JP3317016B2 - ローラーコンベアにおける芯出し装置 - Google Patents

ローラーコンベアにおける芯出し装置

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JP3317016B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被搬送物の芯出し機構
を有するローラーコンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジン用のシリンダーブロック
のような複雑な形状で重心位置が不安定な部材は、ロー
ラーコンベア等で長距離を搬送すると、ローラーコンベ
ア上における搬送物の位置が偏ったり姿勢が変わったり
して芯ずれが出る。このため、ロボットや専用機により
次の作業を行う際に、搬送物の位置決め(芯出し)が必
要となる。
【0003】従来の搬送装置上における芯出し装置を図
6に示し、図6Aは平面図、図6Bは側面図である。ロ
ーラーコンベアの搬送方向の所定位置の駆動ローラー1
間にストッパー2を設け、その手前の両側に基準台20
と矯正台23を取付け、基準台20の基準片21をシリ
ンダー22で所定位置に位置させ、ワークWの搬送方向
における位置をストッパー2で規制した後、矯正台23
に設置したシリンダー25を作動させ、その押圧片24
でワークWを基準片21に押付け、ローラーコンベア上
の横位置を規制して芯出しを行っている。
【0004】実開昭57−7724号公報には、搬送路
の両側に一対のガイド部材を設置し、この一対のガイド
部材を互いに近接する方向と同じ方向に変位するように
切替えられる駆動装置を設け、被搬送物のセンタリング
と片寄せの両方を可能とした搬送装置が記載されてい
る。
【0005】上記従来の被搬送物の搬送方向と直角方向
(横方向)の芯出し方法では、次の問題がある。 シリンダーブロックのような重心位置が不安定な部材
を側面からシリンダーで押すと、バランスを崩して転倒
する恐れがある。 搬送装置の駆動ローラー又はリフトレール上を被搬送
物を滑らせて芯出しするため、接触面に摩耗が生じて補
修に費用がかかる。 芯出し用のシリンダーを搬送装置の外側に設置するた
め、搬送方向と直角方向(横方向)の設置スペースが必
要となる。 シリンダーによる芯出しは、作業者が挟まれる危険が
あり、その安全対策に費用がかかる。 搬送物が多種類でそれぞれ形状が異なると、芯出しシ
リンダーに取付けるアタッチメントを多種類用意して交
換しなければならない問題がある。 搬送方向と直角方向(横方向)の寸法が異なる搬送物
に対しては、芯出しシリンダーのストロークを一定にで
きないため、芯出しが正確に完了したか否かの判定が困
難となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の課題を
解決し、搬送物をローラーコンベアの搬送方向に対して
横方向に動かして芯出しを行う際に、移動抵抗が少な
く、安全であると共に設置スペースをとらず、また設備
投資も低減できるローラーコンベアにおける芯出し装置
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、搬送路の所定
位置に被搬送物が搬送されたことを検知して搬送を停止
する手段を設けたローラーコンベアにおいて、前記被搬
送物の停止部位の下方にローラーコンベアのローラー間
の隙間に沿って複数組のチェーンコンベアを配設した昇
降台を設置し、該昇降台を前記複数組のチェーンコンベ
アの搬送面が前記ローラーコンベアの搬送面より下方の
第1位置と前記ローラーコンベアの搬送面より上方の第
2位置との間を移動させる駆動機構を設けると共に、前
記ローラーコンベアの一側の基準位置に前記各チェーン
コンベアに対向して近接スイッチを配設し、該近接スイ
ッチの被搬送物の検知に基づき前記各チェーンコンベア
の駆動を独立して制御する機構とを具備したローラーコ
ンベアにおける芯出し装置である。
【0008】
【作用】ローラーコンベアの搬送路の所定位置に被搬送
物が搬送されたことを検知して搬送を停止すると、被搬
送物の停止部位の下方に設置された複数組のチェーンコ
ンベアを有する昇降台が上昇し、チェーンコンベアの搬
送面はローラーコンベアの搬送面より下方の第1位置か
らローラーコンベアの搬送面より上方の第2位置に切替
えられ、被搬送物をローラーコンベアの搬送路と直角方
向の横方向に搬送する。被搬送物の一部が近接スイッチ
の一つに近ずき基準位置となったことを検知すると、そ
の近接スイッチに対応するチェーンコンベアの駆動を停
止し、他のチェーンコンベアは搬送を続けるが、他の近
接スイッチが被搬送物の他の部位が基準位置となったこ
とを検知すると、その近接スイッチに対応するチェーン
コンベアの駆動を順次停止して被搬送物を基準位置に芯
出しする。
【0009】
【実施例】図3は、本発明の実施例の説明図で、図3A
は平面図、図3Bは正面図で、それぞれ一部を切り欠い
て示す。ローラーコンベアの搬送路中の所定位置に、昇
降可能なストッパー2と光電管3とを設置し、被搬送物
が図の左方から駆動ローラー1で搬送されてその先端が
光電管3で検知されると、図示しない駆動モーターを止
め、チェーン等の駆動機構1aによる駆動ローラー1の
回転を停止するようになっている。
【0010】駆動ローラー1の下方には、4個のリフト
アップシリンダー4で支持された昇降台5に3組のチェ
ーンコンベア6a,6b,6cが設置され、各チェーン
コンベア6の搬送方向は駆動ローラー1の軸線と平行方
向(ローラーコンベアの搬送方向と直角方向)であっ
て、2本の駆動ローラー間の隙間において、各チェーン
コンベア6の搬送面が駆動ローラー1の搬送面から少し
下がった第1位置と、後述するリフトアップ機構により
チェーンコンベア6を上昇させ、チェーンコンベア6の
搬送面が駆動ローラー1の搬送面から少し上がった第2
位置との間を昇降可能とされている。
【0011】図2は近接スイッチ8の取付け構造を示
し、ブラケットで支持して基準ガイド7に近接して取付
けるもので、チェーンコンベア6を設置した部位のロー
ラーコンベアの一側を基準ガイド7とし、その下面の各
チェーンコンベア6に対向する部位に、それぞれ近接ス
イッチ8a,8b,8cを設置する。近接スイッチ8
は、ワークが鋳鉄素材の場合、磁界の変化を検知する高
周波発振型のシールドタイプのものを使用するのが好適
である。
【0012】チェーンコンベア6のリフトアップ機構
は、図3Bに示すように、3組のチェーンコンベア6を
支持した昇降台5をその四隅に配置したリフトアップシ
リンダー4で昇降させるものであり、各チェーンコンベ
ア6a,6b,6cは、共通のチェーン駆動モーター9
でそれぞれクラッチ10a,10b,10cを介して駆
動され、各クラッチの作動により独立して搬送駆動が制
御されるようになっている。11は下流側のローラーコ
ンベアの駆動モーターを示す。
【0013】図4は、図3AのX−X線の一部断面を示
し、図4Aはチェーンコンベアが駆動ローラー1の搬送
面より下がった第1位置、図4Bはチェーンコンベアが
上昇し、その搬送面が駆動ローラー1より上がった第2
位置を示す。ベースフレーム5に支持ローラー5aを設
け各チェーンコンベア6を案内支持する。リフトアップ
シリンダー4によりチェーンコンベア6を取付けたベー
スフレーム5が第2位置に上昇すると、各チェーンコン
ベア6が引張られるが、これは図4Bに示すチェーンテ
ンショナー12の回動で吸収する。
【0014】次に、上記の搬送装置における搬送物の芯
出し作用を図1で説明する。図1Aは、シリンダーブロ
ックのようなワークWがローラーコンベアで矢印方向に
搬送され、芯ずれを起した状態でその先端が光電管3で
検知され、上昇位置にあるストッパー2に当って停止し
た状態を示す。この状態でリフトアップシリンダー4を
作動してチェーンコンベア6を図4Bに示す第2位置に
上昇させ、各チェーンコンベア6を駆動し、ワークWを
基準ガイド7側に搬送する。この際、ワークWは各チェ
ーンコンベア6で支持搬送されるので、ローラーコンベ
アのローラー1に接触しない。
【0015】ワークWの先端部側面が基準ガイド7に接
近すると、先ず近接スイッチ8aがそれを検知する。近
接スイッチ8aの検知に基づき、チェーンコンベア6a
のクラッチ10a(図3B参照)を切離してチェーンコ
ンベア6aを停止させる。この状態では、他のチェーン
コンベア6b,6cはワークWの搬送を続け、近接スイ
ッチ8b,8cがワークWの近接を検知すると、チェー
ンコンベア6b,6cのクラッチ10b,10cを切離
し、チェーン駆動モーター9が停止する。
【0016】ワークWの芯ずれ状態が図1Aと逆向きの
場合には、近接スイッチ8cが最初にワークWの近接を
検知してチェーンコンベア6cの駆動を停止することに
なるが、芯出し作用は上記と同様に行われる。次いでリ
フトアップシリンダー4が下降してチェーンコンベア6
は第1位置に下降し、図1Bに示すようにワークWのロ
ーラーコンベア上における芯出しが完了する。したがっ
て、ワークの芯出しの際に、駆動ローラー1と摩擦摺動
することが無い。
【0017】図5に、搬送物の芯出し作用のフローチャ
ートを示す。上記の実施例では、ワークWの搬送方向の
長さが大きいので、3組のチェーンコンベアを使用した
が、この寸法が短い搬送物に対しては、2組のチェーン
コンベアだけを使用するようにしても、又は2組のチェ
ーンコンベアを設置するようにしても良い。
【0018】
【発明の効果】本発明は、ローラーコンベアの駆動ロー
ラー間の隙間に沿ってその下方にリフトアップ付きの複
数組のチェーンコンベアを設置したので、搬送物を横方
向に動かして芯出しを行う際に、搬送物とローラーコン
ベアの駆動ローラーとの摩擦が無くなる。従来の押圧機
構を使用した芯出し装置のように、作業者が挟まれる危
険が無くて安全であると共に横方向の設置スペースをと
らず、また多種類の形状の異なる搬送物に対してもその
まま適用できるので、搬送装置全体として設備投資が低
減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の芯出し作用の説明図。
【図2】近接スイッチ取付けの説明図。
【図3】本発明の実施例の説明図。
【図4】図3AのX−X線方向の一部断面図。
【図5】本発明の芯出しのフローチャートを示す図。
【図6】従来の芯出し装置の説明図。
【符号の説明】
1 駆動ローラー 2 ストッパー 3 光電管
4 リフトアップシリンダー 5 昇降台 6
チェーンコンベア 7 基準ガイド 8 近接スイッ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送路の所定位置に被搬送物が搬送され
    たことを検知して搬送を停止する手段を設けたローラー
    コンベアにおいて、前記被搬送物の停止部位の下方にロ
    ーラーコンベアのローラー間の隙間に沿って複数組のチ
    ェーンコンベアを配設した昇降台を設置し、該昇降台を
    前記複数組のチェーンコンベアの搬送面が前記ローラー
    コンベアの搬送面より下方の第1位置と前記ローラーコ
    ンベアの搬送面より上方の第2位置との間を移動させる
    駆動機構を設けると共に、前記ローラーコンベアの一側
    の基準位置に前記各チェーンコンベアに対向して近接ス
    イッチを配設し、該近接スイッチの被搬送物の検知に基
    づき前記各チェーンコンベアの駆動を独立して制御する
    機構とを具備したことを特徴とするローラーコンベアに
    おける芯出し装置。
  2. 【請求項2】 前記各チェーンコンベアの駆動機構にそ
    れぞれクラッチを付設した請求項1記載のローラーコン
    ベアにおける芯出し装置。
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