JP3314537B2 - 方位計 - Google Patents

方位計

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JP3314537B2 JP17880394A JP17880394A JP3314537B2 JP 3314537 B2 JP3314537 B2 JP 3314537B2 JP 17880394 A JP17880394 A JP 17880394A JP 17880394 A JP17880394 A JP 17880394A JP 3314537 B2 JP3314537 B2 JP 3314537B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体の進行方向を表示
する方位計に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】図6に示すような車両の進
行方向を表示する方位計が知られている。この種の方位
計は、図6(a)に示すような、180度の範囲の目盛
101に対して西、北、東を表わすW,N,Eの3つの
4方位指標102を表示した180度の範囲の方位目盛
と、図6(b)に示すような、180度の範囲の目盛1
01に対して東、南、西を表わすE,S,Wの3つの4
方位指標103を表示した180の範囲の方位目盛とを
有し、地磁気センサーにより検出された地磁気信号に基
づいて車両の進行方向を検出し、進行方向が北を中心と
する西から東までの180度の範囲内にある時は、方位
計100に4方位指標102を表示するとともに検出さ
れた車両の進行方向に指針104を表示し、進行方向が
南を中心とする東から西までの180度の範囲内にある
時は、方位計100に4方位指標103を表示するとと
もに検出された車両の進行方向に指標104を表示して
いる。
【0003】しかしながら、従来の方位計では、北を中
心とする方位目盛101,102と南を中心とする方位
目盛101,103とを検出された車両の進行方向に応
じて切り換えて表示しているので、車両が図7に示すよ
うに東を中心にしてジグザグに進んだ場合は、方位計1
00の方位指標が頻繁に切り換わり、見ずらくなるとい
う問題がある。
【0004】本発明の目的は、東西南北の4方位の内の
移動体の進行方向に近い方位を中心とする方位目盛上に
進行方向を表示する方位計を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、移動
体の進行方向を検出する検出手段と、180度の方位範
囲の目盛に東西南北4方位の内の3方位の指標を切り換
え表示可能な方位目盛を形成するとともに、その方位目
盛上の前記検出手段により検出された進行方向に指針を
表示する表示手段と、前記検出手段により検出された進
行方向が前記表示手段の方位目盛の範囲内か否かを判定
する判定手段と、この判定手段により前記検出進行方向
が前記方位目盛の範囲外であると判定された場合に、方
位目盛の範囲をずらす方向を選択する選択手段と、この
選択手段により選択された方向に90度ずつ前記方位目
盛の方位範囲をずらすために前記表示手段の方位指標を
切り換える制御手段とを備える。請求項2の発明は、移
動体の進行方向を検出する検出手段と、東西南北4方位
の内の3方位の指標を切り換え表示可能な方位目盛を有
し、東西南北4方位の内の前記検出手段により検出され
た進行方向に最も近い方位の指標を前記方位目盛の中心
に表示するとともに、その方位指標の90度左方向と9
0度右方向の方位指標を前記方位目盛に表示し、さらに
前記方位目盛上の前記検出手段により検出された進行方
向に指針を表示する表示手段とを備える。請求項3の方
位計は、前記検出手段により検出された進行方向が前記
表示手段の方位目盛の範囲外か否かを判定する判定手段
と、前記判定手段により範囲外であると判定された場合
に、前記方位目盛の方位範囲をずらす方向を選択する選
択手段と、前記選択手段により選択された方向に90度
ずつ方位範囲がずれるように前記表示手段の方位指標を
切り換える制御手段とを備える。
【0006】
【作用】請求項1では、移動体の進行方向が方位目盛の
範囲外であると判定された場合は方位目盛の範囲をずら
ず方向を選択し、選択した方向に90度ずつ方位目盛の
方位範囲をずらすように方位指標を切り換える。請求項
2では、東西南北4方位の内の移動体の進行方向に最も
近い方位の指標を方位目盛の中心に表示するとともに、
その方位指標の90度左方向と90度右方向の方位指標
を方位目盛に表示する。
【0007】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段および作用の項では、本発明を分り
やすくするために実施例の図を用いたが、これにより本
発明が実施例に限定されるものではない。
【0008】
【実施例】図1は、車両の進行方向を表示する一実施例
の構成を示す機能ブロック図である。地磁気センサー1
は地磁気を検出し、アナログ電気信号として出力する。
A/Dコンバーター2は、地磁気センサー1からのアナ
ログ電気信号をディジタル信号に変換して出力する。メ
モリ3は、方位計に表示される4方位の指標を記憶する
RAMであり、符号3a〜3dはメモリアドレスを表わ
す。マイクロコンピューター4は、地磁気センサー1に
より検出された地磁気信号に基づいて車両の進行方向を
演算するとともに、後述する表示制御プログラムを実行
して車両の進行方向に対応する方位目盛を表示するとと
もに、その方位目盛の車両の進行方向に指針を表示す
る。また、ドライバー5は車両の進行方向を表示する表
示器6を駆動するための駆動回路である。さらに、メモ
リ7は後述する表示制御プログラムを格納するROMで
ある。
【0009】表示器6は液晶などから構成され、180
度の範囲の16方位ピッチの方位目盛6eと、その目盛
6eに対して東西南北の4方位の内の3つの方位を記号
E,W,S,Nで表示する指標6a,6b,6cと、1
6方位ピッチで車両の進行方向を示す指針6f〜6pと
を備えている。指標6bには車両の進行方位に最も近い
方位を表示し、その方位に対して90度左方向の方位を
指標6aに表示し、90度右方向の方位を指標6cに表
示する。すなわち、180度範囲の目盛6eに対して3
つの4方位指標6a〜6cを表示し、180度範囲の方
位目盛を形成する。図2は指標6a〜6cの表示例を示
し、車両の進行方向が真北(N)の場合は、(a)に示
すように指標6a,6b,6cにそれぞれ記号「W」,
「N」,「E」を表示して北を中心とする180度の範
囲の方位目盛を形成し、車両の進行方向が真東(E)の
場合は、(b)に示すように指標6a,6b,6cにそ
れぞれ記号「N」,「E」,「S」を表示して東を中心
とする180度の範囲の方位目盛を形成する。また、車
両の進行方向が真南(S)の場合は、(c)に示すよう
に指標6a,6b,6cにそれぞれ記号「E」,
「S」,「W」を表示して南を中心とする180度の範
囲の方位目盛を形成し、車両の進行方向が真西(W)の
場合は、(d)に示すように指標6a,6b,6cにそ
れぞれ記号「S」,「W」,「N」を表示して西を中心
とする180度の範囲の方位目盛を形成する。指標6a
〜6cに車両の進行方向を中心とする方位を表示した
後、指針6f〜6pの内の車両の進行方向の指針を点灯
する。図1は指針6kを点灯した例を示す。
【0010】図3は表示制御プログラムを示すフローチ
ャートである。このフローチャートにより、実施例の動
作を説明する。マイクロコンピューター4は、不図示の
メインスイッチが投入されるとこの表示制御プログラム
の実行を開始する。まずステップS1において、メモリ
3の初期化を行なう。すなわち、メモリ3のアドレス3
a,3b,3c,3dにそれぞれ方位西「W」、北
「N」、東「E」、南「S」を設定する。次にステップ
S2で、指標6a〜6cに表示するアドレス3a〜3b
の方位データを出力する。ここで、指標6aにはアドレ
ス3aに記憶されている方位を表示し、指標6bにはア
ドレス3bに記憶されている方位を表示し、指標6cに
はアドレス3cに記憶されている方位を表示する。
【0011】ステップS3で、地磁気センサー1により
検出された地磁気信号に基づいて車両の進行方向Xを演
算し、続くステップS4で、算出された進行方向Xが目
盛6eと指標6a〜6cにより形成される方位目盛の範
囲内か否かを判別する。進行方向Xが目盛6eと指標6
a〜6cにより形成される方位目盛の範囲内であればス
テップS2へ戻って上記処理を繰り返し、進行方向Xが
その方位目盛の範囲から外れたらステップS5へ進む。
ステップS5では、進行方向Xは指標6a、6cに表示
されている方位のどちらに近いかを判別し、指標6aの
表示方位に近ければステップS6へ進み、指標6cの表
示方位に近ければステップS7へ進む。
【0012】ステップS6では、メモリ3の各アドレス
3a〜3dに記憶されている方位を、3a→3b、3b
→3c、3c→3d、3d→3aにしたがって入れ替え
る。すなわち、進行方向Xが指標6aの表示方位に近い
ので、その方位を中心指標6bに表示するように90
度、方位指標をずらす。一方、ステップS7では、メモ
リ3の各アドレス3a〜3dに記憶されている方位を、
3a→3d、3d→3c、3c→3b、3b→3aにし
たがって入れ替える。すなわち、進行方向Xが指標6c
の表示方位に近いので、その方位を中心指標6bに表示
するように90度、方位指標をずらす。ステップS6ま
たはステップS7で方位指標6a〜6cをずらした後、
ステップS8で指針6f〜6pの内の進行方向Xの指針
を点灯し、ふたたびステップS2へ戻って上記処理を繰
り返す。
【0013】例えば、車両が北北東へ進行しているとす
ると、表示器6には図4に示すように指標6a〜6cに
北(N)を中心とする方位「W」,「N」,「E」が表
示され、その表示目盛に対して北北東の方位の指針6k
が点灯される。この状態から車両が東南東に進路変更し
たとすると、東南東は現在の指標6a〜6cに表示され
ている西(W)〜北(N)〜東(E)の方位目盛範囲か
ら外れるので、東南東が現在の指標6aの表示方位
(W)に近いか、指標6cの表示方位(E)に近いかを
判別する。東南東は指標6cの表示方位(E)に近いの
で、メモリ3の各アドレス3a,3b,3c,3dの現
在の記憶方位「W」,「N」,「E」,「S」が上記ス
テップS7の手順で入れ替えられ、3aに「N」が、3
bに「E」が、3cに「S」が、3dに「W」がそれぞ
れ記憶される。そして、新しくアドレス3a〜3bに記
憶された方位は指標6a〜6cに表示すべき方位として
出力され、図5に示すように、アドレス3aの「N」が
指標6aに、アドレス3bの「E」が指標6bに、アド
レス3cの「S」が指標6cにそれぞれ表示される。す
なわち、進路変更後の東南東の方位に近い北(N)を中
心とした方位目盛が形成され、東南東を示す指針6kが
点灯される。
【0014】この状態で、図7に示すように、車両が東
(E)を中心にジグザグに進行したとしても、東(E)
が中心指標6bに表示されているので、従来の方位計の
ように表示が頻繁に切り換わるようなことがなく、進行
方向表示が見やすくなる。
【0015】なお、表示器の方位目盛の範囲、方位目盛
のずらし量、表示形態などは上記実施例に限定されな
い。また、上記実施例では地磁気センサーからの地磁気
信号に基づいて車両の進行方向を検出したが、進行方向
の検出方法は上記実施例に限定されず、GPS受信機に
より検出された車両の進行方位を用いてもよい。さら
に、本発明の方位計は車両以外のあらゆる移動体に適用
することができる。
【0016】以上の実施例の構成において、地磁気セン
サー1が検出手段を、表示器6が表示手段を、マイクロ
コンピューター4が判定手段、選択手段および制御手段
をそれぞれ構成する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来のように表示目盛が頻繁に切り換わることがなく、進
行方向の表示が見やすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の構成を示す機能ブロック図。
【図2】方位計の表示器の表示例を示す図。
【図3】表示制御プログラムを示すフローチャート。
【図4】方位計の表示器の表示例を示す図。
【図5】方位計の表示器の他の表示例を示す図。
【図6】従来の方位計の表示例を示す図。
【図7】車両の進行方向の変化を示す図。
【符号の説明】
1 地磁気センサー 2 A/Dコンバーター 3 メモリ 3a〜3d アドレス 4 マイクロコンピューター 5 ドライバー 6 表示器 6a〜6c 指標 6e 目盛 6f〜6p 指針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−67914(JP,A) 特開 昭55−46124(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 17/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の進行方向を検出する検出手段
    と、180度の方位範囲の目盛に東西南北4方位の内の3方
    位の指標を切り換え表示可能な方位目盛を形成するとと
    もに 、その方位目盛上の前記検出手段により検出された
    進行方向に指針を表示する表示手段と、 前記検出手段により検出された進行方向が前記表示手段
    の方位目盛の範囲内か否かを判定する判定手段と、 この判定手段により前記検出進行方向が前記方位目盛の
    範囲外であると判定された場合に、方位目盛の範囲をず
    らす方向を選択する選択手段と、 この選択手段により選択された方向に90度ずつ前記
    位目盛の方位範囲をずらすために前記表示手段の方位指
    標を切り換える制御手段とを備えることを特徴とする方
    位計。
  2. 【請求項2】 移動体の進行方向を検出する検出手段
    と、 東西南北4方位の内の3方位の指標を切り換え表示可能
    な方位目盛を有し、東西南北4方位の内の前記検出手段
    により検出された進行方向に最も近い方位の指標を前記
    方位目盛の中心に表示するとともに、その方位指標の9
    0度左方向と90度右方向の方位指標を前記方位目盛に
    表示し、さらに前記方位目盛上の前記検出手段により検
    出された進行方向に指針を表示する表示手段とを備える
    ことを特徴とする方位計。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の方位計において、 前記検出手段により検出された進行方向が前記表示手段
    の方位目盛の範囲外か否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により範囲外であると判定された場合に、
    前記方位目盛の方位範囲をずらす方向を選択する選択手
    段と、 前記選択手段により選択された方向に90度ずつ方位範
    囲がずれるように前記表示手段の方位指標を切り換える
    制御手段とを備えることを特徴とする方位計。
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