JP3314443B2 - 文字出力装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、文字出力装置に関し、
特にディスプレイのような低解像度の出力装置に対して
文字パターン情報を出力する文字出力装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、各種サイズの文字を出力する文字
出力方式には、ドット行列文字方式と輪郭文字方式があ
る。

【０００３】このドット行列文字方式は、予め各種サイ
ズの文字パターン情報を文字出力装置内部の文字ファイ
ル内に格納し、文字と文字サイズが指定されたならば各
種サイズの文字パターン情報の中から合致する文字パタ
ーン情報を選択して出力する方式であり、輪郭文字方式
は、基本となる輪郭文字情報のみを記憶装置内に格納
し、指定文字サイズに対応して輪郭文字情報を拡大縮小
することにより所望の文字情報を出力する方式である。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のドッ
ト行列文字方式では、指定文字と指定文字サイズに該当
する文字パターン情報を抽出して出力すれば良いため高
速・高品質な出力が可能である。しかし、このドット行
列文字方式は、指定文字サイズの文字パターン情報が文
字ファイル内になければ当該文字出力ができないため、
多くの文字サイズに対応するためにはこれに対応した多
数種類の文字パターン情報を文字ファイル内に用意しな
ければならず、このため文字ファイルに多大な記憶容量
が要求されるという問題がある。

【０００５】これに対し、輪郭文字方式では、記憶装置
内に格納した基本となる輪郭文字情報を指定文字サイズ
に応じて拡大縮小することにより文字出力を行うので、
少ない記憶容量で任意の文字サイズの文字出力が可能で
ある。しかし、この輪郭文字方式は、拡大縮小等の図形
的変換処理を伴うため出力速度の低下が問題となり、更
に低サイズ文字出力の際には文字品質劣化を招くという
問題もある。

【０００６】そこで、特開昭６３−２３５９８６号公報
に開示されたように、小さな文字についてはドット行列
文字方式で出力し、大きな文字については輪郭文字方式
で出力する方式を用いることにより、ドット行列方式と
輪郭文字方式の欠点を互いに補い文字出力の高速・高品
質化を図る装置も提案されている。

【０００７】しかし、小さな文字サイズに関しても多く
の文字サイズが要求される場合があり、この場合文字フ
ァイル内に指定した文字サイズの文字パターン情報がな
いとこの文字サイズの文字出力はできず、これに対応す
るためにはこの多くの文字サイズに対応した多くの文字
パターン情報を文字ファイル内に用意する必要があるた
め膨大な記憶容量が必要となり、上述の特開昭６３−２
３５９８６号公報に開示された方式を用いても、特に低
サイズ文字に関しては出力速度の低下と文字品質の劣化
を招くという問題がある。

【０００８】そこで、本発明では上記問題点を解決し、
少ない文字サイズの文字パターン情報を文字ファイルに
記憶するだけで、任意の文字サイズの文字を高速・高品
質に出力できる文字出力装置を提供することを目的とす
る。

【０００９】本発明では、複数種類の文字の文字パター
ンおよび文字幅情報を文字サイズ毎に定義した文字パタ
ーン情報と、前記複数種類の文字の基準の文字サイズに
おける基準文字幅情報とを記憶する記憶手段（図１の
８）と、指定された文字サイズの文字パターン情報が前
記文字パターン情報の中にないときは、前記文字パター
ン情報の中から前記指定された文字サイズに近い文字サ
イズの文字パターン情報を選択して読み出す選択手段
（図１の１ａ）と、前記指定された文字サイズに近い文
字サイズの文字パターン情報を前記選択手段により選択
した場合は、指定された文字に対応する前記基準文字幅
情報を前記記憶手段から読み出し、該読み出した基準文
字幅情報に基づき前記指定された文字サイズに対応して
出力すべき文字の実文字幅情報を演算する演算手段（図
１の１ｂ）と、前記演算手段で演算した実文字幅情報を
用いて前記選択手段で選択した前記指定された文字サイ
ズに近い文字サイズの文字パターン情報の文字パターン
を出力する出力処理手段（図１の１ｃ）とを具備するこ
とを特徴とする。

【００１０】

【作用】指定文字サイズに近い文字を指定文字サイズの
文字間隔で出力する文字出力装置により文字出力を行う
際に、前記入力手段により入力された指定文字サイズ
が、前記文字ファイル内の文字パターン情報のいずれか
と一致する場合には、指定文字に対応する該文字パター
ン情報を出力し、前記文字ファイル内の前記文字パター
ン情報のいずれのとも一致しない場合には、前記記憶手
段に記憶した前記文字ファイルから該文字サイズに最も
近い文字サイズの文字パターン情報を前記選択手段によ
り選択するとともに、該指定文字に対応する文字幅情報
を前記文字幅ファイルから前記選択手段により選択し、
該文字幅情報をもとに前記演算手段を用いて文字間隔の
演算を行い、前記文字パターン情報を該文字間隔で出力
することにより、指定文字サイズの文字パターン情報が
前記記憶装置に格納していない場合にも、指定文字サイ
ズの文字パターン情報を指定文字サイズの文字間隔で高
品質かつ高速に出力できるため、前記記憶手段の記憶容
量を特定の低サイズ文字に対応する文字パターン情報に
限定できるとともに、文字品質を劣化させることなく高
速な文字出力を実施できる。

【００１１】

【実施例】以下、本発明の一実施例について図を参照し
て説明する。

【００１２】図１は、本発明による文字出力装置の構成
を示すブロック図である。

【００１３】文字出力装置は、文字判定抽出部１ａ、文
字間隔演算部１ｂ及び出力処理部１ｃからなる処理装置
１と、メインメモリ２と、指定文字と指定文字サイズを
入力するキーボード３と、キーボード３を制御するキー
ボード制御装置４と、文字表示を行うディスプレイ５
と、ディスプレイ５に表示する点列情報を格納するディ
スプレイメモリ６と、ディスプレイ５を制御するディス
プレイ制御装置７と、文字ファイル８ａと文字幅ファイ
ル８ｂを格納する２次ディスク装置８と、２次ディスク
装置８を制御する２次ディスク制御装置９から構成され
る。

【００１４】ここで、まず処理装置１の構成要素である
文字判定抽出部１ａ、文字間隔演算部１ｂ、出力処理部
１ｃについて説明する。

【００１５】文字判定抽出部１ａは、キーボード３から
入力された指定文字サイズに該当する文字パターン情報
が文字ファイル８ａ内にある場合には、入力文字に該当
する文字パターン情報を抽出し、文字ファイル８ａ内に
無い場合には、文字ファイル８ａ内に格納された各文字
パターン情報のうち、指定文字サイズに最も近いサイズ
の文字パターン情報を抽出し、出力処理部１ｃに転送す
るものである。

【００１６】また、文字間隔演算部１ｂは、指定文字サ
イズの文字パターン情報が文字ファイル８ａ内に無い場
合に、出力文字の文字間隔を文字幅ファイル８ｂを使っ
て演算し、演算結果をメインメモリ上に記憶するもので
ある。

【００１７】さらに、出力処理部１ｃは、文字判定抽出
部１ａから文字パターン情報を受けとると、まずメイン
メモリ２内から文字間隔を取り出し、該文字パターン情
報内の実パターンを該文字間隔を使ってディスプレイメ
モリ６の所定の位置に格納するものである。

【００１８】次に、２次ディスク装置８内に格納される
文字ファイル８ａと文字幅ファイル８ｂについて説明す
る。

【００１９】文字ファイル８ａとは、図２に示すように
文字コード２ｂ、ドット幅２ｃ、実パターン２ｄから成
る文字パターン情報２ｅの集合であり、文字サイズ２ａ
毎に区分されたものである。

【００２０】したがって、例えば１０ドットの文字ファ
イルとは、文字サイズ１０をヘッダとして、文字コード
・ドット幅・実パターンから成る文字パターン情報の集
合となる。

【００２１】ここで、文字サイズ２ａは、１０ドット、
１２ドットというように文字を出力する際の縦方向のド
ットサイズのことであり、文字コード２ｂとは、文字を
１６進数４桁で表現したＪＩＳコード等のことである。
また、ドット幅２ｃとは、文字を出力する際の横方向の
ドットサイズであり、文字毎に異なる値をとるものであ
る。さらに、実パターン２ｄとは、文字サイズ２ａの縦
幅とドット幅２ｃの横幅の空間内で文字をドット表現し
たものである。

【００２２】次に、文字幅ファイル８ｂとは、図３に示
すように文字コード２ｂと文字幅情報３ｃの組み合わせ
の集合であり、前記の文字ファイルと異なり文字サイズ
を持たないものである。

【００２３】ここで、文字幅情報３ｃとは、輪郭文字方
式において一般に用いられる基準となる文字の幅を指
し、例えば、文字’Ａ’の場合には「７２８」というよ
うに文字サイズ（縦幅）を１０００ドットとした場合の
ドット幅（横幅）を示すものである。

【００２４】なお、文字ファイル８ａ内のドット幅２ｃ
と文字幅ファイル８ｂ内の文字幅情報３ｃの差異につい
て以下詳細に説明する。

【００２５】ドット幅２ｃと文字幅情報３ｃは、共に文
字の横幅を示すドット数であり、文字出力の際に文字の
文字間隔を決めるために用いる点において共通する。し
かし、ドット幅２ｃが、文字サイズ毎に異なる値を持つ
のに対し、文字幅情報３ｃでは文字サイズを１０００と
固定した基準値である点で相違する。例えば、ドット幅
２ｃでは、文字’Ａ’に対して文字サイズが１０ドット
の場合には「７．３ドット」、１２ドットの場合には
「８．７ドット」という値を採るため、ドット幅２ｃ自
体を文字間隔として用いるのに対し、文字幅情報３ｃで
は、文字’Ａ’に対して「７２８」という基準値を採
り、１０ドットの場合の文字間隔を決める際には、文字
幅情報３ｃ×（入力サイズ／１０００）＝７．２８とい
う演算を用いて算出することになる。

【００２６】次に、上記構成を持つ文字出力装置が行う
文字出力処理について図４の示すフローチャートを用い
て説明する。

【００２７】まず、ユーザが文字と文字サイズをキーボ
ード３から入力すると、キーボード制御装置４により入
力文字が文字コードに変換され、この文字コードと文字
サイズが文字判定抽出部１ａに転送される。

【００２８】文字判定抽出部１ａが、入力文字サイズに
該当する文字パターン情報が文字ファイル８ａに存在す
るか否かを調べるため、文字ファイル８ａのヘッダであ
る文字サイズを検索する（ｓ１）。

【００２９】そして、入力文字サイズに該当する文字サ
イズが文字ファイル内に存在すれば、入力文字コードに
対応する文字パターン情報を検索し、該文字パターン情
報からドット幅２ｃと実パターン２ｄを抽出した（ｓ
２，ｓ３）後、出力処理部１ｃに実パターン２ｄを送出
する（ｓ４）。

【００３０】さらに、出力処理部１ｃでは、メインメモ
リ２から次文字の表示位置のアドレスを取り出して、デ
ィスプレイメモリ６に実パターン２ｄを格納する（ｓ
５）ことによりディスプレイ５の所定の位置に指定文字
サイズの指定文字を表示する。

【００３１】尚、文字判定抽出部１ａは、出力処理部１
ｃが出力処理完了後、ドット幅２ｃから次文字の表示位
置を示すアドレスを算定し、これをメインメモリ２に格
納し（ｓ６）、処理を終了する。

【００３２】一方、文字判定抽出部１ａが入力文字サイ
ズに該当する文字サイズを文字ファイルから検索できな
い時には、入力文字サイズに最も近いサイズの文字パタ
ーン情報を検索し（ｓ２，ｓ７）、該文字パターン情報
から実パターン２ｄを抽出して出力処理部１ｃに転送す
る（ｓ８）。

【００３３】そして、出力処理部１ｃが、メインメモリ
２から次文字の表示位置のアドレスを取り出して、ディ
スプレイメモリ６に実パターン２ｄを格納する（ｓ９）
ことによりディスプレイ５の所定の位置に指定文字サイ
ズの指定文字を表示する。

【００３４】また、文字判定抽出部１ａでは、文字幅フ
ァイル８ｂから入力文字コードに該当する文字幅情報３
ｃを抽出し、文字間隔演算部１ｂに送出する（ｓ１
０）。

【００３５】そして、文字間隔演算部１ｂが文字幅情報
３ｃ×（指定文字サイズ／１０００）の演算を行うこと
により文字間隔を算出し、文字判定抽出部１ａに返信す
る（ｓ１１）。

【００３６】文字判定抽出部１ａは、この文字間隔を基
に次文字の表示位置のアドレスを算定し（アドレス＝ア
ドレス＋文字間隔）、メインメモリ２に格納し（ｓ１
２）処理を終了するのである。

【００３７】次に、１０ドットと１２ドットの文字サイ
ズの文字パターン情報’Ａ’が２次ディスク装置８内の
文字ファイル８ａに格納されている場合に、文字’Ａ’
を１１ドットで出力する具体例について詳細に説明す
る。

【００３８】まず、１０ドットの文字パターン情報’
Ａ’は、図５(a)に示すように文字’Ａ’に対応するＪ
ＩＳコード0041を持つコード５１ａと、実パターン５３
ａの横幅７．３の値を持つドット幅５２ａと、実パター
ン５３ａから構成され、また１２ドットの文字’Ａ’
は、図５(b)に示すように0041を持つコード５１ｂと、
実パターン５３ｂの横幅８．７の値を持つドット幅５２
ｂと、実パターン５３ｂから構成される。

【００３９】文字サイズが１０ドットと１２ドットの場
合については、文字ファイル内の文字サイズ（ヘッダ）
を検索することにより指定文字サイズに該当する文字パ
ターン情報が存在することを認識できるため（Ｓ２）、
実パターン４３ａと４３ｂをディスプレイメモリ６に格
納すれば（Ｓ３〜Ｓ５）ディスプレイ５に当該文字を表
示できることになる。また、次文字の表示位置は当該表
示からドット幅分ずれた位置に設定する（Ｓ６）。１０
ドットと１２ドットの文字”Ａ”が数文字出力された結
果を図７(a)(b)に示す。

【００４０】次に、文字サイズが１１ドットの場合に
は、文字判定抽出部１ａが文字ファイル８ａを検索して
も当該文字サイズ（ヘッダ）を検索できないため（Ｓ
２）、１１ドットの文字パターン情報の代わりに１０ド
ットの文字パターン情報を選択し（Ｓ７）、当該実パタ
ーンを出力処理部１ｃを介してディスプレイメモリ６に
格納することによりディスプレイ５に当該１０ドット文
字を出力する（Ｓ８〜Ｓ１０）。

【００４１】なお、本例では、指定文字サイズに近い文
字パターン情報を選択する際に、指定文字サイズより文
字サイズが小さく、かつ最も近いものを選択することに
しているが、指定文字サイズよりも大きな文字パターン
を選択することもできる。

【００４２】次に、文字間隔の算出手順について説明す
る。

【００４３】図６に示すように、２次ディスク装置８内
の文字幅ファイル８ｂには、文字’Ａ’のＪＩＳコード
0041に対応して文字’Ａ’の全角文字を１０００とした
場合の文字幅情報’７２８’が格納されているため、文
字判定抽出部１ａが文字幅情報を検索し文字間隔演算部
１ｂに転送する（Ｓ１０）。文字間隔演算部１ｂでは、
７２８×０．０１１の演算を行うことにより文字間隔
８．０を算出し（Ｓ１１）、これを文字判定抽出部１ａ
に返送する。文字判定抽出部１ａは、次文字の表示位置
を現表示位置から８ドットずれた位置になるよう計算
し、メインメモリ２に格納するのである（Ｓ１２）。

【００４４】以上の処理により、文字パターン情報につ
いては１０ドットのものを選択し、文字の文字間隔は入
力文字サイズ通りに１１ドットとすることにより、２次
ディスク装置内に１１ドットの文字パターン情報を格納
していなくとも、極めて近い文字列をディスプレイ５に
出力することができるのである。１１ドットの文字”
Ａ”を数文字出力した結果を図８に示す。

【００４５】上述したように、本実施例によれば、１０
ドット及び１２ドットの文字パターン情報のみを２次記
憶装置に格納していないにも係わらず、実施例中で説明
した１１ドットの文字出力を出力できるのである。

【００４６】具体的には、上例で示した１１ドットの文
字出力と同様に９ドットと１３ドットの場合でも出力で
きるため、１０ドット・１２ドットという２種類の文字
パターン情報を用いて９〜１３ドットの５種類の文字出
力ができることになる。そして、文字幅ファイルについ
ては必要となる記憶容量が少ないことから、本例につい
ては、９〜１３ドット全ての文字パターン情報を記憶す
る場合に比べて、２／５程度に記憶領域を減らせたこと
になる。

【００４７】また、本実施例では、簡易な四則演算のみ
を使用し、拡大縮小等の図形的処理を行っていないた
め、低サイズ文字を出力する際に高品質・高速を維持で
きることがわかる。

【００４８】さらに、上記の具体例では、文字幅情報を
用いた演算から文字間隔を算定することにしたが、本演
算の代わりに文字間隔自体を２次ディスク装置８内に格
納することも可能である。

【００４９】そして、本発明と輪郭文字方式には文字幅
情報を用いるという共通点があるため、両者の方式を共
用することにより、文字サイズが大きい場合には輪郭文
字方式を、低サイズ文字の場合には本発明による文字出
力を行うこともできる。

【００５０】なお、本例では、１０ドット〜１２ドット
という低サイズ文字を対象として本発明の適用例を示し
たが、大きな文字に対しても適用可能である。

【００５１】

【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明で
は、事前に複数の文字パターン情報と文字幅ファイルを
記憶装置に格納し、入力文字サイズの文字パターン情報
が記憶装置内に有る場合には該文字パターン情報を表示
し、入力文字サイズの文字パターン情報が記憶装置内に
無い場合には、指定文字サイズに近いサイズの文字パタ
ーン情報を選択するとともに、文字幅ファイルに基づき
指定文字サイズの文字間隔を算出することにより、少な
い文字サイズの文字パターン情報を文字ファイルに記憶
するだけで、任意の文字サイズの文字を高速・高品質に
出力できることになる。

【００５２】したがって、低サイズ文字全てについて文
字パターン情報を記憶する必要が無く、必要となる記憶
容量を低減することが可能である。

【００５３】また、拡大・縮小等の図形的処理を行わ
ず、単純な演算のみで文字出力可能であるため、高速・
高品質な文字出力が可能である。

【００５４】そして、本発明は、低サイズ文字に限定す
るものではなく、各種サイズ文字に適用することが可能
である。

【００５５】さらに、低サイズ文字出力に際しては本発
明に従い、文字サイズが大きい場合には輪郭文字方式を
用いることも可能である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の一実施例である文字出力装置の構成
を示すブロック図。

【図２】 本発明による文字ファイルの構成を説明する
図。

【図３】 本発明による文字幅ファイルの構成を説明す
る図。

【図４】 本発明による処理の流れを示すフローチャー
ト。

【図５】 文字”Ａ”に対して文字サイズが１０ドット
(a)と１２ドット(b)の場合の文字パターン情報を示す
図。

【図６】 文字”Ａ”に対する文字幅情報を示す図。

【図７】 本発明を適用し、文字”Ａ”を文字サイズ１
０ドット(a)と１２ドット(b)で数文字出力した結果を示
す図。

【図８】 本発明を適用し、文字”Ａ”を文字サイズ１
１ドットで数文字出力した結果を示す図。

【符号の説明】

１ 処理装置、 １ａ 文字判定抽出部、 １ｂ 文字
間隔演算部、１ｃ 出力処理部、 ２ メインメモリ、
３ キーボード、４ キーボード制御装置、 ５ デ
ィスプレイ、 ６ ディスプレイメモリ、 ７ ディ
スプレイ制御装置、 ８ ２次ディスク装置、８ａ 文
字ファイル、 ８ｂ 文字幅ファイル、９ ２次ディス
ク制御装置

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.⁷，ＤＢ名) G09G 5/32 G06F 17/21

Claims (1)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数種類の文字の文字パターンおよび文
   字幅情報を文字サイズ毎に定義した文字パターン情報
   と、前記複数種類の文字の基準の文字サイズにおける基
   準文字幅情報とを記憶する記憶手段と、 指定された文字サイズの文字パターン情報が前記文字パ
   ターン情報の中にないときは、前記文字パターン情報の
   中から前記指定された文字サイズに近い文字サイズの文
   字パターン情報を選択して読み出す選択手段と、 前記指定された文字サイズに近い文字サイズの文字パタ
   ーン情報を前記選択手段により選択した場合は、指定さ
   れた文字に対応する前記基準文字幅情報を前記記憶手段
   から読み出し、該読み出した基準文字幅情報に基づき前
   記指定された文字サイズに対応して出力すべき文字の実
   文字幅情報を演算する演算手段と、 前記演算手段で演算した実文字幅情報を用いて前記選択
   手段で選択した前記指定された文字サイズに近い文字サ
   イズの文字パターン情報の文字パターンを出力する出力
   処理手段とを具備する文字出力装置。