JP3312864B2 - 配管の漏洩検査方法及び検査具 - Google Patents

配管の漏洩検査方法及び検査具

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    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems

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  • Pipeline Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は配管の漏洩検査方
法及び検査具に係り、その目的は合成樹脂製の新規配管
の漏洩検査作業を安全且つ確実に、しかも効率良く行う
ことができる漏洩検査方法及び検査具を提供することに
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、水道管は銅や鉄、鉛などの金属材
料から構成されることが多かったが、近年では耐食性や
加工性、製造コストの問題から、これら金属材料に代わ
り塩化ビニル樹脂などの合成樹脂が使用されることが多
い。これら合成樹脂管の使用に際しては、予め多数本の
管を接続してユニット化しておき、現場での配管作業に
おいてはこれらユニット化された配管を使用する場合が
多い。このような複数本の管が接続されたユニット配管
は、現場にて施工する前に工場にて接続部分の密着性が
充分であるかどうか或いは他の部分の漏洩検査が行われ
るのが普通である。新規配管の漏洩検査は、配管内に実
際に水を注入して行う場合もあるが、水を使用した場合
には検査後の後始末が大変であるため、配管内に圧縮空
気を導入して行うことが多い。具体的には、配管の開口
端内面に弾性体からなる円筒形状の止水駒を挿入し、こ
の止水駒を圧縮拡径して配管内面に密着させておき、こ
の状態でいずれかの開口端から圧縮空気を導入するとい
う方法で検査が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
においては、止水駒は配管との摩擦抵抗のみによって固
定されているものであるから、配管内に導入された圧縮
空気の圧力によって止水駒が配管から飛び出して作業者
に高速でぶつかる場合があり、漏洩検査が作業者にとっ
て非常に危険を伴うものとなっていた。また、配管内に
水を注入して行った場合にも、配管内に残った空気が圧
縮されるため圧縮空気を導入した場合と同様の危険が存
在していた。このような実情に鑑みて、図17に示すよ
うな締め付け治具(A)により配管を外側から挟み込
み、固定孔(B)にボルトを差し込んでナットに螺合さ
せることにより配管を外側から締め付けて止水駒を配管
内部に強固に固定する方法も採用されている。しかしな
がらこの方法は、締め付け治具(A)を配管に固定する
ために複数のボルトの締め付け作業を必要とし、さらに
検査終了後にはボルトを緩める作業を必要とし、このボ
ルトの締め付け及び緩め作業は非常に手間がかかる煩わ
しい作業であるため、漏洩検査の作業効率を著しく低下
させる原因となっていた。また、この方法によっても結
局は、止水駒は配管との摩擦抵抗のみによって固定され
ているものであるから、ボルトの締め付けが不十分であ
ったりすると圧縮空気や水の圧力によって止水駒が配管
から飛び出す場合があり、作業者の危険を完全に回避で
きる方法とはいえなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであって、合成樹脂製の配管の
入口及び出口の外周に、内周面の一部が全周にわたって
切り欠かれた筒状部材を、少なくとも配管端部側におい
て内周面が配管外周面と当接するように嵌合し、配管入
口及び出口の内部に拡径可能な弾性体からなる止水駒を
前記筒状部材の切り欠かれた内面に対応する位置に挿入
するとともに、これら止水駒のうち入口側の止水駒は通
水可能とし、これら止水駒を拡径させることにより配管
を変形拡径させて前記筒状部材の切り欠かれた内面に当
接させた後、入口側の止水駒から圧縮空気又は水を導入
することにより配管の漏洩を検査することを特徴とする
配管の漏洩検査方法、及び、中心軸に沿って貫通孔が穿
設された円筒形状の弾性体と、該貫通孔に挿通された螺
杆と、該螺杆の先端に設けられ前記弾性体の先端面と当
接する受板と、該螺杆の中途部に遊嵌され前記弾性体の
基端面と当接するワッシャと、同じく螺杆の中途部に前
記ワッシャよりも基端部にワッシャと隣接して螺合され
たナットとからなる止水駒と、該止水駒の螺杆を中空と
した通水可能な止水駒と、内周面の一部が全周にわたっ
て切り欠かれた筒状部材とから構成されてなることを特
徴とする配管の漏洩検査具を提供することにより、上記
課題を悉く解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る配管の漏洩検
査方法及び検査具の好適な実施形態について図面に基づ
き説明する。図1〜図6は本発明に係る配管の漏洩検査
具を示す説明図であり、図1は配管を密封するための止
水駒の外観図であり図2はその断面図、図3は通水可能
な止水駒の断面図、図4〜図6は検査用の配管に外嵌さ
れる筒状部材である。
【0006】先ず、図1及び図2に基づき、配管を密封
するための止水駒(1)について説明する。止水駒
(1)は中心軸に沿って貫通孔(2)が穿設された円筒
形状の弾性体(3)と、弾性体(3)の貫通孔(2)に
挿通された螺杆(4)と、螺杆(4)の先端に設けられ
弾性体(3)の先端面と当接する受板(5)と、螺杆
(4)の中途部に遊嵌され弾性体(3)の基端面と当接
するワッシャ(6)と、同じく螺杆(4)の中途部にワ
ッシャ(6)よりも基端部にワッシャと隣接して螺合さ
れたナット(7)とから構成されている。また、螺杆
(4)の外周面には右ネジ(41)と左ネジ(42)が
螺刻されている。
【0007】通水可能な止水駒(8)は、図3に示す如
く螺杆(4)が中空とされている点において上記配管を
密封するための止水駒(1)とは異なっており、螺杆
(4)が中空とされていることにより、後述するよう
に、止水駒(8)を配管内部で拡径固定した状態におい
て配管内部に水や圧縮空気を導入することが可能となっ
ている。尚、通水可能な止水駒(8)の外観図も図1と
同様であり、上記説明した以外の構成については、配管
を密封するための止水駒(1)と同じであるため、同一
部材には同一符号を付して説明を省略する。
【0008】図4〜図6はそれぞれ検査用の配管に外嵌
される筒状部材の第1〜第3実施例の断面図を示す。筒
状部材(9)は円筒形状とされており、その内周面は一
部が全周にわたって切り欠かれている。切り欠き面(9
1)は、図4示の例ではテーパ状とされており、図5示
の例では断面円弧状、図6示の例では断面長方形状とさ
れている。切り欠き面(91)の形状は図示例には限定
されないが、切り欠き面(91)が形成される長さは、
少なくとも前記した密封用の止水駒(1)及び通水可能
な止水駒(8)の弾性体(3)の長さの0.5倍〜1倍
とすることが好ましい。この理由は、後述する漏洩検査
時において、切り欠き面(91)の長さが弾性体(3)
の長さの0.5倍未満であると弾性体の拡径に伴って起
こる配管の変形を筒状部材(9)で十分に受けきれない
ため止水駒の配管内への固定強度が不十分になり、一
方、切り欠き面(91)の長さが弾性体(3)の長さの
1倍以上であると弾性体が完全に拡径した状態において
配管外面と切り欠き面(91)との間に隙間が生じる場
合があり止水駒の配管内への固定強度が不十分になるか
らである。尚、切り欠き面(91)が形成されていない
部分の内径は、検査される配管の外径と略同一とされ
る。筒状部材(9)は必ずしも一部材で構成せずともよ
く、例えば断面半円形の2部材を組み合わせる構成とし
てもよい。
【0009】図7及び図8は本発明に係る配管の漏洩検
査具の他の実施形態を示す断面図である。図7示の実施
形態は通水可能な止水駒(8)と筒状部材(9)とが一
体化した例であり、図8示の実施形態は密封用の止水駒
(1)と筒状部材(9)とを一体化した例である。この
例において、筒状部材(9)は有底円筒形状とされ、底
部(92)には貫通孔(93)が穿設されている。そし
て、貫通孔(93)に止水駒の螺杆(4)を挿通し、ワ
ッシャ(6)とナット(7)の間にスペーサ(10)を
介在させて、スペーサ(10)とナット(7)で筒状部
材の底部(92)を挟持することにより、止水駒と筒状
部材とが一体化されている。尚、図7及び図8の実施形
態において筒状部材(9)の円筒部を、図4示の如くテ
ーパ状としたり、図5示の如く断面円弧状とすることも
勿論可能である。
【0010】上記構成を有する漏洩検査具を使用して配
管の漏洩検査をする際には、先ず図9に示すように、塩
化ビニル等からなる合成樹脂製の管が複数本接続されて
構成された配管(11)の入口及び出口の外周に筒状部
材(9)を嵌合させ、この状態で入口側に通水可能な止
水駒(8)を、出口側に密封用の止水駒(1)をそれぞ
れ挿入する。このとき、必ず筒状部材(9)の内周面が
切り欠かれていない部分が配管端部側に位置するように
し、配管開口端部側においては筒状部材(9)の内周面
が配管(11)の外周面と当接するようにする。また、
止水駒(1)、(8)は、図示の如く、弾性体(3)が
筒状部材(9)の切り欠き面(91)に対応するような
位置に固定される。尚、この明細書において、配管の入
口、出口の表現は、漏洩検査用の水又は圧縮空気を導入
する開口部を入口、その他の開口部を出口と便宜上表現
しているものであって、必ずしも実際に流体を流通させ
るときの入口と出口を意味しているものではない。
【0011】図9に示すように配管(11)内に止水駒
(1)、(8)を挿入した状態で次に止水駒(1)、
(8)を拡径させる。止水駒(1)、(8)の拡径は、
図10に示すように、内筒(12a)と外筒(12b)
からなる操作棒(12)を使用することにより行われ
る。具体的には、先端内面にナット回しが形成された外
筒(12b)を止水駒のナット(7)に嵌合させ、内筒
(12a)の先端内面に形成された雌ネジを螺杆(4)
の先端に彫られた左ネジ(42)と螺合させ、この状態
で外筒(12b)を固定したまま内筒(12a)を回し
ていくことにより、弾性体(3)を受板(5)とワッシ
ャ(6)との間で圧縮して外径方向に膨張させる。
【0012】図11は全ての止水駒(1)、(8)が拡
径された状態を示す図である。合成樹脂材からなる配管
(11)は、止水駒(1)、(8)を拡径させることに
より変形して拡径し、筒状部材(5)の切り欠き面(9
1)に当接する。そしてこの状態において、通水可能な
止水駒(8)の螺杆(4)に圧力計やバルブ等を適宜接
続して、圧縮空気又は水を配管内に導入する。このとき
図示の如く、止水駒(1)、(8)は配管(11)の変
形を介して筒状部材(5)の切り欠き面(91)に納ま
った形態で外方向、即ち配管開口端部方向への動きが規
制された状態となっているため、導入された圧縮空気又
は水の導入により圧縮された空気の圧力により配管(1
1)の外へと飛び出すことがない。
【0013】尚、図示例においてはそれぞれの開口端部
(入口及び出口)に全て異なる形状の筒状部材(5)を
外嵌した例を示したが、全て同じ形状の筒状部材(5)
を使用してもよいことは言うまでもない。また、図示例
ではT字状の配管を検査する例を示したが、本発明にお
いて検査される配管は形状、長さとも特に限定はされな
い。
【0014】図12及び図13は止水駒と筒状部材とが
一体化された検査具を使用した場合の漏洩検査方法を示
す説明図である。この方法においては、筒状部材(9)
を底部(92)が配管(11)の開口端面に当接するま
で嵌め込み(図12参照)、この状態において前記した
方法で弾性体(3)を圧縮することにより拡径し、配管
(11)を変形拡径させて筒状部材(5)の切り欠き面
(91)に当接させ(図13参照)、通水可能な止水駒
(8)を介して配管(11)内に圧縮空気又は水を導入
する。この方法によれば、止水駒と筒状部材の切り欠き
面との位置関係が予め定まっているため、作業時に止水
駒の挿入位置を調整する必要がなく、作業性に優れたも
のとなる。
【0015】尚、本発明においては、止水駒(1)、
(8)として、図14乃至図16に示すような弾性体
(3)の外面が網材(13)により被覆されている止水
駒を使用することがより好ましい。尚、図15は図14
のA−A断面図であり、図16は図15のB−B断面図
である。この止水駒の構成を具体的に説明すると、複数
の網材(13)(図示例では3枚であるが4枚以上であ
ってもよい)が弾性体(3)の外周面に一定間隔を空け
て配設されており、各網材(13)の先端縁部(13
a)は折曲状態で弾性体(3)の先端から全長約3分の
1の位置で弾性体(3)内に埋設され、基端縁部(13
b)は折曲状態で弾性体(3)の基端面(3a)とワッ
シャ(6)との間で弾圧固定されている。尚、この止水
駒の他の構成は前記止水駒(1)、(8)と略同じであ
るため、同一部材には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0016】上記構成において、網材(13)を弾性体
(3)の全周にわたって被覆しないのは、網材(13)
を全周にわたって被覆すると弾性体(3)が膨張拡径し
にくくなるからであり、網材(13)を弾性体(3)の
先端まで被覆しないのは、網材(13)を弾性体(3)
の先端まで被覆すると弾性体(3)の膨張時に網材(1
3)の先端部分に加わる推進力によって網材(13)の
先端部分が折れてしまうおそれがあるからである。
【0017】図14乃至図16に示すような網材で被覆
された止水駒を使用した場合、弾性体(3)の膨張時に
網材(13)が配管(11)の内面にくい込んで止水駒
と配管との摩擦抵抗が増大することとなり、漏洩検査時
における止水駒飛び出しの危険性を一層低下させること
ができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、合成樹
脂製の配管の入口及び出口の外周に、内周面の一部が全
周にわたって切り欠かれた筒状部材を、少なくとも配管
端部側において内周面が配管外周面と当接するように嵌
合し、配管入口及び出口の内部に拡径可能な弾性体から
なる止水駒を前記筒状部材の切り欠かれた内面に対応す
る位置に挿入するとともに、これら止水駒のうち入口側
の止水駒は通水可能とし、これら止水駒を拡径させるこ
とにより配管を変形拡径させて前記筒状部材の切り欠か
れた内面に当接させた後、入口側の止水駒から圧縮空気
又は水を導入することにより配管の漏洩を検査すること
を特徴とする配管の漏洩検査方法、及び、中心軸に沿っ
て貫通孔が穿設された円筒形状の弾性体と、該貫通孔に
挿通された螺杆と、該螺杆の先端に設けられ前記弾性体
の先端面と当接する受板と、該螺杆の中途部に遊嵌され
前記弾性体の基端面と当接するワッシャと、同じく螺杆
の中途部に前記ワッシャよりも基端部にワッシャと隣接
して螺合されたナットとからなる止水駒と、該止水駒の
螺杆を中空とした通水可能な止水駒と、内周面の一部が
全周にわたって切り欠かれた筒状部材とから構成されて
なることを特徴とする配管の漏洩検査具であるから、漏
洩検査時に配管内に導入された圧縮空気や水により止水
駒が配管から飛び出して作業者を傷つける危険を防止す
ることができ、漏洩検査作業を安全且つ確実に、しかも
効率良く行うことができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】配管を密封するための止水駒の外観図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】通水可能な止水駒の断面図である。
【図4】筒状部材の第1実施例を示す断面図である。
【図5】筒状部材の第2実施例を示す断面図である。
【図6】筒状部材の第3実施例を示す断面図である。
【図7】本発明に係る配管の漏洩検査具の他の実施形態
を示す断面図である。
【図8】本発明に係る配管の漏洩検査具の他の実施形態
を示す断面図である。
【図9】本発明に係る漏洩検査方法の説明図である。
【図10】本発明に係る漏洩検査方法の説明図である。
【図11】本発明に係る漏洩検査方法の説明図である。
【図12】本発明に係る漏洩検査方法の他の例の説明図
である。
【図13】本発明に係る漏洩検査方法の他の例の説明図
である。
【図14】止水駒の他の実施形態を示す図である。
【図15】図14のA−A断面図である。
【図16】図15のB−B断面図である。
【図17】従来の漏洩検査に使用される締め付け治具を
示す図である。
【符号の説明】
1 密閉用の止水駒 2 貫通孔 3 弾性体 4 螺杆 5 受板 6 ワッシャ 7 ナット 8 通水可能な止水駒 9 筒状部材 91 切り欠き面 92 底部 93 貫通孔 10 スペーサ 11 配管 13 網材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−136591(JP,A) 特開 平2−173496(JP,A) 特開 平1−279196(JP,A) 実開 平2−90494(JP,U) 実開 平1−82394(JP,U) 特表 平6−505552(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 55/00 F16L 55/12 F17D 5/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の配管の入口及び出口の外周
    に、内周面の一部が全周にわたって切り欠かれた筒状部
    材を、少なくとも配管端部側において内周面が配管外周
    面と当接するように嵌合し、配管入口及び出口の内部に
    拡径可能な弾性体からなる止水駒を前記筒状部材の切り
    欠かれた内面に対応する位置に挿入するとともに、これ
    ら止水駒のうち入口側の止水駒は通水可能とし、これら
    止水駒を拡径させることにより配管を変形拡径させて前
    記筒状部材の切り欠かれた内面に当接させた後、入口側
    の止水駒から圧縮空気又は水を導入することにより配管
    の漏洩を検査することを特徴とする配管の漏洩検査方
    法。
  2. 【請求項2】 中心軸に沿って貫通孔が穿設された円筒
    形状の弾性体と、該貫通孔に挿通された螺杆と、該螺杆
    の先端に設けられ前記弾性体の先端面と当接する受板
    と、該螺杆の中途部に遊嵌され前記弾性体の基端面と当
    接するワッシャと、同じく螺杆の中途部に前記ワッシャ
    よりも基端部にワッシャと隣接して螺合されたナットと
    からなる止水駒と、該止水駒の螺杆を中空とした通水可
    能な止水駒と、内周面の一部が全周にわたって切り欠か
    れた筒状部材とから構成されてなることを特徴とする配
    管の漏洩検査具。
  3. 【請求項3】 前記筒状部材が底部に貫通孔が穿設され
    た有底円筒形状に形成されてなり、該貫通孔に前記螺杆
    を挿通するとともに、前記ワッシャとナットの間にスペ
    ーサを介在し、該スペーサとナットで筒状部材の底部を
    挟持させることにより、前記止水駒と筒状部材とが一体
    化されてなることを特徴とする請求項2記載の配管の漏
    洩検査具。
  4. 【請求項4】 前記止水駒の弾性体外面が網材により被
    覆されてなることを特徴とする請求項2又は3記載の配
    管の漏洩検査具。
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