JP3305731B2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP3305731B2
JP3305731B2 JP10002491A JP10002491A JP3305731B2 JP 3305731 B2 JP3305731 B2 JP 3305731B2 JP 10002491 A JP10002491 A JP 10002491A JP 10002491 A JP10002491 A JP 10002491A JP 3305731 B2 JP3305731 B2 JP 3305731B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電源回路に係り、特に電
気粘性流体を用いた振動減衰装置及び動力伝達装置等の
電極部のような容量性負荷に接続され、この容量性負荷
に電圧を印加すると共に印加されている電圧を遮断した
り、印加されている電圧を連続的または段階的に変化さ
せるために使用される電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電極間に電気粘性流体を介在
させ、この電気粘性流体に電圧を印加して電気粘性流体
の粘性を利用する振動減衰装置や動力伝達装置等の電気
粘性流体応用装置が知られている。この装置の電源回路
としては、トランスと、トランスの2次巻線に接続され
かつコンデンサ及びダイオードを備えた整流回路とから
なる電源回路が使用されている。電気粘性流体自体の応
答性(電圧を印加してから分子の配向が完了し、粘度が
一定になるまでの時間)は数msec以下と言われており、
この特性を最大限利用するためには電源回路の応答性を
数msec以下、好ましくは500μsec 以下程度の高速応
答性にする必要がある。
【0003】また、この電気粘性流体応用装置を車両に
搭載する場合には、車載バッテリーの電圧(12V)か
ら数K〜十数KV程度に昇圧する必要があるため、高昇
圧比の電源回路が必要になる。昇圧比を向上するための
従来技術には、トランスの巻数比(2次巻線数/1次巻
線数)を大きくすると共に、整流回路の倍圧度を上昇さ
せる技術がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術ではトランス及び整流回路を構成する部品の高
耐圧化が必要になると共に、整流回路の高倍圧化が必要
になるため、高コスト化、低応答速度化を招くと共に、
効率が低下するという問題が発生する。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、耐圧が低く応答速度が速い、すなわち低損
失の部品を使用することを可能とすることにより、同一
昇圧比に対しては、電源の応答性を高速にし、効率をア
ップし、低コスト化を実現でき、また同一コストに対し
ては電源の応答性を高速にし効率をアップし昇圧比を上
昇することができる電源回路を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、車両に搭載される電気粘性流体
応用装置の単一の容量性負荷に接続される電源回路であ
って、1次巻線と相互接続されていないn個の2次巻線
とを備えたトランスと、トランスの2次巻線の各々に接
続されると共に前記容量性負荷に印加された電圧を遮断
したときに放電に寄与する1個のコンデンサを各々含み
且つ該コンデンサがn個直列接続されるように接続され
たn個の3倍圧整流回路と、を備え、接続されたn個の
3倍圧整流回路の出力端に前記容量性負荷が接続され
前記放電に寄与するn個のコンデンサと前記容量性負荷
とから成る回路の放電時定数が下記式(1)を満たすよ
うに、該n個のコンデンサの静電容量を定めたことを特
徴とする。
【0007】
【数3】
【0008】ただし、C1、C2、C3、・・・、Cnは放
電に寄与するn個のコンデンサ各々の静電容量、C2は
容量性負荷の容量成分の静電容量、Rは抵抗成分の抵抗
値を表している。また、Kは500μsec以下の定数
である。
【0009】請求項2の発明は、車両に搭載される電気
粘性流体応用装置の単一の容量性負荷に接続される電源
回路であって、1次巻線と相互接続されていないn個の
2次巻線とを備えたトランスと、トランスの2次巻線の
各々に接続されると共に前記容量性負荷に印加された電
圧を遮断したときに放電に寄与する直列接続された2個
のコンデンサからなる直列回路を各々含み、且つ該直列
回路がn個直列接続されるように接続されたn個の2倍
圧整流回路と、を備え、接続されたn個の2倍圧整流回
路の出力端に前記容量性負荷が接続され前記放電に寄
与するn個の直列回路と前記容量性負荷とから成る回路
放電時定数が下記式(2)を満たすように、該n個の
直列回路を構成するコンデンサの静電容量を定めたこと
を特徴とする。
【0010】
【数4】
【0011】ただし、C1、C1´、C2、C2´、C3
3´、・・・、Cn、Cn´は放電に寄与するn個の直
列回路を構成するコンデンサ各々の静電容量、C2は容
量性負荷の容量成分の静電容量、Rは抵抗成分の抵抗値
を表している。また、Kは500μsec以下の定数で
ある。
【0012】
【作用】本発明のトランスは、相互接続されていない複
数の2次巻線を備えている。従って、1次巻線に交流ま
たは脈動電圧が印加されると、2次巻線の各々に誘導電
圧が発生する。2次巻線の各々には、整流回路が接続さ
れているため、2次巻線に誘導された電圧は整流回路に
よって直流に変換される。また、整流回路は、相互に直
列接続されているため、この直列回路の両端には、整流
回路の各々から出力された直流電圧を積算した電圧が発
生する。すなわち2次巻線(整流回路)の個数に応じた
大きさの電圧が発生する。従って、1次巻線と1つの2
次巻線との巻数比を小さくし、整流回路の倍圧を小さく
しても、直列回路の両端からは、2次巻線の数、すなわ
ち整流回路の数に比例した電圧が発生されることにな
り、トランスの巻数比及び整流回路の倍圧比を小さくし
て昇圧比を上昇させることができる。これによって、整
流回路を構成するダイオード、コンデンサ等の部品を耐
圧の低い部品、すなわち応答速度の速い部品、低損失の
部品で構成することができるため、車両に搭載される電
気粘性流体応用装置の単一の容量性負荷に接続される電
源回路においても、電源の応答性を改善し、効率アップ
し、低コスト化を図ることができる。そして、整流回路
を3倍圧整流回路とした場合には、容量性負荷に印加さ
れた電圧を遮断したときに放電に寄与するn個のコンデ
ンサと容量性負荷とから成る回路の放電時定数が500
μsec以下となるように、整流回路の放電に寄与する
n個のコンデンサの容量を定め、整流回路を2倍圧整流
回路とした場合には、容量性負荷に印加された電圧を遮
断したときに放電に寄与するn個の直列回路と容量性負
荷とから成る回路の放電時定数が500μsec以下と
なるように、該n個の直列回路を構成するコンデンサの
静電容量を定めたので、放電応答性を高速にすることが
でき、車両に搭載される電気粘性流体応用装置の単一の
容量性負荷に接続される電源回路において、応答性が数
msec以下と言われる電気粘性流体自体の特性を最大
限利用することができる。
【0013】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本実施例を示すものであり、本実施例
の昇圧トランス10は1つの1次巻線12と相互に接続
されていないn個の2次巻線141、142、143、・
・・、14nとを備えている。昇圧トランス10の1次
巻線12にはインバータ等で構成された交流変換器16
が接続されている。この交流変換器16には直流電源1
8が接続されている。昇圧トランス10の2次巻線14
1、142、143、・・・、14nの各々には、整流回路
201、202、203、・・・、20nがそれぞれ接続さ
れている。整流回路201の一方の出力端は容量性負荷
22に接続され、他方の出力端は整流回路202の一方
の出力端に接続されている。整流回路202の他方の出
力端は整流回路203の一方の入力端に接続され、整流
回路203の他方の出力端は整流回路204の一方の出力
端に接続され、以下同様に接続されて整流回路201
202、203、・・・、20nは相互に直列に接続され
ている。そして、整流回路20nの他方の出力端は容量
性負荷22に接続され、整流回路201の一方の出力端
と、整流回路20nの他方の出力端との間に電圧検出器
24が接続されている。この容量性負荷22は、容量成
分42と抵抗成分44とを備えている。電圧検出器24
の出力端は出力電圧設定値が設定される比較器26に接
続されている。そして、比較器26の出力端はパルス幅
変調などによって電圧を制御する電圧制御回路28を介
して交流変換器16に接続されている。
【0014】整流回路201は、図2に示すように、3
倍圧整流回路で構成されている。この3倍圧整流回路
は、ダイオード301、321、341及びコンデンサ3
1、381、401によって構成されている。なお、整
流回路202、203、・・・、20nも同一の構成であ
るので同一部分に対応する符号を付して説明を省略す
る。
【0015】本実施例によれば、1次巻線12に交流変
換器16から交流を印加すると、2次巻線141、1
2、143、・・・、14nの各々に電圧が誘導され、
整流回路201、202、203、・・・、20nの各々に
よって整流され容量性負荷22に印加される。また、整
流回路201、202、203、・・・20nから成る直列
回路から出力された電圧は、電圧検出器24、比較器2
6、電圧制御回路28によって出力電圧設定値になるよ
うにフィードバック制御される。
【0016】本実施例では、相互に接続されていないn
個の2次巻線を使用して各2次巻線に整流回路を接続
し、整流回路を相互に直列に接続している。従って、こ
の直列回路の両端に発生する電圧は、各整流回路から出
力された電圧を積算した値になる。各整流回路出力が同
電圧であるとすると、従来と同じ昇圧比を得るために
は、1つの2次巻線の巻線比を1/nとすればよい。ま
た整流回路の倍圧比も使用する整流回路の個数に応じて
低下させることができる。従って、整流回路を構成する
ダイオード、コンデンサを耐圧の低いもので構成するこ
とができ、これによって応答性を向上し、効率をアップ
し、低コスト化、小型化を実現することができる。
【0017】容量性負荷22に印加されている電圧が遮
断されると、コンデンサ401、402、403、・・
・、40n、容量成分42に充電されていた電荷が抵抗
成分44を介して放電されることになる。本実施例では
この放電応答性を高速にするためにコンデンサ401
402、403、・・・、40nの静電容量C1、C2
3、・・・、Cnは次の式(1)を満足するように定め
られている。
【0018】
【数5】 なお、静電容量を全て等しい値Ccにしたときには次の
ようになる。
【0019】
【数6】 ただし、C2は容量性負荷22の容量成分42の静電性
容量、Rは抵抗成分44の抵抗値であり、(C1+C
2)Rは放電時定数を表している。このKは数msec
以下、好ましくは500μsec以下であり、C2は1
50PF、Rは2MΩ程度である。以上説明したように
本実施例によれば放電時定数が所定値以下となるように
整流回路の放電に寄与するコンデンサの静電容量を定め
たので、放電応答性を高速にすることができる。
【0020】図3に整流回路201、202、203、・
・・、20nの他の例を示す。これらの整流回路は、2
倍圧整流回路で構成されている。この2倍圧整流回路
は、ダイオード461、481及びコンデンサ501、5
1によって構成されている。なお、整流回路202、2
3、・・・、20nも同一構成であるため同一部分に対
応する符号を付して説明を省略する。
【0021】また、2倍圧整流回路を使用したときには
コンデンサ501、521、502、522、・・・、50
n、52nの静電容量C1、C1´、C2、C2´、C3、C3
´、・・・、Cn、Cn´は次の式(2)を満足するよう
に定めればよい。
【0022】
【数7】 なお、静電容量を全て等しい値C0にしたときには次の
ようになる。
【0023】
【数8】 本実施例は、耐圧の低い部品を使用して昇圧比を高くす
ることができるため、12Vから数K〜十数KV程度に
昇圧する車載型の電気粘性流体応用装置に適している。
【0024】なお、上記では直流を交流に変換してトラ
ンスの1次巻線に印加する例について説明したが、1次
巻線に直接交流を印加してもよくまた脈流電圧を印加す
るようにしてもよい。
【0025】次に上記容量性負荷の具体例を図4を参照
して説明する。この具体例は、振動減衰装置60と空気
ばね62とを組合せた車両用サスペンションに関するも
のである。振動減衰装置60は、筒状可撓膜体64、6
6を備えている。この筒状可撓膜体64、66の各一端
部には、ピストン68の端部が各々挿入されて液密にさ
れ、筒状可撓膜体64、66がピストン68によって連
結されている。筒状可撓膜体64、66の各他端部には
各々金属製の面板70、72によって液密にされ、これ
によって筒状可撓膜体64、66内に密閉室74が形成
されている。面板70、72は、面板70、72を貫通
する棒状の正電極80と正電極80との間に絞り通路8
2を形成する筒状の負電極78とによって構成されると
共に、ピストン60を貫通してガイド部材65によって
ガイドされる連結部材76によって連結されている。連
結部材76の面板72を貫通した部分は、弾性体から成
るストッパ88によって被覆されている。正電極80と
負荷極78との間、正電極80と面板70、72との間
は、それらの間に介在された、合成樹脂、セラミックス
等で形成された絶縁材料84によって絶縁されている。
また、負電極78の両端部近傍には孔86が各々穿設さ
れており、この孔86によって密閉室74と絞り通路8
2とが連通されている。そして、密閉室74及び絞り通
路82内には電気粘性流体が封入されている。
【0026】ピストン60の中間部外周には、フランジ
が形成され、このフランジに有底円筒状の内筒90が取
付けられている。内筒90の底面には車両の取付部位に
この装置を取付けるためのアイフック92が設けられて
いる。
【0027】面板70には、外筒94の一端が取付けら
れている。この外筒94の他端には可撓性スリーブ96
の一端が気密に取付けられ、また可撓性スリーブ96の
他端は円筒の外周に気密に取付けられている。従って、
外筒94の内部と内筒90の内部とによって空気室98
が構成されることになる。外筒94の内部と内筒90の
内部とはフランジに形成された貫通孔100によって連
通されている。そして、空気室98に空気を封入するこ
とによって空気ばねが構成される。
【0028】上記のように構成された車両用サスペンシ
ョンの振動減衰装置の電極は、上記で説明した電源回路
に接続される。このとき車載バッテリの電圧は12Vで
あるため、電源回路出力を10KV程度にする。
【0029】かかる振動減衰装置は、電極間に電場が存
在しないときには、振動減衰機能を発揮することがで
き、また、電極間に電場を発生させたときには、電気粘
性流体の粘性が、その電場の強さに応じて高まることか
ら、電場の強さを選択することによって、所期した通り
の大きさの振動減衰力を発揮することができる。
【0030】上記の振動減衰装置において、連結部材7
6は、それを密閉室74の外側に配設することも可能で
あるが、装置の小型化のためには、図に示すように、ピ
ストン60に貫通させて密閉室74の内側に配設するこ
とが好ましく、この場合には、ピストン60の上下の端
部分に取付けたそれぞれのガイド部材65によって、連
結部材76の、ピストン60に対する摺動運動をガイド
することが、その運動を円滑にさせ、また、連結部材7
のピストン3への接触を防止する上で好ましい。
【0031】なおここで、各ガイド部材65は、それと
連結部材76との間を液密にシールすることが不要であ
って、それら両者の緊密な嵌合を回避できることから、
小さな力による連結部材76の作動を可能にすることが
できる。
【0032】ところで、この例では、連結部材内の絞り
通路82を、所要の断面積をもたらすべく円筒形状とし
ているが、その形状は、各筒形状、適宜輪郭の柱状形状
その他に所要に応じて変更することができ、このように
して形成される絞り通路82を、連結部材76の各端部
分に設けた孔86によってそれぞれの可撓膜体64、6
6の内側に開口させることにより、それぞれの可撓膜体
1の内側に位置する電気粘性流体の、絞り通路82への
流通を担保する。
【0033】以上のように構成した振動減衰装置によれ
ば、絞り通路82の長さを長くできることに加え、その
通路断面積を所要に応じた小ささとしてもなお、部品相
互の接触のおそれを完全に取除くことができるので、装
置の振動減衰機能を、何の不都合もなしに、所期した通
りに向上させることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本実施例によれば、
車両に搭載される電気粘性流体応用装置の容量性負荷に
接続される電源回路において、相互に接続されていない
複数の2次巻線に各々整流回路を接続し、これらの整流
回路を直列接続したので、耐圧の低い部品を用いて昇圧
比を上昇させることができ、これによって低コストかつ
高効率でかつ高速応答性の電源回路を提供することがで
きる共に、放電時定数が所定範囲となるように整流回路
の放電に寄与するコンデンサの容量を定めたので、放電
応答性を高速にすることができ、応答性が数msec以
下と言われる電気粘性流体自体の特性を最大限利用する
ことができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図1の整流回路の回路図である。
【図3】図1の整流回路の回路図である。
【図4】上記実施例に使用される負荷の一例を示す断面
図である。
【符号の説明】
60 振動減衰装置 62 空気ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 1/00 - 1/16 H02M 7/06 H02M 7/10 F16F 9/53

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載される電気粘性流体応用装置の
    単一の容量性負荷に接続される電源回路であって、 1次巻線と相互接続されていないn個の2次巻線とを備
    えたトランスと、トランスの2次巻線の各々に接続され
    ると共に前記容量性負荷に印加された電圧を遮断したと
    きに放電に寄与する1個のコンデンサを各々含み且つ該
    コンデンサがn個直列接続されるように接続されたn個
    の3倍圧整流回路と、を備え、 接続されたn個の3倍圧整流回路の出力端に前記容量性
    負荷が接続され 前記放電に寄与するn個のコンデンサと前記容量性負荷
    とから成る回路の放電時定数が下記式(1)を満たすよ
    うに、該n個のコンデンサの静電容量を定めたことを特
    徴とする電源回路。 【数1】 ただし、C1、C2、C3、・・・、Cnは放電に寄与する
    n個のコンデンサ各々の静電容量、C2は容量性負荷の
    容量成分の静電容量、Rは抵抗成分の抵抗値を表し、K
    は500μsec以下の定数である。
  2. 【請求項2】車両に搭載される電気粘性流体応用装置の
    単一の容量性負荷に接続される電源回路であって、 1次巻線と相互接続されていないn個の2次巻線とを備
    えたトランスと、トランスの2次巻線の各々に接続され
    ると共に前記容量性負荷に印加された電圧を遮断したと
    きに放電に寄与する直列接続された2個のコンデンサか
    らなる直列回路を各々含み、且つ該直列回路がn個直列
    接続されるように接続されたn個の2倍圧整流回路と、
    を備え、 接続されたn個の2倍圧整流回路の出力端に前記容量性
    負荷が接続され 前記放電に寄与するn個の直列回路と前記容量性負荷と
    から成る回路の放電時定数が下記式(2)を満たすよう
    に、該n個の直列回路を構成するコンデンサの静電容量
    を定めたことを特徴とする電源回路。 【数2】 ただし、C1、C1´、C2、C2´、C3、C3´、・・
    ・、Cn、Cn´は放電に寄与するn個の直列回路を構成
    するコンデンサ各々の静電容量、C2は容量性負荷の容
    量成分の静電容量、Rは抵抗成分の抵抗値を表し、Kは
    500μsec以下の定数である。
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