JP3313419B2 - ディスク回転用モータ - Google Patents
ディスク回転用モータInfo
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Description
組込まれるディスク回転用モータに関する。
主であるけれども、将来的には、ディスクの径を2.5 イ
ンチ、更には1.8 インチと小さくして、ディスクファイ
ル装置を小型かつ薄型にする傾向にある。
クの中心孔径も小さくなり(1.8 インチディスクでは、
中心孔径は12mm)、ブラシレスモータを用いたディス
ク回転用モータは小型化及び薄型化が要求される。
率)が問題となるため、ディスク回転用モータは、出来
るだけ高い効率を達成できる構造であることが望まし
い。
先に、特願平4−220379号、発明の名称「ディス
ク回転用モータ」で出願した。このモータは、小型化を
目的としたものである。
ータ1を示す。
って、外輪回転型で、インナーロータ型である。
とよりなる。
た環状永久磁石4とハブ5よりなる。
フト7に軸承されており、外周側にディスク8が固定し
てある。
内周側面10に固定してある。
る。
に、鉄心組立体12と、巻線13と、ステータヨーク1
4とよりなる。
向上等間隔で並んだ状態で、合成樹脂製のリング部16
によって固定された構造であり、略筒形状である。
の軸線17に沿って、頭部15aと、これより細い頸部
15bと、更にこれより細い脚部15cとを有する形状
である。
頸部15aの部分を固定している。
タヨーク14の孔18に係合させて固定してある。
0は巻線13の軸線である。
久磁石4の外周面に対向している。
ること。
と平行であること。等によって、径D1 が12mmφと小
さくなっている。
すように、9個の巻線13がフレキシブルプリント基板
21上に環状に並べて固定された巻線組立体22を、孔
18に合わせてステータヨーク14上に載置し、鉄心組
立体12を降ろし、その頸部15bを巻線13の孔13
aに嵌合させて、脚部15cを孔18に嵌合させ、トル
クむらが生じないように鉄心組立体12を適宜センタリ
ングさせ、その位置に固定することによって製造され
る。
可能とするために、図22に示すように、巻線13の孔
13aの寸法A,Bは、鉄心15の頸部15bの寸法
C,Dより若干大としてある。23は隙間である。
図20に示すように周方向に密接して並べる配置の関係
から決まっている。
3aを大きくした分、ターン数が減っている。
分効率が低いものとなっていた。
ディスク回転用モータを提供することを目的とする。
に、ディスク回転用モータ30は、ステータ部31と、
ステータ部31に対して回転軸線11を中心に回転して
ディスク8を一体回転させるロータ部32とを有する。
り、磁束を実質上放射状に発生させる環状永久磁石4を
有する。
を上記回転軸線11と平行とされて環状に配された複数
の鉄心33と、その巻線軸線20を上記回転軸線11と
平行とされて上記各鉄心33に設けた巻線34と、上記
鉄心33を相互に連結するステータヨーク14とよりな
る構成である。
部を構成する第1の鉄心部材35と、該第1の鉄心部材
とは別部材であり、上記環状永久磁石4と対向するよう
に配される第2の鉄心部材36とよりなり、該第2の鉄
心部材36を、上記第1の鉄心部材35の上端37に接
続して設けて構成する。
別部材である構成は、センタリング調整を、第1の鉄心
部材35は動かさずに、第2の鉄心部材36だけを動か
すことによって実現するように作用する。
ことは、巻線35と第1の鉄心部材35との間に図18
に示すような隙間を不要とするように作用する。
になるディスク回転用モータ30Aを示す。
0に示す構成部分と対応する部分には同一符号を付す。
部31Aとよりなる。
じである。
る。
5に巻付けて形成したものであり、芯部をなす第1の鉄
心部材35と共に、フレキシブルプリント基板(FP
C)41上に、環状に並んで固定してある。これが、巻
線・鉄心組立体42を構成する。 巻線・鉄心組立体4
2は、ステータヨークとしてのシャーシベース43上
に、固定シャフト7を中心として載置されて固定してあ
る。
周と第1の鉄心部材35の周面との間には隙間はない。
後述するように、第1の鉄心部材35についてはセンタ
リング調整はなされないからである。隙間が無いため、
巻線40は図18に示す隙間23の部分にも巻かれた構
成となり、ターン数は従来に比べて多い。
囲でできるだけ小さな断面積としてあり、径dはできる
だけ小さく定めてある。このことによっても、巻線40
はターン数が多く、また同一ターン数で比較した場合に
は、電気抵抗が低くなる。
巻き終り端40aは、FPC41上の近くの端子44と
半田付けしてあり、巻き始め端40bは、巻線40の内
径部から外側に引き出されて、端子45と半田付けして
ある。
6が、図5及び図7(B)に示すように、スタータヨー
ク43と接続してある。これにより、第1の鉄心部材3
5はスタータヨーク43により相互に連結されている。
36は、略矩形状をなし、第1の鉄心部材37とは別部
材である。
状態で、外周側を合成樹脂製のリング部47によって一
体化されており、環状の第2の鉄心部材組立体48を構
成している。
PS(ポリフェニレン サルファイト)である。剛性が
高く、寸法精度が出るためである。
り、突出した部分を有しないため、リング部47の成形
は図16に示すリング部16に比べて容易であり、且つ
精度も良い。
鉄心組立体42上に載置され、第1の鉄心部材35に対
して位相を合わせ、固定シャフト7に対してセンタリン
グ調整した状態で、巻線・鉄心組立体42に接着してあ
る。
を使用して、第2の鉄心組立体48のみを図3及び図4
中、矢印49で示すように適宜動かすことにより行われ
る。
め、図6に示すように巻線34は第1の鉄心部材35に
対して隙間なく巻き付けてあり、ターン数は従来に比べ
て隙間の分だけ多い。
が上記第1の鉄心部材35の上端37と接続してあり、
巻線34に電流が流れると、第2の鉄心部材36に電流
の方向に応じた磁極が形成され、環状永久磁石4に回転
力が発生する。
6bが環状永久磁石4の外周面に対向する。
4のターン数が従来に比べて多いため、従来に比べて効
率は高い。
鉄心組立体42をシャーシベース43上に固着し、次い
で第2の鉄心部材組立体48を、巻線・鉄心組立体42
上にセンタリング調整して固着することにより組立てら
れる。
立精度及び巻線・鉄心組立体42のシャーシベース43
への取付け精度は粗くてよく、この段階の組立て作業は
容易である。
着、電気溶接、あるいは双方が樹脂モールディングされ
ている場合には、樹脂の熱融着などの手段で結合され
る。同様に、この巻線・鉄心組立体は、従来例で示した
シャーシベースに圧入する方法の他に、接着もしくはス
ポット溶接などによってもシャーシベースへの固着が可
能である。
5をFPC41の端子50上に固定して電極とし、巻線
40の巻き始め端40b−1を、中央の第1の鉄心部材
35に接続した構成である。
40bの外側への引き出し(これは巻線の外径を大とす
る)を無くして、その分、ターン数を増やすことが可能
となる。
との間には、FPC41の一部が介在している。
35Aa,35Abを有する構成とし、これに巻線40
を形成した構成である。
り、巻線40は安定に形成される。
説明する。
心部材35に巻いた巻線40を、環状に並べた状態で、
合成樹脂により円板状に一体成形した構造である。
(図示せず)が、露出している。
扱いがし易い。
す。
1の鉄心部材35Bが環状のヨーク71より突出して形
成された第1の鉄心部材集合部品70を使用した構成で
ある。
かれている。
及び巻線40の位置精度が高い。
はない。
立体42Cを示す。
の銅箔が巻かれたものである。
40Aを第1の鉄心部材35と共に固定している。
示すように製造される。
の塗布された磁性体棒90に、絶縁膜が形成された銅箔
91を巻き付け、銅箔巻回体92を形成する。
箔巻回体92を9個周方向に並んだ状態で、合成樹脂に
より一体化して、銅箔巻回体組立体93を得る。94は
合成樹脂製の円柱部である。
て所定の厚さtに切断し、円柱部94,銅箔巻回体92
及び磁性体棒90を切断することにより、巻線・鉄心組
立体42Cが得られる。
立体42Cは生産性良く製造し得る。
うち、巻き始めの部分だけ絶縁をしなければよい。
(株)のスライスコイル、ソニーケミカル(株)のラミ
コイルの製造方法に似た方法である。
線・鉄心組立体42Dを示す。
ルパターン100が周方向上に並んで形成してあり、同
じく下層には9個のコイルパターン101が周方向に並
んで形成してあり、上下の対応するコイルパターン10
0,101が中央のスルーホール全体に設けられた例え
ばパーメンジュール製の鉄心102によって導通接続さ
れた構成である。
また鉄心102は、パーマロイ、センダスト、窒化鉄又
は珪素鉄製でもよい。図15中、103はフォトレジス
ト層である。
又は図17に示す構造としうる。
の薄いスルーホール105の内側に設けてある。
薄いスルーホール105の内周に形成されているフォト
レジスト層106の内側に設けてある。鉄心102B
は、コイルパターン101,102に対して電気的に絶
縁されている。
のファインパターン(FP)コイル、松下電器(株)の
HPコイル、勧業電気機器(株)のシートコイルを製造
する方法に準じた方法によっても製造出来る。
て、外輪回転型でインナーロータ型に限らず、ラジアル
ギャップ型であって、外輪回転型でアウタロータ型、及
びラジアルギャップ型であって、内輪回転型でアウタロ
ータ型のモータにも同様に適用しうる。
銅箔巻回体92を二点鎖線に沿って切断して得ることも
できる。
れば、小型化を図った構造において、第1の鉄心部材に
ついてはセンタリング調整が不要であるため。巻線を第
1の鉄心部材との間に隙間を特別に設けることなく形成
することが出来、これによって巻線のターン数を従来に
比べて増やすことが出来、この結果、モータの効率を向
上させることが出来る。
比べて緩和することが出来、その分、モータの組立てを
簡単とし得る。
を一つずつ取り付けた構成に比べて、モータ組立ての工
数を減らすことが出来ると共に、取付けの精度も向上し
得る。
を一つずつ取り付けた構成に比べて、モータ組立ての工
数を減らすことが出来ると共に、精度の向上を図ること
が出来る。
体を生産性良く量産出来る。
心組立体を信頼性の高いものとすることが出来る。
タの分解斜視図である。
タの要部の斜視図である。
タの断面図である。
図である。
ある。
ある。
ある。
る。
図である。
る。
図である。
図である。
の斜視図である。
ある。
の分解斜視図である。
す図である。
立体 43 シャーシベース 44,45,50 端子 46 下端 47,80 合成樹脂製のリング部 48 第2の鉄心部材組立体 49 センタリング調整を示す矢印 60 合成樹脂製の円板部 70 第1の鉄心部材集合部品 71 環状のヨーク 90 磁性体棒 91 銅箔 92 銅箔巻回体 93 銅箔巻回体組立体 94 合成樹脂製の円柱部 100,101 コイルパターン 102,102A,102B 鉄心 105 スルーホール 106 フォトレジスト層
Claims (8)
- 【請求項1】 ステータ部と、該ステータ部に対して回
転軸線を中心に回転してディスクを一体回転させるロー
タ部とよりなり、 上記ロータ部は、周方向に多極着磁してあり、磁束を実
質上放射状に発生させる環状永久磁石を有し、 上記ステータ部は、 その鉄心軸線を上記回転軸線と平行とされて環状に配さ
れた複数の鉄心と、 その巻線軸線を上記回転軸線と平行とされて上記各鉄心
に設けた巻線と、 上記鉄心を相互に連結するステータヨークとよりなる構
成のディスク回転用モータであって、 上記夫々の鉄心を、上記巻線の芯部を構成する第1の鉄
心部材と、該第1の鉄心部材とは別部材であり、上記環
状永久磁石と対向するように配される板状の第2の鉄心
部材とよりなり、該第2の鉄心部材が上記第1の鉄心部
材の上端に接続して設けられ、上記環状永久磁石と対向
するように環状に並んでいる構成としたことを特徴とす
るディスク回転用モータ。 - 【請求項2】 ステータ部と、該ステータ部に対して回
転軸線を中心に回転してディスクを一体回転させるロー
タ部とよりなり、 上記ロータ部は、周方向に多極着磁してあり、磁束を実
質上放射状に発生させる環状永久磁石を有し、 上記ステータ部は、 その鉄心軸線を上記回転軸線と平行とされて環状に配さ
れた複数の鉄心と、 その巻線軸線を上記回転軸線と平行とされて上記各鉄心
に設けた巻線と、 上記鉄心を相互に連結するステータヨークとよりなる構
成のディスク回転用モータであって、 上記夫々の鉄心は、上記巻線の芯部を構成する第1の鉄
心部材と、該第1の鉄心部材とは別部材であり、上記環
状永久磁石と対向するように配される第2の鉄心部材と
よりなり、 複数の第2の鉄心部材は、周方向に並んだ状態で合成樹
脂製リング部によって一体化された、環状の第2の鉄心
部材組立体を構成しており、 該第2の鉄心部材組立体が、その各第2の鉄心部材を上
記第1の鉄心部材の上端に接続して設けてある 構成とし
たことを特徴とするディスク回転用モータ。 - 【請求項3】 ステータ部と、該ステータ部に対して回
転軸線を中心に回転してディスクを一体回転させるロー
タ部とよりなり、 上記ロータ部は、周方向に多極着磁してあり、磁束を実
質上放射状に発生させる環状永久磁石を有し、 上記ステータ部は、 その鉄心軸線を上記回転軸線と平行とされて環状に配さ
れた複数の鉄心と、 その巻線軸線を上記回転軸線と平行とされて上記各鉄心
に設けた巻線と、 上記鉄心を相互に連結するステータヨークとよりなる構
成のディスク回転用モータであって、 上記夫々の鉄心は、上記巻線の芯部を構成する第1の鉄
心部材と、該第1の鉄心部材とは別部材であり、上記環
状永久磁石と対向するように配される第2の鉄心部材と
よりなり、 上記第1の鉄心部材は、これに巻かれた巻線と共に、環
状に並んで固定された巻線・鉄心組立体を構成してお
り、 該第2の鉄心部材が、上記巻線・鉄心組立体の各第1の
鉄心部材の上端に接続して設けてある構成としたことを
特徴とするディスク回転用モータ。 - 【請求項4】 請求項3の巻線・鉄心組立体は、磁性体
製の棒に、絶縁膜を有する銅箔を巻きつけて銅箔巻回体
を製造し、 該銅箔巻回体を複数周方向に並んだ状態で合成樹脂製円
柱部により一体化して銅箔巻回体組立体を製造し、 該銅箔巻回体組立体を所定の厚さに切断することにより
製造したものであることを特徴とするディスク回転用モ
ータ。 - 【請求項5】 請求項3の巻線・鉄心組立体は、厚さ方
向に積層される複数の平面に、写真的手法により複数の
コイルパターンを形成し、それら複数の平面コイルパタ
ーンの中央部に、上下のパターンを電気的に接続するス
ルーホールを有するコイルアセンブリであって、該スル
ーホールを軟磁性材料で充填したことを特徴とするディ
スク回転用モータ。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のうちいずれか1
項の第1の鉄心部材は、巻線と電気的に導通しているこ
とを特徴とするディスク回転用モータ。 - 【請求項7】 請求項1の第1の鉄心部材と第2の鉄心
部材は、接着、または溶接、またはモールド樹脂の熱融
着で結合されていることを特徴とするディスク回転用モ
ータ。 - 【請求項8】 請求項1の第1の鉄心部材とステータヨ
ークは、接着、または溶接、または圧入で結合されてい
ることを特徴とするディスク回転用モータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP24665792A JP3313419B2 (ja) | 1992-09-16 | 1992-09-16 | ディスク回転用モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0698515A JPH0698515A (ja) | 1994-04-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24665792A Expired - Fee Related JP3313419B2 (ja) | 1992-08-19 | 1992-09-16 | ディスク回転用モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3313419B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102104303A (zh) * | 2011-01-07 | 2011-06-22 | 东南大学 | 一种基于磁齿轮的盘式低速大转矩复合电机 |
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-
1992
- 1992-09-16 JP JP24665792A patent/JP3313419B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102104303A (zh) * | 2011-01-07 | 2011-06-22 | 东南大学 | 一种基于磁齿轮的盘式低速大转矩复合电机 |
CN102104303B (zh) * | 2011-01-07 | 2012-11-28 | 东南大学 | 一种基于磁齿轮的盘式低速大转矩复合电机 |
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JPH0698515A (ja) | 1994-04-08 |
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