JP3312958B2 - 電子ファイリング装置 - Google Patents

電子ファイリング装置

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JP3312958B2
JP3312958B2 JP13842693A JP13842693A JP3312958B2 JP 3312958 B2 JP3312958 B2 JP 3312958B2 JP 13842693 A JP13842693 A JP 13842693A JP 13842693 A JP13842693 A JP 13842693A JP 3312958 B2 JP3312958 B2 JP 3312958B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、原稿読取装置によっ
て読み取られた原稿の画像を記憶する電子ファイリング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子ファイリング装置では、原稿
の読取順等が異なる複数種の画像読取装置を選択的に接
続する場合、その接続された画像読取装置毎に、オペレ
ータがその画像読取装置の原稿を読み取る順番、原稿の
副走査方向のライン数を検知可能か否か、読取濃度の変
更範囲、又は原稿の地肌除去機能を指定可能か否か等の
指定を行なっていた。
【0003】なお、画像処理のための操作性を高くし
て、誤操作の防止と動作不良の解消を図るものとして、
外部装置からの信号に基づいて画像読取装置が有する複
数の操作機能のうちの所定の機能を停止させる画像処理
装置(例えば、特開昭64−31272号公報参照)が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子ファイリング装置では次のような問題があった。 (1)原稿を読み取る順番が異なる原稿読取装置を選択
的に接続した場合、接続された原稿読取装置の原稿読取
順を指定しなければならなかったので、原稿読取装置毎
にそれぞれの原稿読取順を覚えておかなければならない
のは煩雑であるし、原稿読取順を誤って指定してしまう
恐れがあった。例えば、最終ページから読み取る原稿読
取装置を接続した場合、その原稿読取順を指定しないと
ページ順とは逆の順番で記憶してしまうことになる。
【0005】(2)原稿を読み取る順番が異なる原稿読
取装置を選択的に接続して、原稿を片面づつ読み取らせ
て両面の画像を記憶する場合、そのままでは、原稿の表
面あるいは裏面のページがページ順とは逆の順番で記憶
されてしまう。例えば、先頭ページから読み取る原稿読
取装置を接続したときは、原稿の表面のページについて
は原稿読取順で記憶するが、裏面のページについてはそ
の原稿読取順を指定しないとページ順とは逆の順番で記
憶してしまうことになる。
【0006】(3)原稿を読み取る順番が異なる原稿読
取装置を選択的に接続して、既に記憶されている原稿の
各画像に新たに読み取られた原稿の画像を追加(挿入も
含む)する場合、接続された原稿読取装置の原稿読取順
が最終ページから読み取るものであると、追加する原稿
の画像がページ順とは逆の順番で記憶されてしまう。
【0007】(4)原稿を読み取る順番が異なる原稿読
取装置を選択的に接続して、既に記憶されている原稿の
各画像に対して新たに読み取られた原稿の画像を差し替
える場合、接続された原稿読取装置の原稿読取順が最終
ページから読み取るものであると、読み取られた画像が
ページ順とは逆の順番で差し替えられてしまう。
【0008】(5)原稿を読み取る際に副走査方向のラ
イン数を検知可能な原稿読取装置と検知不可能な原稿読
取装置のいずれかを選択的に接続した場合、例えば、副
走査方向のライン数を検知可能な原稿読取装置を接続し
てその検知機能を利用したいときには、その機能を備え
た原稿読取装置であることを指定しなければならないの
で、その操作が煩雑であった。
【0009】(6)原稿を読み取る際に設定できる読取
濃度の変更範囲が異なる複数種の原稿読取装置を選択的
に接続した場合、接続された原稿読取装置毎の原稿の読
取濃度の変更範囲を指定しなければ、その原稿読取装置
に対する原稿の読取濃度の変更範囲を誤って指定してし
まう恐れがある。また、各原稿読取装置についてそれぞ
れの原稿の読取濃度の変更範囲を覚えておかなければな
らないので煩雑である。
【0010】(7)原稿を読み取る際に地肌除去機能を
指定することができる原稿読取装置と指定することがで
きない原稿読取装置のいずれかを選択的に接続した場
合、例えば、原稿の地肌除去機能を備えている原稿読取
装置を接続してその地肌除去機能を利用したいときに
は、その機能を備えた原稿読取装置であることを指定し
なければならないので、その操作が煩雑であった。
【0011】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、原稿読取装置を接続したときに、その原稿読取
装置の原稿読取順を自動的に判断できるようにすること
と、その原稿読取装置が副走査方向のライン数を検知可
能か否かを自動的に判断できるようにすることと、その
原稿読取装置の読取濃度の範囲を自動的に判断できるよ
うにすることと、その原稿読取装置が地肌除去機能を備
えているか否かを自動的に判断できるようにすることを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、セットされた原稿を読み取る順番が異な
る複数種の原稿読取装置を選択的に接続可能であり、接
続された原稿読取装置によって順次読み取られる原稿の
各画像を記憶する手段を備えた電子ファイリング装置に
おいて、接続された原稿読取装置についての原稿読取順
又は種別の情報に基づいて、その原稿読取装置によって
読み取られた原稿の各画像を読取順とは逆の順番で記憶
するか否かを判断する手段を設けたものである。
【0013】また、上記原稿読取装置によって読み取る
原稿が表裏両面に画像がある原稿(両面原稿)であるこ
とを指示する手段を設けるとよい。さらに、上記原稿読
取装置によって読み取られた原稿の画像が追加であるこ
ととその追加箇所を指示する手段を設けるとよい。ま
た、上記原稿読取装置によって読み取られた原稿の画像
が差し替えであることとその差し替え範囲を指示する手
段を設けるとよい。
【0014】さらに、セットされた原稿を読み取る際に
その原稿の副走査方向のライン数を検知可能な原稿読取
装置と検知不可能な原稿読取装置のいずれかを選択的に
接続可能であり、接続された原稿読取装置によって順次
読み取られる原稿の各画像を記憶する手段を備えた電子
ファイリング装置において、接続された原稿読取装置に
ついての副走査方向のライン数を検知可能か否かの情報
又は種別の情報に基づいて、その原稿読取装置によって
読み取られた各画像に対して登録すべき原稿の画像か原
稿の区切りを示す仕切紙の画像かを判別して処理するこ
とを行なうか否かを判断する手段を設けるとよい。
【0015】また、セットされた原稿を読み取る際に設
定できる読取濃度の変更範囲が異なる複数種の原稿読取
装置を選択的に接続可能であり、接続された原稿読取装
置によって順次読み取られた原稿の各画像を記憶する手
段を備えた電子ファイリング装置において、接続された
原稿読取装置についての設定可能な濃度の変更範囲の情
報又は種別の情報に基づいて、接続された原稿読取装置
で設定可能な濃度の変更範囲を表示する手段を設けると
よい。
【0016】さらにまた、セットされた原稿を読み取る
際に地肌除去機能を指定することが可能な原稿読取装置
と指定することが不可能な原稿読取装置のいずれかを選
択的に接続可能であり、接続された原稿読取装置によっ
て順次読み取られた原稿の各画像を記憶する手段を備え
た電子ファイリング装置において、接続された原稿読取
装置についての原稿の地肌除去機能を備えているか否か
の情報又は種別の情報に基づいて、地肌除去の指定に関
する表示及び処理を行なうか否かを判断する手段を設け
るとよい。
【0017】そしてまた、接続された原稿読取装置の種
別の情報を保持する手段を有するようにしたり、接続さ
れた原稿読取装置から種別の情報を得る手段を有するよ
うにしてもよい。
【0018】
【作用】この発明による電子ファイリング装置は、接続
された原稿読取装置についての原稿読取順又は種別の情
報に基づいて、その原稿読取装置によって読み取られた
原稿の各画像を読取順とは逆の順番で記憶するか否かを
判断するので、オペレータは原稿読取時に接続された原
稿読取装置の原稿読取順を指定する必要がない。また、
原稿読取装置によって読み取る原稿が表裏両面に画像が
ある原稿(両面原稿)であることを指示できるようにす
れば、接続された原稿読取装置の読取順と両面原稿か否
かに応じて読み取った両面原稿の画像をページ順に容易
に出力することができる。
【0019】さらに、原稿読取装置によって読み取られ
た原稿の画像が追加であることとその追加箇所を指示す
るようにすれば、接続された原稿読取装置の読取順に応
じて読み取った原稿の画像をページ順で追加することが
できる。さらにまた、原稿読取装置によって読み取られ
た原稿の画像が差し替えであることとその差し替え範囲
を指示するようにすれば、接続された原稿読取装置の読
取順に応じて読み取った原稿の画像をページ順で差し替
えることができる。
【0020】また、接続された原稿読取装置についての
副走査方向のライン数を検知可能か否かの情報又は種別
の情報に基づいて、その原稿読取装置によって読み取ら
れた各画像に対して登録すべき原稿の画像か原稿の区切
りを示す仕切紙の画像かを判別して処理することを行な
うか否かを判断するようにすれば、オペレータは原稿読
取時に接続された原稿読取装置が副走査方向のライン数
を検知可能か否かを指定する必要がない。
【0021】さらに、接続された原稿読取装置について
の設定可能な読取濃度の変更範囲の情報又は種別の情報
に基づいて、接続された原稿読取装置で設定可能な濃度
の変更範囲を表示するようにすれば、オペレータは原稿
読取時に接続された原稿読取装置の設定可能な読取濃度
の変更範囲を指定する必要がない。
【0022】また、接続された原稿読取装置についての
原稿の地肌除去機能を備えているか否かの情報又は種別
の情報に基づいて、地肌除去の指定に関する表示及び処
理を行なうか否かを判断するようにすれば、オペレータ
は原稿読取時に接続された原稿読取装置が原稿の地肌除
去機能を備えているか否かを指定する必要がない。
【0023】さらにまた、接続された原稿読取装置の種
別の情報を保持するようにすれば、その種別の情報によ
って接続された原稿読取装置の原稿読取順等を自動的に
判断することができる。そしてまた、接続された原稿読
取装置から種別の情報を得るように、原稿読取装置の接
続時にその原稿読取装置の原稿読取順等を自動的に判断
することができる。
【0024】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に基づいて具体
的に説明する。図2はこの発明の一実施例である電子フ
ァイリング装置の構成を原稿読取装置と共に示すブロッ
ク図である。この電子ファイリング装置1は、複数種の
原稿読取装置2を選択的に接続可能である。
【0025】その各原稿読取装置としては、原稿の読み
取る順番が異なる複数種の装置、原稿を読み取る際に副
走査方向のライン数を検知できる装置と検知できない装
置、原稿を読み取る際に設定できる読取濃度の変更範囲
が異なる複数種の装置、原稿の地肌除去機能を指定可能
な装置と指定不可能な装置等がある。
【0026】電子ファイリング装置1は、中央処理演算
部(CPU)3,リードオンリメモリ部(ROM)4,
ランダムアクセスメモリ部(RAM)5,画像情報記憶
インタフェース(I/F)部6,画像情報記憶部7,ハ
ードディスク(HDD)コントローラ8,ハードディス
ク(HDD)9を備えている。
【0027】また、表示部コントローラ10,圧縮・伸
長コントローラ11,ダイナミックメモリアクセスコン
トローラ(DMAC)12,画像メモリ部13,表示・
グラフィックコントローラ14,表示部15,ビデオラ
ム部(VRAM)16,入力部17,入力制御部18,
印刷制御部19,印刷部20,原稿読取(スキャナ)制
御部21,プログラムバスB1,及び画像バスB2も備
えている。
【0028】CPU3は、原稿読取装置によって読み取
られた原稿の各画像を登録する機能と共に、次の機能を
果たす。 (1)セットされた原稿を読み取る順番が異なる複数種
の原稿読取装置が選択的に接続されたとき、接続された
原稿読取装置についての原稿読取順又は種別の情報に基
づいて、その読み取られた原稿の読取順の各画像をペー
ジ順に記憶するために読取順とは逆の順番で記憶するか
否かを判断する手段
【0029】(2)原稿を読み取る順番が異なる複数種
の原稿読取装置が選択的に接続されたとき、原稿が表裏
両面に画像がある原稿(両面原稿)の読み取りである指
示に基づいて、接続された原稿読取装置によって読み取
られた原稿の読取順の各画像をページ順に記憶するため
の記憶順を判断する手段
【0030】(3)原稿を読み取る順番が異なる複数種
の原稿読取装置が選択的に接続されたとき、追加画像の
画像の読み取りとその追加箇所の指示に基づいて、接続
された原稿読取装置によって読み取られた原稿の読取順
の各画像をページ順に追加記憶するための追加記憶順を
判断する手段
【0031】(4)原稿を読み取る順番が異なる複数種
の原稿読取装置が選択的に接続されたとき、差し替え画
像の読み取りとその差し替え範囲の指示に基づいて、接
続された原稿読取装置によって読み取られた原稿の読取
順の各画像をページ順に差し替えるための差替順を判断
する手段
【0032】(5)セットされた原稿を読み取る際にそ
の原稿の副走査方向のライン数を検知可能な原稿読取装
置と検知不可能な原稿読取装置のいずれかが選択的に接
続されたとき、接続された原稿読取装置についての副走
査方向のライン数を検知可能か否かの情報又は種別の情
報に基づいて、その原稿読取装置によって読み取られた
各画像が登録すべき原稿の画像か原稿の区切りを示す仕
切紙の画像かを判別して処理することを行なうか否かを
判断する手段
【0033】(6)セットされた原稿を読み取る際に設
定できる読取濃度の変更範囲が異なる複数種の原稿読取
装置が選択的に接続されたとき、接続された原稿読取装
置についての設定可能な濃度の変更範囲の情報又は種別
の情報に基づいて、その接続された原稿読取装置に対し
て設定可能な濃度の変更範囲を表示する手段
【0034】(7)セットされた原稿を読み取る際に地
肌除去機能を指定することが可能な原稿読取装置と指定
することが不可能な原稿読取装置のいずれかが選択的に
接続されたとき、接続された原稿読取装置についての原
稿の地肌除去機能を備えているか否かの情報又は種別の
情報に基づいて、その原稿読取装置に対する地肌除去の
指定に関する表示及び処理を行なうか否かを判断する手
【0035】ROM4はCPU3が上記の機能を果たす
ための各種の処理プログラム等を記憶するメモリであ
る。RAM5はCPU3が上記の機能を果たすための各
種の処理を実行する際に使用するコードメモリである。
画像情報記憶I/F部6は画像情報記憶部7に対する原
稿の画像の書き込み及び読み出しの制御を行なう。画像
情報記憶部7は原稿の画像を記憶するメモリである。
【0036】HDDコントローラ8はHDD9に対する
各種データの書き込み及び読み出しの制御を行なう。H
DD9は原稿読取装置2についての原稿読取順又は種別
の情報,副走査方向のライン数を検知可能か否かの情報
又は種別の情報,設定可能な濃度の変更範囲の情報又は
種別の情報,原稿の地肌除去機能を備えているか否かの
情報又は種別の情報を記憶するメモリである。
【0037】表示部コントローラ10は表示部15の表
示制御を行なう。圧縮・伸長コントローラ11は原稿の
画像を圧縮又は伸長する処理を行なう。DMAC12は
各メモリに対して記録内容を保持するために所定時間間
隔で書き込み動作をするための制御を行なう。画像メモ
リ部13は原稿の画像を一時的に格納するページバッフ
ァである。表示・グラフィックコントローラ14は表示
及びグラフィックに関する各種制御を司る。
【0038】表示部15は原稿の画像等を表示するCR
T,LCD等のディスプレイ装置である。VRAM16
は表示部15に表示する表示データを格納する。入力部
17はオペレータからの各種操作情報を入力するキーボ
ードやマウス等の入力装置である。入力制御部18は入
力部17の入力制御を行なう。印刷制御部19は印刷部
20の制御を行なう。
【0039】印刷部20は原稿の画像を紙に印刷するレ
ーザプリンタ,ドットプリンタ,インクジェットプリン
タ等の印刷装置である。スキャナ制御部21は原稿読取
装置2からの画像の入力制御を司ると共に、接続された
原稿読取装置2から種別の情報を得る手段にも相当す
る。プログラムバスB1及び画像バスB2は各種データ
の通信線である。
【0040】次に、この電子ファイリング装置の原稿読
取時の各種処理を順次説明する。 (1)原稿読順の異なる複数種の原稿読取装置を選択的
に接続した場合 この処理では、電子ファイリング装置に接続可能な複数
種の原稿読取装置の原稿読取順のデータを用いて、原稿
の画像の読取処理の際に、接続された原稿読取装置が原
稿の先頭ページから読み取るか最終ページから読み取る
かのいずれであるかを判別し、その判別結果を基にし
て、読み取られた原稿の各画像を読取順とは逆の順番で
記憶する処理を行なうか否かを判断して各画像の登録を
行なう。
【0041】まず、セットされた原稿を先頭ページから
読み取る原稿読取装置について簡単に説明する。図3は
原稿の先頭ページから順次読み取る原稿読取装置の内部
構成を示す図、図4は原稿読取のための光学系の部分を
示す図、図5は原稿の先頭ページから順次読み取るとき
の説明図、図6はその読取順を示す説明図である。
【0042】図3に示すように、この原稿読取装置は、
DCモータ分離ローラ30,プリフィードローラ31,
原稿セット検知スイッチ(SW)32,リバースローラ
(分離ローラ)33,フィードローラ34,40,紙先
端検知スイッチ(SW)35,フィードローラ対36,
ステッピンモータ搬送部37,シェーディング補正板3
8,ランプ39,フタ開閉スイッチ(SW)41,排紙
ローラ42,排紙プーリ43,及び排紙ベルト44等か
らなり、情報記録面を下側にしてセットされた原稿を装
置の前側から後側へ搬送しながらその画像を読み取る。
【0043】図4に示すように、原稿読取のための光学
系は光源45,シェーディング板46,ローラ47,ガ
ラス板48,ミラー49,50,レンズ51,及びCC
D52を備えており、情報記録面を下側にしてセットさ
れた原稿を装置の前側から後側へ搬送し(矢示A方
向)、その情報記録面に光源45の光を照射し、その反
射光をレンズ51によって例えば2048画素のリニア
CCD52に結像させて画像を読み取る。
【0044】つまり、図5に示すように、原稿P1〜P
3をこの順に重ねて情報記録面を下側にしてセットする
と、原稿P1から順に装置内に搬送されて(矢示B方
向)、例えば、固定式読取部53によって画像が読み取
られて排紙される。このようにして、原稿P1〜P3の
画像を読み取ると、図6に示すように、その読取順は矢
示C方向のP1,P2,P3の順になる。
【0045】次に、セットされた原稿を最終ページから
読み取る原稿読取装置について簡単に説明する。図7は
原稿の最終ページから順次読み取る原稿読取装置の内部
構成を示す図、図8は原稿の最終ページから順次読み取
るときの説明図、図9はその読取順を示す説明図であ
る。
【0046】この原稿読取装置は、原稿テーブル54,
原稿セット検知部55,レバー56,分離ベルト57,
パルスジェネレータ58,長さ検知部59,分離コロ6
0,レジスト(原稿幅検知)部61,呼び出しコロ6
2,搬送ベルト63,コンタクトガラス64,原稿受け
カバー65,ストップ爪66,排紙コロ67,反転切り
換え爪68,及び排紙検知69等からなる。
【0047】始めに、原稿が原稿テーブル54にのせら
れて軽く突き当たるまで挿入されると、原稿セット検知
部55が原稿を検知し、スタート指示と共に、レバー5
6と呼び出しコロ62が接し、搬送モータの駆動によっ
て原稿が給紙される。原稿は分離コロ60を通過してレ
ジスト(原稿幅検知)部61を通り、搬送ベルト63に
よってコンタクトガラス64へ送られ、その情報記録面
の画像の読み取りが行なわれる。そして、原稿入れ換え
信号によって排紙モータが回転し、ストップ爪66が下
がって原稿の排出と共に次の原稿の給紙が行なわれる
と、原稿は最終ページ(一番下の原稿)より給紙されて
画像が読み取られる。
【0048】つまり、図8に示すように、原稿P1〜P
3をこの順に重ねて情報記録面を上側にしてセットする
と、原稿P3から順に装置内に搬送されて(矢示B方
向)、例えば、移動式読取部70が矢示A方向に移動す
ることによって画像が読み取られて排紙される。このよ
うにして、原稿P1〜P3の画像を読み取ると、図9に
示すように、その読取順は矢示C方向のP3,P2,P
1の順になる。
【0049】(1−1)片面原稿の読み取り (1−1−1)システム(電子ファイリング装置)内に
接続可能な原稿読取装置についての原稿読取順の情報を
記憶した場合 この処理では、電子ファイリング装置内に保持されてい
る接続可能な複数種の原稿読取装置の原稿読取順のデー
タを用いて、原稿の画像の読取時に、接続された原稿読
取装置が原稿の先頭ページから読み取るか最終ページか
ら読み取るかのいずれであるかを判別し、その判別結果
を基にして、読み取られた原稿の各画像を読取順とは逆
の順番で記憶する処理を行なうか否かを判断して各画像
をページ順で登録する。なお、その対応関係は、例え
ば、システム管理のオペレータが指定するようにすると
よい。
【0050】図10は図2のHDD9に接続可能な原稿
読取装置の原稿読取順の情報を記憶するときのフォーマ
ットの一例を示す図である。例えば、原稿読取順が先頭
ページから読み取る原稿読取装置については“0”を、
最終ページから読み取る原稿読取装置について“1”を
HDD9の原稿読取順情報エリアに記憶する。なお、こ
の原稿読取順の情報をHDD9以外のメモリに格納する
ようにしてもよい。
【0051】図1は原稿の読取順が異なる複数種の原稿
読取装置を選択的に接続したときの画像登録の処理を示
すフローチャートである。この処理では、接続された原
稿読取装置の原稿読取順の情報を読み出し、その情報を
基にして読み取られた原稿の各画像を読取順とは逆の順
番で記憶するか否かを判断し、その情報が“0”ならば
接続された原稿読取装置は原稿の先頭ページから読み取
る装置と判別し、読み取られた各画像を読取順で登録す
る処理A(読取順登録処理)を行なって終了する。一
方、その情報が“1”ならば接続された原稿読取装置は
原稿の最終ページから読み取る装置と判別し、読み取ら
れた各画像を読取順とは逆の順番で登録する処理B(逆
読取順登録処理)を行なって終了する。
【0052】図11は図1の処理A(読取順登録処理)
の詳細な処理を示すフローチャートである。この処理で
は、文書登録開始(原稿の画像登録開始)と共に、ファ
イルのオープン等の前処理を行なって、1ページ目を登
録するようにパラメータをセットし、原稿の画像の読み
取り処理を行なって、その画像の書き込み処理を行な
う。その後、読み取るべき原稿がないか否かを判断し、
あればさらに登録中断の指示が有るか否かを判断して、
なければ次に読み取られる原稿の画像を直前に登録され
た画像の次のページに登録するようにパラメータをセッ
トし、次の原稿の画像を読み取るために読み取り処理に
戻る。
【0053】こうして、先頭ページから順に読み取られ
た各画像をその読取順で登録し、読み取るべき原稿がな
くなれば、終了か否かを判断して、終了でなければ原稿
セット確認の処理によってさらに読み取るべき原稿が追
加されたか否かを判断し、追加されたら次に読み取られ
る原稿の画像を直前に登録された画像の次のページに登
録するようにパラメータをセットし、次の原稿の画像を
読み取るために読み取り処理に戻る。また、終了ならフ
ァイルのクローズ等の後処理と共に文書登録を終了して
リターンする。
【0054】図12は図1の処理B(逆読取順登録処
理)の詳細な処理を示すフローチャートである。この処
理では、文書登録開始(原稿の画像登録開始)と共に、
ファイルのオープン等の前処理を行なって、1ページ目
を登録するようにパラメータをセットし、原稿の画像の
読み取り処理を行なって、その画像の書き込み処理を行
なう。その後、読み取るべき原稿がないか否かを判断し
て、あればさらに登録中断の指示が有るか否かを判断し
て、なければ次に読み取られる原稿の画像を直前に登録
された画像の直前のページに登録するようにパラメータ
をセットし、次の原稿の画像を読み取るために読み取り
処理に戻る。
【0055】こうして、最終ページから順に読み取られ
た各画像をその読取順とは逆の順番で登録し、読み取る
べき原稿がなくなれば、終了か否かを判断して、終了で
なければ原稿セット確認の処理によってさらに読み取る
べき原稿が追加されたか否かを判断し、追加されたら次
に読み取られる原稿の画像を直前に登録された画像の直
前のページに登録するようにパラメータをセットし、次
の原稿の画像を読み取るために読み取り処理に戻る。ま
た、終了ならファイルのクローズ等の後処理と共に文書
登録を終了してリターンする。
【0056】(1−1−2)システム(電子ファイリン
グ装置)内に接続可能な原稿読取装置についての種別の
情報を記憶した場合 この処理では、電子ファイリング装置内に保持されてい
る接続可能な原稿読取装置についての種別のデータを用
いて、原稿の画像の読取時に、接続された原稿読取装置
が原稿の先頭ページから読み取るか最終ページから読み
取るかのいずれであるかを判別し、その判別結果を基に
して、読み取られた原稿の各画像を読取順とは逆の順番
で記憶する処理を行なうか否かを判断して各画像をペー
ジ順で登録する。なお、その対応関係は、例えば、シス
テム管理のオペレータによって指定するとよい。
【0057】図13は図2のHDD9に接続可能な原稿
読取装置の種別の情報を記憶するときのフォーマットの
一例を示す図である。例えば、原稿読取装置の種別に応
じて対応させた種別の情報“0”“1”……をHDD9
の種別情報エリアに記憶する。なお、この種別の情報を
HDD9以外のメモリに格納するようにしてもよい。
【0058】図14は原稿読取装置の種別の情報を基に
して原稿読取順を判断して画像登録するときの処理を示
すフローチャートである。この処理では、接続された原
稿読取装置の種別情報を読み出し、その種別情報を基に
して接続されたスキャナ(原稿読取装置)が原稿の先頭
ページから読み取るaタイプと原稿の最終ページから読
み取るbタイプのいずれかを判断する。
【0059】そして、aタイプなら接続された原稿読取
装置は原稿の先頭ページから読み取るものと判別し、読
み取られた画像を読取順で登録する処理A(読取順登録
処理)を行なって終了する。また、bタイプなら接続さ
れた原稿読取装置は原稿の最終ページから読み取るもの
と判別し、読み取られた画像を読取順とは逆の順番で登
録する処理B(逆読取順登録処理)を行なって終了す
る。
【0060】(1−1−3)システム(電子ファイリン
グ装置)内のスキャナ制御部21によって接続された原
稿読取装置の種別の情報を得る場合 この処理では、電子ファイリング装置内のスキャナ制御
部21によって接続された原稿読取装置から直接その種
別のデータを得て、接続された原稿読取装置が原稿の先
頭ページから読み取るか最終ページから読み取るかのい
ずれであるかを判別し、その判別結果を基にして、原稿
の画像の読取処理の際に、読み取られた原稿の各画像を
読取順とは逆の順番で記憶する処理を行なうか否かを判
断して各画像をページ順で登録する。
【0061】図15は接続された原稿読取装置から得た
種別の情報によって原稿読取順を判断して画像登録する
場合の処理を示すフローチャートである。この処理で
は、接続されている原稿読取装置に対して種別を問うて
種別情報を得て、その種別情報を基にして接続されたス
キャナ(原稿読取装置)が原稿の先頭ページから読み取
るaタイプと原稿の最終ページから読み取るbタイプの
いずれかを判断する。
【0062】そして、aタイプなら接続された原稿読取
装置は原稿の先頭ページから読み取るものと判別し、読
み取られた画像を読取順で登録する処理A(読取順登録
処理)を行なって終了する。また、bタイプなら接続さ
れた原稿読取装置は原稿の最終ページから読み取るもの
と判別し、読み取られた画像を読取順とは逆の順番で登
録する処理B(逆読取順登録処理)を行なって終了す
る。
【0063】このようにして、原稿を読み取る際の原稿
読取順が異なる複数の原稿読取装置を選択的に接続して
も、その接続された原稿読取装置の原稿読取順に応じて
各読取画像をページ順で記憶することができる。
【0064】(1−2)両面原稿の読み取り (1−2−1)システム(電子ファイリング装置)内に
接続可能な原稿読取装置についての原稿読取順の情報を
記憶した場合 この処理では、電子ファイリング装置内に保持されてい
る接続可能な原稿読取装置についての原稿読取順のデー
タを用いて、両面原稿の画像の読取時に、接続された原
稿読取装置が原稿の先頭ページから読み取る装置と最終
ページから読み取る装置のいずれであるかを判別し、そ
の判別結果と読み取る原稿が両面原稿であることの指示
を基にして、読み取られた原稿の各面の各画像を読取順
とは逆の順番で記憶する処理を行なうか否かを判断して
各画像をページ順で登録する。
【0065】その両面原稿の指示は、常に表面から先に
読み取る場合には単に両面原稿であることを示す指示を
するようにするとよい。また、裏面の読み取りのときに
裏面であることを示す指示をするようにしてもよい。さ
らに、表面と裏面のいずれからでも先に読み取らせるよ
うにする場合、表面と裏面の読み取りのときにそれぞれ
表面と裏面であることを示す指示をするようにしても良
い。また、なお、その対応関係は、例えば、システム管
理のオペレータが指定するようにするとよい。
【0066】図16は図2のHDD9に接続可能な原稿
読取装置の原稿読取順の情報を記憶するときのフォーマ
ットの一例を示す図である。例えば、原稿読取順が先頭
ページから読み取る原稿読取装置については“0”を、
最終ページから読み取る原稿読取装置について“1”を
HDD9の原稿読取順情報エリアに記憶する。なお、こ
の原稿読取順の情報をHDD9以外のメモリに格納する
ようにしてもよい。
【0067】図17は原稿の読取順が異なる複数種の原
稿読取装置を選択的に接続して原稿の両面の画像を読み
取って記憶するときの処理を示すフローチャートであ
る。この処理では、接続された原稿読取装置の原稿読取
順の情報を読み出し、その情報を基にして読み取られた
原稿の各画像を読取順とは逆の順番で記憶するか否かを
判断する。
【0068】そして、その情報が“0”ならば接続され
た原稿読取装置は原稿の先頭ページから読み取るものと
判別し、読み取られた原稿の画像を表面を読取順で裏面
をその逆の順で登録する処理I(表読取順−裏逆読取順
登録処理)を行なって終了する。一方、その情報が
“1”ならば接続された原稿読取装置は原稿の最終ペー
ジから読み取るものと判別し、読み取られた原稿の画像
を表面を読取順とは逆の順番で裏面を読取順で登録する
処理J(表逆読取順−裏読取順登録処理)を行なって終
了する。
【0069】図18は図17の処理I(表読取順−裏逆
読取順登録処理)の詳細な処理を示すフローチャートで
ある。この処理では、文書登録開始(原稿の画像登録開
始)と共に、ファイルのオープン等の前処理を行ない、
1ページ目を登録するようにパラメータをセットし、原
稿の画像の読み取り処理を行なって、その画像の書き込
み処理を行なう。その後、登録中断の指示が有るかない
かを判断し、有れば終了か否かを判断して、終了なら文
書登録を終了してリターンする。また、終了でなければ
原稿セットの確認を行なって裏面登録か否かを判断する
処理に進む。
【0070】一方、登録中断の指示がなければ読み取り
原稿がないか否かを判断して、読み取る原稿がなければ
終了か否かの処理に進むが、読み取る原稿が有れば裏面
登録か否かを判断して、裏面登録でなければ読み取った
原稿の画像を直前に記憶した最終ページの後に登録する
ようにパラメータをセットして読み取り処理に戻る。
【0071】また、裏面登録なら裏面登録用のパラメー
タをセットし、次に書き込む位置(前回書き込んだ2ペ
ージ前のページ)のパラメータをセットして読み取り処
理に戻る。このようにして、図20に示すように、原稿
の表面の各画像P1,P3,P5はその読取順で登録
し、裏面の各画像P6,P4,P2はその読取順とは逆
の順番で登録する。
【0072】図19は図17の処理J(表逆読取順−裏
読取順登録処理)の詳細な処理を示すフローチャートで
ある。この処理では、文書登録開始(原稿の画像登録開
始)と共に、ファイルのオープン等の前処理を行ない、
1ページ目を登録するようにパラメータをセットし、原
稿の画像の読み取り処理を行なって、その画像の書き込
み処理を行なう。その後、登録終了の指示が有るかない
かを判断し、有れば終了か否かを判断して、終了なら両
面登録を終了してリターンする。また、終了でなければ
原稿セットの確認を行なって裏面登録か否かを判断する
処理に進む。
【0073】一方、登録終了の指示がなければ読み取り
原稿がないか否かを判断して、読み取る原稿がなければ
終了か否かの処理に進むが、読み取る原稿が有れば裏面
登録か否かを判断して、裏面登録でなければ読み取った
原稿の画像を直前に記憶した先頭ページに登録するよう
にパラメータをセットして読取処理に戻る。また、裏面
登録なら裏面登録用のパラメータをセットし、次に書き
込む位置(前回書き込んだ2ページ後のページ)のパラ
メータをセットして読み取り処理に戻る。このようにし
て、図21に示すように、原稿の表面の各画像P5,P
3,P1は読取順とは逆の順番で登録し、裏面の各画像
P2,P4,P6は読取順で登録する。
【0074】(1−2−2)システム(電子ファイリン
グ装置)内に接続可能な原稿読取装置についての種別の
情報を記憶した場合 この処理では、電子ファイリング装置内に保持されてい
る接続可能な原稿読取装置についての種別のデータを用
いて、原稿の両面の画像の読取時に、接続された原稿読
取装置が原稿の先頭ページから読み取る装置と最終ペー
ジから読み取る装置のいずれであるかを判別して、その
判別結果と共に両面原稿であることを示す指示を基にし
て、読み取られた原稿の両面の各画像を読取順とは逆の
順番で記憶する処理を行なうか否かを判断して各画像を
ページ順で登録する。なお、その対応関係は、例えば、
システム管理のオペレータが指定するようにするとよ
い。
【0075】図22は図2のHDD9に接続可能な原稿
読取装置の種別の情報を記憶するときのフォーマットの
一例を示す図である。例えば、原稿読取装置の種別に応
じて対応させた種別の情報“0”“1”……をHDD9
の種別情報エリアに記憶する。なお、この種別の情報を
HDD9以外のメモリに格納するようにしてもよい。
【0076】図23は原稿読取装置の種別の情報を基に
して原稿読取順を判断して原稿の両面の画像を登録する
ときの処理を示すフローチャートである。この処理で
は、原稿読取装置の種別情報を読み出し、その種別情報
を基にして接続されたスキャナ(原稿読取装置)が原稿
の先頭ページから読み取るaタイプか、原稿の最終ペー
ジから読み取るbタイプのいずれであるかを判断する。
【0077】そして、aタイプなら接続された原稿読取
装置は原稿の先頭ページから読み取るものと判別し、読
み取られた原稿の画像を表面を読取順で裏面をその逆の
順で登録する処理I(表読取順−裏逆読取順登録処理)
を行なって終了する。また、bタイプなら接続された原
稿読取装置は原稿の最終ページから読み取るものと判別
し、読み取られた原稿の画像を表面を読取順とは逆の順
番で裏面を読取順で登録する処理J(表逆読取順−裏読
取順登録処理)を行なって終了する。
【0078】(1−1−3)システム(電子ファイリン
グ装置)内のスキャナ制御部21によって接続された原
稿読取装置の種別の情報を得る場合この処理では、電子
ファイリング装置内のスキャナ制御部21によって接続
された原稿読取装置から種別データを直接得て、接続さ
れた原稿読取装置が原稿の先頭ページから読み取る装置
と最終ページから読み取る装置のいずれであるかを判別
して、その判別結果と共に両面原稿であることを示す指
示を基にして、原稿の両面の画像の読取処理の際に、読
み取られた両面原稿の各画像を読取順とは逆の順番で記
憶する処理を行なうか否かを判断して各画像をページ順
で登録する。
【0079】図24は接続された原稿読取装置から得た
種別の情報によって原稿読取順を判断して原稿の両面の
画像を登録する場合の処理を示すフローチャートであ
る。この処理では、接続されている原稿読取装置に対し
て種別を問うて種別情報を得て、その種別情報を基にし
て接続されたスキャナ(原稿読取装置)が原稿の先頭ペ
ージから読み取るaタイプか、原稿の最終ページから読
み取るbタイプのいずれであるかを判断する。
【0080】そして、aタイプなら接続された原稿読取
装置は原稿の先頭ページから読み取るものと判別し、読
み取られた原稿の画像を表面を読取順で裏面をその逆の
順で登録する処理I(表読取順−裏逆読取順登録処理)
を、bタイプなら接続された原稿読取装置は原稿の最終
ページから読み取るものと判別し、読み取られた原稿の
画像を表面を読取順とは逆の順番で裏面を読取順で登録
する処理J(表逆読取順−裏読取順登録処理)をそれぞ
れ行なって終了する。
【0081】こうして、原稿の読取順が異なる複数の原
稿読取装置を選択的に接続しても、その原稿読取装置の
原稿読取順に係らず両面原稿の表裏面面の各読取画像を
ページ順で記憶することができる。つまり、原稿の先頭
ページから読み取る装置のときには、表面の各画像を読
取順で、裏面の各画像を読取順とは逆の順番でそれぞれ
記憶し、原稿の最終ページから読み取る装置のときに
は、表面の各画像を読取順とは逆の順番で、裏面の各画
像を読取順でそれぞれ記憶することができる。
【0082】なお、上述した原稿の両面の画像を読み取
って記憶するとき、読み取られた原稿の表面の各画像に
ついては1ページの置きに1ページ分の記憶領域を空け
て記憶し、裏面の各画像については表面の各画像を記憶
したときに空けた各領域にページ順で記憶するようにす
れば、登録順に呼び出せばページ順で出力することがで
きる。また、原稿の表面の各画像と裏面の各画像をそれ
ぞれページ順で記憶し、表面と裏面の画像を交互に呼び
出して出力するようにすれば、各画像をページ順に出力
することができる。
【0083】(1−3)追加原稿の読み取り (1−3−1)システム(電子ファイリング装置)内に
接続可能な原稿読取装置についての原稿読取順の情報を
記憶した場合 この処理では、電子ファイリング装置内に保持されてい
る接続可能な原稿読取装置についての原稿読取順のデー
タを用いて、追加する原稿の画像の読取時に、接続され
た原稿読取装置が原稿の先頭ページから読み取る装置と
最終ページから読み取る装置のいずれかを判別して、そ
の判別結果と共に追加と追加箇所の指示を基にして、読
み取られた各画像を読取順とは逆の順番で記憶する処理
を行なうか否かを判断して、指定された追加箇所にペー
ジ順で登録する。なお、その対応関係は、例えば、シス
テム管理のオペレータが指定するようにするとよい。
【0084】図25は図2のHDD9に接続可能な原稿
読取装置の原稿読取順の情報を記憶するときのフォーマ
ットの一例を示す図である。例えば、原稿読取順が先頭
ページから読み取る原稿読取装置については“0”を、
最終ページから読み取る原稿読取装置について“1”を
HDD9の原稿読取順情報エリアに記憶する。なお、こ
の原稿読取順の情報をHDD9以外のメモリに格納する
ようにしてもよい。
【0085】図26は原稿の読取順が異なる複数種の原
稿読取装置を選択的に接続したときの追加原稿の画像登
録の処理を示すフローチャートである。この処理では、
接続された原稿読取順の情報を読み出して、その情報を
基にして読み取られた追加する原稿の各画像を読取順と
は逆の順番で記憶するか否かを判断する。
【0086】そして、その情報が“0”ならば接続され
た原稿読取装置は原稿の先頭ページから読み取るものと
判別し、読み取られた原稿の画像を読取順で追加箇所に
登録する処理K(読取順追加登録処理)を行ない、その
情報が“1”ならば接続された原稿読取装置は原稿の最
終ページから読み取るものと判別し、読み取られた原稿
の画像を読取順とは逆の順番で追加箇所に登録する処理
L(逆読取順追加登録処理)を行なって終了する。
【0087】図27は図26の処理K(読取順追加登録
処理)の詳細な処理を示すフローチャートである。この
処理では、ページ追加開始処理と共にファイルのオープ
ン,追加開始ページの指定等の前処理を行ない、指定の
ページの後にページを追加するようにパラメータをセッ
トし、原稿の画像の読み取り処理を行なってその画像の
書き込み処理を行なう。その後、読み取る紙(原稿)が
ないか否かを判断し、なければ終了か否かを判断して、
終了ならページ追加を終了してリターンする。また、終
了でなければ原稿セットの確認を行なって追加した最終
ページの後に追加するようにパラメータのセットを行な
って読み取り処理に戻る。
【0088】一方、読み取る紙が有れば、登録中断の指
示が有るかないかを判断し、有れば終了か否かの処理に
進み、なければ原稿セットの確認を行なって追加した最
終ページの後に追加するようにパラメータのセットを行
なって読み取り処理に戻る。こうして、図29に示すよ
うに、追加する原稿の各画像を追加箇所のnページの後
にP(n+1),P(n+2),P(n+3)として読
取順で登録する。
【0089】図28は図26の処理L(逆読取順追加登
録処理)の詳細な処理を示すフローチャートである。こ
の処理では、ページ追加開始処理と共にファイルのオー
プン,追加開始ページの指定等の前処理を行ない、指定
のページの後にページを追加するようにパラメータをセ
ットし、原稿の画像の読み取り処理を行なって、その画
像の書き込み処理を行なう。その後、読み取る紙(原
稿)がないか否かを判断し、なければ終了か否かを判断
して、終了ならページ追加を終了してリターンする。ま
た、終了でなければ原稿セットの確認を行なって最初に
追加指定されたページの後に追加するようにパラメータ
のセットを行なって読み取り処理に戻る。
【0090】一方、読み取る紙が有れば、登録中断の指
示が有るかないかを判断し、有れば終了か否かの処理に
進み、なければ原稿セットの確認を行なって最初に追加
指定されたページの後に追加するようにパラメータのセ
ットを行なって読み取り処理に戻る。このようにして、
図30に示すように、追加する原稿の各画像を追加箇所
のnページの後にP(n+1),P(n+2),P(n
+3)として読取順とは逆の順番で登録する。
【0091】(1−3−2)システム(電子ファイリン
グ装置)内に接続可能な原稿読取装置についての種別の
情報を記憶した場合 この処理では、電子ファイリング装置内に保持されてい
る接続可能な原稿読取装置についての種別のデータを用
いて、追加する原稿の画像の読取時に、接続された原稿
読取装置が原稿の先頭ページから読み取る装置と最終ペ
ージから読み取る装置のいずれであるかを判別して、そ
の判別結果と共に追加と追加箇所の指示を基にして、読
み取られた各画像を読取順とは逆の順番で記憶する処理
を行なうか否かを判断して、指定された追加箇所にペー
ジ順で登録する。なお、その対応関係は、例えば、シス
テム管理のオペレータが指定するようにするとよい。
【0092】図31は図2のHDD9に接続可能な原稿
読取装置の種別の情報を記憶するときのフォーマットの
一例を示す図である。例えば、原稿読取装置の種別に応
じて対応させた種別の情報“0”“1”……をHDD9
の種別情報エリアに記憶する。なお、この種別の情報を
HDD9以外のメモリに格納するようにしてもよい。
【0093】図32は原稿読取装置の種別の情報を基に
して原稿読取順を判断して追加原稿の画像を登録すると
きの処理を示すフローチャートである。この処理では、
接続された原稿読取装置の種別情報を読み出し、その種
別情報を基にして接続されたスキャナ(原稿読取装置)
が原稿の先頭ページから読み取るaタイプと原稿の最終
ページから読み取るbタイプのいずれかを判断して、a
タイプなら接続された原稿読取装置は原稿の先頭ページ
から読み取るものと判別し、読み取られた原稿の画像を
読取順で追加箇所に登録する処理K(読取順追加登録処
理)を行ない、bタイプなら接続された原稿読取装置は
原稿の最終ページから読み取るものと判別し、読み取ら
れた原稿の画像を読取順とは逆の順番で追加箇所に登録
する処理L(逆読取順追加登録処理)を行なって終了す
る。
【0094】(1−3−3)システム(電子ファイリン
グ装置)内のスキャナ制御部21によって接続された原
稿読取装置の種別の情報を得る場合 この処理では、電子ファイリング装置内のスキャナ制御
部21によって接続された原稿読取装置から直接その種
別のデータを得て、接続された原稿読取装置が原稿の先
頭ページから読み取る装置と最終ページから読み取る装
置のいずれであるかを判別して、その判別結果と共に追
加と追加箇所の指示を基にして、追加する原稿の画像の
読取時に、読み取られた各画像を読取順とは逆の順番で
記憶する処理を行なうか否かを判断して、指定された追
加箇所にページ順で登録する。
【0095】図33は接続された原稿読取装置から得た
種別の情報によって原稿読取順を判断して追加原稿の画
像を登録するときの処理を示すフローチャートである。
この処理では、接続されている原稿読取装置に対して種
別を問うて種別情報を得て、その種別情報を基にして接
続されたスキャナ(原稿読取装置)が原稿の先頭ページ
から読み取るaタイプか、原稿の最終ページから読み取
るbタイプのいずれであるかを判断する。
【0096】そして、aタイプなら接続された原稿読取
装置は原稿の先頭ページから読み取るものと判別し、読
み取られた原稿の画像を読取順で追加箇所に登録する処
理K(読取順追加登録処理)を行なって終了する。ま
た、bタイプなら接続された原稿読取装置は原稿の最終
ページから読み取るものと判別し、読み取られた原稿の
画像を読取順とは逆の順番で追加箇所に登録する処理L
(逆読取順追加登録処理)を行なって終了する。
【0097】このようにして、原稿を読み取る際の原稿
読取順が異なる複数の原稿読取装置を選択的に接続して
も、その接続された原稿読取装置の原稿読取順に応じ
て、追加原稿の各読取画像をページ順で追加して記憶す
ることができる。つまり、原稿の先頭ページから読み取
る装置のときには、追加原稿の各画像を読取順で追加し
て記憶し、原稿の最終ページから読み取る装置のときに
は、追加原稿の各画像を読取順とは逆の順番で追加して
記憶する。
【0098】(1−4)差し替え原稿の読み取り (1−4−1)システム(電子ファイリング装置)内に
接続可能な原稿読取装置についての原稿読取順の情報を
記憶した場合 この処理では、電子ファイリング装置内に保持されてい
る接続可能な原稿読取装置についての原稿読取順のデー
タを用いて、差し替え原稿の画像の読取時に、接続され
た原稿読取装置が原稿の先頭ページから読み取る装置と
最終ページから読み取る装置のいずれであるかを判別し
て、その判別結果と共に差替と差替範囲の指示を基にし
て、読み取られた原稿の各画像を読取順とは逆の順番で
記憶する処理を行なうか否かを判断して、指定された差
し替え範囲内の各画像と読取順又はその逆の順番で差し
替えて登録する。なお、その対応関係は、例えば、シス
テム管理のオペレータが指定するようにするとよい。
【0099】図34は図2のHDD9に接続可能な原稿
読取装置の原稿読取順の情報を記憶するときのフォーマ
ットの一例を示す図である。例えば、原稿読取順が先頭
ページから読み取る原稿読取装置については“0”を、
最終ページから読み取る原稿読取装置について“1”を
HDD9の原稿読取順情報エリアに記憶する。なお、こ
の原稿読取順の情報をHDD9以外のメモリに格納する
ようにしてもよい。
【0100】図35は原稿の読取順が異なる複数種の原
稿読取装置を選択的に接続したときの差し替え原稿の画
像登録の処理を示すフローチャートである。この処理で
は、接続された原稿読取順の情報を読み出して、その情
報を基にして読み取られた差し替える原稿の各画像を読
取順とは逆の順番で記憶するか否かを判断する。
【0101】そして、その情報が“0”ならば接続され
た原稿読取装置は原稿の先頭ページから読み取るものと
判別し、読み取られた原稿の画像を読取順で差し替えて
登録する処理M(読取順差替登録処理)を行なって終了
する。一方、その情報が“1”ならば接続された原稿読
取装置は原稿の最終ページから読み取るものと判別し、
読み取られた原稿の画像を読取順とは逆の順番で差し替
えて登録する処理N(逆読取順差替登録処理)を行なっ
て終了する。
【0102】図36は図35の処理M(読取順差替登録
処理)の詳細な処理を示すフローチャートである。この
処理では、ページ差し替え開始処理と共に、ファイルの
オープン,差し替え範囲指定等の前処理を行ない、差し
替え指定された最初のページ(最初のページ<最後のペ
ージ)を差し替えるようにパラメータをセットし、原稿
の画像の読み取り処理を行なって、その画像の書き込み
処理を行なう。その後、読み取る紙(原稿)がないか否
かを判断し、なければ終了か否かを判断して、終了なら
ページ差し替え終了処理1又は2を行なう。また、終了
でなければ原稿セットの確認を行なって、ページ数が差
し替え指定された範囲を越えたか否かを判断する。
【0103】そして、差し替え指定範囲を越えないな
ら、この差し替え処理内で差し替えた最終ページの次の
ページを差し替えるようにパラメータをセットして、差
し替え指定範囲を越えるなら、書き込みモードを追加モ
ードにして、この差し替え処理内で登録した最終ページ
に追加するようにパラメータをセットして読取処理に戻
る。このようにして、図38に示すように、差し替え指
定範囲が5〜7ページの場合、P5,P6,P7を読取
順で差し替える。
【0104】図37は図35の処理N(逆読取順差替登
録処理)の詳細な処理を示すフローチャートである。こ
の処理では、ページ差し替え開始処理と共に、ファイル
のオープン,差し替え範囲指定等の前処理を行ない、差
し替え指定された差し替え終了ページを差し替えるよう
にパラメータをセットし、原稿の画像の読み取り処理を
行なって、その画像の書き込み処理を行なう。その後、
読み取る紙(原稿)がないか否かを判断し、なければ終
了か否かを判断して、終了ならページ差し替え終了処理
1又は2を行なう。また、終了でなければ原稿セットの
確認を行なって、ページ数が差し替え指定された範囲を
越えたか否かを判断する。
【0105】そして、差し替え指定範囲を越えなけれ
ば、この差し替え処理内で差し替えた最終ページの前の
ページを差し替えるようにパラメータのセットを行な
い、また、差し替え指定範囲を越えなければ、書き込み
モードを追加モードにして、差し替え開始ページの前に
追加するようにパラメータのセットを行なって読み取り
処理に戻る。このようにして、図39に示すように、差
し替え指定範囲が5〜7ページの場合、P7,P6,P
5を読取順とは逆の順番でそれぞれ差し替える。
【0106】図40は図36又は図37のページ差し替
え終了処理1の詳細な処理を示すフローチャートであ
る。この処理では、差し替え指定範囲内のページで差し
替えが終了したか否かを判断して、終了しなければペー
ジ差し替え後処理を実行して終了するが、差し替えが終
了しなければ、差し替え指定範囲内の残りのページを削
除してページ差し替え後処理を実行して終了する。図4
1は図36又は図37のページ差し替え終了処理2の詳
細な処理を示すフローチャートである。この処理ではペ
ージ差し替え後処理を実行して終了する。
【0107】(1−4−2)システム(電子ファイリン
グ装置)内に接続可能な原稿読取装置についての種別の
情報を記憶した場合 この処理では、電子ファイリング装置内に保持されてい
る接続可能な原稿読取装置についての種別のデータを用
いて、差し替え原稿の画像の読取時に、接続された原稿
読取装置が原稿の先頭ページから読み取る装置と最終ペ
ージから読み取る装置のいずれであるかを判別して、そ
の判別結果と共に差替と差替範囲の指示を基にして、読
み取られた原稿の各画像を読取順とは逆の順番で記憶す
る処理を行なうか否かを判断して、指定された差し替え
範囲内のページと読取順又はその逆の順番で差し替えて
登録する。なお、その対応関係は、例えば、システム管
理のオペレータが指定するようにするとよい。
【0108】図42は図2のHDD9に接続可能な原稿
読取装置の種別の情報を記憶するときのフォーマットの
一例を示す図である。例えば、原稿読取装置の種別に応
じて対応させた種別の情報“0”“1”……をHDD9
の種別情報エリアに記憶する。なお、この種別の情報を
HDD9以外のメモリに格納するようにしてもよい。
【0109】図43は原稿読取装置の種別の情報を基に
して原稿読取順を判断して差し替え原稿の画像を登録す
るときの処理を示すフローチャートである。この処理で
は、接続された原稿読取装置の種別情報を読み出し、そ
の種別情報を基にして接続されたスキャナ(原稿読取装
置)が原稿の先頭ページから読み取るaタイプか、原稿
の最終ページから読み取るbタイプのいずれであるかを
判断する。
【0110】そして、aタイプなら接続された原稿読取
装置は原稿の先頭ページから読み取るものと判別し、読
み取られた原稿の画像を読取順で差し替えて登録する処
理M(読取順差替登録処理)を行なって終了する。ま
た、bタイプなら接続された原稿読取装置は原稿の最終
ページから読み取るものと判別し、読み取られた原稿の
画像を読取順とは逆の順番で差し替えて登録する処理N
(逆読取順差替登録処理)を行なって終了する。
【0111】(1−3−3)システム(電子ファイリン
グ装置)内のスキャナ制御部21によって接続された原
稿読取装置の種別の情報を得る場合 この処理では、電子ファイリング装置内のスキャナ制御
部21によって接続された原稿読取装置から直接その種
別のデータを得て、接続された原稿読取装置が原稿の先
頭ページから読み取る装置と最終ページから読み取る装
置のいずれであるかを判別して、その判別結果と差替と
差替範囲の指示を基にして、差し替え原稿の画像の読取
時に、読み取られた原稿の各画像を読取順とは逆の順番
で記憶する処理を行なうか否かを判断して、指定された
差し替え範囲内のページと読取順又はその逆の順番で差
し替えて登録する。
【0112】図44は接続された原稿読取装置から得た
種別の情報によって原稿読取順を判断して差し替え原稿
の画像を登録するときの処理を示すフローチャートであ
る。この処理では、接続されている原稿読取装置に対し
て種別を問うて種別情報を得て、その種別情報を基にし
て接続されたスキャナ(原稿読取装置)が原稿の先頭ペ
ージから読み取るaタイプか、原稿の最終ページから読
み取るbタイプのいずれであるかを判断する。
【0113】そして、aタイプなら接続された原稿読取
装置は原稿の先頭ページから読み取るものと判別し、読
み取られた原稿の画像を読取順で差し替えて登録する処
理M(読取順差替登録処理)を行なって終了する。ま
た、bタイプなら接続された原稿読取装置は原稿の最終
ページから読み取るものと判別し、読み取られた原稿の
画像を読取順とは逆の順番で差し替えて登録する処理N
(逆読取順差替登録処理)を行なって終了する。
【0114】このようにして、原稿を読み取る際の原稿
読取順が異なる複数の原稿読取装置を選択的に接続して
も、その接続された原稿読取装置の原稿読取順に応じ
て、差し替え原稿の各読取画像をページ順で差し替えて
記憶することができる。つまり、原稿の先頭ページから
読み取る装置のときには、差し替え原稿の各画像を差し
替え範囲内の各画像とそれぞれ読取順で差し替えて記憶
し、原稿の最終ページから読み取る装置のときには、差
し替え原稿の各画像を差し替え範囲内の各画像とそれぞ
れ読取順とは逆の順番で差し替えて記憶する。
【0115】(2)原稿の副走査方向のライン数を検知
可能な原稿読取装置と検知不可能な原稿読取装置のいず
れかを選択的に接続した場合 この処理では、電子ファイリング装置に接続可能な原稿
読取装置についての原稿の副走査方向のライン数を検知
可能か否かのデータ又は種別のデータを用いて、接続さ
れた原稿読取装置が原稿の副走査方向のライン数を検知
可能か否かを判断して、原稿の副走査方向のライン数を
検知可能な装置の場合は、原稿の画像の読取処理の際
に、その副走査方向のライン数を用いて、読取画像が登
録すべき原稿の画像か仕切紙の画像かを判別して画像登
録を行なうか否かを判断し、その判断結果に基づく画像
登録を可能にする。
【0116】まず、原稿の副走査方向のライン数によっ
て原稿の区切りを示す仕切紙の画像か否かを判断する処
理について説明する。図45は原稿の副走査方向のライ
ン数によって原稿の区切りを示す仕切紙の画像か否かを
判断するときの説明図である。原稿Sの画像読取時の副
走査方向の長さがLの場合、その副走査方向のライン数
をNL とする。そのライン数NL が所定の最小ライン数
Nmin よりも多く、所定の最大ライン数Nmax よりも少
ないとき、つまり、Nmin <NL <Nmax を満たす副走
査方向のライン数NL の原稿は、原稿を区切るための仕
切紙であると設定しておけば、読み取られた原稿の画像
の副走査方向のライン数によって登録すべき画像か登録
しない仕切紙の画像かを判別することができる。
【0117】(2)原稿の副走査方向のライン数を検知
可能な原稿読取装置と検知不可能な原稿読取装置のいず
れかを選択的に接続した場合 この処理では、電子ファイリング装置に接続可能な原稿
読取装置についての原稿の副走査方向のライン数を検知
可能か否かのデータ又は種別のデータを用いて、接続さ
れた原稿読取装置が原稿の副走査方向のライン数を検知
可能か否かを判断して、原稿の副走査方向のライン数を
検知可能な装置の場合は、原稿の画像の読取処理の際
に、その副走査方向のライン数を用いて、読取画像が登
録すべき原稿の画像か仕切紙の画像かを判別して画像登
録を行なうか否かを判断し、その判断結果に基づく画像
登録を可能にする。
【0118】まず、原稿の副走査方向のライン数によっ
て原稿の区切りを示す仕切紙の画像か否かを判断する処
理について説明する。図45は原稿の副走査方向のライ
ン数によって原稿の区切りを示す仕切紙の画像か否かを
判断するときの説明図である。原稿Sの画像読取時の副
走査方向の長さがLの場合、その副走査方向のライン数
をNL とする。そのライン数NL が所定の最小ライン数
Nmin よりも多く、所定の最大ライン数Nmax よりも少
ないとき、つまり、Nmin <NL <Nmax を満たす副走
査方向のライン数NL の原稿は、原稿を区切るための仕
切紙であると設定しておけば、読み取られた原稿の画像
の副走査方向のライン数によって登録すべき画像か登録
しない仕切紙の画像かを判別することができる。
【0119】(2−1)システム(電子ファイリング装
置)内に接続可能な原稿読取装置についての副走査方向
のライン数の検知可否の情報を記憶した場合 この処理では、電子ファイリング装置内に保持されてい
る接続可能な原稿読取装置についての副走査方向のライ
ン数の検知可否のデータを用いて、原稿の画像の読取時
に、接続された原稿読取装置が副走査方向のライン数の
検知が可能な装置と不可能な装置のいずれであるかを判
別して、その判別結果を基にして、副走査方向のライン
数の検知が可能な装置と不可能な装置に応じた画像登録
を判断し、副走査方向のライン数の検知が可能な装置の
場合は、その検知されたライン数を用いた仕切紙による
画像登録を可能にする。
【0120】図46は図2のHDD9に接続可能な原稿
読取装置についての原稿の副走査方向のライン数の検知
可否の情報を記憶するときのフォーマットの一例を示す
図である。例えば、接続された原稿読取装置が原稿の副
走査方向のライン数を検知できるものなら“0”の情報
を、検知できないものなら“1”の情報をHDD9のラ
イン数検知可否情報エリアに記憶する。なお、原稿の副
走査方向のライン数の検知可否の情報ををHDD9以外
のメモリに格納するようにしてもよい。
【0121】図47は原稿の副走査方向のライン数を検
知可能な原稿読取装置と不可能な原稿読取装置を選択的
に接続して画像登録を行なうときの処理を示すフローチ
ャートである。この処理では、接続された原稿読取装置
のライン数検知可否の情報を読み出して、その情報を基
にして接続された画像読取装置がライン数の検知が可能
か不可能かを判断する。
【0122】そして、その情報が“0”ならば接続され
た原稿読取装置は原稿の副走査方向のライン数を検知可
能なものと判断し、原稿の副走査方向のライン数を検知
可能な画像読取装置による画像登録の処理C(ライン数
検知可能装置登録処理)を行なって終了する。一方、そ
の情報が“1”ならば接続された原稿読取装置は原稿の
副走査方向のライン数を検知不可能なものと判断し、原
稿の副走査方向のライン数を検知不可能な画像読取装置
による画像登録の処理D(ライン数検知不可能装置登録
処理)を行なって終了する。
【0123】図48は図47の処理C(ライン数検知可
能装置登録処理)の詳細な処理を示すフローチャートで
ある。この処理では、一文書登録指示か否かを判断し
て、一文書登録の指示なら一文書登録処理を実行し、一
文書登録指示でなければ仕切紙登録指示か否かを判断
し、仕切紙登録指示なら仕切紙登録処理を実行して終了
する。また、仕切紙登録指示でなければ取消か否かを判
断して、取消でなければ最初の処理に戻り、取消ならこ
の処理を終了してリターンする。
【0124】図49は図47の処理D(ライン数検知不
可能装置登録処理)の詳細な処理を示すフローチャート
である。この処理では、一文書登録の指示か否かを判断
して、一文書登録の指示なら一文書登録処理を実行し、
一文書登録指示でなければ取消か否かを判断して取消で
なければ最初の処理に戻り、取消ならこの処理を終了し
てリターンする。
【0125】図50は図48及び図49の一文書登録処
理のフローチャートである。この処理では、文書登録を
開始してパラメータをセットすると、原稿の画像を読み
取ってその読み取られた画像を書き込み、読み取るべき
原稿がないか否かを判断し、なければ原稿の読取中断の
指示か否かを判断して、中断の指示でなければパラメー
タのセットの処理に戻る。また、読み取るべき原稿がな
い場合と中断の指示の場合には終了か否かを判断し、終
了でなければ原稿セットの確認の処理の後にパラメータ
セットの処理に戻り、終了なら文書登録を終了してこの
処理を終える。
【0126】図51は図48の仕切紙登録処理のフロー
チャートである。この処理では、文書登録を開始し、パ
ラメータをセットすると、原稿の画像を読み取り、仕切
紙か否かを判断する。つまり、原稿の副走査方向のライ
ン数が予め設定されているライン数の範囲内になければ
登録すべき原稿の画像であると判断し、範囲内にあれば
原稿の区切りを示す仕切紙の画像であると判断して、仕
切紙でなければその読み取られた画像を書き込み、読み
取るべき原稿がないか否かを判断する。
【0127】そして、読み取る原稿がなければ原稿の読
取中断の指示か否かを判断して、読取中断の指示でなけ
ればパラメータのセットの処理に戻る。一方、仕切紙で
あれば文書登録を終了して最初の処理に戻る。また、読
み取るべき原稿がない場合と中断の指示の場合には終了
か否かを判断して、終了でなければ原稿セットの確認の
処理の後にパラメータセットの処理に戻り、終了なら文
書登録を終えてこの処理を終了する。
【0128】(2−2)システム(電子ファイリング装
置)内に原稿読取装置についての種別の情報を記憶した
場合 この処理では、電子ファイリング装置内に保持されてい
る接続可能な原稿読取装置についての種別のデータを用
いて、接続された原稿読取装置が原稿の副走査方向のラ
イン数を検知可能な否かを判別し、その判別結果を基に
して、原稿の副走査方向のライン数を検知可能な装置の
場合は、仕切紙を用いた原稿の画像の登録処理を行なう
か否かを判断し、その判断結果に応じた画像登録を可能
にする。
【0129】図52は図2のHDD9に原稿読取装置に
ついての原稿の副走査方向のライン数の検知可否の情報
を記憶するときのフォーマットの一例を示す図である。
例えば、接続可能な原稿読取装置の種別毎に対応する種
別の情報“0”“1”……をHDD9の種別情報エリア
に記憶する。
【0130】図53は原稿読取装置の種別情報を基にし
てその原稿読取装置が原稿の副走査方向のライン数を検
知可能か否かを判断して画像登録する場合の処理を示す
フローチャートである。この処理では、スキャナ(原稿
読取装置)の種別情報を読み出し、その種別情報を基に
して、接続されたスキャナ(原稿読取装置)が原稿の副
走査方向のライン数を検知可能なcタイプと検知不可能
なdタイプのいずれかを判断する。
【0131】そして、cタイプなら接続された原稿読取
装置は原稿の副走査方向のライン数を検知可能なものと
判断し、原稿の副走査方向のライン数を検知可能な画像
読取装置による画像登録の処理C(ライン数検知可能装
置登録処理)を行なって終了する。また、dタイプなら
接続された原稿読取装置は原稿の副走査方向のライン数
を検知不可能なものと判断し、原稿の副走査方向のライ
ン数を検知不可能な画像読取装置による画像登録の処理
D(ライン数検知不可能装置登録処理)を行なって終了
する。
【0132】(2−3)システム(電子ファイリング装
置)内のスキャナ制御部21によって接続された原稿読
取装置の種別の情報を得る場合 この処理では、電子ファイリング装置内のスキャナ制御
部21によって接続された原稿読取装置から直接その種
別のデータを得て、接続された原稿読取装置が原稿の副
走査方向のライン数を検知値可能か否かを判別し、その
判別結果を基にして、原稿の副走査方向のライン数を検
知可能な装置の場合は、仕切紙を用いた原稿の画像の登
録処理を行なうか否かを判断し、その判断結果に応じた
画像登録を可能にする。
【0133】図54は接続された原稿読取装置から得た
種別の情報に基づいて原稿の副走査方向のライン数を検
知可能か否かを判断して画像登録する場合の処理を示す
フローチャートである。この処理では、接続されている
原稿読取装置に対して種別を問うて種別情報を得て、そ
の種別情報を基にして接続されたスキャナ(原稿読取装
置)が原稿の副走査方向のライン数を検知可能なcタイ
プか、検知不可能なdタイプのいずれであるかを判断す
る。
【0134】そして、cタイプなら接続された原稿読取
装置は原稿の副走査方向のライン数を検知可能なものと
判断し、原稿の副走査方向のライン数を検知可能な画像
読取装置による画像登録の処理C(ライン数検知可能装
置登録処理)を行なって終了する。また、dタイプなら
接続された原稿読取装置は原稿の副走査方向のライン数
を検知不可能なものと判断し、原稿の副走査方向のライ
ン数を検知不可能な画像読取装置による画像登録の処理
D(ライン数検知不可能装置登録処理)を行なって終了
する。
【0135】こうして、原稿の副走査方向のライン数を
検知可能な原稿読取装置を接続したときには、煩雑な指
定操作をしなくても原稿の副走査方向のライン数を検知
することによる仕切紙による原稿の画像登録を行なえる
ようにすることができる。
【0136】(3)原稿を読み取る際に設定できる読取
濃度の変更範囲が異なる複数種の原稿読取装置を選択的
に接続した場合 この処理では、電子ファイリング装置に接続可能な原稿
読取装置についての設定可能な読取濃度の変更範囲のデ
ータ又は原稿読取装置の種別の情報を用いて、接続され
た原稿読取装置の設定可能な読取濃度の変更範囲を判断
し、その判断結果に応じた設定可能な読取濃度の変更範
囲を表示する。
【0137】(3−1)システム(電子ファイリング装
置)内に接続可能な原稿読取装置についての原稿を読み
取る際に設定できる読取濃度の変更範囲の情報を記憶し
た場合 この処理では、電子ファイリング装置内に保持されてい
る接続可能な原稿読取装置についての設定できる読取濃
度の変更範囲のデータを用いて、接続された原稿読取装
置の原稿の読み取りの際に設定できる読取濃度の変更範
囲を表示し、その変更範囲内での濃度設定を行なえるよ
うにする。
【0138】図55は図2のHDD9に原稿読取装置の
設定可能な読取濃度の変更範囲の情報を記憶するときの
フォーマットの一例を示す図である。例えば、原稿読取
装置の読取濃度の変更範囲が3段階の場合には“0”の
情報を、7段階の場合には“1”の情報をそれぞれHD
D9の濃度段階情報エリアに記憶する。あるいは、読取
濃度の変更範囲が1段階の場合には“1”、3段階の場
合には“3”、7段階の場合には“7”を格納するよう
にしてもよい。なお、この設定可能な読取濃度の変更範
囲の情報をHDD9以外のメモリに格納するようにして
もよい。
【0139】図56は原稿を読み取る際に設定できる読
取濃度の変更範囲が異なる複数種の原稿読取装置を選択
的に接続して読取濃度を設定するときの処理を示すフロ
ーチャートである。この処理では、接続された原稿読取
装置の濃度段階の情報を読み出して、その情報を基にし
て設定できる読取濃度の変更範囲の濃度段階が3段階と
7段階のいずれであるかを判断し、3段階ならば3段階
の読取濃度による設定の処理E(3段階濃度設定処理)
を行なって、7段階ならば7段階の読取濃度による設定
の処理F(7段階濃度設定処理)を行なって終了する。
【0140】図57は図56の処理E(3段階濃度設定
処理)の詳細な処理を示すフローチャートである。この
処理では、少段階(3段階)の読取濃度による濃度設定
ウインドウを表示し、初期濃度をデフォルトで反転表示
し、濃度変更か否かを判断して、濃度変更なら変更後の
読取濃度を記憶して、その変更後の濃度設定ウインドウ
内の読取濃度を反転表示して濃度変更か否かの判断処理
に戻る。また、濃度変更でなければ続いて取消か否かを
判断して、取消なら初期濃度を出力してリターンし、取
消でなければさらに実行か否かを判断して、実行でなけ
れば濃度変更か否かの判断処理に戻り、実行なら変更後
の読取濃度を出力してリターンする。
【0141】図58は図56の処理F(7段階濃度設定
処理)の詳細な処理を示すフローチャートである。この
処理では、多段階(7段階)の読取濃度による濃度設定
ウインドウを表示し、初期濃度をデフォルトで反転表示
し、濃度変更か否かを判断して、濃度変更なら変更後の
読取濃度を記憶して、その変更後の濃度設定ウインドウ
内の読取濃度を反転表示して濃度変更か否かの判断処理
に戻る。また、濃度変更でなければ続いて取消か否かを
判断し、取消なら初期濃度を出力してリターンし、取消
でなければさらに実行か否かを判断して、実行でなけれ
ば濃度変更か否かの判断処理に戻り、実行なら変更後の
読取濃度を出力してリターンする。
【0142】図59は3段階の読取濃度の濃度設定ウイ
ンドウの表示例を示す図である。この濃度設定ウインド
ウには、3段階の濃度指定欄22と取消ボタン23と実
行ボタン24が表示されており、濃度指定欄22の中央
の欄22aは標準濃度の指定欄であり、デフォルトで反
転表示されている。また、左側の欄22bは濃い濃度の
指定欄であり、右側の欄22cは薄い濃度の指定欄であ
る。例えば、読取濃度を濃く変更する場合、マウスカー
ソルMCによって左側の欄22bを選択して実行ボタン
24を指定すると、読取濃度が標準から濃く変更され
る。なお、取消ボタン23を指定すると読取濃度変更が
キャンセルされる。
【0143】図60は7段階の読取濃度の濃度設定ウイ
ンドウの表示例を示す図である。この濃度設定ウインド
ウには7段階の濃度指定欄25が表示され、その濃度指
定欄25の中央の欄25aは標準濃度の指定欄であり、
デフォルトで反転表示されている。また、中央の欄25
aよりも左側の各欄は読取濃度を濃く指定する欄であ
り、左側になるにしたがって濃度を所定段階で濃く指定
することができる。一方、中央の欄25aよりも右側の
各欄は読取濃度を薄く指定する欄であり、右側になるに
したがって濃度を所定段階で薄く指定することができ
る。例えば、マウスカーソルMCによって右側の欄25
bを選択して実行ボタン24を指定すると、読取濃度を
最も薄く変更することができる。
【0144】(3−2)システム(電子ファイリング装
置)内に原稿読取装置についての種別の情報を記憶した
場合 この処理では、電子ファイリング装置内に保持されてい
る接続可能な原稿読取装置についての種別のデータを用
いて、接続された原稿読取装置の原稿の読み取りの際に
設定できる読取濃度の変更範囲を表示し、その変更範囲
内での濃度設定を行なえるようにする。
【0145】図61は図2のHDD9に原稿読取装置の
種別の情報を記憶するときのフォーマットの一例を示す
図である。例えば、接続可能な原稿読取装置の種別毎の
種別の情報“0”“1”……をHDD9の種別情報エリ
アに記憶する。なお、この種別の情報をHDD9以外の
メモリに格納するようにしてもよい。
【0146】図62は接続可能な原稿読取装置の種別の
情報を基にして原稿読取の際に設定できる読取濃度の変
更範囲を表示するときの処理を示すフローチャートであ
る。この処理では、接続された原稿読取装置の種別情報
を読み出し、その種別情報を基にして接続されたスキャ
ナ(原稿読取装置)が3段階の読取濃度の変更範囲の装
置であるeタイプか、7段階の読取濃度の変更範囲の装
置であるfタイプのいずれであるかを判断して、eタイ
プなら3段階の読取濃度による設定の処理E(3段階濃
度設定処理)を行なって、また、fタイプなら7段階の
読取濃度による設定の処理F(7段階濃度設定処理)を
行なってこの処理を終了する。
【0147】(3−3)システム(電子ファイリング装
置)内のスキャナ制御部21によって接続された原稿読
取装置の種別の情報を得る場合 この処理では、電子ファイリング装置内のスキャナ制御
部21によって接続された原稿読取装置から直接その種
別のデータを得て、接続された原稿読取装置の読取濃度
の変更範囲を判別し、その判別結果の読取濃度の変更範
囲による設定処理を可能にする。
【0148】図63は接続された原稿読取装置から得た
種別の情報による読取濃度の変更範囲で濃度設定すると
きの処理を示すフローチャートである。この処理では、
接続されている原稿読取装置に対して種別を問いて種別
情報を得て、その種別情報を基にして接続されたスキャ
ナ(原稿読取装置)が3段階の読取濃度の変更範囲の装
置であるeタイプか、7段階の読取濃度の変更範囲の装
置であるfタイプのいずれであるかを判断して、eタイ
プなら3段階の読取濃度による設定の処理E(3段階濃
度設定処理)を行なって、また、fタイプなら7段階の
読取濃度による設定の処理F(7段階濃度設定処理)を
行なってこの処理を終了する。
【0149】このようにして、原稿を読み取る際の設定
可能な読取濃度の変更範囲が異なる複数の原稿読取装置
を選択的に接続しても、その接続された原稿読取装置に
応じた原稿の読取濃度の変更範囲を表示して、その範囲
内での読取濃度を設定することができる。
【0150】(4)原稿を読み取る際に地肌除去機能を
指定することができる原稿読取装置とできない原稿読取
装置を選択的に接続した場合 この処理では、電子ファイリング装置に接続可能な原稿
読取装置についての原稿の地肌除去機能を備えているか
否かのデータ又は原稿読取装置の種別の情報を用いて、
接続された原稿読取装置が原稿の地肌除去機能を備えて
いるか否かを判断し、その判断結果に応じて地肌除去の
指定に関する表示及び処理を行なえるようにする。
【0151】(4−1)システム(電子ファイリング装
置)内に接続可能な原稿読取装置についての原稿の地肌
除去機能を備えているか否かの情報を記憶した場合 この処理では、電子ファイリング装置内のHDD9に保
持されている接続可能な原稿読取装置についての原稿の
地肌除去機能を備えているか否かのデータを用いて、接
続された原稿読取装置の原稿の読み取りの際に地肌除去
の指定に関する表示及び処理を行なえるようにする。
【0152】図64は図2のHDD9に原稿読取装置の
地肌除去機能を備えているか否かの情報を記憶するとき
のフォーマットの一例を示す図である。例えば、地肌除
去機能を備えている原稿読取装置についての情報
“0”、備えていない原稿読取装置についての情報
“1”をHDD9の地肌除去モード設定可否情報エリア
に記憶する。なお、この情報をHDD9以外のメモリに
格納するようにしてもよい。
【0153】図65は原稿を読み取る際の地肌除去機能
を備えた原稿読取装置と備えていない原稿読取装置を選
択的に接続して地肌除去に関する指定をするときの処理
を示すフローチャートである。この処理では、接続され
た原稿読取装置の地肌除去モードの情報を読み出して、
その情報を基にして地肌除去モードの設定の可否を判断
し、設定可能なら地肌除去モード設定可能時の処理G
(地肌除去機能設定処理)を行なって、設定不可能なら
地肌除去モード設定不可能時の処理H(地肌除去機能無
確認処理)を行なって終了する。
【0154】図66は図65の処理G(地肌除去機能設
定処理)の詳細な処理を示すフローチャートである。こ
の処理では、地肌除去モード設定ウインドウを表示し、
初期モードをデフォルトで反転表示し、モード変更か否
かを判断して、モード変更なら変更後のモードを記憶し
て、地肌除去モード設定ウインドウ内の変更後のモード
を反転表示してモード変更か否かの判断処理に戻る。ま
た、モード変更でなければ続いて取消か否かを判断し、
取消なら初期モードを出力してリターンし、取消でなけ
ればさらに実行か否かを判断して実行でなければモード
変更か否かの判断処理に戻り、実行なら変更後のモード
を出力してリターンする。
【0155】図67は図65の処理H(地肌除去機能無
確認処理)の詳細な処理を示すフローチャートである。
この処理では、確認ウインドウを表示して、地肌除去モ
ードを指定することができないことを知らせ、確認指示
があったか否かを判断して、確認の指示があればこの処
理を終了する。
【0156】図68は地肌除去モード設定ウインドウの
表示例を示す図である。この地肌除去モード設定ウイン
ドウには、地肌除去機能を指定しないボタン26と指定
するボタン27が表示され、デフォルトで指定しないボ
タン26が反転表示されている。また、取消ボタン23
と実行ボタン24も表示される。ここで、地肌除去モー
ドを指定する場合、マウスカーソルMCによってボタン
27を選択して実行ボタン24を指示すると、地肌除去
モードが設定されて、原稿を読み取る際には地肌除去の
処理が行なわれる。
【0157】図69は確認ウインドウの表示例を示す図
である。この確認ウインドウ内にメッセージ「地肌除去
機能は指定できません」が表示されて、オペレータに接
続されている原稿読取装置には地肌除去機能が備わって
いないことを知らせる。そして、マウスカーソルMCに
よって確認ボタン28を指示すると、原稿読み取りの処
理に移行する。
【0158】(4−2)システム(電子ファイリング装
置)内に原稿読取装置についての種別の情報を記憶した
場合 この処理では、電子ファイリング装置内に保持されてい
る接続可能な原稿読取装置についての種別のデータを用
いて、接続された原稿読取装置が地肌除去機能を備えて
いるか否かを判断し、その判断に基づいて地肌除去の指
定に関する表示及び処理を行なう。
【0159】図70は図2のHDD9に原稿読取装置の
種別の情報を記憶するときのフォーマットの一例を示す
図である。例えば、接続可能な原稿読取装置の種別毎に
対応する種別の情報“0”“1”……をHDD9の種別
情報エリアに記憶する。なお、この種別の情報をHDD
9以外のメモリに格納するようにしてもよい。
【0160】図71は原稿読取装置の種別の情報を基に
した地肌除去に関する処理のフローチャートである。こ
の処理では、接続された原稿読取装置の種別情報を読み
出し、その種別情報を基にして接続されたスキャナ(原
稿読取装置)が地肌除去機能を備えたgタイプと、備え
ていないhタイプのいずれであるかを判断して、gタイ
プなら地肌除去の指定に関する表示及び処理のための処
理G(地肌除去機能設定処理)を行ない、hタイプなら
地肌除去機能を備えていないことを確認させるための処
理H(地肌除去機能無確認処理)を行なってこの処理を
終了する。
【0161】(4−3)システム(電子ファイリング装
置)内のスキャナ制御部21によって接続された原稿読
取装置の種別の情報を得る場合 この処理では、電子ファイリング装置内のスキャナ制御
部21によって接続された原稿読取装置から直接その種
別のデータを得て、接続された原稿読取装置が原稿の地
肌除去機能を備えているか否かを判別し、その判別結果
によって地肌除去機能を指定するか否かを指示させる処
理、又は地肌除去機能を備えていないことを確認させる
処理を行なう。
【0162】図72は接続された原稿読取装置から得た
種別の情報による原稿の地肌除去機能に関する処理を示
すフローチャートである。この処理では、電子ファイリ
ング装置内のスキャナ制御部21によって接続された原
稿読取装置から直接その種別のデータを得て、その種別
の情報を基にして接続されたスキャナ(原稿読取装置)
が地肌除去モードの設定可能な装置か否か、例えば、設
定可能なgタイプと設定不可能なhタイプのいずれであ
るかを判断する。そして、gタイプなら地肌除去モード
設定可能時の処理G(地肌除去機能設定処理)を行なっ
て、また、hタイプなら地肌除去モード設定不可能時の
処理H(地肌除去機能無確認処理)を行なって終了す
る。
【0163】このようにして、原稿を読み取る際に原稿
の地肌除去機能を指定することが可能な装置と不可能な
装置を選択的に接続しても、その接続された原稿読取装
置に応じて原稿の読取濃度の変更範囲を表示して、その
範囲内での読取濃度を設定することができる。
【0164】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る電子ファイリング装置によれば、オペレータは原稿読
取時に接続された原稿読取装置の原稿読取順を指定する
必要がない。また、接続された原稿読取装置の読取順に
応じて読み取った両面原稿の画像もページ順で容易に出
力することができる。さらに、接続された原稿読取装置
の読取順に応じて読み取った原稿の画像をページ順で追
加することができる。さらにまた、接続された原稿読取
装置の読取順に応じて読み取った原稿の画像をページ順
で差し替えることができる。
【0165】また、オペレータは原稿読取時に接続され
た原稿読取装置が副走査方向のライン数を検知可能か否
かを指定する必要がない。さらに、オペレータは原稿読
取時に接続された原稿読取装置の設定可能な読取濃度の
変更範囲を指定する必要がない。また、オペレータは原
稿読取時に接続された原稿読取装置が原稿の地肌除去機
能を備えているか否かを指定する必要がない。
【0166】さらにまた、原稿読取装置の種別の情報に
よって接続された原稿読取装置の原稿読取順等を自動的
に判断することができる。そしてまた、原稿読取装置の
接続時にその原稿読取装置の原稿読取順等を自動的に判
断することができる。したがって、オペレータによる煩
雑な指定操作を軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】原稿の読取順が異なる複数種の原稿読取装置を
選択的に接続したときの画像登録の処理を示すフローチ
ャートである。
【図2】この発明の一実施例である電子ファイリング装
置の構成を原稿読取装置と共に示すブロック図である。
【図3】原稿の先頭ページから順次読み取る原稿読取装
置の内部構成を示す図である。
【図4】その原稿読取のための光学系の部分を示す図で
ある。
【図5】図3の原稿読取装置によって原稿の先頭ページ
から順次読み取るときの説明図である。
【図6】その原稿の画像の読取順を示す説明図である。
【図7】原稿の最終ページから順次読み取る原稿読取装
置の内部構成を示す図である。
【図8】原稿の最終ページから順次読み取るときの説明
図である。
【図9】図7の原稿読取装置によって原稿の最終ページ
から順次読み取るときの説明図である。
【図10】図2のHDD9に接続可能な原稿読取装置の
原稿読取順の情報を記憶するときのフォーマットの一例
を示す図である。
【図11】図1の処理A(読取順登録処理)のフローチャ
ートである。
【図12】図1の処理B(逆読取順登録処理)のフローチ
ャートである。
【図13】図2のHDD9に接続可能な原稿読取装置の
種別の情報を記憶するときのフォーマットの一例を示す
図である。
【図14】その種別の情報を基にして原稿読取順を判断
して画像登録するときの処理を示すフローチャートであ
る。
【図15】原稿読取装置から直接得た種別の情報によっ
て原稿読取順を判断して画像登録する場合の処理を示す
フローチャートである。
【図16】図2のHDD9に接続可能な原稿読取装置の
原稿読取順の情報を記憶するときのフォーマットの一例
を示す図である。
【図17】原稿の読取順が異なる複数種の原稿読取装置
を選択的に接続して両面原稿の画像を登録するときの処
理を示すフローチャートである。
【図18】図17の処理I(表読取順−裏逆読取順登録
処理)のフローチャートである。
【図19】図17の処理J(表逆読取順−裏読取順登録
処理)のフローチャートである。
【図20】図18の処理による画像の記憶順の説明図で
ある。
【図21】図19の処理による画像の記憶順の説明図で
ある。
【図22】図2のHDD9に接続可能な原稿読取装置の
種別の情報を記憶するときのフォーマットの一例を示す
図である。
【図23】原稿読取装置の種別の情報を基にして原稿読
取順を判断して両面原稿の画像を登録するときの処理を
示すフローチャートである。
【図24】原稿読取装置から得た種別の情報によって原
稿読取順を判断して原稿の両面の画像を登録する場合の
処理を示すフローチャートである。
【図25】図2のHDD9に接続可能な原稿読取装置の
原稿読取順の情報を記憶するときのフォーマットの一例
を示す図である。
【図26】原稿の読取順が異なる複数種の原稿読取装置
を選択的に接続したときの追加原稿の画像登録の処理を
示すフローチャートである。
【図27】図26の処理K(読取順追加登録処理)のフロ
ーチャートである。
【図28】図26の処理L(逆読取順追加登録処理)のフ
ローチャートである。
【図29】図27の処理による原稿の画像の記憶順の説
明図である。
【図30】図28の処理による原稿の画像の記憶順の説
明図である。
【図31】図2のHDD9に接続可能な原稿読取装置の
種別の情報を記憶するときのフォーマットの一例を示す
図である。
【図32】原稿読取装置の種別の情報を基にして原稿読
取順を判断して追加原稿の画像を登録するときの処理を
示すフローチャートである。
【図33】原稿読取装置から得た種別の情報によって原
稿読取順を判断して追加原稿の画像を登録するときの処
理を示すフローチャートである。
【図34】図2のHDD9に接続可能な原稿読取装置の
原稿読取順の情報を記憶するときのフォーマットの一例
を示す図である。
【図35】原稿の読取順が異なる複数種の原稿読取装置
を選択的に接続したときの差し替え原稿の画像登録の処
理を示すフローチャートである。
【図36】図35の処理M(読取順差替登録処理)のフロ
ーチャートである。
【図37】図35の処理L(逆読取順差替登録処理)のフ
ローチャートである。
【図38】図36の処理による原稿の画像の記憶順の説
明図である。
【図39】図37の処理による原稿の画像の記憶順の説
明図である。
【図40】図36及び図37に示すページ差し替え終了
処理1のフローチャートである。
【図41】図36及び図37のページ差し替え終了処理
2のフローチャートである。
【図42】図2のHDD9に接続可能な原稿読取装置の
種別の情報を記憶するときのフォーマットの一例を示す
図である。
【図43】原稿読取装置の種別の情報を基にして原稿読
取順を判断して差し替え原稿の画像を登録するときの処
理を示すフローチャートである。
【図44】原稿読取装置から得た種別の情報によって原
稿読取順を判断して差し替え原稿の画像を登録するとき
の処理を示すフローチャートである。
【図45】原稿の副走査方向のライン数によって原稿の
区切りを示す仕切紙の画像か否かを判断するときの説明
図である。
【図46】図2のHDD9に接続可能な原稿読取装置に
ついての原稿の副走査方向のライン数の検知可否の情報
を記憶するときのフォーマットの一例を示す図である。
【図47】原稿の副走査方向のライン数検知可能な原稿
読取装置と不可能な原稿読取装置を選択的に接続して画
像登録を行なうときの処理を示すフローチャートであ
る。
【図48】図47の処理C(ライン数検知可能装置登録
処理)のフローチャートである。
【図49】図47の処理D(ライン数検知不可能装置登
録処理)のフローチャートである。
【図50】図48及び図49の一文書登録処理のフロー
チャートである。
【図51】図48の仕切紙登録処理のフローチャートで
ある。
【図52】図2のHDD9に原稿読取装置についての原
稿の副走査方向のライン数の検知可否の情報を記憶する
ときのフォーマットの一例を示す図である。
【図53】原稿読取装置の種別情報を基にして原稿の副
走査方向のライン数を検知可能か否かを判断して画像登
録する場合の処理を示すフローチャートである。
【図54】原稿読取装置から得た種別の情報に基づいて
原稿の副走査方向のライン数を検知可能か否かを判断し
て画像登録する場合の処理を示すフローチャートであ
る。
【図55】図2のHDD9に原稿読取装置の設定可能な
読取濃度の変更範囲の情報を記憶するときのフォーマッ
トの一例を示す図である。
【図56】原稿読取時の読取濃度の変更範囲が異なる複
数種の原稿読取装置を選択的に接続して読取濃度を設定
するときの処理を示すフローチャートである。
【図57】図56の処理E(3段階濃度設定処理)のフロ
ーチャートである。
【図58】図56の処理F(7段階濃度設定処理)のフロ
ーチャートである。
【図59】3段階の読取濃度の濃度設定ウインドウの表
示例を示す図である。
【図60】7段階の読取濃度の濃度設定ウインドウの表
示例を示す図である。
【図61】図2のHDD9に原稿読取装置の種別の情報
を記憶するときのフォーマットの一例を示す図である。
【図62】原稿読取装置の種別の情報を基にして原稿読
取の際に設定できる読取濃度の変更範囲を表示するとき
の処理を示すフローチャートである。
【図63】原稿読取装置から得た種別の情報による読取
濃度の変更範囲で濃度設定するときの処理を示すフロー
チャートである。
【図64】図2のHDD9に原稿読取装置の地肌除去機
能を備えているか否かの情報を記憶するときのフォーマ
ットの一例を示す図である。
【図65】原稿読取時の地肌除去機能を備えた原稿読取
装置と備えていない原稿読取装置を選択的に接続して地
肌除去に関する処理を示すフローチャートである。
【図66】図65の処理G(地肌除去機能設定処理)のフ
ローチャートである。
【図67】図65の処理H(地肌除去機能無確認処理)の
フローチャートである。
【図68】地肌除去モード設定ウインドウの表示例を示
す図である。
【図69】確認ウインドウの表示例を示す図である。
【図70】図2のHDD9に原稿読取装置の種別の情報
を記憶するときのフォーマットの一例を示す図である。
【図71】原稿読取装置の種別の情報を基にした地肌除
去に関する処理のフローチャートである。
【図72】原稿読取装置から得た種別の情報による地肌
除去機能に関する処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:電子ファイリング装置 2:原稿読取装置 3:中央処理演算部(CPU) 4:リードオンリメ
モリ部(ROM) 5:ランダムアクセスメモリ部(RAM) 6:画像情報記憶インタフェース(I/F)部 7:画像情報記憶部 9:ハードディスク
(HDD) 8:ハードディスク(HDD)コントローラ 10:表示部コントローラ 11:圧縮・伸長コ
ントローラ 12:ダイナミックメモリアクセスコントローラ(DM
AC) 13:画像メモリ部 14:表示・グラフ
ィックコントローラ 15:表示部 16:ビデオラ
ム部(VRAM) 17:入力部 18:入力制御
部 19:印刷制御部 20:印刷部 21:原稿読取(スキャナ)制御部 B1:プログラ
ムバス B2:画像バス
フロントページの続き (72)発明者 北村 由樹 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 西田 正美 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平4−3265(JP,A) 特開 昭63−136878(JP,A) 特開 平3−44271(JP,A) 特開 平2−166961(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 H04N 1/00

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セットされた原稿を読み取る順番が異な
    る複数種の原稿読取装置を選択的に接続可能であり、接
    続された原稿読取装置によって順次読み取られる原稿の
    各画像を記憶する手段を備えた電子ファイリング装置に
    おいて、 前記接続された原稿読取装置についての原稿読取順又は
    種別の情報に基づいて、該原稿読取装置によって読み取
    られた原稿の各画像を読取順とは逆の順番で記憶するか
    否かを判断する手段を設けたことを特徴とする電子ファ
    イリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子ファイリング装置に
    おいて、前記原稿読取装置によって読み取る原稿が表裏
    両面に画像がある原稿であることを指示する手段を設け
    たことを特徴とする電子ファイリング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の電子ファイリング装置に
    おいて、前記原稿読取装置によって読み取られた原稿の
    画像が追加であることとその追加箇所を指示する手段を
    設けたことを特徴とする電子ファイリング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の電子ファイリング装置に
    おいて、前記原稿読取装置によって読み取られた原稿の
    画像が差し替えであることとその差し替え範囲を指示す
    る手段を設けたことを特徴とする電子ファイリング装
    置。
  5. 【請求項5】 セットされた原稿を読み取る際に該原稿
    の副走査方向のライン数を検知可能な原稿読取装置と検
    知不可能な原稿読取装置のいずれかを選択的に接続可能
    であり、接続された原稿読取装置によって順次読み取ら
    れる原稿の各画像を記憶する手段を備えた電子ファイリ
    ング装置において、 前記接続された原稿読取装置についての副走査方向のラ
    イン数を検知可能か否かの情報又は種別の情報に基づい
    て、該原稿読取装置によって読み取られた各画像に対し
    て登録すべき原稿の画像か原稿の区切りを示す仕切紙の
    画像かを判別して処理することを行なうか否かを判断す
    る手段を設けたことを特徴とする電子ファイリング装
    置。
  6. 【請求項6】 セットされた原稿を読み取る際に設定で
    きる読取濃度の変更範囲が異なる複数種の原稿読取装置
    を選択的に接続可能であり、接続された原稿読取装置に
    よって順次読み取られた原稿の各画像を記憶する手段を
    備えた電子ファイリング装置において、 前記接続された原稿読取装置についての設定可能な濃度
    の変更範囲の情報又は種別の情報に基づいて、接続され
    た原稿読取装置で設定可能な濃度の変更範囲を表示する
    手段を設けたことを特徴とする電子ファイリング装置。
  7. 【請求項7】 セットされた原稿を読み取る際に地肌除
    去機能を指定することが可能な原稿読取装置と指定する
    ことが不可能な原稿読取装置のいずれかを選択的に接続
    可能であり、接続された原稿読取装置によって順次読み
    取られた原稿の各画像を記憶する手段を備えた電子ファ
    イリング装置において、 前記接続された原稿読取装置についての原稿の地肌除去
    機能を備えているか否かの情報又は種別の情報に基づい
    て、地肌除去の指定に関する表示及び処理を行なうか否
    かを判断する手段を設けたことを特徴とする電子ファイ
    リング装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の
    電子ファイリング装置において、接続された原稿読取装
    置の種別の情報を保持する手段を有することを特徴とす
    る電子ファイリング装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の
    電子ファイリング装置において、接続された原稿読取装
    置から種別の情報を得る手段を有することを特徴とする
    電子ファイリング装置。
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