JP3306879B2 - シャッターの開閉方法及びその構造 - Google Patents

シャッターの開閉方法及びその構造

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JP3306879B2 JP19118691A JP19118691A JP3306879B2 JP 3306879 B2 JP3306879 B2 JP 3306879B2 JP 19118691 A JP19118691 A JP 19118691A JP 19118691 A JP19118691 A JP 19118691A JP 3306879 B2 JP3306879 B2 JP 3306879B2
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の開口部を開閉す
るシャッターの開閉方法およびその構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】建物の窓面にシャッターを設ける場合、
従来では、窓のサッシ枠の外方に、このサッシ枠に隣接
させて外枠,ガイドレールで構成されるレール部材を取
り付け、このレール部材間をシャッター部材が昇降し、
開閉するようになっている。すなわち、図4および、図
5に示すように建物の窓部31に予め設けられているサ
ッシ枠32の左右両枠32a,32bの屋外側の外方縁
に外枠33を増設し、この外枠33に断面略コ字状に形
成された一対のガイドレール34を開口側を互いに向か
い合わせて設け、これらガイドレール34内に、シャッ
ター部材35の両端を嵌入し、その状態でこの両端がガ
イドレール34に案内されてシャッター部材35が昇降
自在となるよう取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のシャッターの取り付け方法では、既設のサ
ッシ枠にさらにレール部材を構成する外枠およびガイド
レールを設けるため、この窓部の外観が枠を大きく見せ
てしまい、特に、シャッターが全開した状態ではガイド
レールが突出してるように見え、このガイドレールおよ
びサッシ枠が目立つために窓部としての意匠性が悪いと
いう欠点がある。
【0004】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、建物の窓部に設けられるシャッターのレール部材
を含むこの窓部の形状の外観が意匠性を向上させること
のできるシャッターの開閉方法およびその構造を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】次に、上記の目的を達成
するための手段を、実施例に対応する図1及び図2を参
照して説明する。この発明のシャッターの開閉方法は、
建物の開口部1に設けられるサッシ枠2の対向する左右
縦枠2a,2bに一体に形成されるとともに、前記建物
の屋外側へ延出し且つ前記開口部1の外方に向けて略L
字形状に形成した一対のガイドフィン6に、これらをそ
れぞれ挿入挟持する略コ字状の摺動部9が両端の背面に
設けられたスラットパネル8を複数配設し、前記各スラ
ットパネル8を連結することで構成されるシャッター部
材7を前記ガイドフィン6に沿って上下方向に摺動さ
せ、前記建物開口部1を開閉させることを特徴としてい
る。また、この発明のシャッターの開閉構造は、建物の
開口部1に設けられるサッシ枠2の対向する左右縦枠2
a,2bに一体に形成されるとともに、前記建物の屋外
側へ延出し且つ前記開口部1の外方に向けて略L字形状
に形成された一対のガイドフィン6と、前記各ガイドフ
ィン6をそれぞれ挿入挟持するとともに、該ガイドフィ
ン6に沿って上下方向に摺動する略コ字状の摺動部9が
両端の背面に設けられ、前記建物の開口部1を開閉する
シャッター部材7と、を具備したことを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】建物開口部1に設けられるサッシ枠2に形成さ
れた一対のガイドフィン6を、複数のスラットパネル8
の両端に設けられた摺動部9がそれぞれ挟持する。各ス
ラットパネル8が連結されることで構成されるシャッタ
ー部材7は、このガイドフィン6に沿って案内され、摺
動移動し、前記建物の開口部1を開閉する。
【0007】
【実施例】まず、本発明のシャッターの開閉構造の一実
施例を図に基づいて説明する。このシャッターの開閉構
造が取り付けられる建物の開口部1、例えば窓には、ガ
ラス戸等の開閉をガイドするサッシ枠2が建物開口部1
の内周縁部に固定されている。
【0008】サッシ枠2の左右枠2a,2bは、図1に
示すように、建物の外壁3とこの建物開口1の左右縁を
形成する縦柱4とのあいだに挿入される固定片5を中途
部に有した略Z字形状に形成され、この建物開口1の左
右縁の縦柱4に固設されるとともに、この開口1の左右
の縁端部1aを覆うように固定されるようになってい
る。この左右枠2a,2bの外壁3側、すなわち屋外側
の一端は、開口部1の外壁3面より屋外側へ延出して形
成され、その先端は互いに外方に向いて、それぞれ略L
字形状に形成され、ガイドフィン6となっている。
【0009】次に、シャッター部材7を構成するスラッ
トパネル8は、帯状の薄板形状で両端に摺動部9が設け
られている。この摺動部9は、略コ字状に形成されてい
るとともに、スラットパネル8の両端を構成するスラッ
ト縦枠10に略一体に形成され、このスラット縦枠10
の裏面にスラットパネル8本体の背面8aより突出して
設けられている。各摺動部9は、その開口が互いに向き
合うようにスラットパネル8両端に設けられており、各
摺動部9の開口近傍の内側面には縦方向に摺接面が形成
されている。
【0010】また、スラットパネル8は、図2に示すよ
うに複数枚で構成され、各々が図示しない連結手段で連
結されシャッター部材7を構成するようになっている。
【0011】そして、このスラットパネル8で構成され
たシャッター部材7は、前述した建物開口1に固定され
た左右縦枠2a,2bのガイドフィン6に取り付けられ
るようになっている。取り付け状態は、各スラットパネ
ル8の両端の摺動部9が前記一対のガイドフィン6をそ
れぞれ挟持するように取り付けられ、このガイドフィン
6に沿って摺動自在に設けられるようになっている。す
なわち、このガイドフィン6によってシャッター部材7
は上下方向に案内され昇降自在となり、これにより、建
物開口1を開閉できるようになる。
【0012】なお、建物の開口部1の上縁には、図2に
示すようにシャッターボックス11が建物の外壁3に対
して屋外側へ突出して水平に設けられるとともに、その
内部に図示しない駆動部に連動連結された巻取部12が
設けられている。そして、この巻取部12に前述したシ
ャッター部材7の上端が連結され、このシャッター部材
7を巻取り、または巻戻すことで、シャッターの開閉を
行うようになっている。
【0013】従ってこのように構成されたシャッターの
開閉構造では、従来のシャッターの構造に比べ、シャッ
ター部材7の昇降時に必要とされるガイドレールをサッ
シ枠と別体に構成させてないので、シャッターを開放ま
たは全開させた際に建物の開口部1、すなわち窓部には
サッシ枠2のみが現れることになり、外観の見栄え良
く、すなわち、意匠性が向上する。
【0014】本実施例では、スラットパネル8の両端の
摺動部9に接触面を形成させた例について述べたが、図
3に示すように、摺動部9の内面にガイドローラ20を
設けて構成させたものでもよい。この場合、スラットパ
ネル8の昇降移動がスムーズに行われる。
【0015】また、本実施例ではスラットパネル8が一
枚板状に形成された例について述べたが、このスラット
パネル8にルーバー機構を形成し、ブラインド状に構成
してもよい。この場合、従来のように、左右のガイドレ
ールの嵌入寸法を考慮することが不必要になり、また、
従来のシャッターよりルーバーの幅を大きく取ることが
可能となる。さらにこのルーバー機構を作動させる機構
が、従来のようにガイドレール内に各スラットパネルを
同時に作動させるように内蔵することがないため、開閉
途中でルーバーを作動させたり、一部のみ作動させるこ
とが可能となっている。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるシャッ
ターの開閉方法およびその構造では、従来のシャッター
の構造に比べ、シャッター部材の昇降時に必要とされる
ガイドレールをサッシ枠と別体に構成させてなく、サッ
シ枠に開口部の外方に向けて略L字形状に形成させたガ
イドフィンに沿ってシャッター部材両側の略コ字状の摺
動部が昇降移動するので、シャッターを開放または全開
させた際に建物の開口部、すなわち窓部にはサッシ枠の
みが現れることになり、外観の見栄え良く、すなわち、
意匠性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシャッターの開閉構造の一実施例
を示す平断面図
【図2】同実施例によるシャッターの開閉構造の側断面
【図3】他の実施例による摺動部の平断面図
【図4】従来のシャッターの開閉構造の平断面図
【図5】同側断面図
【符号の説明】
1…建物開口部 2a,2b…両
枠(左右枠) 2…サッシ枠 6…ガイドフィ
ン 7…シャッター部材 8…スラットパ
ネル 9…摺動部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の開口部に設けられるサッシ枠の対
    向する左右縦枠に一体に形成されるとともに、前記建物
    の屋外側へ延出し且つ前記開口部の外方に向けて略L字
    形状に形成した一対のガイドフィンに、これらをそれぞ
    れ挿入挟持する略コ字状の摺動部が両端の背面に設けら
    れたスラットパネルを複数配設し、前記各スラットパネ
    ルを連結することで構成されるシャッター部材を前記ガ
    イドフィンに沿って上下方向に摺動させ、前記建物開口
    部を開閉させることを特徴とするシャッターの開閉方
    法。
  2. 【請求項2】建物の開口部に設けられるサッシ枠の対向
    する左右縦枠に一体に形成されるとともに、前記建物の
    屋外側へ延出し且つ前記開口部の外方に向けて略L字形
    状に形成された一対のガイドフィンと、 前記各ガイドフィンをそれぞれ挿入挟持するとともに、
    該ガイドフィンに沿って上下方向に摺動する略コ字状の
    摺動部が両端の背面に設けられ、前記建物の開口部を開
    閉するシャッター部材と、 を具備したことを特徴とするシャッターの開閉構造。
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