアリング装置Sには舵角センサ3
2が付設され、各車輪にはそれらの車輪速度を個別に検
出する車輪速度センサ33FL,33FR,33RL,33RR
がそれぞれ付設される。而してそれらのセンサ32,3
FL,33FR,33RL,33 RRならびに前記検出器30
からの信号は、コンピュータから成る判断処理ユニット
Cにそれぞれ入力され、判断処理ユニットCは、検出器
30、舵角センサ32および車輪速度センサ33FL,3
FR,33RL,33RRからの信号に基づいて電動式油圧
出力手段Aの作動を制御するとともに警報器BZの作動
を制御する。
【0018】図4において、判断処理ユニットCは、検
出器30の検出値に基づいて障害物bの自車aに対する
相対速度ΔVb を演算する速度検出手段としての第1相
対速度演算手段35と、検出器30の検出値に基づいて
障害物b以外の障害物c,dの自車aに対する相対速度
ΔVc ,ΔVd を演算する第2相対速度演算手段36
と、検出器30で得られた各障害物b,c,dの座標の
うち衝突対象障害物bのY座標すなわちYb を選択して
衝突対象障害物bおよび自車a間の距離Lb (=Yb
を得る選択手段37と、ステアリング操作により衝突対
象障害物bを回避し得る回避スペースが自車aの進行方
向に存在するか否かを検出器30、舵角センサ32およ
び第2相対速度演算手段36からの信号に基づいて判断
するスペース有無判断手段38と、第1相対速度演算手
段35、選択手段37およびスペース有無判断手段38
の出力に基づいて衝突対象障害物bとの衝突の可能性の
大小を判定する判定手段39とを備える。
【0019】第1相対速度演算手段35では、検出器3
0で得られた衝突対象障害物bのY座標Yb の変化量を
サンプリング時間で除すことにより衝突対象障害物bの
自車aに対する相対速度ΔVb が得られ、第2相対速度
演算手段36では、検出器30で得られた障害物c,d
のY座標Yc ,Yd の変化量をサンプリング時間で除す
ことにより障害物c,dの自車aに対する相対速度ΔV
c ,ΔVd が得られる。
【0020】スペース有無判断手段38では、検出器3
0で得られる障害物a,b,cのデータ、第2相対速度
演算手段36で得られた相対速度ΔVc ,ΔVd 、なら
びに舵角センサ32で得られた舵角θに基づき、次の図
5ないし図7で示す手順に従って、自車aの進行方向に
衝突対象障害物bを回避するための回避スペースが存在
するか否かが判断される。
【0021】先ず図5において、第1ステップS1で
は、舵角θが予め設定された設定最大角度θMAX 以下
(θ≦θMAX )であるか否かが判定され、θ>θMAX
あったときには第2ステップS2に進み、回避スペース
の有無の判断を行なうことなく、フラグFS が回避スペ
ースが有ることを示す状態(FS =1)に設定される。
またθ≦θMAX であったときには第3ステップS3に進
む。
【0022】第3ステップS3では、自車aの前方に在
る3車線内に障害物が在るかどうかが判定される。すな
わち、Bb ,Bc ,Bd を障害物b,c,dの幅、BR
を1車線の幅としたときに、次の3つの不等式のいずれ
かが成立するか否かが判定される。
【0023】|Xb |<1.5BR +0.5Bb |Xc |<1.5BR +0.5Bc |Xd |<1.5BR +0.5Bd 而して上記各不等式のいずれもが成立しなかったとき、
すなわち自車aの前方の3車線に障害物がないと判定さ
れたときには、第2ステップS2で回避スペースが有る
ものとしてFS =1と設定され、上記各不等式の少なく
とも1つが成立したときには、第3ステップS3から第
4ステップS4に進む。
【0024】第4ステップS4では、次の3つの不等式
がいずれも成立するかどうかが判定される。
【0025】|Xb |<1.5BR +0.5Bb |Xc |≧1.5BR +0.5Bc |Xd |≧1.5BR +0.5Bd すなわち、衝突対象障害物bのみが自車aの前方に在る
かどうかが第4ステップS4で判定され、衝突対象障害
物bのみが前方に在ると判定されたときには第5ステッ
プS5に進み、それ以外の場合には図6の第9ステップ
S9に進む。
【0026】第5ステップS5では、スペース判定の対
象となる物のX座標をXg とし、その幅をBg としたと
きに、Xg =Xb 、Bg =Bb と設定される。すなわち
衝突対象障害物bがスペース判定の対象として設定され
ることになる。
【0027】次の第6ステップS6では、Bg >BR
成立するかどうかを判定することにより、スペース判定
の対象となった障害物が1車線の幅BR よりも大きいか
どうかが判定され、Bg ≦BR であったときには、左、
右いずれかの車線が空いていて回避スペースが有るもの
として第2ステップS2に進み、FS =1に設定され
る。
【0028】また第6ステップS6で、Bg >BR が成
立すると判定されたとき、すなわちスペース判定の対象
となった障害物が1車線の幅BR よりも大きいと判定さ
れたときには、第7ステップS7において、 |Xg |<0.5(Bg −BR ) なる不等式が成立するか否かが判定される。この不等式
は、スペース判定の対象となっている障害物のX座標X
g が中央の車線の真ん中(X=0)寄りに在るかどうか
を判定するものであり、上記不等式が成立したときには
第8ステップS8に進み、回避スペースが無いものとし
てフラグFS がFS =0と設定される。また第7ステッ
プS7で、上記不等式が成立しないと判定されたときに
は、第2ステップS2に進んでFS =1と設定される。
【0029】第4ステップS4において、衝突対象障害
物bのみが自車aの前方に在るとは言えないと判定され
たとき、すなわち障害物b,cがともに存在する場合、
障害物b,dがともに存在する場合、あるいは障害物
b,c,dがともに存在する場合には、図6の第9ステ
ップS9において、次の各不等式が全て成立するか否か
が判定される。
【0030】|Xb |<1.5BR +0.5Bb |Xc |<1.5BR +0.5Bc |Xd |<1.5BR +0.5Bd これらの不等式は、障害物b,c,dが前方の3車線内
に全て在るか否かを判定するためのものであり、全て在
るとは言えないと判定された場合、すなわち前方の3車
線内に障害物b,cが存在する場合、あるいは障害物
b,dが存在する場合には、第9ステップS9から第1
0ステップS10に進み、この第10ステップS10で
は、次の2つの不等式の少なくとも一方が成立するか否
かが判定され、 ΔVC ≧ΔV ΔVd ≧ΔV これらの不等式の少なくとも一方が成立したときには、
障害物c,dの少なくとも一方がΔV以上の相対速度で
自車aとの間の間隔を広げつつ走行していると判断して
図5の第5ステップS5に戻り、上記両不等式がいずれ
も成立しない場合には、図7の第16ステップS16に
進む。
【0031】また第9ステップS9で障害物b,c,d
が前方の3車線内に全て在ると判定されたときには、第
9ステップS9から第11ステップS11に進み、この
第11ステップS11でも上記第10ステップS10と
同様に、ΔVC ≧ΔVおよびΔVd ≧ΔVの少なくとも
一方が成立するか否かが判定され、それらの不等式のい
ずれもが成立しないと判定されたときに、すなわち障害
物c,dの相対速度ΔVc ,ΔVd のいずれもがΔV未
満であると判定されたときには、第12ステップS12
に進む。
【0032】第12ステップS12では、次の2つの不
等式の少なくとも一方が成立するか否かが判定される。
【0033】 |(Xb −Xc )|−0.5(Bb +Bc )<BR |(Xb −Xd )|−0.5(Bb +Bd )<BR これらの不等式は、障害物bとその両側の障害物c,d
との間に、1車線の幅BR 以上のスペースがそれぞれ有
るかどうかを判定するためのものであり、上記両不等式
のいずれもが成立せず、障害物bの両側に1車線の幅B
R 以上のスペースが有ると判定された場合には、図5の
第2ステップS2に進んでFS =1と設定され、また障
害物bとその両側の障害物c,dとの間の間隔の少なく
とも一方が1車線の幅BR 未満であると判定されたとき
には、第13ステップS13に進む。
【0034】この第13ステップS13では、障害物
b,c,dを1つの障害物と想定して、次の2つの演算
式が実行された後、 Xg =0.5{(Xd +0.5Bd )+(Xc −0.5
c )} Bg =(Xd +0.5Bd )−(Xc −0.5Bc ) 図5の第6ステップS6に進む。
【0035】また第11ステップS11で障害物c,d
の相対速度ΔVc ,ΔVd の少なくとも一方がΔV以上
であると判定されたときには、第11ステップS11か
ら第14ステップS14に進む。この第14ステップS
14では、ΔVC ≧ΔVおよびΔVd ≧ΔVのいずれも
が成立するか否かが判定され、両不等式がともに成立す
ると判定されたときには、第15ステップS15で、衝
突対象障害物bのみをスペース判定の対象として考えて
g =Xb 、Bg =Bb と設定された後、図5の第6ス
テップS6に進む。また両不等式の一方が成立しないと
判定されたとき、すなわち障害物cの相対速度ΔVc
るいは障害物dの相対速度ΔVd がΔV未満であると判
定されたときには、第14ステップS14から図7の第
18ステップS18に進む。
【0036】図7において、自車aの前方の3車線内に
障害物b,c,dが存在する状態にあって障害物cの相
対速度ΔVc および障害物dの相対速度ΔVd のいずれ
か一方のみがΔV以上であるときには、第16ステップ
S16において、ΔVc ≧ΔVが成立するか否かを判断
することにより、上記相対速度ΔVc ,ΔVd のいずれ
がΔV以上であるかが判定される。すなわちΔVc ≧Δ
Vであるときには障害物cの相対速度ΔVc がΔV以上
であるとして第16ステップS16から第17ステップ
S17に進み、ΔVC <ΔVであるときには障害物dの
相対速度ΔVdがΔV以上であるとして第16ステップ
S16から第19ステップS19に進む。
【0037】第17ステップS17ではX座標の値を一
時的に格納する変数をXe とし、障害物の幅を一時的に
格納する変数をBe とし、状態変数をfとしたときに、
e=Xd 、Be =Bd 、f=1として、障害物dのX
座標および幅が格納される。また第19ステップS19
では、Xe =Xc 、Be =Bc 、f=0として、障害物
cのX座標および幅が格納される。
【0038】また自車aの前方の3車線内に障害物b,
cあるいはb,dが存在する状態にあって障害物cの相
対速度ΔVc あるいは障害物dの相対速度ΔVd がΔV
未満であるときには、第18ステップS18において、 |Xc |<1.5BR +0.5Bc なる不等式が成立するか否か、すなわち前方3車線内に
衝突対象障害物bの他に障害物cが存在するか否かが判
定される。而して前方3車線内に衝突対象障害物bの他
に障害物cが存在すると判定されたときには第18ステ
ップS18から第19ステップS19に進み、上記不等
式が成立しないとき、すなわち前方3車線内に衝突対象
障害物bの他に障害物dが存在すると判定されたときに
は第18ステップS18から第17ステップS17に進
む。
【0039】第17ステップS17および第19ステッ
プS19の処理が終了した後には、第20ステップS2
0において、衝突対象障害物bと障害物cあるいはdと
の間に、1車線分のスペースが有るかないかを判断する
ために、 |(Xb −Xe )|−0.5(Bb +Be )≦BR なる不等式が成立するか否かが判断される。この不等式
は、衝突対象障害物Bと他の障害物cあるいはdとの間
に、1車線の幅BR よりも大きなスペースがないかどう
かを判断するためのものであり、上記不等式が成立せず
に1車線の幅BRよりも大きなスペースが衝突対象障害
物bと障害物cあるいはdとの間に有ると判断される場
合には、図5の第2ステップSに進んでフラグFS =1
と設定され、また上記不等式が成立して衝突対象障害物
bと障害物cあるいはdとの間の間隔が1車線の幅BR
以下であると判断された場合には、第21ステップS2
1に進む。
【0040】第21ステップS21では、状態変数fが
0であるか否かが判断され、f=0である場合には第2
2ステップS22に、またf=1である場合には第23
ステップS23にそれぞれ進む。
【0041】第22ステップS22では、 Xg =0.5{(Xb +0.5Be )+(Xe −0.5
e )} Bg =(Xb +0.5Bd )−(Xe −0.5Be ) なる演算式が実行され、1つの障害物として考えられた
衝突対象障害物bおよび障害物cのX座標Xg および幅
g が定められた後、図5の第6ステップS6に進む。
【0042】また第23ステップS23では、 Xg =0.5{(Xe +0.5Be )+(Xb −0.5
b )} Bg =(Xe +0.5Be )−(Xb −0.5Bb ) なる演算式が実行され、1つの障害物として考えられた
衝突対象障害物bおよび障害物dのX座標Xg および幅
g が定められた後、図5の第6ステップS6に進む。
【0043】このようにして、スペース有無判断手段3
8では、ステアリング操作により衝突対象障害物bを回
避し得る回避スペースが自車aの進行方向に存在するか
否かが判断され、フラグFS =1となったときには回避
スペースが有るものとしてスペース有無判断手段38か
らハイレベルの信号が出力され、フラグFS =0となっ
たときには回避スペースが無いものとしてスペース有無
判断手段38からローレベルの信号が出力される。
【0044】再び図4において、判定手段39は、第1
相対速度演算手段35で得られた相対速度ΔVb に基づ
いて第1基準距離LA1,LB1を定める第1設定部4
1 ,411 と、前記相対速度ΔVb に基づいて第1基
準距離LA1,LB1よりも長い第2基準距離LA2,LB2
定める第2設定部402 ,412 と、スペース有無判断
手段38の出力に応じて第1および第2設定部401
402 の出力を選択するスイッチ回路42と、スペース
有無判断手段38の出力に応じて第1および第2設定部
411 ,412 の出力を選択するスイッチ回路43と、
選択手段37で得られた距離Lb およびスイッチ回路4
2の出力に基づいて電動式油圧出力手段Aを作動せしめ
るか否かを判定する判定処理部44と、選択手段37で
得られた距離Lb およびスイッチ回路43の出力に基づ
いて警報器BZを作動せしめるか否かを判定する判定処
理部45とを備える。
【0045】第1および第2設定部401 ,402 は、
電動式油圧出力手段Aによりブレーキ作動を生じさせる
基準値を定めるためのものであり、第1設定部401
は、相対速度ΔVb に一定の時間t1 を乗じて得られる
第1距離LA1が設定され、第2設定部402 では、前記
時間t1 に所定の時間Δtを加算した時間(t1 +Δ
t)を相対速度ΔVb に乗じて得られる第2距離LA2
設定される。而して前記時間t1 は、車両運転者のステ
アリング操作により衝突対象障害物bとの衝突を回避し
得る時間よりも短い時間として設定される。
【0046】また第1および第2設定部411 ,412
は、警報器BZを作動せしめる基準値を定めるためのも
のであり、第1設定部411 では、相対速度ΔVb に一
定の時間t2 を乗じて得られる第1距離LB1が設定さ
れ、第2設定部412 では、前記時間t2 に所定の時間
Δtを加算した時間(t2 +Δt)を相対速度ΔVb
乗じて得られる第2距離LB2が設定される。而して前記
時間t2 は、衝突の可能性が在ることに伴ってブレーキ
作動に先立って警報を発するための時間として設定され
るものであり、t1 <t2 である。
【0047】スイッチ回路42は、スペース有無判断手
段38の出力がローレベルすなわち回避スペースが無い
状態で第2設定部402 から第2基準距離LA2を出力さ
せる状態と、スペース有無判断手段38の出力がハイレ
ベルすなわち回避スペースが有る状態で第1設定部40
1 から第1基準距離LA1を出力させる状態とを切換可能
である。またスイッチ回路43は、スペース有無判断手
段38の出力がローレベルすなわち回避スペースが無い
状態で第2設定部412 から第2基準距離LB2を出力さ
せる状態と、スペース有無判断手段38の出力がハイレ
ベルすなわち回避スペースが有る状態で第1設定部41
1 から第1基準距離LB1を出力させる状態とを切換可能
である。
【0048】両判定処理部44,45では、図8で示す
手順に従って、電動式油圧出力手段Aおよび警報器BZ
を作動せしめるか否かが判断され、両判定処理部44,
45の判定結果により電動式油圧出力手段Aおよび警報
器BZが作動する。
【0049】図8において、第1ステップM1ではフラ
グFS =1であるか否か、すなわちスペース有無判断手
段38で回避スペースが有ると判断されているかどうか
が判定される。而してFS =1(回避スペース有)であ
ったときには、第2ステップM2において衝突対象障害
物bとの間の距離Lb が第1設定部411 で設定された
第1基準距離LB1以下であるかどうかが判断され、Lb
≦LB1であったときには、第3ステップM3において車
両運転者に衝突の可能性が有ることを前もって報知する
ために警報器BZが作動せしめられる。また第4ステッ
プM4で衝突対象障害物bとの間の距離Lb が第1設定
部401 で設定された第1基準距離LA1以下であるかど
うかが判断され、Lb ≦LA1であったときには第5ステ
ップM5で電動式油圧出力手段Aが作動せしめられ、そ
れによりブレーキがかかって衝突対象障害物bとの衝突
速度が低減される。
【0050】第6ステップM6では、第1基準距離
B1,LA1に基づいて衝突の可能性を判断するとともに
その判断結果に従って警報機BZおよび電動式油圧出力
手段Aが作動せしめられたことを示すフラグFC がFC
=1と設定される。
【0051】第1ステップM1でFS =0と判定された
とき、すなわちスペース有無判断手段38で回避スペー
スが無いと判断されているときには、第7ステップM7
で、衝突対象障害物bとの間の距離Lb が第2設定部4
2 で設定された第2基準距離LB2以下であるかどうか
が判断され、Lb >LB2であったときには第8ステップ
M8でFC =0と設定される。すなわち第1基準距離L
B1,LA1に基づく衝突判断の結果にしたがって警報機B
Zおよび電動式油圧出力手段Aが作動せしめられたこと
により、衝突対象障害物bとの間の距離Lb が第2基準
距離LB2を超える値になったときにフラグFC が「1」
から「0」に変化する。
【0052】第7ステップM7でLb ≦LB2であると判
定されたときには、第9ステップM9でFC =0である
かどうかが判定され、FC =1であったときには第2ス
テップM2に進む。すなわち回避スペース「有」の状態
から回避スペース「無」の状態に変化しても、衝突対象
障害物bとの間の距離Lb が第2基準距離LB2を超える
値にならない限り、第2ステップM2〜第6ステップM
6の処理手順が繰り返されることになる。
【0053】第9ステップM9でFC =0であると判定
されたときには、第10ステップM10で車両運転者に
衝突の可能性が有ることを前もって報知するために警報
器BZが作動せしめられ、次の第11ステップM11で
衝突対象障害物bとの間の距離Lb が第2設定部402
で設定された第1基準距離LA2以下であると判断された
ときに、第12ステップM12で電動式油圧出力手段A
が作動せしめられ、それによりブレーキがかかって衝突
対象障害物bとの衝突速度が低減される。さらに第13
ステップM13ではFC =0と設定される。
【0054】次にこの実施例の作用について説明する
と、ステアリング操作により衝突対象障害物bを回避し
得る回避スペースが自車進行方向に存在するか否かが検
出器30、第2相対速度演算手段36および舵角センサ
32の出力に基づいてスペース有無判断手段38で判断
される。一方、判定手段39では、回避スペースが有る
とスペース有無判断手段38で判断されたときには、電
動式油圧出力手段Aによりブレーキをかける程度に衝突
の可能性が有るかどうかが第1設定部401 で設定され
る第1基準距離LA1と距離Lb との比較により判断され
るとともに、警報器BZを作動せしめる程度に衝突の可
能性が有るかどうかが第1設定部411 で設定される第
1基準距離LB1と距離Lb との比較により判断される。
また回避スペースが無いとスペース有無判断手段38で
判断されたときには、判定手段39において、電動式油
圧出力手段Aによりブレーキをかける程度に衝突の可能
性が有るかどうかが第2設定部402 で設定される第2
基準距離LA2と距離Lb との比較により判断されるとと
もに、警報器BZを作動せしめる程度に衝突の可能性が
有るかどうかを第2設定部412 で設定される第2基準
距離LB2と距離Lb との比較により判断される。しかも
第2基準距離LA2,LB2は、第1基準距離LA1,LB1
りも大きく設定されるものである。したがって、回避ス
ペースが有ることに伴って運転者のステアリング操作に
より衝突を回避し得る場合には警報器BZおよび電動式
油圧出力手段Aの作動頻度を減少して運転フィーリング
を向上し、回避スペースが無いときには有る場合よりも
早めに警報器BZおよび電動式油圧出力手段Aを作動さ
せて車両運転者の感覚により適合させることができる。
【0055】しかもスペース有無判断手段38での判断
にあたって、各障害物b,c,dの位置に加えて、衝突
対象障害物b以外の障害物c,dと自車aとの間の相対
速度ΔVC ,ΔVd を勘案することにより、回避スペー
スの有無をより精密に判断することができる。
【0056】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0057】たとえば判定手段39において、検出器3
0の検出値ならびに自車aの速度に基づいて基準範囲を
定めるようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明に従う
装置は、ステアリング操作により自車前方の衝突対象障
害物を回避し得る回避スペースが自車よりもその進行方
前側に存在するか否かを検出器の検出値に基づいて判
断するスペース有無判断手段を含み、判定手段は、回避
スペースが有るとスペース有無判断手段で判断されたと
きに衝突の可能性の大小を判定するための第1基準距離
を設定する第1設定部と、回避スペースが無いとスペー
ス有無判断手段で判断されたときに衝突の可能性の大小
を判定するための第2基準距離を第1基準距離よりも
して設定する第2設定部とを備えるので、ステアリン
グ操作により自車前方の衝突対象障害物を回避し得る回
避スペースが自車よりもその進行方向前側に存在するか
否かによって、自車とその前方の衝突対象障害物との衝
突可能性の大小を判定するための基準距離を変化させ、
これにより、その回避スペースが有るときには衝突回避
のための処理頻度を減少して運転フィーリングを向上
し、回避スペースが無いときには有る場合よりも早めに
衝突回避処理を実行して車両運転者の感覚により適合し
た衝突判断を行なうことができる。
【0059】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、スペース有無判断手
段は、検出器で検出された障害物の位置、ならびに衝突
対象障害物を除く他の障害物および自車間の相対速度に
基づいて回避スペースの有無を判断するので、回避スペ
ースの判断をより精密に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体構成を示す図である。
【図2】電動式油圧出力手段の縦断側面図である。
【図3】検出障害物の座標系を示す図である。
【図4】判断処理ユニットの構成を示すブロック図であ
る。
【図5】スペース有無判断手段での判断処理手順の一部
を示すフローチャートである。
【図6】スペース有無判断手段での判断処理手順の一部
を示すフローチャートである。
【図7】スペース有無判断手段での判断処理手順の残部
を示すフローチャートである。
【図8】判定手段での処理手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
30 検出器 35 速度検出手段 38 スペース有無判断手段 39 判定手段 401 ,411 第1設定部 402 ,412 第2設定部 a 自車 b 衝突対象障害物 c,d 障害物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B60T 7/12 B60T 7/12 C G08G 1/16 G08G 1/16 C (56)参考文献 特開 平7−160994(JP,A) 特開 平4−221245(JP,A) 特開 平4−245600(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 21/00 B60T 7/12 G08G 1/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前方に向けての信号の送信ならびに
    車両前方の障害物(b,c,d)からの反射信号の受信
    により自車(a)に対する障害物(b,c,d)の前後
    方向位置ならびに横方向位置を検出可能な検出器(3
    0)と、 衝突判断の対象となる衝突対象障害物(b)および自車
    (a)間の相対速度あるいは自車(a)の走行速度を検
    出する速度検出手段(35)と、 該速度検出手段(35)および前記検出器(30)の検
    出値に基づいて衝突対象障害物(b)との衝突の可能性
    の大小を判定する判定手段(39)とを備える車両の衝
    突判断装置において、 ステアリング操作により自車(a)前方の衝突対象障害
    物(b)を回避し得る回避スペースが自車(a)よりも
    その進行方向前側に存在するか否かを検出器(30)の
    検出値に基づいて判断するスペース有無判断手段(3
    8)を含み、 判定手段(39)は、回避スペースが有るとスペース有
    無判断手段(38)で判断されたときに衝突の可能性の
    大小を判定するための第1基準距離(L A1 ,L B1 を設
    定する第1設定部(401 ,411 )と、回避スペース
    が無いとスペース有無判断手段(38)で判断されたと
    きに衝突の可能性の大小を判定するための第2基準距離
    (L A2 ,L B2 を第1基準距離(L A1 ,L B1 よりも
    して設定する第2設定部(402 ,412 )とを備え
    ることを特徴とする車両の衝突判断装置。
  2. 【請求項2】 スペース有無判断手段(38)は、検出
    器(30)で検出された障害物(b,c,d)の位置、
    ならびに衝突対象障害物(b)を除く他の障害物(c,
    d)および自車(a)間の相対速度に基づいて回避スペ
    ースの有無を判断することを特徴とする請求項1記載の
    車両の衝突判断装置。
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