JP3312060B2 - Dbsチューナ - Google Patents

Dbsチューナ

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JP3312060B2
JP3312060B2 JP15220393A JP15220393A JP3312060B2 JP 3312060 B2 JP3312060 B2 JP 3312060B2 JP 15220393 A JP15220393 A JP 15220393A JP 15220393 A JP15220393 A JP 15220393A JP 3312060 B2 JP3312060 B2 JP 3312060B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信用DBS
チューナに関するもので、特にIF入出力端子を備えた
DBSチューナの入出力端子構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について、図5乃至図12を
参照して説明する。図5は従来例によるIF入出力端子
付きDBSチューナの回路ブロック図、図6及び図7は
同じくDBSチューナの外付け回路ノッチフィルタの等
価回路及び特性図、図8及び図9は同じくDBSチュー
ナの外付けショート回路の等価回路及び特性図、図10
は従来例による入出力端子部の接線方法を示す図、図1
1は他の従来例による入出力端子部の接線方法を示す
図、図12は図11の接線状態を示す図である。
【0003】図5において、チューナの入力端子21よ
り入力されたRF信号は、RF−AMP22,23で増
幅され、AMP24を通過後、受信周波数に応じてその
通過周波数帯域が変化する電圧可変BPF25を通過し
た後ミキサー26へ入力される。
【0004】一方、受信周波数に応じた周波数で発振さ
れるローカル発振器28の発振信号もAMP27で増幅
されミキサー26へ入力される。RF信号はミキサー2
6でIF信号へ変換され、このIF信号はIF−AMP
31,IF−BPF32、AGC−AMP33及びIF
−AMP34を通過した後、IF−OUT端子35より
出力される。
【0005】IF−OUT端子35及びIF−IN端子
36間には、通常、外付け回路としてショート回路ある
いはフィルタ回路が接続される。
【0006】IF−OUT端子35及びIF−IN端子
36間に接続された外部回路を通過した信号は再びチュ
ーナ内部へ導かれ、AMP37で増幅された後、FM復
調器38へ入力されFM検波された後、Base Ba
nd出力端子42より出力される。ここで、29はアン
プ、30はローカル発振器を制御するPLLシンセサイ
ザーである。また、39はAGC検波ダイオード、4
0,41はDC AMPである。これらと23のRFア
ッテネータ、33のAGC−AMPとでAGC回路を構
成し、FM検波器38へ入力されるIF信号レベルを一
定にする。
【0007】ところで、衛星放送を受信する場合、特に
Cバンドを利用した衛星放送においては、地上マイクロ
波通信等の妨害を受けることがある。図1のBPF32
は衛星放送のチャンネル帯域中とほぼ同じ通過帯域に設
定され、その帯域中は25〜30MHzが一般的であ
る。
【0008】ところが前述の地上マイクロ波通信等によ
る妨害は受信チャンネルの帯域内に入るためBPF32
で除去することはできない。従って、これを除去するた
めには図7に示すような特性を有する図6のような急峻
なノッチフィルタ等が別に必要となる。但し、この地上
マイクロ波通信妨害はすべての受信地域で発生するわけ
ではない。従って、妨害が発生する地域では、図1に示
すIF−OUT端子35、IF−IN端子36に対して
妨害除去用のフィルタを付加し、妨害が発生せずフィル
タを付加する必要がない地域では図9に示すような特性
を有する図8のようなショート回路を付加する。
【0009】ここで、フィルタ、ショート回路等の外部
回路とチューナ本体との接続は、確実にするとともに、
チューナのIF入出力端子間のアイソレーションを十分
にとる必要がある。この接続が不十分であると、外付け
回路のフィルタ等の特性が十分出せない場合がある。従
来は、例えば図10に示すように、チューナ本体50と
外付け回路51とを同軸コネクタ52及び同軸ケーブル
53によって接続していた。アースの接続についても同
様に行う。
【0010】また、他の例として図11及び図12に示
すように、ピン端子54からなるIF−OUT端子55
とIF−IN端子56との間にアース用のピン端子57
を設け、接続する方法もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10に示
す接続方法では、チューナのIF入出力端子と外付け回
路の入出力端子との接続を同軸コネクタ52、同軸ケー
ブル53によって行うため接続構造が複雑になり、また
小形化も困難であるという問題点があった。
【0012】また、図11、図12に示す接続方法で
は、ピン端子54を用いて接続するため、その接続構造
は簡易であるが、チューナのアースと外付け回路のアー
スとがピンを通して接続されているためアースの接続が
不十分となり、外付け回路のフィルタ等の特性が出ない
場合がある。
【0013】そこで、本発明の目的は、信号伝達を簡易
なピン端子によって行うものであっても、アース接続を
確実に行えるDBSチューナを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、チューナ本体に、外付け回路と接続するた
めの入出力用ピン端子を有するDBSチューナにおい
て、前記入出力用ピン端子間に、前記外付け回路と接続
するためのアース端子が配置され、前記アース端子は、
前記入出力用ピン端子の側面面積より大きな面積を有す
るように前記チューナ本体のシャーシの一部の前記アー
ス端子となる部分の周囲に切り欠き溝を形成し、前記ア
ース端子となる部分を折り曲げてなり、前記アース端子
となる部分が折り曲げられて形成される前記切り欠き溝
を含む部分を、前記アース端子の両側に位置する前記入
出力用ピン端子のうちの一方が通ることを特徴とする。
【0015】
【作用】チューナ本体と外付け回路とのアース接続は、
チューナ本体のシャーシを折り曲げたアース端子によっ
て行うので、単にピン端子によってアース接続する方法
に比べて、確実なアース接続を行え、この結果、外付け
回路の特性を十分引き出すことができる。
【0016】また、アース端子は入出力用ピン端子間に
配置し、しかも入出力用ピン端子の側面の面積よりも大
きな面積を有するように形成しているので、両端子間の
アイソレーションを確実に向上できる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例について、図1乃至図4を
参照して説明する。図1(a)乃至(c)はそれぞれ、
本発明の一実施例によるアース端子を示す上面図、側面
図及び(a)のA−A’断面図、図2(a)はシャーシ
アングル折り曲げ前のアース端子の上面図、図2(b)
及び(c)はそれぞれ、シャーシアングル折り曲げ後の
アース端子の上面図及び側面図、図3はチューナ本体と
外付け回路のアース接続構造を示す図、図4は本発明の
他の実施例によるアース端子構造を示す図である。
【0018】図1において、1はチューナのIF−OU
T端子、2はアース端子、3はIF−IN端子、4及び
5はそれぞれ、IF−OUT端子1に接続されるチュー
ナ内部のPWBパターン及びIF−IN端子3へ接続さ
れるチューナのPWBパターンである。また、6はチュ
ーナ内部のPWB、7はチューナ本体のシャーシアング
ル(以下、単にシャーシアングルと記す)で、このシャ
ーシアングルはチューナ内部のアースと接続されてい
る。
【0019】図1においてはシャーシアングル7の一部
を折り曲げてアース端子2としている。このアース端子
2は例えば図2(a)乃至(c)に示すようにして形成
する。即ち、図2(a)のように、シャーシアングル7
の内、アース端子2となる部分の周囲に切り欠き溝8を
形成し、その後図2(b)及び(c)のようにアース端
子の部分を略直角に折り曲げる。ここで、アース端子2
の面積はIF−OUT端子1、IF−IN端子3等の端
子の側面の面積よりも大きくなるように形成する。
【0020】次に、上記のシャーシアングル7の一部を
折り曲げたアース端子2を図3に示すようにフィルタ等
の外付け回路9に接続する。この時、アース端子2はI
F−OUT端子1、IF−IN端子3に挟まれる位置に
配置する。
【0021】以上のように、本実施例においては、チュ
ーナのIF入出力端子と外部回路の接続をピン端子によ
って接続する構造において、チューナのシャーシアング
ル7の一部をアース端子2として使用しているので、余
分な端子取り付け作業も不要で、アースの強化を図れ
る。従って、外付け回路の特性を十分に引き出すことが
できる。
【0022】また、アース端子2はIF−OUT端子
1、IF−IN端子3の間に配置されており、両端子が
アース端子2によって分離されることになり、しかも図
1(c)からも明らかなように、アース端子2は両端子
の側面よりも大きな面積を有しているので、両端子間の
アイソレーションを確実に向上できる。
【0023】また、図4に示すように、チューナ内部の
PWB基板6に形成したアースパターン11とシャーシ
アングル7とをハンダ10によってハンダ付け固定する
ことによって、よりアースの強化、アイソレーションの
向上を図ることができる。
【0024】なお、図4においては、PWB基板6のア
ースとシャーシアングル7間のハンダ付けはPWB6の
端子挿入側のアースパターン11で行っているが、端子
挿入側と反対面のアースパターンと接続するようにして
も良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チューナのIF入出力端子と外部回路の間のアースの十
分な強化を図れ、外付け回路の特性を十分に引き出すこ
とができる。また、入出力端子間のアイソレーションを
向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)乃至(c)はそれぞれ、本発明の一実施
例によるアース端子の上面図、側面図及び(a)のA−
A’断面図である。
【図2】(a)はシャーシアングル折り曲げ前のアース
端子の上面図、(b)及び(c)はそれぞれ、シャーシ
アングル折り曲げ後のアース端子の上面図及び側面図で
ある。
【図3】本発明の一実施例によるチューナ本体と外付け
回路のアース接続構造を示す図である。
【図4】本発明の一実施例によるアース端子と他の入出
力端子の位置関係を示す図である。
【図5】従来例による入出力端子付きDBSチューナの
回路ブロック図である。
【図6】従来例によるDBSチューナのノッチフィルタ
の等価回路図である。
【図7】図6のノッチフィルタの特性図である。
【図8】従来例によるDBSチューナのショート回路の
等価回路図である。
【図9】図8のショート回路の特性図である。
【図10】従来例による入出力端子部の接線方法を示す
図である。
【図11】他の従来例による入出力端子部の接線方法を
示す図である。
【図12】図12は図11の接線状態を示す図である。
【符号の説明】
1 IF−IN端子 2 アース端子 3 IF−OUT端子 7 シャーシアングル 9 外付け回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 1/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューナ本体に、外付け回路と接続する
    ための入出力用ピン端子を有するDBSチューナにおい
    て、 前記入出力用ピン端子間に、前記外付け回路と接続する
    ためのアース端子が配置され、 前記アース端子は、前記入出力用ピン端子の側面面積よ
    り大きな面積を有するように前記チューナ本体のシャー
    シの一部の前記アース端子となる部分の周囲に切り欠き
    溝を形成し、前記アース端子となる部分を折り曲げてな
    り、 前記アース端子となる部分が折り曲げられて形成される
    前記切り欠き溝を含む部分を、前記アース端子の両側に
    位置する前記入出力用ピン端子のうちの一方が通ること
    を特徴とするDBSチューナ。
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JP4113016B2 (ja) * 2003-03-13 2008-07-02 アルプス電気株式会社 チューナ装置
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