JP3319311B2 - 成層燃焼内燃機関の吸気制御装置 - Google Patents

成層燃焼内燃機関の吸気制御装置

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JP3319311B2
JP3319311B2 JP30652496A JP30652496A JP3319311B2 JP 3319311 B2 JP3319311 B2 JP 3319311B2 JP 30652496 A JP30652496 A JP 30652496A JP 30652496 A JP30652496 A JP 30652496A JP 3319311 B2 JP3319311 B2 JP 3319311B2
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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成層燃焼内燃機関
の吸気制御装置に係り、詳しくは、少なくとも成層燃焼
を行う場合に、燃料混合気が渦流を形成しうるよう開閉
されるスワールコントロールバルブを備えてなる成層燃
焼内燃機関の吸気制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に使用されているエンジン
においては、燃料噴射弁からの燃料は吸気ポートに噴射
され、燃焼室には予め燃料と空気との均質混合気が供給
される。かかるエンジンでは、アクセル操作に連動する
スロットル弁によって吸気通路が開閉され、この開閉に
より、エンジンの燃焼室に供給される吸入空気量(結果
的には燃料と空気とが均質に混合された気体の量)が調
整され、もってエンジン出力が制御される。
【0003】しかし、上記のいわゆる均質燃焼による技
術では、スロットル弁の絞り動作に伴って大きな吸気負
圧が発生し、ポンピングロスが大きくなって効率は低く
なる。これに対し、スロットル弁の絞りを小とし、燃焼
室に直接燃料を供給することにより、点火プラグの近傍
に可燃混合気を存在させ、当該部分の空燃比を高めて、
着火性を向上するようにしたいわゆる「成層燃焼」とい
う技術が知られている。
【0004】また、特開平6−93943号公報に開示
された技術においては、噴射された燃料の混合気に渦流
を形成することで「成層燃焼」が行われるようになって
いる。この技術では、スワールコントロールバルブ(S
CV)の開度が調整されることにより、渦流(スワー
ル)の強度が制御される。さらに、当該公報に記載され
た技術では、機関冷間時の失火を防止するために、点火
時期・燃料噴射時期を遅角するような制御が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来公
報に記載された技術においては、次に記すような問題が
生じうる。すなわち、SCVの開度や、スワール強度に
は、個々のエンジン間でばらつきが存在する。また、個
々のエンジン間での吸気通路とSCVとのクリアランス
の程度の相違、燃料噴霧のばらつき、スワールに対する
要求のばらつきも存在する。このため、エンジン出力
(トルク)の変動の悪化を招来し、場合によっては失火
等の不具合が発生するおそれがあった。
【0006】また、特に、燃料噴射から点火までの間隔
が短い成層燃焼を行う際には、燃料の拡散・蒸発を助け
るための適正なスワールが要求される。本発明は前述し
た事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、成
層燃焼を行いうるとともに、スワールコントロールバル
ブを備えた成層燃焼内燃機関の吸気制御装置において、
トルク変動の悪化及び失火の発生を防止することのでき
る成層燃焼内燃機関の吸気制御装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明においては、図1に示すよう
に、成層燃焼を行いうる内燃機関M1の運転状態を検出
する運転状態検出手段M2と、前記成層燃焼を行う場合
に、燃料混合気が渦流を形成しうるよう開閉されるスワ
ールコントロールバルブM3と、前記スワールコントロ
ールバルブM3を駆動するアクチュエータM4と、前記
運転状態検出手段M2の検出結果に基づき、前記スワー
ルコントロールバルブM3の指示開度を算出する指示開
度算出手段M5と、前記指示開度算出手段M5にて算出
された指示開度に基づき、前記アクチュエータM4を制
御して前記スワールコントロールバルブM3の開度を制
御することにより、前記渦流の強度を制御する渦流制御
手段M6とを備えた成層燃焼内燃機関の吸気制御装置に
おいて、前記内燃機関M1の出力変動についてその最大
値及び平均的な値を検出する出力変動検出手段M7と、
前記出力変動検出手段M7にて検出された出力変動の最
大値が所定値を超える場合には、前記渦流の強度を弱め
るべく前記指示開度を増大側に補正する一方、前記出力
変動検出手段M7にて検出された出力変動の最大値が所
定値を超えず、かつ、同出力変動の平均的な値が所定レ
ベルを超える場合には、前記渦流の強度を強めるべく前
記指示開度を減少側に補正する開度補正手段M8とを備
えたことをその要旨としている。
【0008】また、請求項2に記載の発明では、請求項
1に記載の成層燃焼内燃機関の吸気制御装置において、
前記出力変動検出手段M7にて検出された出力変動の最
大値が所定値を超え、かつ、出力変動の平均的な値が所
定レベルを超える場合には、排気還流量を調整するEG
Rバルブの開度を所定値だけ減少側に制御する一方、前
記出力変動検出手段にて検出された出力変動の最大値が
所定値を超えず、かつ、出力変動の平均的な値が所定レ
ベルを超えない場合には、前記EGRバルブの開度を所
定値だけ増大側に制御する制御手段を設け、前記開度補
正手段は前記出力変動検出手段にて検出された出力変動
の平均値な値が所定レベルを超えない場合に前記指示開
度についての前記増大補正を実行することをその要旨と
している。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】(作用) 上記請求項1に記載の発明によれば、図1に示すよう
に、成層燃焼を行いうる内燃機関M1の運転状態が、運
転状態検出手段M2により検出される。また、前記成層
燃焼を行う場合に、スワールコントロールバルブM3が
開閉され、これにより燃料混合気が渦流を形成し、着火
性の向上が図られうる。当該スワールコントロールバル
ブM3は、アクチュエータM4によって駆動される。
【0013】前記運転状態検出手段M2の検出結果に基
づき、指示開度算出手段M5では、スワールコントロー
ルバルブM3の指示開度が算出され、その算出された指
示開度に基づき、渦流制御手段M6によってアクチュエ
ータM4が制御される。この制御により、スワールコン
トロールバルブM3の開度が制御され、もって前記渦流
の強度が制御される。
【0014】ところで、スワールコントロールバルブM
3の実際の開度や、渦流の強度には、個々の内燃機関M
1間でばらつきが存在する。また、個々の内燃機関M1
間での吸気通路とスワールコントロールバルブM3との
クリアランスの程度の相違、燃料噴霧のばらつき、渦流
に対する要求のばらつきも存在する。このため、内燃機
関M1の出力に変動が生じうる。これに対し、本発明で
は、内燃機関M1の出力変動についてその最大値及び平
均的な値が出力変動検出手段M7によって検出される。
そして、その検出された出力変動の最大値及び平均的な
に基づき、開度補正手段M8によって前記指示開度が
補正される。具体的には、出力変動の最大値が所定値を
超える場合には、渦流の強度を弱めるべく指示開度が増
大側に補正される一方、出力変動の最大値が所定値を超
えず、かつ、同出力変動の平均的な値が所定レベルを超
える場合には、渦流の強度を強めるべく指示開度が減少
側に補正される。このため、スワールコントロールバル
ブM3の開度、ひいては、渦流の適正化が図られる。
【0015】すなわち、出力変動の最大値が所定値を超
える場合には、前記指示開度が増大側に補正される
、渦流の強度が小さいものとなり、渦流の強度が大き
い場合に生じうる突発的な失火を抑制することが可能と
なる。
【0016】さらに、出力変動の最大値が所定値を超え
ず、かつ、同出力変動の平均的な値が所定レベルを超え
る場合には、指示開度が減少側に補正されるため、渦流
の強度が強いものとなり、出力変動が低減させられる。
そのため、出力変動が高いことによる運転フィーリング
の悪化やトルクレベルの低下が抑制されうる。
【0017】また、請求項に記載の発明によれば、請
求項に記載の発明の作用に加えて、燃焼状態の改善及
びトルク変動の低減を図るとともに、トルク変動の増大
を招かない範囲で排気エミッションの低減及び燃費の向
上を図ることができるようになる。
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態) 以下、本発明における成層燃焼内燃機関の吸気制御装置
を具体化した第1の実施の形態を、図面に基づいて詳細
に説明する。
【0020】図2は本実施の形態において、車両に搭載
された筒内噴射式エンジンの吸気制御装置を示す概略構
成図である。内燃機関としてのエンジン1は、例えば4
つの気筒1aを具備し、これら各気筒1aの燃焼室構造
が図3に示されている。これらの図に示すように、エン
ジン1はシリンダブロック2内にピストンを備えてお
り、当該ピストンはシリンダブロック2内で往復運動す
る。シリンダブロック2の上部にはシリンダヘッド4が
設けられ、前記ピストンとシリンダヘッド4との間には
燃焼室5が形成されている。また、本実施の形態では1
気筒1aあたり、4つの弁が配置されており、図中にお
いて、符号6aとして第1吸気弁、6bとして第2吸気
弁、7aとして第1吸気ポート、7bとして第2吸気ポ
ート、8として一対の排気弁、9として一対の排気ポー
トがそれぞれ示されている。
【0021】図3に示すように、第1の吸気ポート7a
はヘリカル型吸気ポートからなり、第2の吸気ポート7
bはほぼ真っ直ぐに延びるストレートポートからなる。
また、シリンダヘッド4の内壁面の中央部には、点火プ
ラグ10が配設されている。さらに、第1吸気弁6a及
び第2吸気弁6b近傍のシリンダヘッド4内壁面周辺部
には燃料噴射手段としての燃料噴射弁11が配置されて
いる。すなわち、本実施の形態においては、燃料噴射弁
11からの燃料は、直接的に気筒1a内に噴射されるよ
うになっている。
【0022】図2に示すように、各気筒1aの第1吸気
ポート7a及び第2吸気ポート7bは、それぞれ各吸気
マニホルド15内に形成された第1吸気路15a及び第
2吸気路15bを介してサージタンク16内に連結され
ている。各第2吸気通路15b内にはそれぞれスワール
コントロールバルブ17が配置されている。これらのス
ワールコントロールバルブ17は共通のシャフト18を
介して、アクチュエータとしてのステップモータ19に
連結されている。このステップモータ19は、後述する
電子制御装置(以下単に「ECU」という)30からの
出力信号に基づいて制御される。
【0023】前記サージタンク16は、吸気ダクト20
を介してエアクリーナ21に連結され、吸気ダクト20
内には、別途のステップモータ22によって開閉される
スロットル弁23が配設されている。つまり、本実施の
形態のスロットル弁23はいわゆる電子制御式のもので
あり、基本的には、ステップモータ22が前記ECU3
0からの出力信号に基づいて駆動されることにより、ス
ロットル弁23が開閉制御される。そして、このスロッ
トル弁23の開閉により、吸気ダクト20を通過して燃
焼室5内に導入される吸入空気量が調節されるようにな
っている。本実施の形態では、吸気ダクト20、サージ
タンク16並びに第1吸気路15a及び第2吸気路15
b等により、吸気通路が構成されている。また、スロッ
トル弁23の近傍には、その開度(スロットル開度T
A)を検出するためのスロットルセンサ25が設けられ
ている。なお、前記各気筒の排気ポート9には排気マニ
ホルド14が接続されている。そして、燃焼後の排気ガ
スは当該排気マニホルド14を介して図示しない排気ダ
クトへ排出されるようになっている。
【0024】さらに、本実施の形態では、公知の排気ガ
ス循環(EGR)装置51が設けられている。このEG
R装置51は、排気ガス循環通路としてのEGR通路5
2と、同通路52の途中に設けられた排気ガス循環弁と
してのEGRバルブ53とを含んでいる。EGR通路5
2は、スロットル弁23の下流側の吸気ダクト20と、
排気ダクトとの間を連通するよう設けられている。ま
た、EGRバルブ53は、弁座、弁体及びステップモー
タ(いずれも図示せず)を内蔵しており、これらにより
EGR機構が構成されている。EGRバルブ53の開度
は、ステップモータが弁体を弁座に対して断続的に変位
させることにより、変動する。そして、EGRバルブ5
3が開くことにより、排気ダクトへ排出された排気ガス
の一部がEGR通路52へと流れる。その排気ガスは、
EGRバルブ53を介して吸気ダクト20へ流れる。す
なわち、排気ガスの一部がEGR装置51によって吸入
混合気中に再循環する。このとき、EGRバルブ53の
開度が調節されることにより、排気ガスの再循環量が調
整されるのである。
【0025】さて、上述したECU30は、デジタルコ
ンピュータからなっており、双方向性バス31を介して
相互に接続されたRAM(ランダムアクセスメモリ)3
2、ROM(リードオンリメモリ)33、マイクロプロ
セッサからなるCPU(中央処理装置)34、入力ポー
ト35及び出力ポート36を具備している。本実施の形
態においては、当該ECU30により、指示開度算出手
段、渦流制御手段及び開度補正手段が構成されている。
【0026】前記アクセルペダル24には、当該アクセ
ルペダル24の踏込み量に比例した出力電圧を発生する
アクセルセンサ26Aが接続され、該アクセルセンサ2
6Aによりアクセル開度ACCPが検出される。当該ア
クセルセンサ26Aの出力電圧は、AD変換器37を介
して入力ポート35に入力される。また、同じくアクセ
ルペダル24には、アクセルペダル24の踏込み量が
「0」であることを検出するための全閉スイッチ26B
が設けられている。すなわち、この全閉スイッチ26B
は、アクセルペダル24の踏込み量が「0」である場合
に全閉信号として「1」の信号を、そうでない場合には
「0」の信号を発生する。そして、該全閉スイッチ26
Bの出力電圧も入力ポート35に入力されるようになっ
ている。
【0027】また、上死点センサ27は例えば1番気筒
1aが吸気上死点に達したときに出力パルスを発生し、
この出力パルスが入力ポート35に入力される。クラン
ク角センサ28は例えばクランクシャフトが30°CA
回転する毎に出力パルスを発生し、この出力パルスが入
力ポートに入力される。CPU34では上死点センサ2
7の出力パルスとクランク角センサ28の出力パルスか
らエンジン回転数NEが算出される(読み込まれる)。
【0028】さらに、前記シャフト18の回転角度は、
スワールコントロールバルブセンサ29により検出さ
れ、これによりスワールコントロールバルブ(SCV)
17の開度が検出されるようになっている。そして、ス
ワールコントロールバルブセンサ29の出力はA/D変
換器37を介して入力ポート35に入力される。
【0029】併せて、前記スロットルセンサ25によ
り、スロットル開度TAが検出される。このスロットル
センサ25の出力はA/D変換器37を介して入力ポー
ト35に入力される。
【0030】加えて、本実施の形態では、サージタンク
16内の圧力(吸気圧PIM)を検出する吸気圧センサ
61が設けられている。さらに、エンジン1の冷却水の
温度(冷却水温THW)を検出する水温センサ62が設
けられている。これら両センサ61,62の出力もA/
D変換器37を介して入力ポート35に入力されるよう
になっている。
【0031】本実施の形態において、これらスロットル
センサ25、アクセルセンサ26A、全閉スイッチ26
B、上死点センサ27、クランク角センサ28、スワー
ルコントロールバルブセンサ29、吸気圧センサ61及
び水温センサ62等により、運転状態検出手段が構成さ
れている。
【0032】また、クランク角センサ28、ECU30
等により出力変動検出手段が構成されている。一方、出
力ポート36は、対応する駆動回路38を介して各燃料
噴射弁11、各ステップモータ19,22、イグナイタ
12及びEGRバルブ53(ステップモータ)に接続さ
れている。そして、ECU30は各センサ等25〜2
9,61,62からの信号に基づき、ROM33内に格
納された制御プログラムに従い、燃料噴射弁11、ステ
ップモータ19,22、イグナイタ12及びEGRバル
ブ53等を好適に制御する。
【0033】次に、上記構成を備えたエンジンの吸気制
御装置における本実施の形態に係る各種制御に関するプ
ログラムについて、フローチャートを参照して説明す
る。すなわち、図4は、本実施の形態における吸気制
御、特に、成層燃焼時におけるSCV制御を行うための
「SCV制御ルーチン」を示すフローチャートであっ
て、例えば、所定クランク角毎の割り込みで実行され
る。
【0034】処理がこのルーチンへ移行すると、ECU
30は、先ず、ステップ101において、所定クランク
角(例えば「720°CA」)毎のトルク低下量dln
を算出する。ここで、トルク低下量dlnというのは、
クランク角センサ28により検出されるエンジン1の回
転速度と所定回動(例えば「90°CA」回動)後のエ
ンジン1の回転速度との差でもって表され、本実施の形
態では、点火直後のエンジン1の角速度の2乗から、9
0°CA回動後のエンジン1の角速度の2乗を減算する
ことにより算出される。
【0035】次に、ステップ102においては、エンジ
ン1が所定回動した間における上記トルク低下量dln
の最大値dlnmax及び平均値dlnmeanを算出
する。
【0036】さらに、ステップ103においては、今回
算出されたトルク低下量dlnの最大値dlnmax
が、予め設定された失火判定レベルdlnlvlmxよ
りも大きいか否かを判断する。そして、トルク低下量d
lnの最大値dlnmaxが失火判定レベルdlnlv
lmxよりも大きい場合には、ステップ104におい
て、燃焼しているときと失火しているときの回転速度の
差が大きいが故に最大値dlnmaxが大きくなってお
り、失火が発生しているものとして「失火有り」の判断
を行う。
【0037】さらに、続くステップ105においては、
前回の目標SCV開度scvratに対し、所定値Cs
を加算した値を新たな目標SCV開度scvratとし
て設定する。これにより、SCV17の開度が増大する
こととなり、スワールの強度が弱められることとなる。
【0038】そして、最後にステップ106において、
カウンタのカウント値cdlnlvlを「0」にクリヤ
し、その後の処理を一旦終了する。一方、前記ステップ
103において、トルク低下量dlnの最大値dlnm
axが失火判定レベルdlnlvlmxよりも大きくな
い場合には、ステップ107に移行する。そして、ステ
ップ107において、カウンタのカウント値cdlnl
vlを「1」ずつインクリメントする。
【0039】さらに、ステップ108においては、カウ
ンタのカウント値cdlnlvlが予め定められた所定
時間C1を経過したか否かを判断する。そして、未だ所
定時間C1を経過していない場合には、何らの処理をも
行うことなくその後の処理を一旦終了する。
【0040】これに対し、カウンタのカウント値cdl
nlvlが前記所定時間C1を経過した場合には、ある
程度の間失火がなく燃焼状態が不安定でないものとして
ステップ109において、「失火なし」の判断を行う。
【0041】さらに、続くステップ110においては、
今回算出されたトルク低下量dlnの平均値dlnme
anが、平均トルク変動の目標値dlnlvl0(図5
の上段参照)よりも大きいか否かを判断する。そして、
平均値dlnmeanが目標値dlnlvl0よりも大
きくない場合には、SCV17の開度が制御範囲内にあ
るものと判断して、何らの処理をも行うことなくその後
の処理を一旦終了する。
【0042】また、平均値dlnmeanが目標値dl
nlvl0よりも大きい場合には、トルク変動の平均的
な値を低減させ、運転フィーリングの向上を図る必要が
あるものとして、ステップ111へ移行する。ステップ
111において、ECU30は、前回の目標SCV開度
scvratから、所定値Csを減算した値を新たな目
標SCV開度scvratとして設定する。これによ
り、SCV17の開度が低下することとなり、スワール
の強度が強められることとなる。
【0043】そして、最後にステップ112において、
カウンタのカウント値cdlnlvlを「0」にクリヤ
し、その後の処理を一旦終了する。次に、本実施の形態
の作用及び効果について図5にしたがって説明する。
【0044】(イ)従来の技術において説明したよう
に、SCV17の実際の開度や、スワールの強度には、
個々のエンジン1間でばらつきが存在する。また、個々
のエンジン1間での吸気通路とSCV17とのクリアラ
ンスの程度の相違、燃料噴霧のばらつき、渦流に対する
要求のばらつきも存在する。このため、これらのことに
起因して、エンジン1の出力に変動が生じうる。これに
対し、本実施の形態では、トルク低下量dlnの最大値
dlnmaxが失火判定レベルdlnlvlmxよりも
大きい場合には、「失火有り」の判断を行い、目標SC
V開度scvratを増大させることとした。
【0045】従って、図5に示すように、SCV17の
開度が増大することとなり、スワールの強度が弱められ
る。その結果、図中中段に示すように、突発的な失火の
発生を防止することができる。
【0046】(ロ)また、本実施の形態では、トルク低
下量dlnの平均値dlnmeanが目標値dlnlv
l0よりも大きい場合には、目標SCV開度scvra
tを低下させるようにした。このため、SCV17の開
度が低下することとなり、スワールの強度が強められ
る。その結果、図中上段に示すように、トルク変動の平
均的な値が低下し、もって運転フィーリングの向上を図
ることができる。
【0047】さらには、これに伴い、SCV17の開度
が大き過ぎることによる全体的なトルクの低下を抑制す
ることもできる(図中下段)。 (第2の実施の形態)次に、本発明を具体化した第2の
実施の形態について説明する。但し、本実施の形態の構
成等においては上述した第1の実施の形態と同等である
ため、同一の部材等については同一の符号を付してその
説明を省略する。そして、以下には、第1の実施の形態
との相違点を中心として説明することとする。
【0048】本実施の形態では、SCV17のみなら
ず、EGRバルブ53をも制御する点で、上述した第1
の実施の形態とは異なっている。すなわち、図6は、本
実施の形態における吸気制御、特に、成層燃焼時におけ
るSCV制御及びEGR制御を行うための「SCV・E
GR制御ルーチン」を示すフローチャートであって、例
えば、所定クランク角毎の割り込みで実行される。
【0049】処理がこのルーチンへ移行すると、ECU
30は、先ず、ステップ201において、上記第1の実
施の形態と同様、所定クランク角(例えば「720°C
A」)毎のトルク低下量dlnを算出する。
【0050】次に、ステップ202においては、エンジ
ン1が所定回転した間における上記トルク低下量dln
の最大値dlnmax及び平均値dlnmeanを算出
する。
【0051】さらに、ステップ203においては、今回
算出されたトルク低下量dlnの最大値dlnmax
が、予め設定された失火判定レベルdlnlvlmxよ
りも大きいか否かを判断する。そして、トルク低下量d
lnの最大値dlnmaxが失火判定レベルdlnlv
lmxよりも大きい場合には、ステップ204へ移行す
る。
【0052】ステップ204においては、今回算出され
たトルク低下量dlnの平均値dlnmeanが、平均
トルク変動の目標値dln0(第1の実施の形態の目標
値dlnlvl0と同じものであってもよいし、異なる
ものであってもよい)よりも小さいか否かを判断する。
そして、平均値dlnmeanが目標値dln0よりも
小さくない場合には、ステップ205において、平均ト
ルク変動が悪く、かつ、失火が発生しているものと判断
し、その後、さらに、ステップ206へ移行する。
【0053】ステップ206においては、スワールの強
度よりもEGR量の低減を優先するべく、前回の目標E
GR開度EGRから所定値Ceを減算した値を新たな目
標EGR開度EGRとして設定する。そして、その後の
処理を一旦終了する。
【0054】また、前記ステップ204において、トル
ク低下量dlnの平均値dlnmeanが、平均トルク
変動の目標値dln0よりも小さい場合には、ステップ
207へ移行する。ステップ207においては、平均ト
ルク変動は良いが、失火が発生しているものと判断して
ステップ208へ移行する。ステップ208において
は、前回の目標SCV開度scvratに対し、所定値
Csを加算した値を新たな目標SCV開度scvrat
として設定する。これにより、SCV17の開度が増大
することとなり、スワールの強度が弱められることとな
る。
【0055】一方、前記ステップ203において、トル
ク低下量dlnの最大値dlnmaxが失火判定レベル
dlnlvlmxよりも大きくない場合には、ステップ
209に移行する。そして、ステップ209において、
今回算出されたトルク低下量dlnの平均値dlnme
anが、平均トルク変動の目標値dln0よりも小さい
か否かを再度判断する。そして、平均値dlnmean
が目標値dln0よりも小さい場合には、ステップ21
0において、平均トルク変動は良く、かつ、失火も発生
していないものと判断し、その後、さらに、ステップ2
11へ移行する。
【0056】ステップ211においては、排気エミッシ
ョンの低減及び燃費の向上を目的として少しでもEGR
量の増大を図るべく、前回の目標EGR開度EGRに、
所定値Ceを加算した値を新たな目標EGR開度EGR
として設定する。そして、その後の処理を一旦終了す
る。
【0057】また、前記ステップ209において、トル
ク低下量dlnの平均値dlnmeanが、平均トルク
変動の目標値dln0よりも小さくない場合には、ステ
ップ212へ移行する。ステップ212においては、さ
らに、トルク低下量dlnの平均値dlnmeanが、
平均トルク変動の目標値dln0に対し所定値CLを加
算した値よりも大きいか否かを判断する。そして、平均
値dlnmeanが、平均トルク変動の目標値dln0
に対し所定値CLを加算した値よりも大きい場合には、
ステップ213において、平均トルク変動は悪いが、失
火は発生していないものと判断して、ステップ214へ
移行する。
【0058】ステップ214においては、前回の目標S
CV開度scvratから、所定値Csを減算した値を
新たな目標SCV開度scvratとして設定する。こ
れにより、SCV17の開度が低下することとなり、ス
ワールの強度が強められることとなる。
【0059】また、ステップ212において、トルク低
下量dlnの平均値dlnmeanが、平均トルク変動
の目標値dln0に対し所定値CLを加算した値ほど大
きくない場合には、何らの処理をも行うことなく、その
後の処理を一旦終了する。
【0060】次に、本実施の形態の作用及び効果につい
て説明する。 (イ)本実施の形態においても、基本的には、上記第1
の実施の形態とほぼ同様の作用効果が奏される。また、
これに加えて、トルク低下量dlnの平均値dlnme
anが目標値dln0以上の場合には、平均トルク変動
が悪く、かつ、失火が発生しているものと判断し、この
場合に、スワールの強度よりもEGR量の低減を優先す
るべく、前回の目標EGR開度EGRから所定値Ceを
減算した値を新たな目標EGR開度EGRとして設定す
るようにした。このため、燃焼状態の改善が図られ、よ
り一層のトルク変動の低減を図ることができる。
【0061】(ロ)また、トルク低下量dlnの平均値
dlnmeanが目標値dln0よりも小さい場合に
は、平均トルク変動は良く、かつ、失火も発生していな
いものと判断し、かかる場合に、前回の目標EGR開度
EGRに、所定値Ceを加算した値を新たな目標EGR
開度EGRとし、EGR量の増大を図ることとした。こ
のため、トルク変動の増大を招かない範囲において、排
気エミッションの低減及び燃費の向上を図ることができ
る。
【0062】尚、本発明は上記各実施の形態に限定され
るものではなく、例えば次の如く構成してもよい。 (1)上記第2の実施の形態では、SCV17とEGR
バルブ53との制御を組み合わせた場合について具体化
したが、これに燃料噴射量の制御を組み合わせるように
してもよい。例えば、トルク低下量dlnの平均値dl
nmeanが目標値dln0よりも小さい場合には、E
GR量の増大を図るようにしたが、この場合に、燃料噴
射量を所定量低減するようにしてもよい。このような制
御を行うことにより、燃費のさらなる向上を図ることが
できる。また、逆にトルク低下量dlnの平均値dln
meanが目標値dln0以上の場合には、EGR量の
低減を図るようにしたが、この場合に燃料噴射量を所定
量増大させるようにしてもよい。このような制御を行う
ことで、より積極的にトルク変動を抑制することができ
る。
【0063】(2)また、EGR制御を省略し、SCV
17と燃料噴射量との制御を組み合わせた場合について
具体化することもできる。 (3)上記実施の形態では、筒内噴射式のエンジン1に
本発明を具体化するようにしたが、いわゆる一般的な成
層燃焼、或いは弱成層燃焼を行うタイプのものに具体化
してもよい。例えば吸気ポート7a,7bの吸気弁6
a,6bの傘部の裏側に向かって噴射するタイプのもの
も含まれる。また、吸気弁6a,6b側に燃料噴射弁が
設けられてはいるが、直接シリンダボア(燃焼室5)内
に噴射するタイプのものも含まれる。さらに、その上位
の概念たる希薄燃焼及びストイキ燃焼を行いうるエンジ
ンにも具体化できる。
【0064】(4)さらに、上記各実施の形態では、内
燃機関としてガソリンエンジン1の場合に本発明を具体
化したが、その外にもディーゼルエンジン等の場合等に
も具体化できる。
【0065】
【0066】
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
成層燃焼を行いうるとともに、スワールコントロールバ
ルブを備えた成層燃焼内燃機関の吸気制御装置におい
て、トルク変動の悪化及び失火の発生を防止することが
できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な概念を示す概念構成図であ
る。
【図2】第1の実施の形態における成層燃焼エンジンの
吸気制御装置を示す概略構成図である。
【図3】エンジンの気筒部分を拡大して示す断面図であ
る。
【図4】ECUにより実行される「SCV制御ルーチ
ン」を示すフローチャートである。
【図5】SCVの開度に対する平均トルク変動、失火回
数及びトルクの関係を示すグラフである。
【図6】第2の実施の形態におけるECUにより実行さ
れる「SCV・EGR制御ルーチン」を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…内燃機関としてのエンジン、11…燃料噴射弁、1
7…スワールコントロールバルブ、19…アクチュエー
タとしてのステップモータ、25…運転状態検出手段を
構成するスロットルセンサ、26A…運転状態検出手段
を構成するアクセルセンサ、26B…運転状態検出手段
を構成する全閉スイッチ、27…運転状態検出手段を構
成する上死点センサ、28…運転状態検出手段を構成す
るクランク角センサ、29…運転状態検出手段を構成す
るスワールコントロールバルブセンサ、30…指示開度
算出手段、渦流制御手段及び開度補正手段並びに出力変
動検出手段を構成するECU、53…EGRバルブ、6
1…運転状態検出手段を構成する吸気圧センサ、62…
運転状態検出手段を構成する水温センサ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02M 25/07 570 F02M 25/07 570A 69/00 360 69/00 360C (56)参考文献 特開 平6−101518(JP,A) 特開 平6−93943(JP,A) 特開 昭62−17319(JP,A) 特開 昭61−201822(JP,A) 特開 昭61−169615(JP,A) 実開 平4−14744(JP,U) 実開 平3−87827(JP,U) 実開 昭61−167427(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 31/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成層燃焼を行いうる内燃機関の運転状態
    を検出する運転状態検出手段と、 記成層燃焼を行う場合に、燃料混合気が渦流を形成し
    うるよう開閉されるスワールコントロールバルブと、 前記スワールコントロールバルブを駆動するアクチュエ
    ータと、 前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記スワー
    ルコントロールバルブの指示開度を算出する指示開度算
    出手段と、 前記指示開度算出手段にて算出された指示開度に基づ
    き、前記アクチュエータを制御して前記スワールコント
    ロールバルブの開度を制御することにより、前記渦流の
    強度を制御する渦流制御手段と を備えた成層燃焼内燃機関の吸気制御装置において、 前記内燃機関の出力変動についてその最大値及び平均的
    な値を検出する出力変動検出手段と、 前記出力変動検出手段にて検出された出力変動の最大値
    が所定値を超える場合には、前記渦流の強度を弱めるべ
    く前記指示開度を増大側に補正する一方、前記出力変動
    検出手段にて検出された出力変動の最大値が所定値を超
    えず、かつ、同出力変動の平均的な値が所定レベルを超
    える場合には、前記渦流の強度を強めるべく前記指示開
    度を減少側に補正する開度補正手段と を備えたことを特徴とする成層燃焼内燃機関の吸気制御
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の成層燃焼内燃機関の吸
    気制御装置において、 前記出力変動検出手段にて検出された出力変動の最大値
    が所定値を超え、かつ、出力変動の平均的な値が所定レ
    ベルを超える場合には、排気還流量を調整するEGRバ
    ルブの開度を所定値だけ減少側に制御する一方、前記出
    力変動検出手段にて検出された出力変動の最大値が所定
    値を超えず、かつ、出力変動の平均的な値が所定レベル
    を超えない場合には、前記EGRバルブの開度を所定値
    だけ増大側に制御する制御手段を設け 前記開度補正手段は前記出力変動検出手段にて検出され
    た出力変動の平均値な値が所定レベルを超えない場合に
    前記指示開度についての前記増大補正を実行する ことを特徴とする成層燃焼内燃機関の吸気制御装置。
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