JP3306329B2 - 噴霧ノズル - Google Patents
噴霧ノズルInfo
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- JP3306329B2 JP3306329B2 JP02651797A JP2651797A JP3306329B2 JP 3306329 B2 JP3306329 B2 JP 3306329B2 JP 02651797 A JP02651797 A JP 02651797A JP 2651797 A JP2651797 A JP 2651797A JP 3306329 B2 JP3306329 B2 JP 3306329B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ごみ、産業廃
棄物、下水汚泥などの焼却炉から発生する排ガス中に含
まれる塩化水素（ＨＣｌ）分、硫黄酸化物（ＳＯX ）分
を中和して除去するための排ガス処理設備に用いられる
アルカリ中和薬剤、例えば消石灰の供給装置の噴霧ノズ
ルに関する。
棄物、下水汚泥などの焼却炉から発生する排ガス中に含
まれる塩化水素（ＨＣｌ）分、硫黄酸化物（ＳＯX ）分
を中和して除去するための排ガス処理設備に用いられる
アルカリ中和薬剤、例えば消石灰の供給装置の噴霧ノズ
ルに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、排ガス中に消石灰のようなアルカ
リ中和薬剤を供給するには、図３に示す全乾式および図
４に示す半乾式の方法が用いられている。図３の全乾式
フローでは、焼却炉１１から発生する排ガスを熱交換器
１２で熱回収した後、サイクロン１３でダストを除去し
てからさらに乾式ＥＰ１５にて微細な煤塵を除去し、煙
突１６から放出するように、乾燥状態で処理されるもの
であるが、消石灰粉タンク１４から消石灰粉を乾式ＥＰ
１５の直前のダクトに吹き込むことにより、排ガス中の
酸性ガス成分である塩化水素分、硫黄酸化物分を中和
し、その反応生成物は乾式ＥＰ１５において、微細な煤
塵とともに分離、除去される。この全乾式の中和除去装
置は、設備コストが少なくて済む反面、酸性ガス成分と
の反応性が大きくないので、酸性ガスの除去率が低いと
いう問題があった。
リ中和薬剤を供給するには、図３に示す全乾式および図
４に示す半乾式の方法が用いられている。図３の全乾式
フローでは、焼却炉１１から発生する排ガスを熱交換器
１２で熱回収した後、サイクロン１３でダストを除去し
てからさらに乾式ＥＰ１５にて微細な煤塵を除去し、煙
突１６から放出するように、乾燥状態で処理されるもの
であるが、消石灰粉タンク１４から消石灰粉を乾式ＥＰ
１５の直前のダクトに吹き込むことにより、排ガス中の
酸性ガス成分である塩化水素分、硫黄酸化物分を中和
し、その反応生成物は乾式ＥＰ１５において、微細な煤
塵とともに分離、除去される。この全乾式の中和除去装
置は、設備コストが少なくて済む反面、酸性ガス成分と
の反応性が大きくないので、酸性ガスの除去率が低いと
いう問題があった。
【０００３】また、図４の半乾式フローでは、前述のサ
イクロン１３を経た排ガスは反応塔１７に導き、あらか
じめ準備した消石灰と水との混合スラリを塔内に噴霧し
て、これと接触させることにより、含有する塩化水素
分、硫黄酸化物分を中和し、その反応生成物は底部から
取り出され、さらに浮遊生成物はバグフィルタ１８にお
いて、微細な煤塵とともに分離、除去される。この半乾
式の中和除去装置では、酸性ガス成分との反応性が大き
く高い除去率を維持できるという利点があるものの、ス
ラリ中の消石灰が不溶性の固形物、例えば炭酸カルシウ
ムに変質し易く、これらがスラリ配管、噴霧装置および
ノズルに沈着、堆積して閉塞を起こしやすく、メンテナ
ンスに手間がかかるという問題があった。
イクロン１３を経た排ガスは反応塔１７に導き、あらか
じめ準備した消石灰と水との混合スラリを塔内に噴霧し
て、これと接触させることにより、含有する塩化水素
分、硫黄酸化物分を中和し、その反応生成物は底部から
取り出され、さらに浮遊生成物はバグフィルタ１８にお
いて、微細な煤塵とともに分離、除去される。この半乾
式の中和除去装置では、酸性ガス成分との反応性が大き
く高い除去率を維持できるという利点があるものの、ス
ラリ中の消石灰が不溶性の固形物、例えば炭酸カルシウ
ムに変質し易く、これらがスラリ配管、噴霧装置および
ノズルに沈着、堆積して閉塞を起こしやすく、メンテナ
ンスに手間がかかるという問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の中和
除去装置の問題点を解決するためになされたものであ
り、消石灰スラリなど中和薬剤による噴霧装置などの閉
塞を防止するとともに、メンテナンスを容易にできる構
造にした噴霧ノズルであって、さらに消石灰スラリを製
作するための混合設備を不要にした噴霧ノズルを提供す
る。
除去装置の問題点を解決するためになされたものであ
り、消石灰スラリなど中和薬剤による噴霧装置などの閉
塞を防止するとともに、メンテナンスを容易にできる構
造にした噴霧ノズルであって、さらに消石灰スラリを製
作するための混合設備を不要にした噴霧ノズルを提供す
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、焼却炉か
ら発生する排ガス中の塩化水素分、硫黄酸化物分を中和
して除去するため、排ガスダクトに取り付けられる噴霧
ノズルであって、水を噴霧するインナーノズルの先端の
周囲に乾燥中和薬剤を加圧空気により噴出するアウター
ノズルを配設し、前記水の噴霧粒子の噴霧速度より前記
中和薬剤の噴出粒子の噴出速度を大として、水の噴霧粒
子に前記中和薬剤の噴出粒子を衝突させるようにしたこ
とを特徴とする噴霧ノズルにより解決することができ
る。
ら発生する排ガス中の塩化水素分、硫黄酸化物分を中和
して除去するため、排ガスダクトに取り付けられる噴霧
ノズルであって、水を噴霧するインナーノズルの先端の
周囲に乾燥中和薬剤を加圧空気により噴出するアウター
ノズルを配設し、前記水の噴霧粒子の噴霧速度より前記
中和薬剤の噴出粒子の噴出速度を大として、水の噴霧粒
子に前記中和薬剤の噴出粒子を衝突させるようにしたこ
とを特徴とする噴霧ノズルにより解決することができ
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図１を参照しながら説明する。本発明の噴霧ノズルは、
水を噴霧するためのインナーノズル２と中和薬剤として
の消石灰粉末を噴出するためのアウターノズル３の組合
せからなり、その先端部分は排ガスダクト４内に臨ませ
て取り付けられている。そして、このインナーノズル２
は、中心流路２１とその外周に位置する外側流路２２を
形成する２重配管からなり、送水口２３から適宜圧力の
水が外側流路２２に送入され、外側流路２２の先端２４
において噴霧水となり、排ガスの流れるダクト４内に噴
霧されるが、余剰の水は中心流路２１を通って戻り水と
して排出口２５から戻される。このようなインナーノズ
ル２は、１流体噴霧ノズル、エアレスノズルといわれる
ノズルであり、戻り水量を制御することにより噴霧圧
力、噴霧パターンを調節、変化させられるものである。
図１を参照しながら説明する。本発明の噴霧ノズルは、
水を噴霧するためのインナーノズル２と中和薬剤として
の消石灰粉末を噴出するためのアウターノズル３の組合
せからなり、その先端部分は排ガスダクト４内に臨ませ
て取り付けられている。そして、このインナーノズル２
は、中心流路２１とその外周に位置する外側流路２２を
形成する２重配管からなり、送水口２３から適宜圧力の
水が外側流路２２に送入され、外側流路２２の先端２４
において噴霧水となり、排ガスの流れるダクト４内に噴
霧されるが、余剰の水は中心流路２１を通って戻り水と
して排出口２５から戻される。このようなインナーノズ
ル２は、１流体噴霧ノズル、エアレスノズルといわれる
ノズルであり、戻り水量を制御することにより噴霧圧
力、噴霧パターンを調節、変化させられるものである。
【０００７】本発明の特長とするところは、このインナ
ーノズル２の噴霧用先端の周囲に消石灰粉末のような乾
燥中和薬剤を加圧空気により噴出するアウターノズル３
を配設した点にあり、アウターノズル３は、前記インナ
ーノズル２の外側管を取り巻くようにアウター流路３１
が形成され、基端部には中和薬剤を送入する送入口３２
が設けられ、先端部は前記インナーノズル２の先端部と
同様にダクト４内に臨ませて配置してある。このような
アウターノズル３において、消石灰粉末を圧送エアによ
って送入口３２から送入し、先端部から噴出させること
により、先に説明したインナーノズル２が発生させた噴
霧水にその消石灰粉末を衝突させ、水滴と消石灰粉末を
一体化させて、スラリ化させることができる。そして、
消石灰を含有する噴霧水滴はダクト４内に広く拡散する
ので、酸性ガスとの反応が効率よく行われるのである。
ーノズル２の噴霧用先端の周囲に消石灰粉末のような乾
燥中和薬剤を加圧空気により噴出するアウターノズル３
を配設した点にあり、アウターノズル３は、前記インナ
ーノズル２の外側管を取り巻くようにアウター流路３１
が形成され、基端部には中和薬剤を送入する送入口３２
が設けられ、先端部は前記インナーノズル２の先端部と
同様にダクト４内に臨ませて配置してある。このような
アウターノズル３において、消石灰粉末を圧送エアによ
って送入口３２から送入し、先端部から噴出させること
により、先に説明したインナーノズル２が発生させた噴
霧水にその消石灰粉末を衝突させ、水滴と消石灰粉末を
一体化させて、スラリ化させることができる。そして、
消石灰を含有する噴霧水滴はダクト４内に広く拡散する
ので、酸性ガスとの反応が効率よく行われるのである。
【０００８】この場合、前記インナーノズル２が発生さ
せた噴霧水滴の噴霧速度より、前記アウターノズル３に
よる中和薬剤の噴出粒子の噴出速度を大として、噴霧水
滴に前記中和薬剤の噴出粒子を衝突させるよう調節す
る。噴霧水滴の大きさは、通常、８０〜１００μｍ径程
度であるが、一般に入手できる特号消石灰粉末は、５０
μｍアンダであるので、小径の消石灰粉末の噴出速度を
大きく設定した方が、双方の粒子の衝突する確率が増加
することが認められた。このように、双方の粒子の速度
を制御することは、消石灰を均質に含有する噴霧水滴を
得るために特に好ましい。
せた噴霧水滴の噴霧速度より、前記アウターノズル３に
よる中和薬剤の噴出粒子の噴出速度を大として、噴霧水
滴に前記中和薬剤の噴出粒子を衝突させるよう調節す
る。噴霧水滴の大きさは、通常、８０〜１００μｍ径程
度であるが、一般に入手できる特号消石灰粉末は、５０
μｍアンダであるので、小径の消石灰粉末の噴出速度を
大きく設定した方が、双方の粒子の衝突する確率が増加
することが認められた。このように、双方の粒子の速度
を制御することは、消石灰を均質に含有する噴霧水滴を
得るために特に好ましい。
【０００９】ここに、先に図３に示した全乾式の中和除
去装置において、消石灰粉タンク１４から消石灰粉を乾
式ＥＰ１５の直前のダクトに吹き込む事例と、この消石
灰粉タンク１４からの吹き込みに替えて、前記実施形態
の噴霧ノズルにより消石灰を含有する噴霧水を吹き込ん
だ場合とを比較した。この場合、排ガス流量：６０００
Ｎｍ3 ／ｈ、ガス温度：３００℃、ガス速度：２０ｍ／
ｓ、サイクロン出口での酸性ガス濃度、ＳＯx ：９０ｐ
ｐｍ、ＨＣｌ：４５０ｐｐｍであった。
去装置において、消石灰粉タンク１４から消石灰粉を乾
式ＥＰ１５の直前のダクトに吹き込む事例と、この消石
灰粉タンク１４からの吹き込みに替えて、前記実施形態
の噴霧ノズルにより消石灰を含有する噴霧水を吹き込ん
だ場合とを比較した。この場合、排ガス流量：６０００
Ｎｍ3 ／ｈ、ガス温度：３００℃、ガス速度：２０ｍ／
ｓ、サイクロン出口での酸性ガス濃度、ＳＯx ：９０ｐ
ｐｍ、ＨＣｌ：４５０ｐｐｍであった。
【００１０】この条件下でそれぞれ中和除去操作を行
い、乾式ＥＰ出口において残留する酸性ガスの濃度を測
定した結果、消石灰粉を吹き込む全乾式の場合は、ＳＯ
x ：６３ｐｐｍ（除去率３０％）、ＨＣｌ：２２５ｐｐ
ｍ（除去率５０％）であるのに対して、この実施形態の
噴霧ノズルの場合は、ＳＯx ：４５ｐｐｍ（除去率５０
％）、ＨＣｌ：９０ｐｐｍ（除去率８０％）のように、
全乾式の中和除去装置において優れた除去率で適用する
ことができる。そして、この実施形態の噴霧ノズルの場
合は、ノズル本体は勿論のこと、関連する配管類に消石
灰などから生じる固形物の堆積は見られず閉塞現象は全
く生じなかった。なお、この説明では本発明の噴霧ノズ
ルを図３の全乾式の中和除去装置に適用した例を示した
が、図４に示す半乾式の中和除去装置の中和反応塔１７
においても好ましく適用できるものである。
い、乾式ＥＰ出口において残留する酸性ガスの濃度を測
定した結果、消石灰粉を吹き込む全乾式の場合は、ＳＯ
x ：６３ｐｐｍ（除去率３０％）、ＨＣｌ：２２５ｐｐ
ｍ（除去率５０％）であるのに対して、この実施形態の
噴霧ノズルの場合は、ＳＯx ：４５ｐｐｍ（除去率５０
％）、ＨＣｌ：９０ｐｐｍ（除去率８０％）のように、
全乾式の中和除去装置において優れた除去率で適用する
ことができる。そして、この実施形態の噴霧ノズルの場
合は、ノズル本体は勿論のこと、関連する配管類に消石
灰などから生じる固形物の堆積は見られず閉塞現象は全
く生じなかった。なお、この説明では本発明の噴霧ノズ
ルを図３の全乾式の中和除去装置に適用した例を示した
が、図４に示す半乾式の中和除去装置の中和反応塔１７
においても好ましく適用できるものである。
【００１１】また、本発明のノズルを構成するインナー
ノズル２の他の形態として、図２（Ａ）、（Ｂ）を例示
する。図２（Ａ）のものは、噴霧用水が中心流路２１に
供給され、排水が外側流路２２を通じて行われるよう
に、先に説明した図１のインナーノズルの場合に比べ逆
方向から行われるタイプであり、また図２（Ｂ）のもの
は、噴霧用水が中心流路２１に供給され、かつ噴霧用エ
アが外側流路２２を通じて供給され、先端部で噴霧作用
が行われるタイプであり、いずれのタイプのノズルも本
発明には十分適用可能なのである。
ノズル２の他の形態として、図２（Ａ）、（Ｂ）を例示
する。図２（Ａ）のものは、噴霧用水が中心流路２１に
供給され、排水が外側流路２２を通じて行われるよう
に、先に説明した図１のインナーノズルの場合に比べ逆
方向から行われるタイプであり、また図２（Ｂ）のもの
は、噴霧用水が中心流路２１に供給され、かつ噴霧用エ
アが外側流路２２を通じて供給され、先端部で噴霧作用
が行われるタイプであり、いずれのタイプのノズルも本
発明には十分適用可能なのである。
【００１２】
【発明の効果】本発明の噴霧ノズルは、以上に説明した
ように構成されているので、関連配管およびノズル本体
内に消石灰のスラリーを少なくとも滞留させることがな
いので、スラリ中の消石灰に起因する固形物が配管類、
噴霧装置およびノズルに沈着、堆積することがなく、当
然に閉塞現象は生じない。従ってメンテナンスに手間が
かからないという効果がある。また、消石灰スラリを製
作するための混合設備などは不要となり、半乾式のほか
全乾式の中和除去装置にも適用できるという優れた効果
がある。よって本発明は従来の問題点を解消した噴霧ノ
ズルとして、その工業的価値は極めて大なるものがあ
る。
ように構成されているので、関連配管およびノズル本体
内に消石灰のスラリーを少なくとも滞留させることがな
いので、スラリ中の消石灰に起因する固形物が配管類、
噴霧装置およびノズルに沈着、堆積することがなく、当
然に閉塞現象は生じない。従ってメンテナンスに手間が
かからないという効果がある。また、消石灰スラリを製
作するための混合設備などは不要となり、半乾式のほか
全乾式の中和除去装置にも適用できるという優れた効果
がある。よって本発明は従来の問題点を解消した噴霧ノ
ズルとして、その工業的価値は極めて大なるものがあ
る。
【図１】本発明の噴霧ノズルの使用状態を説明するため
の断面略図。
の断面略図。
【図２】本発明の噴霧ノズルのインナーノズルの他の例
を示す断面略図。
を示す断面略図。
【図３】全乾式中和除去装置の要部を示すフロー図。
【図４】半乾式中和除去装置の要部を示すフロー図。
２ インナーノズル、２１ 中心流路、２２ 外側流
路、２３ 送入口、２４先端、３ アウターノズル、３
１ アウター流路、３２送入口、４ ダクト。
路、２３ 送入口、２４先端、３ アウターノズル、３
１ アウター流路、３２送入口、４ ダクト。
Claims (1)
- 【請求項１】焼却炉から発生する排ガス中の塩化水素
分、硫黄酸化物分を中和して除去するため、排ガスダク
トに取り付けられる噴霧ノズルであって、水を噴霧する
インナーノズルの先端の周囲に乾燥中和薬剤を加圧空気
により噴出するアウターノズルを配設し、前記水の噴霧
粒子の噴霧速度より前記中和薬剤の噴出粒子の噴出速度
を大として、水の噴霧粒子に前記中和薬剤の噴出粒子を
衝突させるようにしたことを特徴とする噴霧ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02651797A JP3306329B2 (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 噴霧ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02651797A JP3306329B2 (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 噴霧ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10216572A JPH10216572A (ja) | 1998-08-18 |
| JP3306329B2 true JP3306329B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=12195680
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02651797A Expired - Fee Related JP3306329B2 (ja) | 1997-02-10 | 1997-02-10 | 噴霧ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3306329B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2924032A1 (fr) * | 2007-11-27 | 2009-05-29 | Yngve Jakobsen | Dispositif pour reduire principalement le dioxyde de carbone produit par tous moteurs a combustion interne et par l'activite de l'industrie |
| KR200459286Y1 (ko) * | 2010-02-23 | 2012-03-22 | 정해경 | 소각로 유해 가스 제거 장치 |
| KR101644899B1 (ko) * | 2013-06-25 | 2016-08-02 | 에스.에이. 로이스트 레셰르셰 엣 디벨로프먼트, 엔 아브레제 엘.알.디., 소시에테 아노님 | 분말 화합물 및 수성 상을 주입함으로써 가스를 처리하기 위한 방법 및 장치 |
| BE1021596B9 (fr) * | 2013-06-25 | 2018-06-18 | Lhoist Rech Et Developpement Sa | Procede et dispositif de traitement de gaz par injection de compose pulverulent. |
| CN104607033B (zh) * | 2014-05-16 | 2017-02-15 | 北京楚天瑞平环保科技有限责任公司 | 雾化器及脱硫塔 |
| CN112023677B (zh) * | 2020-09-07 | 2022-12-27 | 浙江兰电环保集团有限公司 | 涡轮增压式负压吸水脱硫脱硝设备 |
-
1997
- 1997-02-10 JP JP02651797A patent/JP3306329B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10216572A (ja) | 1998-08-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020423 |
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