JP3318649B2 - 測定データ処理装置および方法 - Google Patents

測定データ処理装置および方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は測定データ処理装置およ
び方法に係り、温度調節計や温度指示計等の制御装置に
おいて、例えば温度センサーから入力した測定電圧に対
応する換算温度を出力する温度入力部としての測定デー
タ処理装置およびこれに用いる測定データ処理方法の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の測定データ処理装置とし
ては、例えば熱電対からの等電圧間隔毎の測定電圧E
(n)、E(n+1)、E(n+2)……に対応する温
度T(n)、T(n+1)、T(n+2)……を予め測
定記憶しておき、任意の測定電圧E(i)については前
後の測定電圧E(n)、E(n+1)、E(n+2)…
…から推測演算する、いわゆる直線近似法を用いてい
た。なお符号nは、熱電対の測定範囲における測定箇所
数である。
【0003】すなわち、図6に示すように、K型熱電対
の測定電圧(横軸)に対する温度(縦軸)変化が曲線
(実線)のように変化するとき、測定電圧E(n)とE
(n+1)間の任意の測定電圧E(i)に対する温度T
(i)’は、一点鎖線のように曲線に近似した直線か
ら、次の(1)式で近似的に演算していた。 T(i)’=〔T(n+1)−T(n)〕/〔E(n+1)−E(n)〕 ×〔E(i)−E(n)〕+T(n) …(1)
【0004】この直線近似法では、予め記憶した測定電
圧E(n)、E(n+1)、E(n+2)と同じ測定電
圧は正確に測定可能であるが、測定電圧E(n)、E
(n+1)、E(n+2)前後の任意の測定電圧に対応
する温度は、演算した近似温度と真の温度との間に誤差
[T(i)’−T(i)]が生じるものの、測定電圧間
隔を狭くすれば誤差は小さくなると考えられる。つま
り、測定電圧と温度の関係データを多数記憶すれば、誤
差を問題ない程度にまで小さくすることが可能であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに直線近似法を用いた測定データ処理装置では、次の
ような問題点があった。すなわち、最近の制御装置で
は、熱電対や測温抵抗体について多数の種類を交換接続
可能に構成し、ユーザがそれら温度センサーを交換接続
しても対応が可能なようにする傾向にあるが、個々の温
度センサーは測定電圧と温度の関係データが互いに異な
るから、予め温度センサー毎の測定電圧と温度の関係デ
ータを記憶させ、搭載したソフトウェア等によって温度
センサーの交換接続に合せてワンタッチで切換え動作可
能に構成していた。
【0006】ところが、このような測定データ処理装置
では、各温度センサー毎の多数の関係データを記憶させ
ると、膨大な量の記憶容量が必要となるため、実際には
例えばK型熱電対を例にすれば、1500μV(約40
℃)毎と言った比較的粗い間隔で温度データを記憶し、
測定電圧と温度の関係データの記憶数を限定する必要が
あった。そのため、予め記憶した測定電圧E(n)、E
(n+1)、E(n+2)……については問題ないが、
これ以外の任意の測定電圧E(i)については換算温度
T(i)’と真の温度T(i)との間に無視できない誤
差が生じ易い欠点がある。
【0007】本発明はそのような従来の欠点を解決する
ためになされたもので、予め測定する測定電圧数を増加
させることなく、任意の測定電圧に対応する測定値誤差
を小さく抑えた高精度の測定データ処理装置および方法
の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明の測定データ処理装置は、制御量の変化
に応じて曲線的に変化する測定値を電圧測定する測定手
段と、等間隔毎の測定電圧とこれに対応する換算値との
対応データを予め記憶するデータ記憶手段と、等間隔毎
の隣合う測定電圧間を1区間とし、その測定手段からの
任意の測定電圧を間に含む区間とこれに連続する区間の
2区間の両端の測定電圧をその曲線上にて直線で接続し
たとき、その任意の測定電圧に対応する直線上の換算値
T(i)’と、その2区間の中間の測定電圧に対応する
直線上の換算値T(n+1)’と上記曲線上の変換値と
の差Tzとを上記対応データから演算するとともに、そ
の直線上の換算値T(i)’を誤差Δtで補正演算する
2区間折線演算手段と、その2区間の中間の測定電圧を
XY軸のゼロ点とした2次関数曲線を用い、任意の測定
電圧に対応する上記直線上の換算値T(i)’とその2
次関数曲線上の値との上記誤差ΔTを上記差Tzから演
算する2次関数曲線演算手段とを有している。
【0009】また、本発明の測定データ処理方法は、制
御量の変化に応じて曲線的に変化する測定値を電圧測定
する一方、等間隔毎のその測定電圧に対応する変換値と
の対応データを予め記憶しておき、等間隔毎の隣合うそ
の測定電圧間を1区間とし、測定した任意の測定電圧を
間に含む区間とこれに連続する区間の2区間の両端のそ
れら測定電圧を上記曲線上にて直線で接続したとき、任
意の測定電圧に対応するその直線上の変換値T(i)’
と、上記2区間の中間の測定電圧に対応する直線上の変
換値T(n+1)’と曲線上の変換値との差Tzとを上
記記憶対応データから演算し、その2区間の中間の測定
電圧をXY軸上のゼロ点とした2次関数曲線を用い、任
意の測定電圧に対応する上記直線上の換算値T(i)’
とその2次関数曲線上の値との誤差ΔTをその差Tzか
ら演算し、上記直線上の変換値T(i)’をその誤差Δ
tを用いて補正演算する点を特徴とする。
【0010】
【作用】このような手段を有する本発明の測定データ処
理装置では、2区間折線演算手段が、測定手段から入力
した任意の測定電圧について、この測定電圧を含む区間
とこれに隣合う2区間における両端の測定電圧によって
直線を想定し、任意の測定電圧に対応するその直線上の
換算値T(i)’と、2区間の中間の測定電圧に対応す
る直線上の換算値T(n+1)’と上記曲線上の変換値
との差Tzとを演算する。
【0011】そして、2次関数曲線演算手段が、2区間
の中間の測定電圧をXY軸上のゼロ点とした2次関数曲
線を用いて、任意の測定電圧に対応する換算値T
(i)’とその2次関数曲線上の値との誤差ΔTをその
差Tzから演算し、更に、2区間折線演算手段がその任
意の測定電圧に対応する換算値T(i)’を誤差ΔTで
補正して出力する。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。なお、本発明に係る測定データ処理方法は測定デー
タ処理装置の中で説明する。図1は、本発明に係る測定
データ処理装置の一実施例を示すブロック図である。図
1において、測定手段1は、図示しない温度センサー例
えば熱電対や測温抵抗体によって制御量に応じた直流測
定電圧を増幅したり、A/D変換してデジタル量に変換
して後述する測定電圧E(i)を出力する公知のもので
あり、2区間折線演算手段3および2次関数曲線演算手
段5に接続されている。
【0013】データ記憶手段7は、複数種類の温度セン
サーについて、図2に示すように、予め一定電圧間隔
(EM)で測定した測定電圧E(n)、E(n+1)、
E(n+2)……とそれに対応する温度(換算値)T
(n)、T(n+1)、T(n+2)……の換算表を対
応データテーブルとして複数記憶するものである。な
お、図2中の実線は測定電圧に対する温度曲線である。
【0014】しかも、データ記憶手段7は、隣合う測定
電圧E(n)とE(n+1)の間、E(n+1)とE
(n+2)……の間を各々1区間としたとき、2区間折
線演算手段3の指示により、任意の測定電圧E(i)を
含む区間とこれに隣合う連続した区間の2区間について
の測定電圧E(n)、E(n+1)、E(n+2)……
とそれに対応する温度T(n)、T(n+1)、T(n
+2)……を2区間折線演算手段3へ出力する機能を有
している。
【0015】2区間折線演算手段3は、任意の測定電圧
E(i)について、これを含む区間とこれに隣合う2区
間についての測定電圧E(n)、E(n+1)、E(n
+2)……とそれに対応する温度T(n)、T(n+
1)、T(n+2)……をデータ記憶手段7から入力
し、図2の一点鎖線に示すように、2区間の両端の測定
電圧E(n)とE(n+2)を結ぶ直線を上記直線上に
想定する機能を有している。
【0016】2区間折線演算手段3は、2区間の中間点
である測定電圧E(n+1)に対応する直線上の温度T
(n+1)’と測定電圧E(n+1)に対応する温度T
(n+1)との差Tz、並びに任意の測定電圧E(i)
に対応する直線上の温度T(i)’を演算するととも
に、後述する誤差ΔTを温度T(i)’に加算して補正
し、E(i)に対する測定温度T(i)を出力する機能
を有している。
【0017】2次関数曲線演算手段5は、データ記憶手
段7から2区間折線演算手段3を介して測定電圧E
(n)、E(n+1)、E(n+1)、E(n+2)…
…とそれに対応する温度T(n)、T(n+1)、T
(n+2)……を入力し、図3に示すように、図2のE
(n)とE(n+2)間の曲線を、2区間の中間の測定
電圧E(n+1)をXY軸のゼロ点とした2次関数曲線
に置き換え、測定電圧E(i)における上記直線上の温
度T(i)’と、2次関数曲線上の値との差ΔTを演算
して2区間折線演算手段3へ出力する機能を有してい
る。
【0018】そして、2区間折線演算手段3は、任意の
測定電圧E(i)に対応する直線上の温度T(i)’に
誤差ΔTを加算補正し、E(i)に対する測定温度T
(i)を近似的に出力するものである。
【0019】次に、本発明の測定データ処理方法を、そ
の装置の動作説明とともに図2および図3を用いて説明
する。図2において、測定電圧E(n)とE(n+1)
間の任意の測定電圧E(i)に対する温度T(i)は、
次の(a)〜(f)のようにして近似的に高精度で求め
ることができる。
【0020】(a)まず、2区間折線演算手段3にて測
定電圧E(i)を含む区間nを次の(2)式で演算し、
データ記憶手段7から該当区間および隣接する区間の測
定電圧E(n)、E(n+1)、E(n+2)……とこ
れに対応する温度T(n)、T(n+1)、T(n+
2)……を2区間折線演算手段3に取り込む。 n=〔E(i)−E(0)〕/EM …(2) [ここでE(0)はn=0の時の初期固定電圧、EMは
区間の等電圧幅である。]
【0021】(b)次いで、2区間折線演算手段3に
て、図2のように2区間である測定電圧E(n)とE
(n+2)間を接続した直線を曲線上に想定し、この直
線の中間点である測定電圧E(n+1)に対する直線上
の温度T(n+1)’を求め、測定電圧E(n+1)に
対する温度T(n+1)とその温度T(n+1)’との
差Tzを次の(3)式から演算する。 Tz=T(n+1)’−T(n+1) =〔T(n+2)−T(n)〕/〔E(n+2)−E(n)〕×〔E(n +1)−E(n)〕+T(n)−T(n+1) …(3)
【0022】(c)さらに、2次関数曲線演算手段5に
て、図2中の2区間である測定電圧E(n)とE(n+
2)間の曲線部分を、差Tzと電圧間隔EMを用いた次
の(4)式で図3のような2次関数f(x)に置き換え
る。 f(x)=(Tz/EM2)X2 …(4)
【0023】(d)さらにまた、2次関数曲線演算手段
にて(4)式の2次関数に値を代入し、差Tzに対する
2次関数曲線との差ΔTを求める。これは(5)式で示
される。 ΔT=Tz−(Tz/EM2)〔E(i)−E(n)−EM〕2 …(5)
【0024】(e)次に、測定電圧E(i)に対して一
点鎖線で直線近似した値T(i)’を次の(6)式から
求める。 T(i)’={〔T(n+2)−T(n)〕/〔E(n+2)−E(n)〕} ×〔E(i)−E(n)〕+T(n) …(6)
【0025】(f)そして、2区間折線演算手段3に
て、次の(7)式を用いてT(i)’からΔTを差し引
くと、求めるT(i)を近似的に算出できる。 T(i)=T(i)’−ΔT …(7)
【0026】このように、本発明では、曲線的に変化す
る測定電圧について、等間隔毎の隣合う測定電圧E
(n)とE(n+1)間、E(n+1)とE(n+2)
間……を各々1区間とし、任意の測定電圧E(i)を間
に含む区間とこれに連続する2区間の両端の測定電圧を
直線で結び、任意の測定電圧E(i)に対応する直線上
の温度T(i)’と、2区間の中間点E(n+1)に対
応するその直線上の温度T(n+1)’とその曲線上の
温度T(n+1)との差Tzとを演算し、2区間の中間
点E(n+1)をXY軸のゼロ点とした2次関数曲線を
用いて任意の測定電圧E(i)に対応する温度T
(i)’と2次関数曲線上の値との誤差ΔTをその差T
zから演算し、電圧E(i)に対する温度T(i)’
に、その誤差ΔTを加算演算してE(i)に対する温度
T(i)として補正出力するので、任意の測定電圧E
(i)に対して高精度の変換温度T(i)が得られる。
【0027】しかも、上述した(1)式〜(7)式を予
め記憶しておき、従来と同様な等間隔毎の測定電圧E
(n)、E(n+1)、E(n+1)、E(n+2)…
…を用いて高精度の補正が可能であるから、狭い測定間
隔で測定電圧を測定記憶する必要がなく、従来以上の測
定精度であっても記憶容量を節約できる。
【0028】図4は、K型熱電対について0〜130
2.9℃の範囲を1500μV(約40℃)毎の等間隔
電圧で測定したときの測定精度を、従来例と比較したも
のである。なお、横軸を測定温度、縦軸を真値に対する
測定誤差を示したものであり、誤差の上下限の点線は±
0.1℃を示している。図4において実線は、本願によ
る測定誤差、点線は従来例による測定誤差であり、実線
および点線とも一定間隔で誤差0となっているが、その
点が電圧対温度データを記憶しているデータ部分であ
る。
【0029】この図4によれば、従来例の点線では全体
的に誤差が大きく、特に測定レンジの下部と上部では、
測定誤差が非常に大きく±0.1℃の誤差以上になって
いるものもある。それに対して本願では、測定レンジの
下部で比較的大きい誤差がでているが、全体的にかなり
小さい誤差で測定データを処理することができることが
わかる。
【0030】また、図5は、T型熱電対について0〜4
02.1℃の範囲について1500μV(約40℃)毎
の等間隔電圧で測定したときの測定精度を、従来例と比
較したものであり、同様に従来例より誤差が小さく抑え
られているのが分る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明の測定データ
処理装置は、曲線的に変化する測定値を電圧測定する測
定手段と、等間隔毎の測定電圧とこれに対応する換算値
との対応データを予め記憶するデータ記憶手段と、等間
隔毎の隣合う測定電圧間を1区間とし、任意の測定電圧
を間に含む区間とこれに連続する2区間の両端の測定電
圧をその曲線上にて直線で接続したとき、その任意の測
定電圧に対応する直線上の換算値T(i)’と、その2
区間の中間の測定電圧に対応する直線上の換算値T(n
+1)’と上記曲線上の変換値との差Tzとを上記記憶
対応データから演算し、かつその直線上の換算値T
(i)’を誤差Δtで補正演算する2区間折線演算手段
と、その2区間の中間の測定電圧をXY軸のゼロ点とし
た2次関数曲線を用い、任意の測定電圧に対応する上記
直線上の換算値T(i)’とその2次関数曲線上の値と
の上記誤差ΔTを上記差Tzから演算する2次関数曲線
演算手段とを有して構成した。また、本発明の測定デー
タ処理方法では、曲線的に変化する測定電圧について、
等間隔毎に対応する変換値との対応データを予め記憶
し、等間隔毎の隣合う測定電圧間を各々1区間とし、任
意の測定電圧を間に含む区間とこれに連続する2区間の
両端の測定電圧間を直線で結び、任意の測定電圧に対応
するその直線上の変換値と、その2区間の中間点に対応
する直線上の変換値T(n+1)’と曲線上の変換値T
(n+1)との差Tzを上記記憶対応データから演算
し、2区間の中間点をXY軸のゼロ点とした2次関数曲
線を用い、任意の測定電圧に対する2次関数曲線上の値
との誤差ΔTをその差Tzから演算し、この誤差ΔTで
変換値T(i)’を補正して任意の測定電圧に対する変
換値T(i)として出力するよう構成した。そのため、
任意の測定電圧に対応する測定値誤差を小さく抑えるこ
とが可能であるうえ、予め測定する測定電圧の記憶数を
増加させることがない。従って、最近の制御装置のよう
に機能が増加し、多数の熱電対や測温抵抗体を交換接続
可能に構成するとともに搭載したソフトウェア等によっ
てワンタッチで切換え動作可能にした場合でも、本発明
の測定データ処理装置を用いれば、記憶容量を増加させ
ずに従来と同程度又はそれ以上の高い精度の測定が可能
であり、制御装置の小型化、高精度化に対応できるし、
記憶容量を測定データ以外のデータに使用可能となり、
他の機能の充実を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測定データ処理装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】図1の測定データ処理装置の動作および本発明
に係る方法を説明するための測定電圧と換算値(温度)
の関係を示す特性図である。
【図3】本発明に係る測定データ処理装置および方法に
おける2次関数曲線を説明するための図である。
【図4】本発明の測定データ処理装置および方法による
測定誤差を従来例とともに示す図である。
【図5】本発明の測定データ処理装置および方法による
測定誤差を従来例とともに示す別の図である。
【図6】従来の測定データ処理装置による測定電圧から
対応する変換値(温度)へ変換する手法を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 測定手段 3 2区間折線演算手段 5 2次関数曲線演算手段 7 データ記憶手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御量の変化に応じて曲線的に変化する
    測定値を電圧測定する測定手段と、 等間隔毎の前記測定電圧に対応する変換値との対応デー
    タを予め記憶するデータ記憶手段と、 等間隔毎の隣合う前記測定電圧間を1区間とし、前記測
    定手段からの任意の測定電圧を間に含む区間とこれに連
    続する区間の2区間の両端の前記測定電圧を前記曲線上
    にて直線で接続したとき、前記任意の測定電圧に対応す
    る前記直線上の変換値T(i)’と、前記2区間の中間
    の前記測定電圧に対応する前記直線上の変換値T(n+
    1)’と前記曲線上の変換値との差Tzとを前記対応デ
    ータから演算し、前記直線上の変換値T(i)’を誤差
    Δtで補正演算する2区間折線演算手段と、 前記2区間の中間の前記測定電圧をXY軸上のゼロ点と
    した2次関数曲線を用い、前記任意の測定電圧に対応す
    る前記直線上の前記換算値T(i)’と前記2次関数曲
    線上の値との前記誤差ΔTを前記差Tzから演算する2
    次関数曲線演算手段と、 を具備することを特徴する測定データ処理装置。
  2. 【請求項2】 制御量の変化に応じて曲線的に変化する
    測定値を電圧測定し、 等間隔毎の前記測定電圧に対応する変換値との対応デー
    タを予め記憶し、 等間隔毎の隣合う前記測定電圧間を1区間とし、測定し
    た任意の測定電圧を間に含む区間とこれに連続する区間
    の2区間の両端の前記測定電圧を前記曲線上にて直線で
    接続したとき、前記任意の測定電圧に対応する前記直線
    上の変換値T(i)’と、前記2区間の中間の前記測定
    電圧に対応する前記直線上の変換値T(n+1)’と前
    記曲線上の変換値との差Tzとを前記記憶対応データか
    ら演算し、 前記2区間の中間の前記測定電圧をXY軸上のゼロ点と
    した2次関数曲線を用い、前記任意の測定電圧に対応す
    る前記直線上の前記換算値T(i)’と前記2次関数曲
    線上の値との誤差ΔTを前記差Tzから演算し、 前記直線上の変換値T(i)’を前記誤差Δtを用いて
    補正演算する、 ことを特徴とする測定データ処理方法。
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